JPH05216378A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents
画像形成装置のクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH05216378A JPH05216378A JP1902192A JP1902192A JPH05216378A JP H05216378 A JPH05216378 A JP H05216378A JP 1902192 A JP1902192 A JP 1902192A JP 1902192 A JP1902192 A JP 1902192A JP H05216378 A JPH05216378 A JP H05216378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- image carrier
- cleaning brush
- toner
- cleaning blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トナー溜りの発生およびクリーニングブラシの
毛ぐせの発生を防止するとともに、ユニットから外部に
トナーが洩れるのを防止する。 【構成】像担持体1と、像担持体1の外周に配設される
クリーニングブラシ5およびクリーニングブレード3
と、クリーニングブラシ5に付着滞留するトナーを叩き
落とすためのフリッカー部材12とを備える画像形成ユ
ニットにおいて、クリーニングブラシ5およびクリーニ
ングブレード3の像担持体1への圧接状態を解除する解
除機構15と、フリッカー部材12をクリーニングブラ
シ5から退避させる退避機構13とを備え、前記解除機
構15によりクリーニングブレードの像担持体1への圧
接状態が解除された場合、クリーニングブレード3を像
担持体1に当接させる。
毛ぐせの発生を防止するとともに、ユニットから外部に
トナーが洩れるのを防止する。 【構成】像担持体1と、像担持体1の外周に配設される
クリーニングブラシ5およびクリーニングブレード3
と、クリーニングブラシ5に付着滞留するトナーを叩き
落とすためのフリッカー部材12とを備える画像形成ユ
ニットにおいて、クリーニングブラシ5およびクリーニ
ングブレード3の像担持体1への圧接状態を解除する解
除機構15と、フリッカー部材12をクリーニングブラ
シ5から退避させる退避機構13とを備え、前記解除機
構15によりクリーニングブレードの像担持体1への圧
接状態が解除された場合、クリーニングブレード3を像
担持体1に当接させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いる
複写機、プリンタ等の画像形成装置において、感光体ド
ラム等の像担持体に付着するトナーを除去するためのク
リーニング装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置において、感光体ド
ラム等の像担持体に付着するトナーを除去するためのク
リーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いる画像形成装置にお
いて、感光体ドラム、クリーニング装置及び帯電装置か
らなる感光体ユニット、現像器ユニット、転写器ユニッ
ト、定着器ユニット、用紙トレーを含み、これらユニッ
トそれぞれが独立に装置の前面方向へ引出し可能に構成
されていて、紙詰まり、掃除等のメインテナンスのため
に各ユニットを装置から取り外し可能にする方式が知ら
れている。この方式は、感光体ユニットは、例えば10
万枚のコピー毎に新しいものと交換する方式にされてお
り、10万枚のコピーの間、クリーニング装置によって
感光ドラムから回収される残留トナーは、自動的に確実
に感光体ユニット中に回収、収容され、ユーザーが残留
トナーに接することはない。
いて、感光体ドラム、クリーニング装置及び帯電装置か
らなる感光体ユニット、現像器ユニット、転写器ユニッ
ト、定着器ユニット、用紙トレーを含み、これらユニッ
トそれぞれが独立に装置の前面方向へ引出し可能に構成
されていて、紙詰まり、掃除等のメインテナンスのため
に各ユニットを装置から取り外し可能にする方式が知ら
れている。この方式は、感光体ユニットは、例えば10
万枚のコピー毎に新しいものと交換する方式にされてお
り、10万枚のコピーの間、クリーニング装置によって
感光ドラムから回収される残留トナーは、自動的に確実
に感光体ユニット中に回収、収容され、ユーザーが残留
トナーに接することはない。
【0003】上記画像形成装置においては、感光体ドラ
ム等の像担持体上に形成された静電潜像を1成分または
2成分現像剤中のトナーによって現像し、現像されたト
ナー像を用紙に転写後、像担持体上に残留しているトナ
ーを先ずクリーニングブラシによりかき落とし、次に、
クリーニングブラシの下流側に配置されたクリーニング
ブレードによりかき落とし、かき落とされたトナーをク
リーニング装置に付属している残留トナー回収ビン等に
収容するのが一般的である。また、前記クリーニングブ
ラシには、板状のフリッカー部材がブラシ内に僅かに入
り込むように軸方向に配設され、クリーニングブラシ内
に滞留するトナーをはたき落とすようにしている。
ム等の像担持体上に形成された静電潜像を1成分または
2成分現像剤中のトナーによって現像し、現像されたト
ナー像を用紙に転写後、像担持体上に残留しているトナ
ーを先ずクリーニングブラシによりかき落とし、次に、
クリーニングブラシの下流側に配置されたクリーニング
ブレードによりかき落とし、かき落とされたトナーをク
リーニング装置に付属している残留トナー回収ビン等に
収容するのが一般的である。また、前記クリーニングブ
ラシには、板状のフリッカー部材がブラシ内に僅かに入
り込むように軸方向に配設され、クリーニングブラシ内
に滞留するトナーをはたき落とすようにしている。
【0004】前記クリーニング装置においては、クリー
ニングブラシとクリーニングブレードとの間にトナー溜
りが生じ、クリーニング不良が発生するという問題があ
り、従来、これを解決するために、クリーニングブレー
ドの圧接を解除可能な機構とし、また、クリーニングブ
ラシの代わりにクリーニングローラを使用し、クリーニ
ングローラにバイアス電圧を印加して残留トナーを吸い
付けスクレーパでかき落すようにする方式であり、クリ
ーニングブレードの圧接を解除したときは、像担持体と
クリーニングローラの間隔を(0.1〜1mm)を保
ち、電圧を印加することにより、トナー溜りがクリーニ
ング装置を通過して次のプロセスに進入するクリーニン
グ不良を防止している。
ニングブラシとクリーニングブレードとの間にトナー溜
りが生じ、クリーニング不良が発生するという問題があ
り、従来、これを解決するために、クリーニングブレー
ドの圧接を解除可能な機構とし、また、クリーニングブ
ラシの代わりにクリーニングローラを使用し、クリーニ
ングローラにバイアス電圧を印加して残留トナーを吸い
付けスクレーパでかき落すようにする方式であり、クリ
ーニングブレードの圧接を解除したときは、像担持体と
クリーニングローラの間隔を(0.1〜1mm)を保
ち、電圧を印加することにより、トナー溜りがクリーニ
ング装置を通過して次のプロセスに進入するクリーニン
グ不良を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクリーニング装置においてクリーニングブラシを使
用した場合には、トナー溜りがクリーニング装置を通過
してしまい、画像障害を起こすという問題を有し、ま
た、クリーニングブラシを使用した場合には、フリッカ
ー部材をブラシ内に常に入り込むようにしているため、
クリーニングブラシに毛ぐせが生じ、クリーニング不良
を起こすという問題も有している。さらに、感光体ドラ
ムとクリーニング装置をユニット化した装置の場合、ク
リーニングブレードの圧接を解除した状態でユニットを
装置本体から取り外すと、トナーが外部に洩れるという
問題を有している。
来のクリーニング装置においてクリーニングブラシを使
用した場合には、トナー溜りがクリーニング装置を通過
してしまい、画像障害を起こすという問題を有し、ま
た、クリーニングブラシを使用した場合には、フリッカ
ー部材をブラシ内に常に入り込むようにしているため、
クリーニングブラシに毛ぐせが生じ、クリーニング不良
を起こすという問題も有している。さらに、感光体ドラ
ムとクリーニング装置をユニット化した装置の場合、ク
リーニングブレードの圧接を解除した状態でユニットを
装置本体から取り外すと、トナーが外部に洩れるという
問題を有している。
【0006】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、トナー溜りの発生およびクリーニングブラシの毛ぐ
せの発生を防止するとともに、ユニットから外部にトナ
ーが洩れるのを防止することができる画像形成装置のク
リーニング装置を提供することを目的とする。
て、トナー溜りの発生およびクリーニングブラシの毛ぐ
せの発生を防止するとともに、ユニットから外部にトナ
ーが洩れるのを防止することができる画像形成装置のク
リーニング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の画像
形成装置のクリーニング装置は、像担持体と、該像担持
体の外周に配設されるクリーニングブラシおよびクリー
ニングブレードと、該クリーニングブラシに付着滞留す
るトナーをはたき落とすためのフリッカー部材とを備え
る画像形成ユニットにおいて、前記クリーニングブラシ
およびクリーニングブレードの像担持体への圧接状態を
解除する解除機構と、フリッカー部材をクリーニングブ
ラシから退避させる退避機構とを備え、前記解除機構に
よりクリーニングブレードの像担持体への圧接状態が解
除された場合、クリーニングブレードを像担持体に当接
させることを特徴とする。
形成装置のクリーニング装置は、像担持体と、該像担持
体の外周に配設されるクリーニングブラシおよびクリー
ニングブレードと、該クリーニングブラシに付着滞留す
るトナーをはたき落とすためのフリッカー部材とを備え
る画像形成ユニットにおいて、前記クリーニングブラシ
およびクリーニングブレードの像担持体への圧接状態を
解除する解除機構と、フリッカー部材をクリーニングブ
ラシから退避させる退避機構とを備え、前記解除機構に
よりクリーニングブレードの像担持体への圧接状態が解
除された場合、クリーニングブレードを像担持体に当接
させることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、クリーニング動作以外で
は、解除機構によりクリーニングブレードの像担持体へ
の圧接力を解除させ、この圧接の解除により、クリーニ
ングブレードの先端に反発力を生じさせ、クリーニング
ブラシとクリーニングブレードとの間のトナー溜りをか
き落す。また、クリーニングブレードと像担持体とは当
接させた状態を保持するようにして、ユニットを装置本
体から取り外す場合に、トナーが外部に洩れることを防
止する。さらに、退避機構により、フリッカー部材の先
端をクリーニングブラシから退避させるため、クリーニ
ングブラシの毛ぐせを防止できる。
は、解除機構によりクリーニングブレードの像担持体へ
の圧接力を解除させ、この圧接の解除により、クリーニ
ングブレードの先端に反発力を生じさせ、クリーニング
ブラシとクリーニングブレードとの間のトナー溜りをか
き落す。また、クリーニングブレードと像担持体とは当
接させた状態を保持するようにして、ユニットを装置本
体から取り外す場合に、トナーが外部に洩れることを防
止する。さらに、退避機構により、フリッカー部材の先
端をクリーニングブラシから退避させるため、クリーニ
ングブラシの毛ぐせを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のクリーニング装置の1実施例を
示す断面図であり、図Aはクリーニング動作時を、図B
はクリーニング不動作時を示す。
明する。図1は本発明のクリーニング装置の1実施例を
示す断面図であり、図Aはクリーニング動作時を、図B
はクリーニング不動作時を示す。
【0010】本発明においては、感光体ドラム1、帯電
器2およびクリーニング装置3、5が感光体ユニットU
としてユニット化され、メインテナンスおよび交換のた
めにユニットを装置本体から取り外し可能に構成されて
いる。
器2およびクリーニング装置3、5が感光体ユニットU
としてユニット化され、メインテナンスおよび交換のた
めにユニットを装置本体から取り外し可能に構成されて
いる。
【0011】感光体ドラムからなる像担持体1は、モー
タにより駆動可能に配設され、像担持体1の外周には、
像担持体1の回転方向が図示矢印の方向としたとき、下
流側から順に、像担持体1の表面を一様に帯電させるた
めの帯電器2、クリーニングブレード3、クリーニング
ブラシ5、外部へのトナー流出を防止するためのサイド
シール6および用紙を剥離するための剥離フィンガ7が
配設されている。
タにより駆動可能に配設され、像担持体1の外周には、
像担持体1の回転方向が図示矢印の方向としたとき、下
流側から順に、像担持体1の表面を一様に帯電させるた
めの帯電器2、クリーニングブレード3、クリーニング
ブラシ5、外部へのトナー流出を防止するためのサイド
シール6および用紙を剥離するための剥離フィンガ7が
配設されている。
【0012】クリーニングブレード3は、ゴム等の弾性
材料で形成され、その一端が支持部材9に固定され、他
端のエッジが像担持体1にその回転方向に対して鋭角で
圧接するように配置されている。クリーニングブラシ5
は、支持部材9に回転可能に取付られ、像担持体1に接
して回転することにより、転写されずに像担持体1に残
留しているトナーをかき落とすように配設されている。
サイドシール6は、支持部材9の回転によりトナーが外
部に洩れないように、柔軟性のある部材を使用し支持部
材9の動きに追随するようにしている。
材料で形成され、その一端が支持部材9に固定され、他
端のエッジが像担持体1にその回転方向に対して鋭角で
圧接するように配置されている。クリーニングブラシ5
は、支持部材9に回転可能に取付られ、像担持体1に接
して回転することにより、転写されずに像担持体1に残
留しているトナーをかき落とすように配設されている。
サイドシール6は、支持部材9の回転によりトナーが外
部に洩れないように、柔軟性のある部材を使用し支持部
材9の動きに追随するようにしている。
【0013】クリーニングブラシ5の像担持体1と反対
側には、トナー搬送ローラ10が回転可能に配設され、
クリーニングブラシ5およびクリーニングブレード3に
よってハウジング11の底部上にかき落とされた残留ト
ナーをトナー回収ボックス(図示せず)方向に搬送する
ようにしている。ハウジング11の側壁には、クリーニ
ングブラシ5に付着滞留するトナーをはたき出す作用を
行うフリッカー部材12が設けられる。
側には、トナー搬送ローラ10が回転可能に配設され、
クリーニングブラシ5およびクリーニングブレード3に
よってハウジング11の底部上にかき落とされた残留ト
ナーをトナー回収ボックス(図示せず)方向に搬送する
ようにしている。ハウジング11の側壁には、クリーニ
ングブラシ5に付着滞留するトナーをはたき出す作用を
行うフリッカー部材12が設けられる。
【0014】本発明においては、クリーニングブレード
3およびクリーニングブラシ5を像担持体1に圧接し、
またはこの圧接を解除する解除機構と、フリッカー部材
12の先端をクリーニングブラシ5内に入り込ませ、ま
たはフリッカー部材12の先端をクリーニングブラシ5
から退避させる退避機構を別個に設けている。
3およびクリーニングブラシ5を像担持体1に圧接し、
またはこの圧接を解除する解除機構と、フリッカー部材
12の先端をクリーニングブラシ5内に入り込ませ、ま
たはフリッカー部材12の先端をクリーニングブラシ5
から退避させる退避機構を別個に設けている。
【0015】フリッカー部材12の上部には退避レバー
12aが連結固定され、退避レバー12aは、支持部材
9の上部に形成された孔9aおよびハウジング11の上
部に形成された孔11aを貫通している。また、ハウジ
ング11の後壁には、孔11bが形成されており、L字
形状のカムレバー15の一端が孔11bを貫通して支持
部材9の後壁に固定されている。ハウジング11の上部
には、筒形状のストッパ部材11cが一体に形成されて
おり、ストッパ部材11c内にスプリング19により付
勢されるボール17が設けられ、支持部材9の前部を押
圧するようにされている。支持部材9は、支点Cを中心
にしてハウジング11に回動可能に取り付けられてお
り、カムレバー15とスプリング19の作用により回動
される機構となっている。
12aが連結固定され、退避レバー12aは、支持部材
9の上部に形成された孔9aおよびハウジング11の上
部に形成された孔11aを貫通している。また、ハウジ
ング11の後壁には、孔11bが形成されており、L字
形状のカムレバー15の一端が孔11bを貫通して支持
部材9の後壁に固定されている。ハウジング11の上部
には、筒形状のストッパ部材11cが一体に形成されて
おり、ストッパ部材11c内にスプリング19により付
勢されるボール17が設けられ、支持部材9の前部を押
圧するようにされている。支持部材9は、支点Cを中心
にしてハウジング11に回動可能に取り付けられてお
り、カムレバー15とスプリング19の作用により回動
される機構となっている。
【0016】カムレバー15には、上下に長孔15a、
15bが形成され、下部の長孔15aには、ソレノイド
16のプランジャ16aのピン16bが嵌合されてい
る。また、上部の長孔15bには、作動片13のピン1
3aが嵌合されており、作動片13の先端部には孔13
bが形成され、前記退避レバー12aが貫通している。
上記構成からなる画像形成装置の作用について説明す
る。図Aはクリーニング中の状態を示し、ソレノイド1
6のプランジャ16aを図示矢印の如く引き込ませる
と、カムレバー15により支持部材9がC点を中心にし
て回動し、支持部材9はストッパ部材11cにより位置
決めされ、クリーニングブレード3を所定の圧力で像担
持体1に圧接させるとともに、クリーニングブラシ5を
像担持体1に接触させる。また、カムレバー15により
作動片13が図で左方向に移動し、フリッカー部材12
の先端がクリーニングブラシ5内に所定の量だけ入り込
む。
15bが形成され、下部の長孔15aには、ソレノイド
16のプランジャ16aのピン16bが嵌合されてい
る。また、上部の長孔15bには、作動片13のピン1
3aが嵌合されており、作動片13の先端部には孔13
bが形成され、前記退避レバー12aが貫通している。
上記構成からなる画像形成装置の作用について説明す
る。図Aはクリーニング中の状態を示し、ソレノイド1
6のプランジャ16aを図示矢印の如く引き込ませる
と、カムレバー15により支持部材9がC点を中心にし
て回動し、支持部材9はストッパ部材11cにより位置
決めされ、クリーニングブレード3を所定の圧力で像担
持体1に圧接させるとともに、クリーニングブラシ5を
像担持体1に接触させる。また、カムレバー15により
作動片13が図で左方向に移動し、フリッカー部材12
の先端がクリーニングブラシ5内に所定の量だけ入り込
む。
【0017】この状態で、帯電器2によって一様に帯電
された像担持体1は、図示しない露光部において像露光
が行われ、像担持体1表面に静電潜像が形成される。次
に、図示しない現像装置において、静電潜像の電荷と反
対極性に帯電されたトナーが像担持体1表面に接触さ
れ、トナー像が形成される。このトナー像は、次の位置
に設けられている図示しない転写装置において、像担持
体1の周速と等速度で搬送されてきた用紙に接触され、
この用紙上に転写される。トナー像が転写された用紙は
定着装置へ搬送され、トナー像が用紙に固定され装置か
ら排出される。一方、転写装置によって転写されずに像
担持体1の表面に残留しているトナーは、クリーニング
ブラシ5とクリーニングブレード3によってハウジング
11の底板上にかき落とされる。
された像担持体1は、図示しない露光部において像露光
が行われ、像担持体1表面に静電潜像が形成される。次
に、図示しない現像装置において、静電潜像の電荷と反
対極性に帯電されたトナーが像担持体1表面に接触さ
れ、トナー像が形成される。このトナー像は、次の位置
に設けられている図示しない転写装置において、像担持
体1の周速と等速度で搬送されてきた用紙に接触され、
この用紙上に転写される。トナー像が転写された用紙は
定着装置へ搬送され、トナー像が用紙に固定され装置か
ら排出される。一方、転写装置によって転写されずに像
担持体1の表面に残留しているトナーは、クリーニング
ブラシ5とクリーニングブレード3によってハウジング
11の底板上にかき落とされる。
【0018】図Bはクリーニングが解除された状態、す
なわち像担持体1が停止した状態を示し、ソレノイド1
6のプランジャ16aを図示矢印の如く伸長させると、
カムレバー15により支持部材9がC点を中心にして回
動し、カムレバー15の上部がハウジング11の孔11
bに当接して支持部材9は位置決めされ、クリーニング
ブラシ5を像担持体1から退避させるとともに、クリー
ニングブレード3の像担持体1への圧接力を解除させ
る。この圧接の解除により、クリーニングブレード3の
先端に反発力が生じ、クリーニングブラシ5とクリーニ
ングブレード3との間のトナー溜りをかき落すことにな
る。
なわち像担持体1が停止した状態を示し、ソレノイド1
6のプランジャ16aを図示矢印の如く伸長させると、
カムレバー15により支持部材9がC点を中心にして回
動し、カムレバー15の上部がハウジング11の孔11
bに当接して支持部材9は位置決めされ、クリーニング
ブラシ5を像担持体1から退避させるとともに、クリー
ニングブレード3の像担持体1への圧接力を解除させ
る。この圧接の解除により、クリーニングブレード3の
先端に反発力が生じ、クリーニングブラシ5とクリーニ
ングブレード3との間のトナー溜りをかき落すことにな
る。
【0019】前記クリーニングブレード3の像担持体1
への圧接力を解除させるといっても、クリーニングブレ
ード3を像担持体1から退避させるのではなく、図2に
示すように、クリーニングブレード3と像担持体1との
接触幅Wが0.2〜0.5mm程度となるように当接さ
せた状態を保持するようにする。従って、クリーニング
ブレードの圧接を解除した状態でユニットを装置本体か
ら取り外す場合に、トナーが外部に洩れることが防止さ
れる。
への圧接力を解除させるといっても、クリーニングブレ
ード3を像担持体1から退避させるのではなく、図2に
示すように、クリーニングブレード3と像担持体1との
接触幅Wが0.2〜0.5mm程度となるように当接さ
せた状態を保持するようにする。従って、クリーニング
ブレードの圧接を解除した状態でユニットを装置本体か
ら取り外す場合に、トナーが外部に洩れることが防止さ
れる。
【0020】また、カムレバー15により作動片13が
図で右方向に移動し、フリッカー部材12の先端をクリ
ーニングブラシ5から退避させるため、クリーニングブ
ラシ5の毛ぐせを防止できる。
図で右方向に移動し、フリッカー部材12の先端をクリ
ーニングブラシ5から退避させるため、クリーニングブ
ラシ5の毛ぐせを防止できる。
【0021】本発明においては、クリーニングブレード
3の像担持体1への圧接力をストッパ部材11cにより
設定し、クリーニングブレード3の像担持体1への圧接
の解除状態をハウジング11の孔11bにより設定する
ことができる。
3の像担持体1への圧接力をストッパ部材11cにより
設定し、クリーニングブレード3の像担持体1への圧接
の解除状態をハウジング11の孔11bにより設定する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、像担持体と、該像担持体の外周に配設されるク
リーニングブラシおよびクリーニングブレードと、該ク
リーニングブラシに付着滞留するトナーをはたき落とす
ためのフリッカー部材とを備える画像形成ユニットにお
いて、前記クリーニングブラシおよびクリーニングブレ
ードの像担持体への圧接状態を解除する解除機構と、フ
リッカー部材をクリーニングブラシから退避させる退避
機構とを備え、前記解除機構によりクリーニングブレー
ドの像担持体への圧接状態が解除された場合、クリーニ
ングブレードを像担持体に当接させるようにしたため、
トナー溜りの発生およびクリーニングブラシの毛ぐせの
発生を防止するとともに、ユニットから外部にトナーが
洩れるのを防止することができる。
よれば、像担持体と、該像担持体の外周に配設されるク
リーニングブラシおよびクリーニングブレードと、該ク
リーニングブラシに付着滞留するトナーをはたき落とす
ためのフリッカー部材とを備える画像形成ユニットにお
いて、前記クリーニングブラシおよびクリーニングブレ
ードの像担持体への圧接状態を解除する解除機構と、フ
リッカー部材をクリーニングブラシから退避させる退避
機構とを備え、前記解除機構によりクリーニングブレー
ドの像担持体への圧接状態が解除された場合、クリーニ
ングブレードを像担持体に当接させるようにしたため、
トナー溜りの発生およびクリーニングブラシの毛ぐせの
発生を防止するとともに、ユニットから外部にトナーが
洩れるのを防止することができる。
【図1】本発明のクリーニング装置の1実施例を示す断
面図であり、図Aはクリーニング動作時を、図Bはクリ
ーニング不動作時を示す。
面図であり、図Aはクリーニング動作時を、図Bはクリ
ーニング不動作時を示す。
【図2】本発明の作用を説明するための拡大断面図
U…画像形成ユニット、1…像担持体、3…クリーニン
グブレード 5…クリーニングブラシ、9…支持部材、12…フリッ
カー部材 13…作動レバー(退避機構)、15…カムレバー(解
除機構) 16…ソレノイド
グブレード 5…クリーニングブラシ、9…支持部材、12…フリッ
カー部材 13…作動レバー(退避機構)、15…カムレバー(解
除機構) 16…ソレノイド
Claims (1)
- 【請求項1】像担持体と、該像担持体の外周に配設され
るクリーニングブラシおよびクリーニングブレードと、
該クリーニングブラシに付着滞留するトナーをはたき落
とすためのフリッカー部材とを備える画像形成ユニット
において、前記クリーニングブラシおよびクリーニング
ブレードの像担持体への圧接状態を解除する解除機構
と、フリッカー部材をクリーニングブラシから退避させ
る退避機構とを備え、前記解除機構によりクリーニング
ブレードの像担持体への圧接状態が解除された場合、ク
リーニングブレードを像担持体に当接させることを特徴
とする画像形成装置のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1902192A JPH05216378A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1902192A JPH05216378A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05216378A true JPH05216378A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11987824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1902192A Pending JPH05216378A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05216378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996035151A1 (de) * | 1995-05-03 | 1996-11-07 | Oce Printing Systems Gmbh | Reinigungsvorrichtung für die fotoleitertrommel eines druck- oder kopiergerätes |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP1902192A patent/JPH05216378A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996035151A1 (de) * | 1995-05-03 | 1996-11-07 | Oce Printing Systems Gmbh | Reinigungsvorrichtung für die fotoleitertrommel eines druck- oder kopiergerätes |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0131629B2 (ja) | ||
JP4149585B2 (ja) | 画像形成装置と転写装置のクリーニング方法 | |
JPH05216378A (ja) | 画像形成装置のクリーニング装置 | |
US4516850A (en) | Toner cleaning device for electrophotographic copying machine | |
JP2004029814A (ja) | 電子写真モジュールのためのブレードシール | |
JPH0683166A (ja) | 帯電装置 | |
JP3247833B2 (ja) | 転写装置 | |
GB1601495A (en) | Cleaning apparatus | |
JP3342613B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06118857A (ja) | 電子写真式記録装置 | |
JPS599231Y2 (ja) | 電子複写装置 | |
JP2835557B2 (ja) | 感光体クリーニング装置 | |
JPH11265136A (ja) | クリーニング装置 | |
JP2002091255A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2751299B2 (ja) | 画像形成装置のブレードクリーニング装置 | |
JP3431382B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06258984A (ja) | 感光体クリーニング装置および画像形成装置 | |
JPH02148076A (ja) | 転写部材汚れ防止方法 | |
JPH07199606A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS61137180A (ja) | トナ−除去装置 | |
JP2524637Y2 (ja) | 電子写真装置のクリーニング装置 | |
JPH0745089Y2 (ja) | 電子写真式記録装置の定着装置 | |
JPH05165377A (ja) | 静電式記録装置 | |
JPH01179974A (ja) | 感光体クリーニング装置 | |
JPH10213968A (ja) | 画像形成装置 |