JPH05220206A - 家庭用及び自動車用の透明かつ粒状の消臭・芳香剤及びその製 造方法。 - Google Patents
家庭用及び自動車用の透明かつ粒状の消臭・芳香剤及びその製 造方法。Info
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- JPH05220206A JPH05220206A JP3336395A JP33639591A JPH05220206A JP H05220206 A JPH05220206 A JP H05220206A JP 3336395 A JP3336395 A JP 3336395A JP 33639591 A JP33639591 A JP 33639591A JP H05220206 A JPH05220206 A JP H05220206A
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Abstract
つ、揮発面積が大きく少量で強い香りを得られ、香気の
変化のない消臭、芳香剤として卓越した品質を提供する
ことを目的とする。 【構成】 香料を分散させるためエタノール、イソプロ
ピルアルコール、プロピレングリコール等の溶剤及び少
量の界面活性剤を水に溶解し、分散、一部乳化させる第
一工程と粉末ポリアクリル酸ソーダを添加させることに
よってゲル化する第二工程とからなり、粒状で揮発面積
の大きい家庭用及び自動車用の透明、水ゲルの消臭、芳
香剤を製造することができる。
Description
方法に関するものである。
は水ゲル、油ゲル、液体、陶器等に含浸させた固形状等
がある。
等、油ゲルとしてはリモネン等を基剤としたもの、液体
としては水、エタノール、界面活性剤等で香料を溶解し
たものがあり、それらは自動車用、トイレ用、室内用と
して使用されている。
消臭・芳香剤の問題点は次の様なものがある。 (イ)液体の消臭・芳香剤はは引火点の低い溶剤と香料
を使用するので、消防法に抵触する場合がある。 (ロ)香料の揮発性が初期は強いが徐々に弱くなる。 (ハ)使用後残りかすが多く見栄えが悪い。 (ニ)不揮発性物質に香料を含浸させたものは形態が変
わらないので、商品価値が少ない。 (ホ)製造条件が厳しい。また水ゲルの様に細菌その他
の原因による離水が起こる場合がある。 (ヘ)油ゲル及び香料を含浸させるもの以外は、香料を
界面活性剤により完全に可溶化する必要があり、その場
合は香気が変化することがある。 (ト)カラギーナン等天然物を原料とする水ゲルは、高
温によって離水する。
するために案出されたもので、香料と、香科を水に分ン
オクチルフェニール、モノステアリン酸ポリオキシエチ
レンソルビタン等から選択され、溶剤としてはエチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコ
ール等から選択することもできる。
香剤の製造方法は、香料と、香料を水に分散するための
界面活性剤と溶剤等を溶解する第一工程と、この溶解し
た水溶液に粉末ポリアクリル酸ソーダを混合する第二工
程からなっており、透明性を備えると共に揮発面積を広
くするための小さい粒状の水ゲルとなっていることを特
徴としている。また本発明の界面活性剤は、ノニルフェ
ノールエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニー
ル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等
から選択することができ、溶剤としてはエチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、プロピレングリコール等
から選択することもできる。
香料を界面活性剤と溶剤で水に分散しており、この水溶
液と粉末ポリアクリル酸ソーダで構成された小さい粒状
の水ゲルには90%以卜の水分が保水されている。また
常に新鮮で強い香気が得られ様に、揮発面積が広い、透
明で小さい粒状の水ゲルになっている。
香剤の製造方法は、香料と、香料を水に分散するための
界面活性剤と溶剤等を溶解し、この溶解した水溶液に粉
末ポリアクリル酸ソーダを混合することにより、透明性
を備えると共に揮発面積を広くするための小さい粒状の
水ゲルを製造することができる。
品として利用できる。この場合香料は多少、粒の表面に
付着するが水ゲルに対して殺菌性が強く香気の発散も大
である。
ルコール、プロピレングリコールが適しているが、水溶
性の溶剤であれば基本的には全て使用できるが、その溶
剤の香気を考慮しなければならない。また、あまり高沸
点のものは除外すべきである。
制限はないが、使用後の残りかすがアルデヒド系香が多
く調合されているものを使用すると茶褐色に変色するの
で注意しなければならない。
ール3%に水84%から85%を入れ、水溶性色素を若
干量及び安息香酸ソーダ0.2%を添加して良く攪拌し
ながら、粉末ポリアクリル酸ソーダ2%を加え、粉末ポ
リアクリル酸ソーダが全て含水するまで撹拌をすれば、
揮発面積を広くすると共に透明性を備える小さい粒状の
水ゲル消臭・芳香剤を製造することができる。
%、イソプロピルアルコール5%と水溶性色素を若干量
及び安息香酸ソーダ0.2%を添加し均一に分散する。
そし
は、引火点の低い溶剤や香料が少量であると共に約85
%以上の水分に分散されて含水された水ゲルな為、消防
法に抵触することがなく、むしろ消火剤になり得るほど
安全である。
表面積が大きいため、揮発面積が広く常に強い香気が得
られる。そして粒状であるため、自動車内、室内等に設
置する際にはその空間の広さに応じて適当な容器に小分
けをして使用することも可能であるという実用性があ
る。不揮発性成分が2%から3%なので使用後の残りか
すなどが非常に少ない。
は、特別な製造装置は必要がなく製造条件は非常に簡単
である。また界面活性剤及び溶剤等で完全に水に対して
可溶化する必要がないので香気の強さが低下したり変化
することは少ない。更に低温で製造されるため使用され
る香料本来の香りが損なわれることなく再現され、小量
の粒状の水ゲルとして一週間以上強い香気が持続すると
いう卓越した効果がある。
の他溶剤を多く使用し、また界面活性剤で香料を完全に
可溶化しなければならないため、日時の経過につれて離
水及び香気の変化等の現象が発生しやすい。しかし、本
発明の消臭・芳香剤は界面活性剤を使用する際も香料を
完全に可溶化する必要性がなく、また溶剤のみで香料を
分散することができるため、界面活性剤を使用しなくて
も良いという特性があるので、85℃に保たれた密閉し
た容器内に60時間放置しても透明かつ粒状の
Claims (4)
- 【請求項1】 香料と、香料を水に分散するための界面
活性剤と溶剤等と、揮発面積を広くすると共に透明性を
備える小さい粒状の水ゲルにするための粉末ポリアクリ
ル酸ソーダとからなることを特徴とする家庭用及び自動
車用消臭・芳香剤。 - 【請求項2】 界面活性剤としてはアニオン系界面活性
剤並びにノニオン系界面活性剤が適しており、これらと
してノニルフェノールエーテル、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニール、モノステアリン酸ポリオキシエチレ
ンソルビタン等から選択され、溶剤としてはエチルアル
コール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコー
ル等から選択される請求項1記載の家庭用及び自動車用
消臭・芳香剤。 - 【請求項3】 香料と、香料を水に分散するための界面
活性剤と溶剤等を溶解する第一工程と、この溶解した水
溶液に粉末ポリアクリル酸ソーダを混合する第二工程か
らなっており、揮発面積を広くすると共に透明性を備え
る小さい粒状の水ゲルとなっていることを特徴とする家
庭用及び自動車用消臭・芳香剤の製造方法。 - 【請求項4】 界面活性剤がノニルフェノールエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェニール、モノステ
アリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等から選択さ
れ、溶剤としてはエチルアルコール、イソプロピルアル
コール、プロピレングリコール等から選択され、第二工
程において、揮発面積を広くすると共に透明性を備える
小さい粒状の水ゲルにするものが粉末ポリアクリル酸ソ
ーダである請求項3記載の家庭用及び自動車用消臭・芳
香剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336395A JPH05220206A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 家庭用及び自動車用の透明かつ粒状の消臭・芳香剤及びその製 造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336395A JPH05220206A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 家庭用及び自動車用の透明かつ粒状の消臭・芳香剤及びその製 造方法。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05220206A true JPH05220206A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=18298694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3336395A Pending JPH05220206A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 家庭用及び自動車用の透明かつ粒状の消臭・芳香剤及びその製 造方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05220206A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6562770B2 (en) * | 2001-03-27 | 2003-05-13 | Colgate-Palmolive Co. | Fragrance-containing gel for delivering fragrance from structured liquid detergent compositions |
JP2007023065A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Sanei Gen Ffi Inc | 精油含有組成物 |
JP2008534043A (ja) * | 2005-03-23 | 2008-08-28 | フイルメニツヒ ソシエテ アノニム | 特異的な液体組成物を有するエアフレッシュナー装置 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP3336395A patent/JPH05220206A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6562770B2 (en) * | 2001-03-27 | 2003-05-13 | Colgate-Palmolive Co. | Fragrance-containing gel for delivering fragrance from structured liquid detergent compositions |
JP2008534043A (ja) * | 2005-03-23 | 2008-08-28 | フイルメニツヒ ソシエテ アノニム | 特異的な液体組成物を有するエアフレッシュナー装置 |
JP2007023065A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Sanei Gen Ffi Inc | 精油含有組成物 |
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