JPH05220A - 散水用ノズル - Google Patents
散水用ノズルInfo
- Publication number
- JPH05220A JPH05220A JP18035191A JP18035191A JPH05220A JP H05220 A JPH05220 A JP H05220A JP 18035191 A JP18035191 A JP 18035191A JP 18035191 A JP18035191 A JP 18035191A JP H05220 A JPH05220 A JP H05220A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- dust
- natural rubber
- water
- water sprinkling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 転炉排ガス集塵設備のベンチュリー型湿式集
塵機用ノズルとして好適であり、ダストによって、閉塞
が生ずることはない。 【構成】 散水用ノズル１６の内面に、天然ゴム製のノ
ズルチップ１９がとりつけられている。
塵機用ノズルとして好適であり、ダストによって、閉塞
が生ずることはない。 【構成】 散水用ノズル１６の内面に、天然ゴム製のノ
ズルチップ１９がとりつけられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、転炉排ガス
集塵設備における、ベンチュリー型の湿式集塵機用とし
て好適な散水用ノズルに関するものである。
集塵設備における、ベンチュリー型の湿式集塵機用とし
て好適な散水用ノズルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】転炉排ガス集塵設備は、図２に示すよう
に、転炉１の上部フード２に接続されたダクト３の途中
に設けられた、ベンチュリー型の１次湿式集塵機４と、
同じくベンチュリー型の２次湿式集塵機５とからなって
いる。
に、転炉１の上部フード２に接続されたダクト３の途中
に設けられた、ベンチュリー型の１次湿式集塵機４と、
同じくベンチュリー型の２次湿式集塵機５とからなって
いる。
【０００３】１次湿式集塵機４からの集塵水は、シック
ナー６に集められ、シックナー６からのオーバーフロー
水は、第１貯水槽７に集められる。集められた集塵水
は、ポンプ８によって、２次湿式集塵機５に送られ、そ
のノズルから、２次湿式集塵機５内に散水される。一
方、２次湿式集塵機５からの集塵水は、第２貯水槽９に
集められる。集められた集塵水は、ポンプ１０によっ
て、１次湿式集塵機４に送られ、そのノズルから１次湿
式集塵機４内に散水される。１１は、ダクト３の他端に
設けられた煙突、１３は、分岐ダクト３’に水封弁１２
を介して設けられたガスホルダーである。
ナー６に集められ、シックナー６からのオーバーフロー
水は、第１貯水槽７に集められる。集められた集塵水
は、ポンプ８によって、２次湿式集塵機５に送られ、そ
のノズルから、２次湿式集塵機５内に散水される。一
方、２次湿式集塵機５からの集塵水は、第２貯水槽９に
集められる。集められた集塵水は、ポンプ１０によっ
て、１次湿式集塵機４に送られ、そのノズルから１次湿
式集塵機４内に散水される。１１は、ダクト３の他端に
設けられた煙突、１３は、分岐ダクト３’に水封弁１２
を介して設けられたガスホルダーである。
【０００４】図３は、ベンチュリー型の２次湿式集塵機
のスロート部の拡大垂直断面図である。図面に示すよう
に、スロート部１４には、これを囲むように給水ボック
ス１５が設けられており、スロート部１４の給水ボック
ス１５で囲まれた部分には、散水用ノズル１６が設けら
れている。１７は、給水ボックス１５の上部に取り付け
られた給水管である。第１貯水槽７から送られた水は、
給水管１７を通って、給水ボックス１５内に供給され、
散水用ノズル１６から、２次湿式集塵機５のスロート部
１４内に散水され、スロート部１４を通るガスを除塵す
る。
のスロート部の拡大垂直断面図である。図面に示すよう
に、スロート部１４には、これを囲むように給水ボック
ス１５が設けられており、スロート部１４の給水ボック
ス１５で囲まれた部分には、散水用ノズル１６が設けら
れている。１７は、給水ボックス１５の上部に取り付け
られた給水管である。第１貯水槽７から送られた水は、
給水管１７を通って、給水ボックス１５内に供給され、
散水用ノズル１６から、２次湿式集塵機５のスロート部
１４内に散水され、スロート部１４を通るガスを除塵す
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した湿式集塵機に
よる除塵に際し、集塵水中に含まれているダストによっ
て、散水用ノズル１６が閉塞する問題が生ずる。散水用
ノズル１６が閉塞すると、集塵機の集塵効率が大幅に低
下し、場合によっては、操業を中止せざるを得なくな
る。そこで、従来は、例えば、図４に示すように、給水
ボックス１５の、散水用ノズル１６と対称の位置に、流
体圧シリンダ１８を設け、随時シリンダ１８を作動させ
て、そのロッド18a の先端により散水用ノズル１６を突
き、その内面に付着したダストの除去を行っていた。
よる除塵に際し、集塵水中に含まれているダストによっ
て、散水用ノズル１６が閉塞する問題が生ずる。散水用
ノズル１６が閉塞すると、集塵機の集塵効率が大幅に低
下し、場合によっては、操業を中止せざるを得なくな
る。そこで、従来は、例えば、図４に示すように、給水
ボックス１５の、散水用ノズル１６と対称の位置に、流
体圧シリンダ１８を設け、随時シリンダ１８を作動させ
て、そのロッド18a の先端により散水用ノズル１６を突
き、その内面に付着したダストの除去を行っていた。
【０００６】しかしながら、給水ボックス１５は、高温
のダストが多い極めて悪環境の場所であるために、流体
圧シリンダ１８の作動が不良になりやすく、従って、こ
のような清掃手段では、上記問題を解決することはでき
ない。
のダストが多い極めて悪環境の場所であるために、流体
圧シリンダ１８の作動が不良になりやすく、従って、こ
のような清掃手段では、上記問題を解決することはでき
ない。
【０００７】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、特に、転炉排ガス集塵設備のベンチュリー型
湿式集塵機用ノズルとして好適な、ダストによる閉塞が
生ずることのない、散水用ノズルを提供することにあ
る。
を解決し、特に、転炉排ガス集塵設備のベンチュリー型
湿式集塵機用ノズルとして好適な、ダストによる閉塞が
生ずることのない、散水用ノズルを提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述した
問題を解決すべく鋭意研究を重ねた。その結果、散水用
ノズルの少なくとも内面を天然ゴム製にすれば、ダスト
が付着しにくく、従って、ノズルがダストによって閉塞
することがないことを知見した。
問題を解決すべく鋭意研究を重ねた。その結果、散水用
ノズルの少なくとも内面を天然ゴム製にすれば、ダスト
が付着しにくく、従って、ノズルがダストによって閉塞
することがないことを知見した。
【０００９】この発明は、上記知見に基づいてなされた
ものであって、散水用ノズルの少なくとも内面が天然ゴ
ムからなっていることに特徴を有するものである。
ものであって、散水用ノズルの少なくとも内面が天然ゴ
ムからなっていることに特徴を有するものである。
【００１０】
【作用】この発明の散水用ノズルの少なくとも内面は、
天然ゴムからなっている。従って、ダストが付着しにく
く、ダストの付着によって、ノズルが閉塞することはな
い。
天然ゴムからなっている。従って、ダストが付着しにく
く、ダストの付着によって、ノズルが閉塞することはな
い。
【００１１】次に、この発明のノズルを、図面を参照し
ながら説明する。図１は、この発明のノズルが取り付け
られた給水ボックスの概略垂直断面図である。図１に示
すように、給水ボックス１５の散水用ノズル１６の内周
面には、天然ゴム製のノズルチップ１９が取り付けられ
ている。天然ゴム製のノズルチップ１９は、ダストが付
着しにくい。従って、散水用ノズル１６が、ダストの付
着によって閉塞することはなく、従来のように、散水用
ノズル１６と対称の位置に、ダスト除去用の流体圧シリ
ンダ１８を設け、これによってノズル１６に付着したダ
ストを除去する必要はない。
ながら説明する。図１は、この発明のノズルが取り付け
られた給水ボックスの概略垂直断面図である。図１に示
すように、給水ボックス１５の散水用ノズル１６の内周
面には、天然ゴム製のノズルチップ１９が取り付けられ
ている。天然ゴム製のノズルチップ１９は、ダストが付
着しにくい。従って、散水用ノズル１６が、ダストの付
着によって閉塞することはなく、従来のように、散水用
ノズル１６と対称の位置に、ダスト除去用の流体圧シリ
ンダ１８を設け、これによってノズル１６に付着したダ
ストを除去する必要はない。
【００１２】散水用ノズル１６は、その全体を天然ゴム
製としてもよく、または、そのノズル孔内面に天然ゴム
製のノズルチップを取り付けるようにしてもよい。な
お、この発明の散水用ノズルは、転炉排ガス集塵設備の
ベンチュリー型湿式集塵機用に限られるものではなく、
ダストが混入する各種散水ノズルに適用して、同様の効
果を発揮させることができる。
製としてもよく、または、そのノズル孔内面に天然ゴム
製のノズルチップを取り付けるようにしてもよい。な
お、この発明の散水用ノズルは、転炉排ガス集塵設備の
ベンチュリー型湿式集塵機用に限られるものではなく、
ダストが混入する各種散水ノズルに適用して、同様の効
果を発揮させることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の散水用ノ
ズルによれば、ダストが付着しにくいので、ダストの付
着によってノズルが閉塞することはなく、従って、集塵
効率が低下せずに、安定した操業を行うことができる
等、工業上有用な効果がもたらされる。
ズルによれば、ダストが付着しにくいので、ダストの付
着によってノズルが閉塞することはなく、従って、集塵
効率が低下せずに、安定した操業を行うことができる
等、工業上有用な効果がもたらされる。
【図１】この発明の散水用ノズルが取り付けられた、給
水ボックスの概略垂直断面図である。
水ボックスの概略垂直断面図である。
【図２】転炉排ガス集塵設備の概略系統図である。
【図３】従来の集塵用ノズルの一例を示す概略垂直断面
図である。
図である。
【図４】従来の散水用ノズルが取り付けられた、給水ボ
ックスの概略垂直断面図である。
ックスの概略垂直断面図である。
１ 転炉 17 給水管
２ 上部フード 18 流体圧シリ
ンダー ３ ダクト 19 ノズルチッ
プ ４ １次湿式集塵機 ５ ２次湿式集塵機 ６ シックナー ７ 第１貯水槽 ８ ポンプ ９ 第２貯水槽 10 ポンプ 11 煙突 12 水封弁 13 ガスホルダー 14 スロート部 15 給水ボックス 16 散水用ノズル
ンダー ３ ダクト 19 ノズルチッ
プ ４ １次湿式集塵機 ５ ２次湿式集塵機 ６ シックナー ７ 第１貯水槽 ８ ポンプ ９ 第２貯水槽 10 ポンプ 11 煙突 12 水封弁 13 ガスホルダー 14 スロート部 15 給水ボックス 16 散水用ノズル
Claims (3)
- 【請求項１】 少なくともその内面が天然ゴムからなっ
ていることを特徴とする、散水用ノズル。 - 【請求項２】 ノズル全体が天然ゴム製である、請求項
１記載の散水用ノズル。 - 【請求項３】 ノズルのノズル孔内面に天然ゴム製のノ
ズルチップが取付けられている、請求項１記載の散水用
ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18035191A JPH05220A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 散水用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18035191A JPH05220A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 散水用ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05220A true JPH05220A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16081719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18035191A Pending JPH05220A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 散水用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05220A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5023705B2 (ja) * | 1971-12-27 | 1975-08-09 | ||
| JPS56146766A (en) * | 1980-04-16 | 1981-11-14 | Hitachi Ltd | Nozzle for ink jet recorder |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP18035191A patent/JPH05220A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5023705B2 (ja) * | 1971-12-27 | 1975-08-09 | ||
| JPS56146766A (en) * | 1980-04-16 | 1981-11-14 | Hitachi Ltd | Nozzle for ink jet recorder |
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