JPH0522048B2 - - Google Patents

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JPH0522048B2
JPH0522048B2 JP61190245A JP19024586A JPH0522048B2 JP H0522048 B2 JPH0522048 B2 JP H0522048B2 JP 61190245 A JP61190245 A JP 61190245A JP 19024586 A JP19024586 A JP 19024586A JP H0522048 B2 JPH0522048 B2 JP H0522048B2
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exhaust
curve
valve
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temperature
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JP61190245A
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Hiroo Sakanaka
Tatsuyuki Nakamura
Seiji Kioka
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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は排気タービン過給機を備えたエンジン
に関し、特に機関負荷が比較的低い軽負荷時に過
給を休止させるようにした過給休止装置に関する
もので、その特徴は燃料消費率を改善することに
ある。
〈従来技術〉 この種の過給休止装置としては従来より例えば
実公昭53−46404号公報に開示されたものが知ら
れている(第5図参照)。
それはエンジン101の排気マニホールド10
5内を流れる排気の温度を排気温度検出器118
で検出し、その検出温度が高いときには高負荷運
転状態であると判別して作動装置114,115
で方向切換弁108,109を実線矢印で示すよ
うに過給側に投入することにより、過給機110
を作動させ、逆に検出温度が低いときには、軽負
荷運転状態であると判別して方向切換弁108,
109を破線矢印で示すようにバイパス106,
107側に切換えることにより過給機110が燃
焼室に背圧を与えないようにして、吸排気弁のオ
ーバーラツプ期間に排気ガスが燃焼室へ吹き返さ
ないようにする構造になつている。
この構造においては、排気温度検出器118が
方向切換弁108,109を切換えるための設定
温度が記載されていない。
〈先行技術〉 上記従来構造において、排気温度検出器118
が方向切換弁108,109を切換えるための設
定温度を特定するに当り、本発明者は本発明に先
行する技術として、第4図に示すようにその設定
温度T0の値に設定することを考え出した。
即ち、第4図においてエンジンの負荷の変化に
伴なう燃料消費率の変化曲線b0のうち、排気ター
ビン過給機110を作動させた状態での変化曲線
を過給側燃費曲線b2、逆に休止させた状態での変
化曲線を無過給側燃費曲線b1と呼び、過給側燃費
曲線b2と無過給側燃費曲線b1とが交差するエンジ
ン負荷の地点を燃費曲線交差負荷地点P0と呼び、
エンジンの負荷の変化に伴なう排気温度の変化曲
線t0のうち、排気タービン過給機110を作動さ
せた状態での変化曲線を過給側排気温度曲線t2
逆に休止させた状態での変化曲線を無過給側排気
温度曲線t1と呼ぶ。
そして、排気温度検出器118が方向切換弁1
08,109を切換えるための設定温度T0を燃
費曲線交差負荷地点P0付近での排気温度曲線t0
の温度に設定したものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 第5図に示す上記従来構造においては、軽負荷
時に排気ガスの吹返しによる燃焼の悪化を改善で
きる点ですぐれているが、燃料消費率を充分に改
善できるのかどうか不明である。
また、第4図に示す先行技術においては、燃費
曲線交差負荷地点P0付近よりも高い高負荷領域
においては、過給を行つて過給側燃費曲線b2で運
転しながらも、その交差負荷地点P0付近よりも
低い軽負荷領域においては、過給を休止させて無
過給側燃費曲線b1で運転することにより、燃料消
費率を可成り低減できる点で優れているが、実験
の結果から見ると、無過給運転状態から過給運転
状態に切換わる過給開始側負荷地点とその逆の方
向に切換わる過給中止側負荷地点との間で誤差が
生ずることから、交差負荷地点P0付近での無過
給側燃費曲線b1と過給側燃費曲線b2との間の乗り
移りに誤差が生じるため、この点で燃料消費率の
改善の余地が残されている。
そこで本発明は過給・無過給の両燃費曲線b1
b2間の乗り移りの誤差を実害がない程度に無くす
ことにより、燃料消費率を更に十分に低減できる
ようにすることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 かゝる技術課題を解決するために、本発明者は
機関負荷の変化に伴なう燃料消費率の変化特性及
び排気温度の変化特性について実験により(第3
図、第4図参照)、次のような知見を得た。
まず、第4図に示す技術内容から説明する。即
ち、無過給状態での燃費曲線b1と過給状態での燃
費曲線b2とが一点で交差し、この交差する機関負
荷の地点P0よりも軽負荷領域では無過給の方が
過給した場合よりも燃料消費率が低く、地点P0
より高負荷領域では過給した方が無過給の場合よ
りも燃料消費率が低い。
そして排気温度曲線t0は負荷の増加に伴ない上
昇曲線を描く。
従つて交差負荷地点P0の付近での排気温度曲
線t0上の排気温度を過給・無過給切換用の設定温
度T0とすることにより、この地点P0付近よりも
軽負荷領域では過給を休止させ、他方この地点
P0よりも高負荷領域では過給を行つて燃費の改
善を図ることができる。
なお無過給状態での排気温度曲線t1は過給状態
での排気温度曲線t2に対して、交差負荷地点P0
対応する近傍で分岐急上昇する。
そしてこの排気温度曲線t0についてさらに詳し
く実験したところ、次のような知見が得られた。
即ち、第3図に示すように無過給時の排気温度曲
線t1は、過給時の排気温度曲線t2に対して、高温
側へわずかに分離しており、前記設定温度T0
画一的に設定せずに、無過給状態から過給状態へ
切換える場合と、過給状態から無過給状態へ切換
える場合と別々に設定することにより、無過給側
燃費曲線b1と過給側燃費曲線b2との間の乗り移り
を正確に行うことができる。
本発明はかゝる知見に基づいてなされたもので
第1図〜第3図を参照してその要旨を記すと次の
ように構成される。
即ち、その基本構成は排気タービン過給機付エ
ンジン1の排気ポート3から排気タービン過給機
10の排気タービン入口室12aまでの間にバイ
パス7を分岐状に設け、バイパス7にバイパス弁
9を開閉可能に設け、エンジン1の排気系統5に
排気温度検出器18を設け、排気温度検出器18
は排気温度が設定温度T0以下であることを検出
することに基づきバイパス弁9を開けて排気ター
ビン過給機10を休止させるが、設定温度T0
上であることを検出することに基づきバイパス弁
9を閉じて排気タービン過給機10を作動させる
ように構成したものである。
また、過給・無過給の切換えのための特徴的構
成はエンジンの負荷の変化に伴なう燃料消費率の
変化曲線b0のうち、排気タービン過給機10を作
動させた状態での変化曲線を過給側燃費曲線b2
逆に休止させた状態での変化曲線を無過給側燃費
曲線b1と呼び、過給側燃費曲線b2と無過給側燃費
曲線b1とが交差するエンジン負荷の地点を燃費曲
線交差負荷地点P0と呼び、エンジンの負荷の変
化に伴なう排気温度の変化曲線t0のうち排気ター
ビン過給機10を作動させた状態での変化曲線を
過給側排気温度曲線t2、逆に休止させた状態での
変化曲線を無過給側排気温度曲線t1と呼び、排気
温度検出器18がバイパス弁9の開閉を指令する
設定温度T0のうち、閉弁を指令するものを閉弁
用設定温度T1、開弁を指令するものを開弁用設
定温度T2と呼び、閉弁用設定温度T1は燃費曲線
交差負荷地点P0の付近での無過給側排気温度曲
線t1上の温度に設定し、開弁用設定温度T2は燃費
曲線交差負荷地点Pの付近での過給側排気温度曲
線t2上の温度に設定し、バイパス弁9が開弁状態
であるか閉弁状態であるかを検出する弁状態検出
器17を設け、弁状態検出器17がバイパス弁9
の開弁状態を検出している状態で排気温度検出器
18が閉弁用設定温度T1を検出することに基づ
き、バイパス弁9を閉じて排気タービン過給機1
0を作動させるように構成し、弁状態検出器17
がバイパス弁9の閉弁状態を検出している状態で
排気温度検出器18が開弁用設定温度T2を検出
することに基づき、バイパス弁9を開いて排気タ
ービン過給機10を休止させるように構成したも
のである。
〈作用〉 本発明は次のように作用する。
(A) 軽負荷側領域PLでの運転状態 前記燃費曲線交差負荷地点P0未満の軽負荷側
領域PLでの運転状態においては、バイパス弁9
が開かれ、排気温度が閉弁用設定温度T1よりも
低い温度になつている。
弁状態検出器17は、バイパス弁9が開弁状態
であることを検出しているが、排気温度検出器1
8の検出温度が閉弁用設定温度T1よりも低いた
め、バイパス弁9を開弁状態に保ち、排気タービ
ン過給機10を休止させて、無過給状態に保つ。
これにより、排気の温度は無過給側排気温度曲
線t1に沿つて変化する。燃料消費率は、無過給側
燃費曲線b1に沿つて変化し、過給側燃費曲線b2
沿つて変化する場合よりも、低い値に保たれる。
(B) 軽負荷から高負荷への移行時 上述の「(A)軽負荷側領域PLでの運転状態」に
おいて、負荷が前記軽負荷側領域PL内から上昇
して、前記交差負荷地点P0を越える高負荷側領
域PH内にまで上昇する場合には、次のように作
動する。
負荷が上記交差負荷地点P0にまで上昇したと
きに、弁状態検出器17は開弁状態を検出してい
るとともに、排気温度検出器18の検出温度が閉
弁用設定温度T1にまで上昇する。
これにより、バイパス弁9を閉じ、過給機10
を作動させて、過給状態に切り換える。
(C) 高負荷側領域PHでの運転状態 上記交差負荷地点P0を越える高負荷側領域PH
での運転状態においては、排気のバイパス弁9が
閉じられ、排気温度が開弁用設定温度T2よりも
高くなつている。
弁状態検出器17はバイパス弁9が閉弁状態で
あることを検出しているが、排気温度検出器18
の検出温度が開弁用設定温度T2よりも高いため、
バイパス弁9を閉弁状態に保ち、過給機10を駆
動させ続けて、過給状態に保つ。
これにより、排気の温度は過給側排気温度曲線
t2に沿つて変化する。燃料消費率は、過給側燃費
曲線b2に沿つて変化し、無過給側燃費曲線b1に沿
つて変化する場合よりも、低い値に保たれる。
(D) 高負荷から軽負荷への移行時 上記「(C)高負荷側領域PHでの運転状態」にお
いて、負荷が前記高負荷側領域PHから前記軽負
荷側領域PLにまで低下する場合には、次のよう
に作動する。
負荷が上記交差負荷地点P0にまで低下したと
きに、弁状態検出器17は閉弁状態を検出してい
るとともに、排気温度検出器18の検出温度が開
弁用設定温度T2にまで、低下する。
これにより、バイパス弁9を開き、過給機10
を停止させて、無過給状態に切り換え、前述の
「(A)軽負荷側領域PLでの運転状態」に入る。
〈発明の効果〉 本発明は、上記のように構成され、作用するこ
とから、次の効果を奏する。
(イ) どの負荷位置においても、燃料消費率を常に
低く保つ 前記「(A)軽負荷側領域PLでの運転状態」で述
べたように、燃費曲線交差負荷地点P0未満の軽
負荷側領域PL内のどの負荷位置においても、無
過給状態に保つので、燃料消費率は、無過給側燃
費曲線b1に沿つて変化して、過給側燃費曲線b2
沿つて変化する場合よりも、低い値に保たれる。
しかも、前記「(C)高負荷側領域PHでの運転状
態」で述べたように、燃費曲線交差負荷地点P0
を越える高負荷側領域PH内のどの負荷位置にお
いても、過給状態に保つので、燃料消費率は、過
給側燃費曲線b2に沿つて変化して、無過給側燃費
曲線b1に沿つて変化する場合よりも、低い値に保
たれる。
以上により、負荷の全域のどの負荷位置におい
ても、燃料消費率を常に低く保つことができる。
(ロ) 無過給側燃費曲線b1と過給側燃費曲線b2との
間の乗移りの負荷地点のずれを防止する 前記「(B)軽負荷から高負荷への移行時」で述べ
たように、負荷が前記軽負荷側領域PL内から上
昇して、燃費曲線交差負荷地点P0を通過する時
点で、無過給状態から過給状態へ切り換えて、燃
料消費率を無過給側燃費曲線b1から過給側燃費曲
線b2へ、正確に乗り移らせる。
即ち、この乗移りが早過ぎる場合の過給側燃費
曲線b2への燃料消費率の上昇を無くすとともに、
遅過ぎる場合の無過給側燃費曲線b1に沿う燃料消
費率の上昇をも無くしている。
そのうえ、前記「(D)高負荷から軽負荷への移行
時」で述べたように、負荷が前記高負荷側領域
PHから低下して、燃費曲線交差負荷地点P0を通
過する時点で、過給状態から無過給状態へ切り換
えて、燃料消費率を過給側燃費曲線b2から無過給
側燃費曲線b1へ、正確に乗り移らせる。
即ち、この乗移りが早過ぎる場合の無過給側燃
費曲線b1への燃料消費率の上昇を無くすととも
に、遅過ぎる場合の過給側燃費曲線b2に沿う燃料
消費率の上昇をも無くしている。
以上により、負荷の上昇時においても下降時に
おいても、無過給側燃費曲線b1と過給側燃費曲線
b2との間の乗移りの負荷地点を、燃費曲線交差負
荷地点P0に正確に一致させることができ、この
交差負荷地点P0よりも低い負荷地点または高い
負荷地点にずれた場合の燃料消費率の上昇を無く
すことができる。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す概要図、第2
図はその要部の概要図である。これらの図におい
て符号1はデイーゼルエンジンを示し、エンジン
1の給気ポート2と排気タービン過給機10のブ
ロワ羽根車11の給気ブロワ吐出室11aとを給
気管4で連通し、給気管4の途中に吸気用のバイ
パス6を分岐状に設けその他端はブロワ吐出室1
1aを迂回してブロワ入口室11bに接続してあ
る。同様にエンジン1の排気ポート3と過給機1
0の排気タービン12の入口室12aとを排気管
5で連通し、排気管5の途中に排気用のバイパス
7を分岐状に設けその他端は過給機10の排気タ
ービン入口室12aを迂回して排気タービン出口
室12bに接続してある。
吸気用バイパス6及び排気用バイパス7にはそ
れぞれバイパス弁8,9が内装され、後述する駆
動制御回路16によつて、ソレノイド等アクチエ
ータ14,15を介してバイパス弁8,9を開閉
操作するようになつている。
排気用バイパス7のバイパス弁9に対応させて
弁状態検出器17を設けて、バイパス弁9の開閉
の位置を検出することにより、バイパス弁9が開
弁状態にあるか閉弁状態にあるかを識別する信号
Jを出力するようにし、排気管5の排気ポート3
寄り部に排気温度検出器18を設け、バイパス弁
8,9を閉開操作するための閉弁用設定温度T1
及び開弁用設定温度T2を検出することに基づき、
検知信号Kを出力するようにしてある。なお閉弁
用設定温度T1及び開弁用設定温度T2は第3図に
示すようにそれぞれ無過給側燃費曲線b1と過給側
燃費曲線b2とが交差する負荷地点P0の付近の地点
に対応する温度であつて、前者T1が無過給側排
気温度曲線t1上に、後者T2が過給側排気温度曲線
t2上にある温度値が設定される。
駆動制御回路16は上記検知信号J及びKを受
けてアクチエータ14,15を駆動制御する駆動
信号Lを出力する。即ち、弁状態検出器17が開
弁状態を検出している無過給状態で排気温度検出
器18が閉弁用設定温度T1を検出した場合には
バイパス弁8,9を閉じて過給機10を作動さ
せ、逆に弁状態検出器17が開弁状態を検出して
いる過給状態で排気温度検出器18が開弁用設定
温度T2を検出した場合にはバイパス弁8,9を
開いて過給機10を休止させるように駆動信号を
出力するようになつている。なおこの駆動制御回
路16はエンジン1の回転数の変化に伴なう前記
燃費曲線交差負荷地点P、開閉弁用設定温度T1
T2をデータテーブルとして内部に記憶しておき、
エンジンの回転数の変化に対応させてバイパス弁
の開閉を自動的に制御するようになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概要図、第2
図はその要部概要図、第3図は本発明に係る設定
温度を特定するための説明図であつて機関負荷の
変化に伴なう燃費曲線及び排気温度曲線を表わす
グラフ、第4図は先発明例に係る第3図対応図、
第5図は従来例を示す概要図である。 1…エンジン、3…排気ポート、5…排気管
(排気系統)、7…バイパス、9…バイパス弁、1
0…排気タービン過給機、12a…排気タービン
入口室、17…弁状態検出器、18…排気温度検
出器、b0…燃料消費率の変化曲線、b1…無過給側
燃費曲線、b2…過給側燃費曲線、P0…燃費曲線交
差負荷地点、PL…軽負荷側領域、PH…高負荷側
領域、t0…排気温度の変化曲線、t1…無過給側排
気温度曲線、t2…過給側排気温度曲線、T0…弁開
閉指令用の設定温度、T1…閉弁用設定温度、T2
…開弁用設定温度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排気タービン過給機付エンジン1の排気ポー
    ト3から排気タービン過給機10の排気タービン
    入口室12aまでの間にバイパス7を分岐状に設
    け、バイパス7にバイパス弁9を開閉可能に設
    け、 エンジン1の排気系統5に排気温度検出器18
    を設け、排気温度検出器18は排気温度が設定温
    度T0以下であることを検出することに基づきバ
    イパス弁9を開けて排気タービン過給機10を休
    止させるが、上記設定温度T0以上であることを
    検出することに基づきバイパス弁9を閉じて排気
    タービン過給機10を作動させる ように構成した排気タービン過給機付エンジンの
    軽負荷時過給休止装置において、 エンジンの負荷の変化に伴なう燃料消費率の変
    化曲線b0のうち、排気タービン過給機10を作動
    させた状態での変化曲線を過給側燃費曲線b2、逆
    に休止させた状態での変化曲線を無過給側燃費曲
    線b1と呼び、 過給側燃費曲線b2と無過給側燃費曲線b1とが交
    差するエンジン負荷の地点を燃費曲線交差負荷地
    点P0と呼び、 エンジンの負荷の変化に伴なう排気温度の変化
    曲線t0のうち、排気タービン過給機10を作動さ
    せた状態での変化曲線を過給側排気温度曲線t2
    逆に休止させた状態での変化曲線を無過給側排気
    温度曲線t1と呼び、 排気温度検出器18がバイパス弁9の開閉を指
    令する設定温度T0のうち、閉弁を指令するもの
    を閉弁用設定温度T1、開弁を指令するものを開
    弁用設定温度T2と呼び、 閉弁用設定温度T1は燃費曲線交差負荷地点P0
    の付近での無過給側排気温度曲線t1上の温度に設
    定し、開弁用設定温度T2は燃費曲線交差負荷地
    点P0の付近での過給側排気温度曲線t2上の温度に
    設定し、 バイパス弁9が開弁状態であるか閉弁状態であ
    るかを検出する弁状態検出器17を設け、弁状態
    検出器17がバイパス弁9の開弁状態を検出して
    いる状態で排気温度検出器18が閉弁用設定温度
    T1を検出することに基づき、バイパス弁9を閉
    じて排気タービン過給機10を作動させるように
    構成し、 弁状態検出器17が、バイパス弁9の閉弁状態
    を検出している状態で排気温度検出器18が開弁
    用設定温度T2を検出することに基づき、バイパ
    ス弁9を開いて排気タービン過給機10を休止さ
    せるように構成した ことを特徴とする排気タービン過給機付エンジン
    の軽負荷時過給休止装置。
JP61190245A 1986-08-13 1986-08-13 排気タ−ビン過給機付エンジンの軽負荷時過給休止装置 Granted JPS6345418A (ja)

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JP61190245A JPS6345418A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 排気タ−ビン過給機付エンジンの軽負荷時過給休止装置

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JPS6345418A JPS6345418A (ja) 1988-02-26
JPH0522048B2 true JPH0522048B2 (ja) 1993-03-26

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JP61190245A Granted JPS6345418A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 排気タ−ビン過給機付エンジンの軽負荷時過給休止装置

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JPS6345418A (ja) 1988-02-26

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