JPH05225128A - シリアル転送回路 - Google Patents

シリアル転送回路

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JPH05225128A
JPH05225128A JP4020815A JP2081592A JPH05225128A JP H05225128 A JPH05225128 A JP H05225128A JP 4020815 A JP4020815 A JP 4020815A JP 2081592 A JP2081592 A JP 2081592A JP H05225128 A JPH05225128 A JP H05225128A
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JP
Japan
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clock
data
circuit
register
serial data
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JP4020815A
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Takayoshi Sasaki
隆義 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送信データから送信周波数を解析し、送信周波
数と同じ受信周波数の受信クロックを発生させることに
ある。 【構成】シリアルデータINにおけるデータの変化点を
エッジ検出回路2で検出し、その変化点の間隔をカウン
タ3で計測する。しかも、シリアルデータINの第1の
ビットに対するデータの間隔をカウンタ3で計測し、第
1のレジスタ5に書込む。同様に、第2のビットに対す
るデータの間隔を第2のレジスタ8に書込む。これら両
レジスタ5,8の内容を比較回路9で比較し、一致して
いれば受信データのビット幅を計測できたとして、中央
処理装置6に一致信号hを出力して割込む。更に、第2
のレジスタ8の内容をボーレート発生回路11で計数す
ることにより、送信周波数と同じ周波数の受信クロック
を発生する。尚、両レジスタ5,8の内容が異なったと
きは、一致するまで計測を繰返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアル転送回路に関
し、特にマイクロコンピュータ等に内蔵されるシリアル
データ転送回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理システムの周辺装置に
おけるシリアル転送回路は、パラレル転送回路と比較し
てもデータ転送に必要な信号線数が少なく、経済的であ
るという理由により広く普及している。一方、情報処理
システムにおいては、様々な周辺装置及び他の情報処理
システムと通信をおこなう必要があるが、このとき用い
るシリアル転送周波数は情報処理システムにより様々で
あるため、情報処理システムに含まれるシリアル転送回
路は幅広いシリアル転送周波数に柔軟に対応できること
が望まれている。
【0003】特に、シリアル転送方式の中でもシリアル
データを送受するための送受信クロックが送信されない
シリアル通信方式では、受信側においてシリアルデータ
を取り込むための受信クロックを生成する必要がある。
かかる受信クロックを生成する第1の方法としては、予
め転送周波数を定め、デジタル位相同期回路や非同期通
信方式のスタートビットを利用してシリアルデータと位
相の合った受信クロックを生成する場合がある。また第
2の方法としては、予め転送周波数を定めないでおき、
例えば公衆回線を利用した不特定多数の情報処理システ
ムと接続する場合がある。このような場合の受信側は送
信側の送信周波数の如何にかかわらず、固定の受信周波
数で受信する。一方、送信側は受信側の受信周波数と一
致するまで送信周波数を変更しながらデータの送信をお
こなう。また、送信側は送信周波数と同じ周波数で受信
側からの返信を受信する。すなわち、受信側は送信され
たデータを固定の受信周波数で受信し、受信したデータ
をそのまま受信周波数と同じ周波数で送信側に送信す
る。従って、受信周波数と送信周波数が異なっている間
は送信側のデータと受信側の返送データが異なってい
る。要するに、送信側は自己の送信したデータと受信側
からの返信データが一致するところで送信周波数と受信
周波数とが一致したことを認識し、実際のデータ送信を
開始する。更に、第3の方法としては、シリアルデータ
に対して送信クロックの周波数成分を含むような符号化
をおこなう場合がある。このときは受信側でシリアルデ
ータより周波数成分を抽出し、受信クロックを生成して
データ受信をおこなうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシリア
ル転送回路を用いた第1の方法の場合には、予め転送周
波数を定めなければならないので、不特定の情報処理シ
ステムのときは送信側と受信側とを接続することができ
ないという欠点がある。また、従来のシリアル転送回路
を用いた第2の方法の場合には、転送周波数が受信側の
受信周波数に制限されてしまうため、転送速度を送信側
の情報処理システムに適した転送速度にすることができ
ず、更に送信周波数を受信周波数に合わせて変更できな
い情報処理システムにおいては、送信側と受信側との間
を接続することさえ不可能となる。従って、送信側は送
信周波数を変更する手段を持たなければならず、経済的
に負担になるという欠点がある。更に、第3の方法の場
合は送信データの符号化回路や受信データの復号化回路
および受信データに基ずくクロック抽出回路等が必要で
あり、構成ハードウェアが複雑になるという欠点があ
る。
【0005】本発明の目的は、かかる送信データに基ず
き送信周波数を解析し、送信周波数と同じ受信周波数の
受信クロックを発生させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアル転送回
路は、受信するシリアルデータの第1乃至第3のレベル
変化点を検出するエッジ検出回路と、前記第1のレベル
変化および前記第2のレベル変化の時間間隔並びに前記
第2のレベル変化および前記第3のレベル変化の時間間
隔をシステムクロックに基ずき計数するカウンタと、前
記カウンタで計数した2つの前記時間間隔を加工して格
納する第1および第2のレジスタと、前記エッジ検出回
路の出力により前記第1および第2のレジスタの内容を
比較し且つ一致したときに一致信号を出力する比較回路
と、前記比較回路の比較結果が一致しないときに前記カ
ウンタと前記第1,第2のレジスタを前記比較結果が一
致するまで動作させる制御手段と、前記第1もしくは第
2のレジスタの内容に基ずき受信クロックを発生させる
クロック発生手段とを有し、前記受信シリアルデータの
転送周波数と同じ周波数の受信クロックを生成して構成
される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を説明するための
シリアル転送回路におけるクロック発生回路のブロック
図である。図1に示すように、本実施例は8ビットのシ
リアルデータにスタートビットを付加する非同期通信方
式に適用したものである。かかるシリアルデータの送信
中に雑音等が伝送線路に影響を与えると、受信側に入力
されるシリアルデータは本来の信号ではない異なった信
号(以下、誤りデータと呼ぶ)になることがある。本実
施例はこの誤りデータによる誤動作を避けるために、シ
リアルデータのデータビットの間隔を2度計測し、その
2つの結果を比較することにあり、一致すると、誤りデ
ータが含まれていなかったものとし、ボーレートジェネ
レータを動作させ、受信クロックを発生させる。
【0008】まず、本実施例は外部情報処理システム
(図示省略)よりデータ入力端子1に入力されたシリア
ルデータINのレベル変化を検出したときにエッジ検出
信号aを出力するエッジ検出回路2と、シリアルデータ
INのスタートビットを検出したときにスタートビット
検出信号fを出力するスタートビット検出回路10とを
有する。このエッジ検出回路2から出力されたエッジ検
出信号aが“1”のときは、カウンタ3で現在のカウン
ト値を保持し、エッジ検出信号aが“1”の後“0”に
なったときは計数値「0」よりシステムクロックbを計
数する。また、シリアルデータINの反転信号およびエ
ッジ検出信号aはANDゲート4で論理積をとられ、ラ
ッチ信号cを出力する。このラッチ信号cが“1”の間
に第1のレジスタ5はカウンタ3の計数値を取り込み保
持する。一方、ANDゲート7は中央処理装置6から出
力される受信許可信号dの反転信号と、シリアルデータ
INおよびエッジ検出信号aとを入力し、ラッチ信号e
を出力する。このラッチ信号eが“1”の期間に第2の
レジスタ8はカウンタ3の計数値を取り込み保持する。
これらエッジ検出信号aと、第1のレジスタ5の保持し
た値と、第2のレジスタ8の保持した値とが比較回路9
に入力される。この第1のレジスタ5の保持した値およ
び第2のレジスタ8の保持した値が一致すると、エッジ
検出信号aがアクティブとなるタイミングで比較回路9
から一致信号hが出力される。更に、第2のレジスタ8
の値はシステムクロックbでダウンカウントされ、この
カウント値が第2のレジスタ8の値の1/2になると、
ボーレート発生回路(BRG)11は受信クロックgを
“0”にする。また、カウント値が「0」またはスター
トビット検出回路10からのスタートビット検出信号f
が“1”になると、ボーレート発生回路11は受信クロ
ックgを“1”にし、第2のレジスタ8の値から再びダ
ウンカウントする。一方、中央処理装置6は受信許可信
号dを出力し、一致信号hを割り込み信号として入力す
る。
【0009】図2は図1に示すクロック発生回路の動作
を説明するための各種信号のタイミング図である。図2
に示すように、ここではシリアルデータの送信周期がシ
ステムクロックbの10クロック幅に相当する場合を例
にとる。尚、データが送信されていない期間のシリアル
データINは“1”になっている。まず、送信側におい
て、最初のデータを“10101010”とすると、実
際に受信されるシリアルデータINは、スタートビット
がデータの先頭に付加された“010101010”と
なっている。しかも、この図2ではシリアルデータIN
のスタートビット中に雑音等の影響で誤りデータが含ま
れている場合を示し、またシリアルデータINがスター
トビットにより“0”になり、システムクロックbでは
4クロック後に誤りデータが含まれ、スタートビットが
反転してシステムクロックbの2クロック幅だけ“1”
となる(図2のから)場合を示している。中央処理
装置6は予め受信許可信号dを“0”に設定している。
この受信許可信号dが“0”であるため、受信許可信号
dを入力するスタートビット検出回路10は非動作状態
になっている。
【0010】次に、エッジ検出回路2は送信されたスタ
ートビットによりシリアルデータINが“1”から
“0”に変化したことを検知し、エッジ検出信号aをシ
ステムクロックbの1クロック幅だけ“1”にする(図
2)。シリアルデータINが“0”で且つエッジ検出
信号aが“1”になると、ANDゲート4がアクティブ
になり、ラッチ信号cを1にするので、第1のレジスタ
5にカウンタ3の計数値をセットする。しかし、カウン
タ3は、この時点ではカウントしていないので、第1の
レジスタ5にはカウンタ3の初期値がセットされる。こ
のカウンタ3においては、エッジ検出信号aが“1”か
ら“0”に変化したことで初期値を“0”とし、システ
ムクロックbに対する計数を開始する。
【0011】次に、シリアルデータINのスタートビッ
トはシステムクロックbの4クロック後、誤りデータに
より一部が“1”になると、エッジ検出回路2はエッジ
検出信号aを出力する。このエッジ検出信号aが
“1”、シリアルデータINが“1”であるので、今度
はANDゲート7がアクティブになる(図2の参
照)。この時点でのカウンタ3のカウント値は「3」と
なっているので、ANDゲート7が出力するラッチ信号
eにより第2のレジスタ8は「3」がセットされる。ま
た、システムクロックbの1クロック幅後、エッジ検出
信号aが“0”になると、カウンタ3は再び「0」より
カウントを始める。
【0012】次に、比較回路9はエッジ検出信号aによ
り第1のレジスタ5および第2のレジスタ8の内容を比
較する。しかるに、第1のレジスタ5の内容はカウンタ
3の初期値が記憶されているので、比較回路9は一致信
号hを出力しない。一方、システムクロックbで2クロ
ック後にシリアルデータINが“0”に戻ると、再びエ
ッジ検出信号aがアクティブになる。このとき、カウン
タ3の計数値は「1」となっている(図2の参照)す
なわち、シリアルデータINが“0”となり、エッジ検
出信号aが“1”になると、ANDゲート4がアクティ
ブとなる。このANDゲート4が出力するラッチ信号c
により、第1のレジスタ5には、カウンタ3の計数値
「1」がセットされる。このエッジ検出信号aがアクテ
ィブとなると同時に、比較回路9は第1のレジスタ5お
よび第2のレジスタ8の保持された値を比較するが、こ
の時点ではシリアルデータINに含まれる誤りデータに
よってレジスタの値がセットされている。これら第1の
レジスタ5および第2のレジスタ8に保持された値は、
偶然に発生する誤りデータによって規定されるが、両者
が一致する確率は小さく、誤りデータにより比較回路9
が一致信号hを出力する可能性は小さい。この例では、
第1のレジスタ5に保持された値は「3」であり、第2
のレジスタ8に保持された値は「1」であるので、一致
信号hは出力されない。カウンタ3はエッジ検出信号a
が出力された後、計数値「0」から再びカウントを始め
る。これら第1および第2のレジスタ5,8に保持され
た値が一致した場合は、でたらめなデータが受信されて
しまうが、パリティ等の通信プロトコルによりエラー検
出することで誤りを検出することができる。
【0013】次に、シリアルデータINがスタートビッ
トの次のデータビットで「1」になると(図2の)、
エッジ検出回路2はエッジ検出信号aを再び出力する。
この時点でカウンタ3の値は「3」となっている。シリ
アルデータINが“1”になると、再びエッジ検出信号
aを出力するので、ANDゲート7がアクティブとな
り、ラッチ信号eを出力する。このラッチ信号eがアク
ティブになると、第2のレジスタ8には、カウンタ3の
値「3」がセットされる。この時、第1のレジスタ5は
「1」がセットされているので、比較回路9から出力さ
れる一致信号hはアクティブとならない。さらに、エッ
ジ検出信号aが“0”になると、カウンタ3の計数値は
「0」にリセットされ、再びカウントの動作を行う。
【0014】次に、システムクロックbの10クロック
後、シリアルデータINが“0”になると(図2の
)、エッジ検出信号aがアクティブになる。このシリ
アルデータINが“0”となり、エッジ検出信号aが
“1”になると、ANDゲート4がアクティブとなるの
で、ラッチ信号cが“1”となる。この時、カウンタ3
の値は「9」となっている。従って、ラッチ信号cが
“1”になるので、第1のレジスタ5には、カウンタ3
の計数値「9」がセットされる。一方、第2のレジスタ
8は「3」がセットされているので、比較回路9より出
力される一致信号hはアクティブとならない。
【0015】次に、カウンタ3はエッジ検出信号aが
“0”になると、再びカウントを「0」より開始する。
再び、システムクロックbの10クロック後、シリアル
データINが“1”になると(図2の)、エッジ検出
回路2によりエッジ検出信号aが発生する。この時のカ
ウンタ3の計数値は「9」となっている。しかるに、エ
ッジ検出信号aが“1”、シリアルデータINが“1”
であるので、ANDゲート7がアクティブとなり、ラッ
チ信号eがシステムクロックdの1クロック幅だけ
“1”となる。このラッチ信号eはカウンタ3の計数値
「9」を、第2のレジスタ8にセットする。従って、エ
ッジ検出信号aにより、比較回路9は第1のレジスタ5
の保持した値「9」と、第2のレジスタ8の保持した値
「9」とを比較し、各々の保持した値が一致したことに
より一致信号hを初めてアクティブにする。
【0016】一方、中央処理装置6は一致信号hがアク
ティブになると、受信許可信号dを“1”にする。この
受信許可信号dを“1”にすると、以降のシリアルデー
タINにレベル変化が生じても、ANDゲート7によっ
てラッチ信号eを発生しないので、第2のレジスタ8の
値は変化しない。この第2のレジスタ8の値をボーレー
ト発生回路11でカウントすることにより、シリアルデ
ータINの送信周波数と同じ周波数の受信クロックgを
発生することができる。
【0017】次に、シリアルデータINと受信クロック
gとの位相合わせについて説明する。送信側は受信側が
送信周波数を検出するための“101010101B”
のデータを出力した後、スタートビットを付加した通常
のデータ転送をおこなう。しかる後、受信許可信号dが
“1”になると、スタートビット検出回路10が動作
し、スタートビットを検出すると、スタートビット検出
信号fを出力する。このスタートビット検出信号fによ
り、BRG11をリセットする。その後、BRG11は
再びカウント動作を開始し、受信クロックgを発生す
る。この動作により受信クロックgは送信されたシリア
ルデータINと位相が一致し、この受信クロックgを使
用することによりデータ受信が可能になる。
【0018】次に、別の送信周波数のシリアルデータに
対する受信クロックの発生について説明する。一連の受
信動作が終了したことを中央処理装置6が判断した場
合、受信許可信号dを再び“0”にすれば、シリアルデ
ータINのレベル変化によりラッチ信号eが再び“1”
になることが可能な状態となる。従って、別の周波数で
送信されたスタートビットによるレベル変化を検出する
と、新しい周波数に対応した値が第2のレジスタ8にセ
ットされ、新しい受信クロックgを発生することができ
る。
【0019】要するに、本実施例においては、受信クロ
ックgがシステムクロックdの10クロック幅となる場
合を説明したが、クロック幅に制約されることなく実現
できることは言うまでもない。すなわち、カウンタ3,
第1のレジスタ4,第2のレジスタ8およびBRG11
のビット幅が広ければ広いほど、またシステムクロック
dのクロック周波数が高ければ高いほど、生成可能な受
信クロックgの範囲が広くなるのはあきらかである。
【0020】図3は本発明の他の実施例を説明するため
のシリアル転送回路におけるクロック発生回路のブロッ
ク図である。図3に示すように、本実施例はシリアルデ
ータと受信クロックの位相合わせをデジタル・フェーズ
・ロックド・ループ(以下、DPLLと呼ぶ)を用いて
行うものであり、BRGの出力クロックをDPLLの入
力クロックとするものである。このDPLLを使用する
ことにより、位相合わせのためのスタートビットを送信
しない通信方式に適用することができる。本実施例は外
部情報処理システム(図示せず)より入力されたシリア
ルデータINのレベル変化を検出してエッジ検出信号a
を出力するエッジ検出回路2と、エッジ検出信号aが
“1”のとき現在のカウント値を保持し、エッジ検出信
号aが“1”の後“0”になると、計数値「0」よりシ
ステムクロックbを計数するカウンタ3と、シリアルデ
ータINの反転信号およびエッジ検出信号aを入力して
ラッチ信号cを出力するANDゲート4と、ラッチ信号
cが“1”の期間にカウンタ3の計数値を取り込み保持
する第1のレジスタ5と、中央処理装置6より出力され
る受信許可信号dの反転信号とシリアルデータINおよ
びエッジ検出信号aを入力してラッチ信号eを出力する
ANDゲート7と、ラッチ信号eが“1”の期間にカウ
ンタ3の計数値を取り込み保持する第2のレジスタ8
と、エッジ検出信号aと第1のレジスタ5の保持した値
および第2のレジスタ8の保持した値を入力し且つ第1
のレジスタ5の保持した値と第2のレジスタ8の保持し
た値が一致したときにエッジ検出信号aがアクティブに
なるタイミングで一致信号hを出力する比較回路9と、
第2のレジスタ8の値の下位5ビットを無視した値(第
2のレジスタ8の1/32の値)をシステムクロックb
でダウンカウントし、そのカウント値が第2のレジスタ
8の値の1/64となると受信クロックgを“0”にす
る一方、カウント値が「0」になると受信クロックgを
“1”にし、第2のレジスタ8の値から再びダウンカウ
ントするボーレートジェネレータ(BRG)11aと、
受信クロックgとシリアルデータINを入力してDPL
Lクロックjを発生するDPLL12と、一致信号hを
割り込み信号として入力し受信許可信号dを出力する中
央処理装置6とを備えている。以下、本実施例が前述し
た一実施例と比較して異なる部分を中心にして説明す
る。
【0021】まず、送信側は最初に“1010101
0”のデータを送信する。受信側では、シリアルデータ
INのレベル変化を検出すると、カウンタ3がシステム
クロックbを計数し、しかる後比較回路9が一致信号h
を出力する。このとき、BRG11aは第2のレジスタ
8の下位5ビットを無視して計数の1/32の値の計数
を始める。従って、BRG11aはシリアルデータIN
の送信周波数の32倍の周波数の受信クロックgを発生
する。また、DPLL12は受信クロックgを計数し、
DPLLクロックjとシリアルデータINの位相差が小
さくなるように、DPLLクロックjを発生する。
【0022】本実施例では、このDPLLクロックjを
シリアルデータINの受信クロックとして使用する。例
えば、DPLLクロックjとシリアルデータINの位相
が一致していれば、DPLL12は受信クロックgを3
2クロックカウントしてDPLLクロックjを発生す
る。また、DPLLクロックjをシリアルデータINと
比較して位相が遅れていれば、DPLL12は受信クロ
ックgを31クロックカウントして位相の進んだDPL
Lクロックjを発生する。
【0023】要するに、本実施例におけるクロック発生
回路の受信クロック出力をDPLL12のカウントクロ
ックして使用することにより、シリアルデータINと周
波数および位相の合った受信クロックが得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシリアル
転送回路は、受信シリアルデータから受信クロックを生
成できるので、 予め転送周波数を定める必要がなく、不特定の情報処
理システムと接続可能であり、更に送信側の情報処理シ
ステムは任意の周波数で送信できるため、送信側の情報
処理システムに適した任意の転送周波数のシリアルデー
タの送信をおこなうことができる。
【0025】送信側は受信周波数に送信周波数を合わ
せるため、送信周波数を変更するための複雑な処理が不
要である。
【0026】送信データを符号化する必要がないの
で、送信データの符号化回路、受信データの復号化回
路、受信データからのクロック抽出回路が不要になり、
経済的な負担が少ない。
【0027】特定の転送周波数を使用しないので、第
三者による通信の傍受が困難となる。という効果があ
る。また本発明はデータビットの間隔を2度計測するの
で、受信クロックを決定するにあたり、雑音等の誤りデ
ータによる影響を受けにくいという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのシリアル転
送回路におけるクロック発生回路のブロック図である。
【図2】図1に示すクロック発生回路の動作を説明する
ための各種信号等のタイミング図である。
【図3】本発明の他の実施例を説明するためのシリアル
転送回路におけるクロック発生回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 データ入力端子 2 エッジ検出回路 3 カウンタ 4,7 ANDゲート 5,8 レジスタ 6 中央処理装置 9 比較回路 10 スタートビット検出回路 11 ボーレート発生回路 12 デジタル・フェーズ・ロックド・ループ(DP
LL)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信するシリアルデータの第1乃至第3
    のレベル変化点を検出するエッジ検出回路と、前記第1
    のレベル変化および前記第2のレベル変化の時間間隔並
    びに前記第2のレベル変化および前記第3のレベル変化
    の時間間隔をシステムクロックに基ずき計数するカウン
    タと、前記カウンタで計数した2つの前記時間間隔を加
    工して格納する第1および第2のレジスタと、前記エッ
    ジ検出回路の出力により前記第1および第2のレジスタ
    の内容を比較し且つ一致したときに一致信号を出力する
    比較回路と、前記比較回路の比較結果が一致しないとき
    に前記カウンタと前記第1,第2のレジスタを前記比較
    結果が一致するまで動作させる制御手段と、前記第1も
    しくは第2のレジスタの内容に基ずき受信クロックを発
    生させるクロック発生手段とを有し、前記受信シリアル
    データの転送周波数と同じ周波数の受信クロックを生成
    することを特徴とするシリアル転送回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック発生手段は、ボーレート発
    生回路もしくはデジタル・フェーズ・ロックド・ループ
    回路を用いた請求項1記載のシリアル転送回路。
JP4020815A 1992-02-06 1992-02-06 シリアル転送回路 Withdrawn JPH05225128A (ja)

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