JPH052171Y2 - - Google Patents

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JPH052171Y2
JPH052171Y2 JP1989048850U JP4885089U JPH052171Y2 JP H052171 Y2 JPH052171 Y2 JP H052171Y2 JP 1989048850 U JP1989048850 U JP 1989048850U JP 4885089 U JP4885089 U JP 4885089U JP H052171 Y2 JPH052171 Y2 JP H052171Y2
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elongated body
spantex
approaches
right ends
elasticity
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JP1989048850U
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はラツプバンドに係り、特に伸縮自在の
素材を用いたラツプバンドに関するものである。
[従来の技術] ラツプバンド(WRAP BAND)は捻挫、打撲
等の怪我をした肘や膝の関節部分を保護するため
に用いられるものであり、単に包帯を捲きつける
方法に替えて伸縮性を備えたラツプバンドが知ら
れており、肘や膝部の動きに対して追従できるよ
うにしている。
また、本出願人は実公昭56−45609号の『健康
帯』において、以下の提案をしている。
即ち、各々がスパンテツクス糸を含む多数のタ
テ糸群を各タテ糸群の間にヨコ糸のみを露出させ
て成る実質的に間〓を有する溝で左右両端に近づ
くに従い幅が狭くなるように分割し、前記スパン
テツクスの密度が左右両端に近づくに従い小さく
なるように配し、前記スパンテツクスの密度変化
により中央部で伸縮度が小さく(締め付け力は大
きく)、左右両端に近づくにつれて伸縮度が大き
く(締め付け力は小さく)なるようにすることに
より人体の胴の体型に広じた伸縮性を有し、かつ
前記溝より通気が行なえるようにした長尺体を、
長手方向が横向きになるようにして成る健康体で
ある。
第2図は実公昭56−45609号になる『健康帯』
の図面の第1図を示したものであり、健康帯10
0の構成を表した正面図である。本図において、
図示のように伸縮自在のスパンテツクスを含むタ
テ糸の群16は中心部では幅が広く両縁部の耳部
14に近づくに従い幅が小さくなるようにされて
おり、タテ糸の群16の各間にはヨコ糸が露出し
た溝18が編み込まれている。
したがつて、本願によれば、中央部分から両縁
部にかけて伸縮力が暫減するように構成されてお
り、特に体型に対応した伸縮性を示し、かつ通気
性と保形性にすぐれる健康帯としている。
[本考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来のラツプバンドの内の伸縮
性を有するものは、伸縮性がバンドの幅方向に一
定であることから、フイツト感に乏しく、特に起
伏の大きい足のくるぶしを中心にして捲く場合
と、起伏の大きい膝を中心にして捲く場合におい
ては圧迫感を伴うとともに、従来のラツプバンド
を捲く際には、一端を手で押えて片方の手で足の
くるぶしを中心または膝を中心にして捲くように
していたので、装着が面倒となる問題点があり、
上述の本願出願人になる上記の『健康帯』は主と
して腰部用を意図しており、ラツプバンドとして
の使用には不向きであつた。
従つて本考案はこれらの問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、従来のラ
ツプバンドに比較して極めてフイツト感に富み、
従い圧迫感がなく、動きの追従性に富に、かつ装
着を容易にしたラツプバンドを提供することにあ
る。
[課題を解決しようとする手段] 上述した問題を解決し、目的を達成するため
に、本考案は各々がスパンテツクス糸を含む多数
のタテ糸群は各タテ糸群の間にヨコ糸のみを露出
させて成る実質的に間〓を有する溝で左右両端に
近づくに従い幅が狭くなるように分割し、前記ス
パンテツクスの密度が左右両端に近づくに従い小
さくなるように配し、前記スパンテツクスの密度
変化により中央部で伸縮力が大きく左右両端に近
づくにつれて伸縮力が小さくなるようにすること
により人体の体型に広じた伸縮性を有し、かつ前
記溝より通気が行なえるようにした長尺体の一端
部の該長尺体の表面に掛止できる掛止体を備える
一方、他端部に筒状部を備えるようにしている。
[作用] 上記の構成において、人体の膝もしくは肘部等
にラツプバンドを装着するには、長尺体の他端部
の筒状部を足等に挿入して後に、長尺体を巻きつ
けて他端の掛止体を長尺体に掛止させて装着を終
える。装着後にはスパンテツクスの密度変化によ
り中央部で伸縮力が大きく左右両端に近づくにつ
れて伸縮力が小さくなるようにして、人体の体型
に広じた伸縮力を有し、かつ溝により通気が行な
えるようにする。
[実施例] 以下に本考案の実施例について図面に従つて詳
細に説明する。第1図は本考案の第1実施例に係
るラツプバンドの外観図である。本図において、
ラツプバンド10の基部となる長尺体1aの構成
は第2図に基づいて説明したように、伸縮自在の
スパンテツクスを含むタテ糸の群16は中心部で
は幅が広く両縁部の耳部14に近づくに従い幅が
小さくなるようにされており、タテ糸の群16の
各間にはヨコ糸が露出した溝18が編み込まれて
いる。したがつて、中央部分から両縁部にかけて
伸縮力が暫減するように構成されており、特に体
型に対応できるようにした伸縮性を示し、かつ通
気性と保形性にすぐれるようにされている。
そして、この長尺体1aの両端には長尺体1a
の表面に掛止される掛止体の面フアスナー2が図
示のように1組分離されて縫合されている。そし
て、長尺体1aの他端には図示のような筒状部3
が縫合部5(破線図示)により縫合されるように
形成されている。
つぎに、装着方法について説明すると、第3図
aは第1図のラツプバンド1を膝部分に装着する
初期段階を、また第2図bは装着終了の様子を表
した外観図である。両図において、ラツプバンド
1を膝部分に装着するためには、第2図aに図示
のように、ラツプバンド10の筒状部3を挿入
し、膝の部位まで移動して動かないようにする。
次に、長尺体1aを第2図bに示すように捲きつ
けて、最後に破線図示の面フアスナー2により長
尺体1aへの掛止状態にして装着を終了する。
次に、第2実施例に係るラツプバンド10につ
いて説明すると、第4図は第2実施例に係るラツ
プバンド10のaはラツプバンド10を右足首部
に装着する初期段階を、また第2図bは装着終了
の様子を表した外観図である。
先ず、第4図aにおいてラツプバンド10を右
足首部に装着する方法を説明すると、先ず、筒状
部3を図示のように右足首に挿入してから、長尺
体1aを第2図bに示すように捲きつけて行き、
最後に破線図示の面フアスナー2により長尺体1
0aへの掛止状態にして装着を終了する。すなわ
ち、第2実施例においては筒状部3の内径が第1
実施例より小さく設定されている。
このように足首部に装着した場合にも、長尺体
1aの長手方向の中央部分から両縁部にかけて伸
縮力が暫減するように構成されており、特に足首
のくるぶしの回りの体型に対応できる伸縮性を確
保し、かつ通気性が確保される一方、激しい動き
にも追従できるようになる。
尚、以上の説明は膝と足首のみに限定したが、
この他にも肘、手首、肩等の人体の種々の部位に
本考案のラツプバンドは適用可能であり、これに
は長尺体の全長を種々準備すれば良い。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、フイツ
ト感に富み、従い圧迫感がなく、動きの追従性に
富み、かつ装着を容易にできるラツプバンドを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例に係るラツプバ
ンド10の外観図、第2図は、実公昭56−45609
号になる『健康帯』の図面の第1図、第3図a
は、第1図のラツプバンド10を膝部分に装着す
る初期段階を、また第2図bは装着終了の様子を
表した外観図、第4図aは、第2実施例に係るラ
ツプバンド10を右足首部に装着する初期段階
を、また第2図bは装着終了の様子を表した外観
図である。 図中、10……ラツプバンド、2……面フアス
ナー、3……筒状部、1a……長尺体、16……
タテ糸の群、18……溝、100……健康帯であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各々がスパンテツクス糸を含む多数のタテ糸群
    を各タテ糸群の間にヨコ糸のみを露出させて成る
    実質的に間〓を有する溝で左右両端に近づくに従
    い幅が狭くなるように分割し、前記スパンテツク
    スの密度が左右両端に近づくに従い小さくなるよ
    うに配し、前記スパンテツクスの密度変化により
    中央部で伸縮力が大きく、かつ左右両端に近づく
    につれて伸縮力が小さくなるようにすることによ
    り人体の体型に広じた伸縮性を有し、かつ前記溝
    により通気が行なえるようにした長尺体の一端部
    において該長尺体の表面に掛止できる掛止体を設
    けるとともに、前記長尺体の他端部に筒状部を設
    けたことを特徴とするラツプバンド。
JP1989048850U 1989-04-27 1989-04-27 Expired - Lifetime JPH052171Y2 (ja)

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JPH02139623U JPH02139623U (ja) 1990-11-21
JPH052171Y2 true JPH052171Y2 (ja) 1993-01-20

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