JPH0522103Y2 - - Google Patents

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JPH0522103Y2
JPH0522103Y2 JP1987085773U JP8577387U JPH0522103Y2 JP H0522103 Y2 JPH0522103 Y2 JP H0522103Y2 JP 1987085773 U JP1987085773 U JP 1987085773U JP 8577387 U JP8577387 U JP 8577387U JP H0522103 Y2 JPH0522103 Y2 JP H0522103Y2
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footwear
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floor
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entrance
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、料理店の座敷の上り口、玄関の上
り口、縁側の上り口等における移動式の履物脱ぎ
履き台装置に関するものである。
【従来の技術】
(1) 座敷のある料理店で、上り口に履物箱がある
場合には、履物、すなわち、履物を脱いだ後、
客が自分で、自分の履物を履物箱に納めたり、
不足(履物)番が客の履物を履物箱に納めたり
している。ところが、客が多くて、上り口に下
足番がおらず、しかも、客が自分で履物を履物
箱に納めないようなときには、上り口の土間は
客の履物でいつぱいになつてしまう。客が注意
して履物を脱ぐときはまだよいが、脱ぎ放しに
するようなときは、上り口は履物で雑然として
しまい、目ざわりであり、かつ、上り口の空間
の利用が妨げられる。また、上り口に履物箱が
ない場合はなおさらである。広縁のある玄関の
上り口、縁側の上り口等においても同様であ
る。 (2) 玄関の床下に回転ドラムを回転自在に配置
し、回転ドラム上に周方向に所定の間隔をおい
て複数の履物収容ケースを回転ドラムの径方向
に移動可能に配置し、所望の履物収納ケースを
玄関の床下から床の前方へと出し入れ自在にし
た履物収納庫が提案(実開昭61−73735号公報
参照)されている。
【考案が解決しようとする課題】
前記(1)の料理店の座敷などへの上り口において
は、下足番がいなかつたり、客個人の注意力が欠
けると、上り口の土間は履物で雑然とし、その空
間を有効に利用できない(すなわち、自由に歩け
ない)欠点があつた。 また、前記(2)の履物収納庫は、履物収納ケース
が玄関の床下から床の前方へ出し入れできるよう
になつているが、床上で脱いだ履物を手でもつて
履物収納ケースに収納し、あるいは履物収納ケー
ス内に収納した履物を手でもつて床上においてか
ら履く必要があり、手間がかかり且つ手を汚す恐
れがある欠点がある。 この考案が解決しようとする課題は上記のよう
な欠点のない移動式の履物脱ぎ履き台装置を提供
すること、換言すると、履物に手を触れることな
く、履物及び脱ぎ履き台を座敷、広縁、縁側等の
床下の空間に収容できる移動式の履物脱ぎ履き台
装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
この出願の考案は、前記課題を解決するための
手段として次の構成を採用する。 この考案の構成は、料理店の座敷の上り口、玄
関の上り口、縁側の上り口等に設置する履物脱ぎ
履き台装置において、脱ぎ履き台が平らな履物支
持面を備えた箱状体で構成され、脱ぎ履き台に複
数の支持軸が取り付けられ、各支持軸に車輪が取
り付けられ、脱ぎ履き台に電動機が取付けられ、
少なくとも一つの支持軸と電動機とが伝動手段を
介して連結れ、脱ぎ履き台が電動機の正転により
土間床上に前進し、電動機の逆転により前記土間
と隣接する座敷、広縁、縁側等の床下の空間に後
退するようにされ、脱ぎ履き台の前進時に脱ぎ履
き台の履物支持面上に載つて履物を脱ぎ、脱いた
履物を載せた脱ぎ履き台が前記床下の空間に後退
し得るようになつている移動式の履物脱ぎ履き台
装置にある。 電動機と支持軸とは適宜の動力伝達装置を介し
て連結し、支持軸に取り付ける車輪としては、例
えば、周囲に輪状ゴム層を備えたものを使用す
る。 好ましい実施形態においては、脱ぎ履き台の進
退運動を適宜の案内手段を使つて案内し、電動機
としては、例えば、正逆回転できるものを使う。
特に低速の電動機を使用する場合以外は、電動機
の回転を変速(減速)装置を介して支持軸に伝え
るようにする。
【作用】
この考案の移動式の履物脱ぎ履き台装置は、電
動機の回転により上り口の土間床上に前進して停
止している際には、靴脱ぎ石と同じ作用をし、上
り口の土間と隣接する座敷、広縁、縁側等の床下
の空間に後退した時には履物の収納具として作用
する。すなわち、履物脱ぎ履き台が上り口の土間
床上にあるときには、その上に人が載つて履物を
脱いだり履いたりすることができ、脱いだ履物が
載つている脱ぎ履き台を、電動機の回転により、
上り口の土間と隣接する座敷、広縁、縁側等の床
下の空間に後退させると、脱ぎ履き台と履物を前
記空間に収納させることができる。したがつて、
履物に手を触れること無く、履物と脱ぎ履き台を
座敷、広縁、縁側等の床下の空間に収納させるこ
とができ、上り口の土間を自由に歩き得る状態に
しておくことができる。
【実施例】
この考案の実施例は、土間から直接座敷にあが
るようになつている料理店の上り口に本願考案を
適用したもので、それを第1図ないし第3図によ
り説明する。 図中、1は柱、2は上り框、3は束柱、4は上
り口の土間床、5は座敷6の床下の土間床、6は
座敷、7は根太、8は床板、9は畳であり、10
は上り口の土間床4と座敷の床下の土間床5とに
亙つて設けられた凹溝、11は前記凹溝10に設
けられた案内部材を構成する案内レールである。
この案内レール11上に脱ぎ履き台12が載置さ
れる。 脱ぎ履き台12は、両側の側板13,13、前
板14、および後板15とにより形成される箱状
体16と、該箱状体16に溶接されてこれらを補
強する前後の断面コ字状の横部材17,18と前
後の横部材に取付けた支持板35,35,35上
に載置される台板19,19等から構成されてい
る。 前側の横部材17には、駆動車輪20の支持軸
21を支持する軸支持部材22と、軸支持部材兼
電動機支持部材23とが固着されている。駆動車
輪20には、その外周に周方向の溝20′が形成
され、この溝20′が案内レール11と嵌合する
ようになつている。電動機支持部材23上に電動
機24が固定され、電動機24の回転軸と駆動車
輪20の軸21とがたわみ軸25を介して連結さ
れている。 また、後側の横部材18にも、車輪軸支持部材
26が固定され、該部材26に支持軸28が回動
自在に支持され、該支持軸28に一対の車輪27
が固定され、該車輪27の外周の周方向の溝が案
内レール11に嵌合している。 なお、駆動車輪20及び車輪27としては、周
囲に輪状ゴム層を備えたものを用いるとよい。 電動機24としては、正転および逆転できる低
速回転するものが用いられ、電動機24の電源と
しては、100Vの交流電源、電池等が使用され、
電動機24の電流供給回路には、電源スイツチ3
0と、電動機の正方向の回転を制御する前進スイ
ツチ31と、電動機の逆方向の回転を制御する後
退スイツチ32とが設けられ、また、電動機の所
定回転後に電動機を停止させる定数回転停止スイ
ツチを設ける。なお、前記定数回転停止スイツチ
の代りに脱ぎ履き台12の移動範囲を検知するリ
ミツトスイツチを用いることができる。電源スイ
ツチ30、前進スイツチ31、及び後退スイツチ
32はスイツチ29としてまとめられ、柱1の近
くの壁に取付けられている。 脱ぎ履き台12の上面を構成する履物支持板1
9,19は、板状モルタル下地33と、その上面
に接合された仕上材34(たとえば、タイル、長
尺シート)とで構成され、各台板には、2個の穴
が一対ずつ設けられ、該穴に金属棒をコ字状に曲
げた把手36,36の自由端が摺動自在に嵌合さ
れ、金属棒の自由端に形成したねじ部にナツト3
7がねじ込まれている。 次に、実施例の装置の使い方を説明する。 店の店員等が、スイツチ29の電源スイツチ3
0を押し、前進スイツチ31を押すと、電動機2
4の電動機軸は所定回数正転し、この電動機軸の
回転は、たわみ軸25を介して駆動車輪20の支
持軸21に伝達され、駆動車輪は所定回数正転
し、脱ぎ履き台12は所定の位置まで前進して停
止する。 この前進した状態の脱ぎ履き台12の上に載つ
て、数人の客が履物を脱いだ後、店の店員等がス
イツチ29の後退スイツチ32を押すと、電動機
24の回転軸は所定回数逆回転し、この電動機の
逆回転は、前述と同様にたわみ軸25を介して駆
動車輪の支持軸21に伝達され、駆動車輪は逆方
向に所定回数回転し、脱ぎ履き台12は所定位置
まで後退して停止する。 したがつて、脱ぎ履き台12及びその上の履物
は、履物に手を触れることなく、座敷6の床板8
の下の空間に収納される。そのため、上り口の土
間床4上には履物及び脱ぎ履き台が存在しないか
ら、この空間を自由に歩くことができる。 なお、脱ぎ履き台の前進時の滑動を適宜の止め
手段を使つて止め得るようにする。例えば、車輪
20,27、支持軸21,28等を制動する電磁
ブレーキを脱ぎ履き台に設け、脱ぎ履き台が前進
して上り口の土間床上に停止しているときに、前
記電磁ブレーキを作動させて、車輪20,27の
回転を阻止できるようにし、人が脱ぎ履き台の上
に乗る際に脱ぎ履き台が滑動しないようにする。
電磁ブレーキへの給電は電動機24の電流供給回
路と関連させて設けた回路によつて行う。 なお、脱ぎ履き台1日の前進時に把手36を引
きだすと、この把手をもつて履物支持板19,1
9を箱状体16から外すことができ、脱ぎ履き台
12の内部の電動機等を容易に点検することがで
きる。両側の側板13,13の上端よりも台板1
9の上面を低くしておくと、履物の落下の防止に
役立つ。
【考案の効果】
本考案の移動式の履物脱ぎ履き台装置は、その
上に載つて履物を脱ぎ履きする脱ぎ履き台が、電
動機の回転により、上り口の土間上の空間と該土
間と隣接する座敷などの床下の空間との間を進退
し得るようになつていて、脱ぎ履き台及びその上
に載つている履物を自動的に床下の空間に移動で
きるようになつているから、上り口の土間に履物
及び脱ぎ履き台を存在させずにすみ、上り口の土
間を歩きやすい状態に維持することができる。ま
た、履物を脱ぎ履きする際に、人が履物脱ぎ履き
台の上に載つて、履物を脱ぎ履きでき、脱いだ履
物が載つている脱ぎ履き台を床下に移動させるだ
けでよいから、履物や脱ぎ履き台に手を触れる必
要が全くなく、手を汚す虞がない。さらに、脱ぎ
履き台を電動機により駆動される車輪で後退させ
るようにしたから、移動装置の構成が簡単にな
り、且つ既存の建物の床下の空間への設置も容易
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、本考案の移動式の履物
脱ぎ履き台装置の実施例を示し、第1図は履物脱
ぎ履き台装置を第3図のB−B線で断面し矢印方
向にみた正面図、第2図は履物脱ぎ履き台装置を
第1図A−A線で断面し矢印方向に見た側面図、
第3図は履物脱ぎ履き台装置を上り口の土間床上
に前進させた状態の平面図である。 図中、4は上り口の土間床、5は床下の土間
床、11は案内レール、12は脱ぎ履き台、13
は側板、19は履物支持板、20は駆動車輪、2
4は電動機である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 料理店の座敷の上り口、玄関の上り口、縁側の
    上り口等に設置する履物脱ぎ履き台装置におい
    て、脱ぎ履き台が平らな履物支持面を備えた箱状
    体で構成され、脱ぎ履き台に複数の支持軸が取り
    付けられ、各支持軸に車輪が取り付けられ、脱ぎ
    履き台に電動機が取付けられ、少なくとも一つの
    支持軸と電動機とが伝動手段を介して連結され、
    脱ぎ履き台が電動機の正転により土間床上に前進
    し、電動機の逆転により前記土間と隣接する座
    敷、広縁、縁側等の床下の空間に後退するように
    され、脱ぎ履き台の前進時に脱ぎ履き台の履物支
    持面上に載つて履物を脱ぎ、脱いた履物を載せた
    脱ぎ履き台が前記床下の空間に後退し得るように
    なつている移動式の履物脱ぎ履き台装置。
JP1987085773U 1987-06-03 1987-06-03 Expired - Lifetime JPH0522103Y2 (ja)

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JPS63194641U JPS63194641U (ja) 1988-12-14
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JPS6173735U (ja) * 1984-10-19 1986-05-19

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JPS63194641U (ja) 1988-12-14

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