JPH0522038B2 - - Google Patents

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JPH0522038B2
JPH0522038B2 JP62298742A JP29874287A JPH0522038B2 JP H0522038 B2 JPH0522038 B2 JP H0522038B2 JP 62298742 A JP62298742 A JP 62298742A JP 29874287 A JP29874287 A JP 29874287A JP H0522038 B2 JPH0522038 B2 JP H0522038B2
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JP
Japan
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container
waste
inclined shaft
shaft
loaded
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JPH01142195A (ja
Inventor
Takao Tsujino
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SANWA UNYU KOGYO KK
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SANWA UNYU KOGYO KK
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各種トンネルの掘削工事における
斜坑を利用したズリの搬出方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、トンネル掘削工事における斜坑を利用し
たズリの搬出については「ベルトコンベア方式)」
と「軌道搬出方式」とがある。「ベルトコンベア
方式」は第9図に示したようホイールローダ41
によりダンプ42に切羽のズリ43を積載し、タ
ーンテーブル44等を利用して本坑内の斜坑口付
近にズリ43を仮置きし、さらに、仮置きした位
置よりズリ43をホイールローダ41によつてベ
ルトコンベア45に積込んで斜坑内に搬出する方
法である。「軌道搬出方法」は第10図に示した
ようにズリ43を仮置きにした位置からホイール
ローダ41によつて鋼車46等にズリ43を積込
んで搬出する方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来方法の場合には、一度ズリ4
3を仮置きしてからベルトコンベア45や鋼車4
6等に積込む2次積込みが発生し、ズリ43の選
別工程及び大塊ズリの粉砕工程が必要となり、さ
らに、大容量・大塊ズリのダンプ処理には非常に
強固な鋼車46等が必要など本坑内に多くの設
備、人工及び広大な場所が必要となり多大な費用
が必要であつた。
その発明は、上記問題点を解決すべくなされた
もので、その目的とするところは、設備面で出来
る限りコンパクトにし、また、無人化等の最大限
の安全対策を考慮し、しかも極めて効率の良いズ
リの搬出方法を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この発明では、次の方法によりズリ
を本坑外に排出するようにした。
トンネル掘削工事において本坑内に生じたズリ
をコンテナ2に積載し、前記コンテナ2をコンテ
ナ運搬車3により、斜坑6に配置されたケーブル
パレツトまで運搬し、次にコンテナ2を一つの軸
12の周りに回動可能としたコンテナ固縛装置1
3を有するケーブルパレツト8に搭載して斜坑6
の出口付近の排出位置まで移送し、上記排出位置
に設けたダンプ装置19によりコンテナ2をコン
テナ固縛装置13と共に回動してコンテナ2を傾
斜させ、コンテナ2に積載されていたズリを排出
する。
〔作用〕
従つて、この発明はコンテナ2及びコンテナ運
搬車3を利用しズリ運搬工法とコンテナ2の斜坑
6搬出を組合せることにより、コンテナ2へのズ
リの積載とコンテナ2の運搬をシステム化するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、この発明の方法を実施例として示した図
面に従つて説明する。
第1図は、斜坑搬出部全体の配置を示すもので
ある。1は本坑、2はコンテナ、3はコンテナ運
搬車、4は搬出用コンテナヤード、5はトンネル
内拡幅部、6は斜坑、7はプラツトホーム、8は
ケーブルパレツト、9は軌道である。
先ず、本坑1内切羽において、発破等により粉
砕されたズリはホイルローダ等でコンテナ2に積
込まれる。ズリを積載したコンテナ2はコンテナ
運搬車3により搬出用コンテナヤード4まで運ば
れ仮置きされる。さらに、このコンテナ2は仮置
きされた位置よりコンテナ運搬車3で矢印A方向
にまず運ばれ、トンネル内拡幅部5を利用して90
度方向転換が行われて矢印B方向に運ばれること
により、前記トンネル内拡幅部5に連設されたプ
ラツトホーム7を経て、ケーブルパレツト8上に
置かれて係止される。前記ケーブルパレツト8
は、プラツトホーム7と同一の高さになるように
斜坑6内の軌道9上に配置されており、第2図及
び第3図に示すように台車部10と受動車輪部1
1よりなる。前記台車部10には一つの軸の周り
に回動可能とされたコンテナ固縛装置13、ズリ
排出口14及びケーブル連結装置15が設けてあ
る。
次に、第4図に示すようにコンテナ2が搭載さ
れたケーブルパレツト8は、ケーブル16の先端
に設けられたウインチ等(図示せず)により斜坑
6外のズリ浅橋17まて引上げられて、位置決め
装置18により位置決めされ、さらに、ダンプ装
置19によりコンテナ2が一つの軸12を中心に
孤を描くように押上げられてズリをズリ壜20に
排出する。
前記ズリ浅橋17はコンテナ2内のズリをズリ
壜20へ排出可能であるように配置されており、
また、位置決め装置18及びダンプ装置19は、
ズリ浅橋17と斜坑口21間でコンテナ2内のズ
リをズリ壜20へ排出可能である位置に設けられ
ている。
第5図は、コンテナ2内のズリがズリ壜20に
排出される状態を示しており、位置決め装置18
の位置まで引上げられたケーブルパレツト8は、
上述したようにそのコンテナ固縛装置13がダン
プ装置19によつて押上げられるので、前記コン
テナ固縛装置13に係止されたコンテナ2は、第
5図に示すような台車煽止め22で固定され、コ
ンテナ2内のズリがケーブルパレツト8のズリの
排出口14を経てズリ壜20に排出される。
ズリが排出されたコンテナ2はケーブルパレツ
ト8と共に、斜坑6のプラツトホーム7の位置ま
でもどされる。次にコンテナホーム2とコンテナ
固縛装置13との係止が解除されて、コンテナ2
はコンテナ運搬車3により搬出用コンテナヤード
4に仮置きされる。
尚、斜坑6内の軌道9はケーブルパレツト8が
擦違い可能となるように一部複線にされており、
斜坑6も前記複線部は拡幅されている。さらに斜
坑には非常用通路等が設けられている。
また、この発明の方法で使用するコンテナ運搬
車3は、第7図に示した如く牽引トラツク23と
その後部に連結されたコ字型のトレーラー・シヤ
ーシ24より成つており、このトレーラー・シヤ
ーシ24は内側に昇降フレームを設けており、昇
降フレーム25はその下端縁を内側に折曲延長し
て水平部26を形成している。そして、この昇降
フレーム25の水平部26が第8図に示したよう
なコンテナ2を下方より支持する構造としたもの
であり、コンテナ2を搭載するときに昇降フレー
ム25を下降させ、そして運搬するときに昇降フ
レーム25を上昇させる様にした水平着脱機構を
有するものである。
〔発明の効果〕
この発明の方法は、上述の構成を有するもので
あり、ズリの選別工程及び2次積込み工程が必要
なくなり、その為大塊ズリを粉砕するクラツシヤ
ーや二次積込み用のホイールローダ等が必要なく
なり設備が少なくて済む。さらに、各設備が少な
くて済む分人工及び掘削断面積が小さくて済む。
また、無人化等の最大限の安全対策を図ることが
できると都に工事費用の軽減を図ることができ効
率よくズリを搬出できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のトンネル掘削工事における
斜坑を利用したズリの搬出方法の斜坑搬出部の概
略図。第2図はコンテナを搭載したケーブルパレ
ツトの側面図。第3図は第2図の平面図。第4図
はこの発明のケーブルパレツトの移送工程を示す
説明図。第5図はコンテナが押上げられている状
態を示す側面図。第6図は第5図のA−A線断面
図。第7図はコンテナ運搬車の斜視図。第8図は
コンテナの斜視図。第9図及び第10図は従来の
斜坑を利用したズリ搬出方法の概略図。 1……本坑、2……コンテナ、3……コンテナ
運搬車、4……搬出用コンテナヤード、5……ト
ンネル内拡幅部、6……斜坑、8……ケーブルパ
レツト、9……軌道、13……コンテナ固縛装
置、14……ズリ排出口、17……ズリ浅橋、1
8……位置決め装置、19……ダンプ装置、22
……台車煽止め。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トンネル掘削工事において本坑内に生じたズ
    リをコンテナ2に積載し、前記コンテナ2をコン
    テナ運搬車3により、斜坑6に配置されたケーブ
    ルパレツトまで運搬し、次にコンテナ2を一つの
    軸12の周りに回動可能としたコンテナ固縛装置
    13を有するケーブルパレツト8に搭載して斜坑
    6の出口付近の排出位置まで移送し、上記排出位
    置に設けたダンプ装置19によりコンテナ2をコ
    ンテナ固縛装置13と共に回動してコンテナ2を
    傾斜させ、コンテナ2に積載されていたズリを排
    出するようにしたことを特徴とするトンネル掘削
    工事における斜坑を利用したズリの搬出方法。
JP29874287A 1987-11-26 1987-11-26 トンネル掘削工事における斜坑を利用したズリの搬出方法 Granted JPH01142195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29874287A JPH01142195A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 トンネル掘削工事における斜坑を利用したズリの搬出方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP29874287A JPH01142195A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 トンネル掘削工事における斜坑を利用したズリの搬出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01142195A JPH01142195A (ja) 1989-06-05
JPH0522038B2 true JPH0522038B2 (ja) 1993-03-26

Family

ID=17863663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29874287A Granted JPH01142195A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 トンネル掘削工事における斜坑を利用したズリの搬出方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH01142195A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188600A (ja) * 1984-03-09 1985-09-26 飛島建設株式会社 ずり等の発破採掘物の搬出方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188600A (ja) * 1984-03-09 1985-09-26 飛島建設株式会社 ずり等の発破採掘物の搬出方法

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Publication number Publication date
JPH01142195A (ja) 1989-06-05

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