JPH05219165A - スイッチ装置およびインターホンシステム - Google Patents

スイッチ装置およびインターホンシステム

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Publication number
JPH05219165A
JPH05219165A JP4017198A JP1719892A JPH05219165A JP H05219165 A JPH05219165 A JP H05219165A JP 4017198 A JP4017198 A JP 4017198A JP 1719892 A JP1719892 A JP 1719892A JP H05219165 A JPH05219165 A JP H05219165A
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JP
Japan
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opening
microphone
button body
button
mounting member
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Application number
JP4017198A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Matsuda
光弘 松田
Tetsushi Yamashita
哲史 山下
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】簡単な構成で、ネジなどの固着手段の外面露出
がなく、作業性良く強固に機器本体を取り付けられ、し
かも釦の操作性の良いスイッチ装置およびインターホン
を提供する 【構成】被取付面に取り付けられる取付部材81と 外
面下側に開口を有し、上端側の係止部91にて取付部材
に取り付けられる機器本体2と、 この機器本体の外面
に一端両側を支点として回動可能で開口を閉塞するよう
に設けた略左右対称形状の釦体11と、 この釦体の他
端側略中央に設けられ開口近傍に係止する係止爪14
と、 この釦体の内面に臨んで釦体の回動動作によって
制御され、機器本体の開口内略中央に配設されたスイッ
チ25と、 機器本体の開口内の下端側中央を避けた位
置に設けられ機器本体を取付部材に固定する固着手段6
5とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチ装置およびイ
ンターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、家庭用のインターホンシステム
においては、玄関の壁面等に屋外用のインターホン体を
設置するとともに、部屋内に屋内用のインターホン体を
設置し、そして、来客等の際に、屋外用と屋内用のイン
ターホン体間で相互通信を行なえるようになっている。
【0003】屋外用のインターホン体は、ケース内にマ
イク装置やスピーカ装置等が内蔵されているが、雨水等
からマイク装置やスピーカ装置等を保護するために防水
構造が採られている。
【0004】しかしながら、インターホン体を壁面など
に取り付ける方法としてネジが一般的に用いられるが、
ネジが外部に露出しているために、ネジとネジ孔との隙
間を通じて、雨水が内部に侵入する危険性がある。ネジ
部を防水加工しようとするとシール材などが必要とな
り、また、インターホン体外面にネジが露出していると
美観上好ましくなく、意匠上の制限を受けることとな
る。
【0005】ネジなどの固着手段を使わず、簡単な係合
手段にてインターホン体を取り付ける方法も考えられる
が、この方法によると、インターホン体が簡単に盗難に
あう危険性が増す。したがって、強固な固着手段が望ま
しい。
【0006】このような問題は、インターホンシステム
に限られたものではなく、機器本体とこの機器本体に取
り付けられる取付部材を有する機器であれば有する問題
である。
【0007】一方、インターホン体には、操作釦が一般
に設けられているがこの操作釦は操作性を考えると、広
い操作面積を持つものが望まれる。一方、電気的なスイ
ッチ自体は回路の小型化が進んでいるために、大きな操
作釦で小さなスイッチを操作する場合、構成如何で、ス
イッチに適正な方向以外から応力が加わりスイッチを破
壊する問題が生じたり、操作釦自体が動かないという問
題が生じる。
【0008】この点についても、インターホンシステム
に限られた問題ではなく、操作釦を有する機器全般が持
つ問題である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、ネジなどの
固着手段の外面露出がなく、作業性良く強固に機器本体
を取り付けられ、しかも釦の操作性の良いスイッチ装置
およびインターホンを提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被取
付面に対して取り付けられる取付部材と、 外面下側に
開口を有するとともに、上端側に上記取付部材に係止す
る係止部を有し、上記取付部材に取り付けられる機器本
体と、 この機器本体の外面に一端両側を支点として回
動可能に上記開口を閉塞するように設けた略左右対称形
状の釦体と、上記釦体の他端側略中央に設けられ上記開
口近傍に係止する係止爪と、 この釦体の内面に臨んで
釦体の回動動作によって制御され、上記機器本体の上記
開口内略中央に配設されたスイッチと、 上記機器本体
の上記開口内の下端側中央を避けた位置に設けられ上記
機器本体を上記取付部材に固定する固着手段と、 を具
備したことを特徴とするスイッチ装置であり、請求項2
の発明は、 上記機器本体内部にマイク装置およびスピ
ーカ装置を配設したインターホンシステムである。
【0011】ここで、インターホンシステムとは、親機
とこの親機と通信線で接続される1ないし複数個の子機
との総称をいう。
【0012】
【作用】本発明では、釦体を指などで押し回動させるこ
とで、釦体に対向するスイッチが制御される。釦体はス
イッチとは別体構成であるため、スイッチの大きさに拘
らず操作面積を大形化できる。釦体は機器本体の外面に
一端両側を支点として回動する略左右対称形状であり、
さらに、上記釦体の他端側略中央に開口近傍に係止する
係止爪が設けられているので、釦体の任意のヶ所を操作
しても偏った応力がスイッチに加わることがなく、操作
性が良い。機器本体と取付部材の固着は、機器本体上部
では係止部によって取付部材に係止され、機器本体下部
では機器本体下部開口内の固着手段によって取付部材と
固着される。固着手段は、スイッチ、係止爪の配置上、
開口下端中央を避けた位置に設けられるが、実験の結
果、固着性に何等問題なかった。また、固着手段は上記
釦体で覆われるために機器本体の外側に露出しないた
め、美観性、防水性に優れる。さらに、機器本体の開口
は単一の係止爪を外すことで露呈するので、固着作業性
が良い。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0014】図において、インターホン体1は、機器本
体としてのケース2と、スイッチ装置3と、マイク装置
4と、スピーカ装置5とを備えている。
【0015】前記ケース2は、裏面を開口した枠状に合
成樹脂にて形成された表ケース6と、この表ケース6の
裏面内側に嵌合状態に取付けられる合成樹脂にて形成さ
れた裏カバー7とから構成されている。
【0016】前記スイッチ装置3は、表ケース6の前面
に配設される釦体11を備えている。この釦体11は、表ケ
ース6の面積に比べて比較的大きい面積の略四角形状に
形成され、上端の内面両側に、略L字状の支持片部12が
突設されているとともに各支持片部12の先端外側面に突
部13が突設され、また、下端の内面中央に、先端下面に
爪部14aを突設した係止爪14が突設されている。
【0017】そして、表ケース6には、釦体11が嵌合配
置される凹部15が設けられ、この凹部15の上端両側に各
支持片部12が挿通される挿通孔16が設けられている。こ
の両挿通孔16の外側縁部の間隔は両支持片部12の間隔と
略同一であり、各支持片部12を弾性変形させた状態で各
突部13を各挿通孔16に前方から挿入することにより、突
部13が挿通孔16の縁部17に係合して抜け止めがなされ
る。したがって、釦体11は上端側を支点として下端側が
開閉回動可能に表ケース6に取付けられる。
【0018】また、表ケース6の内面の各挿通孔16の外
縁部には支持壁部18がそれぞれ突設されており、この支
持壁部18の対向する面には、釦体11の閉状態(図2、図
4および図5に示す状態)での突部13の位置に対応し
て、両突部13の間隔より広い間隔で対向する支持面部19
が上方に拡開する傾斜状に設けられ、かつ、この支持面
部19の下端に連続し、釦体11の開状態(図3に示す状
態)での突部13の位置に対応して、両突部13の間隔より
狭い間隔で対向する保持面部20が設けられている。
【0019】さらに、凹部15の下端中央に、係止爪14が
挿通する挿通孔21が設けられ、この挿通孔21の下縁部に
係止爪14の爪部14aが係合する爪部22aを有する係合爪
22が一体に突設されているとともに、この係止爪22の先
端に爪部22aを爪部14aから離反させて係合を解除させ
るための解除部23が一体に突設されている。
【0020】そして、釦体11は、後述する伝達体26の弾
性によって、係止爪14が係合爪22に係合する状態となる
ように前方に付勢され、上端側を支点として、下端側が
押動操作可能となっている。このとき、釦体11の両支持
片部12の突部13が、両突部13の間隔より広い間隔で対向
する両支持壁部18の支持面部19の位置にあり、押体11の
回動に支障がないようになっている。
【0021】また、凹部15の中央には、開口部24が設け
られ、この開口部24内に、釦体11の応動操作力をケース
2内に配設されたスイッチ25に伝達する伝達体26が一体
に設けられている。この伝達体26は、開口部24の上縁部
から湾曲部27を介して略U字状の揺動片28が設けられ、
この揺動片28の下端外面に釦体11の内面に当接する当接
片29が設けられているとともに、伝達片28の下端よりや
や上部寄りの内面から内側上方に向けて突出する略L字
状に押圧片30が設けられている。そして、湾曲部27が釦
体11の回動支点の近傍に位置する支点であり、当接片29
が釦体11の応動操作力を受ける力点であり、押圧片30が
応動操作力をスイッチ25に伝達する作用点である。
【0022】また、スイッチ25は、押圧片30に対向し
て、表ケース6の内面にねじ止めされる基板31に搭載さ
れている。この基板31には他の電気部品32も搭載されて
おり、電気回路33が構成されている。
【0023】前記マイク装置4は、円筒状で前面に採音
部を設けたマイク本体41を有し、このマイク本体41をマ
イク収納体42に収納して、表ケース6の内側に取付ける
ようにしている。マイク収納体42は、ゴム製で、前面
に、円形の凹部43が設けられているとともに、この凹部
44の内側にマイク本体41の前面が臨む通孔44が設けられ
ている。
【0024】そして、表ケース6には、ケース前面部に
連通開口する縦長スリット状の開口部45が設けられ、開
口部45の内面側に周囲に位置してマイク収納体42が挿入
固定される筒状の保持枠46が突設されるとともに、この
保持枠46の内側で開口部45の周囲にマイク収納体42の凹
部43内に嵌合する環状の突部47が突設されている。
【0025】また、マイク収納体42を保持枠46内に挿入
する際には、防水フィルム48が介在される。
【0026】前記スピーカ装置5は、スピーカ本体51を
備えている。そして、表ケース6には、ケース前面部に
連通開口する横長スリット上で上下方向に複数段の開口
部52が設けられ、この開口部52の内面側に周囲に位置し
てスピーカ本体51の前端周縁を嵌合する環状の保持枠53
が突設されている。なお、スピーカ本体51を保持枠52内
に嵌合する際には、図示しない防水フィルムが介在され
る。
【0027】前記表ケース6の内側には、周壁部内側に
裏ケース7の内面が当接するリブ61が突設され、上壁部
内側のリブ61の後側両横位置に一対の引掛爪62が突設さ
れ、下壁部両側に取付孔63を有するボス64がリブ61と同
じ高さに突設され、挿通孔21の側部に挿通孔65を有する
ボス66が突設されている。なお、固着手段としての挿通
孔65が凹部15内に連通開口され、その開口端に径大部67
が設けられている。
【0028】前記裏カバー7には、周縁部に表ケース6
の裏面内側に入り込むように配置されてリブ61やボス64
に当接する取付板部68が設けられている。この取付板部
68の上端部に、各引掛爪62と嵌合する例えば凹部69が設
けられ、この凹部69の内側略半分には各引掛爪62の内側
略半分の前面に嵌合する係止部69aがそれぞれ設けら
れ、凹部69の外側略半分には各引掛爪62の外側略半分に
対応して切欠部70が設けられている。取付板部68の下端
両側には、通孔71が設けられている。
【0029】そして、裏カバー7の上端の各凹部69に表
ケース6の引掛爪62を嵌合して係止部69aを引掛爪62の
内側略半分の前面側に引掛け、裏カバー7を表ケース6
の内側に嵌合するとともにリブ61やボス64に当接させ、
裏カバー7の外側から図示しないねじを各通孔71に挿入
してボス64の取付孔63に螺着することにより、表ケース
6と裏カバー7とが結合固定される。
【0030】また、裏カバー7には、取付板部68の略中
央域に、電気回路部33の収納位置に対応して、取付板部
68よりも外面側に突出する突出部72が設けられている。
解除部23の位置に対応して、取付板部68よりも内面側に
凹む凹部73が設けられ、この凹部73に解除部23の先端が
突出する挿通孔74が設けられている。スピーカ本体51の
収納位置に対応して、略U字状のスリット75を介してス
ピーカ本体51を前方に押圧する押圧片76が設けられてい
る。ボス66の突出位置に対応して、ボス66が挿通嵌合さ
れる切欠部77が設けられている。後述する取付部材81の
取付孔84の各位置に対応して、突出部72より内面側に凹
む凹部78,79が設けられている。
【0031】さらに、裏カバー7の外面には端子取付部
79が設けられており、この端子取付部78には内部の電気
回路部33と接続される図示しない接続端子が取付けら
れ、施工時に他のインターホン体と配線用電線で接続さ
れる。
【0032】次に、インターホン体1を玄関の壁面等に
取付けるための取付部材81は、金属板からなり、前面を
インターホン体1の取付面とするとともに背面を壁面等
に固定する固定面とし、表ケース6の裏面内側に嵌合可
能とする形状寸法に形成され、両側には表ケース6の両
側壁部の内側に嵌合されるフランジ部82が折曲形成され
ている。
【0033】また、取付部材81の中央には裏カバー7の
突出部72が嵌合する開口部83が設けられ、この開口部83
の上下縁部に横長の取付孔84がそれぞれ設けられてい
る。
【0034】さらに、取付部材81の上縁部には、裏カバ
ー7の各切欠部70を通じて表ケース6の各引掛爪62の外
側略半分の前面に係合する略L字状の一対の係止爪85が
前面側に突設されている。下縁部中央には、取付片86が
前面側に切り起こされ、この取付片86にボス66の挿通孔
65と同軸にねじ孔87が設けられている。
【0035】次に、本実施例の作用を説明する。
【0036】インターホン体1を例えば玄関の壁面等に
取付施工する場合には、まず、取付部材81の背面の固定
面を、壁面等の所定位置や予め壁面等に取付用ボックス
が埋設される場合にはその取付用ボックスの位置に合わ
せ、取付部材81の各取付孔84を通じて図示しない固定ね
じを壁面等や取付要ボックスに螺着することにより、取
付部材81を壁面等に固定する。
【0037】また、インターホン体1を取付部材81に取
付けるのにあたり、図3に示すように、釦体11を開いて
おく。釦体11を開くには、裏カバー7の裏面の凹部73に
突出している解除部23を下方に応動させ、解除部23と一
体の係合爪22を係止爪14から外すことにより、釦体11の
下端側の係止を解除し、釦体11の上端側を支点として下
端側を上方に回動させて開くことができる。
【0038】この釦体11を開く方向に回動させていく
と、釦体11の両支持片部12の突部13は、両支持壁部18の
支持面部19に当接する位置から、支持面部19の下側の保
持面部20に当接する位置に移る。この両支持壁部18の両
保持面部20は両突部13の間隔より狭い間隔で対向してい
るため、両支持片部12が相対する内方に弾性変形されて
突部13が保持面部20に圧接し、この圧接力により釦体11
は開いた状態に保持される。 さらに、壁面等や取付用
ボックス内に導かれている配線用電線を、端子取付部78
に配設された接続端子に接続する。
【0039】そして、取付部材81の各係止爪85に、イン
ターホン体1の裏カバー7の各切欠部70を通じて、表ケ
ース6の各引掛爪62の外側略半分を引掛け、取付部材81
の周囲に表ケース6の周囲を嵌合する。この嵌合状態
で、ボス66の先端面が取付片86に接合する。
【0040】凹部15の前方から挿通孔65に取付ねじ91を
挿入し、固着手段としての取付ねじ91のねじ部先端を取
付片86のねじ孔87に螺着して締付ける。なお、取付ねじ
91の頭部91aは径大部67に収容される。
【0041】そして、釦体11を閉じる方向に回動させ、
釦体11の係止爪14を係合爪22に係合させる。
【0042】このようにして、インターホン体1が玄関
の壁面等に取付施工され、屋内等に配設された対となる
インターホン体と電気的にも接続される。
【0043】次に、来客者等がインターホンを利用する
場合、インターホン体1の釦体11を押動操作することに
より、伝達体26を介してスイッチ25が作動し、呼出しが
なされる。釦体11の押動操作を解除すると、伝達体26の
弾性により係止爪14が係合爪22に係合する状態まで前方
に押し戻され、スイッチ25がオフする。
【0044】そして、屋内等に設置されたインターホン
体で応答すると、スピーカ本体51から応答音声が発せら
れる。かつ、インターホン体1に向けて発せられた来客
者の音声がマイク本体41で採音され、屋内のインターホ
ン体に伝達される。
【0045】また、表ケース6の前面にはマイク装置4
の開口部45およびスピーカ装置5の開口部52がそれぞれ
開口されているが、それぞれ防水構造が採られているた
め、雨水等がケース内部に侵入するのを防止できる。
【0046】そして、マイク装置4の防水構造では、マ
イク本体41を収納したマイク収納体42を保持枠46内に挿
入する際に、防水フィルム48を介在させるようにしてい
るが、マイク収納体42を保持枠46の最も奥側まで挿入す
れば、マイク収納体42の凹部43に環状の突部47が入り込
むため、その突部47で防水フィルム48が周囲全方向に略
均等に引張られる。そのため、防水フィルム48を平面的
に張ることができ、所望のマイク感度を確保できる。
【0047】また、釦体11を開くと、釦体11の両支持片
部12の突部13が両支持壁部18の保持面部20にそれぞれ圧
接する。そのため、釦体11を開いた状態に保持すること
ができ、取付ねじ91の螺着作業や、例えば凹部15に臨ま
せてスピーカ本体51の音量ボリューム等を配設した場合
の長生作業を容易に行なえる。
【0048】また、釦体11を押動操作すると、伝達体26
の力点である当接片29で押動操作力を受け、支点である
湾曲部27を支点として揺動片28が揺動し、作用点である
押圧片30でスイッチ25を押すことになる。そのため、釦
体11を押動操作する力がスイッチ25には直接加わらず、
押動操作力が大きくても伝達体26が弾性変位して吸収す
ることにより、スイッチ25に無理な力が加わるのを防止
でき、スイッチ25の故障や破損を防止できる。
【0049】また、釦体11を開く際には、裏カバー7か
ら突設した解除部23を操作することにより、表ケース6
から裏カバー7を外すことなく、釦体11の係止爪14と表
ケース6の係合爪22との係合を解除することができる。
しかも、裏カバー7は、電気回路部33の収納位置に対応
して収納に必要な寸法の突出部72を設け、解除部23の突
出部分に対応する部分に指先等を挿入して解除部23を操
作するための凹部73に設けたことにより、ケース2の厚
み寸法を大きくすることなく、解除部23の操作性を良好
にできる。
【0050】また、取付部材81を金属板にて表ケース6
の裏面内側に嵌合可能に形成したので、取付部材81にイ
ンターホン体1を取付けた際に取付部材81を隠蔽して外
観を良好にできるとともに、取付部材81の肉厚を薄くし
て薄型化できる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、釦体を指などで押し回
動させることで、釦体に対向するスイッチが制御され
る。釦体はスイッチとは別体構成であるため、スイッチ
の大きさに拘らず操作面積を大形化できる。釦体は機器
本体の外面に一端両側を支点として回動する略左右対称
形状であり、さらに、上記釦体の他端側略中央に開口近
傍に係止する係止爪が設けられているので、釦体の任意
のヶ所を操作しても偏った応力がスイッチに加わること
がなく、操作性が良い。機器本体と取付部材の固着は、
機器本体上部では係止部によって取付部材に係止され、
機器本体下部では機器本体下部開口内の固着手段によっ
て取付部材と固着される。固着手段は、スイッチ、係止
爪の配置上、開口下端中央を避けた位置に設けられる
が、実験の結果、固着性に何等問題なかった。また、固
着手段は上記釦体で覆われるために機器本体の外側に露
出しないため、美観性、防水性に優れる。さらに、機器
本体の開口は単一の係止爪を外すことで露呈するので、
固着作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すインターホン体の一部
の断面図である。
【図2】インターホン体の断面図である。
【図3】インターホン体の釦体をひらいた状態の一部の
断面図である。
【図4】インターホン体の正面図である。
【図5】インターホン体の表ケースの背面図である。
【図6】インターホン体の取付部材を組合わせた背面図
である。
【符号の説明】
2…機器本体、4…マイク装置、5…スピーカ装置、11
…釦体、14…係止爪、81…取付部材、固着手段…65、9
1、69a…係止部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被取付面に対して取り付けられる取付部材
    と、 外面下側に開口を有するとともに、上端側に上記取付部
    材に係止する係止部を有し、上記取付部材に取り付けら
    れる機器本体と、 この機器本体の外面に一端両側を支点として回動可能に
    上記開口を閉塞するように設けた略左右対称形状の釦体
    と、 上記釦体の他端側略中央に設けられ上記開口近傍に係止
    する係止爪と、 この釦体の内面に臨んで釦体の回動動作によって制御さ
    れ、上記機器本体の上記開口内略中央に配設されたスイ
    ッチと、 上記機器本体の上記開口内の下端側中央を避けた位置に
    設けられ上記機器本体を上記取付部材に固定する固着手
    段と、 を具備したことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】被取付面に対して取り付けられる取付部材
    と、 外面下側に開口を有するとともに、上端側に上記取付部
    材に係止する係止部を有し、上記取付部材に取り付けら
    れるマイク装置およびスピーカ装置を内部に配設した機
    器本体と、 この機器本体の外面に一端両側を支点として回動可能に
    上記開口を閉塞するように設けた左右対称形状の釦体
    と、 上記釦体の他端側略中央に設けられ上記開口近傍に係止
    する係止爪と、 この釦体の内面に臨んで釦体の回動動作によって制御さ
    れ、上記機器本体の上記開口内略中央に配設されたスイ
    ッチと、 上記機器本体の上記開口内の下端側中央を避けた位置に
    設けられ上記機器本体を上記取付部材に固定する固着手
    段と、 を具備したことを特徴とするインターホンシステム。
JP4017198A 1992-02-01 1992-02-01 スイッチ装置およびインターホンシステム Pending JPH05219165A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108696643A (zh) * 2018-05-16 2018-10-23 维沃移动通信有限公司 一种按键响应方法及终端设备

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CN108696643A (zh) * 2018-05-16 2018-10-23 维沃移动通信有限公司 一种按键响应方法及终端设备

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