JPH0522062U - ピン転写用転写剤容器 - Google Patents

ピン転写用転写剤容器

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JPH0522062U
JPH0522062U JP7755791U JP7755791U JPH0522062U JP H0522062 U JPH0522062 U JP H0522062U JP 7755791 U JP7755791 U JP 7755791U JP 7755791 U JP7755791 U JP 7755791U JP H0522062 U JPH0522062 U JP H0522062U
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JP
Japan
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transfer
transfer agent
container
temperature
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP7755791U
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English (en)
Inventor
正弘 戸上
豊彦 吉井
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ピン転写すべき転写剤を適正温度に保ち、全
ての転写ピンの先端に時間や場所に拘らず一定量の転写
剤を付着させ、これを基板に転写することで、基板の全
ての転写個所に毎回一定量の転写剤を転写する。 【構成】 容器1の底面の転写剤4が満たされる部分の
全体に亙ってヒートユニット12が設けられている。さ
らに、容器3の転写剤4の中には、センサー14が浸漬
され、このセンサー14によって容器3の中の転写剤4
の温度や粘度等が測定され、それに基づいて前記制御部
13がヒートユニット12を作動させ、容器3を底から
加熱または冷却して転写剤4の温度を所望の温度に調整
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 この考案は、例えば、回路基板上にチップ形回路部品を仮固着するため、回路 基板上の電極ランドの間に接着剤を塗布するピン転写装置において、接着剤等の 塗布される粘性体を満たすのに用いられる容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、自動チップ形回路部品マウント機を使用して抵抗器、コンデンサ等のチ ップ形小形回路部品を自動的にプリント基板上に配置(マウント)することが行 われている。 上記自動チップ形回路部品マウント工程においては、プリント基板上にマウン トされた回路部品を基板上の所定位置に仮固着するため、接着剤によって接着保 持することが行われている。それは、回路部品を基板上マウントする際、前もっ て基板上のチップ装着位置に接着剤を塗布しておき、この接着剤塗布位置にマウ ント機によって回路部品を配置して接着し、接着剤を乾燥させることによって行 われる。
【0003】 回路部品がマウントされた基板は半田付け(半田フロー付け)され、回路部品 の結着を完了する。上記のような接着剤塗布方式としては、従来、スクリーン印 刷方式、ディスペンサー方式、及びピン式接着剤転写方式がある。 そのうちで、ピン式接着剤転写方式の接着剤塗布は、例えば以下のように行わ れる。すなわち、プリント基板におけるチップの装着パターンと対称の位置に、 各々の転写ピンが垂直に当たるように転写ピンを配置した転写ヘッドを用い、前 記各ピンの先端を接着剤が満たされた容器に浸漬し、同ピンの先端部に接着剤を 付着せしめたのち、プリント基板直上に移行し、下降させて、接着剤が付着して いる各転写ピン先端をプリント基板の回路部品マウント予定位置に接着せしめ、 転写ピン先端部に付着した接着剤を目的個所に転写することにより行われる。
【0004】 従来のピン転写装置の具体例を、その動作と共に図3により説明する。図3( b)で示すように、バックアップボード1がベース2に取り付けられ、同バック アップボード1には、回路基板等の転写剤を塗布しようとする基板10を下から 保持するためのピン9、9…が上に向けて突設されている。 図3(a)で示すように、フレーム(図3において図示せず)に空圧シリンダ 等の昇降機構5を介して転写ヘッド6が昇降自在に取り付けられている。この転 写ヘッド6には、転写パターンと対称なパターンで転写ピン11、11…が下方 に向けて突設されている。また、図示しない移動機構により、この転写ヘッド6 は、前記フレームに対して移動し、前記バックアップボード1の位置とバックア ップボード1の脇に設置された容器3の位置との間を往復する。
【0005】 この装置では、まず基板10が図示しない搬送手段によって搬送され、バック アップボード1の上で下降し、図3(b)で示すように、ピン9、9…によって 下面側から支持され、一定の位置で水平に保持される。 この間、スキージ8により、容器3の中の転写剤の表面がレベリングされた後 、転写ヘッド6が塗料を収納した容器3の上に移動し、さらに昇降機構15によ り下降し、転写ピン11、11…の先端が前記容器3に満たされた転写剤の表層 部に浸漬される。続いて転写ヘッド6が上昇し、これにより、各転写ピン11の 先端に、所定の量の転写剤が塗布される。
【0006】 次いで、図3(b)で示すように、転写ヘッド6がバックアップベース1に保 持された基板10の上に移動する。そこで転写ヘッド6が下降し、破線で示すよ うに、転写ピン11の先端に塗布された転写剤が基板10と接触し、続いて転写 ヘッド6が上昇する。この動作により、前記転写剤が基板10上に残され、転写 が完了する。その後、基板10がバックアップボード1から外され、次の工程に 送られる。
【0007】
【考案が解決しようとしている課題】
前記従来の装置において、容器3の中の転写剤4は粘性体であり、その粘度が 温度によって大きく異なる。 ところが、従来の装置では、容器3の中の転写剤4の温度が、専ら周囲の環境 温度によって決定され、周囲の温度条件によって塗布工程を行なうときの転写剤 4の粘度が大きく異なる。このため、転写ピン11の先端に所定の転写剤が塗布 されるように、予め転写ピン11の浸漬深さ等を調整しておいても、粘性が異な ることから、その都度転写ピン11の先端に付着する転写剤の量が異なる。これ により、基板10に塗布される転写剤4の量にばらつきが生じるという課題があ った。特に、大気の温度差の激しい季節等には、転写ピン11の浸漬深さが一定 であっても、工程を行なう時間によって、転写ピン11の先端に付着する転写剤 4の量が大きく異なり、基板10に転写される転写剤4の量が大きくばらつく。
【0008】 また、この転写剤4の温度差は、容器3の中の部分的な場所によっても異なる ことがある。このため、各転写ピン11毎にその場所にって先端に付着する転写 剤の量が異なり、場所毎に基板10に転写される転写剤4の量にばらつきが生じ るという課題もあった。 そこでこの考案は、容器の中の転写剤を適正温度に保ち、全ての転写ピンの先 端に時間や場所に拘らず一定量の転写剤を付着させ、これを基板に転写すること で、基板の全ての転写個所に毎回一定量の転写剤を転写することができるピン転 写用転写剤容器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、前記目的を達成するため、この考案において採用された手段の要旨 は、基板への転写剤の転写パターンと対称なパターンで転写ヘッドから突設され た転写ピンを転写剤に浸漬することで転写ピンの先端に転写剤を付着させるため 、前記転写剤を満たすピン転写用転写剤容器であって、転写剤を加熱または冷却 することで、その温度を調整する温度調整手段を備えることを特徴とするピン転 写用転写剤容器である。 この場合の温度調整手段としては、容器の中の転写剤の状態を検知するセンサ ーと、容器の中の転写剤を加熱または冷却するヒートユニットと、前記センサー による測定結果によりこのヒートユニットを動作させる制御部とからなるものが 挙げられる。
【0010】
【作用】
この考案による前記ピン転写用転写剤容器では、前記温度調整手段によって、 転写剤を任意の温度に調整できるため、転写剤を常に適正温度に設定することが できる。また、転写剤を加熱または冷却することで、容器の中の転写剤の温度を 均一化させることができ、場所による転写剤の温度の偏りを無くすことができる 。これにより、時間、場所にかかわらず、転写剤の粘度を一定に保持し、転写ピ ンの先端に付着する転写剤の量、つまり基板に転写される転写剤の量を一定にす ることができる。 なお、前記容器の転写剤の温度調整を自動化するためには、容器の中の転写剤 の状態を検知するセンサーと、容器に取り付けられ、その中の転写剤を加熱また は冷却するヒートユニットと、前記センサーによる測定結果によりこのヒートユ ニットを動作させる制御部とから構成されている温度調整手段が効果的である。
【0011】
【実施例】
次に、図面を参照しながら、この考案の実施例について具体的に説明する。 図1にピン転写装置のうち、転写ヘッド6と容器3の部分が示してあるが、ピ ン転写装置の基本的な構成は、図3に示したものと基本的に共通するので、その 共通部分の詳細な説明は省略する。
【0012】 図1に示すように、容器1の底面の転写剤4が満たされる部分の全体に亙って ヒートユニット12が設けられている。このヒートユニット12は、制御部13 でコントロールされ、容器3を底から加熱または冷却して転写剤4の温度を所望 の温度に調整する。さらに、容器3の転写剤4の中には、センサー14が浸漬さ れ、このセンサー14によって容器3の中の転写剤4の温度や粘度等が測定され 、それに基づいて前記制御部13がヒートユニット12を作動させ、その結果、 容器3の中の転写剤4の温度を一定に保つ。
【0013】 図2は、ヒートユニット12の詳細な例を示すもので、ここでは熱伝導が良好 な均熱板14を容器3の裏に貼り、その裏にヒータ15と冷却パイプ16を取り 付けている。ヒータ15は、前記制御部13の制御により図示されてない電源か ら電力を供給され、前記均熱板14を介して容器3の底を均等に加熱する。また 、冷却パイプ16は、前記制御部13の制御により図示されてない冷却機等の冷 媒供給源から冷媒が供給され、前記均熱板14を介して容器3の底を均等に冷却 する。これによって、転写剤の理想的な転写温度とされる温度に容器3の中の転 写剤4の温度を制御する。これら均熱板14、ヒータ15及び冷却パイプ16は 、カバー17で覆われている。
【0014】 なお、前記実施例では、容器3の底にヒートユニット12を設けたが、これを 容器3の中に内蔵してもよいことはもちろんである。何れにしても、容器3の中 の転写剤4が均等に加熱されるようにするのが望ましい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、転写剤の温度管理が容易となって、時間 や場所に拘らず、転写剤の温度を一定にすることによって、全ての転写ピンの先 端に毎回一定量の転写剤を付着させ、これを基板に転写することができるように なるため、基板の全ての転写個所に毎回一定量の転写剤を転写することができる という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す転写ヘッドが容器の上に
移動した状態の要部側面図である。
【図2】本考案の実施例を示す転写ヘッドの転写ピンが
容器の中に浸漬された状態の要部拡大一部断面側面図で
ある。
【図3】従来例を示す転写ヘッドが容器の上に移動した
部分(a)と転写ヘッドが基板の上に移動した部分
(b)の要部側面図である。
【符号の説明】
3 容器 4 転写剤 6 転写ヘッド 8 スキージ 10 基板 11 転写ピン 12 ヒートユニット 13 制御部 14 センサー

Claims (2)

    【整理番号】 0030292−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板への転写剤の転写パターンと対称な
    パターンで転写ヘッドから突設された転写ピンを転写剤
    に浸漬することで転写ピンの先端に転写剤を付着させる
    ため、前記転写剤を満たすピン転写用転写剤容器であっ
    て、転写剤を加熱または冷却することで、その温度を調
    整する温度調整手段を備えることを特徴とするピン転写
    用転写剤容器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、温度調整手段
    は、容器の中の転写剤の状態を検知するセンサーと、容
    器の中の転写剤を加熱または冷却するヒートユニット
    と、前記センサーによる測定結果により前記ヒートユニ
    ットを動作させる制御部とからなることを特徴とするピ
    ン転写用転写剤容器。
JP7755791U 1991-08-31 1991-08-31 ピン転写用転写剤容器 Pending JPH0522062U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61192112A (ja) * 1985-02-20 1986-08-26 Nec Corp 弾性表面波装置
JPH02209223A (ja) * 1989-02-10 1990-08-20 Agency Of Ind Science & Technol 繊維強化熱可塑性合成樹脂の成形用金型
JPH03293053A (ja) * 1990-04-06 1991-12-24 Toyo Ink Mfg Co Ltd 円筒形状体の塗布装置

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980113