JPH05224811A - 入力補助装置 - Google Patents
入力補助装置Info
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- JPH05224811A JPH05224811A JP4059434A JP5943492A JPH05224811A JP H05224811 A JPH05224811 A JP H05224811A JP 4059434 A JP4059434 A JP 4059434A JP 5943492 A JP5943492 A JP 5943492A JP H05224811 A JPH05224811 A JP H05224811A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンピュータ等の描画入力時、特にマウス等
による入力の操作性を向上させるため、移動操作の倍率
設定を可能にすることにある。 【構成】 入力補助装置1のX軸,Y軸座標位置の移動
方向および移動量の検出する方式において、球体よりX
軸,およびY軸の回転方向および回転量を検出するため
に、X軸,Y軸タイミングプーリ24,26を設け、タ
イミングプーリのタイミングマークを光学式検知方式に
より検出する。タイミングマークにおいて3種類の濃度
マークを配置し、各マーク濃度レベルを検出し、タイミ
ングマークパターンの移動推移から球体の回転方向およ
び回転量を検出する。本方式によりセンサおよび機構品
の点数を減らす。
による入力の操作性を向上させるため、移動操作の倍率
設定を可能にすることにある。 【構成】 入力補助装置1のX軸,Y軸座標位置の移動
方向および移動量の検出する方式において、球体よりX
軸,およびY軸の回転方向および回転量を検出するため
に、X軸,Y軸タイミングプーリ24,26を設け、タ
イミングプーリのタイミングマークを光学式検知方式に
より検出する。タイミングマークにおいて3種類の濃度
マークを配置し、各マーク濃度レベルを検出し、タイミ
ングマークパターンの移動推移から球体の回転方向およ
び回転量を検出する。本方式によりセンサおよび機構品
の点数を減らす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ等のディス
プレイに関し、特にディスプレイ上の表示座標位置の指
定,あるいはグラフおよび図等の描画の入力に使用され
る入力補助装置に関する。
プレイに関し、特にディスプレイ上の表示座標位置の指
定,あるいはグラフおよび図等の描画の入力に使用され
る入力補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の人による表示座
標位置の指定方式,および描画の入力方式としては、マ
ウスおよびタブレット等の入力補助装置があげられる。
しかし、これらには下記問題を内在していた。まず、マ
ウスにより描画入力においては、ペン等の筆記具等とは
異なり、通常の文字および絵,図を描くとき人の感性に
合わない。このため、マウスは使用し難い。さらに、少
ない移動操作で大きな移動量を検出する倍率,および詳
細な移動量を検出する倍率には切り換え機能がない。こ
のため、表示画面が大きい場合に操作性が劣っていた。
標位置の指定方式,および描画の入力方式としては、マ
ウスおよびタブレット等の入力補助装置があげられる。
しかし、これらには下記問題を内在していた。まず、マ
ウスにより描画入力においては、ペン等の筆記具等とは
異なり、通常の文字および絵,図を描くとき人の感性に
合わない。このため、マウスは使用し難い。さらに、少
ない移動操作で大きな移動量を検出する倍率,および詳
細な移動量を検出する倍率には切り換え機能がない。こ
のため、表示画面が大きい場合に操作性が劣っていた。
【0003】なおさらに,マウスの場合、移動量および
移動方向の検出手段として従来、球体の回転方向,およ
び回転量をプーリ等により検出し、検出された情報を機
械的スイッチにより移動方向,および移動量を検出して
いた。このため、機構が大きくなり、また信頼性が低下
する傾向があった。タブレット等においては、X−Yの
座標位置を指定するには、予め規定された物体の盤上を
接触し、操作することにより指定位置を検出していた。
このため、自由度がなく、不便であった。
移動方向の検出手段として従来、球体の回転方向,およ
び回転量をプーリ等により検出し、検出された情報を機
械的スイッチにより移動方向,および移動量を検出して
いた。このため、機構が大きくなり、また信頼性が低下
する傾向があった。タブレット等においては、X−Yの
座標位置を指定するには、予め規定された物体の盤上を
接触し、操作することにより指定位置を検出していた。
このため、自由度がなく、不便であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、入力操作において、マウスの描画は使用し難く、表
示画面が大きい場合には倍率を変えられない不便さがあ
り、さらに,マウスによる移動量および移動方向の検出
は機械的手段によっているため、大形であって信頼性が
劣るほか、タブレットでは自由度がないなどの点であ
る。
は、入力操作において、マウスの描画は使用し難く、表
示画面が大きい場合には倍率を変えられない不便さがあ
り、さらに,マウスによる移動量および移動方向の検出
は機械的手段によっているため、大形であって信頼性が
劣るほか、タブレットでは自由度がないなどの点であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面への
座標指定および描画入力において、X軸とY軸との座標
位置の移動方向および移動量を検出できるようにしてお
き、検出されたX軸,Y軸の移動方向および移動量の情
報を計数し、パルスに変換して座標位置を設定するとと
もに、検出された移動方向,移動量,および座標位置設
定情報をインターフェース部を介してコンピュータに通
知することを特徴とする。
座標指定および描画入力において、X軸とY軸との座標
位置の移動方向および移動量を検出できるようにしてお
き、検出されたX軸,Y軸の移動方向および移動量の情
報を計数し、パルスに変換して座標位置を設定するとと
もに、検出された移動方向,移動量,および座標位置設
定情報をインターフェース部を介してコンピュータに通
知することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。図1は、本発明による入力補助装置の外観図
である。図1において、1は入力補助装置,11は第1
の座標設定指示スイッチ,12は第2の座標設定指示ス
イッチ,13は移動量倍率設定スイッチである。入力補
助装置1は、第1の座標前提指示スイッチ11,第2の
座標設定指示スイッチ12,および移動量倍率設定スイ
ッチ13を備えている。第1の座標設定指示スイッチ1
1,および第2の座標設定指示スイッチ12は座標の設
定用スイッチであり、移動量倍率設定スイッチ13は移
動量の倍率を設定するためのスイッチである。移動量倍
率設定スイッチ13は、本スイッチにより移動量の拡大
および縮小の指定が可能となる。入力補助装置1は、ペ
ン等の筆記具の形状を有している。
説明する。図1は、本発明による入力補助装置の外観図
である。図1において、1は入力補助装置,11は第1
の座標設定指示スイッチ,12は第2の座標設定指示ス
イッチ,13は移動量倍率設定スイッチである。入力補
助装置1は、第1の座標前提指示スイッチ11,第2の
座標設定指示スイッチ12,および移動量倍率設定スイ
ッチ13を備えている。第1の座標設定指示スイッチ1
1,および第2の座標設定指示スイッチ12は座標の設
定用スイッチであり、移動量倍率設定スイッチ13は移
動量の倍率を設定するためのスイッチである。移動量倍
率設定スイッチ13は、本スイッチにより移動量の拡大
および縮小の指定が可能となる。入力補助装置1は、ペ
ン等の筆記具の形状を有している。
【0007】図2は、移動量および移動方向を検出する
ための検出部の機構図である。図2において、14は第
1のボール,20は第2のボール,21はX軸センサ,
22はY軸センサ,23はX軸プーリ,24はX軸タイ
ミングプーリ,25はY軸プーリ,26はY軸タイミン
グプーリである。本検出部は移動量・方向を検出するた
めの第1のボール14,移動量・方向を検出するための
第2のボール20,X軸センサ21,Y軸センサ22,
X軸プーリ23,X軸タイミングプーリ24,Y軸プー
リ25,およびY軸タイミングプーリ26を備えてい
る。
ための検出部の機構図である。図2において、14は第
1のボール,20は第2のボール,21はX軸センサ,
22はY軸センサ,23はX軸プーリ,24はX軸タイ
ミングプーリ,25はY軸プーリ,26はY軸タイミン
グプーリである。本検出部は移動量・方向を検出するた
めの第1のボール14,移動量・方向を検出するための
第2のボール20,X軸センサ21,Y軸センサ22,
X軸プーリ23,X軸タイミングプーリ24,Y軸プー
リ25,およびY軸タイミングプーリ26を備えてい
る。
【0008】移動量・方向を検出するための第1のボー
ル14は操作面を移動し、移動量・方向を検出するため
の第1のボール14は、移動量・方向を検出するための
第2のボール20と互いに接触するように配置されてい
る。このため、移動量・方向を検出するための第2のボ
ール20の動力が伝達される。移動量・方向を検出する
ための第2のボール20には、X軸方向の回転を検出す
るためX軸プーリ23が配置されている。X軸プーリ2
3はX軸タイミングプーリ24と連結されており、移動
量・方向を検出するための第1のボール14の回転動作
の内、X軸方向の動作が伝達される。Y軸方向のY軸プ
ーリ25,およびY軸タイミングプーリ26についても
同様な構造を有し、X軸とY軸とは直角に配置されてい
る。
ル14は操作面を移動し、移動量・方向を検出するため
の第1のボール14は、移動量・方向を検出するための
第2のボール20と互いに接触するように配置されてい
る。このため、移動量・方向を検出するための第2のボ
ール20の動力が伝達される。移動量・方向を検出する
ための第2のボール20には、X軸方向の回転を検出す
るためX軸プーリ23が配置されている。X軸プーリ2
3はX軸タイミングプーリ24と連結されており、移動
量・方向を検出するための第1のボール14の回転動作
の内、X軸方向の動作が伝達される。Y軸方向のY軸プ
ーリ25,およびY軸タイミングプーリ26についても
同様な構造を有し、X軸とY軸とは直角に配置されてい
る。
【0009】図3は、本発明による入力補助装置の構成
例を示すブロック図である。図3において、11は第1
の座標設定指定スイッチ,12は第2の座標設定指定ス
イッチ,13は移動量倍率設定スイッチ,14は第1の
ボール,20は第2のボール,21はX軸センサ,22
はY軸センサ,23はX軸プーリ,24はX軸タイミン
グプーリ,25はY軸プーリ,26はY軸タイミングプ
ーリ,30はX軸センサ受信部,31はY軸センサ受信
部,32はX軸位相差検知部,33はY軸位相差検知
部,34はカウンタパルス発生部,35はセンサ受信
部,36はコンピュータインターフェース部である。
例を示すブロック図である。図3において、11は第1
の座標設定指定スイッチ,12は第2の座標設定指定ス
イッチ,13は移動量倍率設定スイッチ,14は第1の
ボール,20は第2のボール,21はX軸センサ,22
はY軸センサ,23はX軸プーリ,24はX軸タイミン
グプーリ,25はY軸プーリ,26はY軸タイミングプ
ーリ,30はX軸センサ受信部,31はY軸センサ受信
部,32はX軸位相差検知部,33はY軸位相差検知
部,34はカウンタパルス発生部,35はセンサ受信
部,36はコンピュータインターフェース部である。
【0010】X軸タイミングプーリ24,およびY軸タ
イミングプーリ26には、それぞれX軸センサ21,お
よびY軸センサ22が対向して配置されている。X軸セ
ンサ21は、X軸タイミングプーリ24のタイミングマ
ークを読み取り、信号線100を経由してX軸センサ受
信部30にタイミングマークのアナログ信号を送出す
る。X軸センサ受信部30は、タイミングマークのアナ
ログ信号からマークの濃度に合わせた信号を信号線10
1および信号線102より抽出し、X軸位相差検知部3
2に送出する。X軸位相差検知部32は、信号線101
および信号線102から回転方向および回転量を求める
ため、信号線103上のX軸位相差信号,および信号線
104上のY軸位相差信号を検出し、カウンタパルス発
生部34に送出する。Y軸方向についても同様のブロッ
クを有し、同様の動作を行なう。
イミングプーリ26には、それぞれX軸センサ21,お
よびY軸センサ22が対向して配置されている。X軸セ
ンサ21は、X軸タイミングプーリ24のタイミングマ
ークを読み取り、信号線100を経由してX軸センサ受
信部30にタイミングマークのアナログ信号を送出す
る。X軸センサ受信部30は、タイミングマークのアナ
ログ信号からマークの濃度に合わせた信号を信号線10
1および信号線102より抽出し、X軸位相差検知部3
2に送出する。X軸位相差検知部32は、信号線101
および信号線102から回転方向および回転量を求める
ため、信号線103上のX軸位相差信号,および信号線
104上のY軸位相差信号を検出し、カウンタパルス発
生部34に送出する。Y軸方向についても同様のブロッ
クを有し、同様の動作を行なう。
【0011】第1の座標設定指示スイッチ11,第2の
座標設定指示スイッチ12,および移動量倍率設定スイ
ッチ13は、それぞれセンサ受信部35と接続されてい
る。センサ受信部35は、各スイッチ11〜13の情報
をデジタル信号に変換する。カウンタパルス発生部34
は、位相差検知部から信号線103,104上へのX軸
位相差信号,信号線108,109上へのY軸位相差信
号,およびセンサ受信部35から信号線111上への移
動量倍率設定信号の内容を確認し、信号線111上の移
動量倍率設定信号の倍率に合わせて信号線116のX軸
位相差信号φA,信号線117上のX軸位相差信号φ
B,信号線118上のY軸位相差信号φA,および信号
線119上のY軸位相差信号φBをコンピュータインタ
フェース部36に送出する。センタ受信部35は第1の
座標設定指示スイッチ11から信号線114上への信
号,および第2の座標設定指示スイッチ12から信号線
115上への信号をコンピュータインタフェース部36
に送出する。コンピュータインタフェース部36は、コ
ンピュータのインタフェースに合わせた信号を送出す
る。
座標設定指示スイッチ12,および移動量倍率設定スイ
ッチ13は、それぞれセンサ受信部35と接続されてい
る。センサ受信部35は、各スイッチ11〜13の情報
をデジタル信号に変換する。カウンタパルス発生部34
は、位相差検知部から信号線103,104上へのX軸
位相差信号,信号線108,109上へのY軸位相差信
号,およびセンサ受信部35から信号線111上への移
動量倍率設定信号の内容を確認し、信号線111上の移
動量倍率設定信号の倍率に合わせて信号線116のX軸
位相差信号φA,信号線117上のX軸位相差信号φ
B,信号線118上のY軸位相差信号φA,および信号
線119上のY軸位相差信号φBをコンピュータインタ
フェース部36に送出する。センタ受信部35は第1の
座標設定指示スイッチ11から信号線114上への信
号,および第2の座標設定指示スイッチ12から信号線
115上への信号をコンピュータインタフェース部36
に送出する。コンピュータインタフェース部36は、コ
ンピュータのインタフェースに合わせた信号を送出す
る。
【0012】図4および図5に、それぞれX軸タイミン
グプーリ24,およびY軸タイミングプーリ26のタイ
ミングマークの内容と、X軸センサ,Y軸センサ,X軸
センサ受信部30,Y軸センサ受信部31,X軸位相差
検知部32,およびY軸位相差検知部路33のタイムチ
ャートとを示す。Y軸系もX軸系と同様の動作を行なう
ので、下記にX軸系の動作を説明する。図4のタイミン
グマーク40には、マークありとなしとが交互に1対1
の割合で配置したマークパターンAとマークパターンB
があり、それぞれ半ピッチずつずれている。マークパタ
ーンAとマークパターンBとを読み取るため、光学式X
軸センサ41,42が配置されており、マークパターン
AとマークパターンBとのアナログ信号がセンサ受信部
30に送出される。センサ受信部30は、マークパター
ンAとマークパターンBとのアナログ信号をデジタル信
号に変換し、X軸位相差検出部32に送出する。
グプーリ24,およびY軸タイミングプーリ26のタイ
ミングマークの内容と、X軸センサ,Y軸センサ,X軸
センサ受信部30,Y軸センサ受信部31,X軸位相差
検知部32,およびY軸位相差検知部路33のタイムチ
ャートとを示す。Y軸系もX軸系と同様の動作を行なう
ので、下記にX軸系の動作を説明する。図4のタイミン
グマーク40には、マークありとなしとが交互に1対1
の割合で配置したマークパターンAとマークパターンB
があり、それぞれ半ピッチずつずれている。マークパタ
ーンAとマークパターンBとを読み取るため、光学式X
軸センサ41,42が配置されており、マークパターン
AとマークパターンBとのアナログ信号がセンサ受信部
30に送出される。センサ受信部30は、マークパター
ンAとマークパターンBとのアナログ信号をデジタル信
号に変換し、X軸位相差検出部32に送出する。
【0013】X軸タイミングプーリ24が回転すれば、
X軸位相差検知部32は、X軸位相差信号φAとX軸位
相差信号φBとをそれぞれ信号線103と信号線104
とに送出する。タイミングプーリ24がCW方向に回転
した場合、X軸位相差検知部32は信号線103上のX
軸位相差信号φAと信号線104上のX軸位相差信号φ
Bとの位相は、信号線103上のX軸位相差信号φA側
の相が先に出力される。逆に、タイミングプーリ24が
CCW方向に回転した場合は、信号線103上のX軸位
相差信号φAと信号線104上のX軸位相差信号φBと
の位相は、信号線104上のX軸位相差信号φB側の相
が先に出力される。このことにより、回転方向(移動方
向)およびパルス数より回転量(移動量)が検出され
る。
X軸位相差検知部32は、X軸位相差信号φAとX軸位
相差信号φBとをそれぞれ信号線103と信号線104
とに送出する。タイミングプーリ24がCW方向に回転
した場合、X軸位相差検知部32は信号線103上のX
軸位相差信号φAと信号線104上のX軸位相差信号φ
Bとの位相は、信号線103上のX軸位相差信号φA側
の相が先に出力される。逆に、タイミングプーリ24が
CCW方向に回転した場合は、信号線103上のX軸位
相差信号φAと信号線104上のX軸位相差信号φBと
の位相は、信号線104上のX軸位相差信号φB側の相
が先に出力される。このことにより、回転方向(移動方
向)およびパルス数より回転量(移動量)が検出され
る。
【0014】図5のタイミングマーク41はマークを3
種用意し、濃い,淡い,なしのマークが1対1対1の比
率で一定に配置したパターンとなっている。X軸センサ
44は、マークのレベルを読み取り、X軸センサ受信部
30に信号を送出する。X軸センサ受信部30は、マー
クの濃淡のレベルをそれぞれ3レベルに変換し、信号線
103上のX軸位相差信号φA,および信号線104上
のX軸位相差信号φBをそれぞれX軸位相差検知部32
に送出する。X軸位相差検知部32は、センサ受信部3
0より送出された信号をもとに、信号線103上のX軸
位相差信号φAおよび信号線104上のX軸位相差信号
φBを抽出する。
種用意し、濃い,淡い,なしのマークが1対1対1の比
率で一定に配置したパターンとなっている。X軸センサ
44は、マークのレベルを読み取り、X軸センサ受信部
30に信号を送出する。X軸センサ受信部30は、マー
クの濃淡のレベルをそれぞれ3レベルに変換し、信号線
103上のX軸位相差信号φA,および信号線104上
のX軸位相差信号φBをそれぞれX軸位相差検知部32
に送出する。X軸位相差検知部32は、センサ受信部3
0より送出された信号をもとに、信号線103上のX軸
位相差信号φAおよび信号線104上のX軸位相差信号
φBを抽出する。
【0015】タイミングプーリ24がCW方向に回転し
た場合、マークパターンがa→b→cと変化する。タイ
ミングプーリ24がCCW方向に回転した場合、マーク
パターンがc→b→aと変化し、図4の説明と同様に、
X軸位相差信号φA,φBの相の出方が、それぞれCW
方向とCCW方向とで異なる。本信号により回転方向
(移動方向),およびパルス数より回転量(移動量)が
検出される。本方式の場合、各軸に対してセンサ受信部
44は、1個で構成できる。コンピュータは、入力補助
装置からの上記位相差情報,および座標設定指示情報を
もとにしてプログラム制御を行い、ディスプレイのX−
Y座標を指定し、描画動作を行う。
た場合、マークパターンがa→b→cと変化する。タイ
ミングプーリ24がCCW方向に回転した場合、マーク
パターンがc→b→aと変化し、図4の説明と同様に、
X軸位相差信号φA,φBの相の出方が、それぞれCW
方向とCCW方向とで異なる。本信号により回転方向
(移動方向),およびパルス数より回転量(移動量)が
検出される。本方式の場合、各軸に対してセンサ受信部
44は、1個で構成できる。コンピュータは、入力補助
装置からの上記位相差情報,および座標設定指示情報を
もとにしてプログラム制御を行い、ディスプレイのX−
Y座標を指定し、描画動作を行う。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コンピュ
ータ等の表示座標位置指定および描画入力方式の入力補
助装置に関し、入力操作が容易になって操作性を大幅に
改善でき、また、機構も簡素化できるため、信頼性の向
上につながる利点がある。すなわち、表示画面への座標
指定および描面入力において、描画入力をペン等の筆記
用具を使用するのと同じ感覚で実施でき、文字および
絵,図等を描くことができるため、操作性を向上できる
効果がある。また、倍率設定により、少ない移動操作で
大きな移動量の検出,および詳細な移動量の検出を切り
替えて容易に行うことができ、表示画面が大きい場合に
は操作性を改善できる効果がある。また、本発明では機
構が大幅に小形化されているため、使い易く、また、機
構部品数が大幅に削減されているため、信頼性の向上を
図ることができる効果がある。
ータ等の表示座標位置指定および描画入力方式の入力補
助装置に関し、入力操作が容易になって操作性を大幅に
改善でき、また、機構も簡素化できるため、信頼性の向
上につながる利点がある。すなわち、表示画面への座標
指定および描面入力において、描画入力をペン等の筆記
用具を使用するのと同じ感覚で実施でき、文字および
絵,図等を描くことができるため、操作性を向上できる
効果がある。また、倍率設定により、少ない移動操作で
大きな移動量の検出,および詳細な移動量の検出を切り
替えて容易に行うことができ、表示画面が大きい場合に
は操作性を改善できる効果がある。また、本発明では機
構が大幅に小形化されているため、使い易く、また、機
構部品数が大幅に削減されているため、信頼性の向上を
図ることができる効果がある。
【図1】本発明による入力補助装置の一実施例を示す外
観図である。
観図である。
【図2】本発明による入力補助装置の移動位置および移
動方向の検出を行う検出部の機構部である。
動方向の検出を行う検出部の機構部である。
【図3】本発明による入力補助装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】移動位置および移動方向の検出部のマークパタ
ーン,およびタイムチャートの一例を示す説明図であ
る。
ーン,およびタイムチャートの一例を示す説明図であ
る。
【図5】移動位置および移動方向の検出部のマークパタ
ーン,およびタイムチャートの一例を示す説明図であ
る。
ーン,およびタイムチャートの一例を示す説明図であ
る。
1 入力補助装置 11,12 座標設定指示スイッチ 13 移動量倍率設定スイッチ 14,20 ボール 15 コンピュータインターフェースケーブル 21 X軸センサ 22 Y軸センサ 23 X軸プーリ 24 X軸タイミングプーリ 25 Y軸プーリ 26 Y軸タイミングプーリ 30 X軸センサ受信部 31 Y軸センサ受信部 32 X軸位相差検知部 33 Y軸位相差検知部 34 カウンタパルス発生部 35 センサ受信部 36 コンピュータインターフェース部 40,43 タイミングプーリ マークパターン 41,42 マークセンサ 44 マークパターンセンサ 100〜125 信号線
Claims (5)
- 【請求項1】 表示画面への座標指定および描画入力に
おいてX軸座標位置の移動方向および移動量を検出する
ための第1の移動検出手段と、 Y軸座標位置の移動方向および移動量を検出するための
第2の移動検出手段と、 前記第1および第2の移動検出手段にて検出したX軸,
Y軸の移動方向および移動量情報を計数し、パルスに変
換するためのカウンタパルス発生部と、 座標位置を設定するための座標設定手段と、 前記第1および第2の移動検出手段によって検出された
移動方向,移動量,および前記座標設定手段により得ら
れた座標位置設定情報をコンピュータに通知するインタ
ーフェース部とを備えた入力補助装置。 - 【請求項2】 前記座標設定手段は前記第1および第2
の移動検出手段により検出された情報をもとに移動量を
変更し、拡大縮小を行うための情報を前記カウンタパル
ス発生部に入力し、 前記第1および第2の移動検出手段によって検出された
移動量の倍率を設定するための移動量倍率設定スイッチ
を備えた請求項1記載の入力補助装置。 - 【請求項3】 移動量および移動方向を検出するための
前記第1および第2の移動検出手段の機構部として球体
を2個使用し、2つの球体は互いに接触するように配置
し、第1の球体は、操作面を移動し、第2の球体にはX
軸およびY軸に直角方向にそれぞれプーリを配置し、球
体の回転方向および回転量を検出することによりX軸,
およびY軸の座標位置の移動方向および移動量を検出す
ることができるように構成した請求項1記載の入力補助
装置。 - 【請求項4】 前記第1および第2の移動検出手段の機
構部は前記第2の球体によりX軸およびY軸の回転方向
および回転量を検出するため、前記第2の球体にX軸,
Y軸のタイミングプーリを設け、タイミングプーリのタ
イミングマークを光学式検知により検出することができ
るように構成した請求項3記載の入力補助装置。 - 【請求項5】 前記第1および第2の移動検出手段の機
構部はさらに、前記タイミングプーリにタイミングマー
クとして3種類の濃度マークを配置し、各濃度に合わせ
たレベルを検出するとともに、前記検出された情報をも
とに球体の回転方向と回転量を検出し、前記球体の回転
方向および回転量からX軸,Y軸座標位置の移動方向お
よび移動量を検出することができるように構成した請求
項4記載の入力補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059434A JPH05224811A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 入力補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059434A JPH05224811A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 入力補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224811A true JPH05224811A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13113167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4059434A Pending JPH05224811A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 入力補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05224811A (ja) |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP4059434A patent/JPH05224811A/ja active Pending
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