JPH05222288A - ポリウレタン水性分散液 - Google Patents

ポリウレタン水性分散液

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JPH05222288A
JPH05222288A JP4289956A JP28995692A JPH05222288A JP H05222288 A JPH05222288 A JP H05222288A JP 4289956 A JP4289956 A JP 4289956A JP 28995692 A JP28995692 A JP 28995692A JP H05222288 A JPH05222288 A JP H05222288A
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acetone
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Alexander Wallon
アレクサンダー、ヴァロン
Lothar Maempel
ロタル、メムペル
Gerhard Auchter
ゲールハルト、アウホター
Horst Seibert
ホルスト、ザイベルト
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 良好な接着特性を示し、しかも最少限度の粘
度を有し、接着剤として使用され得るポリウレタン水性
分散液を提供する。 【構成】 (a)有機ポリイソシアネート、(b)50
0g/モルを超え5000g/モルに至るまでの範囲の
分子量を有し、陰イオン基もしくは陰イオン基に転化し
得る基を含有しないジヒドロキシル化合物、(c)少な
くとも1個の陰イオン基もしくは陰イオン基に転化し得
る基を含有するジ−もしくはモノ−ヒドロキシル化合
物、(d)場合によりさらに、1個もしくは2個のイソ
シアネート反応性官能基と、少なくとも1個の陰イオン
基もしくは陰イオン基に転化し得る基を含有し、または
含有しない化合物から構成されるポリウレタンと、ポリ
ウレタンに対して5から60重量%のポリマー接着性増
強剤とを含有する水性分散液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はポリウレタンとポリマー接着性増
強剤とを含有する水性分散液に関するものである。
【0002】
【従来技術】独国特許出願4024567号明細書およ
び西独特許出願公開3903538号公報は、ポリウレ
タンと他のポリマー、例えば接着性を増強するフェノー
ルホルムアルデヒド樹脂を含有し、乳化剤を含有しない
分散液接着剤を開示している。上記西独公開公報の方法
では、ポリウレタンを低沸点水混和性溶媒中で調製し、
次いでポリマー接着性増強剤を添加し、この混合物を水
中に分散させる。
【0003】この方法は、添加されたポリマー接着性増
強剤が分散粒子内に在り、ポリウレタン安定層により包
囲されているものと考えられ、安定な水性分散液をもた
らす。この分散液のことに顕著な積極的特徴は、接着剤
として使用する場合、その当初の良好な接着力である。
【0004】しかしながら、この分散液の積極的特徴は
粘度があまりにも高いことである。このような接着剤
は、一般的に、好ましくは低粘度の高濃度分散液として
使用される。同時に分散液中の粒子は、高剪断力を有す
る分散液をもたらすために微小でなければならない。
【0005】そこで本発明の目的は、良好な接着特性を
示し、しかも最少限度の粘度を有する、接着剤として使
用され得る分散液を提供することである。
【0006】
【発明の要約】しかるに上述の目的は、(a)有機ポリ
イソシアネート、(b)500g/モルを超え5000
g/モルに至るまでの範囲の分子量を有し、陰イオン基
もしくは陰イオン基に転化し得る基を含有しないジヒド
ロキシル化合物、(c)少なくとも1個の陰イオン基も
しくは陰イオン基に転化し得る基を含有するジ−もしく
はモノ−ヒドロキシル化合物、(d)場合によりさら
に、1個もしくは2個のイソシアネート反応性官能基
と、少なくとも1個の陰イオン基もしくは陰イオン基に
転化し得る、(c)とは異なる化合物、および(e)場
合によりさらに、少なくとも2個のイソシアネート反応
性官能基を含有し、60から500g/モルまでの分子
量を有し、陰イオン基もしくは陰イオン基に転化し得る
基を含有しない化合物から構成されるポリウレタンと、
ポリウレタンに対して5から60重量%のポリマー接着
性増強剤とを含有する水性分散液であって、ポリウレタ
ンないしそのプレポリマーが沸点100°以下の水混和
性溶媒中において調製され、ポリマー接着性増強剤の添
加後に水中に分散せしめられ、プレポリマーの場合には
次いでポリウレタンへの転化が行われることを特徴とす
る水性分散液により達成されることが本発明者らにより
見出された。
【0007】
【発明の構成】乳化剤を含有しない本発明分散液はポリ
ウレタンと、これに対して5から60重量%の接着性増
強剤ポリマーを含有する。
【0008】このポリウレタンは、構成分(a)から
(e)から構成される。他の構成分も追加的に使用し得
るが、これらのみから構成されるのが好ましい。
【0009】ことに適当なポリイソシアネート(a)
は、脂肪族、脂環式および芳香族ジイソシアネートであ
る。好ましいポリイソシアネートは一般式X(NCO)
2 で示され、このXが4から12個の炭素原子を有する
脂肪族炭化水素、6から15個の炭素原子を有する脂環
式炭化水素、6から15個の炭素原子を有する芳香族炭
化水素を意味する場合の化合物である。
【0010】これらジイソシアネートをさらに具体的に
例示すれば、1,4−ブタンジイソシアネート、1,6
−ヘキサンジイソシアネート、2,2,4−および2,
4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
シクロヘキサンジイソシアネート、メチルシクロヘキサ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
4,4′−ジイソシアネートジフェニルメタン、4,
4′−ジイソシアネートジシクロヘキシルメタン、2,
4−および2,6−トルエンジイソシアネートが挙げら
れる。
【0011】必要に応じてこれらの混合物も使用し得
る、ことに適当な混合物は、モル割合1:4から5:1
の脂肪族もしくは脂環式ジイソシアネートと芳香族ジイ
ソシアネートの混合物である。
【0012】分子量調整のため必要に応じて少量のモノ
イソシアネートが使用され得る。
【0013】500g/モルを超え、5000g/モル
に至るまでの範囲の分子量を有する適当なジヒドロキシ
ル化合物(b)は、2個のヒドロキシル基を有する周知
のポリエステル、ポリエーテル、ポリチオエーテル、ポ
リラクトン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリ
エステルアミドである。好ましいヒドロキシル化合物は
750から3000の分子量を有するものであって、も
ちろん必要に応じてこれらの混合物も使用され得る。
【0014】適当な化合物(c)は、脂肪族、脂環式、
芳香族のモノ−もしくはジヒドロキシカルボン酸であっ
て、好ましいのはジヒドロキシカルボン酸、ことに米国
特許3412054号明細書に記載されているような3
から10個の炭素原子を有するものである。そのうち特
に好ましいのは以下の式
【0015】
【化1】 で表わされ、R1 が水素原子あるいは1から4個の炭素
原子を有するアルキルを、R2 、R3 が1から4個の炭
素原子を有するアルキレン基を意味するカルボン酸であ
る。例えば2,2−ジメチロールプロピオン酸である。
【0016】選択的構成分(d)は、1個もしくは2個
のイソシアネート反応性官能基を有し、少なくとも1個
の陰イオン基もしくは陰イオン基に転化し得る基を有す
る、(c)とは異なる化合物である。イソシアネート反
応性官能基はヒドロキシル基あるいは1級もしくは2級
アミノ基である。陰イオン基に転化し得る基は、一般的
にカルボン酸基もしくはスルホン酸基であり、さらには
アミノカルボン酸、アミノスルホン酸、例えばリジン、
アラニン、N−(2−アミノエチル)−2−アミノエタ
ンスルホン酸、西独特許出願公開2034479号公報
に記載されているようなα−オレフィンカルボン酸と脂
肪族1級ジアミンの付加物、例えばアクリル酸とエチレ
ンジアミンの付加物などが挙げられる。
【0017】化合物(c)および(d)と共に、ポリウ
レタンが水に分散し得るようにするため、陰イオン基も
しくはこれに転化し得る基を含有する。
【0018】潜在的陰イオン基、例えばカルボン酸基も
しくはスルホン酸基をイオン基に転化するため、無機お
よび/あるいは有機の塩基、、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、アンモニア、1級、2級およびことに3級アミン、
例えばトリエチルアミン、ジメチルアミノプロパノール
が使用される。
【0019】潜在的陰イオン基の中和は、イソシアネー
ト重付加反応の前あるいはその間に行われ得るが、反応
後に行うのが好ましい。
【0020】必要に応じて付加的に乳化剤も使用され得
る。例えば500から10000g/モル、ことに10
00から5000g/モルの分子量を有する1価ポリエ
ーテルアルコールなどである。この1価ポリエーテルア
ルコールは、メタノール、エタノール、n−ブタノール
のような1価出発分子を、エチレンオキサイド、あるい
はエチレンオキサイドと他のアルキレンオキサイド、こ
とにプロピレンオキサイドの混合物によりアルコキシル
化して得られる。アルコキシル化剤としてこのような混
合物を使用する場合、これは少なくとも40モル%、好
ましくは少なくとも65モル%のエチレンオキサイドを
含有するのが好ましい。
【0021】しかしながら、このような非イオン性乳化
剤の添加は、構成分(c)および選択的構成分(d)の
存在に鑑み、一般的に不必要である。
【0022】選択的構成分(e)は、2個のヒドロキシ
ル基あるいは2個のアミノ基あるいは1個のヒドロキシ
ル基と1個のアミノ基を有する化合物である。適当な化
合物(e)は1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオールのようなジヒドロキシル化合物、エチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、ピペラジン、2,5
−ジメチルピペラジン、1−アミノ−3−アミノメチル
−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン(イソホロン
ジアミン)、4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタ
ン、2,4−ジアミノシクロヘキサン、1,2−ジアミ
ノプロパン、ヒドラジンのようなジアミン、エタノール
アミン、イソプロパノールアミン、メチルエタノールア
ミン、アミノエトキシエタノールのようなアミノアルコ
ールである。場合により2個以上のイソシアネート反応
性官能基を有する化合物(e)を使用し得る。
【0023】構成分(a)から(e)の重量は、イソシ
アネート反応性官能基、一般的にヒドロキシル基ないし
アミノ基の総数が、イソシアネートグラム当量あたり
0.9から1.1グラム当量、ことに0.95から1.
05グラム当量となるように使用するのが好ましい。
【0024】イソシアネート1グラム当量あたり、各構
成分の割合は以下の通りであるのがことに好ましい。す
なわち、構成分(b)が0.15から0.8、ことに
0.3から0.6グラム当量、構成分(c)が0.03
から0.4、ことに0.05から0.4グラム当量、構
成分(d)が0から0.4、ことに0から0.3グラム
当量、構成分(e)が0から0.8、ことに0から0.
6グラム当量である。
【0025】ポリウレタンを形成するため、構成分
(a)から(e)を、例えば西独特許出願公開3437
918号公報に記載されているように、水混和性の低沸
点有機溶媒中において反応させる。これに使用される推
奨されるべき溶媒はテトラヒドロフラン、メチルエチル
ケトン、N−メチルピロリドン、ことにアセトンであ
る。反応温度は50から100℃が好ましい。イソシア
ネート基を持たない生成ポリウレタンは、接着性増強剤
を添加し、次いで有機溶媒を蒸留して所望程度まで、一
般的には完全に除去した後、水中に分散せしめられる。
【0026】あるいはまた、水混和性の低沸点有機溶媒
中においてまずポリウレタンのプレポリマーを形成して
から、ポリウレタンを製造することもできる。この場
合、少なくとも構成分(a)および(b)と(c)の一
部分を相互重合させる。接着性増強剤ポリマー添加後、
未だイソシアネート基を含有するプレポリマーを水中に
分散させ、ことに残余構成分を含めてプレポリマーの反
応を継続、有機溶媒はその後に上述のようにして蒸留除
去される。
【0027】接着性増強剤ポリマーは、種々の重縮合
物、フリラジカル重合による重合体、あるいは重付加物
のうちのいずれかである。好ましいは、500から20
00の分子量(重量平均(Mw))、80から130℃
の軟化点を有するフェノール/ホルムアルデヒド縮合樹
脂である。ことに好ましいフェノール/ホルムアルデヒ
ド縮合樹脂は、フェノールあるいはC1 −C10アルキル
置換フェノールとホルムアルデヒドとを酸触媒反応させ
て得られるノボラックである。この反応はことにホルム
アルデヒド1モルあたり1.05から1.3モルのフェ
ノールを使用して行うのが好ましい。
【0028】またことに好ましい接着性増強剤ポリマー
は、エピクロルヒドリンのようなエポキシドとビスフェ
ノールAを反応させて得られた、500から5000の
分子量(重量平均(Mw))、80から130℃の軟化
点を有するエポキシ樹脂である。さらに他の適当な接着
性増強剤ポリマーは、ポリ(ビニルアセテート)、ポリ
(ビニルクロライド)、ポリ(メチルメタクリレー
ト)、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエステル、ポリ
エーテルジオール、ポリウレタン、ことに塩基を含まな
いポリウレタン、フェナクリレートである。
【0029】好ましいポリ(ビニルアセテート)は、ビ
ニルアセテートの単独重合体であるが、ビニルラウレー
ト、ビニルステアレート、(メタ)アクリル酸、フマル
酸あるいはことにマレイン酸と、C1 −C8 アルカノー
ル、例えばメタノール、n−ブタノールあるいは2−エ
チルヘキサノールとのエステルのようなコモノマーを1
0重量%まで重合含有する共重合体も使用され得る。ポ
リマーは、一般的にDIN53726により、シクロヘ
キサノン中、25℃で測定して45から60のK値を有
する。ポリ(ビニルクロライド)は、ビニルクロライド
の単独重合体あるいはエチレン、ビニルアセテートのよ
うなコモノマーを10重量%まで重合含有する共重合体
である。このK値(25℃、シクロヘキサノン、DIN
53726)は、45から55である。この分野で使用
されるポリ(メチルメタクリレート)は、メチルメタク
リレートの単独重合体あるいは、ビニルアセテート、ア
クリル酸とC1 −C8 アルカノールとのエステル、メタ
クリル酸とC2 −C8 アルカノールとのエステルを10
重量%まで重合含有する共重合体である。DIN537
35(230℃/3.8kg)で測定される、これらの
メルトフローインデックスMFIは、一般的に0.1か
ら3.0である。これらポリマーの合成は、一般的にエ
チレン性不飽和のモノマーを、30から150℃の温度
でフリーラジカル重合し、次いで乾燥して行われる。こ
れらポリマーは周知のものであって、例えばホウベン/
ワイルの「メトーデン、デル、オルガニッシェン、ヘミ
ー」1987年E20巻、1115−1125頁、10
41−1062頁、1141−1174頁に記載されて
いる。
【0030】適当なポリアミドはDIN53727によ
り25℃、硫酸中で測定して65から80のK値を有す
る。このポリマーは、一般に7から13の環員を有す
る、ε−カプロラクタム、ε−カプリルラクタム、ε−
ラウロラクタムのようなラクタム、例えばポリカプロラ
クタム(PA6)から誘導され、あるいはジカルボン酸
をジアミンと反応させて得られる。例えばポリ(ヘキサ
メチレンアジパミド)(PA66)、ポリ(ヘキサメチ
レンセバカミド)(PA610)、ポリ(ヘキサメチレ
ンドデカンアミド)(PA612)などである。適当な
ジカルボン酸は、例えば炭素原子4から12個、ことに
6から10個を有するアルカンジ酸、フタル酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸ならびにこれら酸の混合物であ
る。適当なジアミンとしては、例えば4から12個、こ
とに4から8個の炭素原子を有するアルカンジアミン、
m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミン、こ
れらの水素化誘導体、ビス−(4−アミノフェニル)−
メタン、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)−メタ
ン、ビス−(アミノフェニル)−プロパン−2,2−あ
るいはこれらの混合物が挙げられる。良好な溶解性の点
からすれば、その共重合体、例えば30−40重量%の
アジピン酸、15−20重量%のヘキサメチレンジアミ
ン、30−35重量%のε−カプロラクタムおよび15
−20重量%のε−アミノカプロン酸から構成されてい
る共重合体が好ましい。これら周知のポリマーの製造方
法については、例えば「ヘミーレキシコン」8判、28
61、3058および3267頁あるいはヨーロッパ特
許出願公開129195号、同129196号公報を参
照され度い。
【0031】ポリエーテルジオールそれ自体は、例えば
「クンスト、シュトフ」7巻(1983)、42−54
頁から公知であり、例えば2個の末端ヒドロキシル基を
有するポリ(エチレンオキサイド)、ポリ(プロピレン
オキサイド)、ポリテトラヒドロフランあるいはこれら
の共重合体が挙げられる。これらは周知の方法で、一般
的には陰イオン重付加により製造される(1963年
「ハイポリマーズ」13巻、N、G、ゲイロードの論稿
参照)。また反応性を増大させるためエチレンオキサイ
ドでグラフトされたポリエーテルオールも例として挙げ
られる。ポリエーテルジオールは、DIN53726に
よりDMF中25℃で測定して25から60のK値、こ
れに相当して一般に300から3000の分子量を有す
る。好ましいのは20から50のK値、これに相当して
800から2200の分子量である。
【0032】ポリエーテルとしては、例えばポリ(エチ
レンオキサイド)、ポリ(プロピレンオキサイド)、ポ
リテトラヒドロフランが使用され、一般に20から50
のK値(DIN53726によりDMF中25℃で測
定)を有する(「エンサイクロペディア、オブ、ポリマ
ー、サイエンス、アンド、テクノロジー」1967年6
巻103頁以降、1968年9巻668頁以降、197
0年13巻670頁以降参照)。
【0033】好ましいポリエステルは、モノマーを含有
しない不飽和ポリエステル樹脂である。これらは多価
の、ことに2価のカルボン酸およびそのエステル化可能
誘導体、ことに無水物の重縮合物であって、多価アルコ
ール、ことに2価アルコールにエステル状結合で結合さ
れており、場合により1価カルボン酸あるいは1価アル
コールの付加的残基を有する。出発物質としては、マレ
イン酸、フマル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水イソフタル
酸、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコールである。
本発明において余り重要ではないが、これら樹脂はビス
フェノールA、エピクロルヒドリドン/ビスフェノール
Aおよびメタクリル酸の共縮合により得られる。これに
関連して「モノマーを含有しない」とは、これら不飽和
ポリエステル樹脂(UP樹脂)が、架橋を誘起するべき
スチレンなどのモノマーに溶解しないことを意味する。
一般に150℃において1000から6000mPa・
s、ことに2000から4000mPa・sの粘度を示
す。
【0034】適当なポリエステルジオールは、2個の末
端ヒドロキシル基を有する縮合ポリマーであって、アジ
ピン酸、イソフタル酸のようなジカルボン酸を1,4−
ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコールのようなジオールで縮合して得られる。
このポリエステルジオールの重合体は、一般的に300
から5000であるが、30から55のK値(DIN5
3276によりDMF中25℃で測定)に対応して80
0から2500の分子量を有するものが好ましい。これ
らポリマーおよびその製造方法は周知である(例えば
「クンストシュトフ、ハントブーフ」7巻(1983
年)54頁から62頁および西独特許1268842号
明細書参照)。
【0035】塩基を持たないポリウレタンは、ポリエー
テルジオール、ポリエステルジオール、イソシアネー
ト、例えばヘキサメチレンジイソシアネート、2,4−
ジイソシアネートジフェニルメタンおよび2官能性もし
くは3官能性の慣用方法(例えば1966年カルルハン
ゼルフェルラーク社刊、「クンストシュトフ、ハントブ
ーフ」7巻参照)で製造される連鎖延長剤から得られる
周知の付加重合体である。好ましい縮合物は低分子量
(DIN53726によりDMF中25℃で測定して2
5から60のK値)のものである。架橋ポリウレタンは
余り重要性がない。
【0036】フェナクリレートはビスフエノールAグリ
シジルエーテル(メタ)アクリレーとをテレフタル酸に
付加して製造するのが好ましい。またエポキシド化ノボ
ラックを基礎とするフェナクリレートを使用することも
できる。これらポリマーのK値は一般に30から55
(DIN53726によりシクロヘキサン中25℃で測
定)である。
【0037】接着性増強剤ポリマーは、水中に分散させ
る前に、すなわち水性連続相を有する本発明水性分散液
の形成前に、水混和性低沸点有機溶媒中のポリウレタン
ないしそのプレポリマーに添加される。基本的に樹脂は
ポリウレタン重合用出発成分の反応混合物に随時添加さ
れ得るが、プレポリマー形成が可成り進行してプレポリ
マー中のNCO分が1.5重量%以下になるまでは添加
しないのが好ましい。ことにイソシアネートに反応性の
基、例えばノボラック基を有する樹脂の場合、NCO分
が0重量%近くのポリウレタン樹脂と合体させるべきで
ある。接着性増強剤ポリマーはそのまま、あるいは溶液
として添加される。このポリマー用溶媒は水(例えばフ
ェノール/ホルムアルデヒドの場合)、ことに水混和性
低沸点有機溶媒である。
【0038】本発明分散液において、ポリウレタンポリ
マーはポリウレタンに転化せしめられ、必要に応じて有
機溶媒を蒸留除去し、固体分が10から70重量%、こ
とに20から50重量%となるようにする。本発明分散
液は、そのまま多種多様の基体、例えば木材、プラスチ
ック、ガラス、金属などの接着に使用されることができ
る。特別な特性を持たせるため、必要な助剤、例えば可
塑剤、皮膜形成剤、充填剤などを分散液に添加すること
もできる。
【0039】本発明分散液は良好な接着特性を示し、こ
とのその当初接着強度に秀れているが、これはその低粘
度の結果である。一般に分散液の粘度は、固体分量を変
えずにその粒径を増大させることにより低減され得る
(「コロイド、ポリマー、ソサエティ」260(198
2)1079頁におけるO、ローレンス、G、ローズの
論稿参照)、しかしながら、分散せしめられている粒子
の粒度が大きくなると、ことに剪断力が加わった場合
に、凝集するおそれがある。しかるに本発明分散液の場
合、意外にも大きい径の粒子を有する分散液よりも粘度
が低い。
【0040】実施例 分散液の粘度は同心的円筒(ボブの直径38.7mm、
カップの直径42.0mm)を有する回転レオメータを
使用し、剪断速度100s、で測定された。
【0041】ラテックス粒子の粒度は、濁り度の測定を
介して間接的に決定された。すなわち0.01重量%の
固体分を有する分散液の濁り度を、室温における蒸留水
と2.5cm厚さの層として対比した。
【0042】
【数1】 以下の実施例における符号は以下の意味を有する。
【0043】ADA = アジピン酸、 B14 = 1,4−ブタンジオール、 TDI = トルエンジイソシアネート、 HDI = ヘキサメチレンジイソシアネート、 PUD = アクリル酸およびエチレンジアミンのマイ
クル付加物のナトリウム塩 DBTL= ジブチル錫ジラウレート、 DMPA= ジメチロールプロピオン酸。
【0044】対比例1 無水ポリエステルオール、アセトン(I)および触媒か
ら成る混合物にTDIを添加し、65℃において1時間
反応させた後、HDIを添加し、さらに90分間反応を
継続した。アセトン(II)を添加した反応混合物は
0.69%のNCO含有分を示した。
【0045】PUDを50℃で添加して連鎖延長を行っ
たところ、このナトリウム塩は40%水溶液の形態で存
在した。5分後にアセトン(III)およびEpiko
te1001から得られた樹脂溶液を添加し、この混合
物を50℃においてさらに5分間撹拌した。この混合物
を水中に分散させ、アセトンを蒸留除去した。
【0046】
【表1】
【0047】対比例2 無水ポリエステルオール、1,4−ブタンジオール、ア
セトン(I)および触媒から成る混合物にTDIを添加
し、65℃で1時間反応させた後、HDIを添加してさ
らに90分間反応を継続した。アセトン(II)を添加
した反応混合物は0.63%のNCO含有分を示した。
【0048】PUDを添加して50℃で連鎖延長を行っ
たところ、このナトリウム塩は40%水溶液の形態で存
在した。5分後にアセトン(III)およびポリエステ
ルオールから得られた樹脂溶液を添加し、この混合物を
50℃においてさらに5分間撹拌した。この混合物を水
中に分散させ、アセトンを蒸留除去した。
【0049】
【表2】
【0050】対比例3 無水ポリ−(テトラメチレンオキサイド)、1,4−ブ
タンジオール、アセトン(I)および触媒から成る混合
物にTDIを添加し、65℃で1時間反応させた後、H
DIを添加してさらに90分間反応を継続した。アセト
ン(III)を添加した反応混合物は0.70%のNC
O含有分を示した。
【0051】PUDを添加して50℃で連鎖延長を行っ
たところ、このナトリウム塩は40%水溶液の形態で存
在した。5分後にアセトン(III)とEpikote
1007から得られた樹脂溶液を添加し、この混合物を
50℃においてさらに5分間撹拌した。この混合物を水
中に分散させ、アセトンを蒸留除去した。
【0052】
【表3】
【0053】実施例1 無水ポリエステルオール、DMPA、アセトン(I)お
よび触媒から成る混合物にTDIを添加し、65℃で1
時間反応させた後、HDIを添加してさらに90分間反
応を継続した。アセトンを添加した反応混合物は、0.
65%のNCO含有分を示した。
【0054】PUDを添加して50℃で連鎖延長を行っ
たところ、このナトリウム塩は40%水溶液の形態で存
在した。5分後にアセトン(III)およびEpiko
te1007から得られた樹脂溶液を添加し、この混合
物を50℃においてさらに5分間撹拌した。この混合物
を水中に分散させ、アセトンを蒸留除去した。
【0055】
【表4】
【0056】実施例2 無水ポリエステルオール、1,4−ブタンジオール、D
MPA、アセトン(I)および触媒から成る混合物にT
DIを添加し、65℃で1時間反応させた後、HDIを
添加してさらに90分間反応を継続した。アセトン(I
I)を添加した反応混合物は、0.60%のNCO含有
分を示した。反応混合物を30℃に冷却し、Lupra
phen VP9186とアセトン(III)から得ら
れた樹脂溶液を添加し、この混合物を30%苛性ソーダ
溶液で中和し、脱イオン水中に分散さを、アセトンを蒸
留除去した。
【0057】
【表5】
【0058】実施例3 無水ポリテトラメチレンオキサイド、1,4−ブタンジ
オール、DMPA、アセトン(I)および触媒から成る
混合物にTDIを添加し、65℃において1時間反応さ
せた後、HDIを添加してさらに90分間反応を継続し
た。アセトン(II)を添加した反応混合物は、0.6
0%のNCO含有分を示した。反応混合物を30℃に冷
却し、Eprkote1007とアセトン(III)か
ら得られた樹脂溶液を添加し、この混合物を30%苛性
ソーダ溶液で中和し、脱イオン水中に分散させ、アセト
ンを蒸留除去した。
【0059】
【表5】
【0060】実施例4 無水ポリエステルオール、1,4−ブタンジオール、D
MPA、アセトン(I)および触媒から成る混合物にT
DIを添加し、65℃で1時間反応させた後、HDIを
添加してさらに90分間反応を継続した。アセトン(I
I)を添加した反応混合物は、0.65%のNCO含有
分を示した。反応混合物を30℃に冷却し、Eprko
te1007とアセトン(III)から得られる樹脂溶
液を添加し、この混合物を30%苛性ソーダ溶液で中和
し、脱イオン水中に分散させ、アセトンを蒸留除去し
た。
【0061】
【表6】
【0062】実施例5 無水ポリエステルオール、DMPA、1,4−ブタンジ
オール、アセトン(I)および触媒から成る混合物にT
DIを添加し、65℃で1時間反応させた後、HDIを
添加してさらに90分間反応を継続した。アセトン(I
I)を添加した反応混合物は0.61%のNCO含有分
を示した。
【0063】PUDを50℃で添加して連鎖延長したと
ころ、このナトリウム塩は40%溶液の形態で水中に存
在した。5分後にアセトン(III)フェノール/ホル
ムアルデヒド縮合物から得られた樹脂溶液を添加し、こ
の混合物を50℃でさらに5分間撹拌した。この混合物
を水中に分散させ、アセトンを蒸留除去した。
【0064】
【表7】
【0065】実施例6 無水ポリエステルオール、1,4−ブタンジオール、D
MPA、アセトン(I)および触媒から成る混合物にT
DIを添加し、65℃で1時間反応させた後、HDIを
添加してさらに90分間反応を継続した。アセトン(I
I)を添加した反応混合物は0.63%のNCO含有分
を示した。反応混合物を30℃に冷却し、ポリウレタン
とアセトン(III)から得られた樹脂溶液を添加し
た。混合物を苛性ソーダ30%溶液で中和し、脱イオン
水中に分散させ、アセトンを蒸留除去した。
【0066】
【表8】
【0067】実施例7 無水ポリエステルオール、DMPA、1,4−ブタンジ
オー、アセトン(I)および触媒から成る混合物にTD
Iを添加し、65℃において1時間反応させた後、HD
Iを添加してさらに90分間反応を継続した。アセトン
(II)を添加した反応混合物は0.45%のNCO含
有分を示した。
【0068】50℃においてPUDを添加して連鎖延長
をしたところ、ナトリウム塩は40%溶液の形態で水中
に存在した。5分後にアセトン(III)とアクリレー
ト樹脂から得られた樹脂溶液を添加し、この混合物を5
0℃でさらに5分間撹拌した。この混合物を水中に分散
させ、アセトンを蒸留除去した。
【0069】
【表9】
【0070】実施例8 無水ポリエステルオール、1,4−ブタンジオール、D
MPA、アセトン(I)および触媒から成る混合物にT
DIを添加し、65℃で1時間反応させた後、HDIを
添加してさらに90分間反応を継続した。アセトン(I
I)を添加した反応混合物は、0.65%のNCO含有
分を示した。反応混合物を30℃に冷却し、アクリレー
ト樹脂およびアセトン(III)から得られた樹脂溶液
を添加し、脱イオン水中に分散さを、アセトンを蒸留除
去した。
【0071】
【表10】
【0072】
【表11】
フロントページの続き (72)発明者 ゲールハルト、アウホター ドイツ連邦共和国、6702、バート、デュル クハイム、パレイ−レ−モニアル−シュト ラーセ、10 (72)発明者 ホルスト、ザイベルト ドイツ連邦共和国、6701、フスゲンハイ ム、ボランダー、ヴェーク、7

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)有機ポリイソシアネート、(b)
    500g/モルを超え5000g/モルに至るまでの範
    囲の分子量を有し、陰イオン基もしくは陰イオン基に転
    化し得る基を含有しないジヒドロキシル化合物、(c)
    少なくとも1個の陰イオン基もしくは陰イオン基に転化
    し得る基を含有するジ−もしくはモノ−ヒドロキシル化
    合物、(d)場合によりさらに、1個もしくは2個のイ
    ソシアネート反応性官能基と、少なくとも1個の陰イオ
    ン基もしくは陰イオン基に転化し得る、(c)とは異な
    る化合物、および(e)場合によりさらに、少なくとも
    2個のイソシアネート反応性官能基を含有し、60から
    500g/モルまでの分子量を有し、陰イオン基もしく
    は陰イオン基に転化し得る基を含有しない化合物から構
    成されるポリウレタンと、ポリウレタンに対して5から
    60重量%のポリマー接着性増強剤とを含有する水性分
    散液であって、 ポリウレタンないしそのプレポリマーが沸点100°以
    下の水混和性溶媒中において調製され、ポリマー接着性
    増強剤の添加後に水中に分散せしめられ、プレポリマー
    の場合には次いでポリウレタンへの転化が行われること
    を特徴とする水性分散液。
  2. 【請求項2】 請求項(1)による分散液を使用して得
    られる接着剤が塗布された基体。
JP4289956A 1991-11-15 1992-10-28 ポリウレタン水性分散液 Withdrawn JPH05222288A (ja)

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