JPH0521306U - 磁気ヘツドコア - Google Patents

磁気ヘツドコア

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Publication number
JPH0521306U
JPH0521306U JP7689291U JP7689291U JPH0521306U JP H0521306 U JPH0521306 U JP H0521306U JP 7689291 U JP7689291 U JP 7689291U JP 7689291 U JP7689291 U JP 7689291U JP H0521306 U JPH0521306 U JP H0521306U
Authority
JP
Japan
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magnetic head
core
gap
head core
resin
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Pending
Application number
JP7689291U
Other languages
English (en)
Inventor
浩幸 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドを組み立てたときギャップ部の品
質が安定して得られる磁気ヘッドコアを供する。 【構成】 センターコア１とサイドコア２を組み合せ、
更にコイル用巻線５を施して成る磁気ヘッドに使用する
磁気ヘッドコアにおいて、センターコア１又はサイドコ
ア２の端部に設けたギャップ形成用突起９のコアの幅方
向の中間にギャップ幅より浅い凹部４を設けた構造を特
徴とする磁気ヘッドコア。 【効果】 磁気ヘッドのギャップ部に気泡等による空隙
の発生がない安定した品質の磁気ヘッドが得られる磁気
ヘッドコアが供給できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気ヘッドに係り、特に構成要素の磁気ヘッドコアの構造に関係する 。
【０００２】
【従来の技術】
従来ギャップ付の消去用等の磁気ヘッドは図２に示すように、コイル用巻線５ を巻回したボビン６をセンターコア１に差込み、サイドコア２を組み合わせて作 成される。磁気ヘッドのギャップ３部分はあらかじめ使用される磁気ヘッドコア のサイドコア２等のギャップ３部近傍に加工されたギャップ形成用突起９により 形成されている。その後仮組された磁気ヘッドコアはケースに納められ樹脂にて モールドを行うが、ギャップ３部分が狭くモールド樹脂がギャップを完全に覆い きれずギャップ内に気泡となって残り、最終製品とするため図２に２点鎖線で示 す研磨仕上げ面８部分まで研磨された際、空隙等の発生により品質を低下させる と云う問題があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題はこれらの問題点を解消し、磁気ヘッドの組立における樹脂モー ルド作業時の樹脂の流れを容易にした構造の磁気ヘッドコアを供給することによ り、安定した品質の磁気ヘッドが供給できる様にすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は前述の課題を解決するため、従来の磁気ヘッドの製造方法では樹脂モ ールドにおいて使用される磁気ヘッドコアのギャップ形成部分に空気がとじ込め られることにより樹脂モールドが不均一となり、図２に２点鎖線で示す研磨仕上 げ面８部分迄研磨された際ギャップ部内に気泡等による空隙が生じ不良となるた め、モールド時に磁気ヘッドコアのギャップ部近傍の空気を抜けやすくする為磁 気ヘッドコアのギャップ形成用突起の中間に空気抜き用凹部を設けた構造の磁気 ヘッドコアを供する。即ち本考案は、磁気ヘッドコアのセンターコアやサイドコ ア等を組み合せ、更にコイル用巻線を施して成る磁気ヘッドに使用する磁気ヘッ ドコアにおいて、センターコア又はサイドコア等の磁気ヘッドコアの端部に設け たギャップ形成用突起のコアの幅方向の中間にギャップ幅より浅い凹部を設けた 構造を特徴とする磁気ヘッドコアである。
【０００５】
【作用】
ギャップ形成用突起部に空気抜き用の凹部を設ける事により、樹脂モールド時 に磁気ヘッドの主要部である摺動面近傍の樹脂の流動性を高め空隙をなくして、 磁気ヘッドの摺動面等の研磨仕上げ後の品質を高める。
【０００６】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら詳細を説明する。図１は 本考案の磁気ヘッドコアのサイドコアを用いて組立てた磁気ヘッドの組み立て状 態を示す。磁気ヘッドコアは例えば原料である酸化鉄（Ｆｅ2Ｏ3）、酸化マンガ ン（ＭｎＯ）、酸化亜鉛（ＺｎＯ）を一定の配合比で混合、造粒されたフェライ ト粉末をプレス成形、焼結して作成する。図１に示すサイドコア２の先端部の凹 部４はプレス成形時又は焼結後樹脂加工により加工される。図１に於て、巻線５ を巻回したボビン６をセンターコア１に差し込み、上記サイドコア２を組み合わ せた後、ケースに挿入し樹脂モールドを行うが、サイドコアのギャップ３部先端 にはコア幅７の約１／３の幅とギャップ幅と同じ程度の深さの空気抜き用の凹部 ４を設けたものを使用した。樹脂モールドした磁気ヘッド組立品のギャップ３部 内の空気が樹脂に押し出され、モールド硬化後に図１中の２点鎖線まで研磨した 所ギャップ３内の空隙は発生せず品質の安定した磁気ヘッドが得られた。
【０００７】 本実施例では磁気ヘッドとしてサイドコアの摺動面側で説明したがセンターコ アであっても、又摺動面でない部分に形成されるギャップにおいて本考案の効果 は変らない。
【０００８】
【考案の効果】
以上説明したように磁気ヘッドのギャップ近傍のモールド後の品質が安定した 磁気ヘッドが得られる磁気ヘッドコアが供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例の磁気ヘッドコアのサイドコア
を用いて組立てた磁気ヘッドの中間組み立て状態を示
し、図１（ａ）は上面図、図１（ｂ）は側面図。
【図２】従来の磁気ヘッドコアを用いて組立てた磁気ヘ
ッドの中間組み立て状態を示し、図２（ａ）は上面図、
図２（ｂ）は側面図。
【符号の説明】
１ センターコア ２ サイドコア ３ ギャップ ４ 凹部 ５ 巻線 ６ ボビン ７ コア幅 ８ 研磨仕上げ面 ９ 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 磁気ヘッドコアのセンターコアやサイド
    コア等を組み合せ、更にコイル用巻線を施して成る磁気
    ヘッドに使用する磁気ヘッドコアにおいて、センターコ
    ア又はサイドコア等の磁気ヘッドコアの端部に設けたギ
    ャップ形成用突起のコアの幅方向の中間にギャップ幅よ
    り浅い凹部を設けた構造を特徴とする磁気ヘッドコア。
JP7689291U 1991-08-28 1991-08-28 磁気ヘツドコア Pending JPH0521306U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59183752A (ja) * 1983-03-28 1984-10-18 ジヨンソン・アンド・ジヨンソン・プロダクツ・インコ−ポレイテツド ユニツト状粘着バンデージおよびその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59183752A (ja) * 1983-03-28 1984-10-18 ジヨンソン・アンド・ジヨンソン・プロダクツ・インコ−ポレイテツド ユニツト状粘着バンデージおよびその製造方法

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