JPH0522204A - 移動型衛星通信地球局の回線設定システム - Google Patents
移動型衛星通信地球局の回線設定システムInfo
- Publication number
- JPH0522204A JPH0522204A JP16860291A JP16860291A JPH0522204A JP H0522204 A JPH0522204 A JP H0522204A JP 16860291 A JP16860291 A JP 16860291A JP 16860291 A JP16860291 A JP 16860291A JP H0522204 A JPH0522204 A JP H0522204A
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- satellite
- satellite communication
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Abstract
(57)【要約】
【構成】通信衛星３０を運用管理する監視局２０である
固定型衛星通信地球局と、通信衛星を介して監視局２０
との交信周波数、送受信波の偏波受信レべルの調整の確
認を必要とする移動局１０である移動型衛星通信地球局
とを有する移動局衛星通信地球局の回線設定システムに
おいて、移動局１０がアップリンクテストに必要な基本
情報を監視制御する局内監視制御装置１２を有し、監視
局２０がスペクトラムアナライザ２２と、偏波調整、レ
ベル調整の制御を含むアップリンクテストの制御装置２
３を有する。 【効果】監視局のオペレータと移動局のオペレータが共
用作業として行っていたＵＡＴを自動化することができ
る。したがってＵＡＴに要する時間の短縮、人手の省力
化及び人為的な誤操作の防止ができる。
固定型衛星通信地球局と、通信衛星を介して監視局２０
との交信周波数、送受信波の偏波受信レべルの調整の確
認を必要とする移動局１０である移動型衛星通信地球局
とを有する移動局衛星通信地球局の回線設定システムに
おいて、移動局１０がアップリンクテストに必要な基本
情報を監視制御する局内監視制御装置１２を有し、監視
局２０がスペクトラムアナライザ２２と、偏波調整、レ
ベル調整の制御を含むアップリンクテストの制御装置２
３を有する。 【効果】監視局のオペレータと移動局のオペレータが共
用作業として行っていたＵＡＴを自動化することができ
る。したがってＵＡＴに要する時間の短縮、人手の省力
化及び人為的な誤操作の防止ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は移動型衛星通信地球局の
回線設定システムに関し、特に移動型衛星通信地球局の
様に通信を行う場所がひんぱんに変更されるために、初
期回線設定において監視局の指示を受けながら偏波及び
送信レベルの設定を行う頻度の高い移動型衛星通信地球
局の回線設定システムに関する。
回線設定システムに関し、特に移動型衛星通信地球局の
様に通信を行う場所がひんぱんに変更されるために、初
期回線設定において監視局の指示を受けながら偏波及び
送信レベルの設定を行う頻度の高い移動型衛星通信地球
局の回線設定システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の移動型衛星通信地球局
（以下移動局という）の回線設定システムは、監視局及
び移動局のオペレータが電話チャンネルの連絡回線を用
いて共同作業を行いながら回線設定を行っていた。すち
わち、監視局のオペレータは移動局の送信する電波を監
視しながら移動局のオペレータに対し指示を出す。移動
局のオペレータはその指示に従い衛星通信用の送信装置
を操作していた。
（以下移動局という）の回線設定システムは、監視局及
び移動局のオペレータが電話チャンネルの連絡回線を用
いて共同作業を行いながら回線設定を行っていた。すち
わち、監視局のオペレータは移動局の送信する電波を監
視しながら移動局のオペレータに対し指示を出す。移動
局のオペレータはその指示に従い衛星通信用の送信装置
を操作していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移動局
の回線設定方式は、移動局が送信している電波を衛星折
り返しで受信した情報を監視しながら判断指示する監視
局のオペレータと、その指示により送信装置を操作する
移動局のオペレータとが離れた場所に存在しそれ等のオ
ペレータが互いに電話信号１ｃｈ相当の音声のみをたよ
りに１つの作業をしているので、時間がかかり、かつ誤
操作を引き起こす可能性も高かった。又回線設定にかな
りの熟練度が必要であるが、各移動局のオペレータの熟
練度により回線設定時間、誤操作に多くの影響を及ぼす
欠点があった。
の回線設定方式は、移動局が送信している電波を衛星折
り返しで受信した情報を監視しながら判断指示する監視
局のオペレータと、その指示により送信装置を操作する
移動局のオペレータとが離れた場所に存在しそれ等のオ
ペレータが互いに電話信号１ｃｈ相当の音声のみをたよ
りに１つの作業をしているので、時間がかかり、かつ誤
操作を引き起こす可能性も高かった。又回線設定にかな
りの熟練度が必要であるが、各移動局のオペレータの熟
練度により回線設定時間、誤操作に多くの影響を及ぼす
欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の移動型衛星通信
地球局の回線設定方式は通信衛星を運用管理する監視局
である固定型衛星通信地球局と、車載局、可搬局等の移
動の都度前記通信衛星を介して前記監視局との交信周波
数、送受信波の偏波受信レベルの調整の確認を必要とす
る移動局である移動型衛星通信地球局とを有する移動型
衛星通信地球局の回線設定システムにおいて、前記移動
局がアップリンクテストに必要な基本情報を監視制御す
る局内監視制御装置を有し、前記監視局がスペクトラム
アナライザと、偏波調整及びレベル調整の制御を含むア
ップッリンクテストの制御装置を有する。
地球局の回線設定方式は通信衛星を運用管理する監視局
である固定型衛星通信地球局と、車載局、可搬局等の移
動の都度前記通信衛星を介して前記監視局との交信周波
数、送受信波の偏波受信レベルの調整の確認を必要とす
る移動局である移動型衛星通信地球局とを有する移動型
衛星通信地球局の回線設定システムにおいて、前記移動
局がアップリンクテストに必要な基本情報を監視制御す
る局内監視制御装置を有し、前記監視局がスペクトラム
アナライザと、偏波調整及びレベル調整の制御を含むア
ップッリンクテストの制御装置を有する。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のシステム構成図、図２，
図３は本実施例のシステムのフローチャートである。図
１の実施例は、移動局１０と監視局２０とが通信衛星３
０を介して回線接続されている状態を示し、通信回線は
本実施例の１チャネル相当のｓｃｐｃ等の連絡回線と主
回線であるビデオ等の大電力回線、通信衛星３０のテレ
メトリ信号とが回線構成されている。
る。図１は本発明の一実施例のシステム構成図、図２，
図３は本実施例のシステムのフローチャートである。図
１の実施例は、移動局１０と監視局２０とが通信衛星３
０を介して回線接続されている状態を示し、通信回線は
本実施例の１チャネル相当のｓｃｐｃ等の連絡回線と主
回線であるビデオ等の大電力回線、通信衛星３０のテレ
メトリ信号とが回線構成されている。
【０００６】まず、移動局１０は通信衛星３０との無線
送受信、監視信号の変復調等を備えた通信機器１式１
１、移動局内のアップリンクアクセステスト（以下ＵＡ
Ｔという）に必要な基本情報（衛星名、トラポンナン
バ、送信周波数、電力、場所、開始時間終了時間等）を
監視制御する局内監視制御装置１２、電話１チャネル相
当の変復調を行うモデム１３を含んで構成される。
送受信、監視信号の変復調等を備えた通信機器１式１
１、移動局内のアップリンクアクセステスト（以下ＵＡ
Ｔという）に必要な基本情報（衛星名、トラポンナン
バ、送信周波数、電力、場所、開始時間終了時間等）を
監視制御する局内監視制御装置１２、電話１チャネル相
当の変復調を行うモデム１３を含んで構成される。
【０００７】また、監視局２０は通信衛星３０からの送
信波を受信し復調する受信機器２１、移動局からの復調
信号を周波数分解した波形ピークサーチするスペクトラ
ムアナライザ２２、このピークサーチされた信号かパタ
ーンマッチングを行い偏波調整及びレベル調整の制御信
号を出力するＵＡＴ制御装置２３、これらの制御信号を
変調して移動局１０のモデム１３に送出するモデム２４
から構成される。
信波を受信し復調する受信機器２１、移動局からの復調
信号を周波数分解した波形ピークサーチするスペクトラ
ムアナライザ２２、このピークサーチされた信号かパタ
ーンマッチングを行い偏波調整及びレベル調整の制御信
号を出力するＵＡＴ制御装置２３、これらの制御信号を
変調して移動局１０のモデム１３に送出するモデム２４
から構成される。
【０００８】次に移動局１０の局内監視制御装置１２
と、監視局２０のＵＡＴ制御装置２３との間の動作手順
を図２，図３により説明する。移動局１０は現場に到着
すると無線機器を立ち上げ衛星捕そくを開始する（Ｓ
Ｉ）。衛星アクセスの前述の基本情報を設定し、監視局
２０にＵＡＴスタート指示を行う（Ｓ３）。監視局２０
はＵＡＴ受付を行い（Ｓ４）、完了通知を移動局に通知
し、基本情報チェックを行う（Ｓ５）。チェックがＧＯ
ＯＤであれば、スペアナを設定し受信体制に入いる（Ｓ
６）。移動局は無変調低出力で送信波を送る（Ｓ８）。
監視局２０はこの送信波の周波数、偏波、レベルを確認
しＧＯＯＤであるが、受信レベル不足であれば送信レベ
ルアップを移動局１０に指示する（Ｓ１１）。次に監視
局２０は逆偏波のアイソレーションおよびレベル確認し
基準レベルかどうかをチェックする（Ｓ１２，Ｓ１
４）。ＧＯＯＤであれば、移動局１０は送信波に変調を
かける（Ｓ１５）。監視局２０はこの変調波を受け、帯
域幅、通信品質をチェックする（Ｓ１６）。このデータ
を確認してアップリンクテストを終了する。ここで監視
局２０はＵＡＴ終了指示を行い（Ｓ１７）、移動局の送
信停止、監視局による移動局の送信停止を確認して一連
の動作工程を終了する（Ｓ１８，Ｓ１９）。
と、監視局２０のＵＡＴ制御装置２３との間の動作手順
を図２，図３により説明する。移動局１０は現場に到着
すると無線機器を立ち上げ衛星捕そくを開始する（Ｓ
Ｉ）。衛星アクセスの前述の基本情報を設定し、監視局
２０にＵＡＴスタート指示を行う（Ｓ３）。監視局２０
はＵＡＴ受付を行い（Ｓ４）、完了通知を移動局に通知
し、基本情報チェックを行う（Ｓ５）。チェックがＧＯ
ＯＤであれば、スペアナを設定し受信体制に入いる（Ｓ
６）。移動局は無変調低出力で送信波を送る（Ｓ８）。
監視局２０はこの送信波の周波数、偏波、レベルを確認
しＧＯＯＤであるが、受信レベル不足であれば送信レベ
ルアップを移動局１０に指示する（Ｓ１１）。次に監視
局２０は逆偏波のアイソレーションおよびレベル確認し
基準レベルかどうかをチェックする（Ｓ１２，Ｓ１
４）。ＧＯＯＤであれば、移動局１０は送信波に変調を
かける（Ｓ１５）。監視局２０はこの変調波を受け、帯
域幅、通信品質をチェックする（Ｓ１６）。このデータ
を確認してアップリンクテストを終了する。ここで監視
局２０はＵＡＴ終了指示を行い（Ｓ１７）、移動局の送
信停止、監視局による移動局の送信停止を確認して一連
の動作工程を終了する（Ｓ１８，Ｓ１９）。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は監視局にス
ペクトラムアナライザ、ＵＡＴ制御装置、移動局に局内
監視制御装置および信号変復調用のモデムを備えること
により監視局のオペレータと移動局のオペレータが共用
作業として行っていたＵＡＴを自動化することができ
る。したがってＵＡＴに要する時間の短縮、人手の省力
化及び人為的な誤操作が防止できる効果がある。
ペクトラムアナライザ、ＵＡＴ制御装置、移動局に局内
監視制御装置および信号変復調用のモデムを備えること
により監視局のオペレータと移動局のオペレータが共用
作業として行っていたＵＡＴを自動化することができ
る。したがってＵＡＴに要する時間の短縮、人手の省力
化及び人為的な誤操作が防止できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図２】本実施例のシステム運用を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図３】本実施例のシステム運用を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
１０ 移動局
１１ 通信機器１式
１２ 局内監視制御装置
１３，２４ モデム
２０ 監視局
２１ 受信機器
２２ スペクトラムアナライザ
２３ ＵＡＴ制御装置
Claims (2)
- 【請求項１】 通信衛星を運用管理する監視局である固
定型衛星通信地球局と、車載局、可搬局等の移動の都度
前記通信衛星を介して前記監視局との交信周波数、送受
信波の偏波受信レベルの調整の確認を必要とする移動局
である移動型衛星通信地球局とを有する移動型衛星通信
地球局の回線設定システムにおいて、前記移動局がアッ
プリンクテストに必要な基本情報を監視制御する局内監
視制御装置を有し、前記監視局がスペクトラムアナライ
ザと、偏波調整及びレベル調整の制御を含むアップッリ
ンクテストの制御装置を有することを特徴とする移動型
衛星通信地球局の回線設定システム。 - 【請求項２】 前記移動局と前記監視局との間のアップ
リンクテストに必要な基本情報信号を通信衛星経由伝送
するためにｓｃｐｃ通信等の衛星通信回線を少なくとも
１チャンネル構成することを特徴とする請求項１記載の
移動型衛星通信地球局の回線設定システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16860291A JPH0522204A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 移動型衛星通信地球局の回線設定システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16860291A JPH0522204A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 移動型衛星通信地球局の回線設定システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522204A true JPH0522204A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15871103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16860291A Pending JPH0522204A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 移動型衛星通信地球局の回線設定システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522204A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100696056B1 (ko) * | 1999-11-05 | 2007-03-15 | 주식회사 케이티 | 위성통신 서비스품질 확보를 위한 위성 통신망 감시방법 |
| KR100791410B1 (ko) * | 2006-12-07 | 2008-01-07 | 한국전자통신연구원 | 위성링크상의 신호 열화 개선을 위한 위성제어장치, 이를이용한 주파수 경로변환시스템 및 경로변환방법 |
| JP2012175217A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 衛星通信回線制御システムおよび衛星通信回線制御方法 |
| WO2021199452A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 日本電信電話株式会社 | 衛星通信システムにおける送信電波確認方法、可搬局装置および送信電波確認プログラム |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP16860291A patent/JPH0522204A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100696056B1 (ko) * | 1999-11-05 | 2007-03-15 | 주식회사 케이티 | 위성통신 서비스품질 확보를 위한 위성 통신망 감시방법 |
| KR100791410B1 (ko) * | 2006-12-07 | 2008-01-07 | 한국전자통신연구원 | 위성링크상의 신호 열화 개선을 위한 위성제어장치, 이를이용한 주파수 경로변환시스템 및 경로변환방법 |
| JP2012175217A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 衛星通信回線制御システムおよび衛星通信回線制御方法 |
| WO2021199452A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 日本電信電話株式会社 | 衛星通信システムにおける送信電波確認方法、可搬局装置および送信電波確認プログラム |
| JPWO2021199452A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | ||
| WO2021199217A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 日本電信電話株式会社 | 衛星通信システムにおける送信電波確認方法、可搬局装置および送信電波確認プログラム |
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