JPH05221782A - 単結晶製造装置およびその制御方法 - Google Patents

単結晶製造装置およびその制御方法

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JPH05221782A JP10379592A JP10379592A JPH05221782A JP H05221782 A JPH05221782 A JP H05221782A JP 10379592 A JP10379592 A JP 10379592A JP 10379592 A JP10379592 A JP 10379592A JP H05221782 A JPH05221782 A JP H05221782A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、単結晶製造装置およびその制御方
法に関する。 【構成】 雰囲気ガスを送り単結晶を製造する気密容器
で、単結晶の引上げ軸等の軸にシール部材、あるいは、
気密容器の分割面にOリング等のパッキン材を用いる単
結晶製造装置において、単結晶の成長時の純度を監視す
るための雰囲気ガスの分子量・分子の構造を計測する質
量分析装置を付設している。また、質量分析装置はガス
を気密容器から取り出す導出管部と、ガスの分子量・分
子の構造を分析する質量分析器から構成されている。上
記において、気密容器内に雰囲気ガスを送り単結晶を製
造する単結晶製造装置において、単結晶の成長時の純度
を監視するために雰囲気ガスの成分・濃度を計測し、雰
囲気ガスの成分・濃度が所定値を越えたときに単結晶の
製造を停止する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単結晶製造装置および
その制御方法に係わり、特には、製造装置内のガスの純
度を測定し、単結晶の品質を維持する単結晶製造装置お
よびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の単結晶製造装置は図6に
示すように気密容器51を有している。気密容器51内
には、黒鉛あるいは石英(シリカ)等からなるルツボ5
3が設けられ、その外側にはルツボ53内に挿入された
多結晶等の半導体素材57を高温で溶融させるための円
筒形黒鉛発熱体59(黒鉛ヒータ59と言う)が配設さ
れている。黒鉛ヒータ59の熱によりルツボ53内で融
液された半導体素材57は結晶引上げ軸61に付設した
種結晶63に接触され、種結晶63またはルツボ53あ
るいは両者共回転させながら種結晶63を引上げ単結晶
64を成長させる。気密容器51内には、配管65から
図示しない真空ポンプにより吸引され、配管67から供
給されるアルゴンガス、窒素等の雰囲気ガスにより充満
されるとともに、容器内は通常10-3〜10-1Torr
の減圧がなされている。引上げ軸61とルツボ53の支
持軸69は通常30rpm以下で回転している。
【0003】この引上げ軸61と支持軸69には気密容
器51内に空気が流入するのを防ぐためにテフロン等か
らなるオイルシール71、73が装着されている。ま
た、気密容器は、結晶体を取り出すためと、ルツボ5
3、発熱体59等を交換あるいは整備するために少なく
とも2箇所以上の部分75、77、79に構造が分割さ
れている。この接合部分間には気密性を保持するために
シリコン等からなるOリング81、83が配設されてい
る。また、気密容器51の上部には単結晶棒64を取り
外すときに閉めるシャッタ85が配設されている。上記
従来例では、減圧用を記しているが大気圧用も同様に構
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この単結晶
は高純度である必要があるが、チョコラルスキー法(以
下、CZ法という。)による単結晶引上げ装置において
は、単結晶引上げ過程で汚染源が複数個存在される言わ
れている。このうち、引上げ中の雰囲気が一因であるこ
とも指摘されている。この場合に、炉内の高温に加熱さ
れた部分からの蒸発物は雰囲気ガスの流れにより融液へ
の逆拡散を防ぐことにより、高温加熱部からの不純物の
蒸発は問題がないとされている。しかしながら、気密容
器あるいは引上げ装置にリークがあったり、CZ引上げ
装置内の雰囲気ガスの純度が変化すると引上げ単結晶中
の不純物濃度が変化し、引上げ単結晶の純度が低下する
等、品質が低下する。また、単結晶棒の製品が完成後に
結晶を分析して初めて単結晶の純度の低下が判明するの
でそれまでの工数およびエネルギーの無駄が生じている
という問題がある。本発明は上記問題に着目し、単結晶
製造装置およびその制御方法に係わり、特には、製造装
置内のガスの純度を測定し、単結晶の品質を維持する単
結晶製造装置およびその制御方法の改良に関するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わる単結晶製造装置およびその制御方法
の第1の発明では、雰囲気ガスを送り単結晶を製造する
気密容器で、単結晶の引上げ軸等の軸にシール部材、あ
るいは、気密容器の分割面にOリング等のパッキン材を
用いる単結晶製造装置において、単結晶の成長時の純度
を監視するための雰囲気ガスの成分・濃度を計測する質
量分析装置を付設している。第1発明を主体とする第2
の発明では、質量分析装置がガスを気密容器から取り出
す導出管部と、ガスの成分・濃度を分析する質量分析器
から構成している。更に、第3の発明では、気密容器と
質量分析器との間に所定値の真空まで減圧する差動排気
装置を配設している。
【0006】第4の発明では、雰囲気ガスを送り単結晶
を製造する気密容器で、単結晶の引上げ軸等の軸にシー
ル部材、あるいは、気密容器の分割面にOリング等のパ
ッキン材を用いる単結晶製造装置において、気密容器内
のガスの成分・濃度を計測するためのガスを導く少なく
とも2個以上の導出管部と、導出管部からのガスの成分
・濃度を計測する質量分析器と、質量分析器の分子量に
よりシール材あるいはパッキン材からの漏れを判別する
比較装置からなる。
【0007】第5の発明では、気密容器内に雰囲気ガス
を送り単結晶を製造する単結晶製造装置において、単結
晶の成長時の純度を監視するために雰囲気ガスの成分・
濃度を計測し、雰囲気ガスの成分・濃度が所定値を越え
たときに単結晶の製造を停止する。
【0008】
【作用】上記構成によれば、単結晶製造装置に質量分析
装置を付設して、装置内の有機分子、水分子、酸素分子
などの成分の分子量・分子の構造を測定することにより
装置内のガスの雰囲気を監視している。このガスの成分
・濃度の推移を測定し、ガスの成分・濃度の推移が所定
値を越えているか、否かで単結晶が高純度で出来たか、
否かが判定出来る。このため、単結晶棒の製品が完成し
た時点には単結晶の純度が判明するとともに、製造中に
異常があると装置が停止するために工数およびエネルギ
ーの節約ができる。さらに、気密容器内のガスの成分・
濃度を少なくとも2箇所以上で計測するため、シール材
からの漏れか、あるいはパッキン材からの漏れかが特定
できる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係わる単結晶製造装置およ
びその制御方法の実施例につき、図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の単結晶製造装置の第1実施例
である。なお、図1において、従来と同一部品には同一
符号を付して説明を省略する。単結晶製造装置100に
は質量分析装置1が配設されている。質量分析装置1は
ガスを気密容器51から取り出す導出管部5とガスの分
子の構造・分子量(成分・濃度)を分析する質量分析器
11とから構成されている。導出管部5は気密容器51
内のルツボ53の図示の上方の近傍から外部までガスを
導出する配管6と、導出された配管の一端に装着された
差動排気装置7と、差動排気装置7からガスを吸引する
真空ポンプ8から構成されている。質量分析器11はガ
スをイオン化して分子量・分子の構造を測定する、例え
ば、四重極質量分析器、磁場型質量分析器等13とデー
タ記録計15とからなっている。質量分析器11から
は、単結晶製造装置100を制御する制御装置20に接
続され、制御装置20には各種の気体の成分・濃度の許
容される所定値を記憶する記憶部21と、測定したデー
タと成分・濃度の許容される所定値とを比較する比較部
23と、測定したデータが所定値を越えたときに単結晶
製造装置100を制御する制御部25とからなってい
る。
【0010】また、制御装置20からは、測定したデー
タが所定値を越えたときにオペレータに警告する警告装
置26と、推移を監視できるCRT装置27が接続され
ている。さらに、測定したデータが所定値を越えたとき
には製造装置を停止する停止装置28に接続され、例え
ば、停止装置28は気密室内の黒鉛ヒータ59への電力
供給量を減らすとともに、引き上げ器を作動させ単結晶
の成長を停止している。データ記録計は質量分析器に接
続した例を記載したが、制御装置20に接続しても良
い。
【0011】上記構成において、通常では、ルツボ53
内で融液された半導体素材57は結晶引上げ軸61に付
設した種結晶63に接触されたのちに成長しながら、静
かに単結晶棒は回転しながら引き上げられて行く。この
とき、気密容器51内には、供給配管67から供給され
るアルゴンガス、窒素等の雰囲気ガスが単結晶棒の回り
を経て、排気配管65から流れ出ている。このガスを気
密容器51から導出管部5により取り出し、差動排気装
置7で所定値の真空まで減圧して質量分析器11に送り
ガスをイオン化して分子の構造・分子量を測定してい
る。このとき、質量分析器11はCHX、酸素、C
2 、等を順次測定している。
【0012】例えば、通常の作業中に異常の発生を想定
して、引上げ軸61のオイルシール71から積極的に漏
れを生じさせた(図2のイ点)。このときには、図2に
示すようにガスの成分・濃度に変化が生じ、CHXの信
号が異常に増加している。また、このとき、オイルシー
ル71のリーク量が多いと酸素の信号の増加量も多いこ
とが判明した。雰囲気ガス中のCHX量の増加は、シリ
コン融液中の炭素濃度を増加させるるとともに、引上げ
単結晶棒中の炭素濃度も増加する。この単結晶棒を引上
げて分析検査した結果でも、オイルシール71より積極
的にリークさせたほぼ同じ位置から炭素濃度が変化して
いることが判明した。上記実施例ではオイルシールのみ
を記載してあるが、Oリングも同様な結果が得られる。
【0013】図3は本発明の単結晶引上げ装置の第2実
施例である。なお、図3において、従来及び第1実施例
と同一部品には同一符号を付して説明を省略する。質量
分析装置30はガスを気密容器51から取り出す導出管
部5の外に、気密容器51の下部の排気配管65から導
管部31が取り出され、導管部31の一端部31aは3
ポート電磁弁33のポート33aに、他端部31bは排
気配管65に接続されている。また、気密容器51から
取り出す導出管部5も同様に3ポート電磁弁33のポー
ト33bに接続され、3ポート電磁弁33の残りのポー
ト33cは差動排気装置7に接続されている。
【0014】上記構成において、第1実施例と同様に気
密容器51内には、供給配管67から供給されるアルゴ
ンガス、窒素等の雰囲気ガスが単結晶棒の回りを経て、
排気配管65から流れ出ている。このガスを気密容器5
1から導出管部5、および排気配管65の導管部31か
ら取り出し、制御装置40からの指令により3ポート電
磁弁33で測定する位置を交互に選択して、取り出す方
(測定する)のガスを差動排気装置7を経て質量分析器
11に送りガスの成分・濃度を測定している。このとき
も、質量分析器11はCHX、酸素、CO2 、等を順次
測定している。
【0015】例えば、通常の作業中に異常の発生を想定
して、気密容器51の接合部のOリング83から積極的
に漏れを生じさせた(図4のロ点)。このときには、排
気配管65の導管部31からの測定したデータが図4に
示すようにガスの成分・濃度に変化が生じ、黒鉛ヒータ
59と空気が反応して、CO+N2 の信号が異常に増加
している。また、この時の、気密容器51から導出管部
5からの測定したデータは図4と同様な傾向のガスの分
子量CO+N2 が増加していた。図4からもオイルシー
ル71のリークと同様に酸素、CHXの信号の増加量も
多いことが判明し、Oリング83からのリークが発生し
ていることが判明した。この単結晶棒を引上げて分析検
査した結果でも、Oリング83より積極的にリークさせ
た同じ位置から炭素濃度が変化していることが判明し
た。このように、気密容器51から導出管部5および排
気配管65の導管部31からのガスの成分・濃度を測定
し比較部23で比較することにより、漏れ部を推定する
ことができることが判明した。
【0016】図5は本発明の単結晶引上げ装置のガス漏
れの計測装置およびルツボの加熱装置の制御装置を示す
図である。ガス漏れの計測装置は次のように構成されて
いる。単結晶製造装置100の気密容器51の内部より
配管6を介して、イオン化室101、イオン分離室10
2が接続されている。イオン分離室102で分離選別さ
れイオンは、イオン検出部103に到達する。イオン検
出部103は2次電子増倍管104と、ファラデイカッ
プ111で構成される。イオン検出部103に到達した
イオンが極微量の場合には2次電子増倍管104を経
て、パルス増幅器105、波形整形回路106、カウン
タ回路107、I/O入出力ポート108を介して中央
処理装置109に入力する。しかし、多量のイオンの場
合には、ファラデイカップ111に到達後、直流増幅器
112、サンプルホールド回路113、A/Dコンバー
タ114、I/O入出力ポート108を介して中央処理
装置109に入力する。
【0017】また、ルツボの加熱装置の制御装置は次の
ように構成されている。黒鉛ヒータ59の加熱は電源1
21からの電流をブレーカ122を経て、サイリスタス
タック123、変圧器124、ダイオードスタック12
5を介してヒータ59に至ることにより3相全波清流の
直流方式でなされる。サイリスタスタック123のコン
トロールはサイリスタコントロールユニット126 、
I/O入出力ポート127を介して中央処理装置128
で行う。なお、中央処理装置のコンピータに関しては、
ワンチップマイクロコンピュータ、ボードコンピュー
タ、パーソナルコンピュータのいずれでも良く、別々に
記載しているが同一で構成しても良い。
【0018】次に、上記構成において作動について説明
する。測定ガス101は気密容器51の内部より配管6
を通り、イオン化室101に運ばれる。運ばれた測定ガ
スはイオン化室101内にある加熱フイラメント101
aから発生する熱電子によりイオン化される。イオン化
した分子イオンまたは原子イオンはイオン分離室102
に導入される。このイオン化された混合ガスイオンはイ
オン分離室102の中で目的とするガスのみが分離選別
されイオン検出部103に到達する。イオン検出部10
3に到達したイオンは極微量の場合には電場を印加する
ことにより、2次電子増倍管104に到達する。2次電
子増倍管104に到達したイオンは増幅され電気信号に
変換される。この信号は単位時間当たりの個数として表
される。2次電子増倍管104の出力はパルス増幅器1
05で増幅され波形整形回路106で矩形波に変換後、
カウンタ回路107で一定時間カウントされI/O入出
力ポート108を介して中央処理装置109に入力す
る。中央処理装置109においては単位時間当たりの個
数に相関する値として演算され、記憶装置110内で設
定された値と比較され設定値を越えた場合には、I/O
入出力ポート124を介して黒鉛ヒータ59制御用の中
央処理装置122に入力する。さらに、必要に応じて警
報装置26より警報を出す。
【0019】しかしイオン化したガスが多量の場合に
は、直進しファラデイカップ111に到達するように2
次電子増倍管104の電場を切る。ファラデイカップ到
達後、直流増幅器112、サンプルホールド回路11
3、A/Dコンバータ114、I/O入出力ポート10
8を介して中央処理装置109に入力する。ファラデイ
カップ111からの出力は中央処理装置109において
所定の定数を乗じて濃度として演算され、記憶装置11
0内で設定された値と比較され設定値を越えた場合に
は、前記のイオンが極微量の場合と同様にI/O入出力
ポート108、127を介して黒鉛ヒータ59制御用の
中央処理装置128に入力する。さらに、必要に応じて
警報装置26より警報を出す。
【0020】設定値オーバの信号をI/O入出力10
8、127を介して信号を受けた黒鉛ヒータ制御用の中
央処理装置128は、サイリスタコントロールユニット
126を介してサイリスタスタック123のゲートを閉
ざしサイリスタのアノード電流を遮断する。これによ
り、黒鉛ヒータ59の加熱は停止する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の単結晶製
造装置およびその制御方法では、装置内の有機分子、水
分子、酸素分子などの成分・濃度を測定することにより
装置内のガスの雰囲気を監視し、ガスの成分・濃度の推
移が所定値を越えているか、否かで単結晶が高純度で出
来たかが判定出来る。このために単結晶棒の製品が完成
した時点で単結晶の純度が判明するとともに、製造中に
異常があると装置が停止するので工数およびエネルギー
の節約ができる。リーク量が著しい場合には気密室内の
高温に加熱された黒鉛は空気に由来する酸素と反応し、
著しく劣化し繰り返しの使用が不可能となる場合がある
が、本発明によりリーク量が分かるので未然に防止でき
るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本発明の単結晶引上げ装置の第1実施
例の概略の全体構成図である。
【図2】本発明の本発明のオイルシール部からの漏れが
生ずたときのガスの成分・濃度の変化を示す図である。
【図3】本発明の本発明の単結晶引上げ装置の第2実施
例の概略の全体構成図である。
【図4】本発明の本発明のOリング部からの漏れが生じ
たときのガスの成分・濃度の変化を示す図である。
【図5】本発明の単結晶引上げ装置のガス漏れの計測装
置およびルツボの加熱装置の制御装置を示す図である。
【図6】従来の単結晶引上げ装置の1実施例の概略の全
体構成図である。
【符号の説明】
1 質量分析装置 5 導出管部 7 差動排気装置 11 質量分析器 15 データ記録計 20 制御装置 21 記憶部 23 比較器 25 制御部 26 警告装置 27 CRT装置 31 導管部 33 3ポート電磁弁 51 気密容器 53 ルツボ 59 円筒形黒鉛発熱体 71、73 オイルシール 81、83 Oリング 100 単結晶製造装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雰囲気ガスを送り単結晶を製造する気密
    容器で、単結晶の引上げ軸等の軸にシール部材、あるい
    は、気密容器の分割面にOリング等のパッキン材を用い
    る単結晶製造装置において、単結晶の成長時の純度を監
    視するための雰囲気ガスの成分・濃度を計測する質量分
    析装置を付設したことを特徴とする単結晶製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、質量分析装置がガス
    を気密容器から取り出す導出管部と、ガスの成分・濃度
    を分析する質量分析器から構成されている単結晶製造装
    置。
  3. 【請求項3】 気密容器と質量分析器との間に所定値の
    真空まで減圧する差動排気装置を配設した請求項1ある
    いは請求項2の単結晶製造装置。
  4. 【請求項4】 雰囲気ガスを送り単結晶を製造する気密
    容器で、単結晶の引上げ軸等の軸にシール部材、あるい
    は、気密容器の分割面にOリング等のパッキン材を用い
    る単結晶製造装置において、気密容器内のガスの成分・
    濃度を計測するためのガスを導く少なくとも2個以上の
    導出管部と、導出管部からのガスの成分・濃度を計測す
    る質量分析器と、質量分析器の成分・濃度によりシール
    材あるいはパッキン材からの漏れを判別する比較装置か
    らなることを特徴とする単結晶製造装置。
  5. 【請求項5】 気密容器内に雰囲気ガスを送り単結晶を
    製造する単結晶製造装置において、単結晶の成長時の純
    度を監視するために雰囲気ガスの成分・濃度を計測し、
    雰囲気ガスの成分・濃度が所定値を越えたときに単結晶
    の製造を停止することを特徴とする単結晶製造の制御方
    法。
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WO2018159109A1 (ja) * 2017-02-28 2018-09-07 株式会社Sumco シリコン単結晶インゴットの製造方法およびシリコン単結晶育成装置

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WO2018159109A1 (ja) * 2017-02-28 2018-09-07 株式会社Sumco シリコン単結晶インゴットの製造方法およびシリコン単結晶育成装置
JP2018140915A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 株式会社Sumco シリコン単結晶インゴットの製造方法およびシリコン単結晶育成装置
DE112018001046B4 (de) 2017-02-28 2022-05-19 Sumco Corporation Verfahren zur Herstellung eines Siliziumeinkristall-Ingots und Siliziumeinkristall-Wachstumsvorrichtung

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