JPH0521638Y2 - - Google Patents

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JPH0521638Y2
JPH0521638Y2 JP1987072035U JP7203587U JPH0521638Y2 JP H0521638 Y2 JPH0521638 Y2 JP H0521638Y2 JP 1987072035 U JP1987072035 U JP 1987072035U JP 7203587 U JP7203587 U JP 7203587U JP H0521638 Y2 JPH0521638 Y2 JP H0521638Y2
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JP
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oil
bearing
floating metal
diameter disc
turbine
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • F16C17/18Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with floating brasses or brushing, rotatable at a reduced speed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、フローテイングメタルとタービン軸
の油切りとの間に油切り空間を備えた過給機の軸
受部構造に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の過給機の軸受部構造の一例を示
すもので、シールリングaを嵌め込むシール溝b
と油切りcを備えたタービン軸dを支持するフロ
ーテイングメタルeは、軸受ハウジングf内の軸
受嵌輪gに装着されて、止め輪hで軸方向に動か
ないように固定され、前記軸受嵌輪gは、タービ
ン軸の油切りc部の外周まで達するように延長さ
れて、油切りc部とフローテイングメタルeとの
間のタービン軸dを取り囲むようにした油切り空
間iを設け、該油切り空間iの下方の軸受嵌輪g
の部分に排出口jへ通じる開口部kを形成し、軸
受ハウジングfに穿設した給油孔lから軸受嵌輪
gの給油孔l′を介して供給される潤滑油は、フロ
ーテイングメタルeを潤滑した後、一部は空隙m
を通り排出口jへ落下し、他の一部は油切り空間
iへ流出した後、開口部kを通り排出口jへ導か
れる。図中nはスリンガースペースである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の従来装置では、高級材料
製の軸受嵌輪を延長して油切り空間を形成させる
ためにコストアツプを招き、形状的にも制約を受
け、油切りとしての性能を充分に発揮させるのに
必要なスリンガースペースも広くとれないなどの
問題がある。
本考案は、上述の実状に鑑み、フローテイング
メタルのシールリング側止め輪に替えて別体のオ
イルデフエンサを装着してコストダウンを図り、
スリンガースペースを確保して油切りとして充分
な性能を発揮し得るようにすることを目的として
なしたものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、油切り部を設けたタービン軸をフロ
ーテイングメタルを介して軸受嵌輪若しくは軸受
ハウジングで支持し、該軸受嵌輪若しくは軸受ハ
ウジングに穿設した給油孔を通じてフローテイン
グメタルに油を導入して潤滑する過給機の軸受部
構造において、前記軸受嵌輪若しくは軸受ハウジ
ングのタービン翼車側端面に形成した嵌合部に、
タービン軸を貫通させた穴をもつ小径円板をフロ
ーテイングメタル側端部とし且つタービン軸の油
切り部を貫通させた穴をもつ大径円板をタービン
翼車側端部とした段付き円筒状のオイルデフエン
サの前記小径円板側を嵌着し、該小径円板により
フローテイングメタルをタービン翼車側に動かな
いように固定すると共に、前記オイルデフエンサ
の小径円板と大径円板との間にタービン軸を取り
囲む油切り空間を形成し、前記オイルデフエンサ
の下部に排出口へ通じる開口部を設けた構成して
いる。
[作用] 従つて、本考案では、軸受嵌輪若しくは軸受ハ
ウジングに別体のオイルデフエンサを装着したの
で、スリンガースペースやオイルデフエンサの形
状の設計が自由となり、油切りの性能向上とコス
トダウンを図ることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は、本考案の一実施例を示すもので、軸
受ハウジング1に軸受嵌輪2を介して装着したフ
ローテイングメタル3にタービン軸4を嵌入し、
該タービン軸4に油切り部5とシールリング6を
挿入するシール溝7を設け、軸受ハウジング1に
穿設した給油孔8を通じフローテイングメタル3
に油を導入して潤滑するようにした過給機の軸受
部において、前記フローテイングメタル3のター
ビン翼車17から離れた側は前記軸受嵌輪2内に
挿着された止め輪9でフローテイングメタル3が
反タービン翼車17側に動かないように固定し、
タービン翼車17側には、前記軸受嵌輪2の端面
内周に中空状の嵌合部10を穿設し、一端はター
ビン軸4を貫通させた所定径の穴を有する小径円
板11とし他端はタービン軸4の油切り部5の外
周よりも僅かに大きい口径の穴を有する大径円板
12とした段付き円筒状のオイルデフエンサ13
を形成し、該オイルデフエンサ13の前記小径円
板11側を上述の嵌合部10に嵌入してフローテ
イングメタル3の端部との間に適当なクリアラン
スを設け、該フローテイングメタル3がタービン
翼車17側に動かないようにすると共に、オイル
デフエンサ13内のタービン軸4を取り囲む部分
に油切り空間14を形成し、且つオイルデフエン
サ13の下部に排出口15へ通じる開口部16を
形成している。又オイルデフエンサ13はプレス
加工とする。
軸受ハウジング1の給油孔8を通じ送給される
潤滑油はフローテイングメタル3を潤滑した後、
一部はフローテイングメタル3の反タービン翼車
17側内側へ流れて排出口15へ落下し、他の一
部はタービン翼車17側の油切り空間14へ流出
した後、開口部16を通り排出口15へ落下す
る。此の際、タービン翼車17側へ流出した潤滑
油は、大部分が油切り空間14で捕集されて開口
部16を通り排出口15へ落下するので、タービ
ン軸4の油切り部5と大径円板12との間の隙間
からシールリング6へ漏れる油はほとんど無くな
る。又小径円板11部の穴径Dを変えることによ
り、潤滑油流量もコントロールできる。
第2図は本考案の他の実施例で、前記実施例で
は、フローテイングメタル3は軸受嵌輪2を介し
て軸受ハウジング1に支持されているのに対し、
本実施例ではフローテイングメタル3は軸受ハウ
ジング1に対して直接支持され、オイルデフエン
サ13は軸受ハウジング1に設けた嵌合部10に
嵌入されている。斯かる構成としても前記実施例
と同様、タービン軸4の油切り部5と大径円板と
の間の隙間からシールリング6へ漏れる油はほと
んど無くなり、又小径円板11部の穴径Dを変え
ることにより、潤滑油流量もコントロールでき
る。
なお、本考案の過給機の軸受部構造は上述の実
施例のみに限定されるものではなく本考案の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
[考案の効果] 以上、説明したように本考案の過給機の軸受部
構造によれば、上述のような構成を有するので下
記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
() 潤滑油の供給量やタービン軸の回転数の
多寡に拘らず安定したオイルシール効果を得ら
れる。
() スリンガースペースに余裕ができるので
効率的な油切り形状を形成できる。
() 止め輪の使用個数が減少し、低廉な材料
を使用し得るからコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の過給機の軸受部構造の一実施
例の説明図、第2図は同他の実施例の説明図、第
3図は従来の過給機の軸受部構造の一例を示す説
明図である。 図中、1は軸受ハウジング、2は軸受嵌輪、3
はフローテイングメタル、4はタービン軸、5は
油切り部、6はシールリング、7はシール溝、8
は給油孔、9は止め輪、13はオイルデフエン
サ、14は油切り空間を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油切り部を設けたタービン軸をフローテイング
    メタルを介して軸受嵌輪若しくは軸受ハウジング
    で支持し、該軸受嵌輪若しくは軸受ハウジングに
    穿設した給油孔を通じフローテイングメタルに油
    を導入して潤滑する過給機の軸受部構造におい
    て、前記軸受嵌輪若しくは軸受ハウジングのター
    ビン翼車側端面に形成した嵌合部に、タービン軸
    を貫通させた穴をもつ小径円板をフローテイング
    メタル側端部とし且つタービン軸の油切り部を貫
    通させた穴をもつ大径円板をタービン翼車側端部
    とした段付き円筒状のオイルデフエンサの前記小
    径円板側を嵌着し、該小径円板によりフローテイ
    ングメタルをタービン翼車側に動かないように固
    定すると共に、前記オイルデフエンサの小径円板
    と大径円板との間にタービン軸を取り囲む油切り
    空間を形成し、前記オイルデフエンサの下部に排
    出口へ通じる開口部を設けたことを特徴とする過
    給機の軸受部構造。
JP1987072035U 1987-05-14 1987-05-14 Expired - Lifetime JPH0521638Y2 (ja)

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JPS63182237U JPS63182237U (ja) 1988-11-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013002429A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Ihi Corp 過給機のタービン側潤滑油シール構造
JP2013024148A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Ihi Corp 過給機のタービン側シール部のシール構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917714U (ja) * 1972-05-26 1974-02-14
JPS627900U (ja) * 1985-06-28 1987-01-17

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