JPH05216586A - ポインティング装置 - Google Patents

ポインティング装置

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Publication number
JPH05216586A
JPH05216586A JP4021266A JP2126692A JPH05216586A JP H05216586 A JPH05216586 A JP H05216586A JP 4021266 A JP4021266 A JP 4021266A JP 2126692 A JP2126692 A JP 2126692A JP H05216586 A JPH05216586 A JP H05216586A
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JP
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cursor
mouse
resolution
movement amount
control device
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JP4021266A
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English (en)
Inventor
Takuo Omori
拓郎 大森
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポインティング装置は、マウス5を移動しな
がら、変更ボタン3を操作することにより、ワンチップ
マイクロコンピュータ24がマウス5の表示部61上に
おける移動量の分解能を適宜変更するものであって、表
示部61上の目標位置までカーソルを移動させる場合、
最初は粗い(通常の)分解能でカーソル移動を行い、目
標位置付近まで近づくと細かい分解能でカーソルを高精
度に移動させる構成である。 【効果】 操作性及び作業能率が著しく向上する。分解
能変更に先立って、現在実行中のプログラムを中断する
ことを回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
に接続されるマウスやトラックボール等のポインティン
グ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2ボタン式のマウスを例に挙げて、従来
のポインティング装置について、図5を参照しながら以
下に説明する。
【0003】従来のマウス40は、図5に示すように、
ボール部41と、回転角検出部42と、データ変換部4
3と、送出部44と、コマンド用ボタン48及び49の
うち、ボタン読取部45とから主として構成されてい
る。
【0004】なお、マウス40は、例えば図6に示すよ
うな平面形状を有しており、コマンド用ボタン48及び
49を備えている。又、コマンド用ボタン48・49
は、それぞれ接点48a・49aを有している。マウス
40は、伝送線60を介して制御装置本体46と接続さ
れている。
【0005】上記回転角検出部42は、図7に示すよう
に、LED(Light Emitting Diode)50とフォトトラ
ンジスタ51とが円盤52を介して対向するように配さ
れている。円盤52には、図8に示すように、複数の貫
通穴52aが設けられており、マウス40の移動に伴っ
て回動するようになっている。円盤52の回動により、
フォトトランジスタ51の受光状態が断続するので、回
転角検出部42は、円盤52の回転角に応じて変化する
マウス40の移動量を検出できるようになっている。
【0006】ここで、マウス40の要部の回路構成例に
ついて、図9及び図10を参照しながら以下に説明す
る。
【0007】マウス40は、図9に示すように、専用ポ
ートを有する構成であり、LED50には、抵抗53を
介して直流電圧Vが印加されている。円盤52の貫通穴
52aを介してLED50からの出射光を受光するフォ
トトランジスタ51のコレクタには直流電圧Vが印加さ
れており、同エミッタは抵抗54を介してグランドに接
続されている。又、上記コレクタはコンパレータ57の
一方の入力端子に接続されている。コンパレータ57の
他方の入力端子には、直流電圧Vを抵抗55及び抵抗5
6により分圧した電圧(抵抗55と抵抗56の接続点の
電圧)が印加されている。コンパレータ57の出力(X
A、XB、YA、YB)は、マウス40の移動量に関す
るデータとして、所定のポート(XA、XB、YA、Y
B)に送られる。又、この時、ボタン読取部45の接点
48a・49aの状態も所定のポート(BUT1、及び
2)に送られる。
【0008】なお、上記接点48a・49aの一方の端
子にはそれぞれ抵抗58・59を介して直流電圧Vが印
加される一方、接点48a・49aの他方の端子はグラ
ンドに接続されている。例えば、コマンド用ボタン48
が操作されると、接点48aがONするので、ローレベ
ル(グランド電圧)がポートBUT1に送られる。又、
コマンド用ボタン49が操作されると、接点49aがO
Nするので、ローレベル(グランド電圧)がポートBU
T1に送られる。
【0009】上記構成によれば、制御装置本体46は、
ポート(XA、XB、YA、YB)を介して送られるコ
ンパレータ57の出力に基づいて、マウス40の移動量
を検出して、該移動量に対応するカーソルの移動を表示
部61上で行うと共に、操作されたコマンド用ボタンに
対応するコマンドを実行する。
【0010】図10は、マウス40がRS232Cの回
線により制御装置本体46と通信を行う回路構成を有す
る場合を示している。なお、図9に示す構成と同じ機能
を有する部材については同一の符号を付記し、その詳細
な説明を省略する。
【0011】LED50のアノードは、抵抗53を介し
てRS232CインターフェースのDTR(Data Termi
nal Ready )端子が接続される一方、LED50のカソ
ードはSG(Signal Ground )端子に接続される。LE
D50からの出射光を受光するフォトトランジスタ51
のコレクタはダイオード70を介してSG端子に接続さ
れており、同エミッタはコンパレータ57の一方の入力
端子に接続されている。コンパレータ57の他方の入力
端子には、上記コレクタ電圧を抵抗55及び抵抗56に
より分圧した電圧(抵抗55と抵抗56の接続点の電
圧)が印加されている。コンパレータ57の出力(X
A、XB、YA、YB)は、抵抗76を介して上記コレ
クタに接続されると共に、マイクロコンピュータ74に
送られるようになっている。
【0012】マイクロコンピュータ74には、接点48
a・49aの状態も入力されている。マイクロコンピュ
ータ74は、コンパレータ57の上記出力に基づいて変
化する出力信号をトランジスタ72のベースに供給する
ようになっている。このベースに印加される信号に基づ
いて、トランジスタ72のコレクタから、マウスの移動
量がRXD(Received Data )端子を介して制御装置本
体46の受信部47に送出される。トランジスタ72の
コレクタは、抵抗71を介してRTS(Request To Sen
d )端子に接続されている。トランジスタ72のエミッ
タは抵抗73を介してTXD(Transmitted Data)端子
に接続され、マイクロコンピュータ74のグランド端子
はこのTXD端子に接続されている。なお、マイクロコ
ンピュータ74は、外部接続される水晶発振器75の発
振周波数に基づいて所定のプログラムが実行されるよう
になっている。
【0013】上記の構成によれば、制御装置本体46
は、RS232Cの回線を介してマイクロコンピュータ
74と通信を行い、受信部47からの受信データに基づ
いてマウス40の移動量に対応するカーソルの移動を表
示部61上で表示すると共に、どのコマンドが入力され
ているかを判断した後、そのコマンドを実行する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、カーソルの移動量の分解能の変更は、その時
に実行されているアプリケーションプログラムを一旦中
断した後、該アプリケーションプログラムとは異なる別
のプログラムを実行することによって行い得る。したが
って、分解能の変更のたびに現在実行中の作業を中断し
なければならないので、作業能率が著しく低下するとい
う問題点を有している。
【0015】例えば、CAD(Computer Aided Design
)等のプログラム実行中には、表示画面上のカーソル
位置の移動を頻繁に行わなければならないので、カーソ
ルの移動量の分解能を変更しないで作業を続行すると、
容易に、しかも正確に所望の位置にカーソルを移動させ
ることが極めて困難である。たとえ、カーソルの移動量
の分解能の変更を適宜実施したとしても、そのたびに、
現在実行中のアプリケーションプログラムを一旦中断し
なければならないので、操作性が悪く、作業能率が著し
く悪くなる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のポインティング
装置は、上記の課題を解決するために、制御装置本体を
介して表示手段上にカーソルを移動させるポインティン
グ装置において、以下の手段を講じたことを特徴として
いる。
【0017】即ち、上記ポインティング装置は、上記表
示手段上のカーソルの移動量の分解能を変更する指令を
入力する入力手段(例えば、ボタン)と、カーソルの移
動量を検出する検出手段と、変更指令を受けると、検出
した移動量の分解能を変更し、この変更結果を制御装置
本体に送る変更手段とを備えている。
【0018】
【作用】上記の構成によれば、入力手段を介して、カー
ソル移動量の分解能の変更指令を変更手段が受けると、
検出されたカーソル移動量の分解能が変更される。表示
手段では、制御装置本体を介して送られる分解能の変更
結果に基づいてカーソルの移動が行われ、それが表示さ
れる。なお、変更指令が入力手段に入力されない場合に
は、カーソルの移動量の分解能は所定値であるので、所
定の移動量だけカーソルが表示手段上で移動する。
【0019】例えば、表示手段上の所望の位置にカーソ
ルを移動させる場合、カーソルの現在位置と移動目標位
置との間の距離が比較的離れていると、変更指令を入力
せずに所定の(粗い)分解能でカーソルが表示手段上を
移動する。一方、カーソルの現在位置と移動目標位置と
の間の距離が比較的小さくなると、変更指令が入力手段
に入力され、カーソル移動量の分解能が細かく設定され
る。これにより、オペレータは、容易に、且つ正確に、
表示手段上の所望の位置までカーソルを移動させること
ができる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例について図1乃至図5、及
び図7、図8に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0021】本実施例に係るポインティング装置とし
て、2ボタン式のマウス5を例に挙げて、以下に説明す
る。このマウス5は、図5に示すように、載置面上で回
動することによってマウス5をスムーズに移動させるボ
ール部41と、ボール部41の回動に伴うマウス5の移
動を回転角の変化により検出する回転角検出部42と、
検出した回転角を所定のデータに変換するデータ変換部
43と、変換されたデータを制御装置本体47に伝送す
る送出部44と、コマンド用ボタン48及び49のう
ち、どのコマンド用ボタンが操作されているのかを読み
取るボタン読取部45とから主として構成されている。
【0022】マウス5は、例えば図2に示すような形状
を有しており、コマンド用ボタン1・2、及びマウス5
の表示部61上における移動量の分解能変更のための変
更ボタン3をその側面に備えている。又、コマンド用ボ
タン1・2は接点1a・2aをそれぞれ有し、変更ボタ
ン3(入力手段)は接点3aを有している。なお、変更
ボタン3を設ける位置は、マウス5本体の側面に限定さ
れず、操作性を阻害しない場所であればよい。
【0023】上記回転角検出部42(検出手段)は、図
7に示すように、発光素子であるLED(Light Emitti
ng Diode)10と、受光素子であるフォトトランジスタ
11と、円盤12とから主として構成されている。な
お、マウス5の移動量の検出は、通常、4組の回転角検
出部(4つのLED、4つのフォトトランジスタ、及び
4つの円盤からなる)から構成されているが、ここでは
説明の便宜上、1組の回転検出部(他の3組の回転検出
部については図示しない)を開示している。
【0024】円盤12には、図8に示すように、外周部
付近に複数の貫通穴12aが所定の間隔で円周方向に設
けられており、マウス5の移動に伴って回動するように
なっている。円盤12の回動により、LED10から発
せられた光はフォトトランジスタ11に到達したり、或
いは到達しなかったりする。つまり、LED10から発
せられた光は、その光路の延長線上に貫通穴12aが位
置する場合だけフォトトランジスタ11に到達すること
ができる。フォトトランジスタ11からは、受光状態に
応じて変化する電気信号が出力される。これにより、回
転角検出部42は、マウス5の単位時間当たりの移動量
に応じて変化する円盤12の回転角を検出できる。
【0025】ここで、マウス5の要部の回路構成例につ
いて、図3及び図4を参照しながら以下に説明する。
【0026】マウス5は、図3に示すように、専用ポー
トを有する構成であり、LED10には、抵抗13を介
して直流電圧Vが印加されている。円盤12の貫通穴1
2aを介してLED10からの出射光を受光するフォト
トランジスタ11のコレクタには直流電圧Vが印加され
ており、同エミッタは抵抗14を介してグランドに接続
されている。又、上記コレクタはコンパレータ17の一
方の入力端子に接続されている。コンパレータ17の他
方の入力端子には、直流電圧Vを抵抗15及び抵抗16
により分圧した電圧(抵抗15と抵抗16の接続点の電
圧)が印加されている。
【0027】コンパレータ17の出力(XA、XB、Y
A、YB)は、マウス5の移動量に応じて変化するデー
タとして、伝送線4を介して、制御装置本体46(例え
ば、コンピュータシステム)の所定の入力ポート(X
A、XB、YA、YB)に送出される。この時、ボタン
読取部45により読み取られた接点1a・2aによるコ
マンド要求の状態、及び接点3aによる分解能変更の有
無も制御装置本体46の所定の入力ポート(BUT1、
2、及び3)に送出されるようになっている。なお、制
御装置本体46は表示部61に接続されている。
【0028】なお、上記接点1a、2a、及び3aの一
方の端子にはそれぞれ抵抗18、19、及び20を介し
て直流電圧Vが印加される一方、接点1a、2a、及び
3aの他方の端子は何れもグランドに接続されている。
例えば、コマンド用ボタン1が操作されると、接点1a
がONするので、ローレベル(グランド電圧)が制御装
置本体46の入力ポート(BUT1)に送られる。又、
コマンド用ボタン2が操作されると、接点2aがONす
るので、ローレベル(グランド電圧)が制御装置本体4
6の入力ポート(BUT2)に送られる。そして、変更
ボタン3が操作されると、接点3aがONするので、ロ
ーレベル(グランド電圧)が制御装置本体46の入力ポ
ート(BUT2)に送られる。
【0029】ここで、上記構成に基づく動作を図1を参
照しながら以下に説明する。
【0030】オペレータがマウス5を載置面上で移動さ
せると、この移動量に応じて変化する出力がコンパレー
タ17から制御装置本体46の入力ポート(XA、X
B、YA、YB)に送出される。制御装置本体46は、
この入力ポートのデータに基づいて、カーソル表示のた
めのデータを表示部61に送る。表示部61では、制御
装置本体46から送られたデータに基づいて、マウス5
の載置面上の移動量に対応するカーソルの移動が行われ
る。
【0031】この時、入力ポート(BUT1)に送出さ
れてくる接点1aのデータに基づいて、コマンド用ボタ
ン1が操作されたか否かが制御装置本体46により検出
される(S1)。S1でコマンド用ボタン1が操作され
ていることが検出されると、該当するコマンドが実行さ
れる(S2)。又、S1でコマンド用ボタン1が操作さ
れていないことが検出されると、S3が実行される。
【0032】S3では、入力ポート(BUT2)に送出
されてくる接点2aのデータに基づいて、コマンド用ボ
タン2が操作されたか否かが制御装置本体46により検
出される。S3でコマンド用ボタン2が操作されている
ことが検出されると、該当するコマンドが実行される
(S4)。又、S3でコマンド用ボタン2が操作されて
いないことが検出されると、S5が実行される。
【0033】S5では、入力ポート(BUT3)に送出
されてくる接点3aのデータに基づいて、変更ボタン3
が操作されたか否かが制御装置本体46により検出され
る。
【0034】S5で変更ボタン3が操作されていること
が検出されると、コンパレータ17の出力を1/N倍に
換算し、これをマウス5の移動量と見做す。この場合、
変更ボタン3が操作されなかった場合と比べて、表示部
61上でのカーソルの移動量は1/Nになり、細かい分
解能でカーソルの移動が行われる。一方、S5で変更ボ
タン2が操作されていないことが検出されると、コンパ
レータ17の出力がそのままマウス5の移動量と見做さ
れ、通常の(粗い)分解能でカーソルの移動が行われ
る。なお、上記Nは正の整数である。
【0035】以上のように、本実施例の構成によれば、
マウス5を移動しながら、変更ボタン3を操作すること
により、現在実行中のアプリケーションプログラムを中
断することなく、マウス5の移動量の分解能を適宜変更
できるので、表示部61上の目標位置までカーソルを移
動させる場合、最初は粗い(通常の)分解能でカーソル
移動を行い、目標位置付近まで近づくと細かい分解能で
カーソルを高精度に移動できるので、操作性が著しく向
上し、著しく作業能率が向上する。
【0036】図4は、マウス5がRS232Cの回線に
より制御装置本体46と通信を行う回路構成を有する場
合を示している。なお、図3に示す構成と同じ機能を有
する部材については同一の符号を付記し、その詳細な説
明を省略する。
【0037】このマウス5は、図4に示すように、LE
D10のアノードには、抵抗13を介してRS232C
インターフェースのDTR(Data Terminal Ready )端
子が接続される一方、LED10のカソードはSG(Si
gnal Ground )端子に接続される。フォトトランジスタ
11のコレクタはダイオード20を介してSG端子が接
続されており、同エミッタはコンパレータ17の一方の
入力端子に接続されている。このコンパレータ17の他
方の入力端子には、上記コレクタ電圧を抵抗15及び抵
抗16により分圧した電圧(抵抗15と抵抗16の接続
点の電圧)が印加されている。コンパレータ17の出力
(XA、XB、YA、YB)は、抵抗26を介して上記
コレクタに接続されると共に、ワンチップマイクロコン
ピュータ24(変更手段)の入力端子(XA、XB、Y
A、YB)に送られる。なお、ワンチップマイクロコン
ピュータ24の電源は、ダイオード20のカソードを介
して供給されている。
【0038】接点1a、2a、及び3aの一端は共にT
XD端子に接続され、他端はそれぞれワンチップマイク
ロコンピュータ24の端子BUT1、2、及び3に接続
されると共に、抵抗18、19、及び20を介してフォ
トトランジスタ11のコレクタにそれぞれ接続されてい
る。これにより、ワンチップマイクロコンピュータ24
には、接点1a・2aの状態、及び接点3aによるマウ
ス5の移動量の分解能変更の有無に関するデータも入力
される。
【0039】ワンチップマイクロコンピュータ24は、
コンパレータ17の出力に基づいて変化する出力信号を
受けて、これに上記接点1a・2aの状態、及び接点3
aの状態を加味したものをトランジスタ22のベースに
供給するようになっている。
【0040】このベースに印加される信号に基づいて、
トランジスタ22のコレクタから、マウスの移動量に関
する情報がRXD(Received Data )端子を介して制御
装置本体46の受信部47に送出されるようになってい
る。
【0041】なお、トランジスタ22のコレクタは、抵
抗21を介してRTS(Request ToSend )端子に接続
されている。トランジスタ22のエミッタは抵抗23を
介してTXD(Transmitted Data)端子に接続され、ワ
ンチップマイクロコンピュータ24のグランド端子はこ
のTXD端子に接続されている。なお、ワンチップマイ
クロコンピュータ24は、外部接続される水晶発振器2
5の発振周波数に基づいて所定のプログラムが実行され
るようになっている。
【0042】上記の構成によれば、オペレータがマウス
5をその載置面上で移動させると、この移動量に応じて
変化する出力がコンパレータ17からワンチップマイク
ロコンピュータ24に送られる。ワンチップマイクロコ
ンピュータ24では、コンパレータ17の出力に接点1
a〜3aの状態を加味したコードが生成される。そし
て、RXD端子を介して、このコードが制御装置本体4
6の受信部47に送られ、上記コードが解読される。制
御装置本体46は、受信部47からのデータに基づい
て、カーソル表示のためのデータを表示部61に送る。
表示部61では、制御装置本体46から送られたデータ
に基づいて、マウス5の載置面上の移動量に対応するカ
ーソルの移動が表示される。
【0043】この時、上記コードの解読の結果に基づい
て、コマンド用ボタン1が操作されたか否かが制御装置
本体46により検出される(S1)。検出後の処理は前
記図3の構成の場合と同様(図1参照)であるので、こ
こでは省略する。
【0044】S3では、上記コードの解読の結果に基づ
いて、コマンド用ボタン2が操作されたか否かが制御装
置本体46により検出される。検出後の処理は前記図3
の構成の場合と同様(図1参照)であるので、ここでは
省略する。
【0045】S5では、上記コードの解読の結果に基づ
いて、変更ボタン3が操作されたか否かが制御装置本体
46により検出される。つまり、S5で変更ボタン3が
操作されていることが検出されると、コンパレータ17
の出力を1/N倍に換算し、これをマウス5の移動量と
見做す。したがって、表示部61上でのカーソルの移動
量は1/Nになり、細かい分解能でカーソルの移動が行
われる。一方、S5で変更ボタン2が操作されていない
ことが検出されると、コンパレータ17の出力は換算さ
れず、所定の(粗い)分解能でカーソルの移動が行われ
る。
【0046】以上のように、本実施例の構成によれば、
前記図3の場合と同様に、マウス5を移動しながら、変
更ボタン3を操作することにより、現在実行中のアプリ
ケーションプログラムを中断することなく、マウス5の
移動量の分解能を容易に変更できるので、表示部61上
の目標位置までカーソルを移動させる場合、最初は粗い
(通常の)分解能でカーソル移動を行い、目標位置付近
まで近づくと細かい分解能でカーソルを高精度に移動で
きるので、操作性が著しく向上し、作業能率が著しく向
上する。
【0047】又、本実施例の構成によれば、ワンチップ
マイクロコンピュータ24よってマウス5の移動量の分
解能が変更されるので、制御装置本体46の負担が大幅
に軽減される。これにより、システムの信頼性が著しく
向上すると共に、制御装置本体46側のプログラムの他
装置に対する互換性の点でも有利になる。
【0048】なお、上記実施例では、2ボタン式のマウ
スを例に挙げて説明したが、本発明は2ボタン式のマウ
スに限定されるものではなく、例えば3ボタン式のマウ
スにも適用可能であり、又、トラックボール等のポイン
ティング装置についても適用可能である。
【0049】又、上記実施例では、分解能を1/Nに変
更する例について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、変更できる分解能の種類をあ
らかじめ複数設定しておき、オペレータからの指示に基
づいて最適な分解能を設定するように構成してもよい。
これは、変更ボタンを複数個設けておき、各変更ボタン
ごとに所定の分解能を割り当てることにより実現でき
る。或いは、所定時間内に押圧される変更ボタン3の回
数を制御装置本体46が計数し、その計数値に基づいて
所定の分解能を割り当てる構成でもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明のポインティング装置は、以上の
ように、表示手段上のカーソルの移動量の分解能を変更
する指令を入力する入力手段と、カーソルの移動量を検
出する検出手段と、変更指令を受けると、検出した移動
量の分解能を変更し、この変更結果を制御装置本体に送
る変更手段とを備えた構成である。
【0051】それゆえ、表示手段上の所望の位置にカー
ソルを移動させる場合、カーソルの現在位置と移動目標
位置との間の距離に応じて、カーソルの移動量の分解能
を変更できるので、容易に、且つ正確に、表示手段上の
所望の位置までカーソルを移動させることができる。
【0052】又、カーソルの移動量の分解能の変更のた
びに、現在実行中のアプリケーションプログラムを中断
する必要がなくなり、操作性を著しく向上させることが
できるので、作業能率を著しく向上させることが可能と
なるという効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポインティング装置の分解能変更処理
ルーチンを説明するフローチャートである。
【図2】上記ポインティング装置の形状を示す平面図で
ある。
【図3】上記ポインティング装置の要部の回路構成図で
ある。
【図4】上記ポインティング装置の要部の他の回路構成
図である。
【図5】本発明と従来例とを共に説明するものであり、
ポインティング装置、制御装置本体、及び表示部との接
続関係を示すブロック図である。
【図6】従来のポインティング装置の平面図である。
【図7】本発明と従来例とを共に説明するものであり、
ポインティング装置の回転角検出部の構成を示す説明図
である。
【図8】図7の円盤の構成を示す平面図である。
【図9】従来のポインティング装置の要部の回路構成図
である。
【図10】従来のポインティング装置の要部の他の回路
構成図である。
【符号の説明】
1 コマンド用ボタン 1a 接点 2 コマンド用ボタン 2a 接点 3 変更ボタン(入力手段) 3a 接点 10 LED(検出手段) 11 フォトトランジスタ(検出手段) 12 円盤(検出手段) 17 コンパレータ 24 ワンチップマイクロコンピュータ(変更手段) 46 制御装置本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御装置本体を介して表示手段上にカーソ
    ルを移動させるポインティング装置において、 上記表示手段上のカーソルの移動量の分解能を変更する
    指令を入力する入力手段と、 カーソルの移動量を検出する検出手段と、 変更指令を受けると、検出した移動量の分解能を変更
    し、この変更結果を制御装置本体に送る変更手段とを備
    えたことを特徴とするポインティング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231621A (ja) * 2001-11-19 2002-08-16 Canon Inc 露光装置およびそのユニットの駆動方法

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JP2002231621A (ja) * 2001-11-19 2002-08-16 Canon Inc 露光装置およびそのユニットの駆動方法

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