JPH052152B2 - - Google Patents
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- JPH052152B2 JPH052152B2 JP60089709A JP8970985A JPH052152B2 JP H052152 B2 JPH052152 B2 JP H052152B2 JP 60089709 A JP60089709 A JP 60089709A JP 8970985 A JP8970985 A JP 8970985A JP H052152 B2 JPH052152 B2 JP H052152B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はデイスプレーの装飾灯やネオンサイン
等に好適に使用される折曲可能な棒状発光表示体
に関する。
等に好適に使用される折曲可能な棒状発光表示体
に関する。
(従来の技術)
この主の棒状発光表示体の一つとして、本出願
人は既に第10図に示すような構造のものを提案
した(特願昭59−276064号(特開昭61−158372号
公報参照))。
人は既に第10図に示すような構造のものを提案
した(特願昭59−276064号(特開昭61−158372号
公報参照))。
即ち、この発光表示体は、多数の発光体素子1
00の各電極101a,101bを、絶縁被覆さ
れた導電線102a,102bに並列に接続する
と共に、導電線102a,102bを発光体素子
100の間で撚合わせ、これら全体を可撓被包体
103で被包した構造とされている。
00の各電極101a,101bを、絶縁被覆さ
れた導電線102a,102bに並列に接続する
と共に、導電線102a,102bを発光体素子
100の間で撚合わせ、これら全体を可撓被包体
103で被包した構造とされている。
このような構造の発光表示体は、被包体103
が可撓性を有し、且つ発光体素子100が可撓被
包体103のほぼ中心線上(換言すれば棒状発光
表示体のほぼ中心線上)に位置し、しかも導電線
102a,102bが撚合わされてほぼ中心線上
に位置しているため、任意の方向及び形状に容易
に折曲できるという利点を有するものであるが、
その反面、次のような問題があつた。
が可撓性を有し、且つ発光体素子100が可撓被
包体103のほぼ中心線上(換言すれば棒状発光
表示体のほぼ中心線上)に位置し、しかも導電線
102a,102bが撚合わされてほぼ中心線上
に位置しているため、任意の方向及び形状に容易
に折曲できるという利点を有するものであるが、
その反面、次のような問題があつた。
(発明が解決しようとする問題点)
即ち、かかる発光表示体は、多数の発光体素子
100を第11図イまたはロの回路図に示すよう
に並列接続して一端または両端から給電する結線
給電手段を基本した構造のものであり、該発光体
素子100の順方向等価内部抵抗r2が低いため、
導電線102a,102bの電気抵抗r1の影響に
よつて、同一の電気光学特性を有する発光体素子
を用いたとしても、各々の発光体素子100に流
れる電流が異なり、その結果、各発光体素子10
0の輝度が異なつてくるという問題がある。
100を第11図イまたはロの回路図に示すよう
に並列接続して一端または両端から給電する結線
給電手段を基本した構造のものであり、該発光体
素子100の順方向等価内部抵抗r2が低いため、
導電線102a,102bの電気抵抗r1の影響に
よつて、同一の電気光学特性を有する発光体素子
を用いたとしても、各々の発光体素子100に流
れる電流が異なり、その結果、各発光体素子10
0の輝度が異なつてくるという問題がある。
つまり、第11図イに示すように発光表示体の
一端より給電する場合は、給電部に近い発光体素
子100が明るく点灯し、他端に近づくにつれて
輝度が低下することとなり、また第11図ロに示
すように発光表示体の両端より一端を陽極、他端
を陰極として給電する場合は、両端に近い発光表
示体100が明るく点灯し、中央部に近づくにつ
れて輝度が低下することとなるのである。
一端より給電する場合は、給電部に近い発光体素
子100が明るく点灯し、他端に近づくにつれて
輝度が低下することとなり、また第11図ロに示
すように発光表示体の両端より一端を陽極、他端
を陰極として給電する場合は、両端に近い発光表
示体100が明るく点灯し、中央部に近づくにつ
れて輝度が低下することとなるのである。
かかる問題を回避する手段としては、電気抵抗
の小さい導電線を使用するか、あるいは同一の導
電線に接続する発光表示体の個数を少なくして見
掛け上輝度の低下を判別しにくいようにする等の
手段が考えられるが、前者の場合は、導電線の材
質が同じであれば線径を太くする必要があり、ま
た後者の場合は、いくつかの発光表示体のブロツ
クごとに給電するための導電線が必要で導電線の
本数が増加することになり、いずれの場合も発光
表示体の径が増大するので、実用上種々の制限を
受けることになる。
の小さい導電線を使用するか、あるいは同一の導
電線に接続する発光表示体の個数を少なくして見
掛け上輝度の低下を判別しにくいようにする等の
手段が考えられるが、前者の場合は、導電線の材
質が同じであれば線径を太くする必要があり、ま
た後者の場合は、いくつかの発光表示体のブロツ
クごとに給電するための導電線が必要で導電線の
本数が増加することになり、いずれの場合も発光
表示体の径が増大するので、実用上種々の制限を
受けることになる。
本発明は、前記の発光表示体の利点を損なうこ
となく、これらの問題点を解決し得るすぐれた棒
状発光体を提供せんとするものである。
となく、これらの問題点を解決し得るすぐれた棒
状発光体を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち、本発明は、発光体素子が列状に多数配さ
れ、少なくとも発光面側を透光性とした可撓被包
体内に内蔵された棒状発光表示体であつて、各発
光体素子はその電極の極性が可撓被包体の径方向
に同一にそろうよう配向されて該可撓被包体のほ
ぼ中心線上に位置されており、且つ隣り合う発光
体素子の異電極同志を接続する各導電線が該可撓
被包体の中心線を斜めに横切るように構成されて
いることを要旨とするものである。
れ、少なくとも発光面側を透光性とした可撓被包
体内に内蔵された棒状発光表示体であつて、各発
光体素子はその電極の極性が可撓被包体の径方向
に同一にそろうよう配向されて該可撓被包体のほ
ぼ中心線上に位置されており、且つ隣り合う発光
体素子の異電極同志を接続する各導電線が該可撓
被包体の中心線を斜めに横切るように構成されて
いることを要旨とするものである。
(作用及び効果)
かかる構成の棒状発光表示体とすれば、発光体
素子が柔軟な可撓被包体のほぼ中心線上(換言す
れば棒状発光表示体のほぼ中心線上)に位置して
いるので、発光表示体の折曲時のストレスが該発
光体素子に加わりにくくなる。しかも各発光体素
子は電極の極性が可撓被包体の径方向に同一にそ
ろうように配向され、隣り合う発光体素子の異電
極同志が該可撓被包体の中心線を斜めに横切る各
導電線によつて接続されて、全体として蛇行状に
直列した結線構造となつているため、この蛇行状
結線構造の蛇腹作用によつて発光表示体の折曲時
のストレスが満足に吸収されることになる。従つ
て、デイスプレーの装飾灯やネオンサイン等に使
用する場合には、ストレスによるトラブルの心配
なく任意方向に容易に折曲することが可能となる
のである。
素子が柔軟な可撓被包体のほぼ中心線上(換言す
れば棒状発光表示体のほぼ中心線上)に位置して
いるので、発光表示体の折曲時のストレスが該発
光体素子に加わりにくくなる。しかも各発光体素
子は電極の極性が可撓被包体の径方向に同一にそ
ろうように配向され、隣り合う発光体素子の異電
極同志が該可撓被包体の中心線を斜めに横切る各
導電線によつて接続されて、全体として蛇行状に
直列した結線構造となつているため、この蛇行状
結線構造の蛇腹作用によつて発光表示体の折曲時
のストレスが満足に吸収されることになる。従つ
て、デイスプレーの装飾灯やネオンサイン等に使
用する場合には、ストレスによるトラブルの心配
なく任意方向に容易に折曲することが可能となる
のである。
その上、このように発光体素子が直列接続され
ていると導電線に流れる電流は小さく、且つ導電
線の電気抵抗に関係なく同一電流が各発光体素子
に流れることになるので、各発光体素子の輝度は
一定する。従つて、導電線の線径を極めて細くす
ることができるので、発光体素子からの発光はこ
の細い導電線によつて極く一部が遮断されるのみ
となり、可撓被包体の周囲360度どの方向にも発
光表示を行うことが可能となるのである。
ていると導電線に流れる電流は小さく、且つ導電
線の電気抵抗に関係なく同一電流が各発光体素子
に流れることになるので、各発光体素子の輝度は
一定する。従つて、導電線の線径を極めて細くす
ることができるので、発光体素子からの発光はこ
の細い導電線によつて極く一部が遮断されるのみ
となり、可撓被包体の周囲360度どの方向にも発
光表示を行うことが可能となるのである。
以下、実施例を挙げて本発明を詳述する。
(実施例)
第1図は本発明の棒状発光表示体の一実施例の
斜視図、第2図は第1図の−線における拡大
横断面図であつて、ここに1は発光体素子、2は
導電線、3は可撓被包体を示している。
斜視図、第2図は第1図の−線における拡大
横断面図であつて、ここに1は発光体素子、2は
導電線、3は可撓被包体を示している。
この発光体素子は、第7図に示すように、例え
ばガリウム砒素(GaAs)、ガリウム燐(GaP)、
ガリウムアルミニウム砒素(GaAlAs)等の公知
の発光ダイオードのような半導体チツプ11を透
光性の熱硬化性樹脂12で封止したもので、半導
体チツプ11を支持する電極(例えばカソード側
電極)13aと、ボンデイングワイヤー14を介
して該半導体チツプ11に接続する電極(例えば
アノード側電極)13bが両側に突出した構造と
されている。
ばガリウム砒素(GaAs)、ガリウム燐(GaP)、
ガリウムアルミニウム砒素(GaAlAs)等の公知
の発光ダイオードのような半導体チツプ11を透
光性の熱硬化性樹脂12で封止したもので、半導
体チツプ11を支持する電極(例えばカソード側
電極)13aと、ボンデイングワイヤー14を介
して該半導体チツプ11に接続する電極(例えば
アノード側電極)13bが両側に突出した構造と
されている。
かかる発光体素子1は、第1図に示すように多
数列状に配され、且つ電極の極性が可撓被包体の
径方向に同一にそろうよう、各発光素子1の一方
の電極(例えばアノード側電極)13bを上側
に、他方の電極(例えばカソード側電極)13a
を下側にして配向されている。これら隣り合う発
光体素子1,1の異電極13a,13b同志は、
可撓被包体3の中心線を斜めに横切るそれぞれの
導電線2によつて直列接続され、全体として蛇行
状の結線構造とされている。そして、発光体素子
1が可撓被包体3のほぼ中心線上に位置するよう
に全体が丸棒状の可撓被包体3で被包されて、本
発明の棒状発光表示体が構成されている。
数列状に配され、且つ電極の極性が可撓被包体の
径方向に同一にそろうよう、各発光素子1の一方
の電極(例えばアノード側電極)13bを上側
に、他方の電極(例えばカソード側電極)13a
を下側にして配向されている。これら隣り合う発
光体素子1,1の異電極13a,13b同志は、
可撓被包体3の中心線を斜めに横切るそれぞれの
導電線2によつて直列接続され、全体として蛇行
状の結線構造とされている。そして、発光体素子
1が可撓被包体3のほぼ中心線上に位置するよう
に全体が丸棒状の可撓被包体3で被包されて、本
発明の棒状発光表示体が構成されている。
この可撓被包体3は例えば軟質のポリ塩化ビニ
ル樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、シリコンゴム等からなる透
光性の被包体で、この実施例では可撓被包体3全
体が透光性とされ、望ましくは光拡散剤等の配合
によつて光拡散性を高めるように構成されてい
る。しかしながら、可撓被包体はかかる構成とす
ることが必須ではなく、少なくとも発光面側が透
光性とされておれば足るものであり、場合によつ
ては外側を透光性の可撓チユーブで更に被覆した
ような構成とするなど、所望の構成となし得るも
のである。
ル樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、シリコンゴム等からなる透
光性の被包体で、この実施例では可撓被包体3全
体が透光性とされ、望ましくは光拡散剤等の配合
によつて光拡散性を高めるように構成されてい
る。しかしながら、可撓被包体はかかる構成とす
ることが必須ではなく、少なくとも発光面側が透
光性とされておれば足るものであり、場合によつ
ては外側を透光性の可撓チユーブで更に被覆した
ような構成とするなど、所望の構成となし得るも
のである。
第4図はそのような可撓被包体3の構成が異な
る発光表示体の一実施例を示す縦断面図、第5図
イ及びロは第4図の−線及び−線におけ
る横断面図であつて、この実施例における可撓被
包体3は、内側の透光性可撓チユーブ31と、外
側の透光性可撓チユーブ32と、これらの間に充
填された透光性可撓樹脂33によつて構成されて
いる。そして、内側のチユーブ31には発光体素
子1が内蔵され、また隣り合う発光体素子1の異
電極13a,13b同志を接続する各導電体2
は、内側のチユーブ31より外側へ突出した電極
13a,13bの先端部分にハンダ付け等の手段
で接続されており、全体として蛇行状の結線構造
とされている。
る発光表示体の一実施例を示す縦断面図、第5図
イ及びロは第4図の−線及び−線におけ
る横断面図であつて、この実施例における可撓被
包体3は、内側の透光性可撓チユーブ31と、外
側の透光性可撓チユーブ32と、これらの間に充
填された透光性可撓樹脂33によつて構成されて
いる。そして、内側のチユーブ31には発光体素
子1が内蔵され、また隣り合う発光体素子1の異
電極13a,13b同志を接続する各導電体2
は、内側のチユーブ31より外側へ突出した電極
13a,13bの先端部分にハンダ付け等の手段
で接続されており、全体として蛇行状の結線構造
とされている。
この第4図に示すような棒状発光表示体は、第
9図に示すような方法で効率よく製造される。即
ち、第9図イに示すように、内側の透光性可撓チ
ユーブ31に開口311を間隔おきに形成し、同
図ロに示すように、この開口311から発光体素
子1をチユーブ31内に入れて一方の電極13b
の先端を外部へ突き通し、発光体素子1をチユー
ブ311の中心線上に位置させて内蔵する。次い
で、同図ハに示すように、導電線2を開口311
から斜めに挿入して一端をチユーブ31より突出
させ、隣り合う発光体素子1の異電極13a,1
3bにハンダ付け等の手段で接続する。しかる
後、同図ニに示すように外側の透光性可撓チユー
ブ32をかぶせ、内側のチユーブ31内及び内外
のチユーブ31,32の間に透光性可撓樹脂33
を注入、固化させて、発光表示体を製造するので
ある。この場合、内側のチユーブ31内に注入す
る樹脂と内外のチユーブ31,32の間に注入す
る樹脂の種類を変えたり、内外のチユーブ31,
32の間のみに樹脂を注入して内側のチユーブ3
1内を空洞にしたりしてもよく、また第6図に示
すように外側のチユーブを省略した構造としても
よい。
9図に示すような方法で効率よく製造される。即
ち、第9図イに示すように、内側の透光性可撓チ
ユーブ31に開口311を間隔おきに形成し、同
図ロに示すように、この開口311から発光体素
子1をチユーブ31内に入れて一方の電極13b
の先端を外部へ突き通し、発光体素子1をチユー
ブ311の中心線上に位置させて内蔵する。次い
で、同図ハに示すように、導電線2を開口311
から斜めに挿入して一端をチユーブ31より突出
させ、隣り合う発光体素子1の異電極13a,1
3bにハンダ付け等の手段で接続する。しかる
後、同図ニに示すように外側の透光性可撓チユー
ブ32をかぶせ、内側のチユーブ31内及び内外
のチユーブ31,32の間に透光性可撓樹脂33
を注入、固化させて、発光表示体を製造するので
ある。この場合、内側のチユーブ31内に注入す
る樹脂と内外のチユーブ31,32の間に注入す
る樹脂の種類を変えたり、内外のチユーブ31,
32の間のみに樹脂を注入して内側のチユーブ3
1内を空洞にしたりしてもよく、また第6図に示
すように外側のチユーブを省略した構造としても
よい。
第3図は以上のような構成の発光表示体の回路
図で、Rは導電線2の電気抵抗と発光体素子1の
順方向等価内部抵抗との合成抵抗で示したもので
あるが、このように発抗体素子1が直列接続され
ていると導電線2に流れる電流は小さく、且つ電
気抵抗Rに関係なく同一電流が各発光体素子1に
流れることになるので、各発光体素子1の輝度は
一定する。従つて、導電線2の線径を極めて細く
することができるので、発光体素子1からの発光
はこの細い導電線2によつて極く一部が遮断され
るのみとなり、可撓被包体3の周囲360度どの方
向にも発光表示を行うことが可能となるのであ
る。
図で、Rは導電線2の電気抵抗と発光体素子1の
順方向等価内部抵抗との合成抵抗で示したもので
あるが、このように発抗体素子1が直列接続され
ていると導電線2に流れる電流は小さく、且つ電
気抵抗Rに関係なく同一電流が各発光体素子1に
流れることになるので、各発光体素子1の輝度は
一定する。従つて、導電線2の線径を極めて細く
することができるので、発光体素子1からの発光
はこの細い導電線2によつて極く一部が遮断され
るのみとなり、可撓被包体3の周囲360度どの方
向にも発光表示を行うことが可能となるのであ
る。
この場合、例えば第8図の回路図に示すよう
に、数個の発光体素子1を直列接続したブロツク
ごとに給電する数本のカソード側導電線2a,2
a′,2a″と、共通のアノード側導電線2bとを設
け、カソード側導電線への給電パターンを種々変
えることによつて各ブロツクを選択的に点灯制御
するよう構成すれば、多彩な点灯表示が可能とな
る。
に、数個の発光体素子1を直列接続したブロツク
ごとに給電する数本のカソード側導電線2a,2
a′,2a″と、共通のアノード側導電線2bとを設
け、カソード側導電線への給電パターンを種々変
えることによつて各ブロツクを選択的に点灯制御
するよう構成すれば、多彩な点灯表示が可能とな
る。
また、上記のような構造の棒状発光表示体とす
れば、発光体素子1が柔軟な可撓被包体3のほぼ
中心線上(換言すれば棒状発光表示体のほぼ中心
線上)に位置しているので、発光表示体の折曲時
のストレスが該発光素子1に加わりにくくなる。
しかも各発光体素子1は電極の極性が可撓被包体
3の径方向に同一にそろうように配向され、隣り
合う発光体素子1の異電極13a,13b同志が
該可撓被包体3の中心線を斜めに横切る各導電線
2により接続されて、全体として蛇行状に直列し
た結線構造となつているため、この蛇行状結線構
造の蛇腹作用によつて発光表示体の折曲時のスト
レスが満足に吸収されることになる。従つて、デ
イスプレーの装飾灯やネオンサイン等に使用する
場合には、ストレスによるトラブルの心配なく任
意方向に容易に折曲することが可能となるのであ
る。
れば、発光体素子1が柔軟な可撓被包体3のほぼ
中心線上(換言すれば棒状発光表示体のほぼ中心
線上)に位置しているので、発光表示体の折曲時
のストレスが該発光素子1に加わりにくくなる。
しかも各発光体素子1は電極の極性が可撓被包体
3の径方向に同一にそろうように配向され、隣り
合う発光体素子1の異電極13a,13b同志が
該可撓被包体3の中心線を斜めに横切る各導電線
2により接続されて、全体として蛇行状に直列し
た結線構造となつているため、この蛇行状結線構
造の蛇腹作用によつて発光表示体の折曲時のスト
レスが満足に吸収されることになる。従つて、デ
イスプレーの装飾灯やネオンサイン等に使用する
場合には、ストレスによるトラブルの心配なく任
意方向に容易に折曲することが可能となるのであ
る。
更に、発光体素子1の発光面を一定方向にそろ
えると共に、発光面側のみを透光性とした可撓被
包体で被包すれば、一定方向のみに発光表示を行
わせることも可能である。尚、その場合は、反対
側面を反射性素材で形成して輝度を高めるように
するのが望ましい。
えると共に、発光面側のみを透光性とした可撓被
包体で被包すれば、一定方向のみに発光表示を行
わせることも可能である。尚、その場合は、反対
側面を反射性素材で形成して輝度を高めるように
するのが望ましい。
加えて、第9図に示すような方法によつて第4
図に示す構造の発光表示体を製造するときは、最
初内側の可撓チユーブ31に発光体素子1と導電
線2を差込んで接続する作業を次々に繰り返すだ
けでよいから、極めて能率が良く容易に量産化を
図ることが可能となり、しかも、このように可撓
チユーブ31内で予め発光体素子1を配列、結線
した後、これらを外側の可撓チユーブ32及び可
撓樹脂33で被包するため、発光体素子1が必然
的に可撓被包体3の中心線上に位置すると共に、
導電線2が必然的に中心線を斜めに横切ることと
なり、特別な位置決め作業が不要となるので頗る
好都合である。その上、製造上のどの工程も特別
な治具や装置を用いる必要がなく、汎用の治具や
装置で事足りるため、設備費が安価で済む利点も
ある。
図に示す構造の発光表示体を製造するときは、最
初内側の可撓チユーブ31に発光体素子1と導電
線2を差込んで接続する作業を次々に繰り返すだ
けでよいから、極めて能率が良く容易に量産化を
図ることが可能となり、しかも、このように可撓
チユーブ31内で予め発光体素子1を配列、結線
した後、これらを外側の可撓チユーブ32及び可
撓樹脂33で被包するため、発光体素子1が必然
的に可撓被包体3の中心線上に位置すると共に、
導電線2が必然的に中心線を斜めに横切ることと
なり、特別な位置決め作業が不要となるので頗る
好都合である。その上、製造上のどの工程も特別
な治具や装置を用いる必要がなく、汎用の治具や
装置で事足りるため、設備費が安価で済む利点も
ある。
第1図は本発明の棒状発光表示体の一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図の−線における
拡大横断面図、第3図は同実施例の電気回路図、
第4図は本発明の他の一実施例を示す縦断面図、
第5図イ及びロはそれぞれ第4図の−線及び
−線における横断面図、第6図は本発明のさ
らに他の一実施例を示す横断面図、第7図は発光
表示体の断面図、第8図は本発明の更に他の実施
例の電気回路図、第9図は第4図に示す実施例の
製造方法の説明図、第10図は先行例の斜視図、
第11図イ及びロはそれぞれ先行例の電気回路図
である。 1……発光表示体、13a,13b……電極、
2,2a,2a′,2a″……導電線、3……可撓被
包体、31……内側の透光性可撓チユーブ、32
……外側の透光性可撓チユーブ、33……透光性
可撓樹脂。
示す斜視図、第2図は第1図の−線における
拡大横断面図、第3図は同実施例の電気回路図、
第4図は本発明の他の一実施例を示す縦断面図、
第5図イ及びロはそれぞれ第4図の−線及び
−線における横断面図、第6図は本発明のさ
らに他の一実施例を示す横断面図、第7図は発光
表示体の断面図、第8図は本発明の更に他の実施
例の電気回路図、第9図は第4図に示す実施例の
製造方法の説明図、第10図は先行例の斜視図、
第11図イ及びロはそれぞれ先行例の電気回路図
である。 1……発光表示体、13a,13b……電極、
2,2a,2a′,2a″……導電線、3……可撓被
包体、31……内側の透光性可撓チユーブ、32
……外側の透光性可撓チユーブ、33……透光性
可撓樹脂。
Claims (1)
- 1 発光体素子が列状に多数配され、少なくとも
発光面側を透光性とした可撓被包体内に内蔵され
た棒状発光表示体であつて、各発光体素子はその
電極の極性が可撓被包体の径方向に同一にそろう
よう配向されて該可撓被包体のほぼ中心線上に位
置されており、且つ隣り合う発光体素子の異電極
同志を接続する各導電線が該可撓被包体の中心線
を斜めに横切るように構成されていることを特徴
とする折曲可能な棒状発光表示体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60089709A JPS61248080A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 折曲可能な棒状発光表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60089709A JPS61248080A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 折曲可能な棒状発光表示体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61248080A JPS61248080A (ja) | 1986-11-05 |
JPH052152B2 true JPH052152B2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=13978296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60089709A Granted JPS61248080A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 折曲可能な棒状発光表示体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61248080A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839506U (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | 日立プラント建設株式会社 | 溶接アンダカツトの深さ測定用具 |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP60089709A patent/JPS61248080A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839506U (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | 日立プラント建設株式会社 | 溶接アンダカツトの深さ測定用具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61248080A (ja) | 1986-11-05 |
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