JPH05217672A - 無機分散型発光素子およびその製造方法 - Google Patents

無機分散型発光素子およびその製造方法

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JPH05217672A
JPH05217672A JP4017151A JP1715192A JPH05217672A JP H05217672 A JPH05217672 A JP H05217672A JP 4017151 A JP4017151 A JP 4017151A JP 1715192 A JP1715192 A JP 1715192A JP H05217672 A JPH05217672 A JP H05217672A
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JP
Japan
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light emitting
phosphor
dispersion type
type light
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JP4017151A
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English (en)
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Masaya Sugita
昌弥 杉田
Hiroyuki Ogura
広幸 小倉
Yoshihiro Tsuji
喜博 辻
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで製造することができ、しかも信頼
性の高い無機分散型発光素子およびその製造方法を提供
する。 【構成】 金属素地10の表面に、ホーロー質絶縁反射
層20、ホーロー中に蛍光体を分散させた蛍光体層3
0、透明導電膜40および透明保護層50を順次形成す
ると共に、前記金属素地10と前記透明導電膜40とを
電気的に連結した無機分散型発光素子において、前記透
明保護層50をポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン、ポリスチレン、
ポリビニルアルコール、アクリル樹脂、シアノエチルセ
ルロース、シアノエチルプルラン、シアノエチルポバー
ル、シアノエチルサッカロース、シアノエチルソルビト
ールおよびシアノエチルシュックロースなどから選ばれ
た高分子の被膜により形成したことを特徴とする。透明
保護層50は、前記透明導電膜40上に高分子の有機溶
媒溶液またはゾルを塗布し、乾燥することにより容易に
形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、低コストで製造する
ことができ、しかも信頼性の高い無機分散型発光素子お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用計器やショーウィンド
の装飾用などに広く用いられている発光素子としては、
図3に示した有機分散型発光素子および図4に示した無
機分散型発光素子が知られている。
【0003】すなわち、図3に示した従来の有機分散型
発光素子は、アルミニウムに代表される金属素子(電極
板)1a上に、チタン酸バリウムなどの高誘電率、白色
の材料を有機バインダー中に分散せしめた絶縁層2a、
硫化亜鉛などの蛍光体を有機バインダー中に分散せしめ
た蛍光体発光層3a、ITOフィルムなどの透明導電膜
4aおよび有機高分子のフィルムからなる透明保護層
(封止層)5aを順次形成することにより構成されてい
る。
【0004】そして、透明導電膜4aに設けた電極(図
示せず)と、金属素地1aに設けた電極(図示せず)と
を、リード線などにより電気的に連結し、電源から電圧
を印加することにより、蛍光体発光層3aに電界を生
じ、蛍光体が発光するようになっている。
【0005】上記の構造からなる従来の有機分散型発光
素子は、絶縁層2aおよび蛍光体発光層3aをスクリー
ン印刷などで、また透明導電膜4aおよび透明保護層5
aをフィルム状のものの熱圧着または蒸着によって、そ
れぞれ容易に形成することができるため、安価な材料を
用い、しかも比較的簡易な製造工程により製造すること
が可能であり、さらには素子の形状も自由に選択するこ
とができるという利点を有している。
【0006】しかしながら、従来の有機分散型発光素子
は、素子全体に占める有機材料の割合が高いことから、
とくに蛍光体にとって好ましくない水分の侵入を十分に
回避することができず、信頼性が劣るという問題を有し
ていた。
【0007】一方、図4に示した従来の無機分散型発光
素子(フラット型)は、脱炭素鋼に代表される金属素地
1b上に、白色系のホーロー釉からなる絶縁反射層2
b、蛍光体をホーロー中に分散せしめた蛍光体発光層3
b、ITO膜などの透明導電膜4bおよびホーローから
なる透明保護層5bを順次形成することにより構成され
ている。
【0008】そして、上記有機分散型発光素子と同様
に、透明導電膜4bに設けた電極(図示せず)と、金属
素地1bに設けた電極(図示せず)とを、リード線など
により電気的に連結し、電源から電圧を印加することに
より、蛍光体発光層3bに電界を生じ、蛍光体が発光す
るようになっている。
【0009】上記の構造からなる従来の無機分散型発光
素子は、すべて無機材料から形成されており、とくにホ
ーローにより蛍光体が強固に保護されていることから、
水分の侵入により蛍光体が劣化する恐れがなく、上述し
た有機分散型発光素子に比較して高い信頼性を有してい
る。
【0010】しかしながら、従来の無機分散型発光素子
は、絶縁反射層2b、蛍光体発光層3bおよび透明保護
層5bを形成するホーローの焼成のために、有機分散型
発光素子に比較してはるかに高温の製造プロセスを多く
必要とするため、製造コストが高く、しかも上記の高温
により素子が劣化し、歩止まりの低下を招くばかりか、
材料のバラエティーに乏しく、高誘電率の材料を選びに
くいこと、各層の厚みを薄くすることができず、形状や
デザインの選択性に劣ること、および蛍光体にかかる電
界を大きくとることが困難であり、同一駆動条件におけ
る初期輝度が有機分散型発光素子に比較して小さいこと
などの問題を有していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
従来の有機分散型発光素子および無機分散型発光素子が
有する問題点を解決し、両者の長所を生かすと共に、両
者の欠点を相殺した発光素子を得るべく検討した結果、
達成されたものである。
【0012】したがって、この発明の目的は、低コスト
で製造することができ、しかも信頼性の高い無機分散型
発光素子、およびこの無機分散型発光素子を効率的に製
造する方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の無機分散型発光素子は、金属素地の表
面に、ホーロー質絶縁反射層、ホーロー中に蛍光体を分
散させた蛍光体層、透明導電膜および透明保護層を順次
形成すると共に、前記金属素地と前記透明導電膜とを電
気的に連結した無機分散型発光素子において、前記透明
保護層を高分子被膜により形成したことを特徴とする。
【0014】また、この発明の無機分散型発光素子の製
造方法は、金属素地の表面に、ホーロー質絶縁反射層、
ホーロー中に蛍光体を分散させた蛍光体層および透明導
電膜を形成した後、前記透明導電膜上に高分子の有機溶
媒溶液またはゾルを塗布し、乾燥することにより、高分
子被膜からなる透明保護層を形成することを特徴とす
る。
【0015】
【作用】この発明の無機分散型発光素子の製造方法によ
れば、透明保護層を高分子被膜により形成したため、従
来の無機分散型発光素子の製造方法に比較して、ホーロ
ーの焼成工程を1工程削減することができ、製造工程を
簡略化できると共に、高温による蛍光体の劣化を軽減す
ることができる。
【0016】また、この発明の無機分散型発光素子は、
本来無機分散型としての構造を有しており、蛍光体発光
層中の蛍光体はホーローによって水分の侵入に対し十分
保護されているため、劣化を起こすことがなく、高い信
頼性を確保することができる。
【0017】したがって、この発明によれば、無機分散
型発光素子を従来よりも低コストで製造することがで
き、しかもこの発明の無機分散型発光素子は高い信頼性
を有していることから、例えば自動車用計器の指針やシ
ョーウィンドの装飾用などとして広く用いることができ
る。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の無機分
散型発光素子およびその製造方法の実施例について具体
的に説明する。
【0019】図1はこの発明の無機分散型発光素子(フ
ラット型)からなる指針の一実施例を示す断面説明図、
図2はこの発明の無機分散型発光素子を計器用の指針と
して適用した例を示す正面図および要部拡大断面図であ
る。
【0020】図1において、この発明の無機分散型発光
素子(フラット型)は、金属素地10の表面に、ホーロ
ー質絶縁反射層20、ホーロー中に蛍光体を分散させた
蛍光体発光層30、透明導電膜40および透明保護層5
0を順次形成してなり、さらに前記金属素地10に設け
た電極11と、前記透明導電膜40に設けた電極41と
を、エナメル線などのリード線60を介して電源70に
電気的に連結することにより構成されている。
【0021】そして、金属素地10は基板状の脱炭素鋼
またはステンレス鋼からなり、この金属素地10は、ホ
ーロー質絶縁反射層20の形成に先立ち、予めその表面
にサンドプラスト処理またはニッケル処理が施されるこ
とによって、ホーロー質絶縁反射層20との密着性が改
良されていることが望ましい。。
【0022】ホーロー質絶縁反射層20としては、蛍光
体層30への電界の印加を増加するために誘電率が高
く、また反射層としての作用を発揮させる白色系のホー
ロー釉が好ましく用いられる。
【0023】蛍光体発光層30としては、ホーロー中に
硫化亜鉛などの蛍光体が分散されたものが用いられる。
【0024】透明導電膜40は、例えばITO膜(酸化
インジウムにスズを添加したもの)などを、蒸着やスパ
ッタリングすることなどにより形成され、この透明導電
膜40に設ける電極41の取出位置は任意に選択され
る。
【0025】そして、外部との絶縁および素子の保護を
図るための透明保護層50は、高分子被膜により形成さ
れていることを特徴とする。
【0026】そして、この発明の透明保護層50を形成
するために好ましく用いられる高分子としては、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリスチレン、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シアノエ
チルセルロース、シアノエチルプルラン、シアノエチル
ポバール、シアノエチルサッカロース、シアノエチルソ
ルビトールおよびシアノエチルシュックロースなどが挙
げられ、これらは2種以上を組合わせて用いることもで
きる。
【0027】また、これら高分子には、色素、染料、顔
料などの着色剤や他の所望の添加剤を混入したものであ
っても使用することができ、例えば着色剤の添加により
素子の外観を任意の色調に着色することができる。
【0028】次に、この発明の無機分散型発光素子の製
造方法について説明する。
【0029】まず、金属素地10を準備し、この金属素
地10上にホーロー釉を塗布し、乾燥、仮焼成および焼
成することにより、ホーロー質絶縁反射層20を形成す
る。
【0030】次いで、ホーロー質絶縁反射層20上に、
蛍光体を分散させたホーロー釉を塗布し、乾燥、仮焼成
および焼成することにより、蛍光体発光層30を形成す
る。
【0031】さらに、蛍光体発光層30上に、ITOフ
ィルムなどを蒸着またはスパッタリングすることによ
り、透明導電膜40を形成し、この透明導電膜40およ
び金属素地10の適宜個所に電極を形成する。
【0032】そして、透明導電膜40上には透明保護層
50が形成されるが、この透明保護層50は高分子被膜
からなるため、ホーローを使用する従来法に比較して次
のような簡略化されたプロセスにより容易に形成するこ
とができる。
【0033】すなわち、透明保護層50は、上記高分子
を有機溶媒溶液またはゾルとなし、これを透明導電膜4
0上に塗布し、次いで乾燥により有機溶媒を蒸発させる
ことで容易に形成することができる。
【0034】ここで用いられる有機溶媒としては、ジオ
キサン、エチレングリコールモノエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、アセトン、メチルエチルケトン、シク
ロヘキサノン、メチルアセトアセテート、ジメチルホル
ムアミド、クロロホルム、モノクロルベンゼン、アセト
ニトリル、フルフリルアルコール、テトラヒドロフルフ
リルアルコール、ニトロメタン、N−メチル−2−ピロ
リドン、γ−ブチルラクトン、プロピレンカーボネート
および塩化メチレンなどが挙げられ、上記高分子の種類
に応じて適宜選択使用される。
【0035】高分子と有機溶媒からなる溶液またはゾル
における高分子濃度も、高分子と有機溶媒の組合わせお
よび所望とする膜厚などによって適宜選択されるが、通
常は5〜30重量%の範囲が好適である。
【0036】高分子の有機溶媒溶液またはゾルを透明導
電膜40上に塗布する手段としては、スクリーン印刷、
ロールコーティングおよびディッピングなどが挙げら
れ、乾燥条件は使用する有機溶媒の種類により異なる
が、通常は100℃前後の温度で、数分〜数時間の条件
が選択される。
【0037】かくして得られる無機分散型発光素子は、
リード線60を介して電源70から電極11および41
へ電圧を印加することにより、蛍光体発光層30に電界
を生じ、蛍光体が発光することになる。
【0038】なお、上記の方法により得られるこの発明
の無機分散型発光素子においては、蛍光体発光層30に
含まれる蛍光体がホーローに覆われており、この蛍光体
発光層30への水分の侵入により蛍光体が劣化する恐れ
はほとんどないため、上記透明保護層50を形成する高
分子としては、とくに防湿性を考慮した特殊な材料を選
択する必要がない。
【0039】次に、図2は、この発明の無機分散型発光
素子を計器用の指針80として適用した例を示してい
る。
【0040】すなわち、図2において、金属素地10は
例えば円柱状の形状で入手しやすいステンレス鋼製の芯
材からなり、この金属素地10の表面には上記フラット
型無機分散型発光素子の場合と同様に、ホーロー質絶縁
反射層20、ホーロー中に蛍光体を分散させた蛍光体発
光層30、透明導電膜40および透明保護層50が順次
形成されている。
【0041】なお、図示していないが、金属芯材10に
設けた電極11と、例えば透明保護層50を一部剥離
し、透明導電膜40上コイルを巻きつけて形成した簡易
電極とを、リード線を介して電源に電気的に連結する。
【0042】そして、上記構造の無機分散型発光素子か
らなる指針80は、電源からの通電で蛍光体発光層30
に電界を生じせしめることにより蛍光体が発光するた
め、例えば車両用の計器において、夜間のみ点灯しその
視認性を向上した指針として有効に利用することができ
る。
【0043】以下に、試験例を挙げて、この発明の構成
および効果をさらに詳述する。
【0044】〔試験例〕 金属素地(芯材)の準備 直径1mm、長さ50mmのステンレス鋼製芯材を準備し、
この芯材をサンドプラスト処理を行った。
【0045】ホーロー質絶縁反射層の形成 白色系のホーロー釉のスリップを芯材の表面に塗布し、
100〜150℃で30分間乾燥した後、350〜40
0℃で10分間仮焼成し、次いで750℃で5〜10分
間本焼成した。
【0046】蛍光体発光層の形成 透明なホーロー釉のスリップに蛍光体を混合し、これを
ホーロー質絶縁反射層上に塗布した後、上記ホーロー質
絶縁反射層の場合と同様の条件で乾燥、仮焼成および本
焼成を行った。
【0047】なお、蛍光体としてはSYLVANIA(シルバニ
ア)社製813(青緑)、830(白)、523(黄
緑)および729(緑)の4種を用い、ホーロー釉70
重量部に対し、蛍光体30重量部の割合で混合した。
【0048】透明導電膜の形成 下記条件のマグネトロスパッタリング法により、蛍光体
発光層上にITO膜を形成した。
【0049】ベーク条件:200℃、1時間 スパッタリング時間:10分 雰囲気(Ar)流量:20CCM 真空度:9×10-6Toor(スパッタリング時:約1×1
-3Toor)。
【0050】電極および透明保護層の形成 電極形成部分を剥離し、芯材の一部に電極を設けると共
に、ITO膜にエナメル線を巻いて、簡易電極とした。
【0051】次に、モノクロルベンゼンを溶媒とするポ
リビニルカルバゾールの30重量%溶液を、透明導電膜
上に塗布した後、室温で2時間乾燥し、膜厚30μmの
透明保護層を形成することにより、指針の製造を完成し
た。
【0052】この無機分散型発光素子からなる指針につ
いて、ITO膜上の電極と、芯材の電極との間に、交流
電界を印加したところ、200V、400Hzにおい
て、最大80cd/m2 の発光輝度が得られ、また蛍光体
の劣化もなく、信頼性の高いものであった。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の無機分
散型発光素子の製造方法によれば、透明保護層を高分子
被膜により形成したため、従来の無機分散型発光素子の
製造方法に比較して、ホーローの焼成工程を1工程削減
することができ、製造工程を簡略化できると共に、高温
による蛍光体の劣化を軽減することができる。
【0054】また、この発明の無機分散型発光素子は、
本来無機分散型としての構造を有しており、蛍光体発光
層中の蛍光体はホーローによって水分の侵入に対し十分
保護されているため、劣化を起こすことがなく、高い信
頼性を確保することができる。
【0055】したがって、この発明によれば、無機分散
型発光素子を従来よりも低コストで製造することがで
き、しかもこの発明の無機分散型発光素子は高い信頼性
を有していることから、例えば自動車用計器の指針やシ
ョーウィンドの装飾用などとして広く用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の無機分散型発光素子(フラッ
ト型)の一実施例を示す断面説明図である。
【図2】図2はこの発明の無機分散型発光素子を計器用
の指針として適用した例を示す正面図および要部拡大断
面図である。
【図3】図3は従来のフラット型有機分散型発光素子を
示す断面説明図である。
【図4】図4は従来のフラット型無機分散型発光素子を
示す断面説明図である。
【符号の説明】
10 金属素地 11 電極 20 ホーロー質絶縁反射層 30 蛍光体発光層 40 透明導電膜 41 電極 50 透明保護層(高分子被膜) 60 リード線 70 電源 80 指針

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属素地の表面に、ホーロー質絶縁反射
    層、ホーロー中に蛍光体を分散させた蛍光体層、透明導
    電膜および透明保護層を順次形成すると共に、前記金属
    素地と前記透明導電膜とを電気的に連結した無機分散型
    発光素子において、前記透明保護層を高分子被膜により
    形成したことを特徴とする無機分散型発光素子。
  2. 【請求項2】 金属素地の表面に、ホーロー質絶縁反射
    層、ホーロー中に蛍光体を分散させた蛍光体層および透
    明導電膜を形成した後、前記透明導電膜上に高分子の有
    機溶媒溶液またはゾルを塗布し、乾燥することにより、
    高分子被膜からなる透明保護層を形成することを特徴と
    する無機分散型発光素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 透明保護層を形成する高分子が、ポリエ
    チレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフ
    ッ化ビニリデン、ポリスチレン、ポリビニルアルコー
    ル、ポリビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シアノエ
    チルセルロース、シアノエチルプルラン、シアノエチル
    ポバール、シアノエチルサッカロース、シアノエチルソ
    ルビトールおよびシアノエチルシュックロースから選ば
    れた少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に
    記載の無機分散型発光素子または請求項2に記載の無機
    分散型発光素子の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040013503A (ko) * 2002-08-07 2004-02-14 주식회사 지에이코리아테크 고휘도 무기 전계발광소자
KR100619538B1 (ko) * 2004-06-03 2006-09-19 덕양산업주식회사 자동차 내장재 적용 전기발광(el) 시트 제조방법

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KR20040013503A (ko) * 2002-08-07 2004-02-14 주식회사 지에이코리아테크 고휘도 무기 전계발광소자
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