JPH05218892A - デジタル受信機において動作を示す背景ノイズを提供するための装置および方法 - Google Patents
デジタル受信機において動作を示す背景ノイズを提供するための装置および方法Info
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Abstract
って知ることができるようにする。 【構成】 デジタル受信機(40)に背景ノイズ発生器
(60)を設けて、該受信機の可聴出力に小さな、制御
された量の背景ノイズを発生させ、オペレータに該受信
機の連続的な動作状態を表示する。
Description
かつより詳細には該受信機の状態(ステータス)の可聴
表示を提供しないデジタル受信機の改良に関する。
RF信号はデジタル信号を抽出するために変換され、該
デジタル信号は受信機のボコーダ部分に供給されて受信
された入力信号に応じたオーディオ出力を供給する。非
常に弱い信号が受信されている場合あるいは何らのRF
信号も受信されていない期間の間は受信機からオーディ
オ出力はない。この出力の欠如はオペレータにとって非
常にまずい環境を生成するが、それはオペレータが受信
機が故障したのか、何らの信号も送信されていないの
か、あるいはオーディオが送信されていないのかを知り
得ないからである。
いは受信機のシステム捕捉(acquisition)
を提供するライト(light)を受信機の制御パネル
上に設けることによりこの問題を解決するよう試みてい
る。
1つはオペレータが常に制御パネルを見なければならな
いことである。これは特に受信機を運用している間に何
か他の機能を行っている場合には実際的な解決方法では
ない。
が大いに改善される新しいかつ改良されたデジタル受信
機を提供することにある。
表示を含むデジタル受信機を提供することにある。
機のオペレータ環境を改善する方法を提供することにあ
る。
ナを備えるかあるいは異なる伝搬経路で信号を受信する
デジタル無線機の動作を改善する方法を提供することに
ある。
動作を表示するバックグラウンドノイズを提供するため
のデジタル受信機における装置によって実現され、該装
置はRF部、デジタル部およびオーディオ部を備えたデ
ジタル受信機、そして前記デジタル部およびオーディオ
部の1つに結合されて受信機の動作を示すバックグラウ
ンドノイズを提供するためのバックグラウンドノイズ出
力を有するバックグラウンドノイズ発生器を含む。1つ
の目的はデジタル受信機がオペレータが現在親しんでい
る受信機により近く聞こえるようにすることである。
信機におけるオペレータ環境を改善する方法によって実
現され、該方法はRF部、デジタル部およびオーディオ
部を備えたデジタル受信機を提供する段階、バックグラ
ウンドノイズ信号を発生する段階、および発生されたバ
ックグラウンドノイズ信号を受信機のオーディオ部に供
給する段階を含む。
2つのデジタル受信機10および12が送信機10に対
して異なる方向で図示されている。受信機10はほぼ半
球状の受信パターンを有し、図1においては、送信機1
5からの最大感度の受信のためにほぼ水平に向いている
アンテナ16を有する。受信機12は受信機10のアン
テナ16とほぼ同様の、アンテナ18を有するが、受信
機12は送信機10に対して回転しておりそれによって
受信感度が大幅に低下している。
「ワイヤレス」電話、地上セルラ電話および衛星をベー
スとしたシステムのためのセルラ電話に使用される。デ
ジタル受信機はオーディオ情報を受信するために使用さ
れる任意の受信機において使用できる。もちろん、デジ
タル受信機は受信されたアナログRF信号をデジタル信
号に変換しかつデジタルろ波するための回路を含み、該
デジタルろ波は、その性質上、標準のAMおよびFM受
信機に存在するような背景ノイズを含まない。従って、
受信信号の喪失は受信機からのオーディオ出力がなくな
る結果となる。幾つかの場合には、受信機12の回転、
あるいは方向、が非常に著しく、送信信号の受信が完全
に失われるか、あるいは非常に低く、それらが受信機の
より低いしきい値に適合しなくなる。そのような場合に
は、受信機は動作していないように見え、これはその正
しい動作についての何らの表示も存在しないからであ
る。
に受信機における信号のフェーディングまたは損失の理
由の1つの例に過ぎない。他の例はスキップパターンの
外に移動すること、障害物の後ろに移動すること、マル
チパスシステムにおいて好ましい経路を失うこと、衛星
が頭上を通過すること、その他とすることができる。受
信機10および12はデジタル受信機でありかつフェー
ディングまたは信号の損失がより低い受信しきい値を超
えると、該受信機のオーディオ出力がゼロに低下する。
そのような場合、オペレータは送信が停止したのか、オ
ペレータの受信機が動作を停止したのか、メッセージが
終了したのか、受信機のアンテナが再方向転換を必要と
するのか、その他を知ることができない。
1の受信機12)、オペレータは受信機のアンテナが方
向違いであることあるいは送信信号を適切に受信するよ
うにそのアンテナをどのようにして方向付けるかを知ら
ない。受信機12の制御パネルに動作ライトが設けられ
ていても、オペレータは受信機12が動作していること
に気付くのみでありかつ何らかの再方向転換が必要であ
るという何らの表示もない。例えば、幾つかの現行のセ
ルラ電話においては、ライトが該電話機が使用可能なサ
ービスエリアにあることを表示するようになっているが
利用可能なマージンを表示しない。従って、該電話機は
セルラ中継器の隣にあるかも知れずあるいは与えられた
アンテナ方向に対するそのレンジの丁度わずかに内側に
あるだけであるかも知れない。
デジタル受信機20の単純化したブロック図が示されて
いる。受信機20は、アンテナ21、RF部23、ボコ
ーダ27を含むデジタル部、およびオーディオ増幅器2
9および最終オーディオ回路段31を含むオーディオ部
を含む。最終オーディオ回路段31は信号をスピーカ、
イアホーン、オーディオシンセサイザ等である変換器3
3に供給してオーディオサウンドを生成する。
の出力から入力信号を受けるよう接続されている。可変
振幅ノイズ発生器35は背景(background)
ノイズ信号をミキサ37を通して最終オーディオ回路段
31に供給する。この好ましい実施例においてはミキサ
37はオーディオ増幅器29および最終オーディオ回路
段31の間に配置されてノイズ信号をオーディオ増幅器
29によって供給されるオーディオ信号と混合するが、
可変振幅ノイズ発生器35により発生されたノイズはオ
ーディオ部における任意の場所でチャネルに導入できる
ことが理解される。この実施例では、可変振幅ノイズ発
生器35の回路はノイスダイオードによって発生され、
該ノイズダイオードは商業的に入手可能な装置である。
前記ノイズはランダム周波数発生器、あるいは、もしR
F部23がIFビート信号のような、低周波信号成分を
含んでおればリニアあるいは何らかのより複雑な応答を
有する1つのトランジスタの増幅器程度の簡単な発生器
を使用して発生できる。前記増幅器はもし特定の用途に
ついて望ましければ数段の増幅および応答調整を含むこ
とができる。
オ部に導入される背景ノイズはRF部における信号(受
信信号)が最も弱い時に最も強力であり、かつ、RF部
における信号が強度を増すに応じて、背景ノイズ信号は
低減される。従って、受信機12(図1)が送信信号の
より良好な受信に向けて方向転換されるに応じて、背景
ノイズの振幅は低下しかつオペレータは受信機が正しい
方向に移動していることを知る。一般に、適切に受信さ
れた信号が存在する場合でも少しの量の背景ノイズを挿
入することが望ましい。この背景ノイズはオペレータに
受信機が適切に動作していることを連続的に知ることが
できるようにしてオペレータ環境を改善する。例えば、
通話中の比較的長い中断の間に、オペレータは正しい動
作を確かめることができかつ通信の中断が生じているか
否かについて心配することがなくなる。
異なる実施例が単純化したブロック図形式で示されてい
る。受信機40はアンテナ42、RF部44、ミキサ4
8とボコーダ50を含むデジタル部、そしてオーディオ
増幅器52、最終オーディオ回路段54およびオーディ
オ変換器56を含むオーディオ部を含む。この特定の実
施例においては、可変振幅ノイズ発生器60が設けら
れ、これはデジタルノイズ信号をミキサ48を介してボ
コーダ50に供給する。ミキサ48の第2の入力はRF
部44からの出力信号を、それがデジタル化された後
に、受信する。もちろん、可変振幅ノイズ発生器60の
デジタル出力信号は一定のトーン、周期的に中断される
オーディオトーン(例えば、ビープ)、その他とするこ
とができることが理解される。従って、デジタルノイズ
は受信機40のデジタル部において前記デジタル信号と
混合されオペレータの環境を改善するために何らかの背
景ノイズを提供する。
生器60はRF部44の出力信号によって制御され、そ
れにより背景ノイズの振幅が信号強度が増大するに応じ
て低減され、この場合信号強度はRF部44の出力にお
いて測定される。もし望むならば、制御信号は、例え
ば、自動利得制御の出力のような、受信機の他の部分に
おいて発生できるが、RF信号の振幅は自然でかつ利用
可能な制御信号であることが理解される。
ズ信号を有することが望ましくかつその振幅の連続的な
制御は必要でないかも知れない。そのような場合には、
単純なノイズ発生器が可変振幅ノイズ発生器35(図
2)または60(図3)の代わりに使用されかつRF部
23(図2)または45(図3)からの制御ラインは使
用されない。
デジタル部は最終的にボコーダ50、あるいは同様の回
路に信号を供給する、デジタル信号プロセッサ(DS
P)を含む。該DSPはプログラム、カスタム集積回
路、ボードその他を備えたマイクロプロセッサでよい。
幾つかの場合には、ボコーダ動作もDSPで行うことが
できる。この特定の実施例が図4に示されており、そこ
では図3と同様の構成要素は同じ数字で示されておりか
つすべての数字は異なる実施例を示すために加えられた
プライム(′)を有する。DSP 47′はミキサ4
8′、ボコーダ50′および可変振幅ノイズ発生器6
0′を含むものとして図示されている。受信機40′に
おいては、ノイズ発生器機能はDSP 47′において
行われ、該DSP47′は少量のデジタルノイズをボコ
ーダ50′に対し発生させあるいは通過させるようプロ
グラムされている。
するために背景ノイズ発生回路を含む改善されたデジタ
ル受信機が開示された。信号が受信されていない期間中
はオペレータは正常な背景ノイズを聞き受信機の正しい
動作を確認する。さらに、受信機が方向性アンテナを含
むかあるいは複数の伝搬経路がある場合には、オペレー
タは背景ノイズを使用して受信機およびアンテナを良好
な受信のために適切に方向付ける。一般に、背景ノイズ
は受信機に対し最小量の変更および費用によって挿入さ
れる。
説明されたが、当業者にはこの他の変更および改善も可
能である。従って、この発明は示された特定の形式に限
定されるのではなくかつ添付の請求の範囲がこの発明の
精神および範囲からはずれることのないすべての変更を
カバーするものと考えている。
説明的斜視図である。
す単純化したブロック図である。
の実施例を示す単純化したブロック図である。
を、図3と同様に示す、単純化したブロック図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 デジタル受信機における、動作を示す背
景ノイズを提供するための装置であって、RF部(2
3)、デジタル部(27)およびオーディオ部(29,
37,31,33)を含むデジタル受信機(20)を具
備し、信号が前記RF部(23)から前記オーディオ部
(37)に対し、前記デジタル部(27)を通ることな
しに、結合されて受信機(20)の動作を示す背景ノイ
ズを提供することを特徴とするデジタル受信機における
動作を示す背景ノイズを提供するための装置。 - 【請求項2】 デジタル受信機(20)における、動作
を示す背景ノイズを提供するための装置であって、 RF部(23)、デジタル部(27)およびオーディオ
部(29,37,31,33)を含むデジタル受信機
(20)、そしてデジタル(48,50)およびオーデ
ィオ(37)部の1つに結合された背景ノイズ出力を有
し前記受信機の動作を示す背景ノイズを提供するための
背景ノイズ発生器(35)、 を具備することを特徴とするデジタル受信機(20)に
おける動作を示す背景ノイズを提供するための装置。 - 【請求項3】 前記背景ノイズ発生器(35)は可変振
幅出力を含み、該可変振幅出力の大きさは制御入力によ
って制御され、該制御入力は前記受信機のRF部(2
3)に結合されて前記受信機に結合される背景ノイズの
振幅を制御することを特徴とする請求項2に記載の装
置。 - 【請求項4】 さらに、前記RF部(23)に結合され
たアンテナ(21)を含み、該アンテナ(21)は該ア
ンテナがほぼRF信号の送信源から増大した信号強度の
方向に向くに応じて増大した振幅の入力RF信号を供給
することを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項5】 デジタル通信システムにおける、動作を
示す背景ノイズを提供するための装置であって、 アンテナ(42)、該アンテナ(42)に接続されたR
F部(44,46)、前記RF部から信号を受信するよ
うに接続されたデジタル部(48,50)、およびオー
ディオ部(52,54,56)を含むデジタル受信機
(40)、そして前記RF部(44)に結合された制御
信号入力および、受信機の動作を示す背景ノイズを提供
するために、前記デジタル部(48)に結合された信号
出力を有する振幅制御可能なノイズ発生器(60)であ
って、該ノイズ発生器(60)はRF部(44,46)
に結合された制御信号入力を有し受信信号に応じて前記
背景ノイズの振幅を制御するもの、 を具備することを特徴とするデジタル通信システムにお
ける動作を示す背景ノイズを提供するための装置。 - 【請求項6】 デジタル通信システムにおける、動作を
示す背景ノイズを提供するための装置であって、 アンテナ(42)、該アンテナ(42)に接続されたR
F部(44,46)、該RF部から信号を受信するよう
接続されたデジタル部(48,50)、およびオーディ
オ部(52,54,56)を含むデジタル受信機(4
0)、そして前記RF部(44)に結合された制御信号
入力および、受信機の動作を示す背景ノイズを提供する
ために、前記デジタル部(48)に結合された信号出力
を有する振幅制御可能なノイズ発生器(60)であっ
て、該ノイズ発生器(60)は前記RF部(44,4
6)に結合されて受信信号に応じて背景ノイズの大きさ
を制御するための制御信号入力を有するもの、 を具備し、前記デジタル受信機のデジタル部(48,5
0)はDSPを含みかつ該DSPは振幅制御可能なノイ
ズ発生器(60)を含むことを特徴とするデジタル通信
システムにおける動作を示す背景ノイズを提供するため
の装置。 - 【請求項7】 デジタル通信システムにおける、動作を
示す背景ノイズを提供するための装置であって、 アンテナ(42)、該アンテナ(42)に接続されたR
F部(44,46)、該RF部から信号を受信するよう
に接続されたデジタル部(48,50)、およびオーデ
ィオ部(52,54,56)を含むデジタル受信機(4
0)、そして前記RF部(44)に結合された制御信号
入力および、前記受信機の動作を示す背景ノイズを提供
するために、前記デジタル部(48)に結合された信号
出力を有する振幅制御可能なノイズ発生器(60)であ
って、該ノイズ発生器(60)は受信信号に応じて背景
ノイズの振幅を制御するために前記RF部(44,4
6)に結合された制御信号入力を有するもの、 を具備し、前記振幅制御可能なノイズ発生器(60)は
前記受信機のRF部(44,46)からの制御信号に応
じて前記受信信号の振幅に関係する振幅を有する背景ノ
イズ信号を発生し、その背景ノイズ信号は前記受信信号
の振幅がほぼゼロである場合に最大の振幅を有すること
を特徴とするデジタル通信システムにおける動作を示す
背景ノイズを提供するための装置。 - 【請求項8】 RF部(44,46)、デジタル部(4
8,50)およびオーディオ部(52,54,56)を
含むデジタル受信機(40)を提供する段階、背景ノイ
ズ信号を発生する段階、および発生した該背景ノイズ信
号を受信機に供給する段階を具備することを特徴とする
デジタル受信機におけるオペレータの環境を改善する方
法。 - 【請求項9】 デジタル受信機においてオペレータの環
境を改善する方法であって、RF部(44,46)、デ
ジタル部(48,50)、およびオーディオ部(52,
54,56)を含むデジタル受信機を提供する段階、背
景ノイズ信号を発生する段階、および発生した該背景ノ
イズ信号を受信機に供給する段階を具備し、前記背景ノ
イズ信号を発生する段階は受信されたRF信号の振幅を
検知する段階および該受信された信号の振幅に関係する
振幅を有する背景ノイズ信号を発生する段階を含み、前
記受信されたRF信号の振幅がほぼゼロの場合に最大の
振幅を有することを特徴とするデジタル受信機における
オペレータの環境を改善する方法。 - 【請求項10】 デジタル受信機におけるオペレータの
環境を改善する方法であって、RF部(44,46)、
デジタル部(48,50)、およびオーディオ部(5
2,54,56)を含むデジタル受信機(40)を提供
する段階、背景ノイズ信号を発生する段階、および発生
した該背景ノイズ信号を受信機に供給する段階を具備
し、前記背景ノイズ信号を発生する段階は受信されたR
F信号の振幅を検知する段階および該受信された信号の
振幅に関係する振幅を有する背景ノイズ信号を発生する
段階を含み、前記受信されたRF信号の振幅がほぼゼロ
の場合に最大の振幅となり、前記デジタル受信機(4
0)を提供する段階は、前記RF部(44,46)に結
合されたアンテナ(42)を備えたデジタル受信機(4
0)を提供する段階を含み、前記アンテナは該アンテナ
がほぼ前記RF信号の送信源からの増大された信号強度
の方向に向いている時に増大した振幅の入力RF信号を
供給することを特徴とするデジタル受信機におけるオペ
レータの環境を改善する方法。
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