JPH0521328Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0521328Y2
JPH0521328Y2 JP1985182799U JP18279985U JPH0521328Y2 JP H0521328 Y2 JPH0521328 Y2 JP H0521328Y2 JP 1985182799 U JP1985182799 U JP 1985182799U JP 18279985 U JP18279985 U JP 18279985U JP H0521328 Y2 JPH0521328 Y2 JP H0521328Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
bearing ring
inner tube
load
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985182799U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6292166U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985182799U priority Critical patent/JPH0521328Y2/ja
Publication of JPS6292166U publication Critical patent/JPS6292166U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0521328Y2 publication Critical patent/JPH0521328Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案はパイプ挿入治具の考案に係り、外管又
はハウジング内に挿入管の管端部を特別に切削加
工することなく、円滑に挿入操作せしめ、しかも
簡易コンパクトで取扱いの容易な治具を提供しよ
うとするものである。
産業上の利用分野 外管又は継手ハウジングなどに対する内管の挿
入用治具。
従来の技術 管体の接続又は各種機械構造の如きにおいて、
外管又はハウジングの内面に弾性リングを介装し
その圧縮によるシール状態を形成して内管を挿入
設定することが多い。即ちこのような場合に採用
されている従来の一般的手法は第4図と第5図に
示す通りであつて外管又はハウジング10の端部
に弾性リング11を取付けたものに対し内管12
の先端をテーパ状に切削し又は絞り加工したガイ
ド部13を形成し、このガイド部13によつて案
内させると共に弾性リング11を圧縮して挿入す
るものである。
又実公昭52−38741号公報には挿入すべき管の
端部にテーパー案内面をもつた複数個の案内部材
とそれら案内部材間に嵌装される複数個の連結案
内部材を用い、前記した各案内部材を操作するた
めに支持棒、第1、第2の筒状体、それら筒状体
の間に介装される弾性体、案内部材と前記各筒状
体との間に設けられた各連結リンク部材からなる
操作機構を設け、更に筒状体の移動を阻止する係
止機構を配設し、上記した支持棒をロープなどの
索条体で移動操作し前記案内部材および連結案内
部材を差し口管端部に装脱することが提案されて
いる。
考案が解決しようとする問題点 然し上記のような従来一般のものにおいては挿
入すべき内管12の先端に切削又は絞り加工した
ガイド部13を形成するための工数が大で、当然
にコストアツプとなる。又このようなガイド部1
3の長さ範囲lは一般的に邪魔になる場合が多
く、特に絞り加工によるものは流量ないし利用空
間を制限し、切削加工によるものは機械的強度の
得られない部分が突出し、何れにしても好ましく
ない。更にこの第4,5図に示すように内管12
が充分な厚さのある場合は適用可能であつても前
記切削又は絞り加工の工数が相当に大とならざる
を得ず、一方内管12の管厚tが薄い場合には弾
性リング11の内径D3が内管12の内径ないし
ガイド部13の先端部外径D1より小さいような
こととなり、この場合には内管12の挿入が著し
く困難ないし不可能となる。特に折角装着されて
いる弾性リング11を脱離して外管10内へ押込
むこととなる。
前記した実公昭52−38741号公報のものは挿入
すべき内管の先端に切削または絞り加工する必要
がないとしても、その構造が複雑で、取扱い操作
も煩雑とならざるを得ない。しかもその内管に対
する補助具の取付けは剛体部材である案内部材間
に嵌挿された連結案内部材が1次的圧接部材とな
るのでその取付け状態が必ずしも安定しないこと
となり、それらの案内部材および連結案内部材が
大型となると共に、それらを操作するための支持
棒を中心とした第1、第2筒状体なども長大なも
のとならざるを得ず、大型管を対象とした場合に
重量も大となることからその取扱いも容易でない
不利がある。
「考案の構成」 問題点を解決するための手段 挿入すべき内管内に基端側を装着すべき耐力リ
ングと、該耐力リングの先端側に装着されたガイ
ドリングをゴムまたは合成樹脂による可撓性材と
なし、上記耐力リングの基端側に該耐力リングの
内面に操作部を位置せしめた複数個の調整子を配
設し、それら各調整子で調整操作される複数個の
当て板に対し前記内管の端部内面に接合する一体
成形された弾性環状バンドを設け、前記可撓性ガ
イドリングの先端面をテーパ面としたことを特徴
とするパイプ挿入治具。
作 用 耐力リングの先端側に装着されたガイドリング
をゴムまたは合成樹脂による可撓性材となすこと
により、該ガイドリングを一体成形材として構造
を簡易化し、しかも耐力リングに対し簡易に装脱
操作することを可能となし、又外管ないしハウジ
ングに装着されたパツキングのような弾性リング
材に接摺して圧入するに当つて該弾性リング材の
損傷を防止する。
操作部により各調整子を操作して当て板により
弾性バンドを部分的に拡径せしめ耐力リングの基
端部を内管の挿入端部に装脱することができる。
このような状態で外管又はハウジング内に挿入す
ることによりガイドリングのテーパ面で弾性リン
グを圧縮し前記内管を外管又はハウジングの弾性
リング内に挿入し得る。
上記のようにして外管又はハウジング内に内管
を挿入してから耐力リングの先端側に取付けられ
た可撓性ガイドリングを取外すことにより該ガイ
ドリングと共に耐力リングが内管から取出され
る。即ち操作部により調整子の当て板および一体
成形された弾性環状バンドを介した耐力リングの
内管に対する固定が解除されることによつて可撓
性ガイドリングがその可撓変形で容易に取外され
ると共に耐力リングも容易に取外される。
耐力リングに配設された複数個の当て板に対し
弾性環状バンドが設けられることにより、該弾性
環状バンドも単一材で足りることとなつて構成簡
易化を図り、しかも各当て板の耐力リングからの
突出高さに応じて自動的に変形し、複数個の当て
板および調整子の中の一半側のみの操作によつて
も内管に対する着脱を可能にし、その取扱いを容
易とする。
ゴムまたは合成樹脂による可撓性ガイドリング
は外管ないしハウジングに設けられた弾性リング
の幅を若干上廻る程度でよく、調整子の当て板で
内管に圧着される弾性環状バンドも弾性作用を利
用して内管に接着固定されることから短小で充分
であつて前記のようにガイドリングが一体成形材
であることと相俟ち、全体が簡易コンパクトに得
られ、大型管に対するものにおいてもその取扱い
を容易とし、平易に装脱せしめ、特別な取扱機器
などを必要とすることをなからしめる。
実施例 上記したような本考案によるものの具体的な実
施態様を添附図面に示すものについて説明する
と、第1〜3図の通りである。即ち第1,2図に
示すように外管ないしハウジング10とその弾性
リング11の取付け関係については前記した第
4,5図の従来からのものと同じであるが、挿入
すべき内管12内に耐力リング1と該耐力リング
1の基端側外周に設けられる一体成形の弾性環状
バンド2およびこの弾性環状バンド2より耐力リ
ング1の先端側に装着されるガイドリング3を有
し、上記した耐力リング1の基端側には第2図に
示すように複数個の当て板4を前記した一体成形
の弾性環状バンド2と耐力リング1との間に介装
せしめ、しかもこれらの当て板4に対しては耐力
リング1の内面に操作部6を位置せしめた各調整
子5を該耐力リング1に螺合させたもので、上記
ガイドリング3の外面にはテーパ面7が形成され
たものである。当て板4および調整子5の配設数
については一般的に3個以上とすることが好し
く、又ガイドリング3についてはゴム又は合成樹
脂による可撓性をもつた材質で形成せしめ、特に
伸縮性をも有することが望ましいが、又繊維質な
どを用いて補強させたものでもよい。更にこのガ
イドリング3は耐力リング1の外面に対して取外
し可能に設けるが、又適用すべき管径の変化に即
応すべく外径を異にした複数個のガイドリング3
を常時準備しておき、それらの中の何れかを選出
して装着利用するようにしてよい。
上記したような本考案によるものの利用関係は
第3図において段階的に示す通りである。即ち第
1,2図に示すようにガイドリング3を装着した
耐力リング1を調整子5による当て板4の押圧に
よつて内管12の先端に弾性環状バンド2を介し
て締着し、これを第3図aの状態から同図bのよ
うに挿入すると弾性リング11およびガイドリン
グ3が共に図示の如く適宜に変形して内管12を
挿入することができる。第3図cのように挿入を
完了した後に同図dのようにガイドリング3を取
外すならば耐力リング1およびガイドリング3は
内管12から取出される。なお弾性環状バンド2
がゴムなどで一体成形され、適宜に伸縮するもの
であるから上述したように各調整子5による複数
個の当て板によつて内管12に締着し、あるいは
これを取外すに当つて一般的に半数の当て板4を
操作することでその目的を達することができ、そ
うした締着または取外し操作を容易ならしめる。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは一体成
形された弾性環状バンドを介した複数個の調整子
および当て板の定着で挿入すべき内管の管端に対
し平易に取付けしめ、従つて切削又は絞りの如き
加工を必要としないで簡易且つ円滑に外管の弾性
リング内へ挿入することができ、又内管の管厚が
薄い場合でも何等の支障なく好ましい挿入をなし
得るものであり、しかも比較的短小且つコンパク
トで取扱いが容易であり、大型管に対しても平易
に適用し得るものであるから実用上その効果の大
きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案による治具の装着利用関係を
示した一部切欠側面図、第2図はその正面図、第
3図はその使用状態を段階的に示した部分的な各
断面図、第4図は従来技術による挿入直前状態の
断面図、第5図はその挿入完了状態の断面図であ
る。 然してこれらの図面において、1は耐力リン
グ、2は一体成形された弾性環状バンド、3はガ
イドリング、4は当て板、5は調整子、6は操作
部、7はテーパ面、10は外管ないしハウジン
グ、11は弾性リング、12は内管を示すもので
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿入すべき内管内に基端側を装着すべき耐力リ
    ングと、該耐力リングの先端側に装着されたガイ
    ドリングをゴムまたは合成樹脂による可撓性材と
    なし、上記耐力リングの基端側に該耐力リングの
    内面に操作部を位置せしめた複数個の調整子を配
    設し、それら各調整子で調整操作される複数個の
    当て板に対し前記内管の端部内面に接合する一体
    成形された弾性環状バンドを設け、前記可撓性ガ
    イドリングの先端面をテーパ面としたことを特徴
    とするパイプ挿入治具。
JP1985182799U 1985-11-29 1985-11-29 Expired - Lifetime JPH0521328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985182799U JPH0521328Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985182799U JPH0521328Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6292166U JPS6292166U (ja) 1987-06-12
JPH0521328Y2 true JPH0521328Y2 (ja) 1993-06-01

Family

ID=31128933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985182799U Expired - Lifetime JPH0521328Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0521328Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238741U (ja) * 1975-09-12 1977-03-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238741U (ja) * 1975-09-12 1977-03-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6292166U (ja) 1987-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2952084B2 (ja) 取外し可能な組立てを可能とする装置
JP2000240875A (ja) 管継手
CA2131699A1 (en) Flexible Joint
JPH0521328Y2 (ja)
CA1204130A (en) Restrained mechanical pipe joint
EP0452542B1 (en) Union joint
JP3026620B2 (ja) 流体動力線の連結装置
EP0211454A1 (en) Process and device for effecting a gas-tight joint and joint so produced
JP3449513B2 (ja) ケーブル保持具
JPH0393682U (ja)
JPH0338489U (ja)
JPH0552283A (ja) 管継手
JPH0144307Y2 (ja)
JPH023035Y2 (ja)
JPS6327788U (ja)
JPH0635263Y2 (ja) 管材管理用具
JPH0192587U (ja)
JPS5851497Y2 (ja) 樹脂ホ−スの継手用口金
JPS5863489U (ja) 可撓性管の接続加工装置
JP2766634B2 (ja) 吸着パッド用アダプタ
JPH0250512U (ja)
JPH0410184U (ja)
JPH0417232Y2 (ja)
JPH0225794U (ja)
JPS63182389U (ja)