JPH05223528A - 帯状体の幅,蛇行量測定装置 - Google Patents

帯状体の幅,蛇行量測定装置

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JPH05223528A
JPH05223528A JP2313492A JP2313492A JPH05223528A JP H05223528 A JPH05223528 A JP H05223528A JP 2313492 A JP2313492 A JP 2313492A JP 2313492 A JP2313492 A JP 2313492A JP H05223528 A JPH05223528 A JP H05223528A
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中 康 治 田
Yoshiharu Kikuchi
池 祥 晴 菊
Isao Hamada
田 勲 浜
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯状体の幅,蛇行量の測定を正確にする。 【構成】 帯状体の端部を撮映するCCDカメラと、帯
状体両端部の画像信号を二値化する二値化回路と、二値
化画像信号より微小ノイズを除去するノイズ除去回路
と、ノイズを除去した二値化画像より帯状体端部位置を
算出する端部位置演算器と、算出された端部位置信号か
らノイズ除去回路で除去できず端部位置信号に存するノ
イズを除去する端部位置安定化回路と、安定化した端部
位置より帯状体の幅及び蛇行量を算出する幅,蛇行量演
算器とからなる。 【効果】 蒸気,ダスト,油や水の飛散や噴霧等のある
雰囲気環境下においても安定した幅,蛇行量の計測が可
能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状体を通板もしくは
圧延するプロセスにおいて、走行する帯状体の幅および
蛇行量の連続測定を行う装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の装置として、特開昭60−7305
号公報や実開昭61−185748号公報において帯状
体の端部に接触させたロールの位置を検出することによ
り端部位置を測定し、帯状体の蛇行量を測定する装置が
知られている。
【0003】また特開昭61−14509号公報には端
部位置を帯状体の横方向より超音波距離計により測定す
る方法が、特開昭62−54109号公報には帯状体の
横方向よりレーザ距離計により端部位置を測定する方法
が提示されている。
【0004】特開昭61−103612号公報,特開昭
61−10708号公報および特開昭61−23140
3号公報にはCCDカメラ,測定用カメラ等を利用した
帯状体の幅や蛇行を検出する装置が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、帯状体にロー
ルを接触させる方法では、帯状体の厚みが薄く十分な幅
方向強度がない場合や、走行速度が速い場合には帯状体
に疵やしわが発生し易く実用化は極めて因難である。
【0006】帯状体側方よりレーザーや超音波を利用し
て測定する方法では、センサーの検出距離が短く、セン
サーを帯状体の近傍に設置しなければならず、パスライ
ンの変動の大きい場合や、帯状体の幅が大きく変動する
場合にはセンサーを帯状体に追従させるための駆動機構
や、スキャニング装置が必要となり、高価な装置とな
り、また十分な空間のない圧延機内等では設置が因難で
ある。
【0007】CCDカメラ,測定用カメラ等を利用した
方法では、熱間圧延設備等の蒸気,ダスト,油,冷却水
等の多い悪環境下ではノイズの発生が多く、帯状体の幅
や蛇行量を安定して検出出来ず、検出できても帯状体近
傍までカメラを近づけなければならなず、パスラインや
帯状体の幅の変動にカメラを追従させるための駆動機構
が必要となるため、高価な装置となり、また十分な空間
のない圧延機内等では設置が因難であるという問題があ
った。
【0008】本発明は以上の問題点を有利に解決するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、通板ライン上
の帯状体の両端部を撮映するCCDカメラと、該CCD
カメラで得られる帯状体両端部の画像信号を高レベルと
低レベルに二値化する二値化回路と、該二値化された画
像信号に含まれる微小ノイズを除去するノイズ除去回路
と、該ノイズ除去された二値化画像信号より背景部と帯
状体部を識別し帯状体端部位置を算出する端部位置演算
器と、該算出された端部位置信号から前記ノイズ除去回
路で除去できず端部位置に存するノイズを除去して端部
位置を明確化する端部位置安定化回路と、該安定化した
端部位置より帯状体の幅あるいは蛇行量を算出する幅演
算器あるいは蛇行量演算器とからなることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明装置は、二値化画像信号に含まれるノイ
ズを除去するノイズ除去回路と、ノイズ除去された信号
から帯状体端部位置を算出する端部位置演算器と、端部
位置に存するノイズを除去し端部位置を明確化する端部
位置安定化回路を備えているので、熱間圧延機の如く蒸
気,ダスト,油,水等の飛散や噴霧等のある雰囲気環境
下においても、安定して帯状体の幅あるいは蛇行量を検
出できるため、CCDカメラを帯状体近傍でなく、比較
的に離れた位置に設置できる。そのため、帯状体のパス
ラインの変動による誤差が小さくなり、CCDカメラを
絶えず帯状体の端部に合せるための移動をする必要がな
くなるので、駆動装置が不要となる。従って安価で耐久
性の高い、且つ小型の装置により、帯状体の幅あるいは
蛇行量を非接触で安定して測定することが可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。CCDカメ
ラ1D,1Wは、図2に示す熱間連続仕上圧延機のスタ
ンド間に、鋼帯Sののパスラインよりhiだけ直上にラ
インセンターからLaづつ離して、それぞれ圧延スタン
ドの駆動側(ドライブサイド)と作業側(ワ−クサイ
ド)に設置されており、鋼帯Sの各端部の画像を得る。
CCDカメラ1Dは駆動側の鋼帯端部の画像を、CCD
カメラ1Wは作業側の鋼帯端部の画像を得る。ここで、
例えばhi=4900mm、La=450mmで、CC
Dカメラ1D,1Wの画素数が鋼帯の幅方向に約750
画素であって、1台のカメラで250mmの幅を測定す
るとすると、一画素あたりの幅方向分解能は約0.33
mmである。またパスラインの50mmの上下変動に対
しては測定誤差2.6mm以下となる。
【0012】2台のカメラ1D,1Wの、鋼帯S端部を
撮映した画像信号を、それぞれ二値化回路2D,2Wが
高レベルと低レベルに二値化する。その二値化画像信号
をノイズ除去回路3D、3Wが、低レベル部に挟まれた
幅方向に連続した一定の画素数以下例えば4画素以下の
微小な高レベル部をノイズ成分とみなして低レベルに補
正した二値化画像信号をつくる。なおノイズ除去は一定
の面積以下の微小な高レベル部を低レベル部とみなして
除去する方法によることもできる。
【0013】ノイズを除去した二値化画像信号を、端部
位置演算機4D,4Wが、低レベルと高レベルの幅方向
の境の画素位置より、画面上の端部位置を演算する。得
られた端部位置を、端部位置安定化回路5D,5Wが、
一定時間以下しか持続しない一定画素以下の急速な端部
位置の変化について、例えば、4/60秒間以下しか持
続しない8画素分以下の鋼帯端部位置の変化について
は、変化していないとみなして、その間の端部位置は該
変化直前の位置に補正し、鋼帯(S)の両端位置情報を
安定化する。安定化した駆動側鋼帯端部位置Ldと作業
側鋼帯端部位置LWより幅/蛇行量演算器6が、幅B
と、蛇行量Wを、以下の式に基づき算出する。
【0014】B=1d−1w ・・・(1) W=(1d+1w)/2 ・・・(2) 図3に、上記実施例装置を用い熱間圧延ライン連続仕上
圧延機において測定した、ライン速度30m/min,
幅950mm,温度約950度の鋼帯Sの、圧延中の幅
Bと蛇行量Wの測定結果の時間推移をしめす。比較とし
て図4に同サイズの鋼帯Sを同条件で、本発明に含まれ
るノイズ除去を行わない場合の測定結果の時間推移をし
めす。
【0015】本発明装置によれば蛇行量Wおよび幅Bと
もに極めて精度良く測定が可能であるのに対し、ノイズ
除去を行わない比較例の場合は、ノイズにより精度の悪
い測定例しか得られなかった。
【0016】
【発明の効果】本発明により、帯状体を通板もしくは圧
延するプロセスにおいて、従来安定した計測が因難であ
った、蒸気,ダスト,油や水の飛散や噴霧等のある雰囲
気環境下においても、帯状体の幅および蛇行量を非接触
で安定して検出することが可能になり、その効果は極め
て大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 図1に示すCCDカメラ1D,1Wを配置し
た熱間連続仕上圧延機の概要を示す斜視図である。
【図3】 図1に示す測定装置による測定結果を示すグ
ラフである。
【図4】 図1に示す測定装置よりノイズ除算回路およ
び安定化回路を除去した場合の、図3との比較測定結果
を示すグラフである。
【符号の説明】
1D,1W:CCDカメラ hi:高さ La:ラインセンタ−からの水平距離

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通板ライン上の帯状体の両端部を撮映す
    るCCDカメラと、該CCDカメラで得られる帯状体両
    端部の画像信号を高レベルと低レベルに二値化する二値
    化回路と、該二値化された画像信号に含まれる微小ノイ
    ズを除去するノイズ除去回路と、該ノイズ除去された二
    値化画像信号より背景部と帯状体部を識別し帯状体端部
    位置を算出する端部位置演算器と、該算出された端部位
    置信号から前記ノイズ除去回路で除去できず端部位置に
    存するノイズを除去して端部位置を明確化する端部位置
    安定化回路と、該安定化した端部位置より帯状体の幅を
    算出する幅演算器とからなることを特徴とする帯状体の
    幅測定装置。
  2. 【請求項2】 通板ライン上の帯状体の両端部を撮映す
    るCCDカメラと、該CCDカメラで得られる帯状体両
    端部の画像信号を高レベルと低レベルに二値化する二値
    化回路と、該二値化された画像信号に含まれる微小ノイ
    ズを除去するノイズ除去回路と、該ノイズ除去された二
    値化画像信号より背景部と帯状体部を識別し帯状体端部
    位置を算出する端部位置演算器と、該算出された端部位
    置信号から前記ノイズ除去回路で除去できず端部位置に
    存するノイズを除去して端部位置を明確化する端部位置
    安定化回路と、該安定化した端部位置より帯状体の蛇行
    量を算出する蛇行量演算器とからなることを特徴とする
    帯状体の蛇行量測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101863839B1 (ko) * 2017-06-01 2018-06-01 주식회사 한국매크로 영상을 이용한 고속, 반복 길이 측정방법 및 장치

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JPS61103612A (ja) * 1984-10-26 1986-05-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧延材の蛇行量検出装置
JPS61170603A (ja) * 1985-01-25 1986-08-01 Nippon Kokan Kk <Nkk> 疲労試験片クラック先端位置の自動測定方法およびその装置
JPS63252209A (ja) * 1987-04-08 1988-10-19 Sumitomo Metal Ind Ltd 帯状体の端部検出装置

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