JPH05220625A - ワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式 - Google Patents

ワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式

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Publication number
JPH05220625A
JPH05220625A JP2254292A JP2254292A JPH05220625A JP H05220625 A JPH05220625 A JP H05220625A JP 2254292 A JP2254292 A JP 2254292A JP 2254292 A JP2254292 A JP 2254292A JP H05220625 A JPH05220625 A JP H05220625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condition
machining
processing
screen
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP2254292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Murakawa
和彦 村川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2254292A priority Critical patent/JPH05220625A/ja
Publication of JPH05220625A publication Critical patent/JPH05220625A/ja
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  • Numerical Control (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの加工に適した加工条件を設定するワ
イヤカット放電加工機の加工条件設定方式において、加
工条件の設定を容易にする。 【構成】 オペレータが条件項目入力画面31のワーク
材質、ワーク厚、およびワイヤ径の各条件項目に数値等
のデータを入力すると、入力されたデータを有する全て
の加工条件が加工条件リストとして加工条件リスト画面
32に表示される。オペレータは表示された加工条件リ
ストの中から最適なものを選択し、その条件番号をカー
ソル33により設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークの加工に適した加
工条件を設定するワイヤカット放電加工機の加工条件設
定方式に関し、特に過去に登録された複数の加工条件か
ら加工しようとするワークに適した加工条件を選択して
設定するワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤカット放電加工機でワー
クを加工する場合、同じ加工形状であっても、そのワー
クの材質等によって、加工回数やワイヤ径等を変えて加
工条件を最適なものにする必要がある。すなわち、同じ
加工プログラムに従って作業を行っても、その加工条件
によって加工精度等が違ったものになる。なお、ここで
は、ワークの材質も含めて、加工回数やワイヤ径等の加
工に必要なデータを条件項目と言い、その組み合わせを
加工条件と言う。
【0003】従来、この加工条件の設定方式としては、
オペレータが所定の条件項目を入力するだけで、他の条
件項目をNC側が自動的に決定するものがあった。これ
により、多数ある条件項目を全てオペレータ自身により
入力する手間が省かれる。しかし、この方式では、入力
する条件項目が同じものは常に同じ加工条件に設定され
てしまうので、最適な加工条件が設定できるとは限らな
かった。
【0004】そこで、別の方式として、一度入力した加
工条件は番号を付してNC側に記憶させておく方式があ
った。この方式によれば、過去に使用した加工条件を再
び使用したい場合には、記憶したリストを画面に表示さ
せ、番号を指定することにより所望の加工条件を選択し
設定できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなリ
ストは、記憶させていくうちにその数が数百から数千と
いうように膨大となるため、画面上での選択が困難にな
るという問題点があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ワークに適した加工条件を容易に設定するこ
とのできるワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ワークの加工に適した加工条件を設定す
るワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式におい
て、過去に登録された複数の加工条件を記憶する記憶手
段と、所定の条件項目を外部入力するための条件項目入
力画面を表示画面に表示する条件項目入力画面表示手段
と、前記入力された所定の条件項目を有する加工条件を
前記記憶手段から全て読み出す加工条件読み出し手段
と、前記読み出された加工条件を加工条件リストとして
前記表示画面に表示する加工条件リスト表示手段と、前
記表示された加工条件リストの中から外部入力により選
択された加工条件を前記ワークの加工条件として決定す
る加工条件決定手段と、を有することを特徴とするワイ
ヤカット放電加工機の加工条件設定方式が提供される。
【0008】
【作用】条件項目入力画面で所定の条件項目が入力され
ると、同じ条件項目を有する加工条件が記憶手段から読
み出され、加工条件リストとして表示画面に表示され
る。そして、その中から外部入力により選択された加工
条件がワークの加工条件として決定される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明を実施するためのワイヤカット放
電加工機の概略構成図である。数値制御装置2には、加
工プログラム1が入力され、RAM23に格納される。
プロセッサ21は数値制御装置2全体の動作を制御す
る。ROM22にはシステムプログラムが格納される。
RAM23には、加工プログラム1の他に一時的なデー
タが格納される。
【0010】不揮発性メモリ24には加工条件、および
各種パラメータ等が格納される。この不揮発性メモリ2
4には、バッテリバックアップされたCMOS等が使用
され、電源切断後も記憶内容が保持される。また、数値
制御装置2にはキーボード25および表示装置26が接
続されており、これらを用いて各種のデータが対話形式
で入力される。また、表示装置26には、後述する加工
条件設定画面が表示される。
【0011】プロセッサ21は、加工プログラム1に従
って移動制御信号を出力し、X軸サーボモータ3および
Y軸サーボモータ4を駆動する。また、プロセッサ21
は放電制御回路15に放電制御信号を送る。XYテーブ
ル5には導電性の材料からなるワーク6が設置され、X
軸サーボモータ3およびY軸サーボモータ4によって直
交2軸方向の位置に移動制御される。
【0012】XYテーブル5およびワーク6の上下それ
ぞれには、ワイヤ18を保持する上部ワイヤガイド7お
よび下部ワイヤガイド10が設けられている。これら上
下ワイヤガイド7,10は、ワイヤ18をワーク6に対
して正確に位置決めするために設けられている。ワイヤ
18は送り出しリール9から連続的に送り出され、ブレ
ーキ8および上部ワイヤガイド7を介してワーク6を通
過する。ワーク6を通過したワイヤ18は、XYテーブ
ル5を通過して下部ワイヤガイド10および送り用ロー
ラ11を介してワイヤ巻き取りリール12に回収され
る。
【0013】ブレーキ8と上部ワイヤガイド7との間に
は、給電子13がワイヤ18と接触するように設けられ
ている。加工電源14の負極はこの給電子13に電気的
に接続されている。また、加工電源14の正極は放電制
御回路15を介してワーク6に電気的に接続されてい
る。放電制御回路15は数値制御装置2からの放電制御
信号に従って、無負荷電圧、および放電電流のオン、オ
フ等を制御する。
【0014】加工液処理槽16は、ろ過した水に適当な
電導度を持たせて加工液とし、噴射ノズル17からワー
ク6の加工部分に加工液を注水する。このような構成を
有するワイヤカット放電加工機は、数値制御装置2から
の移動制御信号によってXYテーブル5を移動させ、噴
射ノズル17から加工液を注水しながらワイヤ18を送
行させ、ワイヤ18とワーク6との間で間欠放電を行
う。これにより、ワーク6の表面が溶融し、所望の形状
に加工される。
【0015】ところで、ワーク6を精度良く加工するた
めには、同じ加工形状であってもワーク6の材質等に応
じて無負荷電圧等の加工条件を変更する必要がある。こ
の加工条件は加工作業に入る前に、キーボード25およ
び表示装置26を使用してオペレータにより選択設定さ
れる。
【0016】図3はこの加工条件の選択設定画面の初期
画面を示す図である。表示装置26の表示画面26aに
は、加工条件の選択設定画面30が表示されている。選
択設定画面30は所定の条件項目を入力するための条件
項目入力画面31と、すでに登録されている加工条件の
中で条件項目入力画面31で入力された条件項目と同じ
ものを有する加工条件のリストを表示する加工条件リス
ト画面32とから構成される。
【0017】また、表示画面26aの下部にはソフトキ
ーメニュー40が表示されている。加工条件の設定状態
では、このソフトキーメニュー40には現在画面選択キ
ー41、登録画面選択キー42、選択設定画面選択キー
43、および自動設定画面選択キー44が表示されてい
る。現在画面選択キー41を押すと現在の加工条件設定
状態を示す画面が表示される。条件項目を全て直接入力
する場合もこの現在画面で行われる。また、登録画面選
択キー42を押すと、すでに登録されている過去の加工
条件データが表示される。この登録画面でも条件項目を
直接入力し登録することができる。さらに、自動設定画
面選択キー44を押すと、数個の条件項目を入力するだ
けで残りの全ての条件項目を数値制御装置2側で自動的
に設定する自動設定画面が表示される。
【0018】図3の選択設定画面30は、選択設定キー
43を押すことにより表示される。この選択設定画面3
0では、オペレータは条件項目入力画面31の各条件項
目に数値等のデータを入力する。ここでは、ワーク材
質、ワーク厚、およびワイヤ径の3つの条件項目を入力
する。入力が終了すると、キーボード25の図示されて
いないリターンキーを押すことにより加工条件リスト画
面32に加工条件リストが表示される。
【0019】図1は加工条件リスト画面32に加工条件
リストが表示された状態を示す図である。加工条件リス
ト画面32には、条件項目入力画面31で入力された条
件項目ワーク材質SKD11、ワーク厚20.000、
ワイヤ径0.200を有する加工条件が全て表示され
る。表示される条件項目としては、条件番号、無負荷電
圧(V)、オン時間(ON)、オフ時間(OFF)、逆
電圧(INV)、仕上げ加工(A)、およびコック切り
換え(C)等がある。
【0020】オペレータは表示された加工条件リストの
中から最適なものを検索し、希望する加工条件があれば
その条件番号にカーソル33を合わせ、キーボード25
のリターンキー等を押す。これにより、ワーク材質等に
応じた所望の加工条件が設定される。なお、加工条件数
が多くて加工条件表示画面32に表示しきれないもの
は、カーソル33をスクロールさせることにより表示す
ることができる。
【0021】図4は上記の加工条件選択操作を行うため
にプロセッサ21が行う制御手順を示すフローチャート
である。このフローチャートは、選択設定キー43が押
されたときから開始される。 〔S1〕選択設定画面30を表示する。 〔S2〕オペレータが条件項目入力画面31への各条件
項目の入力を終了してリターンキーが押されたか否かを
判断し、押されていればステップS3に進み、押されて
いなければステップS2を繰り返す。
【0022】〔S3〕条件項目入力画面31で入力され
たワーク材質、ワーク厚、ワイヤ径のデータを読み込
む。 〔S4〕読み込んだ条件項目のデータを含む加工条件を
過去に登録されたものの中から検索する。 〔S5〕検索した加工条件を加工条件リスト画面32に
表示する。
【0023】〔S6〕カーソル33により条件番号が選
択されたか否かを判断し、選択されていればステップS
7に進み、そうでなければステップS6を繰り返す。 〔S7〕ステップS6で選択された加工条件を設定す
る。
【0024】このように、本実施例では、条件項目設定
画面31にて所定の条件項目を入力し、その条件項目と
同じものを有する加工条件のみを加工条件リスト画面3
2で表示するようにしたので、最適な加工条件を容易に
選択することができる。
【0025】また、条件項目設定画面31と加工条件リ
スト画面32とを選択設定画面30内で同時に表示する
ようにしたので、両者の確認が容易にできる。なお、本
実施例では、条件項目をワーク材質、ワーク厚、ワイヤ
径としたが、他の条件項目であってもよい。また、3個
の条件項目全てを入力せずに、1個か2個の条件項目だ
けが入力された状態でリターンキーが押されれば、それ
に基づいて加工条件を検索して表示するようにしてもよ
い。こうすれば、登録されている加工条件の数が少ない
場合には、かえって操作が簡単となる。
【0026】また、本実施例では、条件項目を入力した
ときと、加工条件をカーソルで選択するときに図示され
ていないリターンキーを使用するようにしたが、ソフト
キーメニュー40に専用のキーを設けるようにしてもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、過去に
登録されたものの中から加工条件を選択して設定する場
合に、所定の条件項目を入力し、その入力された条件項
目と同じ条件項目を有する加工条件のみを加工条件リス
トとして表示するようにしたので、限られた数の中から
加工条件を選択できる。このため、最適な加工条件を容
易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工条件表示画面に加工条件が表示された状態
を示す図である。
【図2】本発明を実施するためのワイヤカット放電加工
機の概略構成図である。
【図3】加工条件の選択設定画面の初期画面を示す図で
ある。
【図4】加工条件選択操作を行うためにプロセッサが行
う制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 加工プログラム 2 数値制御装置 6 ワーク 18 ワイヤ 21 プロセッサ 24 不揮発性メモリ 25 キーボード 26 表示装置 30 選択設定画面 31 条件項目入力画面 32 加工条件リスト画面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの加工に適した加工条件を設定す
    るワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式におい
    て、 過去に登録された複数の加工条件を記憶する記憶手段
    と、 所定の条件項目を外部入力するための条件項目入力画面
    を表示画面に表示する条件項目入力画面表示手段と、 前記入力された所定の条件項目を有する加工条件を前記
    記憶手段から全て読み出す加工条件読み出し手段と、 前記読み出された加工条件を加工条件リストとして前記
    表示画面に表示する加工条件リスト表示手段と、 前記表示された加工条件リストの中から外部入力により
    選択された加工条件を前記ワークの加工条件として決定
    する加工条件決定手段と、 を有することを特徴とするワイヤカット放電加工機の加
    工条件設定方式。
  2. 【請求項2】 前記条件項目入力画面および前記加工条
    件リストを同一画面上に表示する同一表示手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のワイヤカット放電加工
    機の加工条件設定方式。
JP2254292A 1992-02-07 1992-02-07 ワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式 Pending JPH05220625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2254292A JPH05220625A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP2254292A JPH05220625A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式

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Publication Number Publication Date
JPH05220625A true JPH05220625A (ja) 1993-08-31

Family

ID=12085709

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2254292A Pending JPH05220625A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ワイヤカット放電加工機の加工条件設定方式

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Country Link
JP (1) JPH05220625A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2871016A2 (en) 2013-11-07 2015-05-13 Fanuc Corporation Wire-cut electrical discharge machining machine and method of machining therein
JP2020144420A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 株式会社ディスコ 加工装置および加工管理部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2871016A2 (en) 2013-11-07 2015-05-13 Fanuc Corporation Wire-cut electrical discharge machining machine and method of machining therein
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