JPH05225371A - レーザスキャナ - Google Patents

レーザスキャナ

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Publication number
JPH05225371A
JPH05225371A JP4028793A JP2879392A JPH05225371A JP H05225371 A JPH05225371 A JP H05225371A JP 4028793 A JP4028793 A JP 4028793A JP 2879392 A JP2879392 A JP 2879392A JP H05225371 A JPH05225371 A JP H05225371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
lasers
bar code
lighting
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP4028793A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Ishii
満春 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4028793A priority Critical patent/JPH05225371A/ja
Publication of JPH05225371A publication Critical patent/JPH05225371A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザスキヤナに関し、半導体レーザの交換
頻度を低減するとともにバーコードの読み落としを防ぐ
ことを目的とする。 【構成】 複数の半導体レーザ1と、該複数の半導体レ
ーザ1の点灯を制御する制御手段2と、該複数の半導体
レーザ1より出射されるレーザ光を走査する光学手段3
を備え、該制御手段2は、該複数の半導体レーザ1を交
互に点灯するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザスキャナの改良に
関する。レーザスキャナは、商品に付されているバーコ
ード上でレーザ光を走査しその商品に関する情報を検出
するものであり商品取引における省力化のためスーパー
マッケット等で広く用いられている。レーザスキャナの
一層の普及を図る上ではその小型化、低電力化を進める
必要があり、そのためにはレーザ光源として半導体レー
ザを使用することが有効であるが、半導体レーザは寿命
が短いためひんぱんに交換を行わねばならず、その解決
が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のレーザスキャナの構成を示
す図である。半導体レーザ11から出射したレーザ光は平
面ミラー15で反射されてポリゴンミラー17に入射する。
さらに、ポリゴンミラー17で反射されたレーザ光を、ポ
リゴンミラー17をモータ(図示せず)で回転させること
により同図に示した角度θにわたって走査する。走査さ
れたレーザ光は平面ミラー16で反射された後操作窓18か
ら出射する。そして上記角度θに対応したバーコード読
取領域内をその端部から端部まで走査し、このバーコー
ド読取領域に挿入された商品に付されたバーコードの読
み取りを行う。半導体レーザ11にはスイッチ13を介して
電源12が接続されており、スイッチ13をオン状態とオフ
状態の間で切替えることにより半導体レーザ11の点灯お
よび消灯を行う。
【0003】半導体レーザ11の寿命を延ばしその交換頻
度を低減するためには、バーコードの読み取り中のみ点
灯させ、それ以外の時間は消灯させるようにすればよ
い。しかし、オペレータがバーコードの読み取り開始時
および終了時を判断してその都度点灯および消灯を行う
方法では、オペレータの負担が大きくなり過ぎる。ま
た、バーコードが付された商品の有無を検出して自動的
に点灯および消灯を行う方法では、オペレータの負担は
軽くなるものの、商品の大きさや形あるいはレーザキス
ャナに対する商品の挿入位置等の違いにかかわらず確実
に商品を検出するための物品検出センサが必要であり、
装置コストが高くなるという問題がある。
【0004】そこで最近、半導体レーザを断続点灯する
方法が用いられている。図8は、この方法を実施するた
めの半導体レーザに対する電力供給のタイミングを示す
図である。まず、レーザスキャナに挿入された最初の商
品のバーコードを読み取る際には、オペレータが自己の
判断により時刻t0 でスイッチ13をオフ状態からオン状
態へ切り替えることによって半導体レーザ11を点灯させ
る。そして、1つのバーコードの読み取りに要する時間
を予め適当な値に設定しこの間は連続点灯させる。連続
点灯期間が経過した時刻t1 以後は消灯サイクルおよび
点灯サイクルを数十ms程度の短い周期で自動的に繰り返
す断続点灯を行う。従って、次の商品が挿入されない限
り同図中点線で示したように断続点灯期間が続くことに
なる。そして、次に挿入された商品のバーコードを点灯
サイクル中の時刻t4 で検出したときに、この検出信号
をトリガーとして同図中実線で示したように連続点灯に
切り替える。商品が挿入される度に上記過程を繰り返
す。上記方法によれば、商品が挿入されない限り断続点
灯により点灯時間を節約することができる上、オペレー
タに負担をかけることもなく、また、物品検出センサを
用いる必要もない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の方
法においても、商品が次々に挿入されたときには、点灯
時間の割合が多くなり、結局、交換頻度は従来に比べて
さほど変わらないという問題がある。
【0006】また、1つのバーコードを全て読み取るた
めには、バーコード読取領域の端部から端部まで途切れ
ることなくレーザ光を走査する必要があり、さもなくば
バーコードの一部を読み落とすこととなる。しかし、上
述の方法では、次の商品が、図8に示した断続点灯期間
における消灯サイクル中の時刻t2 で挿入された場合、
点灯サイクルが開始される時刻t3 まではレーザ光が消
灯しているためその間バーコードを読み取ることができ
ず、その結果、バーコードの読み落としが生じるという
問題がある。
【0007】そこで本発明は、半導体レーザの寿命を延
ばして交換頻度を低減し、さらにバーコードの読み落と
しを防ぐことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、複数
の半導体レーザ1と、該複数の半導体レーザ1の点灯を
制御する制御手段2と、該複数の半導体レーザ1より出
射されるレーザ光を走査する光学手段3を備え、該制御
手段2は、該複数の半導体レーザ1を交互に点灯するこ
とを特徴とするレーザスキャナ、あるいは、上記構成に
おいて、走査中のレーザ光を検出する検出手段4を備
え、該制御手段2は、レーザ光が走査される都度該検出
手段4からの検出信号に基づいて該複数の半導体レーザ
1の点灯を切り替えることを特徴とするレーザスキャナ
によって達成される。
【0009】
【作用】図1は本発明の原理説明図であり、1は半導体
レーザ、2は制御手段、3は光学手段、4は検出手段で
ある。本発明では、制御手段2により複数の半導体レー
ザ1を交互に点灯するので個々の半導体レーザの消灯時
間が従来に比べて増加し、その結果、半導体レーザの寿
命が延びその交換頻度が低減される。
【0010】また、検出手段4から検出信号が出力され
る時刻とレーザ光の照射位置とは一定の関係があるの
で、検出信号に基づいてレーザ光がバーコード領域の端
部に達したときに点灯を切り替えることが可能となり、
切り替え時におけるバーコードの読み落としが生じるこ
とがない。
【0011】
【実施例】図2は本発明の実施例を示すレーザスキャナ
の構成図であり、光学手段は平面ミラー15、16およびポ
リゴンミラー17から成り、制御手段は、電源12、スイッ
チ13a 、13b 、制御部14から成る。
【0012】図2において、半導体レーザ11a あるいは
11b から出射したレーザ光は平面ミラー15で反射されて
ポリゴンミラー17に入射する。ついで、ポリゴンミラー
17で反射されたレーザ光を、ポリゴンミラー17をモータ
(図示せず)で回転させることにより同図に示した角度
θにわたって走査する。走査されたレーザ光は平面ミラ
ー16で反射された後操作窓18から出射する。そして上記
角度θに対応してバーコード読取領域内をその端部から
端部まで走査し、このバーコード読取領域を通過する商
品に付されたバーコードの読み取りを行う。
【0013】半導体レーザ11a 、11b には各々スイッチ
13a 、13b を介して電源12を接続し、スイッチ13a 、13
b を制御部14からの命令によってオン状態とオフ状態と
の間を切り替えることにより半導体レーザ11a 、11b の
点灯および消灯を行う。図3は電力供給のタイミング図
を示したものである。スイッチ13a 、13b を交互に切替
えることにより半導体レーザ11a 、11b に対して交互に
電力を供給するようにしているので個々の半導体レーザ
の消灯時間が従来に比べて増加し、その結果、半導体レ
ーザ11a 、11b の寿命が延びてその交換頻度を低減する
ことができる。図3に示したタイミングでは、半導体レ
ーザ11a 、11b に対する電力供給が重複しないため電源
12は1個の半導体レーザに対する電力供給能力があれば
足り、従来と同じ容量の電源を用いることができる。
【0014】上記実施例において、各半導体レーザを図
8に見られるように断続点灯させることも可能である。
図4はこの場合の電力供給のタイミング図を示したもの
であり、図3に示したタイミングを用いた場合に比べて
半導体レーザの交換頻度をさらに低減することができ
る。
【0015】図3、図4に示したタイミングでは、半導
体レーザ11a のレーザ光が電力供給の切替えによってバ
ーコード読取領域の中間地点で消灯し、続いて、その中
間地点から、半導体レーザ11b によってレーザ光の走査
が開始される場合が生じる。即ち、いずれの半導体レー
ザによるレーザ光の走査もバーコード読取領域の途中で
途切れ、その結果、バーコードの読み落としが生じる場
合が起こり得る。このような事態を避けるため、図5に
示したように、半導体レーザ11a 、11b の点灯時間を重
複させ、この重複時間T1 を、レーザ光がバーコード読
取領域を走査するのに要する時間より長い時間に設定す
る。この場合には、電源容量を前述の実施例に比べて大
きくする必要があるものの電力供給の切り替えの際に、
半導体レーザ11a のレーザ光がバーコード読取領域の中
間地点で消灯しても、半導体レーザ11b が、そのバーコ
ードの全てを走査することができるためバーコードの読
み落としが生じることがない。
【0016】また、図2に示したように角度θ内で走査
中のレーザ光を検出する検出部19を設け、検出部19から
の検出信号によって電力供給の切替えタイミングを設定
した場合の電力供給のタイミング図を図6に示す。検出
部19として、フォトダイオードを用いることができる。
図2に見られるように、上記検出信号は、走査中のレー
ザ光が検出部19の設置位置を横切ったときに得られるの
で、走査中のレーザ光のバーコード読取領域内における
照射位置をこの検出信号によって知ることができる。従
って、検出信号の発生した時刻からレーザ光がバーコー
ド読取領域の端部に来るまでの時間T2 を予め測定して
おき、検出信号から時間T2 だけ遅らせて電力供給の切
替えを行うようにすれば、レーザ光がバーコード読取領
域の端部に来たときにレーザ光の切り替えが行われるこ
ととなり、電力供給を重複させなくとも、バーコード読
取領域の中間地点でレーザ光の切替えが生じることはな
く、その結果、バーコードの読み落としを防ぐことがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば半導体レー
ザの寿命を延ばしてその交換頻度を低減することが可能
であり、また、バーコードの読み落としを防ぐことがで
きるため、レーザスキャナの保守コストの低減、信頼性
の向上を図る上で有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図、
【図2】 本発明の実施例に係るレーザスキャナの構成
を示す図、
【図3】 本発明の実施例に係る電力供給のタイミング
図(その1)、
【図4】 本発明の実施例に係る電力供給のタイミング
図(その2)、
【図5】 本発明の実施例に係る電力供給のタイミング
図(その3)、
【図6】 本発明の実施例に係る電力供給のタイミング
図(その4)、
【図7】 従来例に係るレーザスキャナの構成を示す
図、
【図8】 従来例に係る電力供給のタイミング図、
【符号の説明】
1 半導体レーザ、 13、13a 、13b
スイッチ、 2 制御手段、 14 制御部、 3 光学手段、 15 平面ミラ
ー、 4、検出手段、 16 走査ミラ
ー、 11、11a 、11b 半導体レーザ、 17 ポリゴンミ
ラー、 12 電源、 18 操作窓、 19 検出部、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体レーザ(1) と、該複数の半
    導体レーザ(1) の点灯を制御する制御手段(2) と、該複
    数の半導体レーザ(1) より出射されるレーザ光を走査す
    る光学手段(3) を備え、 該制御手段(2) は、該複数の半導体レーザ(1) を交互に
    点灯することを特徴とするレーザスキャナ。
  2. 【請求項2】 走査中のレーザ光を検出する検出手段
    (4) を備え、該制御手段(2) は、レーザ光が走査される
    都度該検出手段(4) からの検出信号に基づいて該複数の
    半導体レーザ(1) の点灯を切り替えることを特徴とする
    請求項(1) 記載のレーザスキャナ。
JP4028793A 1992-02-17 1992-02-17 レーザスキャナ Pending JPH05225371A (ja)

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JP4028793A JPH05225371A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 レーザスキャナ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4028793A JPH05225371A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 レーザスキャナ

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JPH05225371A true JPH05225371A (ja) 1993-09-03

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JP4028793A Pending JPH05225371A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 レーザスキャナ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000704