JPH0521532U - オン・オフデイレー回路 - Google Patents

オン・オフデイレー回路

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JPH0521532U
JPH0521532U JP6958291U JP6958291U JPH0521532U JP H0521532 U JPH0521532 U JP H0521532U JP 6958291 U JP6958291 U JP 6958291U JP 6958291 U JP6958291 U JP 6958291U JP H0521532 U JPH0521532 U JP H0521532U
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直広 嶋地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイマーICを、1個使用するだけでタイマ
ー時間の異なるオンディレーとオフディレーの2つの出
力を得ることができる回路構成を提供し、センサ等の小
型化を図る。 【構成】 モード設定端子と時間設定端子を持つタイマ
ーICに、このIC自身の出力をモード設定端子にフィ
ードバックさせるとともに、この出力で時間設定端子
に、異なるディレー時間が設定された2つの時定数回路
を切換え接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、1つのタイマーICのみで、異なるディレー時間のオンディレー 動作とオフディレー動作ができるオン・オフディレー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
オン・オフ出力を持つセンサは、その出力を受ける機器の要請に応じて、オン ディレー出力とオンディレー出力を異なるディレー時間で必要とされる場合があ る。 ここでオンディレーとは、検出した信号がオフからオンに変化しても、オン状 態が一定時間継続しなければ出力をオンに変化させない出力方式をいい、オフデ ィレーとは、検出した信号がオンからオフに変化しても、オフ状態が一定時間継 続しなければ出力をオフに変化させない出力方式を言う。
【0003】 従来は、センサにこのような両機能を組込む場合、独立したタイマー回路を2 回路、すなわちタイマーICを2個設ける必要があった。
【0004】 このオンディレーとオフディレーの出力が、双方共に必要とされる具体例を図 4を参照して説明する。
【0005】 図4は光電センサを利用したパーツフィーダの制御装置を示す。この装置は、 図示しないパーツフィーダで整列された部品1を供給位置へ案内する供給路の途 中に設けられたストッカ2に一定量以上部品1が溜まるとパーツフィーダの運転 を停止し、このストッカ2の部品1が少なくなったとき、パーツフィーダに通電 して、部品供給を再開させる装置である。
【0006】 このため、ストッカ2の適当な高さの所に光電センサ3を設けている。この光 電センサ3は、設置高さまで部品1が蓄積されると、投光器4から投射された光 が部品1によって遮られて受光器5に入射せず、部品1が設置高さよりも低いと 受光器5に入射することによって、部品1が所定量だけ蓄積されているか否かを 検知し、パーツフィーダにオン・オフ制御信号を出力する。
【0007】 ところが、部品1が設置高さまで積まれていたとしても振動により生じる部品 と部品の隙間6を透過する光によって、図5に示すようにオンのノイズパルス( ロウレベル)が発生することがあり、また、部品1が設置高さより低くても、供 給され落下して来る部品1によって、オフのノイズパルス(ハイレベル)が発生 する。従ってこの光電センサ3の検知出力をパーツフィーダの制御信号として、 そのまま使用すると、パーツフィーダが所望の動作をせず不具合が生じる。
【0008】 このため、上記オンディレータイマーとオフディレータイマーを併用し、図5 下段に示すように検知信号がオンからオフ、オフからオンに変化しても、一定時 間以上変化後の状態が継続しないと制御信号を変化させないようにしている。
【0009】 この場合において、オンディレーのタイマー時間TONは長く設定され、オフデ ィレーのタイマー時間TOFFは短く設定されている。 オンディレーのタイマー時間TONが長く設定されている理由は、ストックされ た部品は小さな速度で落下するため、部品と部品の隙間を通る光の時間幅が比較 的大きくなるためである。これに対してオフディレーのタイマー時間TOFFが短 く設定されているのは、ストッカが空のときの部品の落下速度は大きく、その光 の影の時間幅は短いためである。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
このようにセンサのオン・オフ出力に対して、オンディレーとオフディレーを 同時に働かせようとすると、上述したようにタイマーICが2個必要になる。と ころで、光電センサは小型電子部品のストッカに取付けることも可能なように、 主要回路の1チップ化等の改良により小型化されており、このチップと組み合わ せて使用される出力回路にタイマーICを2個も使用することは、大きさの制限 から実用性を損なうという問題があった。
【0011】 そこで、本考案はタイマーICを、1個使用するだけで、タイマー時間の異な るオンディレーとオフディレーの2つの出力を得ることができる回路構成を提供 することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案が提供するオン・オフディレー回路は、 オンディレーとオフディレーのモード設定端子と、ディレー時間を決める時定 数回路を接続する時間設定端子を持ち、設定されたモードにしたがって、入力さ れたオン・オフ信号を設定されたディレー時間だけ遅らせて出力端子に出力する タイマーICと、 このICの出力をモード設定端子にフィードバックさせ、動作モードを、出力 がオンのときオフディレーにし、出力がオフのときオンディレーに切換えるモー ド切換え回路と、 異なるディレー時間が設定された2つの時定数回路と、 出力状態のオン・オフに対応して時間設定端子に2つの時定数回路を切換え接 続するディレー時間切換え回路とを具備したことを特徴とする。
【0013】
【作用】
上記構成は、タイマーIC自身の出力によって、その動作モードを、異なるデ ィレー時間を設定しながらオンディレーとオフディレーに自動的に切換える。し たがって、1つのタイマーICでオンディレーとオフディレーを同時に機能させ ることができる。
【0014】
【実施例】
この考案のオン・オフディレー回路を、図1について説明する。 図1において、10は持つタイマーICで、オン・オフ信号の入力端子IN、 モード設定端子M1,M2、時定数回路を接続する時間設定端子T、出力端子Q, Q′を備えている。なお、このタイマーIC10は、モード設定について同図上 段に示すような真理値表を持つ。
【0015】 11,12はモード切換え回路の結線で、タイマーICの出力端子Q,Q′と モード切換え端子M1,M2を各々接続している。13,14は第1および第2の 時定数回路で、抵抗RcとコンデンサCcを直列接続した共通部分に、異なる抵抗 R1,R2を切換え接続して構成される。15はディレー時間切換え回路で、タイ マーICの出力端子Q,Q′で開閉されるアナログスイッチ16、17から構成 され、時定数回路の異なる抵抗R1,R2を、その共通部分に切換え接続し、ディ レー時間TON,TOFFに対応する2つの時定数(RC+R1)・CC,(RC+R2) ・CCを与える。
【0016】 この回路は、入力端子INに入力されたオン・オフ信号を出力端子Q′に所定 時間遅らせて伝達する構成において、ディレーの出力モードをモード切換え回路 11,12の設定により、ディレー時間をディレー時間切換え回路15の設定に したがって動作を切換える。
【0017】 すなわち、図2に示すように動作開始時に入力信号がオフ(ハイレベル)であ り、出力もオフ(ハイレベル)であったとすると、出力端子Q,Q′(Qの否定 )の出力によりモード設定端子M1,M2はオンディレーのモードに設定され、ま たディレー時間切換え回路15も、アナログスイッチ17のみが導通状態で第2 の時定数回路14を時間設定端子Tに接続し、ディレー時間をTONに設定する。 そして、入力信号がオフからオン(ロウレベル)に変化すると、これがディレー 時間TONだけ継続した後に出力はオン(ロウレベル)に変化する。
【0018】 この出力変化によって、モード設定端子M1,M2は、オフディレーのモードに 設定され、時間設定端子Tに第1の時定数回路13が接続されるディレー時間T OFF の設定状態となる。そして、図2に示すように入力信号がオンからオフ(ハ イレベル)に切換わり、オフ状態がこのディレー時間TOFFだけ継続すると出力 はオフ(ハイレベル)に変化する。 これ以後はオフからオン、オンからオフについて、これと同様の動作を繰り返 す。
【0019】 このオン・オフディレー動作中に、上記タイマー時間TON,TOFFより短いノ イズ(図2に点線で示す)が入力されても、タイマーIC10のディレー機能に より出力に変化を与えないのはもちろんである。
【0020】 上記タイマーIC10の内部処理を示すブロック図を、図3に示し説明する。 図3において、18は入力端子INに入力された信号から、高周波ノイズを取 り除く積分回路である。19はディレー時間発生回路で、時間設定端子Tに接続 された時定数回路13,14の時定数にしたがい、積分回路18の出力のオフか らオン、オンからオフの変化タイミングで立ち上がるディレー時間幅の信号を出 力する。20は合成回路で、設定モードに従い、積分回路18とディレー時間発 生回路19の出力を受けて所定時間遅れの出力を発生する。21はモード設定端 子M1,M2の入力を受けて合成回路20の動作モードを設定するモード設定回路 である。22は合成回路の出力を増幅する出力回路、23はQの反転出力Q′を 得るインバータである。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、タイマーICの動作モードをその出力状態によって切換える と同時に時定数も切換えることにより、オンディレー動作とオフディレー動作を 交互に設定したタイマー時間にしたがって出力する機能を、タイマーIC一個で 実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のオン・オフディレー回路の一実施例
を示す回路図
【図2】図1のオン・オフディレー回路の動作波形図
【図3】図1に使用されているタイマーICの内部構成
を示すブロック図
【図4】オンディレー出力とオフディレー出力が必要な
センサの使用例であるパーツフィーダの制御装置を示す
【図5】図4に示す装置において、センサ出力にノイズ
が含まれる状態を示す図
【符号の説明】
10 タイマーIC 11,12 モード切換え回路 13,14 時定数回路 15 ディレー時間切換え回路 16,17 アナログスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オンディレーとオフディレーのモード設定
    端子と、ディレー時間を決める時定数回路を接続する時
    間設定端子を持ち、設定されたモードにしたがって、入
    力されたオン・オフ信号を設定されたディレー時間だけ
    遅らせて出力端子に出力するタイマーICと、 このICの出力をモード設定端子にフィードバックさ
    せ、動作モードを、出力がオンのときオフディレーに
    し、出力がオフのときオンディレーに切換えるモード切
    換え回路と、 異なるディレー時間が設定された2つの時定数回路と、 出力状態のオン・オフに対応して時間設定端子に2つの
    時定数回路を切換え接続するディレー時間切換え回路と
    を具備したことを特徴とするオン・オフディレー回路。
JP1991069582U 1991-08-30 1991-08-30 オン・オフディレー回路 Expired - Lifetime JP2523707Y2 (ja)

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JP2523707Y2 JP2523707Y2 (ja) 1997-01-29

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313863A (en) * 1976-07-23 1978-02-07 Mitsubishi Electric Corp Timer
JPS58117725A (ja) * 1982-01-05 1983-07-13 Meidensha Electric Mfg Co Ltd タイマ−回路

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313863A (en) * 1976-07-23 1978-02-07 Mitsubishi Electric Corp Timer
JPS58117725A (ja) * 1982-01-05 1983-07-13 Meidensha Electric Mfg Co Ltd タイマ−回路

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