JPH05213159A - 車両用ワイパ装置 - Google Patents
車両用ワイパ装置Info
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- JPH05213159A JPH05213159A JP4016234A JP1623492A JPH05213159A JP H05213159 A JPH05213159 A JP H05213159A JP 4016234 A JP4016234 A JP 4016234A JP 1623492 A JP1623492 A JP 1623492A JP H05213159 A JPH05213159 A JP H05213159A
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- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 18
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 abstract description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロックバック状態にあるワイパアームが通常
状態に復帰する際に急激に復帰することを防止すること
ができる車両用ワイパ装置を得る。 【構成】 アームヘッド36には制限溝56が形成さ
れ、その内部にヒンジピン54で軸支された回動レバー
58のレバー部58Bが収容されている。レバー部58
Bには、引張コイルスプリング66が係止されたフック
64の他端64Aが係止されている。従って、付勢力を
受けるフック64の係止位置が回動レバー58が制限溝
56内で回動することにより変更されるので、ロックバ
ック状態から通常状態に復帰する際に付勢力によるモー
メントの発生時期が遅れ、ワイパブレードが急激にウイ
ンドシールドガラスに衝突することが防止される。
状態に復帰する際に急激に復帰することを防止すること
ができる車両用ワイパ装置を得る。 【構成】 アームヘッド36には制限溝56が形成さ
れ、その内部にヒンジピン54で軸支された回動レバー
58のレバー部58Bが収容されている。レバー部58
Bには、引張コイルスプリング66が係止されたフック
64の他端64Aが係止されている。従って、付勢力を
受けるフック64の係止位置が回動レバー58が制限溝
56内で回動することにより変更されるので、ロックバ
ック状態から通常状態に復帰する際に付勢力によるモー
メントの発生時期が遅れ、ワイパブレードが急激にウイ
ンドシールドガラスに衝突することが防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アーム部が被払拭面上
に位置する通常状態及び被払拭面に対して起立したロッ
クバック状態のいずれかの状態に、付勢手段の付勢力に
よってアーム部を保持する車両用ワイパ装置に関する。
に位置する通常状態及び被払拭面に対して起立したロッ
クバック状態のいずれかの状態に、付勢手段の付勢力に
よってアーム部を保持する車両用ワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ワイパ装置はワイパアーム及びワ
イパブレードを備え、更にワイパアームはピボットシャ
フトに連結されて回転するアームヘッドと、アームヘッ
ドにヒンジピンを介して連結されたリテーナと、リテー
ナに一端が連結され他端にワイパブレードが取り付けら
れたアームピースと、を備えている。また、リテーナに
は、ワイパアームをウインドシールドガラス等の被払拭
面に押圧付勢するための引張コイルスプリング(もしく
は圧縮コイルスプリング)が装着されている。
イパブレードを備え、更にワイパアームはピボットシャ
フトに連結されて回転するアームヘッドと、アームヘッ
ドにヒンジピンを介して連結されたリテーナと、リテー
ナに一端が連結され他端にワイパブレードが取り付けら
れたアームピースと、を備えている。また、リテーナに
は、ワイパアームをウインドシールドガラス等の被払拭
面に押圧付勢するための引張コイルスプリング(もしく
は圧縮コイルスプリング)が装着されている。
【0003】このような車両用ワイパ装置の中でも、洗
車時やワイパブレード交換時等に、被払拭面の清掃やワ
イパブレードの交換を容易に行うことができるように、
ヒンジピンを中心にリテーナを回転させて被払拭面に対
して起立した状態(所謂、ロックバック状態)にこれを
保持することができるものがある。
車時やワイパブレード交換時等に、被払拭面の清掃やワ
イパブレードの交換を容易に行うことができるように、
ヒンジピンを中心にリテーナを回転させて被払拭面に対
して起立した状態(所謂、ロックバック状態)にこれを
保持することができるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロックバック方式の車両用ワイパ装置では、ワイパアー
ムをロックバック状態から元の状態(通常状態)に復帰
させようとした場合や作業者がワイパアーム等に比較的
強く触れてしまった場合等に、引張コイルスプリング等
の付勢力も手伝ってワイパアームが被払拭面に比較的強
く倒れ込むことがある。この場合、被払拭面にワイパブ
レードが衝突してブレードラバーを保持しているヨーク
の爪が変形するおそれがある。また、ワイパブレードに
浮き上がり防止用のフィンを装着したタイプの車両用ワ
イパ装置の場合には、フィンが被払拭面に接触し、被払
拭面を傷つけるおそれがある。
ロックバック方式の車両用ワイパ装置では、ワイパアー
ムをロックバック状態から元の状態(通常状態)に復帰
させようとした場合や作業者がワイパアーム等に比較的
強く触れてしまった場合等に、引張コイルスプリング等
の付勢力も手伝ってワイパアームが被払拭面に比較的強
く倒れ込むことがある。この場合、被払拭面にワイパブ
レードが衝突してブレードラバーを保持しているヨーク
の爪が変形するおそれがある。また、ワイパブレードに
浮き上がり防止用のフィンを装着したタイプの車両用ワ
イパ装置の場合には、フィンが被払拭面に接触し、被払
拭面を傷つけるおそれがある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、ロックバック
状態にあるワイパアームが通常状態に復帰する際に急激
に復帰することを防止することができる車両用ワイパ装
置を得ることが目的である。
状態にあるワイパアームが通常状態に復帰する際に急激
に復帰することを防止することができる車両用ワイパ装
置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転軸に連結
されて前記回転軸と一体に回転するヘッド部と、一端に
ワイパブレードが取り付けられて被払拭面に沿って回転
するアーム部と、前記ヘッド部と前記アーム部の他端と
を連結するヒンジピンと、一端が前記アーム部に係止さ
れ他端が前記ヒンジピンを挟んで前記ヘッド部に係止さ
れ、前記ヘッド部に対して前記アーム部を引張または圧
縮方向へ付勢する付勢手段と、を有し、前記アーム部が
前記被払拭面上に位置する通常状態及び前記アーム部が
前記ヒンジピンを中心に回転して前記被払拭面に対して
起立したロックバック状態のいずれかの状態に前記アー
ム部を前記付勢手段の付勢力によって保持する車両用ワ
イパ装置であって、前記付勢手段の他端の係止位置を前
記ヒンジピン回りに所定量回転させることにより変更す
る係止位置変更手段を設け、前記通常状態から前記ロッ
クバック状態へのロックバック時には、前記付勢手段の
両端及び前記ヒンジピンが同一直線上となる境界線が前
記被払拭面から離間した位置に設定されるように前記係
止位置が変更され、前記ロックバック状態から前記通常
状態への復帰時には、前記境界線が前記被払拭面に近接
した位置に設定されるように前記係止位置が変更される
ことを特徴としている。
されて前記回転軸と一体に回転するヘッド部と、一端に
ワイパブレードが取り付けられて被払拭面に沿って回転
するアーム部と、前記ヘッド部と前記アーム部の他端と
を連結するヒンジピンと、一端が前記アーム部に係止さ
れ他端が前記ヒンジピンを挟んで前記ヘッド部に係止さ
れ、前記ヘッド部に対して前記アーム部を引張または圧
縮方向へ付勢する付勢手段と、を有し、前記アーム部が
前記被払拭面上に位置する通常状態及び前記アーム部が
前記ヒンジピンを中心に回転して前記被払拭面に対して
起立したロックバック状態のいずれかの状態に前記アー
ム部を前記付勢手段の付勢力によって保持する車両用ワ
イパ装置であって、前記付勢手段の他端の係止位置を前
記ヒンジピン回りに所定量回転させることにより変更す
る係止位置変更手段を設け、前記通常状態から前記ロッ
クバック状態へのロックバック時には、前記付勢手段の
両端及び前記ヒンジピンが同一直線上となる境界線が前
記被払拭面から離間した位置に設定されるように前記係
止位置が変更され、前記ロックバック状態から前記通常
状態への復帰時には、前記境界線が前記被払拭面に近接
した位置に設定されるように前記係止位置が変更される
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成の本発明では、アーム部が被払拭面上
に位置する状態が通常状態であり、アーム部がヒンジピ
ンを中心に回転して被払拭面に対して起立した状態がロ
ックバック状態である。
に位置する状態が通常状態であり、アーム部がヒンジピ
ンを中心に回転して被払拭面に対して起立した状態がロ
ックバック状態である。
【0008】そして、本発明によれば、ヘッド部に対し
てアーム部を引張または圧縮方向へ付勢する付勢手段の
他端のヘッド部への係止位置が、係止位置変更手段によ
ってヒンジピン回りに所定量回転されることにより変更
される。
てアーム部を引張または圧縮方向へ付勢する付勢手段の
他端のヘッド部への係止位置が、係止位置変更手段によ
ってヒンジピン回りに所定量回転されることにより変更
される。
【0009】すなわち、アーム部を通常状態からロック
バック状態にするロックバック時には、付勢手段の両端
及びヒンジピンが同一直線上となる境界線が被払拭面か
ら離間した位置に設定されるように変更され、逆にアー
ム部をロックバック状態から通常状態にする復帰時に
は、前記境界線が被払拭面に近接した位置に設定される
ように係止位置が変更される。
バック状態にするロックバック時には、付勢手段の両端
及びヒンジピンが同一直線上となる境界線が被払拭面か
ら離間した位置に設定されるように変更され、逆にアー
ム部をロックバック状態から通常状態にする復帰時に
は、前記境界線が被払拭面に近接した位置に設定される
ように係止位置が変更される。
【0010】ここで、付勢手段の両端の係止位置が境界
線よりも被払拭面から離間した位置にある場合には、付
勢手段の付勢力によってアーム部をロックバック状態に
する方向へのモーメントが作用する。逆に、付勢手段の
両端が境界線よりも被払拭面に近接した位置にある場合
には、付勢手段の付勢力によってアーム部を通常状態に
する方向へのモーメントが作用する。従って、境界線が
変更されることにより、付勢力によるモーメントの作用
方向が反転する時期がずれることになる。
線よりも被払拭面から離間した位置にある場合には、付
勢手段の付勢力によってアーム部をロックバック状態に
する方向へのモーメントが作用する。逆に、付勢手段の
両端が境界線よりも被払拭面に近接した位置にある場合
には、付勢手段の付勢力によってアーム部を通常状態に
する方向へのモーメントが作用する。従って、境界線が
変更されることにより、付勢力によるモーメントの作用
方向が反転する時期がずれることになる。
【0011】この結果、前述したロックバック時には、
通常状態にあるアーム部が被払拭面から離間した位置に
設定された境界線に達するまで付勢力によるモーメント
が通常状態側へ作用し、この境界線を越えると付勢力に
よるモーメントがロックバック状態側へ作用することに
なる。また、復帰時には、ロックバック状態にあるアー
ム部が被払拭面に近接した位置に設定された境界線に達
するまで付勢力によるモーメントがロックバック状態側
へ作用し、この境界線を越えると始めて付勢力によるモ
ーメントが通常状態側へ作用することになる。従って、
復帰時においては、付勢力によるモーメントの作用方向
が反転する時期が境界線が変更されなかった場合に比べ
て遅れることになるので、アーム部が急激に通常状態に
復帰してワイパブレードが被払拭面に衝突することが防
止される。これにより、従来技術の項で説明したような
ヨークの爪が変形したりフィンが被払拭面に衝突して被
払拭面に損傷を与えることを防止することができ、ひい
ては車両用ワイパ装置の払拭不良を防止することができ
良好な前方視界(ウインドシールドワイパとして本発明
を適用した場合)を維持することができる。
通常状態にあるアーム部が被払拭面から離間した位置に
設定された境界線に達するまで付勢力によるモーメント
が通常状態側へ作用し、この境界線を越えると付勢力に
よるモーメントがロックバック状態側へ作用することに
なる。また、復帰時には、ロックバック状態にあるアー
ム部が被払拭面に近接した位置に設定された境界線に達
するまで付勢力によるモーメントがロックバック状態側
へ作用し、この境界線を越えると始めて付勢力によるモ
ーメントが通常状態側へ作用することになる。従って、
復帰時においては、付勢力によるモーメントの作用方向
が反転する時期が境界線が変更されなかった場合に比べ
て遅れることになるので、アーム部が急激に通常状態に
復帰してワイパブレードが被払拭面に衝突することが防
止される。これにより、従来技術の項で説明したような
ヨークの爪が変形したりフィンが被払拭面に衝突して被
払拭面に損傷を与えることを防止することができ、ひい
ては車両用ワイパ装置の払拭不良を防止することができ
良好な前方視界(ウインドシールドワイパとして本発明
を適用した場合)を維持することができる。
【0012】なお、ロックバック時における境界線は、
係止位置変更手段によって被払拭面から離間した位置に
設定されるため、アーム部の被払拭面への押圧力は良好
に確保される。
係止位置変更手段によって被払拭面から離間した位置に
設定されるため、アーム部の被払拭面への押圧力は良好
に確保される。
【0013】
【実施例】以下、図1〜図5を用いて、本発明の一実施
例に係る車両用ワイパ装置10について説明する。
例に係る車両用ワイパ装置10について説明する。
【0014】図5には所謂平行払拭型の車両用ワイパ装
置10の取付状態の正面図が示されており、また図4に
は車両用ワイパ装置10の全体斜視図が示されている。
車両用ワイパ装置10は、大別するとワイパアーム12
とワイパブレード14とから構成されている。
置10の取付状態の正面図が示されており、また図4に
は車両用ワイパ装置10の全体斜視図が示されている。
車両用ワイパ装置10は、大別するとワイパアーム12
とワイパブレード14とから構成されている。
【0015】ワイパブレード14は、ウインドシールド
ガラス16のガラス面(被払拭面)に接触して払拭する
ブレードラバー18と、このブレードラバー18を保持
する複数の保持レバーと、によって構成されている。
ガラス16のガラス面(被払拭面)に接触して払拭する
ブレードラバー18と、このブレードラバー18を保持
する複数の保持レバーと、によって構成されている。
【0016】更にこのワイパブレード14の構成を簡単
に説明すると、プライマリレバー20の長手方向両端部
には断面コ字状の連結部20A、20Bが形成されてお
り、リベット22によってセカンダリレバー24、26
がそれぞれ回転可能に支持されている。セカンダリレバ
ー24、26の各々一端部には断面コ字状の保持部24
A、26Aが形成されており、ブレードラバー18の長
手方向両端部に対応している。これらの保持部24A、
26Aによって、ブレードラバー18の長手方向両端部
がバッキング28と共に挟み付けるようにして保持され
ている。また、セカンダリレバー24、26の各々他端
部には断面コ字状の連結部24B、26Bが形成されて
おり、リベット30でヨークレバー32、34がそれぞ
れ回転可能に支持されている。これらのヨークレバー3
2、34の長手方向両端部には断面コ字状の保持部32
A、32B、34A、34Bが形成されており、ブレー
ドラバー18の長手方向中間部に対応している。これら
の保持部32A、32B、34A、34Bによって、ブ
レードラバー18の長手方向中間部がバッキング28と
共に挟み付けるようにして保持されている。
に説明すると、プライマリレバー20の長手方向両端部
には断面コ字状の連結部20A、20Bが形成されてお
り、リベット22によってセカンダリレバー24、26
がそれぞれ回転可能に支持されている。セカンダリレバ
ー24、26の各々一端部には断面コ字状の保持部24
A、26Aが形成されており、ブレードラバー18の長
手方向両端部に対応している。これらの保持部24A、
26Aによって、ブレードラバー18の長手方向両端部
がバッキング28と共に挟み付けるようにして保持され
ている。また、セカンダリレバー24、26の各々他端
部には断面コ字状の連結部24B、26Bが形成されて
おり、リベット30でヨークレバー32、34がそれぞ
れ回転可能に支持されている。これらのヨークレバー3
2、34の長手方向両端部には断面コ字状の保持部32
A、32B、34A、34Bが形成されており、ブレー
ドラバー18の長手方向中間部に対応している。これら
の保持部32A、32B、34A、34Bによって、ブ
レードラバー18の長手方向中間部がバッキング28と
共に挟み付けるようにして保持されている。
【0017】すなわち、ワイパブレード14は、プライ
マリレバー20、セカンダリレバー24、26及びヨー
クレバー32、34によって所謂トーナメント式のブレ
ードラバー保持構造となっている。
マリレバー20、セカンダリレバー24、26及びヨー
クレバー32、34によって所謂トーナメント式のブレ
ードラバー保持構造となっている。
【0018】一方、ワイパアーム12は、車体への取付
側となるアームヘッド36と、このアームヘッド36と
連結される長尺状のリテーナ38と、このリテーナ38
と連結されるアームピース40と、から構成されてい
る。なお、アームヘッド36が本発明におけるヘッド部
に相当し、リテーナ38、アームピース40がアーム部
に相当する。
側となるアームヘッド36と、このアームヘッド36と
連結される長尺状のリテーナ38と、このリテーナ38
と連結されるアームピース40と、から構成されてい
る。なお、アームヘッド36が本発明におけるヘッド部
に相当し、リテーナ38、アームピース40がアーム部
に相当する。
【0019】アームピース40は薄肉狭幅の板状とされ
ており、長手方向中間部で屈曲されている。このアーム
ピース40の長手方向一方の端部には前述したプライマ
リレバー20の長手方向中間部がリベット軸42によっ
て回転可能に支持されている。また、アームピース40
における屈曲部位よりもアームヘッド36側の部分は、
後述するリテーナ38の内部に収容された状態でリベッ
ト44で固定されている。
ており、長手方向中間部で屈曲されている。このアーム
ピース40の長手方向一方の端部には前述したプライマ
リレバー20の長手方向中間部がリベット軸42によっ
て回転可能に支持されている。また、アームピース40
における屈曲部位よりもアームヘッド36側の部分は、
後述するリテーナ38の内部に収容された状態でリベッ
ト44で固定されている。
【0020】図1に示されるように、リテーナ38は断
面コ字状とされた長尺体とされており、従って内部は開
放されている。このリテーナ38の長手方向一方の端部
裏面側は前記アームピース40を包持した状態でかしめ
られている(図示省略)。また、リテーナ38の長手方
向他方の端部内方には、後述するアームヘッド36の支
持部48の先端部が収容されている。
面コ字状とされた長尺体とされており、従って内部は開
放されている。このリテーナ38の長手方向一方の端部
裏面側は前記アームピース40を包持した状態でかしめ
られている(図示省略)。また、リテーナ38の長手方
向他方の端部内方には、後述するアームヘッド36の支
持部48の先端部が収容されている。
【0021】アームヘッド36は、車体側への取付部4
6及び取付部46から半径方向へ突出形成された支持部
48とから成る。取付部46には先端にテーパセレーシ
ョンが形成された回転軸としてのピボット軸50が貫通
されてナット52で締結されている。従って、図示しな
いワイパモータの駆動力を受けてピボット軸50が回転
すると、これと一体にアームヘッド36も回転するよう
になっている。
6及び取付部46から半径方向へ突出形成された支持部
48とから成る。取付部46には先端にテーパセレーシ
ョンが形成された回転軸としてのピボット軸50が貫通
されてナット52で締結されている。従って、図示しな
いワイパモータの駆動力を受けてピボット軸50が回転
すると、これと一体にアームヘッド36も回転するよう
になっている。
【0022】また、アームヘッド36の支持部48の先
端部は二股に分かれており、略円柱形の軸支部48A及
びこの軸支部48Aから一体的に上方へ向けて起立する
当接部48Bが形成されている。
端部は二股に分かれており、略円柱形の軸支部48A及
びこの軸支部48Aから一体的に上方へ向けて起立する
当接部48Bが形成されている。
【0023】この内、当接部48Bは、リテーナ38の
長手方向他方の端部裏面に当接するようになっている。
一方、軸支部48Aにはヒンジピン54が貫通配置され
ており、このヒンジピン54によってリテーナ38がア
ームヘッド36に対して図2の矢印A方向、図3の矢印
B方向へ回転可能に軸支されている。なお、図2に示さ
れるように、リテーナ38の長手方向がアームヘッド3
6の長手方向と一致している状態(即ち、ワイパブレー
ド14がウインドシールドガラス16に接している状
態)が車両用ワイパ装置10の通常状態であり、リテー
ナ38の長手方向がアームヘッド36の長手方向に対し
て略直交している状態(即ち、ワイパブレード14がウ
インドシールドガラス16に対して離間して起立してい
る状態)が車両用ワイパ装置10のロックバック状態で
ある。
長手方向他方の端部裏面に当接するようになっている。
一方、軸支部48Aにはヒンジピン54が貫通配置され
ており、このヒンジピン54によってリテーナ38がア
ームヘッド36に対して図2の矢印A方向、図3の矢印
B方向へ回転可能に軸支されている。なお、図2に示さ
れるように、リテーナ38の長手方向がアームヘッド3
6の長手方向と一致している状態(即ち、ワイパブレー
ド14がウインドシールドガラス16に接している状
態)が車両用ワイパ装置10の通常状態であり、リテー
ナ38の長手方向がアームヘッド36の長手方向に対し
て略直交している状態(即ち、ワイパブレード14がウ
インドシールドガラス16に対して離間して起立してい
る状態)が車両用ワイパ装置10のロックバック状態で
ある。
【0024】また、アームヘッド36の内部には、アー
ムヘッド36の側方視で略コ字形の制限溝56が形成さ
れている。この制限溝56内には、円柱形状の基部58
A及び基部58Aから半径方向へ突出形成されたレバー
部58Bから成る回動レバー58のレバー部58Bが収
容されている。なお、これらの制限溝56及び回動レバ
ー58が、本発明における係止位置変更手段に相当す
る。
ムヘッド36の側方視で略コ字形の制限溝56が形成さ
れている。この制限溝56内には、円柱形状の基部58
A及び基部58Aから半径方向へ突出形成されたレバー
部58Bから成る回動レバー58のレバー部58Bが収
容されている。なお、これらの制限溝56及び回動レバ
ー58が、本発明における係止位置変更手段に相当す
る。
【0025】回動レバー58の基部58Aは、ブッシュ
60を介してヒンジピン54の軸方向中間部に軸支され
ている。また、回動レバー58のレバー部58Bは、そ
の上端面が制限溝56の上端面及び下端面に当接するま
で回動することができる。以下、制限溝56の下端面の
位置を回動レバー58の下端面当接位置といい、制限溝
56の上端面の位置を回動レバー58の上端面当接位置
という。なお、回動レバー58のレバー部58Bには軸
長が制限溝56の溝幅と略一致するレバーピン62が貫
通しており、回動レバー58の回動時におけるレバー部
58Bの移動をガイドしている。
60を介してヒンジピン54の軸方向中間部に軸支され
ている。また、回動レバー58のレバー部58Bは、そ
の上端面が制限溝56の上端面及び下端面に当接するま
で回動することができる。以下、制限溝56の下端面の
位置を回動レバー58の下端面当接位置といい、制限溝
56の上端面の位置を回動レバー58の上端面当接位置
という。なお、回動レバー58のレバー部58Bには軸
長が制限溝56の溝幅と略一致するレバーピン62が貫
通しており、回動レバー58の回動時におけるレバー部
58Bの移動をガイドしている。
【0026】このレバー部58Bには、軸芯を略コ字形
に屈曲させたフック64の一端64Aが係止されてい
る。フック64の他端64Bには、一端部66Aがアー
ムピース40の長手方向他方の端部に係止された引張コ
イルスプリング66の他端部66Bが係止されている。
このため、引張コイルスプリング66は、アームピース
40をアームヘッド36側へ引張付勢している。なお、
フック64及び引張コイルスプリング66が、本発明に
おける付勢手段に相当する。
に屈曲させたフック64の一端64Aが係止されてい
る。フック64の他端64Bには、一端部66Aがアー
ムピース40の長手方向他方の端部に係止された引張コ
イルスプリング66の他端部66Bが係止されている。
このため、引張コイルスプリング66は、アームピース
40をアームヘッド36側へ引張付勢している。なお、
フック64及び引張コイルスプリング66が、本発明に
おける付勢手段に相当する。
【0027】以下に、本実施例の作用を説明する。図2
に示されるように、車両用ワイパ装置10の通常状態で
は、引張コイルスプリング66の一端部66A、フック
64の一端64Aがヒンジピン54よりも図2の下方側
(ウインドシールドガラス16面側)に位置している。
このため、引張コイルスプリング66の付勢力を受け
て、回動レバー58のレバー部58Bが制限溝56の下
端面に当接されると共にワイパアーム12がウインドシ
ールドガラス16面側へ押圧付勢されている。これによ
り、ワイパブレード14がウインドシールドガラス16
面に適度な押圧力(アーム圧)によって押し付けられ
る。
に示されるように、車両用ワイパ装置10の通常状態で
は、引張コイルスプリング66の一端部66A、フック
64の一端64Aがヒンジピン54よりも図2の下方側
(ウインドシールドガラス16面側)に位置している。
このため、引張コイルスプリング66の付勢力を受け
て、回動レバー58のレバー部58Bが制限溝56の下
端面に当接されると共にワイパアーム12がウインドシ
ールドガラス16面側へ押圧付勢されている。これによ
り、ワイパブレード14がウインドシールドガラス16
面に適度な押圧力(アーム圧)によって押し付けられ
る。
【0028】この通常状態から、洗車またはワイパブレ
ード14の交換等の作業をする場合、車両用ワイパ装置
10がロックバック状態にされる。
ード14の交換等の作業をする場合、車両用ワイパ装置
10がロックバック状態にされる。
【0029】すなわち、図2に示される状態から、ワイ
パアーム12のリテーナ38がヒンジピン54を中心に
して矢印A方向へ回転される。この回転途中における図
2の境界線X−Xの位置で、引張コイルスプリング66
の一端部66A及びフック64の一端64Aとヒンジピ
ン54とが同一直線上に到達する。この境界線X−Xの
位置では、引張コイルスプリング66の引張方向の付勢
力によるモーメントは発生しないが、惰性でそのまま回
転して境界線X−Xを通過する。
パアーム12のリテーナ38がヒンジピン54を中心に
して矢印A方向へ回転される。この回転途中における図
2の境界線X−Xの位置で、引張コイルスプリング66
の一端部66A及びフック64の一端64Aとヒンジピ
ン54とが同一直線上に到達する。この境界線X−Xの
位置では、引張コイルスプリング66の引張方向の付勢
力によるモーメントは発生しないが、惰性でそのまま回
転して境界線X−Xを通過する。
【0030】ところが、ワイパアーム12のリテーナ3
8が境界線X−Xを越えると、引張コイルスプリング6
6の一端部66Aが境界線X−Xを越えることになる。
このため、ロックバック状態側へのモーメントが発生
し、瞬時に回動レバー58のレバー部58Bがヒンジピ
ン54を中心として下端面当接位置から上端面当接位置
へと回動する。従って、ワイパアーム12は図3に示さ
れるロックバック状態になる。これにより、洗車または
ワイパブレード14の交換等の作業がし易くなる。
8が境界線X−Xを越えると、引張コイルスプリング6
6の一端部66Aが境界線X−Xを越えることになる。
このため、ロックバック状態側へのモーメントが発生
し、瞬時に回動レバー58のレバー部58Bがヒンジピ
ン54を中心として下端面当接位置から上端面当接位置
へと回動する。従って、ワイパアーム12は図3に示さ
れるロックバック状態になる。これにより、洗車または
ワイパブレード14の交換等の作業がし易くなる。
【0031】次に、作業終了後、ロックバック状態にあ
るワイパアーム12を通常状態に復帰させる。
るワイパアーム12を通常状態に復帰させる。
【0032】すなわち、図3に示される状態から、ワイ
パアーム12のリテーナ38がヒンジピン54を中心に
して矢印B方向へ回転される。この回転途中における図
3の境界線Y−Yの位置で、引張コイルスプリング66
の一端部66A及びフック64の一端64Aとヒンジピ
ン54とが同一直線上に達する。
パアーム12のリテーナ38がヒンジピン54を中心に
して矢印B方向へ回転される。この回転途中における図
3の境界線Y−Yの位置で、引張コイルスプリング66
の一端部66A及びフック64の一端64Aとヒンジピ
ン54とが同一直線上に達する。
【0033】ここで、ロックバック状態では、回動レバ
ー58のレバー部58Bが制限溝56の上端面当接位置
に変更されているため、即ち、フック64の一端64A
の係止位置が上端面当接位置に変更されているため、境
界線Y−Yは、前記境界線X−Xよりもウインドシール
ドガラス16面に近接した位置に変更されて設定され
る。このため、引張コイルスプリング66の付勢力によ
るモーメントの作用方向が反転する時期が遅くなる。
ー58のレバー部58Bが制限溝56の上端面当接位置
に変更されているため、即ち、フック64の一端64A
の係止位置が上端面当接位置に変更されているため、境
界線Y−Yは、前記境界線X−Xよりもウインドシール
ドガラス16面に近接した位置に変更されて設定され
る。このため、引張コイルスプリング66の付勢力によ
るモーメントの作用方向が反転する時期が遅くなる。
【0034】そして、ワイパアーム12のリテーナ38
が境界線Y−Yを越えた時点で始めてワイパアーム12
にウインドシールドガラス16面側へのモーメントが発
生することになる。このため、ワイパブレード14が急
激にウインドシールドガラス16に衝突することが防止
される。
が境界線Y−Yを越えた時点で始めてワイパアーム12
にウインドシールドガラス16面側へのモーメントが発
生することになる。このため、ワイパブレード14が急
激にウインドシールドガラス16に衝突することが防止
される。
【0035】一方、ワイパアーム12のリテーナ38が
境界線Y−Yを越えると、引張コイルスプリング66の
一端部66Aが境界線Y−Yを越えてウインドシールド
ガラス16側へのモーメントが発生し、このモーメント
を受けて上端面当接位置にあった回動レバー58のレバ
ー部58Bが下端面当接位置に達し、通常状態における
アーム圧が復元するので、通常状態からロックバック状
態への境界線X−Xの設定位置とロックバック状態から
通常状態への境界線Y−Yの設定位置とが変更されるこ
とによって、ワイパブレード14のアーム圧が低下する
ことはない。
境界線Y−Yを越えると、引張コイルスプリング66の
一端部66Aが境界線Y−Yを越えてウインドシールド
ガラス16側へのモーメントが発生し、このモーメント
を受けて上端面当接位置にあった回動レバー58のレバ
ー部58Bが下端面当接位置に達し、通常状態における
アーム圧が復元するので、通常状態からロックバック状
態への境界線X−Xの設定位置とロックバック状態から
通常状態への境界線Y−Yの設定位置とが変更されるこ
とによって、ワイパブレード14のアーム圧が低下する
ことはない。
【0036】このように本実施例では、引張コイルスプ
リング66の付勢力を受けるフック64の一端64Aの
係止位置を変更する回動レバー58を設けたので、ロッ
クバック状態から通常状態にする際の引張コイルスプリ
ング66の一端部66A及び他端部66Bとヒンジピン
54とが同一直線上となる境界線Y−Yをウインドシー
ルドガラス16に近接した位置に設定することができ
る。言い換えると、引張コイルスプリング66の付勢力
によるモーメントの作用方向が反転する時期を遅くする
ことができる。このため、ワイパブレード14が急激に
ウインドシールドガラス16に衝突することを防止する
ことができる。従って、衝突音の発生を防止することが
できると共に、ヨークレバー32、34等のブレードラ
バー18を保持する保持レバー及びウインドシールドガ
ラス16のガラス面が損傷を受けることを防止すること
ができる。この結果、車両用ワイパ装置10の払拭性能
を良好に維持することができると共に車両走行時の良好
な前方視界を得ることができる。
リング66の付勢力を受けるフック64の一端64Aの
係止位置を変更する回動レバー58を設けたので、ロッ
クバック状態から通常状態にする際の引張コイルスプリ
ング66の一端部66A及び他端部66Bとヒンジピン
54とが同一直線上となる境界線Y−Yをウインドシー
ルドガラス16に近接した位置に設定することができ
る。言い換えると、引張コイルスプリング66の付勢力
によるモーメントの作用方向が反転する時期を遅くする
ことができる。このため、ワイパブレード14が急激に
ウインドシールドガラス16に衝突することを防止する
ことができる。従って、衝突音の発生を防止することが
できると共に、ヨークレバー32、34等のブレードラ
バー18を保持する保持レバー及びウインドシールドガ
ラス16のガラス面が損傷を受けることを防止すること
ができる。この結果、車両用ワイパ装置10の払拭性能
を良好に維持することができると共に車両走行時の良好
な前方視界を得ることができる。
【0037】また、制限溝56、回動レバー58をアー
ムヘッド36内に配設したので、車両用ワイパ装置10
の外観品質を損なうことがなく、ひいては車両の外観品
質を損なうこともない。
ムヘッド36内に配設したので、車両用ワイパ装置10
の外観品質を損なうことがなく、ひいては車両の外観品
質を損なうこともない。
【0038】なお、本実施例では、付勢手段として引張
コイルスプリング66を用いているが、これに限らず、
圧縮コイルスプリングを用いるタイプの車両用ワイパ装
置であっても本発明を適用することは可能である。この
場合、回動レバー58の上端面当接位置及び下端面当接
位置への当接関係が、通常状態及びロックバック状態で
逆の関係になるように構成すればよい。
コイルスプリング66を用いているが、これに限らず、
圧縮コイルスプリングを用いるタイプの車両用ワイパ装
置であっても本発明を適用することは可能である。この
場合、回動レバー58の上端面当接位置及び下端面当接
位置への当接関係が、通常状態及びロックバック状態で
逆の関係になるように構成すればよい。
【0039】また、本実施例では、回動レバー58の移
動をガイドするレバーピン62をレバー部58Bに貫通
させているが、制限溝56の溝幅を回動レバー58の肉
厚寸法に略一致させることにより、レバーピン62を廃
止してもよい。
動をガイドするレバーピン62をレバー部58Bに貫通
させているが、制限溝56の溝幅を回動レバー58の肉
厚寸法に略一致させることにより、レバーピン62を廃
止してもよい。
【0040】さらに、本実施例では、フック64の一端
64Aの係止位置を変更するために回動レバー58を設
けているが、これに限らず、フック64の一端64Aの
係止位置を変更することができる構成であればすべて適
用することができる。
64Aの係止位置を変更するために回動レバー58を設
けているが、これに限らず、フック64の一端64Aの
係止位置を変更することができる構成であればすべて適
用することができる。
【0041】例えば、図6に示されるように、フック6
4の一端64Aを回動ピン68に係止させると共に制限
溝56に相当する部位にU字形状の案内溝70を形成す
る構成を用いても、同様に機能する。この変形例によれ
ば、回動レバー58が不要になり、構造が簡単になるの
で、組付性を向上させることができると共にコストダウ
ンを図ることができる。
4の一端64Aを回動ピン68に係止させると共に制限
溝56に相当する部位にU字形状の案内溝70を形成す
る構成を用いても、同様に機能する。この変形例によれ
ば、回動レバー58が不要になり、構造が簡単になるの
で、組付性を向上させることができると共にコストダウ
ンを図ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る車両用
ワイパ装置は、ロックバック状態にあるワイパアームが
通常状態に復帰する際に急激に復帰することを防止する
ことができるという優れた効果を有する。
ワイパ装置は、ロックバック状態にあるワイパアームが
通常状態に復帰する際に急激に復帰することを防止する
ことができるという優れた効果を有する。
【図1】本実施例に係る車両用ワイパ装置におけるアー
ムヘッドとリテーナとの連結部分を中心に示す斜視図で
ある。
ムヘッドとリテーナとの連結部分を中心に示す斜視図で
ある。
【図2】通常状態とされた図1の車両用ワイパ装置を幅
方向中間部で切断しこれを側方から見た状態で示す説明
図である。
方向中間部で切断しこれを側方から見た状態で示す説明
図である。
【図3】ロックバック状態とされた図1の車両用ワイパ
装置を幅方向中間部で切断しこれを側方から見た状態で
示す説明図である。
装置を幅方向中間部で切断しこれを側方から見た状態で
示す説明図である。
【図4】図1の車両用ワイパ装置の外観斜視図である。
【図5】図4の車両用ワイパ装置が車体に取り付けられ
た状態を示す車両前方から見た正面図である。
た状態を示す車両前方から見た正面図である。
【図6】図1の回動レバーの代わりに回動ピンを用いた
変形例を示す図1に対応する斜視図である。
変形例を示す図1に対応する斜視図である。
10 車両用ワイパ装置 16 ウインドシールドガラス 36 アームヘッド(ヘッド部) 38 リテーナ(アーム部) 40 アームピース(アーム部) 50 ピボット軸(回転軸) 54 ヒンジピン 56 制限溝(係止位置変更手段) 58 回動レバー(係止位置変更手段) 64 フック(付勢手段) 66 引張コイルスプリング(付勢手段) 68 回動ピン(係止位置変更手段) 70 案内溝(係止位置変更手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸に連結されて前記回転軸と一体に
回転するヘッド部と、一端にワイパブレードが取り付け
られて被払拭面に沿って回転するアーム部と、前記ヘッ
ド部と前記アーム部の他端とを連結するヒンジピンと、
一端が前記アーム部に係止され他端が前記ヒンジピンを
挟んで前記ヘッド部に係止され、前記ヘッド部に対して
前記アーム部を引張または圧縮方向へ付勢する付勢手段
と、を有し、前記アーム部が前記被払拭面上に位置する
通常状態及び前記アーム部が前記ヒンジピンを中心に回
転して前記被払拭面に対して起立したロックバック状態
のいずれかの状態に前記アーム部を前記付勢手段の付勢
力によって保持する車両用ワイパ装置であって、 前記付勢手段の他端の係止位置を前記ヒンジピン回りに
所定量回転させることにより変更する係止位置変更手段
を設け、 前記通常状態から前記ロックバック状態へのロックバッ
ク時には、前記付勢手段の両端及び前記ヒンジピンが同
一直線上となる境界線が前記被払拭面から離間した位置
に設定されるように前記係止位置が変更され、 前記ロックバック状態から前記通常状態への復帰時に
は、前記境界線が前記被払拭面に近接した位置に設定さ
れるように前記係止位置が変更されることを特徴とする
車両用ワイパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016234A JPH05213159A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 車両用ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016234A JPH05213159A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 車両用ワイパ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213159A true JPH05213159A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11910866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4016234A Pending JPH05213159A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 車両用ワイパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05213159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6640381B1 (en) * | 1999-10-25 | 2003-11-04 | Robert Bosch Gmbh | Wiper arm for a vehicle |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016234A patent/JPH05213159A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6640381B1 (en) * | 1999-10-25 | 2003-11-04 | Robert Bosch Gmbh | Wiper arm for a vehicle |
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