JPH05211901A

JPH05211901A - 携帯用靴

Info

Publication number: JPH05211901A
Application number: JP4313397A
Authority: JP
Inventors: Kang-Rae Lee; 康來李
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1991-12-31
Filing date: 1992-11-24
Publication date: 1993-08-24
Also published as: KR930011921A; DE4244293A1; KR950000055B1

Abstract

(57)【要約】【構成】本発明による携帯用靴は靴底（１）を二等分
又はそれ以上に等分してこれを蝶番手段で連結すると共
に、靴底（１）と甲被（４）の両縁接部に沿って着脱手
段を具備したものである。【効果】靴底（１）は折半又はそれ以上に折り畳みが
可能であり、また、足に覆い被せる甲被（４）を靴底
（１）に着脱可能とすることにより、この靴を旅行や登
校などの際に簡便に携帯して必要なときに着用できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は携帯用靴に関するもの
で、詳細には、靴底を折半又はそれ以上に折り畳むこと
が可能であると同時に、甲被を足を覆い被せることがで
きるように靴底に対して着脱可能となし、旅行や登校な
どの際に携帯が簡便にした靴に関するものである。

【０００２】

【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に、
バスや列車等に乗って長時間旅行する際に、運動靴、そ
の他の靴を継続して着用すると、足が浮腫むだけでな
く、足から強い悪臭を放つなどの不快感があり、疲労感
が倍加する。

【０００３】また、室内靴を携帯して登校しなければな
らない学生の場合は、室内靴が長すぎて、これを収納す
る靴袋を鞄に入れることができず、別途手で持って登校
しなければならない。

【０００４】このような現実を勘案すると、携帯に簡便
な靴の提案が待たれる。

【０００５】したがって、本発明の目的は、上記の種々
の問題点を考慮して、長さを可能な限り最小限に縮めら
れて携帯に負担がない靴を提供するところにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段と作用】請求項１の携帯用
靴は、靴底（１）を二等分又はそれ以上に等分して、こ
れを蝶番手段（３）で連結するとともに、靴底（１）と
甲被（４）の両縁接部に沿って着脱手段を具備したもの
である。

【０００７】この靴は、甲被（４）を取外すとともに、
蝶番手段（３）を介して靴底（１）を二つまたはそれ以
上に折り畳み、これにより寸法を小さくして容易に持ち
運ぶことができる。

【０００８】請求項２の靴においては、靴底（１）に着
用ベルト（２）を設けている。この場合には、甲被
（４）を取外して、靴底（１）のみを着用することもで
きる。

【０００９】請求項３の携帯用靴においては、前記の着
脱手段がスライド式チャック（５）である。

【００１０】請求項４の携帯用靴においては、前記蝶番
手段（３）の一側端は、他側端と結合される搖れ防止板
（３１）がヒンジ結合されている。

【００１１】

【実施例】以下に、本発明を添付図面により詳細に説明
する。

【００１２】図１は本発明による携帯用靴の一実施例に
係る靴底（１）を示す斜視図である。靴底（１）に取付
けた着用ベルト（２）は、靴底（１）と一体に裁断した
ものでもよく、別個に製作したものを靴底（１）の所定
部位に縫着してもよい。靴底（１）は折半又はそれ以上
に折り畳まれるように、二等分又はそれ以上に等分し
て、これを蝶番（３）で連結している。この場合、靴の
着用時に、蝶番（３）が足の裏を損傷しないように、蝶
番（３）が靴底（１）より突出しないようにしている。
また、蝶番（３）の一側端には、他側端と連結されて靴
の着用時に蝶番（３）の搖れを防ぐための搖れ防止板
（３１）がヒンジ結合されている。（３１ａ）と（３１
ｂ）は、一対のファスナである。

【００１３】図２と図３とは、前記の携帯用靴が拡げら
れた状態と折り畳まれた状態とをそれぞれ示している。

【００１４】図４に示すように、靴底（１）と甲被
（４）の両縁接部に沿って、スライド式チャック（５）
が設けられて、甲被（４）を靴底（１）に対し着脱自在
にしている。これは、冬期に、足に甲被（４）を覆い被
せるようにしたものである。ここで、靴底（１）と甲被
（４）との間の着脱手段は、単に、スライド式チャック
（５）に限られるものではなく、両者間の着脱が可能で
あれば、どのようなものでも適用が可能である。

【００１５】

【発明の効果】本発明（請求項１）は、靴底を折半又は
それ以上に折り畳むことが可能であると同時に、足に覆
い被せることができる甲被を靴底に着脱できるようにし
たことにより、旅行や登校の際に簡便に携帯して、必要
なときに着用できるなどの長所がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による携帯用靴の一実施例に係わる靴底
を示す斜視図。

【図２】図１の靴底が広げられた状態を示す側面図。

【図３】図１の靴底が折り畳まれた状態を示す側面図。

【図４】図１の靴底と甲被とを示す分解斜視図。

【符号の説明】

１……靴底２……着用ベルト３……蝶番４……甲被５……スライド式チャック３１……搖れ防止板

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】靴底（１）を二等分又はそれ以上に等分
して、これを蝶番手段（３）で連結するとともに、靴底
（１）と甲被（４）の両縁接部に沿って着脱手段を具備
したことを特徴とする携帯用靴。
【請求項２】請求項１に記載の靴において、靴底
（１）に着用ベルト（２）を設けたことを特徴とする携
帯用靴。
【請求項３】請求項１に記載の靴において、前記の着
脱手段がスライド式チャック（５）であることを特徴と
する携帯用靴。
【請求項４】請求項１に記載の靴において、前記蝶番
手段（３）の一側端は、他側端と結合される搖れ防止板
（３１）がヒンジ結合されていることを特徴とする携帯
用靴。