JPH0522336Y2 - - Google Patents

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JPH0522336Y2
JPH0522336Y2 JP1986199775U JP19977586U JPH0522336Y2 JP H0522336 Y2 JPH0522336 Y2 JP H0522336Y2 JP 1986199775 U JP1986199775 U JP 1986199775U JP 19977586 U JP19977586 U JP 19977586U JP H0522336 Y2 JPH0522336 Y2 JP H0522336Y2
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roll
horizontal
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squaring
larger
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、丸管からの角管製造装置に関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 角管を製造する方法の一つとして、種々の方法
で製造された丸管を使用して角管に成形する方法
があり、例えば電縫管製造設備に複数台のスケア
リングスタンドを設け、電縫管をこれらスケアリ
ングスタンドにより順次成形して角管を得てい
る。
このスケアリングスタンドは、第6図に示すよ
うに、上下に一対の水平ロール1,1と左右に一
対の垂直ロール2,2から構成され、水平ロール
1を駆動ロール、垂直ロール2をアイドルロール
としているため、スペース上、水平ロール1の方
がロール径が大きくなつている。
そのため、水平側と垂直側での成形が異なり、
コーナーRの精度が悪くなる。
これは、第4図に示すように、水平ロール1と
垂直ロール2の角成形開始点に距離Lだけ差があ
り、ロール径の大きい水平ロール1で先に成形が
始まり、第5図に極端に示すように、水平ロール
1側から先に成形が進んでゆくため、水平ロール
1側のRが小さく、垂直ロール2側のRが大きく
なり、寸法X<寸法Yとなるためである。
この考案は、このような問題点を解消すべく提
案されたもので、その目的は、コーナー精度の良
い角管を得ることのできる丸管からの角管製造装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段・作用) この考案に係る丸管からの角管製造装置は、複
数台あるスケアリングスタンドのうち少なくとも
前段の1台のスケアリングスタンドのロールカリ
バーを、ロール径が大きい方のロールよりもロー
ル径が小さい方のロールが大きくなるように構成
し、ロール径の小さい方のロールの成形を強目に
かけるようにしたものである。
(実施例) 以下、この考案を図示する一実施例に基づいて
説明する。
第1図に示すように、水平ロール1と垂直ロー
ル2とでは、ロール径が異なるが、従来において
は、ミル中心でのロールカリバーは同一、すなわ
ち曲率半径R1は等しくされている。
本考案では、ロール径の大きい方の水平ロール
1よりもロール径の小さい方の垂直ロール2のロ
ールカリバーが大きくなるようにし、ロール径の
差による成形の違いを補正させる。
これには、例えば、垂直ロール2の曲率半径
R1はそのままとし、水平ロール1の曲率半径を
R2(<R1)とし、曲率を大きくして水平ロール1
の成形量を若干小さくする。
なお、これとは逆に水平ロール1はそのままと
し、垂直ロール2の曲率を小さくして成形量を若
干大きくしてもよい。
また、以上は水平ロール径が大きい場合を示し
たが、垂直ロール径が大きい場合には、逆に水平
ロールの成形量を大きくするために、水平ロール
の曲率半径を垂直ロールの曲率半径より大とする
ことはいうまでもない。
スケアリングスタンドは、例えば4台設置され
ており、第2図に示すように、ロールカリバーの
曲率を順次大きくした前段3台のスタンドと、最
終のフラツトなロール1D,2Dにより、丸管3
を角管4へと成形している。
このようなスタンド列において、前段3台のス
タンドの水平ロール1A〜1Cの成形量を若干小
さくして成形を行なう。
以上のような構成において、水平ロール1より
も垂直ロール2の方の曲率半径を大となして強目
の成形とするとともに、水平ロール1の角成形開
始点を遅らせることができるため、第3図に示す
ように水平ロール1側のRと垂直ロール2のRが
等しく、X=Yの精度の良いコーナが得られる。
(考案の効果) 前述のとおり、この考案によれば、スケアリン
グスタンドのロールカリバーを、ロール径が大き
い方のロールよりもロール径が小さい方のロール
が大きくなるように構成したため、ロール径が小
さい方のロール成形が強目になるとともにロール
径の大きい方のロールの角成形開始点を遅らせる
ことができ、コーナー精度の良い角管を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るロールカリバーを示
す説明図、第2図AないしDは同様のスケアリン
グスタンドの1例を示す概略図、第3図は成形さ
れた角管を示す断面図、第4図は従来のロールと
管の関係を示す説明図、第5図AないしDは従来
の成形を順に示した概略図、第6図はスケアリン
グスタンドの従来例を示す概略図である。 1……水平ロール、2……垂直ロール、3……
丸管、4……角管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平ロールと垂直ロールのロール径が異なるス
    ケアリングスタンドで、丸管を角管に成形する角
    管製造装置であつて、 複数台あるスケアリングスタンドのうち少なく
    とも前段の1台のスケアリングスタンドのロール
    カリバーを、ロール径が大きい方のロールよりも
    ロール径が小さい方のロールが大きくなるように
    構成したことを特徴とする丸管からの角管製造装
    置。
JP1986199775U 1986-12-30 1986-12-30 Expired - Lifetime JPH0522336Y2 (ja)

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JPS63111220U JPS63111220U (ja) 1988-07-16
JPH0522336Y2 true JPH0522336Y2 (ja) 1993-06-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137321A (ja) * 1984-07-27 1986-02-22 Nippon Steel Metal Prod Co Ltd 角形鋼管の成形方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6137321A (ja) * 1984-07-27 1986-02-22 Nippon Steel Metal Prod Co Ltd 角形鋼管の成形方法

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JPS63111220U (ja) 1988-07-16

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