JPH05219477A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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Publication number
JPH05219477A
JPH05219477A JP4046186A JP4618692A JPH05219477A JP H05219477 A JPH05219477 A JP H05219477A JP 4046186 A JP4046186 A JP 4046186A JP 4618692 A JP4618692 A JP 4618692A JP H05219477 A JPH05219477 A JP H05219477A
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JP
Japan
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signal
clock
video signal
pulse
line
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4046186A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sato
啓行 佐藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ送り情報を用いて再生映像信号を量子
化する際に用いるサンプリングクロックの生成及び書き
込み同期の管理を行い、これを用いてメモリの制御を行
う。 【構成】 コントロールトラック信号120のようなテ
ープ送り情報121を持つ信号から、第3のクロック1
15の生成を行い、第3のクロック115を用いた第1
のパルス発生回路8での水平補間信号の生成、第1のパ
ルス発生回路8出力の第3の水平周期パルス111をク
ロックとして用いたラインアドレス発生回路14でのラ
インアドレス118の計数とテープ送り情報121を用
いた垂直補間信号の生成により再生ビデオ信号の状態に
左右されない第1のメモリ制御信号119を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置の信号
処理技術に関し、特に再生信号処理装置に含まれる書き
込み側でのメモリ制御部分の処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しながら従来の信号処
理装置の一例について説明する。図6は従来の信号処理
装置の回路構成例であり、図7はPLL回路の回路構成
例である。
【0003】図6において、1は復調器、3はA/D変
換器、4はメモリ、5はD/A変換器、6は同期信号抽
出回路、7は周期保護回路、8は第1のパルス発生回
路、9は第1のクロック発生回路、11は第3のクロッ
ク生成回路、12はセグメント同期信号抽出回路、13
は第2のパルス発生回路、14はラインアドレス発生回
路、15は第1のメモリ制御回路、19は第2のメモリ
制御回路、101はRF信号、102は第1の再生ビデ
オ信号、104は第1のPCMビデオ信号、105は第
2のPCMビデオ信号、106は出力ビデオ信号、10
7は同期信号、108は水平同期信号、109は第1の
水平同期パルス、110は第2の水平同期パルス、11
1は第3の水平同期パルス、113は第1のクロック、
115は第3のクロック、116はセグメント同期信
号、117は垂直同期パルス、118はセグメントアド
レス及びラインアドレス、119は第1のメモリ制御信
号、127は第2のメモリ制御信号である。
【0004】図7において、301は位相検出器、30
2は誤差信号、303はエラーアンプ、304は発振周
波数制御信号、305は電圧制御発振器、306は分周
回路、307は帰還信号である。
【0005】図6において磁気記録媒体より読み出され
るRF信号101は復調器1で復調され第1の再生ビデ
オ信号102となる。第1の再生ビデオ信号102を同
期信号抽出回路6に入力して同期信号107を抽出し、
周期及び信号幅保護処理を行い水平同期信号108を取
り出す。この水平同期信号108を用いて第1の再生ビ
デオ信号102に対し位相同期した第1の同期パルス1
09、第2の同期パルス110、第3の同期パルス11
1を生成する。同期パルスの生成を行う第1のパルス発
生回路8は水平同期信号欠落時の補間がなされる回路構
成となっている。
【0006】第3のクロック発生回路(PLL回路)の
回路構成例を図7に示す。以下図7を用いて動作の説明
を行う。
【0007】位相検出器301は、入力される第2の水
平同期パルス110と分周回路306からの帰還信号3
07との位相誤差を検出する機能を有しており、位相誤
差量に比例したパルス幅を持つ誤差信号302を出力す
る。エラーアンプ303では、誤差信号302を発振周
波数制御信号304に変換し電圧制御発振器305へ入
力する。電圧制御発振器305では発振周波数制御信号
304の変動に応じて発振周波数の変調を行い、位相基
準となる第2の水平同期パルス110の位相に近づく様
に位相の制御が行われる。以上の動作を繰り返し、信号
を巡回させる事により最終的に第3のクロック115は
位相基準に収束し、第2の水平同期パルス110に位相
同期する。
【0008】第3のクロック115を用いてA/D変換
器3で第1の再生ビデオ信号102を第1のPCMビデ
オ信号104に変換しメモリ4へ送る。
【0009】一方、垂直方向のクリアパルスとなるセグ
メント同期信号116の抽出は同期信号107を積分検
波して行い、検出したセグメント同期信号116に対し
位相同期する垂直同期パルス116を生成しセグメント
アドレス生成時のクロック、ラインアドレス118生成
時の初期化パルスに用いる。
【0010】セグメント及びラインアドレス118、第
1の水平同期パルス109、第3のクロック115を第
1のメモリ制御回路15へ入力してアドレス変換を行い
書き込み側のメモリ制御を行う第1のメモリ制御信号1
19を出力する。この信号を用いて第1のPCMビデオ
信号104をメモリ4内部に書き込み、第1のクロック
113より生成した読み出し側のメモリ4制御を行う第
2のメモリ制御信号127を用いて取り出す。メモリ4
より出力された第2のPCMビデオ信号105を、D/
A変換回路5で出力ビデオ信号106に変換する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ドロップアウト発生や
外乱混入、画像情報欠落等による再生映像信号の状態劣
化時及び、シャトルサーチ再生時の様なトラック渡りに
よるRF信号101の欠落が1テープトラックの走査毎
に生じたり、テープのあたり等によって生じる定常的な
同期抜け等により内部補間信号を使用しての推定制御の
頻度が高くなるときに、推定信号の誤差量の蓄積による
同期はずれ等により安定した画像が得られない場合があ
る。この為、これら再生ビデオ信号の状態に左右されず
に安定した同期信号抽出処理を行い、内部補間処理を助
けて、メモリ制御を安定に行える手段が必要となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理装置
は、磁気記録再生装置の再生信号処理装置に含まれる書
き込み側のメモリ制御に関するものであり、テープ送り
情報を検出するテープ送り情報検出手段と、前記テープ
送り情報から、再生速度に付随して変動する再生復調器
出力の直流変動推定値と、再生ビデオ信号のライン周期
推定値及び変動率と、1テープトラック内でのライン数
推定値を出力する変換手段と、前記直流変動推定値を用
いて復調器出力の直流電圧値の再生速度による変動を抑
える直流変動補正手段と、水晶発振器その他の安定な発
振器を用いて第1のクロックを発生する第1のクロック
発生手段と、第1のクロックに対して整数倍の周波数を
持つ第2のクロック発生手段と、前記第1のクロックに
前記第2のクロックを同期させるPLL手段と、前記ラ
イン周期推定値と前記第2のクロックを用いて映像信号
を量子化する際に用いるサンプリングクロックの生成デ
ータを作成する変調データ作成手段と、前記サンプリン
グクロックの生成データからサンプリングクロックを生
成する第3のクロック生成手段と、前記再生ビデオ信号
より同期信号を抽出する同期信号抽出手段と、前記第3
のクロックを用いて水平同期の検出保護を行う同期信号
検出保護手段と、前記第3のクロックを用いて映像信号
開始点位相を決定するラインクリアパルスとラインアド
レスを計数するラインカウントパルスの生成を行う第1
のフライホイールカウンタと、前記ライン周期変動率を
用いてセグメント同期信号を検出するセグメント同期信
号検出手段と、前記セグメント同期信号より垂直方向の
開始点パルスを生成する第2のパルス生成手段と、前記
1テープトラック内でのライン数推定値と前記ラインカ
ウントパルスによるラインカウント値との照合を行って
垂直方向の開始点パルスとする補間信号を持ち、前記ラ
インカウントパルスからセグメント内のラインアドレス
を生成して前記垂直方向の開始点パルスにより初期化す
ることのできる第2のフライホイールカウンタと、前記
テープ送り情報から検出するテープ送り方向と前記垂直
方向の開始点パルスを用いて補間信号を生成し、前記垂
直方向の開始点パルスからセグメントアドレスを生成す
る第3のセグメントカウンタと、再生ビデオ信号を前記
サンプリングクロックを用いて量子化し第1のPCMビ
デオ信号を得るA/D変換手段と、ジッタを持つ第1の
PCMビデオ信号を書き込み、リファレンスクロックで
ある第1のクロックで読み出して安定な第2のPCMビ
デオ信号を得るメモリ手段と、前記セグメントアドレス
及び前記ラインアドレス及び前記ラインクリアパルス及
びサンプリングクロックを用いて書き込み側のメモリ制
御信号を生成してメモリに第1のPCMビデオ信号を書
き込む書き込み側メモリ制御手段と、第1のクロックよ
り読みだし側のメモリ制御信号を生成して第2のPCM
ビデオ信号を読み出す読み出し側メモリ制御手段と、前
記メモリ手段より読み出されたPCMビデオ信号を第1
のクロックを用いて出力ビデオ信号に変換するD/A手
段とを有している。
【0013】また、請求項2の信号処理装置は、請求項
1の構成に加え、PCMビデオ信号から位相変動量を検
出する位相変動量検出手段と、前記位相変動量を補正処
理を行うためのデータに変換するデータ変換手段と、前
記ライン周期と前記位相変動量との加算演算を行う演算
手段と、前記演算手段出力を用いてサンプリングクロッ
クの生成データを作成するデータ作成手段と、前記デー
タ変換手段の出力信号を前記サンプリングクロックの生
成データ中に挿入するデータ挿入手段とを有している。
【0014】
【作用】本発明の信号処理装置では、磁気記録媒体より
読み出された第1の再生ビデオ信号102の状態に左右
されない例えば、コントロールトラック信号120やタ
イマーパルス信号から第2のビデオ信号103を量子化
する際に用いる第3のクロック115を生成し、また、
第3のクロック115を用いて同期保護処理を施した信
頼性の高い水平同期信号108を抽出し、第3のクロッ
ク115により補間精度の約束されたフライホイールカ
ウンタ構成よりなる第1のパルス発生回路8へ提供する
ことで、第1の再生ビデオ信号102の状態からの影響
を抑えた水平同期が得られ、また、第2のテープ送り信
号122を用いて同期抽出を安定化させたセグメント同
期信号及び、1テープトラックのライン推定数126に
より補間精度を約束されたフライホイールカウンタ構成
のセグメントカウンタを第3の水平同期パルスを用いて
動作させ、セグメント内のラインアドレスを計数するこ
とで、第1の再生ビデオ信号102の状態からの影響を
抑えた垂直同期が得られる。これによりドロップアウト
発生や外乱混入、画像情報欠落等による再生映像信号の
状態劣化時及び、シャトルサーチ再生時の様なトラック
渡りによるRF信号101の欠落が1テープトラックの
走査毎に生じたり、テープのあたり等によって生じる定
常的な同期抜け等により内部補間信号を使用しての推定
制御の頻度が高くなるときにも、従来に比べ影響の少な
いメモリ制御を行う事が可能となる。
【0015】請求項2の構成では、さらに第2のテープ
送り情報122を用いて作成したライン周期推定値12
4の再生ビデオ信号に対して持つ誤差量を検出して、周
期補正を掛ける回路を付け加えて、サンプリングクロッ
クの追従性、水平アドレスの信頼性向上を図っている。
【0016】
【実施例】以下、本発明の信号処理装置の一実施例に付
いて図面を参照しながら説明する。図1は請求項1に記
載した構成の一実施例である信号処理装置の回路ブロッ
ク図であり、図2は請求項2に記載した構成の一実施例
である信号処理装置の回路ブロック図であり、図3は第
2のクロック発生回路10の回路ブロック図であり、図
4は請求項1の構成における第3のクロック発生回路1
1の回路ブロック図であり、図5は請求項2の構成にお
ける第3のクロック発生回路11の回路ブロック図であ
る。
【0017】図1及び図2において、1は復調器、2は
DC制御回路、3はA/D変換器、4はメモリ、5はD
/A変換器、6は同期信号抽出回路、7は周期保護回
路、8は第1のパルス発生回路、9は第1のクロック発
生回路、10は第2のクロック発生回路、11は第3の
クロック生成回路、12はセグメント同期信号抽出回
路、13は第2のパルス発生回路、14はラインアドレ
ス発生回路、15は第1のメモリ制御回路、16は周期
検出回路、17は巡回型フィルタ、18は変換回路、1
9は第2のメモリ制御回路、101はRF信号、102
は第1の再生ビデオ信号、103は第2の再生ビデオ信
号、104は第1のPCMビデオ信号、105は第2の
PCMビデオ信号、106は出力ビデオ信号、107は
同期信号、108は水平同期信号、109は第1の水平
同期パルス、110は第2の水平同期パルス、111は
第3の水平同期パルス、112は第4の水平同期パル
ス、113は第1のクロック、114は第2のクロッ
ク、115は第3のクロック、116はセグメント同期
信号、117は垂直同期パルス、118はセグメントア
ドレス及びラインアドレス、119は第1のメモリ制御
信号、120はコントロール信号、121は第1のテー
プ送り情報、122は第2のテープ送り情報、123は
直流変動推定値、124はライン周期推定値、125は
ライン周期変動率、126は1テープトラック内でのラ
イン推定数、127は第2のメモリ制御信号である。
【0018】図2において、20は位相変動量検出回
路、128は第5の水平同期パルス、129は位相変動
情報である。
【0019】図3において、201は位相検出器、20
2は誤差信号、203はエラーアンプ、204は発振周
波数制御信号、205は電圧制御発振器、206は分周
回路、207は帰還信号である。
【0020】図4及び図5において、208は除算回
路、209は除算結果、210は除算結果の整数部、2
11は除算結果の小数部、212は累積加算器、213
は桁上がり情報、214は加算器、215は第3のクロ
ック生成情報、216はカウンタである。
【0021】図5において、217は第1の加算器、2
18は加算結果、219は変換回路、220は位相修正
データ、221はセレクタ回路、222は第3のクロッ
ク生成情報bである。
【0022】周期検出回路16では、例えば、磁気記録
媒体上に画像情報と共に記録されるコントロールトラッ
ク信号120のようなテープ送り情報を持つ信号の周期
計測を行い、第1のテープ送り情報121を作成する。
第1のテープ送り情報121を巡回型フィルタ17に入
力する。巡回型フィルタ17で第1のテープ送り情報1
21の積分演算を行い、平均化して精度を向上させた第
2のテープ送り情報122を出力する。第2のテープ送
り情報122を変換回路18へ入力する。
【0023】変換回路18では第2のテープ送り情報1
22を、再生速度に付随して変動する再生復調器出力の
直流変動推定値123、再生ビデオ信号のライン周期推
定値124、再生ビデオ信号のライン周期変動率12
5、1テープトラック内でのライン推定数126に変換
し、後述する第1のパルス発生回路8出力である第4の
水平同期パルス112を用いて第2のビデオ信号103
に同期させ出力する。
【0024】FM記録を行う場合、磁気記録媒体より読
み出されるRF信号101の再生速度による周波数変動
のために、復調器1出力の第1の再生ビデオ信号102
の直流変動が生じる。DC制御回路2では、この第1の
再生ビデオ信号102の直流変動を、直流変動推定値1
23を用いて抑え、第2の再生ビデオ信号103を出力
する。これにより、シャトルサーチ再生時の輝度及び色
度変化を抑えることができる。第2の再生ビデオ信号1
03をA/D変換器3と同期信号抽出回路6に入力す
る。
【0025】第2の再生ビデオ信号1031ラインの周
期を第2のクロック114で計数し第3のクロック11
5周期に相当する第2のクロック114数を導き出す第
3のクロック発生回路11の回路構成例を以下に示す。
【0026】第1のクロック発生回路9では水晶発振器
その他の周波数安定度の高い発振器を用いて第1のクロ
ック113を発生させ出力する。
【0027】第2のクロック生成回路10では、第1の
クロック113に対して整数倍の周波数を持つ第2のク
ロック114の生成を行う。このとき第3のクロック1
15に対する逓倍数が高い程、精度の高い制御を行うこ
とが可能となる。
【0028】第2のクロック発生回路10の回路構成例
を図3に示す。位相検出器201は入力される第1のク
ロック113と分周回路206からの帰還信号207と
の位相誤差を検出する機能を有しており、位相誤差量に
比例したパルス幅を持つ誤差信号202を出力する。誤
差信号202をエラーアンプ203に入力する。エラー
アンプ203では、誤差信号202を直流電圧信号の発
振周波数制御信号204に変換して電圧制御発振器20
5へ入力する。電圧制御発振器205では、発振周波数
制御信号204の変動に応じて発振周波数の変調を行
い、第2のクロック113を出力する。分周回路206
で第2のクロック113を分周して帰還信号207を位
相検出器201へ入力する事により第2のクロック11
4は、位相基準となる第1のクロック113に位相同期
する。
【0029】第3のクロック発生回路11の回路構成例
を図4に示す。第3のクロック生成回路11は、第2の
推定値124を取り込み、これを1ラインに含まれる第
3のクロック115数と考えて、除算回路208でビデ
オ信号1ラインを構成するサンプリング数での除算を行
い、1ラインにおける丸め誤差量を、第2のクロック1
14の1周期以内に抑えることのできる精度で除算結果
209を出力する。第2の水平同期パルス110により
与えるトリガ位相でいったん累積加算器212内のデー
タを初期化した後、除算結果209の小数部211を第
3のクロック115毎に累積加算し、整数部への桁上が
り情報213を除算結果209の整数部210へ加える
ことにより、1ラインに渡る任意箇所の第3のクロック
115周期を第2のクロック114の個数で算出した第
3のクロック生成情報215を生成し、第3のクロック
115毎に出力する。
【0030】第2のクロック114をクロックとして持
つカウンタの初期設定値に第3のクロック生成情報21
5を入力して、カウンタ出力のデコード値として第3の
クロック115の生成を行う。第3のクロック115を
A/D変換器3と第1のメモリ制御回路15へ入力す
る。
【0031】A/D変換器3では、第3のクロック11
5を用いて第2の再生ビデオ信号103の量子化を行い
第1のPCMビデオ信号104を出力する。第1のPC
Mビデオ信号104をメモリ4へ入力する。
【0032】同期信号抽出回路6では第2の再生ビデオ
信号103より同期信号107を抽出する。同期信号1
07を同期保護回路7とセグメント同期信号抽出回路1
2へ入力する。
【0033】同期保護回路7では、同期信号107に対
し第3のクロック115を用いて同期信号エッジをトリ
ガーにしたワンショットの周期推定ゲートを作成同期信
号周期保護処理及び信号幅保護処理を行い、負極同期信
号領域のレベルに入り込むノイズ成分や、セグメント同
期信号115等を除去した信頼性の高い水平同期信号1
08を抽出することができる。水平同期信号108を第
1のパルス発生回路8に入力する。
【0034】第1のパルス発生回路8では水平同期信号
108に対し各々一定の位相関係を保ち位相同期する第
1の水平同期パルス109、第2の水平同期パルス11
0、第3の水平同期パルス111、第4の水平同期パル
スを発生し出力する。
【0035】第1のパルス発生回路8は第3のクロック
115から水平アドレスを生成するフライホイールカウ
ンタ構成となっている。
【0036】第1の水平同期パルス109を第1のメモ
リ制御回路15へ入力し、水平方向の映像信号開始点の
決定に用いる。
【0037】一方、セグメント同期信号抽出回路12で
は、同期信号107からセグメント同期信号116を抽
出する。同期信号107は、第2の再生ビデオ信号10
3の負極信号成分を抽出した信号であるため、セグメン
ト同期信号116の他に水平同期信号108成分を情報
中に含んでいる。この為、セグメント同期信号116の
抽出は、同期信号107を積分しパルス幅の狭い水平同
期信号108のレベルが小さくなったところをコンパレ
ータで切り、水平同期信号108部を排除して行うが、
この積分器の積分定数をライン周期変動率125を用い
て可変させ、ライン周波数変動に伴う同期信号幅変動の
生じるシャトルサーチ再生時にもセグメント同期信号1
16の誤検出が生じないよう制御する。セグメント同期
信号116を第2のパルス発生回路13へ入力する。
【0038】第2のパルス発生回路13では、セグメン
ト同期信号116に対し一定の位相関係を保ち位相同期
する垂直方向の映像信号開始点を示す垂直同期パルス1
17を発生し出力する。垂直同期パルス117をライン
アドレス発生回路14へ入力する。
【0039】ラインアドレス発生回路14では、セグメ
ントカウンタにより第3の水平同期パルス111をクロ
ックとしてセグメント内のライン数を計数しており、垂
直同期パルス117を用いてセグメントカウンタの初期
化を行う。
【0040】また、ラインアドレス発生回路14は、セ
グメントカウンタでの計数値と1テープトラック内での
ライン推定数126とが一致する時、内部補間信号を出
力し、垂直同期パルス117欠落時のセグメントカウン
タの初期化を行うフライホイールカウンタ構成になって
いる。
【0041】またラインアドレス発生回路14では、垂
直同期パルス117をクロックとして用いたセグメント
アドレスの検出も行っており、第2のテープ送り情報1
22から検出したテープ送り方向情報を用いて内部補間
信号を生成するフライホイールカウンタ構成となってい
る。
【0042】ラインアドレス発生回路からラインアドレ
ス及びセグメントアドレス118を第1のメモリ制御回
路15に入力する。
【0043】第1のメモリ制御回路15では、入力され
るセグメントアドレス及びラインアドレス118、第1
の水平同期パルス109、第3のクロック115から書
き込み側のメモリ制御を行う第1のメモリ制御信号11
9を生成する。第1のメモリ制御信号119をメモリ4
へ入力する。
【0044】メモリ4では、書き込み側のメモリ制御信
号である第1のメモリ制御信号119を用いて第1のP
CMビデオ信号104をメモリ4内に格納する。
【0045】また、格納されたデータの読み出しを第1
のクロック113を用いて第2のメモリ制御回路19か
ら生成する読みだし側のメモリ制御信号の第2であるメ
モリ制御信号127を用いて行う。
【0046】リファレンスクロックである第1のクロッ
ク113を用いて読み出し側制御を行うことにより安定
な第2のPCMビデオ信号が得られる。
【0047】第2のPCMビデオ信号105をD/A変
換器5へ入力し、第1のクロック113を用いて出力ビ
デオ信号106に変換する。
【0048】請求項2の構成では、テープ送り情報を用
いて作成したライン周期推定値124の再生ビデオ信号
に対して持つ誤差量を検出して、周期補正を掛ける回路
を付け加えて、サンプリングクロックの追従性、水平ア
ドレスの信頼性向上を図るため、請求項1の回路構成例
に位相変動量検出回路20を加え、更に第3のクロック
生成回路11の回路構成部に変更を加えている。
【0049】請求項2の構成における第3のクロック発
生回路11の回路構成例を図5に示す。第3のクロック
生成回路11においてライン周期推定値124に時間軸
変動値と等価な第2のクロック114数を加算し、両デ
ータの加算結果をもって1ラインに含まれる第2のクロ
ック114数の計数値として、第3のクロック115の
生成を行う事により第3のクロック115精度の向上及
び、水平アドレスの信頼性向上を図ることができる。
【0050】位相変動量検出回路20では、第2のビデ
オ信号103の水平同期信号部の立ち上がりエッジに生
じた位相変動量を、第1のパルス発生回路8出力の第5
の水平同期パルス128で、第2のビデオ信号103中
に存在するバースト信号をサンプリングすることにより
検出される位相変動量の無い状態時のサンプリング位相
との位相差を検出して求める。
【0051】さらに、等価な第2のクロック114数で
位相変動量を計る位相変動情報129への変換を行い第
3のクロック発生回路11へ送る。
【0052】図5に第3のクロック生成回路11の回路
構成例を示す。第3のクロック生成回路11は、第2の
状態制御情報124と、位相変動量と等価な第2のクロ
ック114数の位相変動情報129を取り込み、両デー
タの加算結果をもってこれを1ラインに含まれる第2の
クロック114数の計数値とし、ビデオ信号1ラインを
構成するサンプリング数での除算を行い、1ラインにお
ける丸め誤差量を、第2のクロックの1周期以内に抑え
ることのできる精度で除算結果209を出力する。
【0053】第2の水平同期パルス110により与える
トリガ位相でいったん累積加算器212内のデータを初
期化した後、除算結果209の小数部211を第3のク
ロック115毎に累積加算し、整数部への桁上がり情報
213を除算結果209の整数部210へ加え合わせる
ことにより、1ラインに渡る任意箇所の第3のクロック
115周期を第2のクロック114の個数で算出した第
3のクロック生成情報a215を生成し、第3のクロッ
ク115毎に出力する。
【0054】第3のクロック生成情報215と、位相変
動情報129に対し逆補正を掛けるように変換回路21
9で変換を行った位相修正データ220をセレクタ回路
221へ入力し、第2の水平同期パルス110による累
積加算器212初期化時の第3のクロック生成情報a2
15中に位相修正データ220を挿入した第3のクロッ
ク生成情報b222を作成する。
【0055】第2のクロック114をクロックとして持
つカウンタ216の初期設定値に第3のクロック生成情
報b222を入力して、カウンタ216出力のデコード
値として第3のクロック115の生成を行う。
【0056】これにより位相変動情報128に相当する
第2のクロック114数分だけ逆補正を掛けるように位
相修正データ220のデコード信号の信号幅を伸縮する
ことにより第3のクロック115位相を時間軸上でシフ
トさせ、映像信号開始点に生じる位相変動をキャンセル
する。
【0057】なお、位相修正データ220は、補正が遅
れ、進み両方向に対して行われる為、バースト信号より
検出可能な範囲内での遅れ方向の最大位相変動量を検出
時にもその位相修正を行えるだけの信号幅をデコード時
に持つものとなる。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の信号処
理装置では、磁気記録媒体より読み出された第1の再生
ビデオ信号102の状態に左右されない例えば、コント
ロールトラック信号120やタイマーパルス信号から第
2のビデオ信号103を量子化する際に用いる第3のク
ロック115を生成し、また、第3のクロック115を
用いて同期保護処理を施した信頼性の高い水平同期信号
108を抽出し、第3のクロック115により補間精度
の約束されたフライホイールカウンタ構成よりなる第1
のパルス発生回路8へ提供することで、第1の再生ビデ
オ信号102の状態からの影響を抑えた水平同期が得ら
れ、また、第2のテープ送り信号122を用いて同期抽
出を安定化させたセグメント同期信号及び、1テープト
ラックのライン推定数126により補間精度を約束され
たフライホイールカウンタ構成のセグメントカウンタを
第3の水平同期パルスを用いて動作させ、セグメント内
のラインアドレスを計数することで、第1の再生ビデオ
信号102の状態からの影響を抑えた垂直同期が得られ
る。これによりドロップアウト発生や外乱混入、画像情
報欠落等による再生映像信号の状態劣化時及び、シャト
ルサーチ再生時の様なトラック渡りによるRF信号10
1の欠落が1テープトラックの走査毎に生じたり、テー
プのあたり等によって生じる定常的な同期抜け等により
内部補間信号を使用しての推定制御の頻度が高くなると
きにも、従来に比べ影響の少ないメモリ制御を行う事が
可能となる。
【0059】請求項2の構成では、さらにテープ送り情
報を用いて作成したライン周期の再生ビデオ信号に対し
て持つ誤差量を検出して、周期補正を掛ける回路を付け
加えて、サンプリングクロックの追従性、水平アドレス
の信頼性向上を図っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した構成の一実施例である信号
処理装置を示すブロック図。
【図2】請求項2に記載した構成の一実施例である信号
処理装置を示すブロック図。
【図3】第2のクロック発生回路10の一例を示すブロ
ック図。
【図4】請求項1の構成における第3のクロック発生回
路11の一例を示すブロック図。
【図5】請求項2の構成における第3のクロック発生回
路11の一例を示すブロック図。
【図6】従来の信号処理装置の一例を示すブロック図。
【図7】PLL回路の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 復調器 2 DC制御回路 3 A/D変換器 4 メモリ 5 D/A変換器 7 周期保護回路 8 第1のパルス発生回路 9 第1のクロック発生回路 10 第2のクロック発生回路 11 第3のクロック生成回路 12 セグメント同期信号抽出回路 13 第2のパルス発生回路 14 ラインアドレス発生回路 15 第1のメモリ制御回路 16 周期検出回路 17 巡回型フィルタ 18 変換回路 19 第2のメモリ制御回路 20 位相変動量検出回路 101 RF信号 102 第1の再生ビデオ信号 103 第2の再生ビデオ信号 104 第1のPCMビデオ信号 105 第2のPCMビデオ信号 106 出力ビデオ信号 107 同期信号 108 水平同期信号 109 第1の水平同期パルス 110 第2の水平同期パルス 111 第3の水平同期パルス 112 第4の水平同期パルス 113 第1のクロック 114 第2のクロック 115 第3のクロック 116 セグメント同期信号 117 垂直同期パルス 118 セグメントアドレス及びラインアドレス 119 第1のメモリ制御信号 120 コントロール信号 121 第1のテープ送り情報 122 第2のテープ送り情報 123 直流変動推定値 124 ライン周期推定値 125 ライン周期変動率 126 1テープトラック内でのライン推定数 127 第2のメモリ制御信号 128 第5の水平同期パルス 129 位相変動情報 201 位相検出器 202 誤差信号 203 エラーアンプ 204 発振周波数制御信号 205 電圧制御発振器 206 分周回路 207 帰還信号 301 位相検出器 302 誤差信号 303 エラーアンプ 304 発振周波数制御信号 305 電圧制御発振器 306 分周回路 307 帰還信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ送り情報を検出するテープ送り情
    報検出手段と、 前記テープ送り情報から、再生速度に付随して変動する
    再生復調器出力の直流変動推定値と、再生ビデオ信号の
    ライン周期推定値及び変動率と、1テープトラック内で
    のライン数推定値を出力する変換手段と、 前記直流変動推定値を用いて復調器出力の直流電圧値の
    再生速度による変動を抑える直流変動補正手段と、 水晶発振器その他の安定な発振器を用いて第1のクロッ
    クを発生する第1のクロック発生手段と、 第1のクロックに対して整数倍の周波数を持つ第2のク
    ロック発生手段と、 前記第1のクロックに前記第2のクロックを同期させる
    PLL手段と、 前記ライン周期推定値と前記第2のクロックを用いて映
    像信号を量子化する際に用いるサンプリングクロックの
    生成データを作成する変調データ作成手段と、 前記サンプリングクロックの生成データからサンプリン
    グクロックを生成する第3のクロック生成手段と、 前記再生ビデオ信号より同期信号を抽出する同期信号抽
    出手段と、 前記第3のクロックを用いて水平同期の検出保護を行う
    同期信号検出保護手段と、 前記第3のクロックを用いて映像信号開始点位相を決定
    するラインクリアパルスとラインアドレスを計数するラ
    インカウントパルスの生成を行う第1のフライホイール
    カウンタと、 前記ライン周期変動率を用いてセグメント同期信号を検
    出するセグメント同期信号検出手段と、 前記セグメント同期信号より垂直方向の開始点パルスを
    生成する第2のパルス生成手段と、 前記1テープトラック内でのライン数推定値と前記ライ
    ンカウントパルスによるラインカウント値との照合を行
    って垂直方向の開始点パルスとする補間信号を持ち、前
    記ラインカウントパルスからセグメント内のラインアド
    レスを生成して前記垂直方向の開始点パルスにより初期
    化することのできる第2のフライホイールカウンタと、 前記テープ送り情報から検出するテープ送り方向と前記
    垂直方向の開始点パルスを用いて補間信号を生成し、前
    記垂直方向の開始点パルスからセグメントアドレスを生
    成する第3のセグメントカウンタと、 再生ビデオ信号を前記サンプリングクロックを用いて量
    子化し第1のPCMビデオ信号を得るA/D変換手段
    と、 ジッタを持つ第1のPCMビデオ信号を書き込み、リフ
    ァレンスクロックである第1のクロックで読み出して安
    定な第2のPCMビデオ信号を得るメモリ手段と、 前記セグメントアドレス及び前記ラインアドレス及び前
    記ラインクリアパルス及びサンプリングクロックを用い
    て書き込み側のメモリ制御信号を生成してメモリに第1
    のPCMビデオ信号を書き込む書き込み側メモリ制御手
    段と、 第1のクロックより読みだし側のメモリ制御信号を生成
    して第2のPCMビデオ信号を読み出す読み出し側メモ
    リ制御手段と、 前記メモリ手段より読み出されたPCMビデオ信号を第
    1のクロックを用いて出力ビデオ信号に変換するD/A
    手段とを具備することを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の信号処理装置におい
    て、 PCMビデオ信号から位相変動量を検出する位相変動量
    検出手段と、 前記位相変動量を補正処理を行うためのデータに変換す
    るデータ変換手段と、 前記ライン周期と前記位相変動量との加算演算を行う演
    算手段と、 前記演算手段出力を用いてサンプリングクロックの生成
    データを作成するデータ作成手段と、 前記データ変換手段の出力信号を前記サンプリングクロ
    ックの生成データ中に挿入するデータ挿入手段とを具備
    することを特徴とする信号処理装置。
JP4046186A 1992-01-31 1992-01-31 信号処理装置 Withdrawn JPH05219477A (ja)

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Effective date: 19990408