JPH05224972A - バックアップ装置 - Google Patents

バックアップ装置

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JPH05224972A
JPH05224972A JP5904792A JP5904792A JPH05224972A JP H05224972 A JPH05224972 A JP H05224972A JP 5904792 A JP5904792 A JP 5904792A JP 5904792 A JP5904792 A JP 5904792A JP H05224972 A JPH05224972 A JP H05224972A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 このバックアップ装置は、ホストコンピュー
タ1の障害発生時、シートの予約とチェックインを管理
するために最低限必要な、シートマップマスタ情報ファ
イル11とチェックイン情報管理ファイル12とを備え
ている。そして、バックアップ運用処理部13は、ホス
トコンピュータ1の障害発生時と復旧時にバックアップ
動作の切り替えを行う。このバックアップ運用中、この
装置はホストコンピュータ1と異なる独自の比較的簡単
なプログラムにより動作する。 【効果】 これにより、ホストコンピュータ1とは独立
した独自のバックアップ動作を行うことができ、またホ
ストコンピュータ1と同一のソフトウエア上の障害を発
生しない。従って、ホストシステムのシステム拡大等に
迅速、簡便に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機等で乗客のシー
トの予約やチェックインの確認等を管理するチェックイ
ンシステムの障害発生の際に、ホストコンピュータに代
わってチェックイン業務を実行するバックアップ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】航空機や列車、船等においては、乗客が
予め座席を確保するためにその予約を行う。また、航空
機等においては、出発前に、予約した乗客がチェックイ
ンしたか否かを確認するチェックイン処理が行われる。
図2にこのような従来のチェックインシステムのブロッ
ク図を示す。上記のようなチェックイン処理において
は、図のようにホストコンピュータ1に対し、ネットワ
ーク2を介して端末3を接続したコンピュータシステム
が使用される。このホストコンピュータ1には、座席の
予約状況やチェックイン状況等を管理するためのデータ
が格納されており、オペレータは端末3を操作して座席
の予約業務やチェックイン業務を実行する。
【0003】ところで、上記のようないわゆるリアルタ
イムチェックインシステムにおいては、その信頼性を高
め稼働率を向上させるために、各種のバックアップシス
テムが採用される。実際にはホストコンピュータ1の代
わりに、その障害発生時に処理を代行する別のホストコ
ンピュータ1Aを設け、いわゆる並列システムが採用さ
れる。この並列システムとしては、デュプレックスシス
テム、デュアルシステムあるいはマルチプロセッサシス
テムが一般に実用化されている。これらによってMTB
F(平均故障間隔)を高めている。
【0004】まず、デュプレックスシステムは、2台の
コンピュータを並列設置し、1台目を運用系、2台目を
待期系として、システムの障害発生時、運用系から待期
系にその制御を切り換えて再びスタートするシステムで
ある。また、デュアルシステムは、マスターとスレーブ
の両系で、発生するトランザクションを同時並列処理
し、両系の処理結果が一致する場合のみ結果が出力され
るようにしている。このシステムでは処理結果の信頼性
を高め、障害発生を早期に発見して対処する構成とされ
ている。また、マルチプロセッサシステムは、プロセッ
サとメモリや入出力制御装置の各コンポーネントを独立
させて、複数のプロセッサが複数のメモリと入出力装置
とを共用している。これにより複数の処理を分担して実
行し、障害発生の際にはプロセッサやメモリあるいは入
出力装置を縮退運用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば航空
機の予約とチェックインを処理するシステムは、一般に
そのプログラム量が5M〜25Mステップというように
巨大なシステムとなる。従って、上記のような並列シス
テムを設計すると非常に高価なものとなり、かつ障害の
検出と処理の受渡し等にきわめて複雑な制御を必要とす
る。また、上記並列システムは、ハードウエアの障害に
対するMTBFの向上に寄与するものの、ソフトウエア
トラブルを防止するためには、高い信頼性の高品質のソ
フトウエア提供が必要とされる。即ち、たとえ並列処理
を実行するホストコンピュータを何台備えたとしても、
同一のソフトウエアを使用した場合、そのソフトウエア
にバグが存在すると、どのホストコンピュータもそのバ
グによって動作障害を発生するおそれがある。
【0006】また、このような複雑なシステムにさらに
そのシステム拡大のため追加システムを付け加えるよう
な場合、そのシステムとの整合を図るためのテスト等に
非常に多くの労力を必要とするという問題があった。本
発明は、以上の点に着目してなされたもので、ホストシ
ステムをバックアップするために、比較的簡単な構成で
ホストシステムに代わって予約やチェックイン処理を実
行するバックアップ装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、バックアップ
装置は、ホストコンピュータと、このホストコンピュー
タに対しシートアサイン情報及びチェックイン情報を入
出力処理する端末に、ネットワークを介して接続され、
前記シートアサイン情報を格納するシートマップマスタ
情報ファイルと、前記チェックイン情報を格納するチェ
ックイン情報管理ファイルと、前記ホストコンピュータ
の障害発生と復旧状況を監視し、前記ホストコンピュー
タの正常運用時には、ホストコンピュータのシートマッ
プマスタ情報ファイルとチェックイン情報管理ファイル
の更新に連動して自己のシートマップマスタ情報ファイ
ルとチェックイン情報管理ファイルを更新し、前記ホス
トコンピュータの障害発生時には、前記端末の入出力処
理に従って自己のシートマップマスタ情報ファイルとチ
ェックイン情報管理ファイルを更新するよう動作切換を
行うバックアップ運用処理部とを備え、前記バックアッ
プ運用処理部は、前記ホストコンピュータとは異なる独
自のプログラムにより動作することを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】このバックアップ装置は、ホストコンピュータ
の障害発生時、シートの予約とチェックインを管理する
ために最低限必要な、シートマップマスタ情報ファイル
とチェックイン情報管理ファイルとを備えている。そし
て、バックアップ運用処理部は、ホストコンピュータの
障害発生時と復旧時にバックアップ動作の切り替えを行
う。このバックアップ運用中、この装置はホストコンピ
ュータと異なる独自の比較的簡単なプログラムにより動
作する。これにより、ホストコンピュータとは独立した
独自のバックアップ動作を行うことができ、またホスト
コンピュータと同一のソフトウエア上の障害を発生しな
い。従って、ホストシステムのシステム拡大等に迅速、
簡便に対応できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明のバックアップ装置実施例を示す
ブロック図である。図の装置は、ホストコンピュータ1
に対し、ネットワーク4を介して接続され、また、複数
の端末3に対してネットワーク5を介して接続されてい
る。ホストコンピュータ1は例えば航空機の座席を予約
し、チェックイン処理を実行するためのシステムを制御
するものである。即ち、端末3は乗客窓口等に設置さ
れ、オペレータが乗客の座席予約やチェックインの際の
シートアサイン情報及びチェックイン情報を入出力処理
する。ホストコンピュータ1は正常動作時、その情報を
処理し管理する。これは、図2に示したシステムと全く
同様の部分である。ここで、本発明のバックアップ装置
10は、シートマップマスタ情報ファイル11とチェッ
クイン情報管理ファイル12とを備えている。そして、
バックアップ動作を実行しこれらのファイルを管理する
ために、バックアップ運用処理部13が設けられてい
る。
【0010】図3に上記シートマップマスタ情報ファイ
ルの構成図を示す。図のファイルは、シートアサイン情
報を管理するためのもので、例えば航空機の機種11−
1とそのシート構成に関する情報を格納している。この
シート構成に関する情報として例えば、シート列毎の最
大座席数11−2等が含まれる。また、各シートについ
ては、シート番号11−3をキーとして、ビジネスクラ
スかエコノミークラスかの区別を示すクラス11−4や
禁煙席11−5、窓側席11−6といった各種の属性を
示す情報が含められる。このようなシートマップマスタ
情報ファイルを用いて、座席の予約状況が管理される。
【0011】図4にチェックイン情報管理ファイル構成
図を示す。このファイルには、乗客が実際にその予約し
たシートに着席した場合に、これを管理するチェックイ
ン情報が格納される。これには例えば、人名12−1、
搭乗者番号12−2、クラス12−3、シート番号12
−4、手荷物の有無12−5、日付12−6、搭乗区間
12−7、出発到着時刻12−8等が含められる。この
チェックイン情報によって、航空機の出発前にどのシー
トに乗客が着席したか、キャンセル状況はどうか等の管
理が行われる。また、上記図1のバックアップ運用処理
部13は、ホストコンピュータの障害発生と復旧状況を
監視し、ホストコンピュータの障害発生時には、ホスト
コンピュータに代わって上記シートアサイン情報やチェ
ックイン情報の管理を行うプロセッサ等から構成され
る。
【0012】図5に本発明のバックアップ装置の具体的
な構成を示すブロック図を図示した。図1に示した装置
は、具体的にはこのようなブロック構成とされる。図に
おいて、ホストコンピュータと接続されるネットワーク
4には、ホスト送受信制御処理部16が設けられる。ま
た、複数の端末と接続されるネットワーク5に対して
は、チェックイン端末送受信制御処理部17が設けられ
る。これらの制御処理部は、何れもよく知られた通信制
御装置から構成される。また、ホスト送受信制御処理部
16には、チェックインファイル初期化処理部18と、
チェックインファイル更新処理部19が接続されてい
る。チェックインファイル初期化処理部18は、該当す
る機種のチェックイン業務開始の際、チェックイン情報
管理ファイル12の初期化を行う装置である。この装置
は、ホスト送受信制御処理部16から入力された情報に
より、チェックイン業務開始時、最新のチェックイン情
報管理ファイル12を作成する。なお、この情報は例え
ば夜間ホストコンピュータからネットワーク4を介して
送信される。
【0013】また、あるいはこのチェックインファイル
初期化処理部18は、毎日一定時刻に、その日の全ての
便のシートアサイン情報を参照し、チェックイン情報用
に初期化してチェックイン情報管理ファイル12を作成
する。チェックインファイル初期化処理部18は、上記
のような機能を持つ部分である。また、チェックインフ
ァイル更新処理部19は、ホストコンピュータの運用の
際、ホストシステムでチェックインされた情報をホスト
送受信制御処理部16から入力し、チェックイン情報管
理ファイル12を、ホストシステムに連動させて更新す
る機能を持つ部分である。
【0014】一方、チェックイン端末送受信制御処理部
17には、バックアップ運用処理部13が接続されてい
る。このバックアップ運用処理部13には、チェックイ
ン情報連動処理部21、チェックイン要求応答処理部2
2、チェックイン要求受付処理部23、チェックイン業
務サービス処理部24、シートアサイン処理部25、シ
ートアサイン順序テーブルファイル26、チェックイン
端末稼働状況ファイル27、バックアップ運用移行処理
部28、バックアップ運用解除処理部29が設けられて
いる。チェックイン情報連動処理部21は、バックアッ
プモードで動作し、同一飛行便のチェックイン処理を行
っている複数台の端末がある場合、最新のシートアサイ
ン状況をこれらの端末に通知する部分である。そのチェ
ックイン状況は、チェックイン情報管理ファイル12か
ら読み出される。また、チェックイン処理を行っている
端末を管理するため、チェックイン端末稼働状況ファイ
ル27が設けられ、この情報にしたがって該当する端末
に対してチェックイン情報が通知される。
【0015】チェックイン要求応答処理部22は、やは
りバックアップモードで動作し、チェックイン要求とシ
ートアサイン処理結果とをチェックイン端末送受信制御
処理部17に通知し、搭乗券の発行等を指示する部分で
ある。チェックイン要求受付処理部23は、バックアッ
プ運用中に、チェックイン端末送受信制御処理部17か
ら入力される情報によって処理の流れを制御する部分で
ある。チェックイン業務サービス処理部24は、やはり
バックアップ運用中に、チェックイン業務に付帯する各
種サービス、例えばチェックインオープン/クローズ、
チェックイン便照会、便旅客リスト照会、旅客レコード
照会、シートマップ照会、手荷物タグ発行手続き等を行
うサービス処理部である。
【0016】シートアサイン処理部25は、バックアッ
プ運用時に、チェックイン処理時の座席割付を行う部分
であり、シートアサイン順序テーブルファイル26の所
定の割り付け規則にしたがって空席の割り付けを行う部
分である。バックアップ運用移行処理部28は、バック
アップ運用解除処理部29と共に、ホストシステムの障
害発生や復旧を監視し、バックアップ運用への移行や解
除を行うための部分である。この場合、バックアップシ
ステムに収容される端末毎にチェックイン端末稼働状況
ファイル27に端末の稼働モードを設定しておく。この
チェックイン端末稼動状況ファイルの使用法は、後で図
9を用いて詳述する。
【0017】図6にシートアサイン割り付け例を示すシ
ート見取図を示す。例えば航空機の座席は、図に示すよ
うな配置とされる。この場合各シートを座標により特定
する。図の例では、例えば行番号を1〜n、列番号を1
〜mとする。図に示すように、シートは必ずしも行毎
(横方向)に同一の数ではなく、機首の部分では数が少
なくなっている。ここでシートの予約を受け付ける場
合、例えば図中の白丸印に示すようにいくつかの起点を
設ける。そして、予約受付順にはじめは一番目の白丸印
を起点とし、次は白三角印を起点とするといった要領で
各起点から矢印方向に順番にシートを割り付けていく。
図の例では、その矢印は対角線状にジクザクに向けられ
ている。このようにするのは、乗客が少ない場合に乗客
が1箇所に集中しないようにするためである。図の例で
は、起点が白丸、白三角、白四角、黒丸、黒三角という
ように5種類設けられている。
【0018】図7に、図5に示すシートアサイン順序テ
ーブルファイル26の構成図を示す。例えば起点数を5
とした場合に、このテーブルには、まず最初の起点1情
報、次の起点2情報といった順に起点情報が書き込まれ
る。例えば起点1情報は図6の左上端のシートであり、
その行番号が1、列番号が3となる。また、次の起点は
図6の右上から2番目の行の右端のシートであり、その
行番号は2、列番号はm−1となる。従って、予約順に
起点1から図6に示す斜めの矢印の順でシートを割り付
けていき、例えば白丸印をたどるシートがいっぱいにな
った場合には白三角印を次の起点とし、三角印をたどる
シートを順に埋めていく。同伴やグループ等の場合には
行方向に隣合うシートを埋めるようにする。シートアサ
イン順序テーブルはこのような処理の際に参照される。
【0019】図8に予約受付の際の空席サーチ処理フロ
ーチャートを示す。予約受付に当たっては、このような
手順に従ってシートの割り付けが行われる。まずステッ
プS1において、起点位置が空席か否かが判断される。
起点位置が空席でなければ起点位置が次の位置に更新さ
れる。これは図6に示した矢印に沿って起点位置が移さ
れることを意味する。ステップS3において、起点位置
がオーバーしたか、即ち、それ以上その矢印をたどる空
席が存在しないか否かが判断される。空席がある場合に
はステップS1に戻り、ステップS4に移って、割り付
け要求条件が一致するか否かが判断される。これは、例
えば禁煙席や窓側の席等乗客の特別の要求があった場合
等に実行される。この条件が満たされればステップS5
に移り、空席の割り付け処理が行われる。
【0020】また、ステップS3において、起点位置が
オーバーした場合には、起点情報が起点数を超えたか否
かを判断する。即ち、起点数は図7に示すように例えば
5個存在し、これまで図7に示す起点1情報に基づいて
空席割り付けを行っていた場合には、次の起点2情報を
使用してその情報の更新を行う(ステップS7)。そし
て、再びステップS1に戻り空席の割り付けを行う。一
方、起点数が用意された数を上回る場合には、既に全て
の起点をたどった空席の割り付けが終了しており、ステ
ップS8に移って空席なしの処理を行う。
【0021】図9に、本発明の装置の動作フローチャー
トを示す。この図を用いて、本発明の装置の各種のモー
ドにおける動作を具体的に説明する。まず、ホストコン
ピュータが正常に動作している場合、本発明のバックア
ップ装置はホスト運転モードで動作する。この場合に
は、図1に示すシートマップマスタ情報ファイル11と
チェックイン情報管理ファイル12が、ホストの動作と
連動しながら所定のタイミングで更新されていく。ここ
でホストコンピュータ1に障害が発生すると(ステップ
S1)、まず各端末3に障害発生の旨の表示が行われ
る。各端末3を操作するオペレータはすみやかに一斉に
接続をホストコンピュータ1からバックアップ装置10
の側に切替える(ステップS3)。
【0022】その後はバックアップ運用処理部13が図
5に示した各部を動作させて、バックアップ運用を行
う。この場合、障害発生時動作中の端末やその業務内容
等はチェックイン端末稼動状況ファイル27を参照して
認識する。その後ホストコンピュータ1が復旧すると
(ステップS4)、各端末にその旨の表示がなされる
(ステップS5)。この場合、各端末は、バックアップ
装置10を使用してチェックイン処理等を実行中のもの
を除き、ホストコンピュータ1の側に接続を切替える
(ステップS6)。この切替処理は、バックアップ装置
10に通知されてそのつどチェックイン端末稼動状況フ
ァイル27が更新される(ステップS7)。これによ
り、各端末は、順次業務に支障の無いように個別に切替
処理を行う。
【0023】本発明の装置は、ホストコンピュータ1と
独立しているため、このように一時的に並行処理を行
い、円滑な切換えが可能である。全端末が切替えを終了
するとステップS8からステップS9に移行し、ホスト
運転モードに移る。本発明は以上の実施例に限定されな
い。上記各ファイルの構成やシートアサイン方法等は、
実施例に限らず各種の構成にして差し支えない。また、
図5に示す各機能ブロックは、全てコンピュータの所定
のプログラムにより構成するようにしてもよい。さら
に、ホストコンピュータの処理対象は列車、船、劇場等
のシート管理システムであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明した本発明のバックアップ装置
は、ホストコンピュータとは独立したシステムをホスト
コンピュータにネットワークを介して接続し、ホストコ
ンピュータの動作時にはチェックイン情報管理ファイル
やシートマップマスタ情報ファイルを連動して更新し、
ホストコンピュータが障害発生をした場合、ホストコン
ピュータに代わってシートアサイン情報やチェックイン
情報を管理する。この場合にバックアップ装置のソフト
ウエアは、ホストシステムとは異なる簡単な構成とさ
れ、また、ホストシステムと全く別のプログラムを使用
するため、ホストコンピュータと同一のソフトウエアト
ラブル等によって、障害が発生することが防止される。
また、ホストコンピュータとは独立の構成のため、シス
テムの拡大等に対する対応や改良が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックアップ装置実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来のチェックインシステムブロック図であ
る。
【図3】シートマップマスタ情報ファイル構成図であ
る。
【図4】チェックイン情報管理ファイル構成図である。
【図5】本発明のバックアップ装置の具体的なブロック
図である。
【図6】シートアサイン割り付け例を示すシート見取図
である。
【図7】シートアサイン順序テーブルファイル構成図で
ある。
【図8】空席サーチ処理フローチャートである。
【図9】本発明の装置の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 3 端末 4、5 ネットワーク 10 バックアップ装置 11 シートマップマスタ情報ファイル 12 チェックイン情報管理ファイル 13 バックアップ運用処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、このホストコン
    ピュータに対しシートアサイン情報及びチェックイン情
    報を入出力処理する端末に、ネットワークを介して接続
    され、 前記シートアサイン情報を格納するシートマップマスタ
    情報ファイルと、 前記チェックイン情報を格納するチェックイン情報管理
    ファイルと、 前記ホストコンピュータの障害発生と復旧状況を監視
    し、前記ホストコンピュータの正常運用時には、ホスト
    コンピュータのシートマップマスタ情報ファイルとチェ
    ックイン情報管理ファイルの更新に連動して自己のシー
    トマップマスタ情報ファイルとチェックイン情報管理フ
    ァイルを更新し、前記ホストコンピュータの障害発生時
    には、前記端末の入出力処理に従って自己のシートマッ
    プマスタ情報ファイルとチェックイン情報管理ファイル
    を更新するよう動作切換を行うバックアップ運用処理部
    とを備え、 前記バックアップ運用処理部は、前記ホストコンピュー
    タとは異なる独自のプログラムにより動作することを特
    徴とするバックアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110442368A (zh) * 2019-08-09 2019-11-12 北京空间技术研制试验中心 一种载人航天器通用计算机设备软件在轨更新方法

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