JPH05213325A - カバー巻取り装置 - Google Patents

カバー巻取り装置

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Publication number
JPH05213325A
JPH05213325A JP4178645A JP17864592A JPH05213325A JP H05213325 A JPH05213325 A JP H05213325A JP 4178645 A JP4178645 A JP 4178645A JP 17864592 A JP17864592 A JP 17864592A JP H05213325 A JPH05213325 A JP H05213325A
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JP
Japan
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winding
cover
magazine
roller
stop position
Prior art date
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Application number
JP4178645A
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English (en)
Inventor
Junichi Yamamoto
順一 山本
Naoyuki Matsuda
直行 松田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カバー部材の巻き取り動作及び巻き戻し動作を
繰り返しても、カバー部材にシワ(浮き)が生じること
を防止して、収納容器の開口部を閉じた際の密閉性を維
持すること 【構成】マガジンカバー32を巻き取った際の巻取ロー
ラ43の巻取完了停止位置を、マガジンカバー32を巻
き取るたびに変える停止位置変更手段60がカバー巻取
り装置40に設けられている。また、マガジンカバー3
2を巻き戻す際に、巻取ローラ43の回転に負荷を与え
る電磁クラッチ65(負荷付勢手段)がカバー巻取り装
置40に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納容器の開口部に取
り付けられたカバー部材、例えば画像形成装置で使用さ
れるマガジンの開口部に取り付けられたマガジンカバー
を、所定の位置まで巻き取ったり巻き戻したりすること
によって、前記開口部の開閉を行うカバー巻取り装置に
関し、特に、カバー部材を巻き戻した際に当該カバー部
材にシワ(浮き)が発生しないようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】例えばレーザープリンターにあっては、
記録媒体を収容するために収納容器としてのマガジンが
使用されており、このマガジンには記録媒体としての感
光性のシートフィルムが収容されている。マガジンがレ
ーザープリンター内に装着されるまでは前記フィルムに
塗布された感光剤が露光しないようにする必要があるた
め、マガジンの開口部にはこの開口部を閉じるマガジン
カバーが取り付けられており、これによってマガジン内
の遮光性が維持されている。マガジンカバーは両面テー
プ等によって開口部の縁部に着脱自在となっており、マ
ガジンカバーを剥離すると開口部が開口され、再度貼り
付けると開口部が閉じられてフィルムに対する遮光がな
されるようになっている。
【0003】特開平2−216142号公報には、マガ
ジンカバーを所定の位置まで巻き取ったり巻き戻したり
することによって、マガジンの開口部の開閉を行うよう
にしたカバー巻取り装置が示されている。このカバー巻
取り装置は、マガジンの上面に沿ってスライド移動する
と共にこの移動に伴って回転する巻取ローラを有してお
り、巻取ローラが一方向にスライド移動しつつ回転する
とマガジンカバーがローラに巻き取られて開口部が開口
し、逆方向にスライド移動するとマガジンカバーが巻き
戻されて開口部が再度閉じられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のカバー
巻取り装置にあっては、マガジンカバーの巻き取り動作
及び巻き戻し動作を複数回繰り返すうちに、巻取ローラ
の巻取完了停止位置つまりマガジンカバーを所定位置ま
で巻き取って開口部を開いたときの停止位置付近におい
て、マガジンカバーにシワ(浮き)が生じる虞があっ
た。
【0005】この不具合を概念的に示すと図10の通り
であり、同図(A)はマガジンカバー32の巻き取りが
終了して、巻取ローラ43が巻取完了停止位置に止まっ
た状態を示している。巻取ローラ43でマガジンカバー
32を巻き取るときには、マガジンカバー32に破線で
示される張力を与えながら巻き取ることによって、この
カバー32にシワが発生しないようにしている。このた
め、巻き取り動作が終了したときでも、前記張力がマガ
ジンカバー32に付勢された状態となっている。また、
従来のカバー巻取り装置では、巻取ローラ43の巻取完
了停止位置は、マガジンの種類に応じて一定の位置とな
っている。この状態から、同図(B)に示すように、マ
ガジンカバー32の巻き戻しを開始したときには、この
カバー32に付勢されていた張力が急に小さくなる。こ
のように巻き戻しの際には張力が急激に減少すると共
に、巻取ローラ43の巻取完了停止位置が一定となって
いることから、マガジンカバー32の巻き取り動作及び
巻き戻し動作を繰り返すうちに、巻取完了停止位置付近
のカバー32にシワW(浮き)が発生することがあっ
た。マガジンカバー32の素材が伸びやすい素材の場合
には、一層シワWが発生し易くなってしまう。マガジン
カバー32にこのようなシワWが発生すると、マガジン
内のフィルムに対する遮光性に悪影響を及ぼすという欠
点がある。
【0006】本発明者らは、上記課題を解決するために
鋭意研究した結果、巻取ローラ43の巻取完了停止位置
がマガジンカバー32を巻き取るごとに変われば、巻取
完了停止位置付近のカバー32にシワ(浮き)が生じる
ことを防止できることを見出し、第1の発明を完成する
に至った。更に、巻き戻し動作の際に巻取ローラ43の
回転に負荷を与えれば、巻取完了停止位置付近のカバー
32にはシワ(浮き)が発生せず、カバー32を弛みな
く巻き戻すことができることを見出だし、第2の発明を
完成するに至った。
【0007】そこで、本発明の目的は、カバー部材の巻
き取り動作及び巻き戻し動作を繰り返しても、カバー部
材にシワ(浮き)を生じさせることなく、当該カバー部
材によって収納容器の開口部を閉じて、収納容器を確実
に密閉し得るカバー巻取り装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、収納容器の開口部に取り付けられたカ
バー部材を巻き取り及び巻き戻すことによって前記開口
部の開閉を行うカバー巻取り装置において、前記カバー
部材に沿って移動しつつこのカバー部材を巻き取る巻取
部材と、前記カバー部材を巻き取った際の前記巻取部材
の巻取完了停止位置を、前記カバー部材を巻き取るたび
に変える停止位置変更手段とを有することを特徴とする
カバー巻取り装置である。
【0009】また、上記目的を達成するための第2の発
明は、収納容器の開口部に取り付けられたカバー部材を
巻き取り及び巻き戻すことによって前記開口部の開閉を
行うカバー巻取り装置において、前記カバー部材に沿っ
て移動しつつこのカバー部材を巻き取る巻取部材と、こ
の巻取部材によって巻き取った前記カバー部材を巻き戻
す際に、前記巻取部材の回転に負荷を与える負荷付勢手
段とを有することを特徴とするカバー巻取り装置であ
る。
【0010】
【作用】第1の発明によれば、停止位置変更手段によっ
て、巻取部材の巻取完了停止位置がカバー部材を巻き取
るたびに変化するため、カバー部材の巻き取り動作及び
巻き戻し動作を繰り返しても、カバー部材を巻き戻して
開口部を閉じたときにカバー部材にシワ(浮き)が生じ
ることがなくなる。これによって、収納容器の密閉性が
維持される。また、第2の発明によれば、カバー部材を
巻き戻す際に、負荷付勢手段によって巻取部材の回転に
負荷が与えられるため、カバー部材は引張られながら開
口部に弛みなく巻き戻される。このため、カバー部材の
巻き取り動作及び巻き戻し動作を繰り返しても、開口部
を閉じたときにカバー部材にシワ(浮き)が生じること
がなくなり、収納容器の密閉性が維持される。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るカバー巻取り装置を組み
込んだレーザープリンターについて説明する。図1は、
レーザープリンターの内部構造の概略を示す正面図であ
り、レーザープリンター本体10内には、記録媒体つま
りメディアMをシート状に収容したマガジン11(収納
容器に相当する)が、マガジン保持装置12に着脱自在
に保持されている。このマガジン保持装置12は、装置
本体10の正面壁10aに形成された装填口13を介し
て、装置本体10の正面部側に引き出されるようになっ
ている。
【0012】マガジン11内のメディアMを1枚ずつ取
り出すために、支持軸14にこれを中心に揺動自在に給
紙アーム15が取付けられ、この給紙アーム15の先端
にはメディアMを真空吸着するバキュームカップ16が
備えられている。給紙アーム15をバキュームカップ1
6がメディアMに当接する位置まで揺動回転させて、バ
キュームカップ16で1枚のメディアMを吸着した後、
給紙アーム15の先端を上昇限の位置まで戻すと、メデ
ィアMの先端部が所定の位置まで持ち上げられる。この
位置には、持ち上げられたメディアMを搬送するための
一対の搬送ローラ20が設けられており、メディアMは
搬送ローラ20によって作像用ドラム17と、これに圧
接する2つの搬送用ローラ18との間に向けて送られ
る。メディアMの感光面に対しては、装置本体10内に
設けられた光学系ユニット19からのレーザービームB
が、前記それぞれの搬送用ローラ18の間の部分に照射
されて、画像の書込みがなされる。画像書込み後のメデ
ィアMは、図示しない現像器へ搬送され、そこで画像が
現像される。
【0013】図2は、マガジン11の外観形状を示す斜
視図であり、図3は、このマガジン11の分解斜視図で
ある。図3に示すように、マガジン11は、遮光性プラ
スチックで一体成形されたマガジン本体部21を有して
いる。このマガジン本体部21は、底板22と、前面壁
23と、後面壁24と、右側面壁25と、左側面壁26
とからなる有底箱形状を呈し、上端面には開口部27が
設けられている。開口部27には外方に拡開した縁部2
8が形成されている。マガジン本体部21の中には、カ
ードボード29が装着され、この上にメディアMが積層
状態で載置されるようになっている。また、底板22の
前面壁23寄りには、遮光された伸縮自在な蛇腹30が
例えば4個設けられており、各蛇腹30内と連通する通
孔(図示せず)が底板22に形成されている。レーザー
プリンターにはメディアMの高さを一定にするためのリ
フティング装置(図示せず)が設けられており、このリ
フティング装置の作動ロッド(図示せず)が通孔を貫通
して各蛇腹30内に配置されるようになっている。作動
ロッドが上方に伸びて各蛇腹30を伸張することによっ
て、カードボード29の前側が上方に押し上げられ、こ
れによりメディアMの先端側の高さを一定に維持するよ
うになっている。また、マガジン本体部21の後面壁2
4には、マガジン11内に収納されたメディアMの種別
やサイズを識別するためのバーコード31が貼り付けら
れている。
【0014】レーザープリンターで使用されるメディア
Mは感光性のシートフィルムであり、マガジン11がレ
ーザープリンター本体10内に装着されるまではフィル
ムに塗布された感光剤が露光しないようにする必要があ
る。このため、図2に示すように、マガジン11の開口
部27にはこの開口部27を開閉するためのマガジンカ
バー32(カバー部材に相当する)が取り付けられてお
り、このカバー32によってマガジン11の遮光性が維
持されている。マガジンカバー32は、例えば遮光性ビ
ニルシート等からなり、接着部材を介してマガジン11
の縁部28に着脱自在に取り付けられている。接着部材
の一例は、例えば両面接着テープ33であり、この両面
接着テープ33の粘着力は、縁部28と両面接着テープ
33との間の粘着力が、両面接着テープ33とマガジン
カバー32との間の粘着力よりも必ず大きくなるように
設定されている。従って、マガジンカバー32を剥離し
た後でも、両面接着テープ33はマガジン11側に残る
ことになる。そして、マガジンカバー32を剥離すると
開口部27が開口され、再度貼り付けると開口部27が
閉じられてメディアMに対する遮光がなされるようにな
っている。尚、接着部材は両面接着テープ33に限られ
るものではなく、縁部28の上面に貼着剤を塗布しても
良い。
【0015】マガジンカバー32の前側には、マガジン
本体部21の縁部28よりも例えば30〜40mm程度
伸びたリーダー部32aが形成されている。このリーダ
ー部32aにも、両面接着テープ33等の接着部材がマ
ガジン本体部21の前面壁23と平行に取り付けられて
いる。この部位の両面接着テープ33には剥離紙34が
取り付けられている。この剥離紙34はリーダー部32
aを後述する巻取ローラ43に固定する際に剥がされ、
両面接着テープ33によってリーダー部32aを巻取ロ
ーラ43に固定するようになっている。
【0016】マガジン11を保持したマガジン保持装置
12の詳細が図4に詳細に示されている。特に、この図
には、マガジン保持装置12に設けたカバー巻取装置4
0によってマガジンカバー32が所定の位置まで巻き取
られた状態が示されている。尚、図中左手前側を図に示
される部材の前面側とし、右奥側を後面側とし、右手前
側を右側面側とし、左奥側を左側面側として以下の説明
を行う。
【0017】マガジン保持装置12は図示しないスライ
ド機構によってプリンター本体10の正面部側に引き出
されるようになっており、マガジン11を着脱自在に保
持するマガジンケース41が前後の台板42上に取り付
けられている。マガジン保持装置12をプリンター本体
10の正面部側に引き出して、マガジン11をマガジン
ケース41へ装填したり、マガジンケース41から取り
外したりするようになっている。また、マガジン保持装
置12には、装填されたマガジン11のマガジンカバー
32を巻き取ったり巻き戻したりするカバー巻取装置4
0が設けられている。プリンター本体10内にマガジン
保持装置12をセットした後、カバー巻取装置40によ
ってマガジンカバー32を巻き取ると開口部27が開口
され、マガジンカバー32を巻き戻すと開口部27が閉
じられるようになっている。
【0018】カバー巻取装置40は、マガジンケース4
1を跨いでマガジンカバー32の上面に沿って移動する
巻取ローラ43(巻取部材に相当する)を有している。
巻取ローラ43の支軸43aの両端は、マガジンケース
41の左右両側に位置するローラ保持板44、45に回
転自在に支持されており、ローラ保持板44、45を貫
通した支軸43aの両端には従動歯車46が電磁クラッ
チC1を介して取り付けられている。また右側のローラ
保持板44には巻取モータ47が取り付けられており、
このモータ47によって駆動される駆動歯車48がロー
ラ保持板44に回転自在に支持されている。モータ47
の回転力を巻取ローラ43に伝達するために、駆動歯車
48と従動歯車46との間には、第1歯車49と第2歯
車50とを有する中間歯車列51が設けられている。こ
れら第1、第2歯車49、50は、ローラ保持板44に
回転自在に支持されており、第1歯車49にはこれと同
軸にピニオン52が電磁クラッチC2を介して取り付け
られている。マガジンケース41の右側面と平行なラッ
ク支持台53が前後の台板42に設けられており、この
上端面には前記ピニオン52と噛み合うラック54が取
り付けられている。また、マガジンケース41の左側面
側にも同様にして、ラック54が取り付けられたラック
支持台53が設けられている。左側のローラ保持板45
にも、図示省略するが第1歯車49と第2歯車50とを
有する中間歯車列51が、前記支軸43aの左端部に取
り付けた従動歯車46に噛み合うように設けられてい
る。また、ラック54と噛み合うピニオン52が第1歯
車49に取り付けられている。尚、前記両電磁クラッチ
C1、C2に代えて、ワンウエイクラッチを用いるよう
にしても良い。
【0019】駆動歯車48が巻取モータ47によって駆
動されて図中反時計回り方向に回転すると共に電磁クラ
ッチC1がオンすると、巻取ローラ43は、中間歯車列
51を介してマガジンカバー32を巻き取る巻取方向W
に回転する。この巻取りに応じて、ローラ保持板44、
45はマガジン11の前面側から後面側に向かうA方向
に沿って移動する。逆に、駆動歯車48が図中時計回り
方向に回転すると共に電磁クラッチC2がオンすると、
反時計回り方向に回転するピニオン52がラック54に
噛み合うことによって、ローラ保持板44、45はマガ
ジン11の後面側から前面側に向かうB方向に沿って移
動する。この移動に応じて、巻取ローラ43は、マガジ
ンカバー32を巻き戻す巻戻し方向rWに回転する。
【0020】従って、駆動歯車48が巻取モータ47に
よって駆動されて図中反時計回り方向に回転する場合に
は、巻取ローラ43は、巻取方向wに回転しつつ、マガ
ジンカバー32の上面を図中A方向に沿ってスライド移
動する。これにより、マガジンカバー32が両面接着テ
ープ33から剥離されつつ巻取ローラ43に巻き取られ
て、マガジン11の開口部27が開口されることにな
る。一方、駆動歯車48が図中時計回り方向に回転する
場合には、巻取ローラ43は、巻戻方向rwに回転しつ
つ、マガジンカバー32の上面を図中B方向に沿ってス
ライド移動する。これにより、マガジンカバー32が巻
取ローラ43から巻き戻されつつ両面接着テープ33に
再度貼り付けられて、開口部27が閉じられることにな
る。
【0021】また、ローラ保持板44、45の初期位置
つまりマガジンカバー32を巻き取る前の位置を検出す
るために、マイクロスイッチ等からなる初期位置検出セ
ンサ(図示せず)がマガジン保持装置12の台板42に
取付けられている。更に、カバー巻取装置40には、巻
取ローラ43の巻取完了停止位置つまりマガジンカバー
32を所定の長さだけ巻き取って開口部27を開いたと
きの巻取ローラ43の停止位置を、マガジンカバー32
を巻き取るたびに当該カバー32の前後方向に沿って変
化させる停止位置変更手段60が設けられている。
【0022】この停止位置変更手段60の一実施例を概
念的に示すと図5の通りであり、停止位置変更手段60
はフォトセンサ等から構成される第1〜第3の3つの停
止位置検出センサーS1、S2、S3を有している。各
センサーS1〜S3はマガジンケース41の前後方向に
沿って設けられており、中央の第2センサS2が設計基
準位となっている。尚、マガジン11は1種類だけでは
ないので、前記設計基準は、装置全体における基準を意
味するのではなく、各種マガジン11に対する基準を意
味するものである。また、第1センサーS1と第2セン
サーS2との離間距離、及び、第2センサーS2と第3
センサーS3との離間距離は、例えば5mm程度に設定
されている。これらの離間距離は、給紙動作に支障を来
たさない範囲内の数値を選択することができ、例えば4
mmでも8mmでも適宜変更することが可能である。
【0023】また、図示するように、ローラ保持板45
には、センサーS1〜S3からの光を遮断するためのア
クチュエータ61が取り付けられている。このアクチュ
エータ61は巻取ローラ43の下方位置に設けられてお
り、ローラ保持板44、45が移動するのに伴ってセン
サーS1〜S3からの光を遮断する。各センサーS1〜
S3は光が遮断されるとオンするようになっている。停
止位置変更手段60は図示しないCPU等の制御手段に
接続され、このCPUには各センサーS1〜S3からの
信号が入力されると共に、巻取モータ47に制御信号を
出力するようになっている。CPUは、マガジンカバー
32を巻き取るごとに、所定のセンサーS1〜S3がオ
ンすると、巻取モータ47の駆動を停止する制御信号を
当該巻取モータ47に出力するようになっている。これ
によって、マガジンカバー32を巻き取るごとに、巻取
ローラ43の巻取完了停止位置をカバー32の前後方向
に沿って3段階に変化させるようになっている。
【0024】図6は、3段階に変化する巻取完了停止位
置を示す図であり、同図(B)は、第2センサーS2が
オンしたときに設計基準位置としての第2の巻取完了停
止位置に巻取ローラ43を停止させた状態を示し、同図
(A)は第1センサーS1がオンしたときに設計基準位
置よりも前側の第1の巻取完了停止位置に巻取ローラ4
3を停止させた状態を示している。また、同図(C)は
第3センサーS3がオンしたときに設計基準位置よりも
後側の第3の巻取完了停止位置に巻取ローラ43を停止
させた状態を示している。また、この実施例の場合の巻
取モータはDCモータである。
【0025】次ぎに、上記実施例の作用を図7に示され
るフローチャートに基づいて説明する。マガジン11が
プリンター本体10内に装填されて、カバー巻取装置4
0を駆動するプログラムがスタートすると、先ず、巻取
動作の回数を示す変数Nの初期化処理が行われる(ステ
ップS1)。ステップ2でマガジンカバー32を巻き取
る指令を検出すると、巻取モータ47がオンして、図4
に示される駆動歯車48が反時計回り方向に回転駆動さ
れる(ステップS3)。駆動歯車48が回転することに
より、巻取ローラ47は、巻取方向wに回転しつつ、マ
ガジンカバー32の上面を図4に示されるA方向に沿っ
てスライド移動する。これによって、マガジンカバー3
2は、両面接着テープ33から剥離されつつ巻取ローラ
43に巻き取られて、マガジン11の開口部27が開口
される。そして、ステップS4で変数Nに”1”を加算
した後、ステップS5で変数Nの値を識別する。
【0026】このステップS5で変数Nの値が”1”で
あると識別した場合には、ステップS6aに進み、ロー
ラ保持板45に設けたアクチュエータ61が第1センサ
ーS1からの光を遮断するまでつまり第1センサーS1
がオンするまで、マガジンカバー32の巻取動作を継続
する。ローラ保持板44、45の移動に伴って第1セン
サーS1がオンすると、ステップ7aで巻取モータ47
がオフして、巻取ローラ43は図6(A)に示される第
1の巻取完了停止位置において停止する。そして、ステ
ップS2に戻り、マガジンカバー32を巻き取る次ぎの
指令を検出するまで待機する。
【0027】ステップS2でマガジンカバーを巻き取る
次ぎの指令を検出すると、ステップ5まで上述のように
して進み、このステップS5で変数Nの値が”2”であ
ること識別する。この場合には、ステップS6bに進
み、第2センサーS2がオンするまでマガジンカバー3
2の巻取動作を継続する。第2センサーS2がオンする
と、ステップ7bで巻取モータ47がオフして、巻取ロ
ーラ43は図6(B)に示される第2の巻取完了停止位
置(設計基準位置)において停止する。そして、ステッ
プS2に戻り、マガジンカバーを巻き取る次ぎの指令を
検出するまで待機する。
【0028】ステップS2で次ぎの指令を検出すると、
ステップ5まで上述のようにして進み、このステップS
5で変数Nの値が”3”であること識別する。この場合
には、ステップS6cに進み、第3センサーS3がオン
するまでマガジンカバー32の巻取動作を継続する。第
3センサーS3がオンすると、ステップ7cで巻取ロー
ラ43は図6(C)に示される第3の巻取完了停止位置
において停止する。そして、ステップS1に戻り、変数
Nを初期化した後、マガジンカバー32を巻き取る次ぎ
の指令を検出するまで待機する。巻取動作を3回カウン
トすると変数Nは初期化されるため、巻取ローラ43
は、第1巻取完了停止位置→第2巻取完了停止位置(設
計基準位置)→第3巻取完了停止位置のサイクルを順次
繰り返すように停止することになる。
【0029】このように上記実施例にあっては、巻取ロ
ーラ43の巻取完了停止位置を、マガジンカバー32を
巻き取るたびに当該カバー32の前後方向に沿う3つの
位置に変化させるようにしたため、マガジンカバー32
の巻き取り動作及び巻き戻し動作を繰り返しても、カバ
ー32を巻き戻して開口部27の縁部28に再度貼り付
けたときに、巻取完了停止位置付近のカバー32にシワ
(浮き)が生じる虞がなくなる。これによって、マガジ
ン11内のメディアMに対する遮光性が確実に維持され
てマガジン11の品質が向上し、カバー32の開閉回数
つまりマガジン11の利用頻度を高めることが可能とな
る。
【0030】前記停止位置変更手段60は上述のように
構成される場合に限定されるものではなく、種々変更可
能である。例えば、上述した第1停止位置検出センサー
S1を、巻取ローラ43の第1巻取完了停止位置に対応
した位置に配置しておき、第2及び第3巻取完了停止位
置での停止を、第1停止位置検出センサーS1がオンし
てからの時間に基づいてつまりタイマー管理によって行
うようにしても良い。この場合の巻取モータ47はステ
ッピングモータであり、また、フローチャートを示すと
図8の通りである。
【0031】カバー巻取装置40を駆動するプログラム
がスタートして、ステップ11でマガジンカバー32を
巻き取る指令を検出すると、巻取モータ47がオンし
て、図4に示される駆動歯車48が反時計回り方向に回
転駆動される(ステップS12)。これにより、巻取ロ
ーラ43が巻取方向wに回転しつつマガジンカバー32
の上面を図中A方向に沿ってスライド移動して、マガジ
ンカバー32が両面接着テープ33から剥離されつつ巻
取ローラ43に巻き取られ、マガジン11の開口部27
が開口される(ステップS13)。
【0032】ローラ保持板44、45の移動に伴って第
1センサーS1がオンすると、カウンタ変数に所定のパ
ルス数Pが設定される(ステップS14)。所定のパル
ス数Pとしては、巻取ローラ43を第1巻取完了停止位
置に停止させるために必要なパルス数p1(=0)と、
第1センサーS1がオンしてから巻取ローラ43を第2
巻取完了停止位置(設計基準位置)まで移動させるのに
必要なパルス数p2と、第1センサーS1がオンしてか
ら巻取ローラ43を第3巻取完了停止位置まで移動させ
るのに必要なパルス数p3の3つが予め決定されてい
る。所定パルス数Pのカウンタ変数への設定は、前述し
た実施例と同様に、巻取ローラ43の停止位置が第1→
第2→第3巻取完了停止位置のサイクルを順次繰り返す
ようになされる。つまり、第1、4、7…回目の巻取動
作のときにはカウンタ変数にはパルス数p1が設定さ
れ、第2、5、8…回目の巻取動作のときにはカウンタ
変数にはパルス数p2が設定され、第3、6、9…回目
の巻取動作のときにはカウンタ変数にはパルス数p3が
設定されるようになっている。
【0033】カウンタ変数への所定パルス数Pの設定が
終了すると、ステップS15、16でカウンタ変数が”
0”になるまで、マガジンカバー32の巻取動作が継続
される。カウンタ変数が”0”になると、ステップS1
7で巻取モータ47がオフして、巻取ローラ43はカウ
ントしたパルス数に対応した巻取完了停止位置において
停止する。そして、ステップS11に戻り、マガジンカ
バー32を巻き取る次ぎの指令を検出するまで待機す
る。
【0034】この実施例にあっても、前述した実施例と
同様に、巻取ローラ43の巻取完了停止位置がマガジン
カバー32を巻き取るたびに当該カバー32の前後方向
に沿う3つの位置に変化するため、マガジンカバー32
の巻き取り動作及び巻き戻し動作を繰り返しても、カバ
ー32を巻き戻して開口部27の縁部28に再度貼り付
けたときに、巻取完了停止位置付近のカバー32にシワ
(浮き)が生じる虞がなくなる。これによって、マガジ
ン11内のメディアMに対する遮光性が確実に維持され
てマガジン11の品質が向上し、マガジン11の利用頻
度を高めることが可能となる。
【0035】尚、停止位置変更手段60についての上記
2つの実施例にあっては、巻取ローラ43の停止位置が
第1→第2→第3巻取完了停止位置のサイクルを順次繰
り返すようにしたものであるが、巻取完了停止位置の順
番はこのようなサイクルに限定されるものではなく、例
えば、巻取ローラ43の巻取完了停止位置をランダムに
変えても良い。また、所定パルス数Pを、p1以上、p
3以下の範囲内の任意のパルス数として、このパルス数
をカウンタ変数にランダムに設定するようにしても良
い。このようにすれば、巻取ローラ43は第1巻取完了
停止位置と第3巻取完了停止位置との間の任意の位置に
停止することになり、設計基準位置に対する停止位置の
長さがその都度変わるような制御となる。
【0036】停止位置変更手段60によってマガジンカ
バー32にシワ(浮き)が生じることを防止するように
したカバー巻取装置40について上述したが、この停止
位置変更手段60に替えてあるいは停止位置変更手段6
0と共に、巻き戻し動作の際に巻取ローラ43の回転に
負荷を与える負荷付勢手段65をカバー巻取装置40に
設け、これによってカバー32にシワが生じることを防
止するようにしても良い。
【0037】この負荷付勢手段としての電磁クラッチ6
5が、図5の仮想線で示すように、巻取ローラ43の支
軸43aに接続されている。この電磁クラッチ65は巻
取ローラ43が巻き戻るときにオンするようになってい
る。電磁クラッチ65がオンすると、この電磁クラッチ
65の摩擦板(図示せず)によって、巻戻方向rwに回
転する巻取ローラ43には、この回転を止めようとする
負荷が加えられる。これにより、巻取ローラ43は、負
荷が加えられないときと比較すると容易に巻き戻ること
が防止されることになる。電磁クラッチ65は図示しな
いCPU等の制御手段に接続されており、このCPU
は、マガジンカバー32の巻き戻しを行うときに電磁ク
ラッチ65をオンする制御信号を当該電磁クラッチ65
に出力するようになっている。
【0038】次に、負荷付勢手段65が設けられたカバ
ー巻取装置40の作用について説明する。この作用を概
念的に示すと図9の通りであり、同図(A)は巻き戻し
動作の際に巻取ローラ43の回転に負荷が付勢されてい
ない場合を示し、同図(B)は巻き戻し動作の際に巻取
ローラ43の回転に負荷が付勢された場合を示してい
る。尚、図中”F”は、巻取ローラ43がマガジンカバ
ー32を押し付ける力を示している。マガジンカバー3
2の巻き戻し動作が開始したときには、マガジンカバー
32に付勢されていた張力が急に小さくなるが、電磁ク
ラッチ65がオンして巻取ローラ43の回転に負荷が付
勢される。これにより、巻取ローラ43の回転が滑らか
ではなくなるため、図9(B)に示すように、巻取ロー
ラ43にはマガジン11の前面側に向かう方向の引張力
Tが作用して、この引張力Tによって、マガジンカバー
32がマガジン11の前面側に向かう方向に引張られる
ことになる。従って、マガジンカバー32は引張られな
がらマガジン11の縁部28に弛みなく貼り付けられる
ことになる。
【0039】このように、負荷付勢手段65を設けたカ
バー巻取装置40にあっては、巻き戻し動作の際に巻取
ローラ43の回転に負荷を与えるようにしたため、マガ
ジンカバー32の巻き取り動作及び巻き戻し動作を繰り
返しても、カバー32を巻き戻して開口部27の縁部2
8に再度貼り付けたときに、巻取完了停止位置付近のカ
バー32にシワ(浮き)が生じる虞がなくなる。これに
よって、マガジン11内のメディアMに対する遮光性が
確実に維持されてマガジン11の品質が向上し、マガジ
ン11の利用頻度を高めることが可能となる。
【0040】図11及び図12は、本発明の他の実施例
に係るカバー巻取り装置を示す図であり、これらの図は
前記実施例の図4に示されたマガジン保持装置の部分に
相当する。前記実施例にあっては、マガジンカバー32
の巻取り方向と巻戻し方向との切換えを2つの電磁クラ
ッチC1、C2により行なっているが、この実施例にあ
っては、ギヤ列の切換えにより行なうようにしている。
尚、図11及び図12においては、前記実施例における
部材と共通する部材には同一の符号が付されている。左
右のローラ保持板44、45には、支持軸71を介して
回動プレート72、73が回動自在に取付けられ、これ
らの回動プレート72、73に巻取りローラ43の支軸
43aの両端部が回転自在に装着されている。少なくと
も一方の回動プレート72の先端部とローラ保持板44
との間には、圧縮コイルばね74が設けられており、こ
のばね74によって巻取りローラ43にはマガジン11
に対して常時ばね力が付勢されている。
【0041】巻取りローラ43の支軸43aに取付けら
れた従動歯車46は、支持軸71に対して回転自在に取
付けられたアイドル歯車75に噛合っており、この歯車
75は保持板44に回転自在に取付けられたアイドル歯
車76に噛合い、この歯車76は保持板44に回転自在
に取付けられたアイドル歯車77に噛合っている。一
方、保持板44に回転自在に取付けられた支持軸78に
はアイドル歯車79が固定されており、このアイドル歯
車79は、保持板44に回転自在に取付けられた歯車4
9に噛合っている。保持板44にはその内面に位置させ
て前記実施例と同様にモータ47が取付けられており、
駆動歯車48が固定されたモータの主軸81には、切換
えレバー82が回動自在に設けられている。保持板44
に固定されたソレノイド83のアクチュエータ84は、
切換えレバー82の一端に連結されており、切換えレバ
ー82の他端に回転自在に取付けられたアイドル歯車8
5は、ソレノイド83の駆動により、図12に実線で示
されるようにアイドル歯車77に噛合う位置と、二点鎖
線で示されるようにアイドル歯車79に噛合う位置との
間を揺動するようになっている。切換えレバー82の揺
動範囲は、保持板44に取付けられ切換えレバー82と
係合するストッパー86a、86bにより規制される。
【0042】アイドル歯車77には、図5に示された前
記実施例と同様に、巻取りローラ43に対して制動力つ
まり負荷を付勢するために、電磁クラッチ65が設けら
れており、この電磁クラッチ65がオンすると、電磁ク
ラッチ65内に組込まれた摩擦板(図示せず)によって
巻取りローラ43には制動力が加えられる。摩擦板を作
動させる電磁クラッチ65を、図示するようにアイドル
歯車77に設けることなく、アイドル歯車75、76、
従動歯車46、あるいはこれらの歯車を支持する軸の何
れに設けるようにしても良い。また、電磁クラッチ65
に代えて、ワンウエイクラッチを用いて、カバー32を
巻き戻す際にのみ、巻取りローラ43に対して制動力を
加えるようにしても良い。尚、前記支持軸78には、操
作ダイヤル80が固定されており、手動によりカバー巻
取装置40が移動可能となっている。
【0043】図11及び図12に示されたマガジン保持
装置にあっては、カバー32を巻取る際には、まずソレ
ノイド83をオンすると共に巻取りモータ47を正転さ
せる。これにより、切換えレバー82は図12において
反時計方向に揺動してアイドル歯車85がアイドル歯車
77と噛合い、モータ47による駆動歯車48の回転
(矢印Wの方向)が、切換え歯車85、アイドル歯車7
5、76、77を介して従動歯車46の矢印W方向の回
転に伝達され、同方向に巻取りローラ43が回転する。
この回転によって、カバー32が巻取りローラ43の周
囲に順次巻取られ、左右の保持板44、45が矢印Aの
方向に移動する。
【0044】一方、カバー32を巻戻すには、ソレノイ
ド83をオフにして、切換えレバー82を時計方向に揺
動させることにより切換え歯車85をアイドル歯車79
に噛合わせる。この状態でモータ47を逆転させると、
歯車79、49を介してピニオン52が矢印rW方向に
回転駆動され、保持板44、45が矢印Bの方向に移動
する。このときには、電磁クラッチ65はオンとなり、
これに設けられた摩擦板により巻取りローラ43に対し
ては制動力が加えられることから、図9(B)に示され
るように引張力Tが作用する。
【0045】尚、停止位置変更手段60及び負荷付勢手
段65を有するカバー巻取装置40をレーザープリンタ
ーに適用した場合について説明したが、本発明に係るカ
バー巻取装置40はプリンター等の画像形成装置に適用
する場合に限定されるものではない。つまり、収納容器
は上述したような遮光性が要求されるマガジン11に限
られるものではなく、吸湿をおそれる収納容器や、水等
の流入をおそれる収納容器等のように密閉を必要とする
収納容器であれば良く、これらの容器に対しても本発明
に係るカバー巻取装置を利用することが可能である。ま
た、巻取部材としての巻取ローラ43によってカバー部
材を巻き取る場合を示したが、収納容器とカバー部材と
の間を十分にシールすることができるものであれば、巻
取部材の構造ないしカバー部材の巻き取り方法はいかな
るものであっても良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカバ
ー巻取装置によれば、停止位置変更手段によって巻取部
材の巻取完了停止位置をカバー部材を巻き取るたびに変
化させるようにしたため、カバー部材の巻き取り動作及
び巻き戻し動作を繰り返しても、カバー部材にシワ(浮
き)が生じることがなくなる。更に、カバー部材を巻き
戻す際に負荷付勢手段によって巻取部材の回転に負荷を
与えるようにしたため、カバー部材に張力が加えられ、
カバー部材の巻き取り動作及び巻き戻し動作を繰り返し
ても、カバー部材にシワ(浮き)が生じることがなくな
る。従って、このカバー部材によって収納容器の開口部
を閉じて、収納容器を確実に密閉することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーザープリンターの内部構造の概略を示す
正面図
【図2】 マガジンの外観形状を示す斜視図
【図3】 図2に示されるマガジンの分解斜視図
【図4】 図1に示されるマガジン保持装置の詳細を示
し、特に、マガジン保持装置に設けたカバー巻取装置に
よってマガジンカバーを所定位置まで巻き取った状態を
示す斜視図
【図5】 停止位置変更手段、負荷付勢手段を概念的に
示す斜視図
【図6】 停止位置変更手段によって巻取ローラの巻取
完了停止位置が変化する状態を示す概念図
【図7】 停止位置変更手段の一実施例の作動を示すフ
ローチャート
【図8】 停止位置変更手段の他の実施例の作動を示す
フローチャート
【図9】 (A)(B)は負荷付勢手段の作用の説明に
供する概念図
【図10】(A)(B)は従来の不具合を示す概念図
【図11】 本発明の他の実施例に係るカバー巻取り装
置を示す斜視図
【図12】 図11の正面図
【符号の説明】
11…マガジン(収納容器) 27…開口部 28…縁部 32…マガジンカバ
ー(カバー部材) 33…両面接着テープ 40…カバー巻取装
置 43…巻取ローラ(巻取部材) 60…停止位置変更
手段 65…電磁クラッチ(負荷付勢手段) S1…第1停止
位置検出センサー S2…第2停止位置検出センサー S3…第3停止
位置検出センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納容器の開口部に取り付けられたカバー
    部材を巻き取り及び巻き戻すことによって前記開口部の
    開閉を行うカバー巻取り装置において、 前記カバー部材に沿って移動しつつこのカバー部材を巻
    き取る巻取部材と、 前記カバー部材を巻き取った際の前記巻取部材の巻取完
    了停止位置を、前記カバー部材を巻き取るたびに変える
    停止位置変更手段とを有することを特徴とするカバー巻
    取り装置。
  2. 【請求項2】収納容器の開口部に取り付けられたカバー
    部材を巻き取り及び巻き戻すことによって前記開口部の
    開閉を行うカバー巻取り装置において、 前記カバー部材に沿って移動しつつこのカバー部材を巻
    き取る巻取部材と、 この巻取部材によって巻き取った前記カバー部材を巻き
    戻す際に、前記巻取部材の回転に負荷を与える負荷付勢
    手段とを有することを特徴とするカバー巻取り装置。
JP4178645A 1991-07-22 1992-07-06 カバー巻取り装置 Pending JPH05213325A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4178645A JPH05213325A (ja) 1991-07-22 1992-07-06 カバー巻取り装置

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JP18108291 1991-07-22
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