JPH05220122A - 心電計及び生体情報処理装置 - Google Patents

心電計及び生体情報処理装置

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JPH05220122A
JPH05220122A JP4030769A JP3076992A JPH05220122A JP H05220122 A JPH05220122 A JP H05220122A JP 4030769 A JP4030769 A JP 4030769A JP 3076992 A JP3076992 A JP 3076992A JP H05220122 A JPH05220122 A JP H05220122A
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JP4030769A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Masuda
恒夫 増田
Hisaaki Komuro
久明 小室
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Fukuda Denshi Co Ltd
Original Assignee
Fukuda Denshi Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検者への電極等の装着状態等を非常に早い
状態から確認可能とし、しかも、1人の処理情報を印刷
出力しているときに次の被験者の心電図情報を確認で
き、前の人の印刷出力の終了後速やかに次の被検者の心
電図情報を印刷出力でき、効率の良いかつスピーデイな
検査を行なうことができる心電計を提供することを目的
とする。 【構成】 誘導コード190a,bにより2名の被検者
よりの心電図信号を収集し、領域を区切つて同時に表示
器200に可視表示する。表示器200の表示を確認し
て、記録A,Bキー30,31の何れかを押下して印刷
出力するべき被検者を指定する。記録A,Bキー30,
31により指定された被検者よりの心電図情報を、必要
に応じてCPU等で解析し、サーマルプリンタ300解
析結果等と共に印刷出力する。 【効果】 これにより、効率の良いかつスピーデイな検
査を行なうことができ、集団検診等に特に適した顕著な
作用効果を達成する心電計を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は心電計及び生体情報処理
装置に関し、例えば集団検診に適した心電計及び生体信
号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年は学童における心臓検診の重要性が
認識され、心電図検診及び心音図検診を実施している地
方自治体の数も増加している。このため、従前は心電図
心音図データ収集装置、心電図心音図情報表示装置、心
電図心音図情報記録装置等別々の装置に別れていた各機
能を1台にまとめた心電計が登場してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の心電計では、各機能を1台の装置に納めることに主
眼がおかれていたため、表示装置部分の大きさが小さく
て表示容量に制約があり、1人の被検者収集心電図情報
が表示できるに過ぎないものであつた。このため、先ず
1名の被検者を選択して該被検者よりの心電図情報を表
示装置部分に表示させ、ここで測定心電図情報を記録し
ても良いか否かを確認し、然る後に例えばプリントキー
などを押下して印刷指示を与え、記録装置部分より印刷
出力していた。そして、この印刷出力が終了するまで表
示装置部分への表示も変えることが出来なかつた。従つ
て、印刷出力が完了するまで他の被検者の情報を実際に
目視確認することは出来なかつた。
【0004】また、表示させた心電図情報を確認して、
電極の装着状態を変える必要があるとき等、現在表示中
の心電図波形の表示を止めるための特別の操作を行なわ
なければならなかつた。そして係る操作の後に再度次の
被検者の電極装着をやり直す等の作業を行ない、その間
多くの時間がかかるのであれば他の被検者の心電図情報
の表示を行ないその後に再度心電図情報を表示する様に
切り替えなければならなかつた。
【0005】以上述べた様に、従来の心電計では、1人
づつの被検者の心電図しか表示出来ないため、集団検診
等の場合にはスピーデイーに効率よく検査を行なうこと
ができなかつた。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は上述の問題点
を解決することを目的として成されたもので、上述の問
題点を解決する一手段として以下の構成を備える。即
ち、被検者よりの心電図信号を収集し収集被検者心電図
信号を解析結果等と共に印刷出力するレコーダを内蔵す
る心電計であつて、少なくとも2名分の被検者心電図信
号を収集する収集手段と、該収集手段での収集心電図信
号を必要に応じて解析する解析手段と、該解析手段より
の被検者毎の心電図情報を領域を区切つて同時に可視表
示可能な表示手段と、該表示手段の表示を確認して前記
レコーダより印刷出力するべき被検者を選択する選択手
段と、該選択手段の選択した被検者よりの心電図情報を
前記レコーダに印刷出力させる出力制御手段とを備え
る。
【0007】また被検者よりの生体信号を収集し収集信
号を解析結果等と共に印刷出力するレコーダを内蔵する
生体情報処理装置であつて、少なくとも2名分の生体信
号を収集する収集手段と、該収集手段での収集生体信号
を必要に応じて解析する解析手段と、該解析手段よりの
被検者毎の生体情報を領域を区切つて同時に可視表示可
能な表示手段と、該表示手段の表示を確認して前記レコ
ーダより印刷出力するべき被検者を選択する選択手段
と、該選択手段の選択した被検者よりの生体情報を前記
レコーダに印刷出力させる出力制御手段とを備える。
【0008】
【作用】以上の構成において、同時に複数の被検者の生
体情報、例えば心電図情報を目視確認することができ、
電極等の装着状態等が非常に早い状態から確認可能とな
る。しかも、1人の処理情報を印刷出力しているときに
次の被検者の生体信号、例えば心電図情報を確認でき、
前の人の印刷出力の終了後速やかに次の被検者の心電図
情報を印刷出力でき、効率の良いかつスピーデイな検査
を行なうことができ、集団検診等に特に適した顕著な作
用効果を達成する心電計及び生体情報処理装置を提供で
きる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。以下は生体情報として心電図及び心
音図波形を収集し、該心電図及び心音図波形を解析等す
る心電図心音図解析装置、特に集団検診に適した、例え
ば学童検診用の心電図心音図解析解析装置を例に説明す
る。しかし、本発明は係る心電図及び心音図波形を処理
する心電図心音図解析解析装置に限定されるものではな
く、生体情報であれば任意の情報処理装置に応用可能な
ことは勿論である。
【0010】図1は本発明を学童検診用心電図心音図解
析解析装置に適用した一実施例のブロツク図であり、図
中、1はROM2に格納された、例えば図3に示すプロ
グラムに従い本実施例全体の制御を司るCPU、2は上
述のプログラムのほか本実施例で使用する固定的パラメ
ータ等を記憶するROM、3は処理経過等を一時記憶す
るためのRAM、4はCPU1の状態を表示するための
ステータス表示部であり、主にメインテナンスの時に使
用する。
【0011】又、5は接続入出力装置との間のデータ転
送をDMAで行なうためのDMAコントローラ、6は電
源オフ時にもタイマ24にバツクアツプ用電源を供給す
るバツテリ、21は表示部200を制御するデイスプレ
イインタフエース、22は操作パネル250とのインタ
フエースを司る操作パネルインタフエース、23はスピ
ーカ120より出力する音響信号を生成するサウンドジ
エネレータ、24はタイマ回路、25は被験者情報の入
力や各種指示入力を行なうための操作パネルであり、2
名の被験者のうちの被験者Aの収集情報をサーマルプリ
ンタ300より印刷出力させるため記録Aキー30及び
2名の被験者のうちの被験者Bの収集情報をサーマルプ
リンタ300より印刷出力させるため記録Bキー31も
別途備えられている。26はフロツピイデイスク装置1
50とのインタフエースを司るフロツピイデイスクイン
タフエース、27はサーマルプリンタ300を制御する
プリンタインタフエース、28はホスト350等の他の
情報処理装置とのインタフエースを司る回線インタフエ
ースであり、本実施例ではRS232C規格に準拠した
シリアルインタフエースで構成される。
【0012】29はLANとのインタフエースを司るL
ANインタフエース、32は誘導コード190a,19
0bよりの心電信号のうちの心電信号を選択する誘導選
択器、32は誘導コード190a,190bよりの心音
信号(本実施例では、心尖部AP、第3肋間胸骨左縁3
L)にフイルタ処理を施すフイルタ処理部であり、例え
ば、AP(L)の場合にはfc :50Hz、18dB/oc
t、AP(M)の場合および3L(M)の場合にはf
c :160Hz、24dB/oct、のフイルタ特性とする。
34,35は増幅器、36はアナログ信号を対応するデ
ジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0013】120はスピーカ、150は収集した心電
図情報や解析結果等をフアイリングするためのフロツピ
イデイスク装置、160はフロツピイデイスク装置15
0にセツトされるフロツピイデイスクメデイアである。
200は表示部であり、本実施例では液晶表示装置を装
備している。250は操作パネル、300は心電図の波
形記録や解析結果を印刷出力するサーマルプリンタであ
る。また、190a及び190bはそれぞれ被験者A及
びBに対する誘導コードである。本実施例ではこの誘導
コードは2つのみ示しているが、表示部200の表示領
域が許す限り多数の誘導コードを接続し、更に多数の被
験者の情報を同時に表示、及び処理できることは勿論で
あり、2つに何ら限定されるものではない。
【0014】更に、本実施例装置はこれらの標準装備の
外に回線インタフエース28を介して本実施例装置と接
続可能なホストコンピユータ350、500はLANイ
ンタフエース29を介して本実施例装置が接続可能なL
ANである。以上の構成より成る本実施例の外観平面図
を図2に示す。図2において、図1と同様構成には同一
番号を付し詳細説明は省略する。
【0015】図2において、30は被験者Aよりの収集
情報をサーマルプリンタ300より印刷出力させる記録
Aキー、31は被験者Bよりの収集情報をサーマルプリ
ンタ300より印刷出力させる記録Bキー、200aは
表示部200の輝度調整等を行なう表示部調整つまみ、
310はサーマルプリンタ300用の記録用紙を収納す
るマガジン部である。
【0016】また、フロツピイデイスク装置150は装
置のフロント側に設けた例を示したが、装置の側面下部
位置に設けてもよい。以上の構成より成る本実施例の制
御を図3及び図4のフローチヤートを参照して以下に説
明する。まずステツプS1で先に収集してフロツピイデ
イスク装置に記録しておいた心電図情報等を読出し、接
続したホスト350に転送するホスト転送処理を行なう
か否かを判断する。ホスト転送処理を行なわない場合に
はステツプS2に進み、処理モードの設定を行なうか否
かを調べる。処理モードの設定を行なう場合にはステツ
プS3に進み、入力処理モードに従った処理実行モード
に設定する。具体的には、まず表示部200の初期表示
画面等を参照して本実施例装置の処理モードを確認す
る。例えば、これから学童自動検診等の集団検診を行な
う場合には集団検診用処理モードになつているか、集団
検診でない場合には通常処理モードになつているか否か
を確認する。そして、これからの処理モードに従つた学
童自動検診を行なう場合に、学童検診用処理モードにな
つていない場合等には、操作パネル250の処理モード
設定キーを入力して処理モードをこれからの処理モード
に従つたモードに設定する。そして、ステツプS4で外
部入力制御部30に指示して誘導選択器32を処理モー
ドに従つた入力心電信号より出力する心電信号を選択す
るように設定する。例えば、通常処理モードの場合には
標準12誘導心電信号が選択出力されるように設定し、
学童検診等の集団検診用処理モードの場合には省略4誘
導心電信号(例えば、I,aVF ,V1 ,V6 )を選択
出力するように設定する。そしてステツプS1に戻る。
【0017】なお、本実施例では、学童検診等の集団検
診用処理モードにおいても標準12誘導心電信号を選択
して解析処理することも可能である。この場合には、更
に集団検診12誘導処理モードを行なうよう指示入力す
ることになる。なお、この処理モードは頻繁に変更する
ものではないため、処理モードの設定を操作パネル25
0よりのキー入力とせず、例えば筺体側面にカバー付き
のキーとして配設し、容易に操作できないようにして処
理モードを誤る事態を防止するようにしてもよい。
【0018】一方、ステツプS1でホスト転送処理を行
なう場合にはステツプS1よりステツプS5に進み、検
診データの書込まれているフロツピイデイスクメデイア
160をフロツピイデイスク装置150にセツトする等
した後、不図示の読出しモード設定キーを入力して実行
処理モードをフロツピイデイスク160より検診データ
を読出してホスト350に転送するホスト転送モードに
設定する。この入力キーを検出したCPU1は、処理モ
ードを読み出しモードに設定してステツプS6に進み、
設定した処理モードに従つてフロツピイデイスクメデイ
ア160に記憶されている被検者に関する各種情報を読
出す。
【0019】続くステツプS7で読出したデータをホス
ト350に転送してステツプS7に進む。ステツプS7
では、フロツピイデイスク160より全ての検診データ
を読出してホスト350に転送したか否かを調べる。ま
だ残つている検診データがある場合にはステツプS6に
戻り、次の検診データを読出してホスト350に転送す
る。このようにして検診データを全て転送すると処理を
終了してステツプS8よりステツプS1に戻り、例えば
次の検診データの書込まれているフロツピイデイスクメ
デイア160をフロツピイデイスク装置150にセツト
する等して、ホスト転送処理が指定されるのを待つ。
【0020】更に、ステツプS2で処理モード入力でな
い場合にはステツプS10に進み、まだ被験者への電極
装着を行つていない場合等で、新たに被験者へ電極を装
着する等の生体信号収集を開始するか否かを調べる。後
述する電極装着が終了し、所定事項の入力も終了してい
る場合にはステツプS15に進む。一方、新たな被験者
に対する生体情報の収集処理を行なう場合にはステツプ
S10よりステツプS11に進む。ステツプS11で
は、誘導コードコネクタ191に接続された2つの誘導
コード190a,190bの内の一方の、被験者に未装
着の誘導コード(測定電極)の心電信号収集用の電極部
及び心音信号収集用のマイクロホン等を被検者の測定部
位に装着する。なお、本実施例では誘導コードコネクタ
191は2つあり、片方のコネクタに接続された誘導コ
ードによる情報収集、検査を終えると、速やかに他方の
コネクタに接続された誘導コードを用いての検査に切り
替えることができる。このため、短時間で多くの検査を
消化し、検診の能率アツプが期待できる。被検者への電
極の取り付けは、心電図記録の大切な技術であるが、こ
の電極装着技術は公知であるので詳細説明は省略する。
【0021】これで測定準備が終了したため、ステツプ
S12に進み、操作パネル部25のモードキーを押下入
力し、解析モードに設定して解析ランプを点灯させる。
そしてステツプS13に進み、操作パネル25より被検
者情報を入力する。本実施例では、この被検者情報とし
て学童検診の場合には、「調査表:2桁」、「学校番
号:6桁」、「学年/年齢:2桁」、「組:2桁」、
「性別:男/女」、「被検者識別番号(ID番号):3
桁」、「最高血圧値及び最低血圧値:3桁/3桁」、
「身長:3桁」、「体重:3桁」、「肥満度:3桁」を
入力する。
【0022】また、主に成人用の通常処理モードの場合
には、「個人歴:1桁」、「団体番号:6桁」、「年
令:2桁」、「性別:男/女」、「被検者識別番号:6
桁」、「最高血圧値及び最低血圧値:3桁/3桁」、
「身長:3桁」、「体重:3桁」、「肥満度:3桁」等
を設定入力する。CPU1は、操作パネルインタフエー
ス22を介してこの被検者情報入力を検出すると、検出
した被検者情報をRAM3中にセーブする。なお、「身
長」、「体重」、「最高血圧値及び最低血圧値」等は可
能な範囲で入力を行なう。これらの項目の入力がある
と、解析処理の解析結果の信頼性がより向上する。しか
し、この解析処理を行なわず、単に収集信号波形等をプ
リントアウト等するのみの場合にはこの被験者データの
入力は簡単なもので足りる。
【0023】続くステツプS14で操作パネル25の誘
導選択キーを入力してCPU1による生体情報収集処理
を開始させる。CPU1はこの誘導選択キーが入力され
るとステツプS15の処理に進み、2つの誘導コード1
90a,190bよりの収集データが誘導選択器32及
びフイルタ処理部33を介してA/D変換器36に送ら
れ、ここでデシタル信号に変換されてCPU1に取り込
まれる。CPU1はこのデータをRAM3中に順次記録
するとともにデイスプレイインタフエース21に送り、
表示部200よりリアルタイムで表示する。そしてステ
ツプS16に進み、記録Aキー30又は記録Bキー31
のいずれかが入力されているか否かを調べる。何れも入
力されていない場合にはステツプS1に戻る。そして、
ステツプS1、ステツプS2、ステツプS10を経てス
テツプS15の処理を実行し、表示部200よりリアル
タイムで表示する処理を繰り返すことになる。このた
め、この状態時に、測定している心電図波形等を確認
し、電極部等が正しく測定部位に装着されているか否か
等を確認する。電極部等が正しく測定部位に装着されて
いない場合で心電図波形等に異常がある場合にはステツ
プS10よりステツプS11に進み、以下の電極装着処
理を行なうことになる。しかしながら、この場合には続
くステツプS12、ステツプS13の処理は既に行なつ
ているため、ここでは省略することが可能である。
【0024】本実施例では、収集した全ての被験者の心
電図波形が表示部200に表示されるため、同時に全て
の人の波形観測も可能となる。また、一方が電極装着中
であつても、他方の心電図情報が表示部200に表示さ
れるため、電極装着中に他方の心電図の確認を行なうこ
とができる。このようにして心電図波形の確認が終了
し、プリントアウトできることが確認できた場合には、
確認ができた被験者に対応する記録キーを押下入力し、
プリントアウトを指示する。これによりステツプS16
よりステツプS17に進み、CPU1は記録キー(30
又は31)を押した10秒前(12誘導時)又は8秒前
(4誘導時)の心電図情報、測定心音情報をRAM3よ
り読出す。そして、ステツプS18で読み出した収集信
号等をプリンタインタフエース27を介してサーマルプ
リンタ300よりプリントアウトする。また、フロツピ
イデイスク装置150に装着されているフロツピイデイ
スク160の所定領域に、先の解析結果に続いて書込
む。そしてステツプS1に戻り、次の検診に備える。
【0025】なお、このとき、RAM3より読み出した
収集信号を、ステツプS13で入力された被験者データ
を参考にして解析処理し、解析対象心電図情報、心音情
報とともに、その選択された被験者の解析結果をプリン
タインタフエース27を介してサーマルプリンタ300
よりプリントアウト及びフロツピイデイスク160の所
定領域への書き込みを行なう様に制御してもよい。更
に、この解析処理を行なうか否かの選択を可能とするこ
とにより、状況に応じた適切な検診結果を得ることがで
きる。そしてステツプS1に戻り、次の検診に備える。
【0026】この解析結果を行なつた場合のサーマルプ
リンタ300よりの出力例を図5〜図7に示す。図5が
学童検診用処理モードにおける省略4誘導心電図及び解
析結果を示し、図6は心音図及び解析結果を示し、図7
が標準12誘導心電図及び解析結果を示している。な
お、標準12誘導等において、以上の出力に加え、ドミ
ナント波形を表示することも可能である。上述の解析処
理を行なわない場合には、図5〜図7に示す各波形、解
析結果出力のうち、解析結果欄を除く波形のみが出力さ
れ、記録されることになる。
【0027】以上説明した様に本実施例によれば、心電
計本体の表示部200のみにより、同時に複数の被検者
の生体情報、例えば心電図情報を目視確認することがで
き、電極等の装着状態等が非常に早い状態から確認可能
となる。しかも、1人の処理情報を印刷出力していると
きに次の被検者の生体信号、例えば心電図情報を確認で
き、前の人の印刷出力の終了後速やかに次の被検者の心
電図情報を印刷出力でき、効率の良いかつスピーデイな
検査を行なうことができる。このため、集団検診等に特
に適した顕著な作用効果を達成する心電計及び生体情報
処理装置を提供できる。特に、集団検診の場合には恒久
的に設置している心電計を利用することができず、持ち
運び、及び設置、電極の装着等が何れも容易であること
が求められる。従つて、1つの筺体よりなる心電計本体
に各構成部分を一体に構成した本実施例の心電計を集団
検診用に利用することにより、より顕著な作用効果が達
成できる。
【0028】更に、短時間に多人数の検診を容易にする
ために、通常の心疾患患者での収集心電図情報とは異な
る、児童検診用に最適の心電図情報を収集して検診結果
に影響を与えずに処理効率を上げることができる。ま
た、検査状況及び被検者に応じて最適な処理モードを選
択できる。例えば学童用の心電図検診処理においては、
省略4誘導による必要な心電図情報を迅速かつ容易な操
作で収集解析でき、被検者よりの収集心電図情報及び該
収集情報の解析結果を効率よく表示、及び印刷出力する
ことができる。
【0029】更にまた、以上の処理情報を取扱の容易
な、信頼性の高いフロツピイデイスクに記憶することが
でき、使いやすい、しかも処理データの保管の容易なシ
ステムが提供できる。また、予めこのようにして被検者
情報とともに解析情報などが記憶されたフロツピイデイ
スクメデイアの記憶データを読出し、ホストに転送する
ことができ、収集データの更に高度な利用ができる構成
となつている。
【0030】また、このフロツピイデイスクメデイアは
小型、かつ大容量記憶が可能であり、例えば学童検診デ
ータの場合には略1組分の検診データを1枚のデイスク
に記憶させることができ、収集データの管理も容易とな
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、同時
に複数の被検者の生体情報、例えば心電図情報を目視確
認することができ、電極等の装着状態等が非常に早い状
態から確認可能となる。しかも、1人の処理情報を印刷
出力しているときに次の被検者の生体信号、例えば心電
図情報を確認でき、前の人の印刷出力の終了後速やかに
次の被検者の心電図情報を印刷出力でき、効率の良いか
つスピーデイな検査を行なうことができる。
【0032】このため、恒久的に設置している心電計を
利用することができず、持ち運び、及び設置、電極の装
着等が何れも容易であることが求められる集団検診用の
心電計に本発明を適用することにより、検診結果に影響
を与えずに処理効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の心電図解析装置のブロ
ツク図である。
【図2】本実施例心電図解析装置の外観平面図である。
【図3】、
【図4】本実施例の動作フローチヤートである。
【図5】本実施例の解析処理を行つたときの学童検診用
処理モードにおける省略4誘導心電図及び解析結果を示
す図である。
【図6】本実施例の解析処理を行つたときの心音図及び
解析結果を示す図である。
【図7】本実施例の解析処理を行つたときの標準12誘
導心電図及び解析結果を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 5 DMAコントローラ 6 バツテリ 21 デイスプレイコントローラ 22 操作パネルインタフエース 24 タイマ 25 操作パネル 26 フロツピイデイスクインタフエース 27 プリンタインタフエース 28 回線インタフエース 29 LANインタフエース 32 誘導選択器 33 フイルタ処理部 36 A/D変換器 150 フロツピイデイスク装置 160 フロツピイデイスクメデイア 190a,b 誘導コード 200 表示部 350 ホスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者よりの心電図信号を収集し収集被
    検者心電図信号を解析結果等と共に印刷出力するレコー
    ダを内蔵する心電計であつて、 少なくとも2名分の被検者心電図信号を収集する収集手
    段と、該収集手段での収集心電図信号を必要に応じて解
    析する解析手段と、該解析手段よりの被検者毎の心電図
    情報を領域を区切つて同時に可視表示可能な表示手段
    と、該表示手段の表示を確認して前記レコーダより印刷
    出力するべき被検者を選択する選択手段と、該選択手段
    の選択した被検者よりの心電図情報を前記レコーダに印
    刷出力させる出力制御手段とを備えることを特徴とする
    心電計。
  2. 【請求項2】 被検者よりの生体信号を収集し収集信号
    を解析結果等と共に印刷出力するレコーダを内蔵する生
    体情報処理装置であつて、 少なくとも2名分の生体信号を収集する収集手段と、該
    収集手段での収集生体信号を必要に応じて解析する解析
    手段と、該解析手段よりの被検者毎の生体情報を領域を
    区切つて同時に可視表示可能な表示手段と、該表示手段
    の表示を確認して前記レコーダより印刷出力するべき被
    検者を選択する選択手段と、該選択手段の選択した被検
    者よりの生体情報を前記レコーダに印刷出力させる出力
    制御手段とを備えることを特徴とする生体情報処理装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014128455A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Fukuda Denshi Co Ltd 心電計
JP2019097772A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 フクダ電子株式会社 生体情報測定装置
JP2022053127A (ja) * 2020-09-24 2022-04-05 株式会社グッドケア 心電図リアルタイム伝送システム

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