JPH0522182Y2 - - Google Patents

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JPH0522182Y2
JPH0522182Y2 JP1988067742U JP6774288U JPH0522182Y2 JP H0522182 Y2 JPH0522182 Y2 JP H0522182Y2 JP 1988067742 U JP1988067742 U JP 1988067742U JP 6774288 U JP6774288 U JP 6774288U JP H0522182 Y2 JPH0522182 Y2 JP H0522182Y2
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JP
Japan
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needle
protector
winged
tube
needle tube
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JP1988067742U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は翼付きのハブを有するカテーテル(以
下、翼状針という)に関する。さらに詳しくは、
使用後の翼状針で指などを傷付ける危険を少なく
するための翼状針のプロテクタに関する。
〈従来の技術〉 翼状針は主として腕の静脈などに穿刺して薬液
の注入を行うために使用されるが、使用後の翼状
針は通常、針管部分にプロテクタを被せてから廃
棄されている。
ところが、従来の翼状針のプロテクタはその中
空部分が単に針管の外径よりも幾分大径なパイプ
状のものであるため、プロテクタに針管を挿入し
ようとした時に、誤つて刃先で指などを傷付けて
しまうことがあり、その結果エイズや肝炎などに
感染する危険性があり問題であつた。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
プロテクタに針管を挿入するときに指などを傷付
ける虞れのない翼状針のプロテクタを提供するこ
とを目的とする。
また被着されたプロテクタが容易に離脱するこ
とのない翼状針のプロテクタを提供することを目
的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記の課題を解決するために、翼付き
ハブの両端にそれぞれ針管およびチユーブを取り
付けてなる翼状針を保護するための両端の開放し
た中空のプロテクタであつて、使用前の針管の挿
入口を有する小径部と使用後の針管の挿入口を有
する大径部とからなり、小径部の中空部分は翼状
針の針管より大径に形成されており、大径部の中
空部分は前記小径部からテーパ状に拡径された後
等径に形成されており、かつ該大径部の使用後の
針管挿入口を含む等径部分に、翼状針の翼を固定
するための長手方向のスリツトが形成されたこと
を特徴とする翼状針のプロテクタを採用してい
る。
〈作用〉 本考案のプロテクタによれば、使用後の翼状針
の針管を大径部の側から翼部分がスリツトに挟持
されるように挿入することができる。従つて針管
をプロテクタに挿入し易い上、このような形状に
形成されたプロテクタは被着後にプロテクタが針
管から外れ易いわけであるが、翼部分がスリツト
に挟持されるので、被着後にプロテクタが針管か
ら外れ難い。
〈実施例〉 次に本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例に係るプロテクタの
斜視図であり、第2図は第1図のプロテクタの側
面図、第3図は第1図のプロテクタに翼状針の針
管を挿入しチユーブを係止した状態を示す図であ
る。
本考案のプロテクタは第1図および第2図に示
すように小径部1と大径部2とから構成された中
空の管状物であり、その両端が開放されている。
そして小径部内径は翼状針の針管の外径より大き
く、大径部2の内径は、小径部1からテーパ状に
拡大した後等径になつており、大径部2の等径部
分には、翼状針の翼を固定するための長手軸方向
のスリツトが形成されている。そして好ましく
は、大径部2のテーパ部分3には係止片6が形成
されている。
小径部1は使用前の翼状針の針管を挿入して針
の刃先を保護する部分であり、その内径は前記針
管の外径より大径に形成されている。
大径部2は使用後に翼状針の針管を挿入する部
分であり、針の刃先を挿入し易いように、その内
径が大径に形成されている。そしてその内径は小
径部1からテーパ状に拡径された後等径に形成さ
れており、等径部分には翼を挿入して固定するた
めのスリツト4,4;5が長手軸に平行に形成さ
れている。
スリツト4,4は翼状針の2つの翼をそれぞれ
挿入して該2つの翼が一直線上に並ぶように固定
する場合に使用されるものであり、スリツト5は
該2つの翼を翼同士が合わさるように指で摘ん
で、該重なつた翼を挿入して固定する場合に使用
されるものである。
尚、大径部2は小径部1からテーパ状に拡径さ
れた後等径に形成されるが、大径部2のテーパ部
分3は必ずしもテーパ状になつていることを意味
するものではなく、要は小径部1から大径部2に
向けて拡径していれば良い。
係止片6は翼状針のチユーブを係止して針管お
よび翼が容易にプロテクタから離脱しないように
する部分であり、図では大径部2の等径部分の端
部から小径部1に向けてほぼ大径部2の等径部分
と平行に、ほぼテーパ部分3と同じ長さに、舌片
状に形成されている。但し係止片6の長さ及び位
置、形状は実施例に限定されるものではない。
次に本考案のプロテクタの使用方法について説
明する。
第3図は本プロテクタに使用後の翼状針の針管
を収容した状態を示す図である。
翼状針は使用後に感染防止のためにプロテクタ
にその針管を収容して廃棄する。
本考案のプロテクタAでは、使用前には翼状針
Bの針管(図示されていない)が小径部1側から
小径部1に収容されているが、使用後には翼状針
Bの針管を大径部2側から挿入し、翼8をスリツ
ト(図に表われていないが、第1図の4,4)に
挿入固定した後、チユーブ7を係止片6に挟んで
固定する。こうすれば無理にチユーブ7を外さな
い限り、翼状針Bの針管がプロテクタAから外れ
ることがない。
〈考案の効果〉 本考案のプロテクタを使用すればプロテクタに
翼状針の針管を挿入し易いので、プロテクタに針
管を挿入する際に誤つて指などを傷付ける虞れが
なく、エイズや肝炎などへの感染を防止すること
ができる。
またプロテクタの係止片にチユーブを固定して
おけば、廃棄された翼状針の針管がプロテクタか
ら外れて針管が露出することがないので、廃棄さ
れた翼状針に触れて怪我をし、さらには感染する
という事故が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図であり、第2
図は第1図のプロテクタの側面図、第3図は第1
図のプロテクタに翼状針の針管を収容しチユーブ
を固定した状態を示す図である。 主な符号の説明、A……プロテクタ、B……翼
状針、1……小径部、2……大径部、3……テー
パ部分、4……1対のスリツト、5……幅広なス
リツト、6……係止片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 翼付きハブの両端にそれぞれ針管およびチユ
    ーブを取り付けてなる翼状針を保護するための
    両端の開放した中空のプロテクタであつて、使
    用前の針管の挿入口を有する小径部と使用後の
    針管の挿入口を有する大径部とからなり、小径
    部の中空部分は翼状針の針管より大径に形成さ
    れており、大径部の中空部分は前記小径部から
    テーパ状に拡径された後等径に形成されてお
    り、かつ該大径部の使用後の針管挿入口を含む
    等径部分に、翼状針の翼を固定するための長手
    方向のスリツトが形成されたことを特徴とする
    翼状針のプロテクタ。 2 スリツトが長手軸に関して対称な幅狭な一対
    のスリツトである請求項1記載のプロテクタ。 3 さらに前記一対のスリツトから略等距離の位
    置に、該一対のスリツトより幅広のスリツトが
    形成された請求項1記載のプロテクタ。 4 さらにテーパ状の部分にチユーブ係止手段を
    設けた請求項1ないし3のいずれかに記載のプ
    ロテクタ。
JP1988067742U 1988-05-23 1988-05-23 Expired - Lifetime JPH0522182Y2 (ja)

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JPH01170249U JPH01170249U (ja) 1989-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001023021A1 (fr) * 1999-09-27 2001-04-05 Jms Co., Ltd. Aiguille a injection a ailettes pourvue d'un capuchon protecteur

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425139U (ja) * 1990-06-26 1992-02-28

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JPH01170249U (ja) 1989-12-01

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