JPH0521338Y2 - - Google Patents

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JPH0521338Y2
JPH0521338Y2 JP1985050143U JP5014385U JPH0521338Y2 JP H0521338 Y2 JPH0521338 Y2 JP H0521338Y2 JP 1985050143 U JP1985050143 U JP 1985050143U JP 5014385 U JP5014385 U JP 5014385U JP H0521338 Y2 JPH0521338 Y2 JP H0521338Y2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、アームの関節部等を駆動する駆動手
段を肩部に集中配置したマニプレータに関する。
B 考案の概要 この考案は、駆動可能な複数の関節部を有する
アームを肩部に具えたマニプレータにおいて、 夫々の関節部へ接続される複数の伝達軸を多重
に重ねた多重軸の軸心まわりに夫々の伝達軸を駆
動する駆動手段を配置した構成であり、前記駆動
手段と減速手段とを一対毎に一体化して多重軸と
直角な平面に沿つてスライドさせるための取付面
を形成するとともにこれらを肩部に着脱自在に取
り付けることにより、 駆動手段、減速手段が故障した場合の部品交換
が容易にできるようにしたものである。
C 従来の技術 原子力施設等のように人の立ち入ることができ
ない場所では、マニプレータ等によつて作業が行
われる。
従来、マニプレータはアームの関節部である肘
や手首等に別個に駆動手段を具えている。即ち、
関節部の近傍におけるアームの内部に夫々モータ
及び減速手段を具えて関節部を駆動している。
斯かるマニプレータは動力伝達手段としてすべ
て歯車を使用しており、テープやワイヤを使用し
て動力を伝達するものに比べて性能が良い。即
ち、アームに外部から過負荷が加わつてもテープ
やワイヤが切断したり滑車から脱落したりするこ
ともない。
D 考案が解決しようとする課題 ところが、モータが故障した場合等はその交換
に困難が伴う。即ち、マニプレータを放射性雰囲
気下で使用する場合は他の健全なマニプレータや
インセルクレーンを操作してインパクトレンチ等
を用いて遠隔操作により修理作業を行なわねばな
らず、特にモータがアーム内部にバラバラに配置
されている場合は作業性が悪い。
そのため、肩部にモータ等の駆動手段を集中配
置したマニプレータが提案されている。本考案
は、集中配置した駆動手段に接続される減速手段
を容易に肩部に取り付けられるようにしたもので
ある。
E 課題を解決するための手段 本考案は、多重軸のまわりに配置された複数の
減速手段の駆動歯車と伝達軸の平歯車との噛み合
わせ作業を容易にして減速手段等の修理が容易に
行えるようにしたものである。
F 作用 隣合うものどうしを一体化した一対の減速手段
を多重軸と直角な取付面上でスライドさせること
によつて駆動歯車を各伝達軸の平歯車に噛み合せ
るので、各伝達軸の軸心へ向かつて個別にひとつ
の減速手段をスライドさせて噛み合せる構成に比
べて容易に噛み合せを行うことができる。
また、夫々の駆動手段に接続された減速手段の
うちの隣合うものどうしが一対毎に一体化されて
いることから、減速手段の駆動歯車と多重軸を構
成する伝達軸の平歯車とのバツクラツシユ調整が
同時に2組分行える。
G 実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。なお、本実施例は、オペレータの
腕の動きに追従するマスターマニプレータと、該
マスターマニプレータと類似の動きをするスレー
ブマニプレータとから構成されるマスタースレー
ブ形マニプレータに適用し、マスターマニプレー
タについて示したものである。この種のマニプレ
ータは、一般にスレーブマニプレータが作業をし
たときの反作用の力がオペレータの手もとにフイ
ードバツクされるように力帰還制御方式が採用さ
れている。
(a) 実施例の構成 第4図〜第7図にマスターマニプレータの外観
図を示す。第4図はマスターマニプレータの正面
図、第5図は第4図の−矢視図、第6図は第
4図の−矢視図、第7図は第6図の−矢
視図である。第8図,第9図はマスターマニプレ
ータの断面図であり、第9図は第8図の−矢
視図である。マスターマニプレータは大きく分け
て支持部10と肩部11とアーム12と手13と
から構成されており、アーム12は第一アーム1
2a,第二アーム12b,第三アーム12cから
構成されている。また、手13は手のひら13
a,手先13bから構成されている。なお、説明
の便宜上、第三アーム12cを第8図でいえば上
方へ屈曲させた状態で各図が描かれている(な
お、第8図中、第三アーム12c等は省略されて
いる)。
支持部10は外被20におおわれており、肩部
11をおおう外被14が図中矢印○イで示す方向へ
旋回自在になつている。外被14内には第一アー
ム12aをおおう外被15の基端部が図中矢印○ロ
で示す方向へ旋回自在に挿入されて第一関節Pを
構成している。外被15の先端分岐部15aと1
5bとの間には、第二アーム12bをおおう外被
16の基端部が図中矢印○ハで示す紙面と直角な方
向へ屈曲自在に取り付けられ、第二関節Qを構成
している。外被16の先端分岐部16aと16b
との間には、中間部材17を介して第三アーム1
2cが図中矢印○ニで示す方向及び矢印○ホで示す方
向の双方へ屈曲自在になつており、自由度2の第
三関節Rを構成している。つまり、先端分岐部1
6aと16bとの間に、中間部材17をおおう外
被18が図中矢印○ニで示す方向へ回動自在に取り
付けられ、外被18を挾んだ状態で、第三アーム
12cをおおう外被19の基端分岐部19a,1
9bが図中矢印○ホで示す方向へ回動自在に取り付
けられている。第8図で説明すると、図中矢印○ニ
で示す屈曲の中心となる軸と図中矢印○ホで示す屈
曲の中心となる軸(第8図中、外被18の中央部
に紙面と直角に存在する)とが直交し、紙面と直
交する軸を中心として第三アーム12cは上部へ
屈曲している(第8図で第三アーム12c及び手
13は省略されている)。外被19には手のひら
13aが図中矢印○ヘで示す方向へ旋回自在に取り
付けられ、手首Sを構成している。手のひら13
aには図中矢印○トで示す方向へ回動自在に手先1
3bが取り付けられ、把持部Tを構成している。
支持部10は床上に設置されており、外被20
に取り付けられたモータ7cの出力軸が図示しな
い減速機7d、傘歯車7e,7f、軸7gを介し
て外被14に接続されている。7aは位置セン
サ、7bはブレーキであり、トルクセンサ7yが
図示省略されている。
外被14は第8図中右方から見ると円形になつ
ており、円周方向にモータ1c〜6cが略等間隔
に配置され、モータ1c〜6c上にはブレーキ1
b〜6b及び位置センサ1a〜6aが取り付けら
れている。モータ1cの出力軸は外被14に取り
付けられた図示しない減速機1d,駆動歯車1
e,平歯部1fを介して外被15に接続されてい
る。つまり、モータ1cは関節Pとつながつてい
る。モータ2cの出力軸は、図示しない減速機2
d,駆動歯車2e,端部に平歯部2fと傘歯部2
hとを有する中空の伝達軸2g,傘歯部と平歯部
とを有する伝達歯車2i,平歯車2jを介して外
被16に接続されている。つまり、モータ2cは
関節Qとつながつている。モータ3cの出力軸
は、図示しない減速機3d,駆動歯車3e,端部
に平歯部3fと傘歯部3hとを有する中空の伝達
軸3g,傘歯部と平歯部とを有する伝達歯車3
i,平歯部と傘歯部とを有する伝達歯車3j,両
端に傘歯部を有する中空の伝達軸3k,傘歯部と
平歯部とを有する伝達歯車3l,平歯車3m,3
n,平歯車3pを介して外被18に接続されてい
る。つまり、モータ3cは中間部材17を矢印○ニ
の方向へ屈曲させる関節Rとつながつている。モ
ータ4cの出力軸は、図示しない減速機4d,駆
動歯車4e,端部に平歯部4fと傘歯部4hとを
有する中空の伝達軸4g,傘歯部と平歯部とを有
する伝達歯車4i,平歯部と傘歯部とを有する伝
達歯車4j,両端に傘歯部を有する中空の伝達軸
4k,傘歯部と平歯部とを有する伝達歯車4l,
平歯車4m,4n,平歯部と傘歯部とを有する伝
達歯車4p,傘歯部と平歯部とを有する伝達歯車
4q,平歯車4r,平歯部と傘歯部とを有する伝
達歯車4s,両端に傘歯部を有する伝達歯車4
t,傘歯車4uを介して手先13bに接続されて
いる。つまり、モータ4cは把持部Tにつながつ
ている。モータ5cの出力軸は、図示しない減速
機5d,駆動歯車5e,端部に平歯部5fと傘歯
部5hを有する中空の伝達軸5g,傘歯部と平歯
部とを有する伝達歯車5i,平歯部と傘歯部とを
有する伝達歯車5j,両端に傘歯部を有する中空
の伝達軸5k,傘歯部と平歯部とを有する伝達歯
車5l,平歯車5m,5n,平歯部と傘歯部とを
有する伝達歯車5p,傘歯車5qを介して外被1
9の基端分岐部19bに接続されている。つま
り、モータ5cは第三アーム12cを矢印○ホの方
向へ屈曲させる関節Rとつながつている。モータ
6cの出力軸は、図示しない減速機6d,駆動歯
車6e,端部に平歯部6fと傘歯部6hとを有す
る中実の伝達軸6g,傘歯部と平歯部とを有する
伝達歯車6i,平歯部と傘歯部とを有する伝達歯
車6j,両端に傘歯部を有する中実の伝達軸6
k,傘歯部と平歯部とを有する伝達歯車6l,平
歯車6m,6n,平歯部と傘歯部とを有する伝達
歯車6p,傘歯部と平歯部とを有する伝達歯車6
q,平歯車6r,平歯部と傘歯部とを有する伝達
歯車6s,傘歯車6tを介して手のひら13aに
接続されている。つまり、モータ6cは手首sと
つながつている。
前記伝達軸2g〜6gと外被15の一部とが多
重に配置されて多重軸を形成している。前記伝達
歯車2i,4i,6i及び3i,5iは外被15
と一体の固定軸8に夫々多重に配置されている。
前記伝達歯車2j,4j,6j及び3j,5j
は、連結ロツド9aを介して第二アーム12bの
外被16に固定されるとともに第一アーム12a
の外被15を回動自在に貫通する固定軸9に夫々
多重に配置されており、固定軸9の一端にはレバ
ー9bを介してバランサー9cが取り付けられて
いる。バランサー9cは、第二アーム12bと第
三アーム12cと手13との重さによる固定軸9
のまわりのモーメントがつり合うようにするため
に設けられている。前記伝達軸3k〜6kも多重
に配置されて多重軸を形成している。前記伝達歯
車4l,6l及び3l,5lも外被16と一体の
固定軸21に夫々多重に取り付けられている。前
記平歯車3m〜6m,3n〜6nは外被16と一
体の固定軸22,23に取り付けられている。前
記平歯車4r,6rは外被19と一体の固定軸2
4,25に取り付けられている。
第8図の−矢視断面の詳細図を第2図に示
し、第2図のI−I矢視図を第1図に示す。図の
ように、中央に孔を形成した円盤形の部材14a
に筒状部材14bがボルト止めされることによ
り、外被14が形成されている。そして、筒状部
材14bの中には、軸受26,27を介して旋回
自在に前記外被15が具えられ、外被15にはリ
ング状の補助部材28を介して前記平歯部1fが
取り付けられている。外被15の中には前記伝達
軸2g〜6gが軸受を介して夫々回転自在に具え
られている。伝達軸2g〜6gは、中空軸あるい
は中実軸の一端にリング状の補助部材29〜33
を介して平歯部2f〜6fを設け、他端に傘歯部
2h〜6hを設けたものである。平歯部1f〜6
fには前記のように駆動歯車1e〜6e,減速機
(減速手段)1d〜6d,モータ1c〜6c,ブ
レーキ1b〜6b,位置センサ1a〜6aが接続
されており、第1図のように、減速機1dと2d
はギヤケース34aに、減速機3dと4dはギヤ
ケース34bに、減速機5dと6dはギヤケース
34aに夫々一体化して収納されている。
減速機の近傍の構造を減速機3dを例にとつて
説明する(第2図参照)。オペレータが関節Rで
中間部材17を矢印○ニの方向へ回動させることに
より、モータ3cの出力軸が回転させられた場合
のトルクを検出するため、モータ3cはギヤケー
ス34bに対して回動自在となつている。即ち、
ギヤケース34bに軸受35を介して略リング状
の補助部材36が回転自在に設けられ、該補助部
材36にモータ3cを被うフレーム37及び38
が一体的に固定されている。補助部材36の外側
にはレバー39が取り付けられており、該レバー
39はギヤケース34bと一体の2本のストツパ
ー(図中レバー39より手前側のストツパーは省
略されている)40の間に挾まれている。ストツ
パー40とレバー39との間にはトルクセンサ3
yが取り付けられている。減速機としては調和減
速機が使用されており、内側に歯を有するサーキ
ユラスプライン41が補助部材36にボルト止め
され、外側に歯を有するチユーブ状のフレクスプ
ライン42がサーキユラスプライン41と噛み合
つている。そして、モータ3cの出力軸に取り付
けられた楕円形のウエーブジエネレータ43が図
示しないボールベアリングを介してフレクスプラ
イン42の内側へ挿入されている。フレクスプラ
イン42には減速機44及び筒状部材45を介し
て前記駆動歯車3eが取り付けられ、駆動歯車3
eは平歯部3fと噛み合つている。なお、46,
47は軸受である。ここでは減速機3dについて
説明したが減速機1d,2d,4d,5d,6d
も同様の構造であり、トルクセンサ1y,2y,
4y,5y,6yを具えている。以上のように一
対の減速機を収納したギヤケース34a〜34c
は夫々ボルト49を介して外被14に着脱自在に
取り付けられる。そして、ボルト49をゆるめた
状態では、平歯車1f〜6fと駆動歯車1e〜6
eとのバツクラツシユが調整できるようにギヤケ
ース34a〜34cを多重軸と直角な平面上でス
ライドさせるため筒状部材14には多重軸と直角
な取付面14cが形成される。
前記位置センサ1a〜6a,ブレーキ1b〜6
b,モータ1c〜6c,トルクセンサ1y〜6y
から図示しない機器やスレーブマニプレータへ配
線されるリード線48は第1図,第2図で示すよ
うにまとめられ肩部11の中心部からギヤケース
の内部を通して肩部11の外側へ導かれている。
(b) 実施例の作用 次に、斯かるマスターマニプレータの作用を説
明する。
オペレータの手の動きによつてマスターマニプ
レータが動かされると、各モータ1c〜7cの出
力軸が回転させられ、出力軸の回転量及びトルク
の大きさが位置センサ1a〜7a,トルクセンサ
1y〜7yで検出され、この検出値に基づいて図
示しないスレーブマニプレータが駆動される。
関節Pでアーム12等を矢印○ロの方向へ旋回さ
せるとモータ1cが回転し、関節Qで第二アーム
12b等を矢印○ハの方向へ屈曲させるとモータ2
cが回転し、関節Rで中間部材17及び第三アー
ム12c等を矢印○ニの方向へ屈曲させるとモータ
3cが回転し、関節Rで第三アーム12c等を矢
印○ホの方向へ屈曲させるとモータ5cが回転し、
手首Sで手13を矢印○ヘの方向へ旋回させるとモ
ータ6cが回転し、把持部Tで手先13bを矢印
○トの方向へ回動させるとモータ4cが回転し、肩
部11及びアーム12の全体を矢印○イの方向へ旋
回させるとモータ7cが回転する。モータ1c〜
7cは、マスターマニプレータの各部の動きに応
じて夫々独立に回転させられることになる。
減速機1d〜6dのうち、例えば3dが故障し
た場合、ギヤケース34bを外被14から外して
修理したあとに再び取り付けることになる。この
場合、多重軸に直角な取付面14cに沿つてギヤ
ケース34bをスライドさせて歯車どうしを噛み
合わせることになる。多重軸を構成する伝達軸の
数が2〜3位であればギヤケース34bを多重軸
の軸心に沿つてスライドさせても噛み合せるのが
容易であるが、本実施例のように多数ある場合は
軸心方向へのスライドでは噛み合せが困難であ
り、多重軸と直角な取付面14cに沿つてスライ
ドさせることにより噛み合せを容易に行うことが
できる。そして、第3図において、駆動歯車3e
と平歯部3f、そして駆動歯車4eと平歯部4f
とを噛み合せなければならないが、ギヤケース3
4bを多重軸と直角な取付面14c上でスライド
させることにより駆動歯車3eと平歯部3f及び
駆動歯車4eと平歯部4fとのバツクラツシユは
調整され、ギヤケース34bと外被14とをボル
ト49で結合すればよい。
H 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば隣合う減
速手段を一対毎に一体化してひとつのギヤケース
に収容し、多重軸と直角な平面上でギヤケースを
スライドさせるための取付面を筒状部材に形成し
てギヤケースを肩部に着脱自在に取り付けたの
で、駆動歯車と平歯車との噛み合せが容易となつ
て分解,組立が部分的に容易にできることとな
り、減速手段の減速歯車等が故障した場合等に修
理が簡単にできる。また、多重軸を構成する夫々
の伝達軸の平歯車と駆動手段に接続された減速手
段の駆動歯車とのバツクラツシユが2組分同時に
調整できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案によるマニプレータの
実施例を示すマスターマニプレータに係り、第1
図は第2図の−矢視図、第2図は第8図の
−矢視断面詳細図、第3図は肩部のバツクラツ
シユ調整の説明図、第4図〜第7図は外観図であ
り、第4図は正面図、第5図は第4図の−矢
視図、第6図は第4図の−矢視図、第7図は
第6図の−矢視図、第8図は断面図、第9図
は第8図の−矢視断面図である。 1c〜6c……モータ、1d〜6d……減速
機、1e〜6e……駆動歯車、1f〜6f……平
歯車、2g〜6g……伝達軸、11……肩部、1
2……アーム、14……筒状部材、14a……部
材、34a〜34c……ギヤケース、P,Q,R
……関節、S……手首、T……把持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の関節部等を有するアームを肩部に連結し
    て構成されるマニプレータにおいて、 夫々の前記関節部等に連動連結される伝達軸を
    前記肩部に筒状部材を介して回転自在にかつ多重
    に配置して多重軸とし、夫々の伝達軸の肩部側の
    端部に平歯車を設け、各平歯車と対応する減速手
    段を多重軸の軸心を囲繞して配置し相互に隣合う
    減速手段を一対ごとにひとつのギヤケースに収容
    するとともに夫々の減速手段に駆動手段を連動連
    結し、一対の減速手段の出力軸に駆動歯車を取り
    付け、ギヤケースを多重軸と直角な平面に沿つて
    スライドさせるための取付面を筒状部材に形成し
    て夫々の駆動歯車と平歯車との噛合を調整自在に
    設定するとともにギヤケースを着脱自在に筒状部
    材の前記取付面に取り付けたことを特徴とするマ
    ニプレータ。
JP1985050143U 1985-04-04 1985-04-04 Expired - Lifetime JPH0521338Y2 (ja)

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US20110130212A1 (en) * 2008-07-28 2011-06-02 Mordehai Sholev Variable Axial-Angle Coupling

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JPS59201788A (ja) * 1983-04-26 1984-11-15 三菱重工業株式会社 干渉補償された操作装置

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