JPH05225597A - 光情報記録再生装置 - Google Patents

光情報記録再生装置

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JPH05225597A
JPH05225597A JP4022891A JP2289192A JPH05225597A JP H05225597 A JPH05225597 A JP H05225597A JP 4022891 A JP4022891 A JP 4022891A JP 2289192 A JP2289192 A JP 2289192A JP H05225597 A JPH05225597 A JP H05225597A
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light
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JP4022891A
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Yasuhiko Ishikawa
康彦 石川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光情報記録再生装置のレーザダイオード(L
D)等の光源が不良になった場合でも、その光情報記録
媒体に記録されている情報の再生を可能にする。 【構成】 メインのLD1の他に予備の再生専用の小出
力LD2とビームスプリッタ7を設け、LD1の光出力
を制御するサーボ系を構成するモニタPD3,モニタ回
路25A,光量制御回路26により出力される駆動電流
指示信号を、異常検出回路33がその閾値と比較して、
LD1の発光異常を検出すると、CPU30はその出力
する第2光源選択信号をハイにする。LD切換回路29
は第2光源選択信号に応じて直ちにLD1の発光を停止
し、LD2を発光させる。LD2から出力する光束は、
ビームスプリッタ7によってLD1の光束と同じ光路上
に合成され、光情報記録媒体である光ディスク8の記録
面8a上にスポットを形成して記録されている情報を再
生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク装置等の
光情報記録再生装置に関り、特に予備の光源を備えた光
情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光情報記録再生装置、例えば光
記録媒体である光ディスク上にガスレーザ,半導体レー
ザ(レーザダイオード、以下「LD」という)等を光源
として、信号化した情報を記録及び再生あるいは記録さ
れた情報の消去を行なう光ディスク装置がある。なお、
情報の大量複製を目的として微細な凹凸(ピット)によ
りTV,AV情報等を記録して市販されている光ディス
ク(いわゆるレーザディスク,コンパクトディスク)を
再生する再生専用装置は含まないものとする。
【0003】このような光ディスクには、情報により変
調された光を微細なスポットに形成した時の熱により記
録面を不可逆的に変化させて記録し、記録面の反射率の
変化を検出して再生するライト・ワンス方式のものと、
変調された磁場内の記録面にスポットを照射してその時
の磁場の方向を記録し、記録面に直線偏光したスポット
を照射してその反射光の偏光方向の回転を検出して再生
する消去及び再記録可能な方式のものとがある。
【0004】使用する光ディスクの方式によって光ディ
スク装置は異なるが、両者が大きく異なるのは反射光か
ら情報を検出する情報検出部と、記録時に磁場を発生す
る装置の有無の2点であって、その他の構成は殆んど同
じであり、光源からの出力が記録又は消去時には大出力
を要求され、再生時には小出力でなければならない点も
極似している。
【0005】図5は、ライト・ワンス方式の光ディスク
を使用する従来の光ディスク装置の光学系及び電気系の
一例を示す要部構成図である。
【0006】この光ディスク装置50の光学系におい
て、LD1から出力されたレーザ光は、カップリングレ
ンズ5,偏光ビームスプリッタ12,1/4波長板1
3,ガルバノミラー14,対物レンズ15を経て、光デ
ィスク8の記録面8a上にスポットを形成する。その反
射光は対物レンズ15,ガルバノミラー14,1/4波
長板13,偏光ビームスプリッタ12,集光レンズ1
6,シリンドリカルレンズ17を経て、十字形に4分割
された受光面を有する信号検出フォトダイオード(以下
「フォトダイオード」を「PD」という)18上に結像
する。
【0007】信号検出PD18の各受光面から出力され
る4個の出力信号の和信号は記録された情報の再生信号
になり、4個の出力信号を合成することによりF(フォ
ーカス)エラー信号,TR(トラッキング)エラー信号
が得られる。フォーカス制御回路20Bは4個の出力信
号を入力してFエラー信号を合成し、Fアクチュエータ
21を介して対物レンズ15をサーボ制御する。トラッ
キング制御回路22Bは4個の出力信号を入力してTR
エラー信号を合成し、TRアクチュエータ23を介して
ガルバノミラー14の傾きをサーボ制御する。
【0008】LD1の光出力はモニタPD3,モニタ回
路25Bにより常時モニタされ、光量制御回路26は、
モニタ回路25Bから入力するモニタ信号とCPU30
から入力する記録モードか再生モードかを指示するモー
ド指定信号とに応じて、駆動電流指示信号を出力する。
定電流回路27は駆動電流が駆動電流指示信号に応じた
値の定電流になるように制御し、その駆動電流がLD1
を流れることにより、LD1の光出力はCPU30から
指定されたモードに応じた値になるようにサーボ制御さ
れている。
【0009】LD1と定電流回路27との間には、入力
する変調信号がローの時にはダミー抵抗R側に、ハイの
時にはLD1側にそれぞれ切換える変調スイッチ(以下
「SW」という)回路28が挿入されているから、LD
1は変調信号に応じてオン・オフ制御される。
【0010】一方、駆動電流指示信号はコンパレータ3
2の+端子にも入力し、その−端子に入力する閾値信号
と比較されているから、もしLD1に光出力低下等の発
光異常が発生して駆動電流すなわち駆動電流指示信号が
上昇し、予め設定された閾値を超えると、コンパレータ
32はLD異常信号をCPU30に出力し、CPU30
はLD1の発光を停止させると共に、異常発生をオペレ
ータに警告し、重大事故の発生を防止する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
光ディスク装置に使用するLDは、記録あるいは消去時
に例えば数十mWという大出力が要求され、さらに記録
時には極めて高速な変調が行なわれるから優れた高周波
特性を備えていなければならない。そのため、LDは光
ディスク装置の部品の中でも最も高価な部品の一つであ
る。さらに、光学的にも電気的にも、LD関係の調整は
複雑で時間がかかるから、全体のコスト構成のうち大き
な部分を占めている。
【0012】LDは比較的寿命の長い部品であるが、一
たん不良になって正常に発光しなくなると、情報の記
録,消去はもちろん再生も不可能になり、それまでに蓄
積されていた記録情報が利用出来なくなる。この場合、
工場に戻してLD交換,再調整をするよりも、新しい光
ディスク装置を購入した方が時間的,コスト的に有利で
あるが、その間、情報が利用出来ないことに変りはな
い。
【0013】したがって、利用者からは新しい装置が入
手出来るまでの間、せめて蓄積された情報の再生,検索
が出来ないか、あるいはその情報を他の情報記録再生装
置例えば磁気ディスク装置等に移して、情報のアップデ
イトが続けられるようにならないか、という強い要望が
あった。
【0014】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、光ディスク装置等の光情報記録再生装置におい
て、LD等の光源が急に不良になった場合でも、光情報
記録媒体上に記録されている情報の再生を可能にするこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、光情報記録媒体上に光学的に情報の記
録及び再生を行なう光情報記録再生装置において、情報
の記録及び再生を行なうための第1の光源と、情報の再
生を行なうための第2の光源と、第1の光源の発光異常
を検出する異常検出手段と、該異常検出手段が第1の光
源の発光異常を検出した時に第2の光源を用いて情報の
再生を行なうことを指示する第2光源選択信号を出力す
る光源選択手段と、第2光源選択信号に応じて発光させ
る光源を第1の光源から第2の光源に切換える発光切換
手段とを設けたものである。
【0016】また、上記の光情報記録再生装置におい
て、第1及び第2の光源からそれぞれ出力される第1及
び第2の光束を互いに光学的に共軛になるように合成又
は切換える手段を設けたものである。
【0017】さらに、異常検出手段が第2の光源の発光
異常を検出する手段を兼ねており、光源の発光異常を検
出するための閾値を第2光源選択信号に応じて第1の光
源用の設定値から第2の光源用の設定値に切換える閾値
切換手段を設けるとよい。
【0018】あるいは、最適なフォーカスを保つように
フォーカス系のオフセットを補正するための電気的なバ
イアス値、又は最適なトラッキングを保つようにトラッ
キング系のオフセットを補正するための電気的なバイア
ス値を、第2光源選択信号に応じて第1の光源用の設定
値から第2の光源用の設定値にそれぞれ切換えるフォー
カスバイアス切換手段又はトラッキングバイアス切換手
段を設けるとよい。
【0019】
【作用】上記のように構成した光情報記録再生装置は、
第1の光源の発光異常が発生すると異常検出手段がその
発光異常を検出し、光源選択手段は第2光源選択信号を
出力して第2の光源を用いて情報の再生を行なうことを
指示する。発光切換手段は第2光源選択信号に応じて発
光させる光源を第1の光源から第2の光源に切換えるか
ら、第2の光源が発光を開始し、情報の再生が可能にな
る。
【0020】また、光束を合成又は切換える手段は、第
1及び第2の光源からそれぞれ出力される第1及び第2
の光束が互いに共軛になるように作用するから、発光が
第1の光源から第2の光源に切換えられても、合成又は
切換える手段以降の光学系はそのまま使用することが出
来る。
【0021】さらに、異常検出手段が第2の光源の発光
異常を検出する手段を兼ね、発光が第1の光源から第2
の光源に切換えられた時に、閾値切換手段が第2光源選
択信号に応じて発光異常を検出するための閾値を、第1
の光源用の設定値から第2の光源用の設定値に切換える
ことにより、異常検出手段は第2の光源の発光異常も第
1の光源と同じく確実に検出するから、第2の光源の発
光異常を警告する等のエラー処理を行なうことが出来
る。
【0022】あるいは、フォーカスバイアス切換手段又
はトラッキングバイアス切換手段は、フォーカス系又は
トラッキング系のオフセットをそれぞれ補正するための
電気的なバイアス値を、第2光源選択信号に応じて第1
の光源用の設定値から第2の光源用の設定値にそれぞれ
切換えるから、発光する光源が第1の光源から第2の光
源に切換えられても、最適なフォーカシング又はトラッ
キングが保持出来る。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
具体的に説明する。図1は、この発明の一実施例である
ライト・ワンス方式の光ディスクを使用する光ディスク
装置の光学系及び電気系を示す要部構成図であり、図5
に示した従来例と同一部分には同一符号を付している。
【0024】図1に示した光ディスク装置10の光学系
が従来例の光学系と異なる点は、この発明の第1の光源
になるLD1の他に、第2の光源であるLD2が設けら
れ、LD2に供ってカップリングレンズ6が増設され、
さらにLD1又はLD2からそれぞれカップリングレン
ズ5,6を経て出力される(平行)光束を共軛的に合成
する手段であるビームスプリッタ7が設けられたことで
ある。
【0025】ビームスプリッタ7は、例えば光の一部を
反射し残りの部分を透過する半透明鏡を、2個の直角プ
リズムの斜面で接着挾持してなるサイコロ形のブロック
であり、本来は1本の光束を2本の光束に分離(スプリ
ット)するものであるが、ここでは第1,第2の平行光
束を合成する手段として用いられている。
【0026】光学的に共軛とは、合成又は切換えられた
後に、発散(又は収斂)光束であれば光軸が一致すると
共にその物点(又は像点)の位置が一致する必要がある
が、平行光束であれば光軸がほぼ一致し、その方向が一
致していればよいから比較的簡単である。
【0027】通常は(電気系について後述するよう
に)、LD1が発光して直線偏光した発散光束を出力
し、その発散光束はカップリングレンズ5によって平行
光束(第1の光束)に変換される。その平行光束はビー
ムスプリッタ7を(一部は図1で上方に反射するが)透
過して、偏光ビームスプリッタ12に入射する。
【0028】偏光ビームスプリッタ12は、2個の直角
プリズムの接合面(斜面)に例えば偏光のp成分透過率
及びs成分反射率が1に近い偏光コーティングを施した
ものである。LD1は予めその出力光の偏光面が偏光ビ
ームスプリッタ7を透過するように設定されているか
ら、入射した平行光束は殆んど損失なく偏光ビームスプ
リッタ12を透過し、続いて1/4波長板13を透過し
てガルバノミラー14に向う。
【0029】ガルバノミラー14と対物レンズ15(及
びそれらのアクチュエータ21,23)は一体となり、
光ディスク8の記録面8a上に記録された又は記録され
るトラックの位置に応じて、平行光束の光軸に沿って
(図面上で)左右に移動する。ガルバノミラー14はT
Rアクチュエータ23により図面に垂直な軸の周りに微
少角度回動するように、また対物レンズ15はFアクチ
ュエータ21によりその光軸方向(上下)に若干範囲移
動するように、それぞれ駆動されている。
【0030】1/4波長板13を透過した平行光束は、
ガルバノミラー14により反射されて上方に向い、対物
レンズ15によりその一部を図示した光ディスク8の記
録面8a上に結像されて微細なスポットを形成する。記
録モードの時には、LD1から変調信号に応じてオン・
オフ制御された大出力の光束が出力されてスポットに集
中し、その熱によって記録面8aの反射率を不可逆的に
変えることにより、情報が記録(不揮発性)される。再
生モードの時には、オンのまま変調されない小出力の光
束が出力されて、スポット部分の反射率に応じて反射さ
れる。
【0031】記録,再生いずれのモードにおいても、ス
ポットからの反射光は対物レンズ15により再び平行光
束に変換され、ガルバノミラー14により反射されて、
光源からの平行光束と同じ光軸上を逆行し再び1/4波
長板13を通過する。往復で1/4波長板13を2度通
過することにより、直線偏光レーザビームは1/2波長
の位相ずれが生じる。そのため、光ディスク8からの反
射光束は偏光ビームスプリッタ12により殆んど損失な
く反射されて集光レンズ16に入射する。
【0032】入射した平行光束は、集光レンズ16とシ
リンドリカルレンズ17を通過して十字形に4分割され
た受光面を有する信号検出PD18の図示しない分割線
の交点付近に結像するが、シリンドリカルレンズ17に
よる非点収差のため一点に集まらずに、或る大きさをも
った円形又は楕円形のスポットを形成する。
【0033】再生モード時には各受光面から出力される
4個の出力信号の和信号が記録された情報の再生信号に
なる。また、4個の出力信号を合成してフォーカスエラ
ー信号及びトラッキングエラー信号が得られることは、
既によく知られているから説明を省略する。
【0034】この実施例では、フォーカス制御回路20
A及びトラッキング制御回路22Aが、入力する4個の
出力信号を処理して、それぞれ必要なフォーカスエラー
信号及びトラッキングエラー信号を合成し、それらエラ
ー信号がゼロになるようにF(フォーカス)アクチュエ
ータ21及びTR(トラッキング)アクチュエータ23
に駆動電流を出力することにより、対物レンズ15及び
ガルバノミラー14をサーボ制御する。
【0035】このようにして、光ディスク8の反り等に
より発生する微小な記録面8aの上下変動によるフォー
カスエラー、及び記録されたトラックの偏心等により発
生するトラックの微小な左右変動によるトラッキングエ
ラーを打消して、常に正しいフォーカス及びトラッキン
グが保持されるようになっている。
【0036】この光ディスク装置10の、LDのオン・
オフならびに光出力を制御する電気系が、従来例の対応
する電気系と異なる点は、LD2に供なってモニタPD
4が増設され、従って1入力であったモニタ回路25B
が2入力のモニタ回路25Aに変ったこと、光源選択手
段になったCPU30が出力する第2光源選択信号に応
じて、発光させる光源を切換える発光切換手段であるL
D切換回路29が増設されたこと、LD1の発光異常を
検出するだけであったコンパレータ32に代えて、LD
2の発光異常を検出する手段を兼ねた異常検出手段であ
る異常検出回路33が設けられたこと等である。
【0037】図2は、変調SW回路28及びLD切換回
路29に使用される半導体切換SW42の一例を示す回
路図である。この半導体切換SW42は制御用端子S
と、−端子であるコモン端子Cと、端子Sのレベルがロ
ーの時に導通する端子NC及びハイの時に導通する端子
NOの2個の+端子とを備え、2個のNPN形スイッチ
ングトランジスタであるTR1,TR2とノット回路4
3とにより構成されている。
【0038】TR1及びTR2のコレクタはそれぞれ端
子NC及び端子NOに、エミッタは共に端子Cに接続さ
れ、端子Sから入力する制御信号はそれぞれノット回路
43を介してTR1のベースに、直接にTR2のベース
に入力する。従って、制御信号のレベルがローであれば
TR1がオン、TR2がオフになって端子NCが導通
し、ハイになればTR1がオフ、TR2がオンになって
端子NOが導通する。
【0039】図1において、変調SW回路28の端子N
Cはダミー抵抗Rを介して、端子NOはLD1を介して
それぞれ+の電源ラインに接続され、そのコモン端子C
はLD切換回路29の端子NCと結ばれている。LD切
換回路29の他の端子NOはLD2を介して電源ライン
に接続され、そのコモン端子Cは定電流回路27を介し
てグランドに落ちている。
【0040】変調SW回路28の端子Sに入力する制御
信号である変調信号は、記録モード時には記録すべき信
号化された情報に応じてオン・オフし、再生モード時に
はハイのままに保持されている。(なお消去モードのあ
る光ディスク装置では消去モード時にもハイのままであ
る。) LD切換回路29の端子SにCPU30から入力する第
2光源選択信号は、通常時すなわち第1の光源であるL
D1が正常に作動している間はローであり、LD1に発
光異常が生じて第2の光源であるLD2を発光させる時
はハイになる。
【0041】したがって、通常時(第2光源選択信号が
ロー)には、LD切換回路29の端子NCが導通するか
ら変調SW回路28がアクティブになり、後述するよう
に定電流回路27により制御された駆動電流は、変調S
W回路28の端子Sに入力する変調信号がハイの時はそ
の端子NOを介してLD1を流れ、LD1を発光させ
る。変調信号がローの時はその端子NCを介してダミー
抵抗Rを流れ、LD1は発光しない。
【0042】LD2が選択された時(第2光源選択信号
がハイ)には、LD切換回路29の端子NOが導通する
からLD2が発光し、その端子NCに接続された変調S
W回路28がノンアクティブになるからLD1は発光し
なくなる。
【0043】LD2は情報の再生にのみ使用されるため
その光出力は数mW程度で済み、変調を受けない連続発
光であるから、例えばCDプレーヤ等に大量に使用され
てコストの安いLDを使用することが出来る。LD2か
らの出力光はカップリングレンズ6により平行光束に変
換され、ビームスプリッタ7によって反射(一部は透
過)されて、LD1からの平行光束と同じ光路を通るよ
うに合成され、偏光ビームスプリッタ12に入射する。
それ以降は既に使用したLD1の出力光と同じであるか
ら説明を省略する。
【0044】なお、この実施例ではLD2からの平行光
束が偏光ビームスプリッタ12を透過するように、LD
2をその出力光の偏光面がLD1の偏光面と一致するよ
うに設けている。しかしながら、ビームスプリッタ7の
半透明鏡によって、LD1の出力光は一部反射され、L
D2の出力光は一部透過するという光量ロスがあるた
め、各LDはその分だけ出力を上げる必要がある。
【0045】この光量ロスを防止して光効率を上げるた
め、それぞれ図示しないが、ビームスプリッタ7の位置
に偏光ビームスプリッタ12と同じ偏光ビームスプリッ
タ(仮に符号を7pとする)を設け、LD2をその偏光
面がLD1の偏光面と直交するようにすれば、殆んど光
量ロスがない。そのままでは、LD2からの平行光束は
偏光ビームスプリッタ12で反射されて透過しないか
ら、第2光源選択信号がハイになった時に、2個の偏光
ビームスプリッタ7p,12の間に、1/2波長板を挿
入すればよい。
【0046】あるいは、ビームスプリッタ7の代りに、
光束を切換える手段として、通常時はLD1からの平行
光束外に退避していて、第2光源選択信号がハイになっ
た時に、その反射面がビームスプリッタ7の斜面(半透
明鏡面)の位置になるように光軸に45°の角度で挿入
される図示しないミラーを設け、LD2からの平行光束
を反射させるようにしても、光量ロスを生じない。
【0047】LD1及びLD2の光出力は、それぞれそ
の一部がモニタPD3,4により受光され、光出力に比
例した電流に変換されてモニタ回路25Aに入力する。
LD1とLD2とは同時に発光することがないから、モ
ニタ回路25Aの入力端子は2個あるが、主要部分は1
チャンネルあればよく、モニタPD3又は4からの入力
(電流)信号を処理して光量制御回路26にモニタ信号
を出力する。
【0048】光量制御回路26及び定電流回路27は従
来例(図5)と全く同様である。すなわち、モニタ回路
25Aから入力するモニタ信号のレベルが、CPU30
から入力するモード指定信号により指定された記録モー
ド又は再生モードに対応したレベルと比較して高いか低
いかを判定し、その対応したレベルと一致するように駆
動電流指示信号を増減して定電流回路27に出力する。
【0049】定電流回路27は、LD1又はLD2の駆
動電流が駆動電流指示信号に応じた値の定電流になるよ
うに制御し、その駆動電流がLD1又はLD2を流れる
ことにより、LD1又はLD2の光出力はサーボ制御さ
れる。
【0050】駆動電流指示信号は異常検出回路33にも
入力してLDの発光異常の有無をチェックされるが、L
D1とLD2とでは光出力が1桁程度又はそれ以上に違
っているから、正常作動時の駆動電流指示信号のレベル
も大きく異なる。従って、LDの許容最大駆動電流に対
応して予め設定されている発光異常を検出するための閾
値も、LD1とLD2とでは異なる値に設定しなければ
ならない。
【0051】図3は、異常検出回路33の一例を示す回
路図であり、コンパレータ34と閾値切換手段である切
換SW35とにより構成されている。切換SW35の入
力端子には、それぞれ閾値のLD1用の設定値であるS
L(スレショルド・レベル)1と、LD2用の設定値で
あるSL2とが入力し、制御信号として入力する第2光
源選択信号がローの時はSL1が、ハイの時はSL2が
それぞれ選択されてコンパレータ34の−端子に出力さ
れる。
【0052】コンパレータ34の+端子には駆動電流指
示信号が入力し、コンパレータ34は両者を比較して駆
動電流指示信号がそれぞれの設定値SL1又はSL2を
超えた時に、異常検出回路33はCPU30にLD異常
信号を出力する。
【0053】CPU30はLD異常信号が入力すると、
その出力する第2光源選択信号がローの時(通常時)に
は直ちにハイに切換えてLD2を用いた情報の再生を指
示すると共に、モード切換信号を再生モードにし、図示
しない表示器によりオペレータにLD1が故障して情報
の記録不能になったことを知らせる。第2光源選択信号
がハイの時(再生オンリー時)には、例えばLD2の発
光を停止して、オペレータに情報の再生も不能になった
ことを知らせる等のエラー処理を行なう。
【0054】以上、LDのオン・オフ及び光出力の制御
を行なう電気系の機能、ならびにLD1の発光異常に応
じてLD2に切換えた時の作動を説明したが、光学系の
サーボ制御を行なう電気系も、光源切換に応じて設定値
の切換えを行なうために、従来例(図5)のフォーカス
制御回路20B,トラッキング制御回路22Bに代え
て、フォーカス制御回路20A,トラッキング制御回路
22Aを設けている。なお、図1では接続ラインを省略
しているが、CPU30が出力する第2光源選択信号
は、フォーカス制御回路20A,トラッキング制御回路
22Aにも入力している。
【0055】図4は、フォーカス制御回路20Aの一例
を示す回路図であり、フォーカス制御回路20Aは、従
来例のフォーカス制御回路20Bと同一機能を有するフ
ォーカス制御系36と、修正バイアス発生器37,アナ
ログSW38,加算器39からなるフォーカスバイアス
切換手段であるバイアス修正回路40とにより構成され
ている。
【0056】LD1の出力光束が光ディスク8の記録面
8aで反射されて信号検出PD18により受光されるま
での光学系には、若干の製作誤差や調整誤差があり、フ
ォーカス制御系36を構成する電気回路にも素子のバラ
ツキ等によるオフセット誤差がある。これらの誤差を打
消すために、信号検出PD18の4個の出力信号を合成
して得られたフォーカスエラー信号がゼロの時のFアク
チュエータ21の駆動電流すなわちバランス電流は必ず
しもゼロになっていない。
【0057】したがって、通常時にフォーカス制御系3
6が出力するFアクチュエータ21の駆動電流は、フォ
ーカスエラー信号を増幅して得られたサーボ電流に、L
D1を発光させた時のバランス電流に相当するF(フォ
ーカス)バイアス電流が加えられたものになっている。
【0058】第2光源選択信号がハイになってLD2が
発光すると、当然ながらバランス電流が変化するから、
Fバイアス電流を修正した方がよい。その変化が少なけ
ればFバイアス電流を修正しなくても一応間違いなく作
動するが、電気系がアンバランスの状態になっているか
ら、温度特性等の点で好ましくない。そのため、バイア
ス修正回路40を設けてFバイアス電流を修正する。
【0059】バイアス修正回路40の修正バイアス発生
器37は、光ディスク装置10の調整時に、LD2を発
光させた時のバランス電流とLD1を発光させた時のバ
ランス電流との差に相当する修正バイアス電流を発生す
るように調整されている。アナログSW38は、CPU
30から入力する第2光源選択信号がローの時にはオ
フ、ハイの時にはオンになって修正バイアス発生器37
が出力する修正バイアス電流を加算器39に入力させ
る。
【0060】アナログの加算器39は、フォーカス制御
系36から入力する駆動電流と、アナログSW38を介
して入力する修正バイアス電流とを加算してFアクチュ
エータ21に出力する。従って、バイアス修正回路40
は、第2光源選択信号がローの時には、フォーカス制御
系36が出力するLD1用のFバイアス電流とサーボ電
流とが加算された駆動電流をそのままFアクチュエータ
21に出力し、第2光源選択信号がハイの時には、フォ
ーカス制御系36が出力する駆動電流と修正バイアス発
生器37が出力する修正バイアス電流とを加算した電
流、即ちLD2用のFバイアス電流とサーボ電流とが加
算された電流をFアクチュエータ21に出力する。
【0061】このように、バイアス修正回路40は、フ
ォーカス系の(光学系の誤差を含めた)オフセットを補
正するためのFバイアス電流を、第2光源選択信号に応
じてLD1用の設定値からLD2用の設定値に切換え、
オフセットを最適な状態に補正するから、フォーカスサ
ーボ系の回路はよくバランスのとれた状態で作動し、安
定に動作する。したがって、LD2による情報の再生信
号の信頼性を確保することが出来る。
【0062】以上、フォーカスサーボ系について説明し
たが、図4に示した回路構成はそのままトラッキングサ
ーボ系にも適用することが出来るから、同様な効果が得
られることは明らかである。従って、図面及びその説明
は省略する。また、ライト・ワンス方式の光ディスクを
用いた光ディスク装置の実施例について説明したが、こ
の発明は、消去及び再記録可能な方式の光ディスクを用
いた光ディスク装置にも適用出来ることはいうまでもな
い。
【0063】以上説明したように、この発明による光デ
ィスク装置は、何等かの原因によってメインのLDがダ
ウンしても、従来の光ディスク装置のようにすべての機
能が停止することはなく、直ちに予備のLDに切換わっ
て既に記録されている情報の再生・検索は支障なく行な
うことが出来るから、新しい光ディスク装置が稼動する
までの間、業務上の支障を最小限に止めることが出来
る。
【0064】また、バックアップすべき互換性のある同
系統の光ディスク装置がない場合でも、他の情報記録再
生装置があれば記録されている情報を移してアップデー
トすることが出来る。あるいは、新しい光ディスク装置
が稼動し始めた時に、光ディスクに蓄積された情報を短
時間で容易に移すことが出来る。
【0065】しかも、そのために予備として設けたLD
(LD2)は、メインのLD(LD1)に比べてコスト
が著るしく安くて済み、増設すべき光学系は例えばカッ
プリングレンズ6,ビームスプリッタ7だけであり、電
気系は若干のSW回路のみであって、殆んどの主要部品
はそのまま兼用出来るから、全体のコストアップも低く
抑えることが出来る。
【0066】さらに、予備のLDも寿命の長い部品であ
るから、新しい光ディスク装置が稼動し始めた後でも、
サブの情報再生検索専用機として長期に使用出来るか
ら、高価な光ディスク装置が無駄になることはない。な
お、上記実施例は、光源としてレーザダイオード(L
D)を用いた光ディスク装置にこの発明を適用した場合
について説明したが、他のレーザ光源又はレーザ以外の
光源と光ディスク以外の光情報記録媒体を用いる光情報
記録再生装置にも、同様にこの発明を適用できる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による光
情報記録再生装置は、光情報記録媒体に記録されている
情報の再生中に光源が急に不良になったような場合で
も、その再生動作を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である光ディスク装置10
の光学系及び電気系を示す要部構成図である。
【図2】図1に示した電気系の変調SW回路28及びL
D切換回路29に使用される半導体切換SWの一例を示
す回路図である。
【図3】図1に示した異常検出回路33の一例を示す回
路図である。
【図4】図1に示したフォーカス制御回路20Aの一例
を示す回路図である。
【図5】従来の光ディスク装置50の光学系及び電気系
の一例を示す要部構成図である。
【符号の説明】
1 LD(レーザダイオード:第1の光源) 2 LD(レーザダイオード:第2の光源) 7 ビームスプリッタ(光束を合成又は切換える手段) 8 光ディスク(光記録媒体) 10 光ディスク装置(光情報記録再生装置) 29 LD切換回路(発光切換手段) 30 CPU(マイクロコンピュータ:光源選択手段) 33 異常検出回路(第2の光源の発光異常を検出する
手段を兼ねた異常検出手段) 35 切換SW(閾値切換手段) 40 バイアス修正回路(フォーカスバイアス手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光情報記録媒体上に光学的に情報の記録
    及び再生を行なう光情報記録再生装置において、 情報の記録及び再生を行なうための第1の光源と、 情報の再生を行なうための第2の光源と、 前記第1の光源の発光異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段が前記第1の光源の発光異常を検出した
    時に、前記第2の光源を用いて情報の再生を行なうこと
    を指示する第2光源選択信号を出力する光源選択手段
    と、 前記第2光源選択信号に応じて、発光させる光源を第1
    の光源から第2の光源に切換える発光切換手段とを設け
    たことを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光情報記録再生装置にお
    いて、 前記第1及び第2の光源からそれぞれ出力される第1及
    び第2の光束を互いに光学的に共軛になるように合成又
    は切換える手段を設けたことを特徴とする光情報記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光情報記録再生装
    置において、 前記異常検出手段が前記第2の光源の発光異常を検出す
    る手段を兼ねており、 光源の発光異常を検出するための閾値を、前記第2光源
    選択信号に応じて前記第1の光源用の設定値から前記第
    2の光源用の設定値に切換える閾値切換手段を設けたこ
    とを特徴とする光情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    光情報記録再生装置において、 最適なフォーカスを保つようにフォーカス系のオフセッ
    トを補正するための電気的なバイアス値を、前記第2光
    源選択信号に応じて前記第1の光源用の設定値から前記
    第2の光源用の設定値に切換えるフォーカスバイアス切
    換手段を設けたことを特徴とする光情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    光情報記録再生装置において、 最適なトラッキングを保つようにトラッキング系のオフ
    セットを補正するための電気的なバイアス値を、前記第
    2光源選択信号に応じて前記第1の光源用の設定値から
    前記第2の光源用の設定値に切換えるトラッキングバイ
    アス切換手段を設けたことを特徴とする光情報記録再生
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100641088B1 (ko) * 1998-12-12 2007-07-10 엘지전자 주식회사 광픽업장치

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KR100641088B1 (ko) * 1998-12-12 2007-07-10 엘지전자 주식회사 광픽업장치

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