JPH05217518A - セミサドル形のフィールド偏向コイルを有する偏向ユニットをそなえた表示管 - Google Patents
セミサドル形のフィールド偏向コイルを有する偏向ユニットをそなえた表示管Info
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- JPH05217518A JPH05217518A JP4292786A JP29278692A JPH05217518A JP H05217518 A JPH05217518 A JP H05217518A JP 4292786 A JP4292786 A JP 4292786A JP 29278692 A JP29278692 A JP 29278692A JP H05217518 A JPH05217518 A JP H05217518A
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
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- H01J29/762—Deflecting by magnetic fields only using saddle coils or printed windings
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軟磁性金属板を用いずまたコイルの窓の大き
さを極端に変える必要なしに、必要な垂直磁界変化を可
能にする。 【構成】 表示管は、電子銃側において縦方向導線グル
ープ(19,19′,・・・)と同一面にある導線の接
線グループ(20,21,22)により接続された2つ
の縦方向導線グループを夫々有する複数のサブアセンブ
リをそなえた横になった彎曲張出し部(15)を有する
サドルタイプのフィールド偏向コイルを有する。第1の
サブアセンブリは第2のサブアセンブリ内に、第2のサ
ブアセンブリは第3のサブアセンブリ内にあり、以下同
様である。フィールドコマ誤差、フィールド非点収差
(等方及び異方)及び北−南ラスター誤差は、このよう
なフィールド偏向コイルによって同時に最小にされる。
さを極端に変える必要なしに、必要な垂直磁界変化を可
能にする。 【構成】 表示管は、電子銃側において縦方向導線グル
ープ(19,19′,・・・)と同一面にある導線の接
線グループ(20,21,22)により接続された2つ
の縦方向導線グループを夫々有する複数のサブアセンブ
リをそなえた横になった彎曲張出し部(15)を有する
サドルタイプのフィールド偏向コイルを有する。第1の
サブアセンブリは第2のサブアセンブリ内に、第2のサ
ブアセンブリは第3のサブアセンブリ内にあり、以下同
様である。フィールドコマ誤差、フィールド非点収差
(等方及び異方)及び北−南ラスター誤差は、このよう
なフィールド偏向コイルによって同時に最小にされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子銃、縦軸、表示ス
クリーン及び電磁偏向ユニットを有する表示管であっ
て、前記のユニットは、ライン偏向コイルシステムと、
互いに対向して位置する2つのフィールド偏向コイルを
有するフィールド偏向コイルシステムとを有し、この場
合縦軸に対し、各フィールド偏向コイルは、横になった
電子銃側の彎曲張出し部(1obe)と、これに対して
立ち上がった表示スクリーン側の彎曲張出し部を有し、
その間に窓を有するようにした表示管に彎曲した張出し
部に関するものである。
クリーン及び電磁偏向ユニットを有する表示管であっ
て、前記のユニットは、ライン偏向コイルシステムと、
互いに対向して位置する2つのフィールド偏向コイルを
有するフィールド偏向コイルシステムとを有し、この場
合縦軸に対し、各フィールド偏向コイルは、横になった
電子銃側の彎曲張出し部(1obe)と、これに対して
立ち上がった表示スクリーン側の彎曲張出し部を有し、
その間に窓を有するようにした表示管に彎曲した張出し
部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】白黒表示管では、電子銃システムは1つ
の電子ビームを発生するようにされているが、例えばイ
ンライン形のカラー表示管では、電子銃システムは同一
面にある3つの電子ビームを発生し、表示スクリーン上
に集中するようにされている。
の電子ビームを発生するようにされているが、例えばイ
ンライン形のカラー表示管では、電子銃システムは同一
面にある3つの電子ビームを発生し、表示スクリーン上
に集中するようにされている。
【0003】電子ビームを偏向する電磁偏向ユニット
は、電子ビームを、偏向されない真っ直ぐなその正常の
通路から2つの直交方向に偏向し、電子ビームが表示ス
クリーン上に可視表示を与えるように該表示スクリーン
の選ばれた画素に衝突するようにする。電子ビームは、
電磁偏向磁界を適当に変えることによって、表示スクリ
ーンを横切って上か下または右から左に動かされること
ができる。情報または画像の可視表示は、ビームの強さ
を同時に変えることによっても表示スクリーン上に形成
されることができる。表示管のネック部分に取付けられ
た偏向ユニットは、電子ビームを互いに直交する2方向
に偏向する2つの偏向コイルのシステム、すなわち、動
作中ライン周波数が加えられるライン偏向コイルシステ
ムと動作中フィールド周波数が加えられるフィールド偏
向コイルシステムを有する。各システムは、管軸に対し
て互いに対面する位置に配された2つのコイルを有す
る。
は、電子ビームを、偏向されない真っ直ぐなその正常の
通路から2つの直交方向に偏向し、電子ビームが表示ス
クリーン上に可視表示を与えるように該表示スクリーン
の選ばれた画素に衝突するようにする。電子ビームは、
電磁偏向磁界を適当に変えることによって、表示スクリ
ーンを横切って上か下または右から左に動かされること
ができる。情報または画像の可視表示は、ビームの強さ
を同時に変えることによっても表示スクリーン上に形成
されることができる。表示管のネック部分に取付けられ
た偏向ユニットは、電子ビームを互いに直交する2方向
に偏向する2つの偏向コイルのシステム、すなわち、動
作中ライン周波数が加えられるライン偏向コイルシステ
ムと動作中フィールド周波数が加えられるフィールド偏
向コイルシステムを有する。各システムは、管軸に対し
て互いに対面する位置に配された2つのコイルを有す
る。
【0004】偏向磁界を集中して偏向領域の磁束密度を
増すために、磁性材料の環状のコアが偏向コイルシステ
ムを通常のように取巻く。
増すために、磁性材料の環状のコアが偏向コイルシステ
ムを通常のように取巻く。
【0005】画像の質の所定の要件を満たすために、よ
り高い次元の磁気成分が(動的)磁気偏向磁界に加えら
れることが屡々ある。例えば、インライン形カラーテレ
ビシステムのコンバーゼンスに対するますます厳しくな
る要求は、垂直偏向磁界の中央領域の強い負の磁気6極
成分に加えて、垂直偏向磁界の電子銃側に強い正の磁気
6極成分を必要とする。この強い正の6極成分は、フィ
ールドコマ補正のために必要である。正の6極成分の偏
向磁界への影響は、糸巻き形磁界変化である。中心ビー
ムとして緑をまた外側ビームとして赤と青を有するイン
ライン形カラーテレビシステムの自己コンバーゼンスに
対しては、フィールドコマは、緑ビームに対する赤及び
青ビームの垂直のずれを意味するものである。若しコマ
補正手段を講じなければ、赤と青は緑よりも強く偏向さ
れるであろう。電子銃側の糸巻き形偏向磁界の場合に
は、赤と青は緑よりも弱い偏向を有する。したがって、
赤と青の偏向程度は少なくなる。
り高い次元の磁気成分が(動的)磁気偏向磁界に加えら
れることが屡々ある。例えば、インライン形カラーテレ
ビシステムのコンバーゼンスに対するますます厳しくな
る要求は、垂直偏向磁界の中央領域の強い負の磁気6極
成分に加えて、垂直偏向磁界の電子銃側に強い正の磁気
6極成分を必要とする。この強い正の6極成分は、フィ
ールドコマ補正のために必要である。正の6極成分の偏
向磁界への影響は、糸巻き形磁界変化である。中心ビー
ムとして緑をまた外側ビームとして赤と青を有するイン
ライン形カラーテレビシステムの自己コンバーゼンスに
対しては、フィールドコマは、緑ビームに対する赤及び
青ビームの垂直のずれを意味するものである。若しコマ
補正手段を講じなければ、赤と青は緑よりも強く偏向さ
れるであろう。電子銃側の糸巻き形偏向磁界の場合に
は、赤と青は緑よりも弱い偏向を有する。したがって、
赤と青の偏向程度は少なくなる。
【0006】大まかに云えば、糸巻き形の磁界は、偏向
コイルシステムの2つのコイルが広い窓を有する時に発
生されるが、たる形磁界は、前記のコイルが小さな窓を
有する時に発生される。コイルの窓は、管の両側の2つ
の横方向巻線パケットとこの横方向巻線パケットを互い
に接続して交差する巻線パケットとで取囲まれた内側の
領域で形成される。自己コンバーゼンスシステムに対し
ては、特に垂直偏向磁界は中央領域でたる形でなければ
ならず(したがって個々のフィールド偏向コイルはその
領域において小さな窓をもたねばならない)また電子銃
側では糸巻き形(すなわち大きな窓)でなければなら
ず、同時に、許容される西−東(水平)ラスターひずみ
の質に応じて、スクリーン側では、均等な、より多い糸
巻き形またはより少ない糸巻き形でなければならない。
同様な磁界の形は、高い解像度をもたねばならない表示
管の白黒システム及び偏向ユニットにも重要である。
コイルシステムの2つのコイルが広い窓を有する時に発
生されるが、たる形磁界は、前記のコイルが小さな窓を
有する時に発生される。コイルの窓は、管の両側の2つ
の横方向巻線パケットとこの横方向巻線パケットを互い
に接続して交差する巻線パケットとで取囲まれた内側の
領域で形成される。自己コンバーゼンスシステムに対し
ては、特に垂直偏向磁界は中央領域でたる形でなければ
ならず(したがって個々のフィールド偏向コイルはその
領域において小さな窓をもたねばならない)また電子銃
側では糸巻き形(すなわち大きな窓)でなければなら
ず、同時に、許容される西−東(水平)ラスターひずみ
の質に応じて、スクリーン側では、均等な、より多い糸
巻き形またはより少ない糸巻き形でなければならない。
同様な磁界の形は、高い解像度をもたねばならない表示
管の白黒システム及び偏向ユニットにも重要である。
【0007】従来は、通常の巻線方法を用いながら、前
記の用途に対し望まれるできるだけ変わる窓の開きを有
する偏向コイルをつくることは不可能とされてきた。も
っとも、この問題を緩和するために色々な妥協的な解決
がある。例えば、垂直偏向磁界内に、垂直偏向磁界の糸
巻き形磁界をその場所で増強する軟磁性金属材料の板に
よって補償することが普通に行われている。けれども偏
向磁界内の金属板の使用は、表示管偏向ユニットを高い
周波数(EVTV、HDTV)で作動させる場合には望
ましくない。実際に、金属板内に発生された渦電流によ
り発生されるエネルギーを簡単な方法で散逸することは
できないので、偏向コイルの温度が許容限度以上に高く
なることがある。
記の用途に対し望まれるできるだけ変わる窓の開きを有
する偏向コイルをつくることは不可能とされてきた。も
っとも、この問題を緩和するために色々な妥協的な解決
がある。例えば、垂直偏向磁界内に、垂直偏向磁界の糸
巻き形磁界をその場所で増強する軟磁性金属材料の板に
よって補償することが普通に行われている。けれども偏
向磁界内の金属板の使用は、表示管偏向ユニットを高い
周波数(EVTV、HDTV)で作動させる場合には望
ましくない。実際に、金属板内に発生された渦電流によ
り発生されるエネルギーを簡単な方法で散逸することは
できないので、偏向コイルの温度が許容限度以上に高く
なることがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、軟磁
性金属板を用いずまた窓の開きを極端に変える必要なし
に、必要な垂直磁界変化を実現することを可能にするこ
とにある。
性金属板を用いずまた窓の開きを極端に変える必要なし
に、必要な垂直磁界変化を実現することを可能にするこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、冒頭に記載したタイプの表示管におい
て、各フィールド偏向コイルの電子銃側の彎曲張出し部
は、電子銃側で窓を取囲む導線の接続グループに加え
て、少なくとも第1及び第2のサブアセンブリを有し、
各サブアセンブリは、管の対向した側に配された2つの
縦方向導線グループを有し、これ等の導線グループは、
電子銃側において、縦方向導線グループと同一面にある
導線の接続グループによって接続され、第1のサブアセ
ンブリは第2のサブアセンブリ内に配され、2つより多
くのサブアセンブリがある場合には、第2のサブアセン
ブリは第3のサブアセンブリ内というように以下同様に
して配されたことを特徴とするものである。
めに、本発明は、冒頭に記載したタイプの表示管におい
て、各フィールド偏向コイルの電子銃側の彎曲張出し部
は、電子銃側で窓を取囲む導線の接続グループに加え
て、少なくとも第1及び第2のサブアセンブリを有し、
各サブアセンブリは、管の対向した側に配された2つの
縦方向導線グループを有し、これ等の導線グループは、
電子銃側において、縦方向導線グループと同一面にある
導線の接続グループによって接続され、第1のサブアセ
ンブリは第2のサブアセンブリ内に配され、2つより多
くのサブアセンブリがある場合には、第2のサブアセン
ブリは第3のサブアセンブリ内というように以下同様に
して配されたことを特徴とするものである。
【0010】本発明は次のような認識に基づいたもので
ある。すなわち、z方向の垂直偏向磁界の分布の例えば
自己コンバーゼンスに必要な変化(垂直偏向磁界変化)
を実現することができるように予偏向と6極の強さとを
交互に無関係に調節することが可能な筈であり、また、
(交差して)延在する導線の接続グループを夫々有す
る、続けて配設された複数のサブアセンブリを有するセ
ミサドル形のコイルが正確にこの可能性を与える。この
ようなコイルでは、軟磁性材料の板および/または著し
く変わる窓の開きを使用する必要はない。
ある。すなわち、z方向の垂直偏向磁界の分布の例えば
自己コンバーゼンスに必要な変化(垂直偏向磁界変化)
を実現することができるように予偏向と6極の強さとを
交互に無関係に調節することが可能な筈であり、また、
(交差して)延在する導線の接続グループを夫々有す
る、続けて配設された複数のサブアセンブリを有するセ
ミサドル形のコイルが正確にこの可能性を与える。この
ようなコイルでは、軟磁性材料の板および/または著し
く変わる窓の開きを使用する必要はない。
【0011】セミサドル形の偏向コイルは、立ち上がっ
た(弓形の)前部彎曲張出し部と横になった後部彎曲張
出し部とで互いに接続された第1と第2の横方向グルー
プを構成するように巻回された自己支持形コイルであ
る。後部(電子銃側)彎曲張出し部は横方向グループと
同一面であり、したがって管の容器に平行である。
た(弓形の)前部彎曲張出し部と横になった後部彎曲張
出し部とで互いに接続された第1と第2の横方向グルー
プを構成するように巻回された自己支持形コイルであ
る。後部(電子銃側)彎曲張出し部は横方向グループと
同一面であり、したがって管の容器に平行である。
【0012】第1のサブアセンブリの接続グループが管
のネックのまわりを実質的に真っ直ぐな通路に沿って延
在すれば、電子銃側の垂直な2極磁界は、通常のフィー
ルド偏向コイルよりも急な変化をもつようにすることが
達成できる。ラスタ−誤差及び異方的非点収差は、コマ
補正に必要な正の6極成分を維持または更には強めさえ
しながら、前記の2極磁界変化によって都合よく影響さ
れることができる。
のネックのまわりを実質的に真っ直ぐな通路に沿って延
在すれば、電子銃側の垂直な2極磁界は、通常のフィー
ルド偏向コイルよりも急な変化をもつようにすることが
達成できる。ラスタ−誤差及び異方的非点収差は、コマ
補正に必要な正の6極成分を維持または更には強めさえ
しながら、前記の2極磁界変化によって都合よく影響さ
れることができる。
【0013】第2のサブアセンブリも管のネックのまわ
りを実質的に真っ直ぐな通路に沿って延在すれば、2極
及び6極の形はf(z)として極めて正確に設定するこ
とができる。変数は、縦方向及び接続グループの導線の
数と接続グループの軸方向の位置である。コンバーゼン
ス誤差(非点収差及びコマ)と西−東ラスター誤差はこ
の場合同時に著しく最小にされることができる。
りを実質的に真っ直ぐな通路に沿って延在すれば、2極
及び6極の形はf(z)として極めて正確に設定するこ
とができる。変数は、縦方向及び接続グループの導線の
数と接続グループの軸方向の位置である。コンバーゼン
ス誤差(非点収差及びコマ)と西−東ラスター誤差はこ
の場合同時に著しく最小にされることができる。
【0014】特別な利点は、表示スクリーンより最も離
れたサブアセンブリの接続グループが、表示スクリーン
に隣接する部分よりも該表示スクリーンに近く位置され
た中央部分を有すると得られる。いわば、2つのループ
形のセグメントがこの場合関係の電子銃側の端に形成さ
れ、このため、付勢されると比較的強い正の6極成分が
発生される。この場合、隅及び北−南(垂直)ラスター
の幾何形のフィールドコマ、フィールド非点収差、ミス
コンバーゼンスを同時に最小にすることさえも可能であ
る。
れたサブアセンブリの接続グループが、表示スクリーン
に隣接する部分よりも該表示スクリーンに近く位置され
た中央部分を有すると得られる。いわば、2つのループ
形のセグメントがこの場合関係の電子銃側の端に形成さ
れ、このため、付勢されると比較的強い正の6極成分が
発生される。この場合、隅及び北−南(垂直)ラスター
の幾何形のフィールドコマ、フィールド非点収差、ミス
コンバーゼンスを同時に最小にすることさえも可能であ
る。
【0015】
【実施例】以下本発明を図面の実施例によって詳しく説
明する。図1は、中に電子銃システム3が取付けられた
狭いネック部2から、表示スクリーン5をそなえた広い
ファンネル部4に延在する容器6を有する表示管1の一
実施例を示す。電磁偏向ユニット7が前記の狭い部分と
広い部の境界において管上に取付けられる。この電磁偏
向ユニット7は、前端部9と後端部10を有する絶縁材
料の支持体8を有する。前記の端部9と10の間には、
電子銃システム3で発生された電子ビームを水平方向に
偏向する(ライン)偏向磁界を発生するための偏向コイ
ル11,11′のシステムが支持体8の内側にあり、電
子銃システム3で発生された電子ビームを垂直方向に偏
向する(フィールド)偏向磁界を発生するためのコイル
12,12′のシステムが支持体8の外側にある。偏向
コイルシステム11,11′と12,12′は磁性材料
の環状コア14で取囲まれている。ライン偏向コイルシ
ステムのコイル11,11′と同様に、フィルード偏向
コイルシステムの個々のコイル12,12′は、横にな
った電子銃側の彎曲張出し部を有するサドル形である
(セミサドル形)。
明する。図1は、中に電子銃システム3が取付けられた
狭いネック部2から、表示スクリーン5をそなえた広い
ファンネル部4に延在する容器6を有する表示管1の一
実施例を示す。電磁偏向ユニット7が前記の狭い部分と
広い部の境界において管上に取付けられる。この電磁偏
向ユニット7は、前端部9と後端部10を有する絶縁材
料の支持体8を有する。前記の端部9と10の間には、
電子銃システム3で発生された電子ビームを水平方向に
偏向する(ライン)偏向磁界を発生するための偏向コイ
ル11,11′のシステムが支持体8の内側にあり、電
子銃システム3で発生された電子ビームを垂直方向に偏
向する(フィールド)偏向磁界を発生するためのコイル
12,12′のシステムが支持体8の外側にある。偏向
コイルシステム11,11′と12,12′は磁性材料
の環状コア14で取囲まれている。ライン偏向コイルシ
ステムのコイル11,11′と同様に、フィルード偏向
コイルシステムの個々のコイル12,12′は、横にな
った電子銃側の彎曲張出し部を有するサドル形である
(セミサドル形)。
【0016】図2は、図1に示した構造のフィールド偏
向コイル12の電子銃側の端部の平面図である。この図
は、破線の円内に、横になった彎曲張出し部15が電子
銃側で窓25を取囲む接続グループ23と、管の対向す
る側に配された2つの縦方向導線グループ19,1
9′,・・・等とこの縦方向の導線グループと同一面に
夫々ある接続グループ20,21及び22とを有する3
つのサブアセンブリ16,17及び18を示す。いうな
れば、コイルは多数の「ハンドル」を有する。1つのハ
ンドルは、管容器と平行に配された2つの縦方向導線グ
ループと、所定の軸方向位置(z位置)において縦方向
導線グループの彎曲面内にある1つの接続グループとを
有する。ハンドルは事実上任意の磁界設計を電子銃側で
実現することのできる多数のサブコイルを形成する。更
にいえば、このことは、最も重大なコイル問題の1つす
なわちトリレンマ(trilemma)問題を有効に解
決することができる(電子銃側におけるフィールド偏向
コイルの線の特別な分布によって)。
向コイル12の電子銃側の端部の平面図である。この図
は、破線の円内に、横になった彎曲張出し部15が電子
銃側で窓25を取囲む接続グループ23と、管の対向す
る側に配された2つの縦方向導線グループ19,1
9′,・・・等とこの縦方向の導線グループと同一面に
夫々ある接続グループ20,21及び22とを有する3
つのサブアセンブリ16,17及び18を示す。いうな
れば、コイルは多数の「ハンドル」を有する。1つのハ
ンドルは、管容器と平行に配された2つの縦方向導線グ
ループと、所定の軸方向位置(z位置)において縦方向
導線グループの彎曲面内にある1つの接続グループとを
有する。ハンドルは事実上任意の磁界設計を電子銃側で
実現することのできる多数のサブコイルを形成する。更
にいえば、このことは、最も重大なコイル問題の1つす
なわちトリレンマ(trilemma)問題を有効に解
決することができる(電子銃側におけるフィールド偏向
コイルの線の特別な分布によって)。
【0017】図3は、立ち上がった彎曲張出し部36
と、電子銃側(狭い)端部で所定の軸方向位置において
延在する各接続グループ33と34(「二重ハンド
ル」)をそなえた2つのサブアセンブリを有する横にな
った彎曲張出し部35とを有するセミサドル形の(フィ
ールド)偏向コイルの斜視部である。
と、電子銃側(狭い)端部で所定の軸方向位置において
延在する各接続グループ33と34(「二重ハンド
ル」)をそなえた2つのサブアセンブリを有する横にな
った彎曲張出し部35とを有するセミサドル形の(フィ
ールド)偏向コイルの斜視部である。
【0018】図4は、所定の軸方向位置において電子銃
側(狭い)端部に延在する各接続グループ43,44及
び45を有する(「三重ハンドル」)セミサドル形の
(フィールド)偏向コイル42の斜視図である。
側(狭い)端部に延在する各接続グループ43,44及
び45を有する(「三重ハンドル」)セミサドル形の
(フィールド)偏向コイル42の斜視図である。
【0019】次の現象、すなわち、自己コンバーゼン
ス、フィールド非点収差、フィールドコマ、北−南ラス
ター及び程度は少ないが異方的コンバーゼンス効果(隅
におけるクロスイング)はこのようなハンドル構造によ
って影響されることができる。
ス、フィールド非点収差、フィールドコマ、北−南ラス
ター及び程度は少ないが異方的コンバーゼンス効果(隅
におけるクロスイング)はこのようなハンドル構造によ
って影響されることができる。
【0020】自己コンバーゼンス 或る場合には、自己コンバーゼンスは、フィールド偏向
点をライン偏向点に対してシフトすることによって実現
することができる。フィールド偏向点の位置は、設計段
階の管「ハンドル」を「シフト」することによって正確
に設定することができる。
点をライン偏向点に対してシフトすることによって実現
することができる。フィールド偏向点の位置は、設計段
階の管「ハンドル」を「シフト」することによって正確
に設定することができる。
【0021】フィールド非点収差 フィールド非点収差は、窓(25;図2)の狭い端に近
い領域における予偏向の程度及びその場所の線分布によ
って制御される。したがって、その領域内のハンドルの
2極の寄与は予偏向に影響を与えることができる。フィ
ールド非点収差を補正する別のパラメータは、z位置及
び窓25の狭い端部の幅である。
い領域における予偏向の程度及びその場所の線分布によ
って制御される。したがって、その領域内のハンドルの
2極の寄与は予偏向に影響を与えることができる。フィ
ールド非点収差を補正する別のパラメータは、z位置及
び窓25の狭い端部の幅である。
【0022】フィールドコマ フィールドコマの値は、6極の強さを調節することによ
って制御される。これは種々の方法で実現することがで
きる。フィールド偏向コイルの磁界は低い周波数(50
−100Hz)を有するので、既に電子銃上でビームに
力に及ぼすことが可能である。端のハンドルにへこみ
(53;図5)を設けることによって、特別な電流ルー
プ(コイル)が言わば偏向コイル52の電子銃側に形成
され、このため2極成分に対して正の6極成分が強めら
れる。したがって、2極/6極比を調節することがで
き、これによってコマ誤差を最小にすることができる。
時として、1つのへこみ(図5)の代わりに2つの中間
ハンドル(図4)を用いることによりへこみの効果に近
似させることが可能である。これは、多すぎる2極なし
に、1つの強い6極を発生する可能性をも与える。電子
銃側で窓を取囲む接続グループ(55;図5)に近い或
いは正接さえする第1のサブアセンブリ56を形成する
ことによって、二重の効果が得られる、すなわち、導線
の一部は大きな角度で配され、初めは接続グループ55
の最後の導線であった終端導線が、管のネックのまわり
に実質的に真っ直ぐな通路に沿って延在する。2つの動
作によって、6極は、略々等しい2極の強さにおいて更
に正になる。例えば、通常の偏向コイルの電子銃側にお
けるz軸に沿った6極磁界の強さH6 を示す図7と図3
に示したタイプのフィールド偏向コイルの電子銃側にお
けるz軸に沿った6極磁界の強さH6 を示す図9とを比
較されたい。
って制御される。これは種々の方法で実現することがで
きる。フィールド偏向コイルの磁界は低い周波数(50
−100Hz)を有するので、既に電子銃上でビームに
力に及ぼすことが可能である。端のハンドルにへこみ
(53;図5)を設けることによって、特別な電流ルー
プ(コイル)が言わば偏向コイル52の電子銃側に形成
され、このため2極成分に対して正の6極成分が強めら
れる。したがって、2極/6極比を調節することがで
き、これによってコマ誤差を最小にすることができる。
時として、1つのへこみ(図5)の代わりに2つの中間
ハンドル(図4)を用いることによりへこみの効果に近
似させることが可能である。これは、多すぎる2極なし
に、1つの強い6極を発生する可能性をも与える。電子
銃側で窓を取囲む接続グループ(55;図5)に近い或
いは正接さえする第1のサブアセンブリ56を形成する
ことによって、二重の効果が得られる、すなわち、導線
の一部は大きな角度で配され、初めは接続グループ55
の最後の導線であった終端導線が、管のネックのまわり
に実質的に真っ直ぐな通路に沿って延在する。2つの動
作によって、6極は、略々等しい2極の強さにおいて更
に正になる。例えば、通常の偏向コイルの電子銃側にお
けるz軸に沿った6極磁界の強さH6 を示す図7と図3
に示したタイプのフィールド偏向コイルの電子銃側にお
けるz軸に沿った6極磁界の強さH6 を示す図9とを比
較されたい。
【0023】北−南ラスターひずみ ここでは2極分布は1つの役目をし、やはりハンドル構
造によって影響されることができる。例えば、通常のフ
ィールド偏向コイルの電子銃側におけるz軸に沿った2
極磁界の強さH2 を示す図6と図3に示したタイプの偏
向コイルの電子銃側におけるz軸に沿った2極磁界の強
さH2 を示す図8とを比較されたい。
造によって影響されることができる。例えば、通常のフ
ィールド偏向コイルの電子銃側におけるz軸に沿った2
極磁界の強さH2 を示す図6と図3に示したタイプの偏
向コイルの電子銃側におけるz軸に沿った2極磁界の強
さH2 を示す図8とを比較されたい。
【0024】使用可能な変調は、特に、2つまたはそれ
以上の個別のハンドルを形成することによって得られ
る、すなわち、ハンドルがそれ等の周囲の少なくとも一
部にわたって互いに分けられるように、ハンドル間に細
長いおよび/または(2つの)3角形の開口が存する。
3角形の開口は、例えば、接続グループ56が中央部分
で接続グループ55に正接した時(図5)および/また
は縦方向導線グループが或る角度をもって延在した時に
得られる(図3の60,61;図4の62,63,6
4;図5の65,66)。接続グループの細かい分布を
有する電子銃側の彎曲張出し部の本発明の構造の重要な
観点は、電流が常にハンドルの横断接続グループ内を同
じ方向に流れ、自己コンバーゼンス条件、等方的フィー
ルドコマ、フィールド非点収差及び北−南ラスターに可
なりの程度影響を及ぼしまた非等方的誤差と西−東ラス
ターに僅かな程度影響を及ぼす可能性を与える。
以上の個別のハンドルを形成することによって得られ
る、すなわち、ハンドルがそれ等の周囲の少なくとも一
部にわたって互いに分けられるように、ハンドル間に細
長いおよび/または(2つの)3角形の開口が存する。
3角形の開口は、例えば、接続グループ56が中央部分
で接続グループ55に正接した時(図5)および/また
は縦方向導線グループが或る角度をもって延在した時に
得られる(図3の60,61;図4の62,63,6
4;図5の65,66)。接続グループの細かい分布を
有する電子銃側の彎曲張出し部の本発明の構造の重要な
観点は、電流が常にハンドルの横断接続グループ内を同
じ方向に流れ、自己コンバーゼンス条件、等方的フィー
ルドコマ、フィールド非点収差及び北−南ラスターに可
なりの程度影響を及ぼしまた非等方的誤差と西−東ラス
ターに僅かな程度影響を及ぼす可能性を与える。
【0025】可なりの程度影響を与えることのできる前
記の4つの誤差のうち、少なくとも3つは、満足すべき
程度に同時に調節することができる。
記の4つの誤差のうち、少なくとも3つは、満足すべき
程度に同時に調節することができる。
【0026】例えば多重ハンドル内の5つの線を変位す
ると、0.5mmの効果を実現することができる。顕著
な効果を簡単な方法で実現することがてきるので、本発
明はコイルの設計に強力な手段を与える。
ると、0.5mmの効果を実現することができる。顕著
な効果を簡単な方法で実現することがてきるので、本発
明はコイルの設計に強力な手段を与える。
【図1】偏向ユニットが取付けられた陰極線管のy−z
面における断面図である。
面における断面図である。
【図2】本発明管のフィールド偏向コイルの電子銃側の
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図3】本発明の偏向コイルシステムの一方のコイルの
別の実施例の斜視図である。
別の実施例の斜視図である。
【図4】本発明の偏向コイルシステムの一方のコイルの
更に別の実施例の斜視図である。
更に別の実施例の斜視図である。
【図5】本発明の偏向コイルシステムの一方のコイルの
更に別の実施例の斜視図である。
更に別の実施例の斜視図である。
【図6】従来の偏向コイルの端部における2極磁界の強
さを示す線図である。
さを示す線図である。
【図7】従来の偏向コイルの端部における6極磁界の強
さを示す線図である。
さを示す線図である。
【図8】図3に示したタイプのフィールド偏向コイルの
端部における2極磁界の強さを示す線図である。
端部における2極磁界の強さを示す線図である。
【図9】図3に示したタイプのフィールド偏向コイルの
端部における6極磁界の強さを示す線図である。
端部における6極磁界の強さを示す線図である。
11,11′,32,42,52 ライン偏向コイル 12,12′ フィールド偏向コイル 15,35,36 彎曲張出し部 16,17,18,56 サブアセンブリ 19,19′ 縦方向導線グループ 20,21,22,33,34,43,44,45,5
5 接続グループ 25 窓 53 へこみ 60,61,62,63,64,65,66 開口
5 接続グループ 25 窓 53 へこみ 60,61,62,63,64,65,66 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス ペニンハ オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェンフルーネヴァウツウェッハ 1 (72)発明者 ヨハネス アドリアヌス ペトルス デ フォルデル オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェンフルーネヴァウツウェッハ 1
Claims (6)
- 【請求項1】 電子銃、縦軸、表示スクリーン及び電磁
偏向ユニットを有する表示管であって、前記のユニット
は、ライン偏向コイルシステムと、互いに対向して位置
する2つのフィールド偏向コイルを有するフィールド偏
向コイルシステムとを有し、この場合縦軸に対し、各フ
ィールド偏向コイルは、横になった電子銃側の彎曲張出
し部と、これに対して立ち上がった表示スクリーン側の
彎曲張出し部を有し、その間に窓を有するようにした表
示管において、各フィールド偏向コイルの電子銃側の彎
曲張出し部は、電子銃側で窓を取囲む導線の接続グルー
プに加えて、少なくとも第1及び第2のサブアセンブリ
を有し、各サブアセンブリは、管の対向した側に配され
た2つの縦方向導線グループを有し、これ等の導線グル
ープは、電子銃側において、縦方向導線グループと同一
面にある導線の接続グループによって接続され、第1の
サブアセンブリは第2のサブアセンブリ内に配され、2
つより多くのサブアセンブリがある場合には、第2のサ
ブアセンブリは第3のサブアセンブリ内というように以
下同様にして配されたことを特徴とする表示管。 - 【請求項2】 第1のサブアセンブリの接続グループは
管のネックのまわりを略々真っ直ぐな通路に沿って延在
する請求項1の表示管。 - 【請求項3】 第2のサブアセンブリの接続グループも
管のネックのまわりを略々真っ直ぐな通路に沿って延在
する請求項2の表示管。 - 【請求項4】 表示スクリーンから最も遠く離れている
サブアセンブリの接続グループは、表示スクリーンに隣
接した部分よりも表示スクリーンに近い中央部分を有す
る請求項1または2のいずれか1項の表示管。 - 【請求項5】 サブアセンブリは、少なくともその周囲
の一部にわたって分けられた請求項1の表示管。 - 【請求項6】 2つの隣接するサブアセンブリの縦方向
導線グループは、互いに或る角度をなして延在する請求
項1の表示管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP91202847 | 1991-11-01 | ||
NL91202847:9 | 1991-11-01 |
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DE (1) | DE69210943T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100465294B1 (ko) * | 2002-07-11 | 2005-01-13 | 삼성전기주식회사 | 편향요크 |
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EP0690471B1 (fr) * | 1994-07-01 | 1998-11-18 | THOMSON TUBES & DISPLAYS S.A. | Système de déviation des faisceaux électroniques pour tube à rayons cathodiques |
US5847503A (en) * | 1994-09-24 | 1998-12-08 | Thomson Tubes & Displays S.A. | Electron beam deflection device for cathode ray tubes which is self convergent and geometry corrected |
TW320731B (ja) * | 1996-02-26 | 1997-11-21 | Victor Company Of Japan | |
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FR2757678B1 (fr) * | 1996-12-20 | 1999-01-29 | Thomson Tubes & Displays | Unite de deviation pour tube a rayons cathodiques autoconvergents comportant des bobines de deviation en forme de selle |
FR2757679B1 (fr) * | 1996-12-20 | 1999-01-29 | Thomson Tubes & Displays | Unite de deviation pour tube a rayons cathodiques autoconvergents comportant des bobines de deviation en forme de selle |
FR2757681B1 (fr) | 1996-12-20 | 1999-01-29 | Thomson Tubes & Displays | Systeme de deviation pour tube a rayons cathodiques adapte au controle de la geometrie nord/sud de l'image |
FR2757680B1 (fr) * | 1996-12-20 | 1999-01-29 | Thomson Tubes & Displays | Unite de deviation pour tube a rayons cathodiques en couleurs comportant des bobines de deviation en forme de selle |
KR19980051541A (ko) * | 1996-12-23 | 1998-09-15 | 구자홍 | 음극선관용 편향요크 |
CN1199221C (zh) * | 1999-11-17 | 2005-04-27 | 皇家菲利浦电子有限公司 | 阴极射线管用的偏转装置和鞍形偏转线圈的制造方法 |
EP1139380A1 (de) * | 2000-03-29 | 2001-10-04 | Matsushita Electronics (Europe) GmbH | Ablenkeinheit für Farbbild-Elektronenstrahlröhren |
WO2002078017A2 (en) | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Sarnoff Corporation | Cathode ray tube deflection yoke |
KR100467845B1 (ko) * | 2003-03-18 | 2005-01-25 | 삼성전기주식회사 | 편향 요크의 편향 코일 |
US11672074B2 (en) * | 2019-07-11 | 2023-06-06 | Lockheed Martin Corporation | Shielding structures in plasma environment |
KR102485236B1 (ko) * | 2022-06-29 | 2023-01-06 | 한국진공주식회사 | 고온진공 인라인 열처리 시스템의 열소산 장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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NL8300031A (nl) * | 1983-01-06 | 1984-08-01 | Philips Nv | Inrichting voor het weergeven van televisiebeelden en afbuigeenheid daarvoor. |
NL8300032A (nl) * | 1983-01-06 | 1984-08-01 | Philips Nv | Inrichting voor het weergeven van televisiebeelden en afbuigeenheid daarvoor. |
NL8701276A (nl) * | 1987-05-29 | 1988-12-16 | Philips Nv | Beeldweergeefsysteem met afbuigeenheid met dubbel zadelspoelenstelsel. |
NL8802194A (nl) * | 1988-09-06 | 1990-04-02 | Philips Nv | Coma-gecorrigeerd beeldweergeefsysteem. |
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NL8802641A (nl) * | 1988-10-27 | 1990-05-16 | Philips Nv | Werkwijze voor het vervaardigen van een zadelvormige afbuigspoel voor een beeldweergeefbuis en afbuigsysteem met zadelvormige afbuigspoelen. |
NL8900213A (nl) * | 1989-01-30 | 1990-08-16 | Philips Nv | Werkwijze voor het vervaardigen van een zadelvormige afbuigspoel voor een beeldweergeefbuis. |
DE3913597A1 (de) * | 1989-04-25 | 1990-11-08 | Heumann Pharma Gmbh & Co | Diazinderivate, verfahren zu ihrer herstellung und diese verbindungen enthaltende arzneimittel |
DE68928125T2 (de) * | 1989-10-31 | 1997-10-16 | Thomson Tubes & Displays S.A., Courbevoie | Anzeigevorrichtung mit einer Farbbildröhre |
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-
1992
- 1992-10-27 KR KR1019920019798A patent/KR100260802B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-10-28 EP EP92203305A patent/EP0540113B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-28 DE DE69210943T patent/DE69210943T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-30 JP JP29278692A patent/JP3429794B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-11-01 US US08/333,117 patent/US5506469A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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---|---|
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US5506469A (en) | 1996-04-09 |
EP0540113A1 (en) | 1993-05-05 |
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KR930011080A (ko) | 1993-06-23 |
KR100260802B1 (ko) | 2000-07-01 |
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---|---|---|---|
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