JPH05220531A - コルゲートフィン成形用カッタ及びその製造方法 - Google Patents
コルゲートフィン成形用カッタ及びその製造方法Info
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- JPH05220531A JPH05220531A JP4058754A JP5875492A JPH05220531A JP H05220531 A JPH05220531 A JP H05220531A JP 4058754 A JP4058754 A JP 4058754A JP 5875492 A JP5875492 A JP 5875492A JP H05220531 A JPH05220531 A JP H05220531A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/025—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being corrugated, plate-like elements
- F28F3/027—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being corrugated, plate-like elements with openings, e.g. louvered corrugated fins; Assemblies of corrugated strips
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】歯車形状ブレードの取り付け精度のバラツキを
なくし、さらにブレードの鋭角切刃の早期摩耗のない長
寿命のコルゲートフィン成形用カッタ、及びその製造方
法を提供する。 【構成】鋭角刃部１２のルーバ逃げ面１３のみに厚みが
２μｍ乃至５μｍに均一な硬質被膜４を施す。また、製
造にあたっては歯車形状ブレード２の鋭角刃部１２を交
互に逆向きに重畳して鋭角刃部を鈍角形状にする。次い
で両端面にマスキング用歯車状ブレード７を取り付けて
から全表面に硬質材料を均一にコーティングする。
なくし、さらにブレードの鋭角切刃の早期摩耗のない長
寿命のコルゲートフィン成形用カッタ、及びその製造方
法を提供する。 【構成】鋭角刃部１２のルーバ逃げ面１３のみに厚みが
２μｍ乃至５μｍに均一な硬質被膜４を施す。また、製
造にあたっては歯車形状ブレード２の鋭角刃部１２を交
互に逆向きに重畳して鋭角刃部を鈍角形状にする。次い
で両端面にマスキング用歯車状ブレード７を取り付けて
から全表面に硬質材料を均一にコーティングする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用の熱交換器
（カークーラ、ラジエータ、オイルクーラ等）の製造に
用いられるコルゲートフィン成形用カッタに関する。
（カークーラ、ラジエータ、オイルクーラ等）の製造に
用いられるコルゲートフィン成形用カッタに関する。
【０００２】
【従来の技術】コルゲートフィン成形用カッタは、例え
ば実開平２−５３１９号公報に開示されるように、普通
外周側に鋭角刃部を設けた複数枚の歯車形状のブレード
を重畳して固定し、コルゲートフィン成形用カッタを構
成し、一対の該コルゲートフィン成形用カッタを噛み合
い状態に対向配置し、両カッタ間に金属薄板を送りこん
でコルゲートフィン成形用カッタの回転に伴って、該鋭
角刃部によってコルゲートフィンにルーバを切り込み成
形するものである。さらに、上記の公開公報に開示され
たものでは、ルーバ成形時において刃部の先端同士が衝
突することによる刃部に無理な応力が加わらないよう
に、刃部の側面にメッキ層を施している。さらに、コル
ゲートカッタブレードの表面全体に硬質被膜を施すこと
も行われている。
ば実開平２−５３１９号公報に開示されるように、普通
外周側に鋭角刃部を設けた複数枚の歯車形状のブレード
を重畳して固定し、コルゲートフィン成形用カッタを構
成し、一対の該コルゲートフィン成形用カッタを噛み合
い状態に対向配置し、両カッタ間に金属薄板を送りこん
でコルゲートフィン成形用カッタの回転に伴って、該鋭
角刃部によってコルゲートフィンにルーバを切り込み成
形するものである。さらに、上記の公開公報に開示され
たものでは、ルーバ成形時において刃部の先端同士が衝
突することによる刃部に無理な応力が加わらないよう
に、刃部の側面にメッキ層を施している。さらに、コル
ゲートカッタブレードの表面全体に硬質被膜を施すこと
も行われている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、コルゲートフ
ィンの量産化が盛んになり、成形速度も１００ｍ／ｍｉ
ｎから３５０ｍ／ｍｉｎへと次第に高速化されてきた。
この場合、上記のように刃部の側面にメッキ層を施して
も、コルゲートカッタブレードの刃先摩耗が早期に発生
することは避けられなかった。さらに、コルゲートカッ
タブレードの表面全体に硬質被膜を施すものでは、ブレ
ードの鋭角刃部が厚い膜となり、逆にブレード両端面の
中心穴近傍には殆ど膜が付かないために、ブレードの取
り付け精度にバラツキがあり、期待通りの寿命がえられ
なかった。
ィンの量産化が盛んになり、成形速度も１００ｍ／ｍｉ
ｎから３５０ｍ／ｍｉｎへと次第に高速化されてきた。
この場合、上記のように刃部の側面にメッキ層を施して
も、コルゲートカッタブレードの刃先摩耗が早期に発生
することは避けられなかった。さらに、コルゲートカッ
タブレードの表面全体に硬質被膜を施すものでは、ブレ
ードの鋭角刃部が厚い膜となり、逆にブレード両端面の
中心穴近傍には殆ど膜が付かないために、ブレードの取
り付け精度にバラツキがあり、期待通りの寿命がえられ
なかった。
【０００４】
【課題を解決する手段】この発明は、切断刃のルーバ逃
げ面のみに２μｍ乃至５μｍの厚みの硬質被膜を施し
て、コルゲートカッタブレードの刃先の早期摩耗の発生
を防止した長寿命のコルゲートフィン成形カッタに関
し、さらに歯車形状のブレードの鋭角状の切断刃を交互
に逆方向に重畳して、これを鈍角形にすると共に、該重
畳された歯車形状のブレードの一対の端面に、該端面の
全面を覆うマスキング用歯車状ブレードを配置し、次い
でマスキング用歯車を含めてコルゲートフィン成形用歯
車状のカッタのルーバ逃げ面に硬質材料をコーティング
することによって、刃部のルーバ逃げ面のみに均一にコ
ーティングすることを可能としたコルゲートフィン成形
カッタの製造方法を提供する。
げ面のみに２μｍ乃至５μｍの厚みの硬質被膜を施し
て、コルゲートカッタブレードの刃先の早期摩耗の発生
を防止した長寿命のコルゲートフィン成形カッタに関
し、さらに歯車形状のブレードの鋭角状の切断刃を交互
に逆方向に重畳して、これを鈍角形にすると共に、該重
畳された歯車形状のブレードの一対の端面に、該端面の
全面を覆うマスキング用歯車状ブレードを配置し、次い
でマスキング用歯車を含めてコルゲートフィン成形用歯
車状のカッタのルーバ逃げ面に硬質材料をコーティング
することによって、刃部のルーバ逃げ面のみに均一にコ
ーティングすることを可能としたコルゲートフィン成形
カッタの製造方法を提供する。
【０００５】
【作用】一対のコルゲートフィン成形カッタ１ａ，１ｂ
を互いに噛み合い状態に配置し、両カッタを矢印Ａ方向
に回転させる。これに伴って金属薄板６が塑性加工され
てコルゲートフィン５が形成される。この際に、コルゲ
ートフィン成形用カッタを構成する各歯車状ブレードの
鋭角刃部１２によって平坦面１０を除いてその表面にル
ーバ１５が加工される。
を互いに噛み合い状態に配置し、両カッタを矢印Ａ方向
に回転させる。これに伴って金属薄板６が塑性加工され
てコルゲートフィン５が形成される。この際に、コルゲ
ートフィン成形用カッタを構成する各歯車状ブレードの
鋭角刃部１２によって平坦面１０を除いてその表面にル
ーバ１５が加工される。
【０００６】
【実施例】次に、この発明に係るコルゲートフィン成形
用カッタの実施例を図面について説明する。図２に示す
ように、コルゲートフィン成形用カッタ１は複数枚の歯
車形状ブレード２が重畳され、さらに両側にはルーバ成
形用の鋭角部のない歯車形ブレード３が取り付けられて
いる。図４に示すようにこれらの歯車形状ブレード２は
ボルト１１により一体に固定されて、歯車形状のコルゲ
ートフィン成形カッタ１が構成される。歯車形状ブレー
ド２の外周側に鋭角刃部１２が形成されていて、該鋭角
刃部１２のルーバ逃げ刃面１３のみに硬質被膜４が施さ
れており、該被膜の厚みが２μｍ〜５μｍである。ま
た、該被覆膜の材質は窒化チタン等の窒化物、炭化チタ
ン等の炭化物、その他炭窒化物からなる硬質物質であ
る。さらに、これらの歯車状ブレード２の外周側の鋭角
刃部１２、即ちルーバ成形部の厚みは、形成されるルー
バの厚みにほぼ等しい。
用カッタの実施例を図面について説明する。図２に示す
ように、コルゲートフィン成形用カッタ１は複数枚の歯
車形状ブレード２が重畳され、さらに両側にはルーバ成
形用の鋭角部のない歯車形ブレード３が取り付けられて
いる。図４に示すようにこれらの歯車形状ブレード２は
ボルト１１により一体に固定されて、歯車形状のコルゲ
ートフィン成形カッタ１が構成される。歯車形状ブレー
ド２の外周側に鋭角刃部１２が形成されていて、該鋭角
刃部１２のルーバ逃げ刃面１３のみに硬質被膜４が施さ
れており、該被膜の厚みが２μｍ〜５μｍである。ま
た、該被覆膜の材質は窒化チタン等の窒化物、炭化チタ
ン等の炭化物、その他炭窒化物からなる硬質物質であ
る。さらに、これらの歯車状ブレード２の外周側の鋭角
刃部１２、即ちルーバ成形部の厚みは、形成されるルー
バの厚みにほぼ等しい。
【０００７】上記の構成のコルゲートフィン成形用カッ
タは、図４に示すように互いに噛み合い状態に配置さ
れ、両カッタ１ａ，１ｂの矢印Ａ方向の回転に伴って、
金属薄板６が塑性加工されてコルゲートフィン５が形成
される。この際に、図３に示すようにコルゲートフィン
成形用カッタを構成する各歯車状ブレードの鋭角刃部１
２によって平坦面１０を除いてその表面にルーバ１５が
加工される。なお、図７は従来品の図３の対応する部分
を示す。図１には一対のコルゲートフィン成形用カッタ
１ａ，１ｂのうちの片方と、成形されたコルゲートフィ
ンの５の一部が示されている。また、１４は図示しない
回転軸の挿通穴である。
タは、図４に示すように互いに噛み合い状態に配置さ
れ、両カッタ１ａ，１ｂの矢印Ａ方向の回転に伴って、
金属薄板６が塑性加工されてコルゲートフィン５が形成
される。この際に、図３に示すようにコルゲートフィン
成形用カッタを構成する各歯車状ブレードの鋭角刃部１
２によって平坦面１０を除いてその表面にルーバ１５が
加工される。なお、図７は従来品の図３の対応する部分
を示す。図１には一対のコルゲートフィン成形用カッタ
１ａ，１ｂのうちの片方と、成形されたコルゲートフィ
ンの５の一部が示されている。また、１４は図示しない
回転軸の挿通穴である。
【０００８】この発明に係るコルゲートフィン成形用カ
ッタ１を構成する歯車形状ブレード２の各鋭角刃部１２
のルーバ逃げ面１３のみに、厚みが２μｍ〜５μｍの均
一の厚みの硬質被膜４を施すには、図５及び図６に示す
ように歯車形状ブレード２の鋭角刃部１２を交互に逆方
向にして順次重畳し、両側面にマスキング用の歯車状ブ
レード７を取り付け、図示しないアーバを歯車形状ブレ
ード２の回転軸の挿通穴１４に通してボルト１１により
一体に組付ける。次いで、これを適宜の真空容器内に配
置して物理蒸着を行う。
ッタ１を構成する歯車形状ブレード２の各鋭角刃部１２
のルーバ逃げ面１３のみに、厚みが２μｍ〜５μｍの均
一の厚みの硬質被膜４を施すには、図５及び図６に示す
ように歯車形状ブレード２の鋭角刃部１２を交互に逆方
向にして順次重畳し、両側面にマスキング用の歯車状ブ
レード７を取り付け、図示しないアーバを歯車形状ブレ
ード２の回転軸の挿通穴１４に通してボルト１１により
一体に組付ける。次いで、これを適宜の真空容器内に配
置して物理蒸着を行う。
【０００９】ちなみに、物理蒸着した場合の一例を示す
と、物理蒸着は主に反応性イオンプレーティングまた反
応性スパッタリングを用い、窒化物、炭化物、炭窒化物
等、例えばＴｉＮ、ＴｉＣ、ＴｉＣＮをコーティングし
た。この場合、歯車形状ブレード２の材料として高速度
工具鋼（ＳＫＨ５１）を用い、真空容器内を１０-5〜１
０-6Ｔｏｒｒに排気したうえ、３００℃〜５５０℃の温
度にこれを加熱保持した。そして、プラズマ洗浄を行っ
たところ、２〜３μｍの均一なコーティングが可能とな
った。
と、物理蒸着は主に反応性イオンプレーティングまた反
応性スパッタリングを用い、窒化物、炭化物、炭窒化物
等、例えばＴｉＮ、ＴｉＣ、ＴｉＣＮをコーティングし
た。この場合、歯車形状ブレード２の材料として高速度
工具鋼（ＳＫＨ５１）を用い、真空容器内を１０-5〜１
０-6Ｔｏｒｒに排気したうえ、３００℃〜５５０℃の温
度にこれを加熱保持した。そして、プラズマ洗浄を行っ
たところ、２〜３μｍの均一なコーティングが可能とな
った。
【００１０】上記のように歯車形状のブレード２の鋭角
刃部を交互に逆向きに重畳して該部分を鈍角状態に形成
したのでのであるから、硬質膜厚４にむらが発生する鋭
角部分が全く存在せず均一の厚みの硬質被膜４が形成さ
れる。なお、硬質被膜にむらが生ずるのはマスキング用
歯車状ブレード７のコーナ部８及び端面９側にむらのあ
る硬質被膜４ａが生ずるが、当該部分は本発明に係るコ
ルゲートフィン成形カッタの構成部分ではないので、全
く問題がない。
刃部を交互に逆向きに重畳して該部分を鈍角状態に形成
したのでのであるから、硬質膜厚４にむらが発生する鋭
角部分が全く存在せず均一の厚みの硬質被膜４が形成さ
れる。なお、硬質被膜にむらが生ずるのはマスキング用
歯車状ブレード７のコーナ部８及び端面９側にむらのあ
る硬質被膜４ａが生ずるが、当該部分は本発明に係るコ
ルゲートフィン成形カッタの構成部分ではないので、全
く問題がない。
【００１１】
【効果】この発明は、上記のように切断刃のルーバ逃げ
刃面のみに厚みが２μｍ乃至５μｍの均一な硬質被膜を
施したので、高い精度の加工が可能になったばかりでな
く、１００ｍｍ／ｍｉｎ〜３５０ｍｍ／ｍｉｎという高
速度加工を行っても、刃先摩耗が早期に発生することは
なく長寿命のカッタを提供することができた。
刃面のみに厚みが２μｍ乃至５μｍの均一な硬質被膜を
施したので、高い精度の加工が可能になったばかりでな
く、１００ｍｍ／ｍｉｎ〜３５０ｍｍ／ｍｉｎという高
速度加工を行っても、刃先摩耗が早期に発生することは
なく長寿命のカッタを提供することができた。
【００１２】さらに、コルゲートフィン成形用歯車状の
カッタの製造に際し、歯車形状のブレード２の鋭角刃部
１２を交互に逆向きに重畳すると共に、該重畳された歯
車形状のブレード２の一対の各端面の全面を覆うマスキ
ング用歯車状ブレード７を配置して一体化し、次いでマ
スキング用歯車状ブレード７を含むコルゲートフィン成
形用歯車状のカッタの全表面に硬質材料のコーティグを
施し、その後マスキング用歯車状ブレード７を取り外す
ことにより、これらをコルゲートカッタ成形用カッタ１
に組み立てるのであるから、従来品のごとくコルゲート
フィン成形用カッタの全面にコーティングしたものと異
なり歯車状ブレードの端面には、全く被膜が存在しない
のであるから、特に回転軸挿通穴１４の近傍の膜厚のば
らつきに起因するブレードの組付け精度の不安定は全く
解消された。このために高精度の加工が可能となった。
カッタの製造に際し、歯車形状のブレード２の鋭角刃部
１２を交互に逆向きに重畳すると共に、該重畳された歯
車形状のブレード２の一対の各端面の全面を覆うマスキ
ング用歯車状ブレード７を配置して一体化し、次いでマ
スキング用歯車状ブレード７を含むコルゲートフィン成
形用歯車状のカッタの全表面に硬質材料のコーティグを
施し、その後マスキング用歯車状ブレード７を取り外す
ことにより、これらをコルゲートカッタ成形用カッタ１
に組み立てるのであるから、従来品のごとくコルゲート
フィン成形用カッタの全面にコーティングしたものと異
なり歯車状ブレードの端面には、全く被膜が存在しない
のであるから、特に回転軸挿通穴１４の近傍の膜厚のば
らつきに起因するブレードの組付け精度の不安定は全く
解消された。このために高精度の加工が可能となった。
【図１】この発明に係るコルゲートフィン成形カッタに
よる加工状態の部分斜視図であって、片方のカッタを省
略して示す。
よる加工状態の部分斜視図であって、片方のカッタを省
略して示す。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線による部分断面図である。
【図３】本発明によるルーバの加工状態を示す部分断面
図である。
図である。
【図４】コルゲートフィンフィンの加工状態の斜視図で
ある。
ある。
【図５】本発明に係るコルゲートフィン成形カッタへの
硬質被膜のコーティング時における複数の歯車形状ブレ
ードの組み立て時の斜視図である。
硬質被膜のコーティング時における複数の歯車形状ブレ
ードの組み立て時の斜視図である。
【図６】図５のＶＩ−ＶＩ線による部分断面図である。
【図７】従来品によるルーバの加工状態を示す部分断面
図である。
図である。
【図８】加工されたコルゲートフィンの斜視図である。
１ コルゲートフィン成形カッタ ２ 歯車形状ブレード ３ ルーバなしブレード ４ 硬質被膜 ５ コルゲートフィン ６ 金属薄板 ７ マスキング用歯車状ブレード １２ 鋭角刃部 １３ ルーバ逃げ面 １５ ルーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２３Ｄ 25/12 9238−3Ｃ Ｆ２８Ｆ 1/30 Ｄ 9141−3Ｌ // Ｃ２３Ｃ 14/32 7308−4Ｋ 14/34 8414−4Ｋ
Claims (3)
- 【請求項１】 外周側に鋭角の切断刃を設けた複数枚の
歯車形状のブレードを重畳して固定することによりコル
ゲートフィン成形用カッタを構成し、一対の該コルゲー
トフィン成形用カッタを噛み合い状態に対向配置し、両
カッタ間に金属薄板を送りこんで該一対のカッタの噛み
合い回転に伴って、コルゲートフィンを塑性加工すると
共に、該鋭角刃部によってルーバを切り込み加工するコ
ルゲートフィン成形用カッタにおいて、鋭角刃部のルー
バ逃げ刃面のみに厚みが２μｍ乃至５μｍの均一な硬質
被膜を施したことを特徴とするコルゲートフィン成形用
カッタ。 - 【請求項２】 外周側に鋭角刃部を設けた複数枚の歯車
形状のブレードを重畳して固定することによりコルゲー
トフィン成形用カッタを構成し、一対の該コルゲートフ
ィン成形用カッタを噛み合い状態に対向配置し、両カッ
タ間に金属薄板を送りこんで該一対のカッタの噛み合い
回転に伴って、コルゲートフィンを塑性加工すると共
に、該鋭角刃部によってルーバを切り込み加工するコル
ゲートフィン成形用歯車状のカッタの製造に際し、歯車
形状のブレードの鋭角刃部を交互に逆向きに重畳すると
共に、該重畳された歯車形状のブレードの一対の各端面
の全面を覆うマスキング用歯車状ブレードを配置して一
体化し、次いでマスキング用歯車を含むコルゲートフィ
ン成形用歯車状のカッタの全表面に硬質材料をコーティ
グを施し、その後マスキング用歯車状ブレードを取り外
すことにより、ブレードのルーバ逃げ刃面のみに硬質材
料を均一にコーティングすることを特徴とするコルゲー
トフィン成形用カッタの製造方法。 - 【請求項３】 前記コーティング方法として物理蒸着法
を用いた請求項２記載のコルゲートフィン成形用カッタ
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04058754A JP3142626B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | コルゲートフィン成形用カッタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04058754A JP3142626B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | コルゲートフィン成形用カッタ及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05220531A true JPH05220531A (ja) | 1993-08-31 |
| JP3142626B2 JP3142626B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=13093330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04058754A Expired - Fee Related JP3142626B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | コルゲートフィン成形用カッタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3142626B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0664167A1 (en) * | 1993-12-21 | 1995-07-26 | Livernois Automation Company | Method and apparatus for making heat exchanger fins |
| KR100421237B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2004-12-14 | 한국델파이주식회사 | 열교환기용 센터핀가공툴 및 툴표면의 처리방법. |
| JP2011255386A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シャー切断工具 |
| CN103786178A (zh) * | 2014-01-20 | 2014-05-14 | 宁波荣智自动化科技有限公司 | 一种高精度多条翅片滚齿裁断机 |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP04058754A patent/JP3142626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0664167A1 (en) * | 1993-12-21 | 1995-07-26 | Livernois Automation Company | Method and apparatus for making heat exchanger fins |
| KR100421237B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2004-12-14 | 한국델파이주식회사 | 열교환기용 센터핀가공툴 및 툴표면의 처리방법. |
| JP2011255386A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シャー切断工具 |
| CN103786178A (zh) * | 2014-01-20 | 2014-05-14 | 宁波荣智自动化科技有限公司 | 一种高精度多条翅片滚齿裁断机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3142626B2 (ja) | 2001-03-07 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001212 |
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