JPH05218709A - サスペンデッドストリップライン型合成器 - Google Patents
サスペンデッドストリップライン型合成器Info
- Publication number
- JPH05218709A JPH05218709A JP4040776A JP4077692A JPH05218709A JP H05218709 A JPH05218709 A JP H05218709A JP 4040776 A JP4040776 A JP 4040776A JP 4077692 A JP4077692 A JP 4077692A JP H05218709 A JPH05218709 A JP H05218709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip line
- chassis
- insulator support
- support
- synthesizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サスペンデッドストリップライン型合成器に
おける製作誤差に対する調整を容易に行うことを可能に
する。 【構成】 ストリップライン１１をシャーシ１４上に支
持するための絶縁体サポート１２の固定位置をストリッ
プライン１１の長さ方向に移動可能に構成する。例え
ば、絶縁体サポート１２を固定するためにシャーシ１４
に開設する穴を、ストリップラインの長さ方向に沿った
長穴１５として形成する。絶縁体サポート１２を長穴１
５に沿って移動させれば、等価的に合成器の容量位置を
変化させることになり、製作誤差に対する調整を可能と
する。
おける製作誤差に対する調整を容易に行うことを可能に
する。 【構成】 ストリップライン１１をシャーシ１４上に支
持するための絶縁体サポート１２の固定位置をストリッ
プライン１１の長さ方向に移動可能に構成する。例え
ば、絶縁体サポート１２を固定するためにシャーシ１４
に開設する穴を、ストリップラインの長さ方向に沿った
長穴１５として形成する。絶縁体サポート１２を長穴１
５に沿って移動させれば、等価的に合成器の容量位置を
変化させることになり、製作誤差に対する調整を可能と
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン送信機等に
用いられる合成器に関し、特にサスペンデッドストリッ
プライン型合成器（以下、合成器と称する）に関する。
用いられる合成器に関し、特にサスペンデッドストリッ
プライン型合成器（以下、合成器と称する）に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のこの種の合成器の一例を示
しており、（ａ）は一部の斜視図、（ｂ）はその側面図
である。この合成器はシャーシ２４上に所要の間隔おい
てストリップライン２１を延設したものであり、ストリ
ップライン２１の支持を行うために絶縁体材料で形成さ
れた一対のサポート２２でストリップライン２１の両辺
を支持している。この絶縁体サポート２２はボルト・ナ
ット２３によりシャーシに固定される。
しており、（ａ）は一部の斜視図、（ｂ）はその側面図
である。この合成器はシャーシ２４上に所要の間隔おい
てストリップライン２１を延設したものであり、ストリ
ップライン２１の支持を行うために絶縁体材料で形成さ
れた一対のサポート２２でストリップライン２１の両辺
を支持している。この絶縁体サポート２２はボルト・ナ
ット２３によりシャーシに固定される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この合成器では、各部
品の製作誤差が電気特性に少なからず影響を及ぼすこと
が知られており、この特性のばらつきを調整するために
従来では絶縁体サポート２２の下に同材質の調整板（シ
ム）２５を挟み、ストリップライン２１の高さを調整す
ることが行われている。しかしながら、この調整方法で
は、異なる厚さの調整板２５を交換しながら調整を行う
ために、その都度ボルト・ナットジ２３の締めつけ取り
外しを行う必要があり、そのための作業が面倒であり、
調整工数が多くなるという問題がある。又、調整板２５
の厚さが変化されるのに伴ってストリップライン２１の
支持高さが変化されるため、これによりストリップライ
ン２１を反らせ、機械的ストレスを与えるという問題が
ある。本発明の目的は、製作誤差に対する調整を容易に
行うことができる合成器を提供することにある。
品の製作誤差が電気特性に少なからず影響を及ぼすこと
が知られており、この特性のばらつきを調整するために
従来では絶縁体サポート２２の下に同材質の調整板（シ
ム）２５を挟み、ストリップライン２１の高さを調整す
ることが行われている。しかしながら、この調整方法で
は、異なる厚さの調整板２５を交換しながら調整を行う
ために、その都度ボルト・ナットジ２３の締めつけ取り
外しを行う必要があり、そのための作業が面倒であり、
調整工数が多くなるという問題がある。又、調整板２５
の厚さが変化されるのに伴ってストリップライン２１の
支持高さが変化されるため、これによりストリップライ
ン２１を反らせ、機械的ストレスを与えるという問題が
ある。本発明の目的は、製作誤差に対する調整を容易に
行うことができる合成器を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ストリップラ
インをシャーシ上に支持するための絶縁体サポートの固
定位置をストリップラインの長さ方向に移動可能に構成
する。例えば、シャーシにはストリップラインの長さ方
向に沿った長穴を開設し、絶縁体サポートをこの長穴に
沿って位置移動可能に構成する。
インをシャーシ上に支持するための絶縁体サポートの固
定位置をストリップラインの長さ方向に移動可能に構成
する。例えば、シャーシにはストリップラインの長さ方
向に沿った長穴を開設し、絶縁体サポートをこの長穴に
沿って位置移動可能に構成する。
【０００５】
【作用】絶縁体サポートをシャーシ上で移動させれば、
等価的に合成器の容量位置を変化させることになり、ス
トリップラインの支持高さを変化させることなく製作誤
差に対する調整を可能とする。
等価的に合成器の容量位置を変化させることになり、ス
トリップラインの支持高さを変化させることなく製作誤
差に対する調整を可能とする。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示しており、同図（ａ）
は要部の斜視図、同図（ｂ）はその側面図である。絶縁
体サポート１２はストリップライン１１をシャーシ１４
上に所要の間隔をおいて固定するために設けられる。即
ち、絶縁体サポート１２は直方体をした絶縁材料で形成
され、その一側にはストリップライン１１の一側を受け
入れる溝が形成され、又上下にわたって挿通穴が開設さ
れている。一方、前記シャーシ１４には前記絶縁体サポ
ート１２をボルト・ナット１３で固定するための穴が開
設されるが、ここではこの穴をストリップライン１１の
長さ方向に沿った長穴１５として開設している。
る。図１は本発明の一実施例を示しており、同図（ａ）
は要部の斜視図、同図（ｂ）はその側面図である。絶縁
体サポート１２はストリップライン１１をシャーシ１４
上に所要の間隔をおいて固定するために設けられる。即
ち、絶縁体サポート１２は直方体をした絶縁材料で形成
され、その一側にはストリップライン１１の一側を受け
入れる溝が形成され、又上下にわたって挿通穴が開設さ
れている。一方、前記シャーシ１４には前記絶縁体サポ
ート１２をボルト・ナット１３で固定するための穴が開
設されるが、ここではこの穴をストリップライン１１の
長さ方向に沿った長穴１５として開設している。
【０００７】この構成によれば、一対の絶縁体サポート
１２をボルト・ナット１３（ボルト１３ａ，ナット１３
ｂ）でシャーシに固定するとともに、絶縁体サポート１
２でストリップライン１１の各辺を支持することで、ス
トリップライン１１をシャーシ１４上に支持することが
できる。そして、このときボルト・ナット１３をシャー
シ１４の長穴１５に沿って移動させることで、絶縁体サ
ポート１２によるストリップライン１１の支持位置を任
意に調整することができる。
１２をボルト・ナット１３（ボルト１３ａ，ナット１３
ｂ）でシャーシに固定するとともに、絶縁体サポート１
２でストリップライン１１の各辺を支持することで、ス
トリップライン１１をシャーシ１４上に支持することが
できる。そして、このときボルト・ナット１３をシャー
シ１４の長穴１５に沿って移動させることで、絶縁体サ
ポート１２によるストリップライン１１の支持位置を任
意に調整することができる。
【０００８】これにより、図２に示すように、電気的に
コンデンサとして機能する絶縁体サポート１２をストリ
ップライン１１に沿って移動させることで、コンデンサ
の位置を調整することになり、ストリップラインにおけ
る容量の位置を変化させ、合成器を構成する各部品の製
作誤差による電気特性のばらつきを補正することが可能
となる。
コンデンサとして機能する絶縁体サポート１２をストリ
ップライン１１に沿って移動させることで、コンデンサ
の位置を調整することになり、ストリップラインにおけ
る容量の位置を変化させ、合成器を構成する各部品の製
作誤差による電気特性のばらつきを補正することが可能
となる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ストリッ
プラインを支持するための絶縁体サポートをストリップ
ラインに沿って位置移動可能に構成しているので、合成
器を構成する各部品の製作誤差による電気特性のばらつ
きを補正するための調整を容易に行うことができるとと
もに、ストリップラインの支持状態を変化させることが
なく、ストリップラインの機械的ストレスが解消できる
という効果を有する。
プラインを支持するための絶縁体サポートをストリップ
ラインに沿って位置移動可能に構成しているので、合成
器を構成する各部品の製作誤差による電気特性のばらつ
きを補正するための調整を容易に行うことができるとと
もに、ストリップラインの支持状態を変化させることが
なく、ストリップラインの機械的ストレスが解消できる
という効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示し、（ａ）は要部の斜視
図、（ｂ）はその側面図である。
図、（ｂ）はその側面図である。
【図２】図１の構成の電気的な等価図である。
【図３】従来のストリップライン型合成器を示し、
（ａ）は一部の斜視図、（ｂ）はその側面図である。
（ａ）は一部の斜視図、（ｂ）はその側面図である。
１１ ストリップライン １２ 絶縁体サポート １３ ボルト・ナット １４ シャーシ １５ 長穴
Claims (2)
- 【請求項１】 シャーシ上に固定する絶縁体サポートに
より、このシャーシ上に所要の間隔おいてストリップラ
インを支持してなるサスペンデッドストリップライン型
合成器において、前記絶縁体サポートの固定位置をスト
リップラインの長さ方向に移動可能に構成したことを特
徴とするサスペンデッドストリップライン型合成器。 - 【請求項２】 シャーシにはストリップラインの長さ方
向に沿った長穴を開設し、絶縁体サポートをこの長穴に
沿って位置移動可能に構成してなる請求項１のサスペン
デッドストリップライン型合成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040776A JPH05218709A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | サスペンデッドストリップライン型合成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040776A JPH05218709A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | サスペンデッドストリップライン型合成器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05218709A true JPH05218709A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12590036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040776A Pending JPH05218709A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | サスペンデッドストリップライン型合成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05218709A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108693665A (zh) * | 2017-03-31 | 2018-10-23 | 住友大阪水泥股份有限公司 | 光器件 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4040776A patent/JPH05218709A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108693665A (zh) * | 2017-03-31 | 2018-10-23 | 住友大阪水泥股份有限公司 | 光器件 |
| JP2018173543A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 住友大阪セメント株式会社 | 光デバイス |
| CN108693665B (zh) * | 2017-03-31 | 2023-01-03 | 住友大阪水泥股份有限公司 | 光器件 |
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