JPH05225228A - 指示詞照応装置 - Google Patents

指示詞照応装置

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Publication number
JPH05225228A
JPH05225228A JP4023063A JP2306392A JPH05225228A JP H05225228 A JPH05225228 A JP H05225228A JP 4023063 A JP4023063 A JP 4023063A JP 2306392 A JP2306392 A JP 2306392A JP H05225228 A JPH05225228 A JP H05225228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
word
anaphoric
demonstrative
dictionary
instructive
Prior art date
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Pending
Application number
JP4023063A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Miura
貢 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05225228A publication Critical patent/JPH05225228A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】指示詞の照応先を見つけ、照応先の辞書内容を
指示詞の辞書内容のように扱うことによって、構文解析
やかな漢字変換の精度をあげる事を可能にする。 【構成】指示詞照応装置1は、機械翻訳装置2またはワ
ードプロセッサなどの辞書引き部21と解析部22との
間に挿入される。入力インタフェイス部11を通じて送
られたデータ中より、指示詞を照応ルール解釈部12が
発見し、指示詞照応テーブル15に登録する。指示詞照
応テーブル15に登録された指示詞と指示される語のリ
ストとから、ある指示詞があたかも辞書中に存在し、そ
の辞書内容を通常の辞書引きから得られたように、デー
タを作成する。出力インタフェイス部17は、機械翻訳
装置2またはワードプロセッサなどの解析部22にデー
タをわたす。このために、機械翻訳装置2やワードプロ
セッサは、指示詞照応装置1を意識することなく作動で
きるとともに正しい辞書内容を参照することが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指示詞照応装置に関
し、特に、機械翻訳装置やワードプロセッサ等の自然言
語処理技術を応用した製品の自然言語の解釈部に対する
指示詞照応装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文中の指示詞が何を指しているの
かを確定するには、文脈の理解を必要としており、現在
の機械翻訳装置やワードプロセッサ等では、文脈を取り
扱える手段がないために、指示詞の照応を扱ってはいな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の機械翻
訳装置や、ワードプロセッサ等などは、入力された文を
単語ごとに分割し、辞書引きを行うとともに、辞書から
得られた情報を利用し、翻訳のための解析を行ったり、
仮名漢字変換などを行ったりする。しかし、「犬」や
「食べる」などの普通の名詞や動詞などと異なり、
「A」「その」「1」などの指示詞は、元来、他の語を
指示する機能しか持たず、それ自体に利用する情報をも
っていない。そこで、文中に指示詞を含む場合には、必
要な情報が不明のまま解析を進めるために、機械翻訳で
誤った訳文を生成したり、ワードプロセッサで誤った漢
字に変換したりしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の指示詞照応装置
は、入力されたデータを受取って利用可能なフォーマッ
トに変換する入力インタフェイス部と、前記インタフェ
イス部が受取ったデータを蓄積しておくデータ蓄積部
と、指示詞が指す語を確定するための規則を蓄える照応
ルールベースと、指示詞とその位置,指示詞の指す語と
その位置,指示詞の指す語の辞書情報をリストの形で蓄
積する指示詞照応テーブルと、前記入力インタフェイス
部で受取ったデータ中に指示詞を発見して前記照応ルー
ルベースの規則に従ってその指示詞の指す語を前記デー
タ蓄積部の中から検索する照応ルール解釈部と、ユーザ
の指示などで前記指示詞照応テーブルの内容を強制的に
変更する照応テーブル変更部と、前記照応ルール解釈部
からのデータを入力されたフォーマットに変換して出力
する出力インタフェイス部とを有して構成されている。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0006】図1は、本発明の指示詞照応装置の一実施
例を示すブロック図である。図1に示す様に、本実施例
の指示詞照応装置1は、入力インタフェイス部11と、
照応ルール解釈部12と、データ蓄積部13と、照応ル
ールベース14と、指示詞照応テーブル15と、照応テ
ーブル変更部16と、出力インタフェイス部17とを有
している。
【0007】そして、入力インタフェイス部11は、機
械翻訳装置2(あるいはワードプロセッサ)の辞書引き
部21からデータを受取り、指示詞照応装置1で利用可
能なフォーマットに変換する。なお、入力インタフェイ
ス部11が受取るデータは、単語の形に切られ、辞書の
情報を付加された文である。
【0008】また、データ蓄積部13は、入力インタフ
ェイス部11が受け取ったデータを蓄積しておく機能を
持っている。
【0009】一方、照応ルールベース14には、指示詞
が指す語を確定するために必要なヒューリスティック規
則が蓄えられている。この規則は、指示詞照応装置1が
対処する文の分野ごとに取り替えることができる機能を
有している。
【0010】他方、指示詞照応テーブル15には、指示
詞とその位置、指示詞の指す語とその位置、指示詞の指
す語の辞書情報がリストの形で蓄積されている。
【0011】そこで、照応ルール解釈部12は、入力イ
ンタフェイス部11から入ってくるデータを常に監視し
ている。そして、データ中に指示詞を発見すると照応ル
ールベース14を呼び出し、そのルールに従い、指示詞
の指す語をデータ蓄積部13の中から検索する。指示詞
の指す語が発見できた場合には、指示詞とその位置、指
示詞の指す語とその位置、指示詞の指す語の辞書データ
のリストを作成し、それを指示詞照応テーブル14に登
録する。また、入力インタフェイス部11から入ってく
るデータに指示詞の照応先のデータを付加したデータを
作成する。作成したデータは、出力インタフェイス部1
7に送られる。
【0012】なお、照応テーブル変更部16は、ユーザ
の指示などで、照応ルール解釈部12によらずに指示詞
の照応が確定した場合には、指示詞照応テーブル15の
内容を強制的に変更する機能を持っている。この指示情
報は、入力インタフェイス部11を経由せずに、直接、
照応テーブル変更部16につたえられる。
【0013】さらに、出力インタフェイス部17は、照
応ルール解釈部12からデータを受取り、入力インタフ
ェイス部11に入力されたフォーマットに変換して、機
械翻訳装置2の解析部22などへ出力する。
【0014】次に、本実施例の動作について説明する。
【0015】指示詞照応装置1は、機械翻訳装置2(あ
るいはワードプロセッサ)の辞書引き部21と解析部2
2の間に挿入されて利用される。指示詞照応装置1は、
指示詞照応テーブル15を指示詞が登録された一時的な
辞書の様に扱う。指示詞照応装置1は、ある指示詞があ
たかも辞書中に存在し、その辞書内容が通常の辞書引き
から得られたようにデータを作成することが可能であ
る。
【0016】このために、機械翻訳装置2やワードプロ
セッサは、指示詞照応装置1を意識することなく作動で
きる。指示詞照応テーブル15中の指示詞は、文章中の
出現位置とともに蓄積されるので、一般の辞書と異な
り、同じ文字列の指示詞でも帰される辞書データは異な
っている。照応ルール解釈部12は、ヒューリスティッ
クなルールを解釈して指示詞の指す語をデータ蓄積部1
3の中から検索する。
【0017】以下に、ルールの一例を示す。ルールは、
自由に取り替えることが可能である。 記号の指示詞は、その指示詞を含む名詞列の中にあ
る。 記号の指示詞はその指示詞を含む名詞句の中にあ
る。 同名の記号の指示詞は、のルールで変更されない
限り、同じ語を指示する。 複合語の中のヘッドの語を指示しやすい。 指示代名詞は、前文の必須要素を指示しやすい。 入力文 (1) 緊急停止時には、リップル弁Aを閉鎖す
る必要がある。
【0018】(2) 閉鎖したAは、バキュウムが終るまで
開放してはいけない。
【0019】(1) の入力文が入力されると、照応ルール
解析部12は、のルールにしたがい、次のように指示
詞照応テーブル15にAと弁とを登録する。
【0020】 指示詞照応テーブル15 指示詞 辞書内容 指示対象 A 弁の辞書内容 弁 (2) の文が入力されると、照応ルール解析部12は、
のルールにしたがい指示詞照応テーブル15を参照し、
(2) の文のAが(1) の文の弁と認定する。出力インタフ
ェイス部17にAの辞書内容として弁の辞書内容を伝え
る。
【0021】指示詞照応装置1により(2) の文のAは、
弁と同じ辞書内容を持っている。そのために、機械翻訳
装置2に指示照応装置1を組み込んだ場合に、Aの場所
に「弁」と書かれていたと同様に作動することが出来、
機械翻訳装置2は、(2) の文を正しく解釈することがで
きる。もし、指示詞照応装置1がない場合には、機械翻
訳装置2は、(2) の文をAが閉鎖するのかAを閉鎖する
のか正しく解釈することができない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の指示詞照
応装置は、ある指示詞があたかも辞書中に存在し、その
辞書内容を通常の辞書引きから得られたようにデータを
作成することが可能であるので、機械翻訳装置やワード
プロセッサに組み込むことにより、従来よりも正しく、
翻訳や仮名漢字変換を行うことを可能にするという効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の指示詞照応装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 指示詞照応装置 2 機械翻訳装置 11 入力インタフェイス部 12 照応ルール解釈部 13 データ蓄積部 14 照応ルールベース 15 指示詞照応テーブル 16 照応テーブル変換部 17 出力インタフェイス部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデータを受取って利用可能な
    フォーマットに変換する入力インタフェイス部と、前記
    インタフェイス部が受取ったデータを蓄積しておくデー
    タ蓄積部と、指示詞が指す語を確定するための規則を蓄
    える照応ルールベースと、指示詞とその位置,指示詞の
    指す語とその位置,指示詞の指す語の辞書情報をリスト
    の形で蓄積する指示詞照応テーブルと、前記入力インタ
    フェイス部で受取ったデータ中に指示詞を発見して前記
    照応ルールベースの規則に従ってその指示詞の指す語を
    前記データ蓄積部の中から検索する照応ルール解釈部
    と、ユーザの指示などで前記指示詞照応テーブルの内容
    を強制的に変更する照応テーブル変更部と、前記照応ル
    ール解釈部からのデータを入力されたフォーマットに変
    換して出力する出力インタフェイス部とを有することを
    特徴とする指示詞照応装置。
JP4023063A 1992-02-10 1992-02-10 指示詞照応装置 Pending JPH05225228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023063A JPH05225228A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 指示詞照応装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023063A JPH05225228A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 指示詞照応装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05225228A true JPH05225228A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12099963

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4023063A Pending JPH05225228A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 指示詞照応装置

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JP (1) JPH05225228A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020524734A (ja) * 2017-06-22 2020-08-20 コベストロ・エルエルシー 芳香族イソシアネート製造工程の重合体の芳香族生成物含有粉体コーティング組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020524734A (ja) * 2017-06-22 2020-08-20 コベストロ・エルエルシー 芳香族イソシアネート製造工程の重合体の芳香族生成物含有粉体コーティング組成物

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981117