JP4006718B2 - 無線通信システム及び固定無線装置及び可搬型無線装置 - Google Patents

無線通信システム及び固定無線装置及び可搬型無線装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定無線装置と可搬型無線装置との間で無線回線を設定して通信を行う無線通信システム及び固定無線装置及び可搬型無線装置に関する。
災害時や一時的なイベント等の為に、有線回線を設定することが困難な場合、可搬型無線装置を現地近傍に運搬し、この可搬型無線装置に有線回線網や各種端末装置を接続し、且つ固定無線装置との間でマイクロ波帯等による無線回線を設定し、固定無線装置に接続した有線回線網の加入者と、可搬型無線装置に接続した有線回線網の加入者や各種端末装置との間で通信を行う通信システムが知られている。その場合の無線回線の設定作業の簡易化が要望されている。
【0002】
【従来の技術】
可搬型無線装置は、トラック等によって現地近傍に運搬して設置し、有線回線網と接続し、或いは直接的に加入者端末等の各種端末を接続する構成を有し、又固定無線装置は、有線回線網と接続しているものである。そして、可搬型無線装置と固定無線装置との間で無線回線を設定する時、両方の相対位置が予め判っている場合が多く、又無線回線を設定する時間も予め判っている場合が多いものである。従って、固定無線装置と可搬型無線装置との両方の作業者が同時的に無線回線の設定作業を開始することができる。
【0003】
又可搬型無線装置は、小型化を図る為に、アンテナは指向性を有する比較的小型のパラボラアンテナが多く採用されている。従って、このアンテナ方向を固定無線装置の方向に向けることが必要であり、固定無線装置の方向が前述のように予め判っている場合が多いから、その方向にアンテナを向けて、固定無線装置からの連続波を受信し、その受信レベルが最大となるように、アンテナ方向の微調整を行うことができる。
【0004】
この場合、固定無線装置からの連続波を希望波とすると、他の無線通信システム等による干渉波を受信する可能性が大きく、誤って干渉波の受信レベルが最大となる方向にアンテナ方向を調整すると、正常な無線回線を設定することができなくなる。従って、固定無線装置側の作業者と連絡をとりながらアンテナ方向の調整を含めて無線回線の設定を行うものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の固定無線装置と可搬型無線装置との間に無線回線を設定して無線通信を行う無線通信システムに於いては、前述のように、固定無線装置と可搬型無線装置との両方で作業者が連絡をとりながら無線回線設定作業を行う必要があった。従って、固定無線装置側に於いては、事前に可搬型無線装置から無線回線を設定する要求があることを認識している必要があった。
【0006】
その為、緊急を要するような場合に可搬型無線装置を現地近傍に運搬し、固定無線装置との間で無線回線を設定する場合には、相互に連絡をとる為の連絡回線を別個に必要となることになる。このような連絡回線がない場合は、相互の連絡が充分にとれないことになる。従って、無線回線設定に要する時間が長くなる問題があり、特に、固定無線装置側に作業者が常駐していない場合は、可搬型無線装置側からの無線回線の設定は不可能であった。
本発明は、固定無線装置が可搬型無線装置からの電波を受信できる状態であれば無線回線を簡単に設定できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線通信システムは、(1)固定無線装置10と可搬型無線装置20との間で無線回線を設定して無線通信を行う無線通信システムであって、可搬型無線装置20は、一定時間間隔の間欠波信号を回線設定要求信号として送信する送信手段と、一定時間間隔の間欠波信号を受信して固定無線装置10からの応答信号として検出する受信手段と、応答信号の受信レベルを基にアンテナ方向を調整する方向調整手段とを有し、固定無線装置10は、一定時間間隔の間欠波信号を受信して可搬型無線装置20からの回線設定要求信号として検出する受信手段と、回線設定要求信号を検出して一定時間間隔の間欠波信号を応答信号として送信する送信手段とを有し、且つ可搬型無線装置20は、アンテナ方向調整後に連続波信号を送信する構成を有し、固定無線装置10は、連続波信号を受信した後に連続波信号を送信する構成を有するものである。従って、固定無線装置10は、間欠波信号の受信検出を行うことによって、可搬型無線装置20からの回線設定要求を識別し、この回線設定要求信号に対する応答信号も間欠波信号として送信し、可搬型無線装置は、干渉波とは区別して間欠波信号による応答信号の受信レベルが最大となるようにアンテナ方向の調整が可能となる。
【0008】
又(2)間欠波信号を、一定時間間隔で且つ順次レベル差となる所定のパターンを有する信号として送信する構成を備えることができる。即ち、一定時間間隔であると共に、所定パターンに従ったレベル差の間欠波信号を受信した時に、回線設定要求信号又は応答信号の受信と判定することができる。
【0009】
又(3)本発明の無線通信システムに於ける固定無線装置は、送信部12と受信部13と制御部16とを少なくとも含み、送信部12は、送信信号をオン,オフ制御するスイッチ回路を有し、制御部16は、受信部13による受信レベルを検出する受信レベル検出部と、この受信レベル検出部による一定時間間隔の間欠波信号の受信検出信号を基に可搬型無線装置からの回線設定要求信号を検出する回線設定要求検出部と、この回線設定要求検出部による回線設定要求信号の検出信号により、スイッチ回路を制御して一定時間間隔の間欠波信号による応答信号の送信を行うように指示する応答部と、受信レベル検出部による一定受信レベルの受信検出信号により、可搬型無線装置20の設定完了を判定して、スイッチ回路を継続してオン状態として連続波信号の送信を行うように指示する完了判定部とを有するものである。
【0010】
又(4)固定無線装置の送信部12は、送信信号をオン,オフし、且つオン時の送信レベルを所定パターンに従って変化させる減衰器とスイッチ回路とを備えることができる。即ち、一定時間間隔で且つ所定パターンに従ったレベル差の間欠波信号を応答信号として送信する構成を設けることができる。
【0011】
又(5)本発明の無線通信システムに於ける可搬型無線装置は、送信部22と受信部23と制御部26とを少なくとも含み、送信部22は、送信信号をオン,オフ制御するスイッチ回路を有し、制御部26は、受信部23による受信レベルを検出する受信レベル検出部と、スイッチ回路を制御して一定時間間隔の間欠波信号による回線設定要求信号を送信させる回線設定要求部と、受信レベル検出部による一定時間間隔の間欠波信号の受信検出信号を基に固定無線装置10からの応答信号を検出する応答検出部と、応答検出部による応答信号の検出によりスイッチ回路を継続オン状態として連続波信号の送信を行うように指示する完了判定部とを有するものである。
【0012】
又(6)可搬型無線装置の送信部22は、送信信号をオン,オフし、且つオン時の送信レベルを所定パターンに従って変化させる減衰器とスイッチ回路とを備えることができる。即ち、一定時間間隔で且つ所定パターンに従ったレベル差の間欠波信号を回線設定要求信号として送信する構成を設けることができる。
【0013】
又(7)可搬型無線装置20の応答部により固定無線装置10からの応答信号を受信検出すると共に、この応答信号の受信レベルが最大となるようにアンテナ21の方向を調整する方向調整部を備えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の無線通信システムの説明図であり、10は固定無線装置、20は可搬型無線装置であり、固定無線装置10は、無指向性のアンテナ11と、送信部12と、受信部13と、変復調部14と、多重化や多重分離等と共に有線回線網等の各種の端末と接続する為のインタフェース部15と、制御部16、共用器17とを有し、この共用器17を介して、アンテナ11と送信部12及び受信部13とを接続している。又可搬型無線装置20は、指向性のパラボラアンテナ等のアンテナ21と、送信部22と、受信部23と、変復調部24と、多重化や多重分離等と共に有線回線網等の各種の端末と接続する為のインタフェース部25と、制御部26、共用器27とを有し、この共用器27を介して、アンテナ21と送信部22及び受信部23とを接続している。又共用器17,27は、送受信周波数が異なる場合、分波器の構成とすることができる。
【0015】
可搬型無線装置20は、一定時間間隔の間欠波信号を回線設定要求信号として送信する回線設定要求部と送信部22のスイッチ回路等による送信手段と、一定時間間隔の間欠波信号を受信して固定無線装置10からの応答信号として検出する受信部23と制御部26の応答検出部等による受信手段と、この応答信号の受信レベルを基に、パラボラアンテナ等の指向性を有するアンテナ21の方向を調整する方向調整手段とを備えている。
【0016】
又固定無線装置10は、一定時間間隔の間欠波信号を受信して可搬型無線装置20からの回線設定要求信号として検出する受信部13と制御部16の回線設定要求検出部等による受信手段と、回線設定要求信号の検出により一定時間間隔の間欠波信号を応答信号として送信する制御部の応答部や送信部12のスイッチ回路等による送信手段とを備えている。なお、固定無線装置10及び可搬型無線装置20の変復調部14,24及びインタフェース部15,25は、既に知られている各種の構成を適用することができるものである。
【0017】
固定無線装置10は、可搬型無線装置20との間に無線回線を設定する前に於いては、少なくとも受信部13と制御部16の回線設定要求信号を検出する構成とを動作状態としておくもので、可搬型無線装置20は、無線回線の設定を行う時に、一定時間間隔の間欠波信号による回線設定要求信号を送信部22から共用器27を介してアンテナ21からほぼ固定無線装置10側に向かって送信する。固定無線装置10は、常時受信監視を行っており、単なるノイズ等による間欠波信号受信と、一定時間間隔の間欠波信号による回線設定要求信号とを区別して検出することができる。従って、この回線設定要求信号の受信検出により、無線回線の設定処理を開始する。
【0018】
又回線設定要求信号の受信検出により、一定時間間隔の間欠波信号による応答信号を送信する。可搬型無線装置20は、この間欠波信号による応答信号を他の干渉波信号と区別して受信検出することができるから、固定無線装置が回線設定要求に対する応答を行ったことを認識できる。又干渉波信号と区別できる応答信号を用いて最大レベルとなる方向にアンテナ21の方向を調整することができる。そして、通常の通信に使用する連続波信号を送信し、相互に連続波信号を受信検出することにより、無線回線の設定完了と判定する。
【0019】
図2は本発明の実施の形態の固定無線装置の要部説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、30はスイッチ回路(SW)、31は受信レベル検出部、32は回線設定要求検出部、33は応答部、34は完了判定部である。この送信部12のスイッチ回路30は、送信信号を一定時間間隔で断続した間欠波信号を応答信号として送信する場合に、制御部16によって制御されるものである。
【0020】
又制御部16の受信レベル検出部31は、受信部13の高周波増幅器の出力信号や周波数変換した中間周波信号等を入力して、受信レベルを検出するものである。この検出信号を回線設定要求検出部32に入力し、可搬型無線装置からの回線設定要求信号を検出すると、応答部33を起動し、応答部33は、送信部12のスイッチ回路30に応答信号送信を指示し、スイッチ回路30のオン,オフ制御によって一定時間間隔の間欠波信号による応答信号をアンテナ11から送信させる。又完了判定部34は、受信レベル検出部31に於いて連続波信号を検出した時に、可搬型無線装置のアンテナ方向調整終了と判定し、応答部33の動作を停止させて、送信部12のスイッチ回路30を連続オン状態とし、連続波信号の送信を行わせるものである。
【0021】
図3は本発明の実施の形態の可搬型無線装置の要部説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、40はスイッチ回路(SW)、41は受信レベル検出部、42は回線設定要求部、43は応答検出部、44は完了判定部、45は方向調整部である。送信部22のスイッチ回路40は、送信信号を一定時間間隔で断続した間欠波信号を回線設定要求信号として送信する場合に、制御部26によって制御されるものである。
【0022】
又制御部26の受信レベル検出部41は、受信部23の高周波増幅器の出力信号や周波数変器の出力の中間周波信号等を入力して、受信レベルを検出するものである。回線設定要求部42は、可搬型無線装置が固定無線装置との間に無線回線を設定する時に動作し、送信部22のスイッチ回路40に回線設定要求信号送信の指示を行い、一定時間間隔でオン,オフした送信信号を、送信部22から共用器27を介して、アンテナ21から間欠波信号による回線設定要求信号を送信させるものである。
【0023】
又応答検出部43は、受信レベル検出部41の検出信号が一定時間間隔で受信レベルが変化する場合に、固定無線装置からの応答信号を検出したものと判定する。この応答信号検出によって、回線設定要求部42の動作を停止させ、且つ受信レベル検出部41による検出レベルが最大となるように、手動或いは自動で、方向調整部45を制御して、アンテナ21の方向を固定無線装置に向くように調整する。この調整終了により、送信部22のスイッチ回路40を連続オン状態として、連続波信号の送信を行わせ、且つ完了判定部44は、この時点で無線回線の設定の完了を判定する。
【0024】
図4は本発明の一実施の形態の間欠波信号送信部の概要説明図であり、51はアンテナ、52は送信部、53は受信部、54はスイッチ回路、55は終端器、56は制御部、57は共用器である。スイッチ回路54は、図2のスイッチ回路30又は図3のスイッチ回路40に相当し、制御部56によって一定時間間隔でスイッチ回路54の切替制御を行い、共用器57を介してアンテナ51から間欠波信号による回線設定要求信号又は応答信号を送信する場合の概要を示す。なお、終端器55は、スイッチ回路54により送信信号をオフとした時の無反射終端器を構成している。
【0025】
図5は本発明の他の実施の形態の間欠波信号送信部の概要説明図であり、61はアンテナ、62は送信部、63は受信部、64,65はスイッチ回路、66は制御部、67は共用器、68,69は異なる減衰量を有する減衰器である。スイッチ回路64,65と減衰器68,69とは、図2のスイッチ回路30又は図3のスイッチ回路40に相当するものである。又オフ状態とする構成は図示を省略しているが、制御部66によって一定時間間隔でスイッチ回路64,65の切替制御を行い、図示の切替状態では減衰器が接続されいないので、レベルの高い信号を共用器67を介してアンテナ61から送信し、次にスイッチ回路64,65をオフ状態とした後、減衰器68に接続し、レベルが少し減衰された信号を送信し、次にスイッチ回路64,65をオフ状態とした後、減衰器69に接続し、レベルが更に減衰された信号を送信することを繰り返して、レベルが順次異なると共に、間欠波信号として、回線設定要求信号又は応答信号を送信する場合の概要を示すものである。
【0026】
図6は本発明の実施の形態の回線設定処理の説明図であり、可搬型無線装置から間欠波信号による回線設定要求信号を送信する。即ち、図3の制御部36の回線設定要求部42により、送信部22のスイッチ回路40を一定時間間隔でオン,オフ制御して、共用器27を介してアンテナ21から周波数Fuの回線設定要求信号を送信する。この時のアンテナ21の方向は地図上等により固定無線装置の方向に概略向けることができる。
【0027】
固定無線装置は、少なくとも受信部13(図2参照)を動作状態としているから、受信部13から受信信号が入力される制御部16の受信レベル検出部31に於いて、一定時間間隔で受信レベルが変化する信号を検出することになり、回線設定要求検出部32は、所定回数の一定時間間隔の受信レベルの変化を基に、可搬型無線装置からの無線回線の設定要求と判定し、応答部33を起動する。
【0028】
応答部33は、送信部12に応答信号送信を指示し、スイッチ回路30を一定時間間隔でオン,オフ制御して、共用器17を介してアンテナ11から周波数Fdの間欠波信号による応答信号を送信する。可搬型無線装置に於いては、受信部23(図3参照)から受信信号が入力される制御部26の受信レベル検出部41に於いて、一定時間間隔で受信レベルが変化する信号を検出するから、応答検出部43は、所定回数連続した間欠波信号の受信により固定無線装置からの応答信号受信と判定し、この応答信号の受信レベルが最大となるように、アンテナ方向調整を行う。即ち、前述のように、方向調整部45を制御して、アンテナ21が固定無線装置方向に向くように調整する。
【0029】
この場合、可搬型無線装置は、固定無線装置からの一定時間間隔の間欠波信号による応答信号を受信識別して、その受信レベルが最大となるようにアンテナ21を方向調整部45によって自動的に或いは手動により調整するもので、間欠波信号による応答信号を用いるものであるから、他の干渉波と確実に区別して、固定無線装置方向にアンテナ21を向けることができる。
【0030】
このアンテナ方向の調整が終了すると、送信部22のスイッチ回路30を連続オン状態に切替えて、周波数Fuの連続波信号を送信する。固定無線装置に於いては、この連続波信号の受信により、受信レベル検出部31から連続波信号受信の一定レベルの検出信号を出力することになり、応答部33はスイッチ回路30のオン,オフ制御から連続オン状態になるように指示し、周波数Fdの連続波信号を送信させる。それによって、完了判定部34は回線設定完了と判定する。
【0031】
又可搬型無線装置に於いては、固定無線装置からの周波数Fdの連続波信号の受信により、受信レベル検出部41から連続波信号受信の一定レベルの検出信号を出力することになり、完了判定部44は回線設定完了と判定する。固定無線装置と可搬型無線装置とに於ける回線設定完了の判定により、設定された無線回線を介して相互に通信を開始することができる。
【0032】
図7は本発明の実施の形態の間欠波信号の説明図であり、(a)は可搬型無線装置からの回線設定要求信号又は固定無線装置からの応答信号を示し、(b),(c)は可搬型無線装置又は固定無線装置の受信信号を示す。前述のように、送信部12,22のスイッチ回路30,40を一定時間間隔でオン,オフ制御することにより、(a)に示す断続波信号を、回線設定要求信号又は応答信号として送信する。この間欠波信号を(b)に示すように受信することにより、受信レベル検出部31,41から同様な波形の検出信号を出力することができる。
【0033】
そこで、最初の立上りタイミングt0をトリガとして、t1,t2,t3,・・・をサンプリングタイミングとして、受信レベルの検出信号をサンプリングすると、一定時間間隔の間欠波信号を検出できることになる。従って、固定無線装置の回線設定要求検出部32は、可搬型無線装置からの回線設定要求信号を検出することができ、又可搬型無線装置の応答検出部43は固定無線装置からの応答信号を検出することができる。
【0034】
又可搬型無線装置に於ける固定無線局からの間欠波信号による応答信号の受信レベルが(c)に示すようにアンテナ方向によって変化するから、アンテナ方向を調整し、例えば、サンプリングタイミングtaに於いて最大となる場合は、その時の方向にアンテナを調整固定することになる。この場合、サンプリングタイミングt1,t3,t5,・・・に於ける受信レベルを基に最大受信レベルとなる方向にアンテナを調整するもので、連続波信号による場合と大差なく、アンテナ方向の調整が可能となる。
【0035】
図8は本発明の実施の形態の検出部の要部説明図であり、受信レベル検出部と、回線設定要求検出部又は応答検出部を示し、71は検波回路、72はAD変換器(A/D)、73はサンプリング回路、74はメモリ、75は立上り検出回路、76はタイミング制御回路、77は比較回路、78は判定回路である。
【0036】
検波回路71とAD変換器72とは受信レベル検出部31,41を構成するものであり、前述の各実施の形態に於いては、制御部16,26に設ける場合を示すものであるが、受信部13,23内に設けることも勿論可能である。検波回路71は、受信した間欠波信号又は連続波信号(高周波信号或いは中間周波信号)を検波し、この検波出力信号をAD変換器72によりディジタル信号に変換する。立上り検出回路75は、例えば、前回と今回とのディジタル信号を比較し、今回のディジタル信号が所定レベル以上の大きい場合に立上りと判定し、タイミング制御回路76を起動する。
【0037】
即ち、図7の(b)のt0に以前は連続零レベルであるが、t0に所定レベル以上の受信レベルとなるから、立上りと判定する。起動されたタイミング制御回路76は、サンプリングタイミングt1,t2,t3,・・・に従ったタイミング信号をサンプリング回路73,メモリ74及び比較回路77に入力する。サンプリング回路73は、サンプリングタイミングに従ってAD変換器72の出力信号をサンプリングし、メモリ74と比較回路77とに入力する。
【0038】
比較回路77は、サンプリング回路73によるサンプリング信号と、メモリ74からの1サンプリングタイミング前のサンプリング信号とを比較し、比較出力信号を判定回路78に入力する。図7の(b)の場合の受信信号は、信号有りと無しとの比較出力信号が一定の周期で得られることになる。判定回路78は、誤判定を防止する為に、所定回数連続して、一定時間間隔の所定受信レベルのサンプリング信号が得られた時に、回線設定要求信号又は応答信号の判定信号を出力する。
【0039】
図9は本発明の実施の形態の送信部の要部説明図であり、81は送信増幅器、82はバンドパスフィルタ、83は周波数変換器、84,84’はスイッチ回路、85は局部発振器、86は制御部を示す。送信増幅器81とバンドパスフィルタ82との間にスイッチ回路84を接続して、制御部86によりオン,オフ制御して間欠波信号を送信する。この場合、例えば、図4に概要を示すように、アンテナ51から送信する送信信号を間欠波信号とする為にオン,オフ制御するスイッチ回路54を設けた場合に比較して、低いレベルの信号をオン,オフ制御するから、スイッチ回路84の構成を簡単化できる。
【0040】
又周波数変換器83と局部発振器85との間に点線で示すようにスイッチ回路84’を接続して、制御部86によりオン,オフ制御することにより、周波数変換器83から間欠的に周波数変換された信号が出力されるから、間欠波信号を送信することができる。この場合、スイッチ回路84に比較して、更に低いレベルの局部発振信号をオン,オフ制御する構成とすれば良いことになる。
【0041】
又間欠波信号は、高速でオン,オフした信号とする必要がないことから、スイッチ回路84,84’は、比較的簡単な構成とすることができる。例えば、マイクロ波帯用のダイオードスイッチ回路を適用することもできる。又スイッチ回路84を、図5に概要を示すスイッチ回路64,65と減衰器68,69との組合せに相当する構成とすることも可能である。
【0042】
図10は本発明の実施の形態のレベル差のある間欠波信号の説明図であり、(a)は一定時間間隔で且つレベルがA>B>Cのように差のあるパターンの間欠波信号を示す。即ち、前述の回線設定要求信号又は応答信号として、一定時間間隔で単にオン,オフとした間欠波信号ではなく、レベルが所定のパターンに従って変化する間欠波信号を用いた場合を示す。このようにレベルが所定のパターンに従って変化する間欠波信号は、例えば、図5に示す構成によって送信することができる。このレベルの種類は3種類の場合を示すが、更に多数とすることも可能である。しかし、余り多くすると、送信及び受信処理が複雑となる。又(b),(c)は受信信号を示し、aは送信期間、bは停止期間を示す。
【0043】
又図7に示す場合と同様に、t0は立上り検出のタイミング、t1,t2,t3,・・・はサンプリングタイミングを示し、送信期間aに於ける受信レベルと停止期間bに於ける受信レベルとをサンプリングして比較すると共に、送信期間aに於ける受信レベル差を求めて、間欠波信号を検出するものである。従って、一定時間間隔で且つレベル変化パターンの間欠波信号を用いることにより、回線設定要求信号及び応答信号についての検出誤りを防止し、信頼性を向上することができる。
【0044】
その場合、固定無線装置と可搬型無線装置との間の距離等の無線回線状態が、無線回線設定毎に異なることになる。即ち、(b)に示すA1 ,B1 ,C1 の受信レベルが得られる状態に対して、電波の減衰が大きい場合、(c)に示すA2 ,B2 ,C2 の受信レベルの状態となる。
【0045】
(b)に示す場合、期間aに於ける受信レベルA1 ,B1 ,C1 について、(A1 −B1 ),(B1 −C1 ),(C1 −A1 )のように、それぞれの受信レベル差を求め、A1 >B1 >C1 のレベル差のパターンか否かを判定する。同様に、(c)に示す場合も、期間aに於ける受信レベルA2 ,B2 ,C2 について、(A2 −B2 ),(B2 −C2 ),(C2 −A2 )による受信レベル差を求め、A2 >B2 >C2 のレベル差のパターンか否かを判定する。従って、一定時間間隔の受信レベルとそのレベル差のパターンとを基に、回線設定要求信号又は応答信号を検出することができる。
【0046】
図11は本発明の実施の形態のレベル差のある間欠波信号の検出部の要部説明図であり、91は検波回路、92はAD変換器(A/D)、93はサンプリング回路、941 〜943 はメモリ、95は立上り検出回路、96はタイミング制御回路、97は比較回路、98は判定回路である。
【0047】
検波回路91とAD変換器92とサンプリング回路93と立上り検出回路95とは、図8に示す検波回路71とAD変換器72とサンプリング73と立上り検出回路74と同様な構成及び動作を行うものであり、重複した説明は省略する。又メモリ941 〜943 は、図10の(a),(b),(c)に示すように、レベルA,B,Cの3種類のレベルの間欠波信号を用いる場合に対応して設けたものである。
【0048】
タイミング制御回路96は、立上り検出回路95からの立上り検出信号に従って、例えば、図10の(b)に於けるサンプリングタイミングt1,t2,・・のサンプリング信号をサンプリング回路93及び比較回路97に入力し、又メモリ941 〜943 にサンプリング出力信号を分配して一時的に保持させるタイミング信号を入力する。
【0049】
例えば、タイミング制御回路96からのタイミング信号により、メモリ941 は、図10の(b)に於けるサンプリングタイミングt1,t7,・・に於けるサンプリング信号を一時的に保持し、メモリ942 は、サンプリングタイミングt3,t9,・・・に於けるサンプリング信号を一時的に保持し、メモリ943 は、サンプリングタイミングt5,t11,・・・に於けるサンプリング信号を一時的に保持する。従って、メモリ941 には、例えば、図10(b)に於けるレベルA1 の受信レベルが保持され、メモリ942 には、レベルB1 の受信レベルが保持され、メモリ943 には、レベルC1 の受信レベルが保持される。
【0050】
従って、比較回路97は、サンプリングタイミングt2,t4,t6,・・・に於ける期間bの受信レベル零となるサンプリング出力信号と、メモリ941 〜943 に保持された例えば受信レベルA1 ,B1 ,C1 を順次比較し、且つ受信レベルA1 ,B1 ,C1 の差を求めて判定回路98に入力する。判定回路98は、一定時間間隔の受信レベルを有し、且つレベル差のパターンが所定のパターン(例えば、A1 >B1 >C1 のレベル差パターン)であることが所定回数連続した時に、間欠波信号の受信と判定する。即ち、前述の回線設定要求信号又は応答信号の受信と判定する。
【0051】
又可搬型無線装置に於いて、固定無線装置からの応答信号を基にアンテナ方向の調整を行う場合、図10に示すピークのレベル差の所定パターンの応答信号よりも、図7に示すピークのレベル差がない応答信号を用いた方が最大受信レベルを判定する場合に都合が良いことになる。従って、固定無線装置からの応答信号としては、ピークのレベル差が所定のパターンの間欠波信号とピークのレベル差がない間欠波信号とを組合せることができる。
【0052】
本発明は、前述の各実施の形態にのみ限定されるものではなく、種々付加変更することができるものであり、例えば、固定無線装置10と可搬型無線装置20との制御部16,26の機能は、プロセッサによる演算処理機能を適用して容易に実現することも可能である。又回線設定要求信号と応答信号との時間間隔を異なるように設定することも可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、固定無線装置10と可搬型無線装置20との間に無線回線を設定して無線通信を行う無線通信システム及び固定無線装置10と可搬型無線装置20とに於いて、可搬型無線装置20からの回線設定要求信号を一定時間間隔の間欠波信号として送信し、固定無線装置10はこの一定時間間隔の間欠波信号を受信して回線設定要求信号を識別し、それに対する応答信号も間欠波信号として送信し、可搬型無線装置は、この応答信号を受信識別し、且つこの応答信号の受信レベルが最大となるようにアンテナ21の方向を調整し、この調整終了により連続波信号を送信し、固定無線装置は連続波信号を受信して回線設定完了と判定して連続波信号を送信し、可搬型無線装置も連続波信号を受信して回線設定完了と判定するもので、固定無線装置10に作業者が常駐することなく、可搬型無線装置20からの回線設定要求信号に従って無線回線を設定することができる利点がある。
【0054】
その場合に、一定時間間隔の間欠波信号を用いることにより、干渉波信号との区別が容易となり、且つ複雑な回線設定要求信号受信検出手段や応答信号受信検出手段を設ける必要がなく、送信側も受信側も比較的簡単な構成で済む利点がある。又更にレベル差の所定パターンの間欠波信号とした場合は、一層他の干渉波信号との区別が容易となり、誤検出を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の無線通信システムの説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の固定無線装置の要部説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の可搬型無線装置の要部説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態の間欠波信号送信部の概要説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の間欠波信号送信部の概要説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の回線設定処理の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態の間欠波信号の説明図である。
【図8】本発明の実施の形態の検出部の要部説明図である。
【図9】本発明の実施の形態の送信部の要部説明図である。
【図10】本発明の実施の形態のレベル差のある間欠波信号の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態のレベル差のある間欠波信号の検出部の要部説明図である。
【符号の説明】
10 送信部
20 受信部
11,21 アンテナ
12,22 送信部
13,23 受信部
14,24 変復調部
15,25 インタフェース部
16,26 制御部
17,27 共用器

Claims (6)

  1. 固定無線装置と可搬型無線装置との間で無線回線を設定して無線通信を行う無線通信システムに於いて、
    前記可搬型無線装置は、スイッチ回路によってオン、オフした一定時間間隔の間欠波信号を回線設定要求信号として送信する送信手段と、一定時間間隔の間欠波信号を受信して前記固定無線装置からの応答信号として検出する受信手段と、該応答信号の受信レベルを基にアンテナ方向を調整する方向調整手段とを有し、
    前記固定無線装置は、一定時間間隔の間欠波信号を受信して前記可搬型無線装置からの回線設定要求信号として検出する受信手段と、該回線設定要求信号を検出して一定時間間隔の間欠波信号を応答信号として送信する送信手段とを有し、
    且つ前記可搬型無線装置は、前記アンテナ方向調整後にスイッチ回路を連続オン状態とした連続波信号を送信する構成を有し、前記固定無線装置は、該連続波信号を受信した後に連続波信号を送信する構成を有する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 無線回線を介して通信する無線通信システムの固定無線装置に於いて、
    送信部と受信部と制御部とを少なくとも含み、
    前記送信部は、送信信号をオン,オフ制御するスイッチ回路を有し、
    前記制御部は、前記受信部による受信レベルを検出する受信レベル検出部と、該受信レベル検出部による一定時間間隔の間欠波信号の受信検出信号を基に可搬型無線装置からの回線設定要求信号を検出する回線設定要求検出部と、該回線設定要求検出部による回線設定要求信号の検出信号により前記スイッチ回路を制御して一定時間間隔の間欠波信号による応答信号の送信を行うように指示する応答部と、前記受信レベル検出部による一定受信レベルの受信検出信号により前記可搬型無線装置の設定完了を判定して、前記スイッチ回路を継続してオン状態として連続波信号の送信を行うように指示する完了判定部とを有する
    ことを特徴とする固定無線装置。
  3. 前記送信部は、送信信号をオン,オフし、且つオン時の送信レベルを所定パターンに従って変化させる減衰器とスイッチ回路とを有することを特徴とする請求項2記載の固定無線装置。
  4. 無線回線を介して通信する無線通信システムの可搬型無線装置に於いて、
    送信部と受信部と制御部とを少なくとも含み、
    前記送信部は、送信信号をオン,オフ制御するスイッチ回路を有し、
    前記制御部は、前記受信部による受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記スイッチ回路を制御して一定時間間隔の間欠波信号による回線設定要求信号を送信させる回線設定要求部と、前記受信レベル検出部による一定時間間隔の間欠波信号の受信検出信号を基に固定無線装置からの応答信号を検出する応答検出部と、該応答検出部による応答信号の検出により前記スイッチ回路を継続オン状態として連続波信号の送信を行うように指示する完了判定部とを有する
    ことを特徴とする可搬型無線装置。
  5. 前記送信部は、送信信号をオン,オフし、且つオン時の送信レベルを所定パターンに従って変化させる減衰器とスイッチ回路とを有することを特徴とする請求項4記載の可搬型無線装置。
  6. 前記応答部による前記固定無線装置からの応答信号を受信検出すると共に、該応答信号の受信レベルが最大となるようにアンテナの方向を調整する方向調整部を有することを特 徴とする請求項4記載の可搬型無線装置。
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