JPH05215379A - 多室形空気調和機の除霜制御方法 - Google Patents

多室形空気調和機の除霜制御方法

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JPH05215379A
JPH05215379A JP4018651A JP1865192A JPH05215379A JP H05215379 A JPH05215379 A JP H05215379A JP 4018651 A JP4018651 A JP 4018651A JP 1865192 A JP1865192 A JP 1865192A JP H05215379 A JPH05215379 A JP H05215379A
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JP
Japan
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indoor
outdoor
temperature
defrosting
room
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Pending
Application number
JP4018651A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Yamada
弘喜 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多室形空気調和機において、低外気温での暖
房運転時、室外熱交換器に付着した霜を短時間で除霜す
ることを目的とする。 【構成】 四方切換弁2を切換え圧縮機1から吐出され
る高温高圧の冷媒を室外側熱交換器3に導通させ除霜を
行う際、各室内ユニット9a,9b,9cの中で室内温
度が15°C以下の部屋に取付けられているいずれかの
室内ユニット9a,9b,9cの室内側送風機12a,
12b,12cを強風運転することにより、使用されて
いる部屋の暖房効率の低下が少なく室温変動の少ない安
定した暖房運転ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の室外ユニットに
複数台の室内ユニットを接続したいわゆる多室形空気調
和機の詳しくは、除霜運転に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のビル空調は、小容量の室内ユニッ
トを複数台接続可能とした多室形空気調和機による細分
化空調が普及している。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
多室形空気調和機の一例について説明する。
【0004】図4において、1は圧縮機、2は四方切換
弁、3は室外側熱交換器、4は可逆特性を持ったパルス
駆動式室外側電動膨脹弁で冷房時全開となり暖房時減圧
作用を行う。5はアキュームレータ、6は室外側送風
機、7は室外側熱交換器3の近傍に検知部を持つ着霜検
知器でこれらは室外ユニット8に収納されている。
【0005】また、室内ユニット9a,9b,9cに
は、室内側熱交換器10a,10b,10c及び可逆特
性を持ったパルス駆動式で暖房時全開となり冷房時減圧
作用を行う室内側電動膨脹弁11a,11b,11c、
室内側熱交換器10a,10b,10cに対応して室内
側送風機12a,12b,12cが配設されている。
【0006】また、着霜検知器7は除霜制御装置14を
介して四方切換弁2,室外側電動膨脹弁4,室外側送風
機6,室内側送風機12a,12b,12cに接続され
ている。これらの室外ユニット8と室内ユニット9a,
9b,9cは液配管15とガス配管16とで接続され衆
知の多室形空気調和機の冷媒サイクルを形成している。
【0007】図5に示すように除霜制御装置14は、着
霜検知器7からの信号により四方切換弁2を切換える四
方切換弁制御手段17と、着霜検知器7からの信号によ
り室外側電動膨脹弁4の開度を制御する室外側電動膨脹
弁制御手段18と、着霜検知器7からの信号により室外
側送風機6を制御する室外側送風機制御手段19と、着
霜検知器7からの信号により室内側電動膨脹弁11a,
11b,11cの開度を制御する室内側電動膨脹弁制御
手段20と、着霜検知器7からの信号により室内側送風
機12a,12b,12cを制御する室内側送風機制御
手段21とを有している。
【0008】以上のように構成された多室形空気調和機
について、以下その動作について説明する。
【0009】暖房運転時は、図中実線のように圧縮機1
から吐出された冷媒は、四方切換弁2からガス配管16
を通って室内ユニット9a,9b,9cのそれぞれの室
内側熱交換器10a,10b,10cに入り放熱凝縮
し、暖房を行い室内側電動膨脹弁11a,11b,11
c,液配管15を通過し室外側電動膨脹弁4にて減圧さ
れ室外側熱交換器3で吸熱蒸発し四方切換弁2,アキュ
ームレータ5,圧縮機1へと循環する。
【0010】この状態で運転中に外気温度が低下すると
蒸発温度が下がり室外側熱交換器3の表面に外気中の湿
気が凍結して霜付現象が生じる。そして、熱交換を妨げ
るようになると着霜検知器7がこれを検知し(ステップ
1をYes側へ分岐)、この検知動作に連動して、四方
切換弁2が切換わり(反転させる)室外側電動膨脹弁4
が全開、室外側送風機6が停止するとともに室内ユニッ
ト9a,9b,9cの室内側電動膨脹弁11a,11
b,11cが全開、室内側送風機12a,12b,12
cが停止する(ステップ2)。そして、着霜検知器7が
除霜終了を検知すると(ステップ3をYes側へ分
岐)、暖房運転に戻る(ステップ4)。
【0011】一方、冷房運転ついては記さないが、四方
切換弁2が切換わり図中破線の循環となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、除霜運転中に室内側送風機を停止する
と、自然蒸発となり室内ユニットからの吸熱量が少なく
なり除霜時間が長くなる。従って、除霜中に室内側送風
機を微風運転し、室内ユニットからの吸熱量を増やす方
法も考えられるが、室内の温度が下がり暖房運転の効率
が低下する問題や風量が多いダクトタイプの室内ユニッ
トなどは微風運転を行うにはコストがかかるなどの欠点
があった。
【0013】本発明は上記課題に鑑み、除霜時間の短縮
をはかり、暖房効率の低下を防ぐ多室形空気調和機を提
供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、四方切換弁を切換え(反転させ)圧縮機か
ら吐出される高温高圧の冷媒を室外側熱交換器に導通さ
せ除霜を行う際、各室内ユニットの中で室内温度が所定
温度以下の部屋に取付けられている室内ユニットの室内
側送風機を強風運転するのである。
【0015】
【作用】本発明は、除霜の際に各室内ユニットの中で室
内温度が所定温度以下の部屋に取付けられている室内ユ
ニットの室内側送風機を強風運転するため、室内側での
吸熱量が多くなり、その分が室外側熱交換器の除霜用と
して使われるので、除霜時間の短縮がはかれる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例の多室形空気調和機
の除霜制御方法により除霜を行う多室形空気調和機につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0017】図2において、1は圧縮機、2は四方切換
弁、3は室外側熱交換器、4は可逆特性を持ったパルス
駆動式室外側電動膨脹弁で冷房時全開となり暖房時減圧
作用を行う。5はアキュームレータ、6は室外側送風
機、7は室外側熱交換器3の近傍に検知部を持つ着霜検
知器でこれらは室外ユニット8に収納されている。
【0018】また、室内ユニット9a,9b,9cに
は、室内側熱交換器10a,10b,10c及び可逆特
性を持ったパルス駆動式で暖房時全開となり冷房時減圧
作用を行う室内側電動膨脹弁11a,11b,11c、
室内側熱交換器10a,10b,10cに対応して室内
側送風機12a,12b,12cが配設され、各室内ユ
ニット9a,9b,9cには各室内温度を検知する吸込
み温度センサ13a,13b,13cが取付けられてい
る。
【0019】また、着霜検知器7除霜制御装置22を介
して四方切換弁2,室外側電動膨脹弁4,室外側送風機
6,室内側送風機12a,12b,12c、各室内温度
を検知する吸込み温度センサ13a,13b,13cに
接続されている。これらの室外ユニット8と室内ユニッ
ト9a,9b,9cは液配管15とガス配管16とで接
続され衆知の多室形空気調和機の冷媒サイクルを形成し
ている。
【0020】図1に示すように除霜制御装置22は、着
霜検知器7からの信号により四方切換弁2を切換える四
方切換制御手段17と、着霜検知器7からの信号により
室外側電動膨脹弁4の開度を制御する室外側電動膨脹弁
制御手段18と、着霜検知器7からの信号により室外側
送風機6を制御する室外側送風機制御手段19と、着霜
検知器7からの信号により室内側電動膨脹弁11a,1
1b,11cの開度を制御する室内側電動膨脹弁制御手
段20と、吸込み温度センサ13a,13b,13cの
検知した室内温度が15°C以下であるかどうかを判定
する温度判定手段23a,23b,23cと、着霜検知
器7からの信号と温度判定手段23a,23b,23c
からの信号により室内側送風機12a,12b,12c
を制御する室内側送風機制御手段24a,24b,24
cとを有している。
【0021】以上のように構成された多室形空気調和機
について、以下その動作について説明する。
【0022】暖房運転時は、図中実線のように圧縮機1
から吐出された冷媒は、四方切換弁2からガス配管16
を通って室内ユニット9a,9b,9cのそれぞれの室
内側熱交換器10a,10b,10cに入り放熱凝縮
し、暖房を行い室内側電動膨脹弁11a,11b,11
c,液配管15を通過し、室外側電動膨脹弁4にて減圧
され室外側熱交換器3で吸熱蒸発し、四方切換弁2,ア
キュームレータ5,圧縮機1へと循環する。
【0023】この状態で暖房運転中に外気温度が低下す
ると蒸発温度が下がり室外側熱交換器3の表面に外気中
の湿気が凍結して霜付現象が生じる。
【0024】そして、熱交換を妨げるようになると着霜
検知器7がこれを検知し(ステップ5をYes側へ分
岐)、この検知動作に連動して、四方切換弁2が切換わ
り(反転し)室外側電動膨脹弁4が全開、室外側送風機
6が停止するとともに、室内ユニット9a,9b,9c
の室内側電動膨脹弁11a,11b,11cが全開、室
内ユニット9a,9b,9cに取付けられた各室内温度
を検知する吸込み温度センサ13a,13b,13cの
いずれかが室内温度が15°C以下と検知すると室内ユ
ニット9a,9b,9cのいずれか室内温度が15°C
以下の室内側送風機12a,12b,12cを運転し、
その他のいずれか室内温度が15°Cを超える室内側送
風機12a,12b,12cは停止する(ステップ
6)。
【0025】そして、着霜検知器7が除霜終了を検知す
ると(ステップ7をYesへ分岐)、暖房運転に戻る
(ステップ8)。
【0026】一方、冷房運転については記さないが、四
方切換弁2が切換わり図中破線の循環となる。
【0027】以上のように実施例によれば、室外側熱交
換器3に着霜し除霜運転に入った場合に、室内温度が1
5°C以下の部屋に設置されている室内ユニット9a,
9b,9cの室内側送風機12a,12b,12cを強
風運転するため、室内ユニット9a,9b,9cからの
吸熱量が多くなり、除霜に使われる熱量が増加し除霜時
間の短縮がはかれる。
【0028】従って、使用されている部屋の暖房効率の
低下が少なく、室温変動の少ない安定した暖房運転がで
きるものである。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、室外側熱交換器
に着霜し、除霜運転に入った場合に、室内温度が所定温
度以下の部屋に設置されている室内ユニットの室内側送
風機を運転するため、室内ユニットからの吸熱量が多く
なり、除霜に使われる熱量が増加することになり除霜時
間の短縮ができる。
【0030】従って、使用されている部屋の暖房効率の
低下が少なく、室温変動の少ない安定した暖房運転がで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における多室形空気調和機の
除霜制御方法により除霜を行う多室形空気調和機の除霜
制御を示すブロック図
【図2】同実施例の多室形空気調和機の冷媒サイクル図
【図3】同実施例の多室形空気調和機の除霜制御方法を
示すフローチャート
【図4】従来の多室形空気調和機の冷媒サイクル図
【図5】従来の多室形空気調和機の除霜制御を示すブロ
ック図
【図6】従来の多室形空気調和機の除霜方法を示すフロ
ーチャート
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方切換弁 3 室外側熱交換器 4 室外側電動膨脹弁 6 室外側送風機 7 着霜検知器 8 室外ユニット 9a,9b,9c 室内ユニット 10a,10b,10c 室内側熱交換器 11a,11b,11c 室内側電動膨脹弁 12a,12b,12c 室内側送風機 13a,13b,13c 吸込み温度センサ 22 除霜制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側送風機,室内側熱交換器,室内側
    絞り装置及び室内温度を検知する吸込み温度センサとを
    有する複数台の室内ユニットと、室外側送風機,室外側
    熱交換器,圧縮機,室外側絞り装置及び前記室外側熱交
    換器の近傍に着霜検知器とを有する室外ユニットとによ
    って構成された冷媒サイクルを有し、低外気温での暖房
    運転時、室外側熱交換器に付着した霜を冷房運転サイク
    ルに切換えて除霜する多室形空気調和機の除霜時に、各
    室内ユニットの中で室内温度が所定温度以下の部屋に取
    付けられている室内ユニットの室内側送風機を強風運転
    することを特徴とする多室形空気調和機の除霜制御方
    法。
JP4018651A 1992-02-04 1992-02-04 多室形空気調和機の除霜制御方法 Pending JPH05215379A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019100592A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 株式会社富士通ゼネラル 空気調和装置
JP6833092B1 (ja) * 2020-06-24 2021-02-24 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

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JP6833092B1 (ja) * 2020-06-24 2021-02-24 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機
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