JPH0522081A - ノイズ除去回路 - Google Patents

ノイズ除去回路

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JPH0522081A
JPH0522081A JP17270891A JP17270891A JPH0522081A JP H0522081 A JPH0522081 A JP H0522081A JP 17270891 A JP17270891 A JP 17270891A JP 17270891 A JP17270891 A JP 17270891A JP H0522081 A JPH0522081 A JP H0522081A
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JP
Japan
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sample
noise
input
hold
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Withdrawn
Application number
JP17270891A
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English (en)
Inventor
Takashi Suganuma
尚 菅沼
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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Priority to EP19920111769 priority patent/EP0522578A3/en
Priority to US07/911,578 priority patent/US5311087A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はインパルス性雑音を除去するノイズ
除去回路に関し、ノイズ除去期間の信号を補正させるこ
とにより信号歪を少なくするよう改良したノイズ除去回
路を提供することを目的とする。 【構成】 インパル性雑音を除去するノイズ除去回路で
あって、インパル性雑音が入力されたとき、入力信号を
補正値に切替える入力切替スイッチと、前記入力切替ス
イッチ出力に従続接続された2N(N≧2)個のサンプ
ルホールド回路と、前記サンプルホールド回路の奇数段
および偶数段に対するサンプリングホールド用の2相の
パルスを発生する2相サンプリングパルス発生器と、前
記サンプルホールド回路の偶数段の出力値を一定倍する
係数器と、前記各係数器出力値を加算して、前記入力切
替スイッチに入力される補正値を作る加算器と、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号に含まれたインパル
性雑音を除去するノイズ除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】信号に含まれたインパル性雑音を除去す
る従来例を図3を参照して説明する。図3において、3
0はノイズ検出器で、入力信号に含まれるインパル性雑
音を検出する。31はスイッチであり、ノイズ検出器3
0でインパル性雑音が検出されたとき、スイッチを開と
する。32は容量、33はバッファアンプである。
【0003】ノイズ検出器30で、入力信号にインパル
性雑音が検出されないときは、スイッチ31は閉じてお
り、入力信号はバッファアンプ33を通って出力され
る。ノイズ検出器30で、インパル性雑音が検出される
と、スイッチ31は開となり、スイッチ31が開となっ
た時点の信号電圧を容量32によって保持され、バッフ
ァアンプ33を通って出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のノイズ除去回路は、雑音除去期間の信号を、雑音除去
期間の直前のレベルを出力するようにしていた。したが
って、ノイズが混入されなかった時の入力信号値とは大
きく異なり、その結果、入力信号を大きく歪ませるとい
う問題があった。
【0005】本発明は、過去の信号値より、ノイズ除去
期間の信号を補正することにより、信号歪を少なくなる
よう改良したノイズ除去回路を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を説明する。インパル性雑音
を除去するノイズ除去回路であって、インパル性雑音が
入力されたとき、入力信号を補正値に切替える入力切替
スイッチと、前記入力切替スイッチ出力に従続接続され
た2N(N≧2)個のサンプルホールド回路と、
【0007】前記サンプルホールド回路の奇数段および
偶数段に対するサンプリングホールド用の2相のパルス
を発生する2相サンプリングパルス発生器と、前記サン
プルホールド回路の偶数段の出力値を一定倍する係数器
と、前記各係数器出力値を加算して、前記入力切替スイ
ッチに入力される補正値を作る加算器と、を備える。
【0008】
【作用】2N個の従来接続されたサンプルホールド回路
は、初段で入力信号をサンプルホールドしたサンプリン
グ値を順次後段のサンプルホールド回路に移行させると
ともに、過去のデータ値として記録している。
【0009】偶数段のサンプルホールド回路で記録して
いる過去のデータ値を係数器によって一定倍し、それら
を加算器で加算して、次回の入力信号の補正値を作成す
る。入力信号にインパル性雑音が混入すると、入力切替
スイッチが動作して、サンプルホールド回路に入力する
信号を、入力信号より、前記加算器より出力される補正
値に切替える。
【0010】以上のように、入力信号をサンプルホール
ドし、従続接続された多段のサンプルホールド回路に過
去のデータとして記録させ、この過去のデータより次回
の入力信号の補正値を作成するようにしたので、入力信
号に近い値が得られ、信号に含まれる歪を少なくするこ
とができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1および2を参照して
説明する。図1はサンプルホールド回路を6段(N=
3)接続した場合の本発明の一実施例の構成図、図2は
同実施例の動作説明図である。
【0012】図1において、10,11,12,13,
14および15はサンプルホールド回路である。サンプ
ルホールド回路は、サンプルホールド回路10で示され
るように、スイッチ101、容量102およびバッファ
アンプ103で構成される。
【0013】17は2相サンプリングパルス発生器であ
り、サンプリングパルスの繰返し時間をTとするとき、
0およびサンプリングパルス幅より長い時間ずるたΔT
遅れた2相のパルスを発生し、それぞれ、サンプルホー
ルド回路10,12および14と、11,13および1
5に供給する。
【0014】18はノイズ検出器であり、入力信号に含
まれるインパル性雑音を検出する。19は入力切替スイ
ッチであり、ノイズ検出器18がインパル性雑音を検出
していない時は入力端子側に接続されており、ノイズ検
出器18でノイズが検出されると、加算器23の出力を
サンプルホールド回路10に入力されるよう切替えが行
なわれる。
【0015】20,21および22は係数器であり、そ
れぞれサンプルホールド回路11,13および15でホ
ールドされている値を一定倍する。23は加算器であ
り、係数器20,21および22で一定倍された値の加
算を行い、補正値を作成する。
【0016】つぎに実施例の動作について説明する。サ
ンプルホールド回路10のスイッチ101は、2相サン
プリングパルス発生器14の時間遅れ0のパルス(以後
0相パルスとする)が出力されないときオンとなって容
量102に電荷を蓄積させる。0相パルスがオンとな
り、スイッチ101がオフとなると、スイッチ101が
オフとなる直前のレベルを容量102が保持する。保持
されたレベルはバッファアンプ103を通って後段のサ
ンプルホールド回路11に伝えられる。
【0017】サンプルホールド回路11は、ΔT遅れた
ΔT相パルスで、前記したサンプルホールド回路10で
説明したと同様の動作を行ない、サンプルホールド回路
10が入力信号をサンプルホールドした時間よりΔT時
間遅れて、サンプルホールド回路10がホールドした値
をホールドする。
【0018】サンプルホールド回路12は0相パルスで
動作し、サンプルホールド回路11のホールド値を、サ
ンプルホールド回路11がホールドした時間より(T−
ΔT)遅れてホールドする。以下、サンプルホールド回
路13,14および15は、前述したサンプルホールド
回路11,12で説明したと同様の動作が行なわれる。
【0019】以上説明した動作が順次繰返されることに
よって、0相パルスで示されるタイミングの直前におい
ては、偶数段のサンプルホールド回路がホールドしてい
るホールド値は、図2に示すように、サンプルホールド
回路11が前回のサンプリング値(P2 )、サンプルホ
ールド回路13は前前回のサンプリング値(P4 )、サ
ンプルホールド回路15は前前前回のサンプリング値
(P6 )がホールドされる。
【0020】つぎに、補正値の作成方法について説明す
る。図2に示すように、サンプルホールド回路10が、
次回の入力信号をサンプリングし、ホールドする時間を
t=Tとすると、P2 ,P4 およびP6 はそれぞれt=
0,−Tおよび−2Tに対応する。そこで、t=Tのと
きの値P7 が一次形、すなわち、 P7 =at+b …(1)
【0021】で示されるものとすれば、 P7 =P2 +(P2 −P4 )=2P2 −P4 …(2) となる。したがって、係数器20の係数は2となり、サ
ンプルホールド回路11でホールドしている値を2倍し
た値を出力させ、係数器21の係数は−1となるから、
サンプルホールド回路13でホールドしている値を反転
して出力させ、係数器22の係数は0であるから、無限
大の減衰を与えて出力させて加算器23で加算すれば、
式(2)で示される補正値P7 が得られる。
【0022】また、t=Tのときの補正値P7 が二次
形、すなわち、 P7 =at2 +bt+c …(3) で示されるものとすれば、t=0,−Tおよび−2Tで
のPの値P2 ,P4 およびP6 を式(3)に代入して、 P7 =P6 +3(P2 −P4 ) …(4) となる。
【0023】したがって、この場合は係数器20の信号
倍率は3、係数器21の信号倍率は−3、係数器22の
信号倍率は1とすればよい。以上説明した方法によって
補正値P7 は作成され、入力切替スイッチ19に入力さ
れる。
【0024】入力信号にインパル性雑音が混入し、ノイ
ズ検出器18で検出されると、ノイズが検出されている
期間、入力切替スイッチ19は切替えを行い、サンプル
ホールド回路10に加算器23より出力される補正値P
7 が入力されて、補正が行なわれる。
【0025】なお、以上説明した補正値作成方法は一次
および二次形を基にしたものであり、補正値作成法とし
ては、これらの他に色々の方法があり、使用する方法に
対応した各係数器の倍率を設定すれば良い。
【0026】また、実施例ではサンプルホールド回路を
6段(N=3)従続接続した構成としたが、4段(N=
2)であれば一次補正が可能であり、段数を増加するに
従って高次の補正が可能になる。
【0027】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の発明の主旨に従った各種変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。入力信号をサンプルホールドし、従
続接続された多段のサンプルホールド回路に過去のデー
タとして記録させ、この過去のデータより次回の入力信
号の補正値を作成し、ノイズが混入された期間の入力信
号を補正値で補正するようにしたので、ノイズが含まれ
ない入力信号に近い近似値が得られ、信号に含まれる歪
を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】同実施例の動作説明図である。
【図3】従来例の構成図である。
【符号の説明】
10,11,12,13,14,15 サンプルホール
ド回路 17 2相サンプリングパルス発生器 18,30 ノイズ検出器 19 入力切替スイッチ 20,21,22 係数器 23 加算器 31,101 スイッチ 32,102 容量 33,103 バッファアンプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 インパル性雑音を除去するノイズ除去回
    路であって、 インパル性雑音が入力されたとき、入力信号を補正値に
    切替える入力切替スイッチと、 前記入力切替スイッチ出力に従続接続された2N(N≧
    2)個のサンプルホールド回路と、 前記サンプルホールド回路の奇数段および偶数段に対す
    るサンプリングホールド用の2相のパルスを発生する2
    相サンプリングパルス発生器と、 前記サンプルホールド回路の偶数段の出力値を一定倍す
    る係数器と、 前記各係数器出力値を加算して、前記入力切替スイッチ
    に入力される補正値を作る加算器と、 を備えたことを特徴とするノイズ除去回路。
JP17270891A 1991-07-12 1991-07-12 ノイズ除去回路 Withdrawn JPH0522081A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17270891A JPH0522081A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 ノイズ除去回路
EP19920111769 EP0522578A3 (en) 1991-07-12 1992-07-10 Noise removing circuit
US07/911,578 US5311087A (en) 1991-07-12 1992-07-10 Noise removing circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17270891A JPH0522081A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 ノイズ除去回路

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Publication Number Publication Date
JPH0522081A true JPH0522081A (ja) 1993-01-29

Family

ID=15946871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17270891A Withdrawn JPH0522081A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 ノイズ除去回路

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JP (1) JPH0522081A (ja)

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008