JPH10190504A - アンテナ方向調整制御方式 - Google Patents

アンテナ方向調整制御方式

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Publication number
JPH10190504A
JPH10190504A JP34948896A JP34948896A JPH10190504A JP H10190504 A JPH10190504 A JP H10190504A JP 34948896 A JP34948896 A JP 34948896A JP 34948896 A JP34948896 A JP 34948896A JP H10190504 A JPH10190504 A JP H10190504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
signal
frequency
direction adjustment
frequency signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP34948896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunami Yatagai
千波 谷田貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP34948896A priority Critical patent/JPH10190504A/ja
Publication of JPH10190504A publication Critical patent/JPH10190504A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つ以上の衛星からの電波を受信することが
可能な衛星通信地球局にて、通信を行いたい衛星の方向
に、確実にアンテナを調整することを目的としている。 【解決手段】 検波部8は受信レベルを検出し、レベル
に応じた電圧を出力し、この電圧を増幅部9にて増幅
し、可聴周波数帯の低周波発振部10にて電圧に応じた
周波数を出力する。また、中間周波信号を復調部11に
て復調した後、信号処理部12にて同期しているか否か
を判断し、制御部13は同期していないという信号を得
たときは低周波発振部10の発振状態を停止するように
制御する。したがって同期しているときのみ発音部14
は低周波発振部10から与えられた周波数に応じた音程
の可聴音を発生する。アンテナ調整者はこの可聴音を聞
きながらパラボナアンテナ1の方向を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ方向調整制
御方式に関し、特に、2つ以上の衛星からの電波を受信
することが可能な衛星通信地球局におけるアンテナ方向
調整制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地球局におけるアンテナの方向調
整は、実開平6−58625号公報または特開昭60−
116241号公報に記載されているように、受信レベ
ルにしたがって変化する可聴音を聞きながら行ってい
た。
【0003】図2は、地球局の一般的な、構成を示すブ
ロック図である。
【0004】図2において、パラボナアンテナ1で受信
された高周波信号を屋外ユニット(ODU)2内の高周
波(RF)増幅器3にて増幅し、この高周波信号を局部
発振器4からのローカル信号と混合器5にて混合して中
間周波信号に変換し、その中間周波信号を中間周波増幅
器6にて増幅する。
【0005】ODU2から屋内ユニット(IDU)7に
送られる中間周波信号のレベルは、IDU7内の検波部
8にて検出され、検波部8はレベルに応じた電圧を出力
し、増幅部9にて増幅された後、可聴周波数帯の低周波
発振部10に入力され、その発振状態を制御し、発音部
14から可聴音を発生する。アンテナ調整者はこの可聴
音を聞きながらパラボナアンテナ1の方向を調整するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように図2に
示す構成では、2つ以上の衛星からの電波を受信するこ
とが可能な衛生通信地球局においてアンテナの方向を調
整しようとした場合、受信信号のレベルのみにしたがっ
て発音部から可聴音を出力するため、必要としていない
衛星の電波まで検出し可聴音を出力する。そのため、ア
ンテナの方向調整を終了し、いざデータ通信や音声通信
を行おうとしても誤った衛星の方向に合わせているため
通信できず、方位磁石等でどちらが自分の欲している衛
星の方向かを調べたり、スペクトラムアナライザを用い
て受信波の周波数を見て判断したりしなければならない
煩わしい作業が付きまとうという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、簡単な構成により自分が
欲している衛星の方向にアンテナを向けたときのみ可聴
音を発生することができるアンテナ方向調整制御方式を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナ方向調
整制御方式は、送信側地球局から送られるデータ信号を
検出することができる復調、同期検出手段を有し、アン
テナの方向調整の進行に伴って検出されるデータ信号に
より、送信側地球局を確認することにより、方向調整中
の衛星が目的とする衛星か否かを確認する。
【0009】衛星通信地球局は、アンテナで受信された
高周波信号を増幅する高周波増幅手段と、高周波信号を
局部発振手段から出力するローカル信号と混合して中間
周波信号に変換する周波数変換手段と、中間周波信号を
増幅する中間周波増幅手段とを有する屋外装置と、屋外
装置からの中間周波信号のレベルを検出しレベルに応じ
た電圧を出力する検波手段と、その電圧を増幅する増幅
手段と、増幅された電圧に応じた周波数を出力する低周
波発振手段と、中間周波信号を復調する復調手段と、復
調した信号から同期しているか否か判断する同期検出手
段を含む信号処理手段と、同期しているときのみ低周波
発振手段から出力された周波数に応じた音程の可聴音を
発生し、同期していないときは低周波発振手段からの出
力を停止する制御部とを有する屋内装置からなり、アン
テナ方向調整者は前記可聴音を聞きながらアンテナの方
向を調整する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図である。
【0012】図2の場合と同様に、パラボナアンテナ1
で受信された高周波信号をODU2内のRF増幅器3に
て増幅し、この高周波信号を局部発振器4からのローカ
ル信号と混合器5にて混合して中間周波信号に変換し、
中間周波信号を中間周波増幅器6にて増幅する。
【0013】ODU2からの中間周波信号は、IDU7
内の検波部8に入力される。検波部8は入力された中間
周波信号のレベルを検出し、レベルに応じた電圧を増幅
部9に出力する。増幅部9は前記電圧を増幅し、可聴周
波数帯の低周波発振部10に出力する。低周波発振部1
0は、電圧制御型発振器となっており、増幅器9から入
力された電圧に応じた周波数を出力する。
【0014】また、中間周波信号はIDU7内の復調部
11にて復調された後、信号処理部12にて同期してい
るか否かを判断される。信号処理部12は同期している
と判断した場合、同期信号を制御部13に出力する。制
御部13は前記同期信号を受信していないときは低周波
発振部10の発振状態を停止するよう制御する。したが
って発音部14は同期しているときのみ低周波発振部1
0から出力された周波数に応じた音程の可聴音を発生す
る。アンテナ調整者はこの可聴音を聞きながらパラボナ
アンテン1の方向を調整する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
方向調整制御方式によれば、同期信号を用いて低周波発
振部を制御することにより、2つ以上の衛星からの電波
を受信することが可能な衛星通信地球局においてアンテ
ナの方向を調整しようとする場合、自分の欲している衛
星にアンテナの方向が合った場合のみ発音部から可聴音
を出力することが可能になり、他の測定器等、器具を使
わず、単純な構成により、簡単にアンテナの方向を調整
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】従来の方式を示すブロック図の一例である。
【符号の説明】
1 パラボナアンテナ 2 ODU 3 RF増幅器 4 局部発振器 5 混合器 6 中間周波増幅器 7 IDU 8 検波部 9 増幅部 10 低周波発振部 11 復調部 12 信号処理部 13 制御部 14 発音部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の衛星から中継される電波を受信す
    ることができる衛星通信地球局におけるアンテナの方向
    調整を制御するアンテナ方向調整制御方式において、 送信側地球局から送られるデータ信号を検出することが
    できる復調、同期検出手段を有し、 アンテナの方向調整の進行に伴って検出される前記デー
    タ信号により、送信側地球局を確認することにより、方
    向調整中の衛星が目的とする衛星か否かを確認すること
    を特徴とするアンテナ方向調整制御方式。
  2. 【請求項2】 前記衛星通信地球局は、 アンテナで受信された高周波信号を増幅する高周波増幅
    手段と、前記高周波信号を局部発振手段から出力するロ
    ーカル信号と混合して中間周波信号に変換する周波数変
    換手段と、中間周波信号を増幅する中間周波増幅手段と
    を有する屋外装置と、 屋外装置からの中間周波信号のレベルを検出し、レベル
    に応じた電圧を出力する検波手段と、前記電圧を増幅す
    る増幅手段と、増幅された前記電圧に応じた周波数を出
    力する低周波発振手段と、中間周波信号を復調する復調
    手段と、復調した信号から同期しているか否か判断する
    前記同期検出手段を含む信号処理手段と、同期している
    ときのみ低周波発振手段から出力された周波数に応じた
    音程の可聴音を発生し、同期していないときは低周波発
    振手段からの出力を停止する制御部とを有する屋内装置
    からなり、アンテナ方向調整者は前記可聴音を聞きなが
    らアンテナの方向を調整する請求項1に記載のアンテナ
    方向調整制御方式。
JP34948896A 1996-12-27 1996-12-27 アンテナ方向調整制御方式 Pending JPH10190504A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100581599B1 (ko) * 1998-12-24 2006-11-10 삼성전자주식회사 안테나조정을 위한 음향신호발생장치_
CN102394369A (zh) * 2011-07-11 2012-03-28 北京爱科迪信息通讯技术有限公司 寻星仪及使用其寻星的方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100581599B1 (ko) * 1998-12-24 2006-11-10 삼성전자주식회사 안테나조정을 위한 음향신호발생장치_
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