JPH05211560A - データ障害検出方式 - Google Patents

データ障害検出方式

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JPH05211560A
JPH05211560A JP4031052A JP3105292A JPH05211560A JP H05211560 A JPH05211560 A JP H05211560A JP 4031052 A JP4031052 A JP 4031052A JP 3105292 A JP3105292 A JP 3105292A JP H05211560 A JPH05211560 A JP H05211560A
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正樹 吉良
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利恵 近江
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久人 川野
Kenichi Okabe
健一 岡部
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茂 関根
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位装置(1)と下位装置(2)との間を、
下り転送路(DHW)と上り転送路(UHW)とで接続
し、これら下り転送路と上り転送路を通じて、データフ
レーム(3)の転送を行う際、データフレームの障害を
的確に検出し、誤ったデータ処理を未然に防止する。 【構成】 前記各データフレーム(3)は、少なくとも
2ビットの障害監視ビットを有し、その各ビットに異な
る2種の値「H」と「L]からなる交番値が登録されて
いる。下位装置は、前記障害監視ビットの各ビットの交
番値が同一の値「HH」「LL」となったことを「交番
崩れ=障害発生」として検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換システム等に
おける情報転送処理装置において、上位装置と下位装置
との間の転送時におけるデータ障害の発生を的確に検出
できる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の情報伝送処理装置の一例を図2
9を用いて説明する。同図において、LCは集線装置、
CNTは制御装置、CCTは加入者回路を示しており、
この加入者回路の下位に各加入者の電話端末が接続され
ている。
【0003】また、制御装置(CNT)と加入者回路
(CCT)との間は、転送速度2M(メガ)/bpsの
高速通話路(HW)で構成されており、この高速通話路
は、制御装置(CNT)から加入者回路(CCT)への
下り転送路(DHW)と、逆方向の上り転送路(UH
W)とで構成されている。
【0004】図30は、前記高速通話路(HW)におけ
るデータフレームの構成を示している。当該データフレ
ーム3は、256bitで1フレームが構成されてお
り、その最終ビットは障害監視ビット4となっている。
【0005】前記障害監視ビット4として、奇数フレー
ムには”H”が、偶数フレームには”L”がそれぞれ登
録されている。そして、このフレーム毎の障害監視ビッ
ト4の繰返しを検知することで下位の装置の障害・未搭
載(装置抜け)あるいは転送路の障害の有無を判断して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、データのハイスタック(全てのビットに”H”
が書き込まれてしまう障害)、あるいはロースタック
(全ビットに”L”が書き込まれてしまう障害)が生じ
た場合に、該当フレームの障害監視ビット4のみからで
は障害検出ができない場合があった。
【0007】すなわち、奇数フレームでハイスタック障
害が起きた場合、この奇数フレームの障害監視ビット4
は当初より”H”であるため、奇数フレームの障害監視
ビットの値に変化はなく、この奇数フレームではハイス
タック障害を検出できずにデータ処理が行われてしま
う。そして、次の偶数フレームの障害監視ビット4が”
H”となっていることではじめて障害が検出される。
したがって、前記従来技術では1フレーム分の障害デー
タが正常データとして処理されてしまう危険があった。
【0008】なお、従来技術として、特開昭61−14
0246号、特開昭63−167537号、特開昭64
−70853号、特開平1−206743号が知られて
いる。
【0009】特開昭61−140246号は、上位装置
から受信したフレームのフレームチェックシーケンスエ
ラーが規定回数連続して発生したらそのフレームを破棄
するのではなく、上位装置からの情報フレームの通信を
禁止するものである。すなわち、連続的なエラーの検知
を条件として通信を停止するだけであるから、上位装置
からみた下位装置の障害を監視することはできず、単に
ノイズによる下位伝送回路の誤動作防止を図るにすぎな
い。、特開昭63−167537号は、マルチフレーム
において、各フレーム毎に1ビットのアラーム情報伝送
用ビットと、1ビットのフレーム誤り検出用ビットを有
するが、各ビットの登録内容は相互に無関係で、フレー
ム毎にフレーム誤り検出用ビットに「1」「0」を繰返
し登録するものである。すなわち、先に述べた図30の
場合に近似しており、同様の問題を有する。
【0010】特開昭64−70853号は、障害が発生
したときに障害発生を示すフレームを作成するのみで、
単に伝送路で相手側装置に障害を知らせるにとどまる。
特開平1−206743号は、マルチフレーム構成のデ
ータフレームの送信にあたり、障害発生時に障害の発生
した中継局のアドレスに対応するサービスビットにアラ
ーム検出信号を登録するものである。
【0011】本発明は以上に鑑みなされたもので、その
目的は、データフレームの障害を的確に検出し、誤った
データ処理を未然に防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示した
原理図のように、上位装置に対し、1以上の下位装置を
直列に備え、上位装置(1)と下位装置(2)との間
を、下り転送路(DHW)と上り転送路(UHW)とで
接続し、これら下り転送路と上り転送路を通じて、デー
タフレーム(3)の転送を行う際に、以下のような手段
を採用した。
【0013】前記各データフレーム(3)は、少なくと
も2ビットの障害監視ビットを有し、この障害監視ビッ
トの各ビットに異なる2種の値からなる交番値が登録さ
れている。
【0014】例えば、障害監視ビットが2ビットの場
合、「H」と「L]、あるいは「1」と「0」、障害監
視ビットが3ビットの場合、「H」、「L]、「H」あ
るいは「1」、「0」、「1」が登録される。交番値が
登録されるという意味は、複数の障害監視ビットの夫々
に、2種の異なる値が振り分けられて登録されることを
意味する。2種の異なる値、例えば「H]と「L」は、
HLHLというように交互に登録されてよいし、LLH
H、LLLHというように振り分けられていてもよい。
要は、1つのデータフレーム中に複数の障害監視ビット
があり、その障害監視ビットに2種の値が登録されてい
ればよいのである。
【0015】なお、障害監視ビットはかならずしも連続
したビットである必要はなく、1フレームデータ中のい
くつかの特定ビットに振り分けられていてもよい。
【0016】
【作用】以上のような障害監視ビットを有することによ
り、データフレーム毎にその障害の有無を検出できる。
【0017】下位装置は、前記障害監視ビットの各ビッ
トの交番値が同一の値となったことを「交番崩れ=障害
発生」として検知する障害検知部を有している。交番崩
れとは、「LH]が「LL]あるいは「HH」となった
場合、「LLLH」が「LLLL」あるいは「HHH
H]となった場合等である。すなわち、障害監視ビット
の各ビットの登録内容が全て同一値となったことであ
る。
【0018】このような交番崩れは、前記データフレー
ムが下り転送路(DHW)を通じて上位装置から下位装
置(2)に転送される途中などで生ずるが、このような
障害の原因としては、電源断、装置の一部未装着、入力
障害、出力障害、あるいは装置を構成する素子の障害、
断線、ショート等などがある。
【0019】本発明では、データフレーム(3)の前記
障害監視ビット(4)の交番が崩れ、前記障害検知部が
この交番崩れを検知したとき、前記下位装置(2)が上
り転送路を通じて障害発生通知信号を上位装置へ送信す
る。
【0020】上位装置に送信すべき障害発生通知信号と
しては以下のような形態が考えられる。 「交番崩れ」の生じたデータフレームをそのまま障
害発生通知信号として上位装置に転送する。
【0021】交番崩れの生じたデータフレームの障害監
視ビットは「HH」あるいは「LL」など、交番状態が
崩れた値となっている。従って、このような状態のデー
タフレームを上位装置へ送れば、上位装置では交番崩れ
を検出することで、下位装置に障害が発生したことを知
ることができる。
【0022】 前記のように、交番崩れの生じたデ
ータフレームをそのまま転送するのではなく、「交番崩
れ」の生じたデータフレームの検出時に、上り転送路を
通じて上位装置に転送されようとしている別のデータフ
レームの障害監視ビット(4)の各ビットを、それぞれ
同じ値に書き換えて、あるいは、当初登録されていた値
と異なる値に書き換えて上位装置(1)に転送するよう
にしてもよい。
【0023】 「交番崩れ」の生じたデータフレーム
の検出時に、「交番崩れ」の生じたデータフレームの障
害監視ビット(4)の各ビットを、当初の交番とは順序
を変えた交番値を書き込み、上位装置(1)に転送する
ようにしてもよい。
【0024】このようにすると、上位装置ではLHの順
をLのアドレスとHのアドレスを比較してその順序を検
出することができる。また、下位装置へ送信されるデー
タフレームの障害監視ビットと下位装置から送信されて
きたデータフレームの障害監視ビットを突き合わせて比
較することで、元のデータフレームの障害監視ビットの
「LH」の順序と、監視対象であるデータフレームの障
害監視ビットの「LH」の順序の異同を検出できる。両
者の順序が同一であれば正常、異なれば障害ありと判断
できる。
【0025】 「交番崩れ」の生じたデータフレーム
に、あるいは、上り転送路を通じて上位装置に転送され
ようとしている別のデータフレームに、下位装置に設け
たエディタで、前記障害発生通知信号として、少なくと
も2ビットからなる新たな障害監視ビットを書き込むよ
うにしてもよい。
【0026】この手段によれば、既に存在する障害監視
ビットに加え、新たな障害監視ビットが加わるので、そ
の新障害監視ビットを手がかりに障害の発生した下位装
置を上位装置側で特定できる。この特定には、新障害監
視ビットの書き込みアドレスを下位装置毎に予め定めて
おく方法や、新障害ビットに下位装置のID番号など識
別符号を書き込む方法がある。
【0027】さらに、前記新障害監視ビットは、データ
フレームにおいて予め定められた特定のアドレスに書き
込むようにすると、上位装置側で新障害監視ビットの読
み出しが容易に行え、そのアドレスに障害監視ビットが
存在するだけで障害が発生したものであることを検出す
ることが可能となる。
【0028】従って、このような新障害監視ビットに、
交番状態の値を書き込んでも障害検出には差し支えはな
い。例えば、「HL」「LH」「LLH」「HHL」な
どである。
【0029】但し、前記エディタで書き込まれる新障害
監視ビットのそれぞれに、同一の値を書き込むようにす
るとさらによい。すなわち、交番崩れ状態の値「HH」
「LL」「HHH」「LLL」などである。このように
すれば、上位装置の障害発生監視部と、下位装置の障害
検知部とを同様な装置で構成できる。
【0030】以上において上位装置は、下位装置でデー
タ障害が生じたことを検出できるが、ここで、前記下位
装置は、単に障害発生信号を上位装置へ送信するだけで
はなく、障害検知部が「交番崩れ」を検出したとき、そ
れ以降のデータ処理を停止するようにしてもよい。
【0031】「データ処理の停止」とは、その下位装置
でのデータ処理の停止にとどまらず、その下位装置のさ
らに下位にある下位装置へのデータの転送を停止するこ
とを含む概念である。
【0032】本発明では、上位装置に対し、1以上の下
位装置を直列に備えている。従って、前記下位装置とし
て、上位装置(1)の下位に位置する中位装置(5)
と、その中位装置の下位に位置する下位装置(2)とを
備えている場合が考えられる。
【0033】このような場合、下り転送路(DHW)を
通じて中位装置(5)に転送されたデータフレーム
(3)の前記障害監視ビット(4)の交番が崩れた際
に、前記中位装置(5)は上り転送路(UHW)を経て
当該中位装置(5)のエディタで挿入される新たな障害
監視ビット(4)に同じ値を登録し、それ以降のデータ
処理を行うことなく前記データフレーム(3)を上り転
送路(UHW)を通じて上位装置(1)に転送する。
【0034】また、下り転送路(DHW)を通じて下位
装置(2)に転送されたデータフレーム(3)の前記障
害監視ビット(4)の交番が崩れた際に、前記下位装置
(2)は上り転送路(UHW)を経て当該下位装置
(2)のエディタで挿入される新たな障害監視ビット
(4)に同じ値を登録し、それ以降のデータ処理を行う
ことなく前記データフレーム(3)を上り転送路(UH
W)を通じて中位装置(5)に転送し、中位装置(5)
では前記データフレーム(3)に新たに追加される障害
監視ビット(4)に交番値を登録し、上位装置(1)に
転送することが考えられる。
【0035】本発明では、上位装置、下位装置にそれぞ
れ、データ障害検出装置が備えられる。まず、上位装置
に設けられるデータ障害検出装置としては、データ編集
部と、障害監視部とを有する。データ編集部は、下位装
置に転送すべき前記各データフレーム(3)に、少なく
とも2ビットの障害監視ビットを書き込み、この障害監
視ビットの各ビットに異なる2種の値からなる交番値を
登録する。障害監視部は下位装置から転送されて来るデ
ータフレームの障害監視ビットに登録されている値を読
み出し、各ビットの値から障害の発生を検出する。
【0036】この上位装置においてさらに、下位装置に
転送したデータフレームの障害監視ビットの登録内容を
保持する障害監視ビット保持部を備えるようにしてもよ
い。この場合、前記障害監視部は、下位装置から転送さ
れてきたデータフレームの障害監視ビットの登録内容と
前記障害監視ビット保持部に保持されていた障害監視ビ
ットの登録内容とを比較する障害監視ビット比較部を有
し、下位装置から転送されてきたデータフレームの障害
監視ビットの登録内容が、前記障害監視ビット保持部に
保持されていた障害監視ビットの登録内容と異なると
き、下位装置に障害が発生したものと判定するようにし
てもよい。この装置の場合、交番崩れの生じたデータフ
レームを下位装置がそのまま上位装置に転送してくる場
合を前提とする。
【0037】下位装置に設けられるデータ障害検出装置
は、障害検知部と、障害通知部とを備える。障害検知部
は、上位装置から送られてくるデータフレームの障害監
視ビットの各ビットに登録された交番値が同一の値とな
ったことを「交番崩れ=障害発生」として検知する。障
害通知部は、この障害検知部が前記「交番崩れ」を検出
した時、上り転送路を通じて障害発生通知信号を上位装
置へ送信する。
【0038】さらに、この障害検知部が前記「交番崩
れ」を検出した時、それ以後のデータ処理を中止する中
止指令部を備えることも可能である。この中止指令部と
しては、下位装置へのデータ転送を中止するデータ転送
中止指令部を含むことも可能である。
【0039】障害通知部として以下の態様がある。前
記障害通知部が、前記障害発生通知信号として、「交番
崩れ」の生じたデータフレームをそのまま上位装置へ送
信する場合。
【0040】障害通知部が、「交番崩れ」の生じたデ
ータフレームに、あるいは、上り転送路を通じて上位装
置に転送されようとしている別のデータフレームに前記
障害発生通知信号として、少なくとも2ビットからなる
新たな障害監視ビットを書き込むエディタを備えた場合
である。
【0041】このの場合、(a)前記新障害監視ビッ
トが、データフレームにおいて予め定められた特定のア
ドレスに書き込まれる場合、(b)新障害監視ビットの
それぞれに、同一の値が書き込まれる場合、(c)新障
害監視ビットのそれぞれに、2種の異なる交番値が書き
込まれる場合、(d)新障害監視ビットのそれぞれに、
前記別のデータフレームの障害監視ビットに予め登録さ
れていた値と異なる値が書き込まれる場合、がある。
【0042】さらに、本発明では、以上の構成に加え、
以下の構成を加えることもできる。前記下位装置に設け
たエディタに、上位装置に送信されるデータフレーム中
のデータブロック毎に、少なくとも2ビットの障害監視
ビットを形成する機能を付加する。
【0043】そして、下り転送路を下ってくるデータフ
レームの障害監視ビットが正常な交番値であるとき、上
り転送路を上位装置へと送られるデータフレームの各デ
ータブロック毎に少なくとも2ビットの障害監視ビット
を形成して各ビットに2種の異なる交番値を書き込む。
【0044】また、下り転送路を下ってくるデータフレ
ームの障害監視ビットが交番崩れを起こしているとき、
上り転送路を上位装置へと送られる、前記障害の生じた
データフレームの各データブロック毎に少なくとも2ビ
ットの障害監視ビットを形成してその各ビットに同一の
値を書き込む。
【0045】このようにすることで、データフレーム内
のデータの補償を行うことが可能である。すなわち、上
位装置に送られるデータフレーム内のデータブロック毎
に書き込まれた障害監視ビットの交番が崩れていたら、
そのブロック内のデータは「不確定」であるとして上位
装置ではこれを使用しない。また、障害監視ビットの交
番が崩れていないなら、そのブロック内のデータは「確
定」であるとして上位装置でこれを使用する。
【0046】ここでは、障害監視ビットが、データの内
容補償をデータブロック毎に行うので、障害監視ビット
=データ補償ビットということができる。さらに、上位
装置に対する第1の下位装置として、中位装置があり、
さらにこの中位装置より下位に位置する第2の下位装置
が存在する場合で、かつ、前記中位装置において、下り
転送路を下ってくるデータフレームの障害監視ビットが
交番崩れを起こしている障害検知部が検知したとき、各
データブロック毎の障害監視ビットは以下のように書き
込まれる。
【0047】すなわち、中位装置の前記エディタは、前
記第2の下位装置から中位装置を経て上位装置へと送ら
れるデータフレームの各データブロック毎に少なくとも
2ビットの障害監視ビットを形成してその各ビットに同
一の値を書き込む。
【0048】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を説明する。
【0049】
【実施例1】本実施例において、装置構成は図2に示す
通りであり、集線装置(LC)に接続された上位装置1
としての第1制御装置(CNT1)と、第1の下位装置
である中位装置5としての第2制御装置(CNT2)
と、第2の下位装置2としての加入者回路(CCT)と
で構成されている。第2制御装置(CNT2)と加入者
回路(CCT)は、上位装置から見ればいずれも下位装
置である。
【0050】そして、これらの各装置間は高速通話路で
ある下り転送路(DHW)と上り転送路(UHW)とで
相互に直列接続されている。前記第2制御装置(CNT
2)に対しては8系統の加入者回路(CCT1〜8)が
接続されており、加入者回路同士は並列に接続されてい
る。
【0051】また、第1制御装置(CNT1)、第2制
御装置(CNT2)、加入者回路(CCT)にはそれぞ
れ障害検出装置11,12,13が設けられている。な
お、本実施例では説明の便宜上、第2制御装置(CNT
2)と加入者回路(CCT)とは1対1の関係のものと
して説明する。
【0052】前記第1制御装置は、集線装置を通じて得
られたデータ群を編集してデータフレーム3を生成し下
位装置へ送るデータ編集装置を有している。図3,4
に、データフレーム3のビット構成の一例を示す。
【0053】図3(a)のデータフレームは、マルチフ
レーム構成であり、8つの第2制御装置(CNT2)に
対応して、第1制御ビット(C1)とデータビット
(D)の組を時系列に有するとともに、8つの第2制御
装置(CNT2)に共通な制御情報である第2制御ビッ
ト(C2)とを有し、全ビット数は256ビットであ
る。そして、ここで、第1制御ビット(C1)とデータ
ビット(D)の1組、及び、第2制御ビットをそれぞれ
データブロックというとき、各データブロックに1ビッ
トづつ、障害監視ビット4が設けられている。よって、
障害監視ビット4は1つのデータフレーム中に合計9つ
あることとなる。そして、第1制御ビットのデータブロ
ックの障害監視ビット4にはそれぞれ「L]が登録さ
れ、第2制御ビットのデータブロックの障害監視ビット
4には「H]が登録され、その結果、障害監視ビット4
の登録内容は、「LLLLLLLLH」となっている。
すなわち、同一データフレーム中において第1制御ビッ
ト(C1)と第2制御ビット(C2)とで交番(”
L””H”)となっている。
【0054】図4(a)のデータフレームは、図3
(a)のものと、データ構造は同一であるが障害監視ビ
ット4が異なる。すなわち、各データブロックに2ビッ
トづつ、障害監視ビット4が設けられている。よって、
障害監視ビット4は1つのデータフレーム中に合計18
あることとなる。そして、第1制御ビットのデータブロ
ックの障害監視ビット4、及び、第2制御ビットのデー
タブロックの障害監視ビット4に、それぞれ「LH]が
登録されている。その結果、各データブロック毎に障害
監視ビット4の登録内容が、「LH」の交番構造となっ
ている。
【0055】なお、このようなデータフレーム3は下り
転送路(DHW)または上り転送路(UHW)において
2M(メガ)/bpsの速度で転送される。そして、前
記第1制御装置(CNT1)は、マルチプレクサを有
し、このマルチプレクサによりデータフレーム中の第1
制御ビット(C1)とデータビット(D)の組を時分割
し、各第1制御ビット(C1)とデータビット(D)の
組毎に、第2制御ビットを付加して図3(b)、図4
(b)のようなデータフレームを8つの第2制御装置
(CNT2)に対応して8組生成し、各第2制御装置
(CNT2)に送信する。
【0056】各第2制御装置(CNT2)から上位装置
へ送られるデータフレームは、再度マルチフレームに構
成され、上り転送路を通じて上位装置へと送信される。
次に、第1制御装置(CNT1)の障害検出装置11
は、図5あるいは図6に示したような構造を有する。
【0057】図5に示した障害検出装置は、上り転送路
を通じて下位装置から送られてくるデータフレームを採
取するデータドロッパ14と、このデータドロッパ14
で取得したデータフレームの障害監視ビット4を読んで
交番崩れ(LLか、HH)が生じているかいないかを検
出する検出器15と、検出器が交番崩れを検出したと
き、データ異常の発生を警告する警報器16とを有して
いる。
【0058】また、第2制御装置(CNT2)の障害検
出装置12は、図7のように、上位装置から送られてく
るデータフレームを採取するデータドロッパ21と、障
害監視ビット4の各ビットに登録された交番値が同一の
値となったことを「交番崩れ=障害発生」として検知す
る障害検知部22と、この障害検知部22が前記「交番
崩れ」を検出した時、上り転送路を通じて障害発生通知
信号を上位装置へ送信する障害通知部23を有してい
る。
【0059】また、障害検知部22に接続されて、この
障害検知部22が前記「交番崩れ」を検出した時、それ
以後のデータ処理を中止する中止指令部24が設けられ
ている。
【0060】そして、上り転送路と、下り転送路にそれ
ぞれセレクタ25,26が介挿され中止指令からの中止
指令に応じ、セレクタ25で下位装置へのデータ転送路
を遮断するとともに、下り転送路のセレクタ25と上り
転送路のセレクタ26間を接続し、障害の発生したデー
タフレームを上り転送路へと送るようになっている。
【0061】さらに上り転送路に障害通知部としてのビ
ットインサータ23が設けられ、このビットインサータ
23は、「交番崩れ」の生じたデータフレームに、ある
いは、上り転送路を通じて上位装置に転送されようとし
ている別のデータフレームに前記障害発生通知信号とし
て、少なくとも2ビットからなる新たな障害監視ビット
4を書き込むエディタを備えている。このとき、障害監
視ビット4には「LL」あるいは「HH」等の交番崩れ
状態の値を書き込む。、なお、このエディタを使用し
て、新たな障害監視ビット4を書き込んでもよいが、前
記障害発生通知信号として、「交番崩れ」の生じたデー
タフレームをそのまま上位装置へ送信するようにするこ
とも可能である。
【0062】最後に、加入者回路(CCT)の障害検出
装置13は、上位装置から送られてくるデータフレーム
を加入者回路主部31と障害検知部32に送るデータ分
配器33と、データ分配器33から送られてきたデータ
フレームの障害監視ビット4の各ビットに登録された交
番値が同一の値となったことを「交番崩れ=障害発生」
として検知する障害検知部32と、この障害検知部32
が前記「交番崩れ」を検出した時、上り転送路を通じて
障害発生通知信号を上位装置へ送信する障害通知部とし
てのデータエディタ34とを有している。
【0063】なお、データ分配器33の代わりにデータ
フレームの障害監視ビット4のみを抽出するデータドロ
ッパを使用することもできる。前記データエディタ34
には、障害検知部32と、データ分配器33の前段の下
り転送路から分岐したバイパス転送路35と、加入者回
路主部31とが接続され、障害検知部32が前記「交番
崩れ」を検出した時、障害検知部32で検出した、「交
番崩れ」の生じたデータフレームをそのまま上位装置へ
送信すること、障害検出以降、バイパス転送路35から
送られてくるデータフレームにデータエディタ34で少
なくとも2ビットからなる新しい障害監視ビット4を書
き込みむこと、あるいは、加入者回路主部31から送ら
れてくるデータフレームに、データエディタ34で少な
くとも2ビットからなる新しい障害監視ビット4を書き
込みむことが可能である。
【0064】このとき、障害監視ビット4には「LL」
あるいは「HH」等の交番崩れ状態の値を書き込む。、
なお、8つの加入者回路から上位装置へ送られるデータ
は、図3、あるいは図4のように編集されて、データフ
レームとして第1制御装置(CNT1)へ送り返され
る。第1制御装置では、データフレームを分解して第1
制御ビット毎のデータ群と、第2制御ビット毎のデータ
群に整理し、それぞれ別々に処理する。
【0065】以上の構成における障害監視を説明する。
図10は、正常にデータ転送が行われている場合の障害
監視ビット4の状態を示す説明図である。
【0066】同図では、説明の簡略のためデータフレー
ム3を縦長に示し、データビットおよびコントロールビ
ット等を省略して図示してある。そして上位装置1、中
位装置5および下位装置2のそれぞれにおける状態で示
している。
【0067】同図に示すように、下り転送路(DHW)
上を上位装置1→中位装置5→下位装置2の順で転送さ
れるデータフレーム3の障害監視ビット4の交番が正常
である場合、この交番(LH)が維持されつつ上り転送
路(UHW)上を下位装置2→中位装置5→上位装置1
の順でデータフレーム3が転送されていく。
【0068】この場合、図9のフローチャートでは、障
害監視ビット4が採取され(ステップ101)、その内
容が交番「LH」かそうでない「LL」「HH」か判断
される(ステップ102)。上記では、交番は崩れてい
ないので通常処理(ステップ103)が遂行される。
【0069】図11から図16までは、中位装置5にお
いて、交番崩れが検出された場合を示している。同図で
は、中位装置5においてロースタック(障害監視ビット
4が全て”L”となる状態)障害を生じている。
【0070】この場合には、中位装置5は、図11のよ
うに、このデータフレーム3中のデータを処理すること
なく、前記障害監視ビット4をロースタック状態にした
まま当該中位装置5を経由する上り転送路を通じてデー
タフレーム3を上位装置1に対して折り返し転送する。
【0071】これを図9のフローチャートで説明する。
中位装置である第2制御装置(CNT2)の障害検出装
置は、上位装置から送られてくるデータフレームをデー
タドロッパ21で採取し(ステップ101)、データフ
レーム中の障害監視ビット4の各ビットに登録された交
番崩れを障害検知部22が検出する(ステップ10
2)。すると、中位装置は障害が発生したフレームより
一つ前のフレームのデータを保持し(ステップ10
4)、さらに中止指令部24が起動してデータ処理を中
止し、さらに、セレクタ25のスイッチを作動させて下
位装置へのデータ転送路を遮断して、下位装置へのデー
タの転送を止める(ステップ105)。さらに、下り転
送路のセレクタ25と上り転送路のセレクタ26間を接
続し、障害の発生したデータフレームを上り転送路へと
送る(ステップ107)。
【0072】なお、ステップ104で、前フレームのデ
ータを保持する理由は、障害が発生したデータフレーム
のデータは不定で信頼できないので、それ以前のデータ
を取得して、処理がどこまで進んでいたかを確認し、次
のステップ105でそれ以降の処理を中止するためであ
る。図5で示した第1制御装置の障害検出装置11で
は、上り転送路を通じて下位装置から送られてくる障害
のあるデータフレームをデータドロッパ14で採取し、
検出器15が、このデータドロッパで取得したデータフ
レームの障害監視ビット4を読んで交番崩れ(LL)を
検出する。そして、警報器16がデータ異常をオペレー
タに知らせる。
【0073】このときの状態を図11が示している。こ
のように、本実施例ではデータフレーム3中に障害監視
ビット4を2ビット備え、この2ビットの状態で当該デ
ータフレーム3自体の障害を検出できる結果、誤ったデ
ータの処理を実行してしまうことをより確実に防止でき
る。
【0074】なお、図12は、障害監視ビット4として
3ビット設けた場合の例で、処理は図11の場合と同一
である。次に、図13、図14で示す場合は、ビットイ
ンサータのエディタで、上り転送路を通じて上位装置に
転送されようとしているデータフレームに新たな障害監
視ビット4を書き込むもので、障害監視ビット4には
「LL」あるいは「HH」を書き込む。なお、「交番崩
れ」の生じたデータフレームに新たな障害監視ビット4
を書き込んでもよい。
【0075】図5で示した第1制御装置の障害検出装置
11では、先と同様にして、データフレームの障害監視
ビット4を検出器が読んで交番崩れ(LLかHH)を検
出する。
【0076】次に、図15,図16の場合を説明する。
これは、「交番崩れ」の生じたデータフレームの検出時
に、「交番崩れ」の生じたデータフレームの障害監視ビ
ット(4)の各ビットを、当初の交番とは順序を変えた
交番値を書き込み、上位装置(1)に転送する場合であ
る。
【0077】上位装置である第1制御装置の障害検出装
置11では障害監視ビット4の交番の順序が下り転送路
を通じて下位装置へ送られる場合と比較して反転してい
るので、データ異常が発生したことを検出できる。
【0078】このような検出は、図5で示した障害検出
装置11の検出器15において、LHの順をLのアドレ
スとHのアドレスを比較してその順序を決定する方法、
図6のように、下位装置へ送信されるデータフレームの
障害監視ビット4と下位装置から送信されてきたデータ
フレームの障害監視ビット4を突き合わせて比較する方
法とが例示できる。
【0079】なお、図6は、障害検出装置11の他の設
計例を示す。これは、下位装置に転送したデータフレー
ムの障害監視ビット4の登録内容を保持する障害監視ビ
ット4保持部としてのデータドロッパ17、下位装置か
ら送られてくるデータフレームを採取するデータドロッ
パ14、各データドロッパで取得した障害監視ビット4
を比較する比較部18を有し、障害監視ビット4の交番
の順序が異なるとき障害発生と判断され警報器16が異
常の発生を警告する。なお、図6の19はIDディテク
タで、障害監視ビット4に登録されている下位装置のI
Dから障害発生箇所を特定する。このIDディタクタ1
9は必ずしも必要はない。
【0080】次に、図17から図22に従って、加入者
回路でデータ障害が生じた場合の例を説明する。図17
は、下位装置である加入者回路において、ロースタック
(障害監視ビット4が全て”L”となる状態)障害を生
じている。
【0081】この場合には、加入者回路はデータフレー
ム3中のデータを処理することなく、前記障害監視ビッ
ト4をロースタック状態にしたまま当該加入者回路の上
り転送路を通じてデータフレーム3を中位装置へと折り
返し転送する。
【0082】これを図9のフローチャートで説明する。
下位装置である加入者回路の障害検出装置は、中位装置
から送られてくるデータフレームをデータ分配器33で
採取し(ステップ101)、データフレーム中の障害監
視ビット4の各ビットに登録された交番崩れを障害検知
部32が検出する(ステップ102)。すると、障害検
知部は前フレームのデータを保持し(ステップ10
3)、さらに、図8には図示していない中止指令部が起
動してデータ処理を中止するが、中位装置の場合と異な
り、この実施例の下位装置にはそれより下位の装置がな
いので、ステップ106により下位装置への転送中止は
行う必要ない。さらに、障害の発生したデータフレーム
を上り転送路へと送る(ステップ107)。
【0083】第1制御装置の障害検出装置では、上記と
同様にして障害を検知する。次に、図18から図22は
データエディタ34で、上り転送路を通じて上位装置に
転送するデータフレームを生成し、そのデータフレーム
に障害監視ビット4を書き込むもので、図18、図19
のように障害監視ビット4に「LL」あるいは「HH」
を書き込む場合、図20のように障害監視ビット4に
「LLL」を書き込む場合、あるいは、図21、図22
のように、当初とは順番の異なる値(LHに対してH
L、LLHに対してHHL)を書き込む場合を例示でき
る。なお、「交番崩れ」の生じたデータフレームに新た
な障害監視ビット4を書き込んでもよい。このようなデ
ータフレームを受けた第1制御装置の障害検出装置で
は、上記図15,図16の場合と同様にして障害を検知
する。
【0084】
【実施例2】この実施例では、実施例1の構成に加え、
以下の構成を加えた場合である。すなわち、中位装置で
ある第2の制御装置のエディタ23と、下位装置である
加入者回路のエディタ(データエディタ)34に、上位
装置に送信されるデータフレーム中のデータブロック毎
に、少なくとも2ビットの障害監視ビット4を形成する
機能を付加してある。
【0085】図23は本実施例における障害監視ビット
4の状態を示す説明図である。本実施例の装置構成は前
記実施例1で説明した図2から図8と同様であるので説
明を省略する。
【0086】図23に示したものは、図24(a)に示
した構造のデータフレームを上位装置から下位装置へと
転送する場合である。ここで、下り転送路(DHW)を
転送されるデータフレーム3の各データブロック毎に1
ビットの障害監視ビット4が設けられ、データブロック
1の障害監視ビット4には「L」が、データブロック2
の障害監視ビット4には「H」がそれぞれ登録され、交
番状態(”L””H”)を形成している。
【0087】そして、装置あるいは転送路の障害の無い
場合には、この交番がそのまま維持されて上位装置1→
中位装置5→下位装置2へとデータ転送が行われる。こ
のとき、上り転送路(UHW)においては、さらに障害
監視ビット4が各データブロック毎に1ビットづつエデ
ィタにより追加され、各データブロック毎に2ビットの
障害監視ビット4が形成される。そして、各データブロ
ックの障害監視ビット4にそれぞれ「H、L」の交番値
が新たに書き込まれる。新たに追加される障害監視ビッ
ト4は、C1あるいはC2の部分に上書きされる。その
後、データフレーム3は下位装置2より中位装置5に転
送される。この時、データフレームの状態は図24
(a)から図24(b)の状態となている。
【0088】なお、図23(b)、図24(b)の場合
は交番値「H、L」を新たに書き込んでいるが、図25
(b)、図26(b)の場合のように、当初から書き込
まれている各データブロックの末尾1ビットの登録内容
はそのまま保持し、その登録内容とは異なる値の障害監
視ビット4を各データブロック毎に1ビット付加するよ
うにしてもよい。
【0089】また、下位装置において、各データブロッ
ク毎の障害監視ビット4の書き込みアドレスは、各デー
タブロックの末尾2ビットに特定される。従って、下位
装置でのデータ異常の有無を確認したい場合は、各デー
タブロックの末尾2ビットを参照すれば、下位装置にお
けるデータ処理が正常か否か判定できる。このように下
位装置2で新たに追加された障害監視ビット4によって
下位装置2における障害の検出が可能となる。
【0090】前記下位装置2からデータフレーム3を受
け取った中位装置5はこのデータフレーム3にさらに2
ビットの障害監視ビット4を追加挿入して上位装置1に
送出する。ここで、中位装置5で新たに挿入される障害
監視ビット4はそのアドレスが特定されているので、上
位装置1においてそのアドレスのビット内容を参照する
ことで、中位装置5の障害検出が可能となる。
【0091】最後に、以上では、上位装置に転送された
データフレームの障害監視ビット4の状態が「H,L」
の交番状態であることから障害の無いことが判定され
る。次に、転送路(DHW,UHW)上において障害が
発生した場合のデータフレーム3の状態を説明する。
【0092】まず、上位装置1から下り転送路(DH
W)を通じて中位装置5に転送されたデータフレーム3
の障害監視ビット4の交番が崩れていた場合(図7で
は”L””L”)、中位装置5では、このデータフレー
ム3のデータを処理することなく、新たに2ビットの障
害監視ビット4をアドレスefに追加して、これらの全
ての障害監視ビット4をハイスタック状態(”H”)と
して上り転送路(UHW)を通じて上位装置1に折り返
し転送する。
【0093】前記データフレーム3を受領した上位装置
1では、これらの障害監視ビット4がハイスタック状態
であることによって、前記下り転送路(DHW)の障害
を検出することができる。また、障害監視ビット4がア
ドレスefに存在しており、efへの障害監視ビット4
は中位装置に限られているので、このアドレスの障害監
視ビット4を参照することで中位装置で障害が発生した
ことを特定できる。
【0094】また、下り転送路(DHW)において、中
位装置5までは異常がなく、下位装置2においてはじめ
て障害監視ビット4の交番崩れ(図8では”H””
H”)が検出された場合、前記下位装置2では当該デー
タフレーム3におけるデータ処理を行うことなく、新た
な障害監視ビット4をアドレスbとgに設ける。そし
て、アドレスcとhに当初から存在する障害監視ビット
4も含めて、各データブロックの障害監視ビット4を交
番の崩れた状態「HH」にし、このデータフレーム3を
上り転送路(UHW)を経由して中位装置5に転送す
る。
【0095】前記下位装置2よりデータフレーム3を受
領した中位装置5は、この中位装置5でアドレスefに
挿入される障害監視ビット4に交番(”H””L”)を
新たに登録した後、このデータフレーム3をさらに上位
装置1に転送する。
【0096】上り転送路(UHW)を通じて前記データ
フレーム3を受領した上位装置1では、このデータフレ
ーム3中の全ての障害監視ビット4を参照して、障害を
検出する。
【0097】すなわち、中位装置5でアドレスefに挿
入された障害監視ビット4が交番を維持しており、アド
レスbc、ghの障害監視ビット4がハイスタックとな
っていれば、下位装置2または下位装置2にいたる下り
転送路(DHW)に障害が発生していることが推定でき
る。
【0098】このように、本実施例によれば、上位装置
1において返送されてきたデータフレーム3の障害監視
ビット4とそのアドレスを参照することによって、障害
の検出とともに、障害の発生箇所、たとえば下り転送路
(DHW)であるか中位装置5であるか下位装置2であ
るかを推定することが可能となり、その後に続く障害処
理を迅速に行うことができる。
【0099】以上のように、本実施例では、上り転送路
を通じて下位装置から上位装置へと転送されるデータフ
レーム中の各データブロック毎に2ビットの障害監視ビ
ット4が存在するので、各データブロック単位でデータ
補償が可能となる。
【0100】上位装置では、データフレームを各データ
ブロック毎に分解し、同種のデータ群をまとめて処理す
るので、データブロック毎にデータ補償をすることは有
用である。
【0101】通常、各データブロック毎に障害監視ビッ
ト4を書き込むことを常時行い、障害が発生したとき、
障害が発生したデータフレーム中のデータブロックの交
番を崩してそのデータを「不確定」とするだけでなく、
その障害が発生した以後、障害発生位置より下位から送
られてくるデータフレームのデータブロックの交番を崩
してそのデータを「不確定」であるとする。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、データフレーム単位で
障害を検出でき、誤ったデータフレームによる誤ったデ
ータ処理の実行を防止できる。さらに、データブロック
毎に2ビット以上の障害監視ビット4を設けた場合は、
データブロック毎にその信頼性を担保できる。また、下
位装置毎にそれぞれ異なるアドレスに障害監視ビット4
を書き込むようにした場合、障害の発生した装置をその
アドレスから特定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 実施例1,2における伝送処理装置の構成を
示す説明図
【図3】 実施例1におけるデータフレームのビット構
成の一例を示す図
【図4】 実施例1におけるデータフレームのビット構
成の他の例を示す図
【図5】 実施例1,2における上位装置の障害検出装
置の一例を示す図
【図6】 実施例1,2における上位装置の障害検出装
置の他の例を示す図
【図7】 実施例1,2における中位装置の障害検出装
置の一例を示す図
【図8】 実施例1,2における下位装置の障害検出装
置の一例を示す図
【図9】 実施例1における障害監視のフローチャート
【図10】 実施例1においてデータ障害を生じていな
い場合の説明図
【図11】 実施例1の中位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図12】 実施例1の中位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図13】 実施例1の中位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図14】 実施例1の中位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図15】 実施例1の中位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図16】 実施例1の中位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図17】 実施例1の下位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図18】 実施例1の下位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図19】 実施例1の下位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図20】 実施例1の下位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図21】 実施例1の下位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図22】 実施例1の下位装置におけるデータ障害時
の説明図
【図23】 実施例2における非障害時の障害監視ビッ
トの状態を示す説明図
【図24】 実施例2における非障害時のデータフレー
ムの変遷を示す図
【図25】 実施例2における非障害時の障害監視ビッ
トの状態を示す説明図
【図26】 実施例2における非障害時のデータフレー
ムの変遷を示す図
【図27】 実施例2の中位装置における障害発生時の
障害監視ビットの状態を示す説明図
【図28】 実施例2の下位装置における障害発生時の
障害監視ビットの状態を示す説明図
【図29】 従来技術における情報伝送処理装置の一例
を示す説明図
【図30】 従来技術におけるデータフレームの構成を
示す説明図
【符号の説明】
1・・・上位装置 2・・・下位装置 3・・・データフレーム 4・・・障害監視ビット 5・・・中位装置 11・・・障害検出装置 12・・・障害検出装置 13・・・障害検出装置 14・・・データドロッパ 15・・・検出器 16・・・警報器 17・・・データドロッパ 18・・・比較部 19・・・IDディタクタ 21・・・データドロッパ 22・・・障害検知部 23・・・障害通知部(ビットインサータ、エディタ) 24・・・中止指令部 25・・・セレクタ 31・・・加入者回路主部 32・・・障害検知部 33・・・データ分配器 34・・・データエディタ 35・・・バイパス転送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 健一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 関根 茂 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置に対し、1以上の下位装置を直
    列に備え、上位装置と下位装置との間を、下り転送路と
    上り転送路とで接続し、これら下り転送路と上り転送路
    を通じて、データフレームの転送を行う情報処理装置に
    おいて、 前記各データフレームは、少なくとも2ビットの障害監
    視ビットを有し、この障害監視ビットの各ビットに異な
    る2種の値からなる交番値が登録され、 さらに、前記障害監視ビットの各ビットの交番値が同一
    の値となったことを「交番崩れ=障害発生」として検知
    する障害検知部を有し、 前記データフレームが下り転送路を通じて上位装置から
    下位装置に転送される途中で、データフレームの前記障
    害監視ビットの交番が崩れ、前記障害検知部がこの交番
    崩れを検知したとき、前記下位装置は上り転送路を通じ
    て障害発生通知信号を上位装置へ送信することを特徴と
    するデータ障害検出方式。
  2. 【請求項2】 前記下位装置は、障害検知部が「交番崩
    れ」を検出したとき、それ以降のデータ処理を停止する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ障害検出方式。
  3. 【請求項3】 前記下位装置は、前記障害発生通知信号
    として、「交番崩れ」の生じたデータフレームをそのま
    ま上位装置に転送することを特徴とする請求項1記載の
    データ障害検出方式。
  4. 【請求項4】 前記下位装置は、前記障害発生通知信号
    として、「交番崩れ」の生じたデータフレームの検出時
    に、上り転送路を通じて上位装置に転送されようとして
    いる別のデータフレームの障害監視ビットの各ビット
    を、別のデータフレームの障害監視ビットに予め登録さ
    れていた値と異なる値に書き換えて、上位装置に転送す
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ障害検出方
    式。
  5. 【請求項5】 前記下位装置は、前記障害発生通知信号
    として、「交番崩れ」の生じたデータフレームの検出時
    に、上り転送路を通じて上位装置に転送されようとして
    いる別のデータフレームの障害監視ビットの各ビット
    を、それぞれ同じ値に書き換えて、上位装置に転送する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ障害検出方式。
  6. 【請求項6】 前記下位装置は、「交番崩れ」の生じた
    データフレームに、あるいは、上り転送路を通じて上位
    装置に転送されようとしている別のデータフレームに、
    前記障害発生通知信号として、少なくとも2ビットから
    なる新たな障害監視ビットを書き込むことを特徴とする
    請求項1記載のデータ障害検出方式。
  7. 【請求項7】 前記新障害監視ビットのそれぞれには、
    別のデータフレームの障害監視ビットに予め登録されて
    いた値と異なる値が書き込まれることを特徴とする請求
    項6記載のデータ障害検出方式。
  8. 【請求項8】 前記新障害監視ビットのそれぞれには、
    同一の値が書き込まれることを特徴とする請求項6記載
    のデータ障害検出方式。
  9. 【請求項9】 前記下位装置として、上位装置の下位に
    位置する中位装置(5)と、その中位装置の下位に位置
    する下位装置とを備え、 下り転送路を通じて中位装置に転送されたデータフレー
    ムの前記障害監視ビットの交番が崩れた際に、前記中位
    装置は上り転送路を経て当該中位装置のエディタで挿入
    される新たな障害監視ビットに同じ値を登録し、それ以
    降のデータ処理を行うことなく前記データフレームを上
    り転送路を通じて上位装置に転送し、 下り転送路を通じて下位装置に転送されたデータフレー
    ムの前記障害監視ビットの交番が崩れた際に、前記下位
    装置は上り転送路を経て当該下位装置のエディタで挿入
    される新たな障害監視ビットに同じ値を登録し、それ以
    降のデータ処理を行うことなく前記データフレームを上
    り転送路を通じて中位装置に転送し、中位装置では前記
    データフレームに新たに追加される障害監視ビットに交
    番を登録し、上位装置に転送することを特徴とする請求
    項6記載のデータ障害検出方式。
  10. 【請求項10】 下位装置に設けたエディタは、上位装
    置に送信されるデータフレーム中のデータブロック毎
    に、少なくとも2ビットの障害監視ビットを形成する機
    能を有し、 下り転送路を下ってくるデータフレームの障害監視ビッ
    トが正常な交番値であるとき、上り転送路を上位装置へ
    と送られるデータフレームの各データブロック毎に少な
    くとも2ビットの障害監視ビットを形成して各ビットに
    2種の異なる交番値を書き込み、 下り転送路を下ってくるデータフレームの障害監視ビッ
    トが交番崩れを起こしているとき、上り転送路を上位装
    置へと送られる、前記障害の生じたデータフレームの各
    データブロック毎に少なくとも2ビットの障害監視ビッ
    トを形成してその各ビットに同一の値を書き込むことを
    特徴とする請求項6記載のデータ障害検出方式。
  11. 【請求項11】 前記下位装置として、第1の下位装
    置としての中位装置、この中位装置より下位に位置する
    第2の下位装置とが存在し、前記中位装置において、下
    り転送路を下ってくるデータフレームの障害監視ビット
    が交番崩れを起こしていることを検知したとき、 中位装置の前記エディタは、前記第2の下位装置から中
    位装置を経て上位装置へと送られるデータフレームの各
    データブロック毎に少なくとも2ビットの障害監視ビッ
    トを形成してその各ビットに同一の値を書き込むことを
    特徴とする請求項10記載のデータ障害検出方式。
  12. 【請求項12】 上位装置に対し、1以上の下位装置を
    直列に備え、上位装置と下位装置との間を、下り転送路
    と上り転送路とで接続し、これら下り転送路と上り転送
    路を通じて、データフレームの転送を行う情報処理装置
    の上位装置に設けられ、 下位装置に転送すべき前記各データフレームに、少なく
    とも2ビットの障害監視ビットを書き込み、この障害監
    視ビットの各ビットに異なる2種の値からなる交番値を
    登録するデータ編集部と、 下位装置から転送されて来るデータフレームの障害監視
    ビットに登録されている値を読み出し、各ビットの値か
    ら障害の発生を検出する障害発生監視部と、 を備えたことを特徴とするデータ障害検出装置。
  13. 【請求項13】 上位装置に対し、1以上の下位装置を
    直列に備え、上位装置と下位装置との間を、下り転送路
    と上り転送路とで接続し、これら下り転送路と上り転送
    路を通じて、少なくとも2ビットの障害監視ビットを有
    しかつこの障害監視ビットの各ビットに異なる2種の値
    からなる交番値を登録したデータフレームの転送を行う
    情報処理装置の前記下位装置に設けられ、 上位装置から送られてくるデータフレームの障害監視ビ
    ットの各ビットに登録された交番値が同一の値となった
    ことを「交番崩れ=障害発生」として検知する障害検知
    部と、 この障害検知部が前記「交番崩れ」を検出した時、上り
    転送路を通じて障害発生通知信号を上位装置へ送信する
    障害通知部と、 を備えたことを特徴とするデータ障害検出装置。
  14. 【請求項14】 この障害検知部が前記「交番崩れ」を
    検出した時、それ以後のデータ処理を中止する中止指令
    部を備えたことを特徴とする請求項13記載のデータ障
    害検出装置。
  15. 【請求項15】 前記障害通知部は、「交番崩れ」の生
    じたデータフレームに、あるいは、上り転送路を通じて
    上位装置に転送されようとしている別のデータフレーム
    に前記障害発生通知信号として、少なくとも2ビットか
    らなる新たな障害監視ビットを書き込むエディタを備え
    たことを特徴とする請求項13記載のデータ障害検出装
    置。
  16. 【請求項16】 前記エディタで書き込まれる新障害監
    視ビットのそれぞれには、別のデータフレームの障害監
    視ビットに予め登録されていた値と異なる値が書き込ま
    れることを特徴とする請求項15記載のデータ障害検出
    装置。
  17. 【請求項17】 前記エディタで書き込まれる新障害監
    視ビットのそれぞれには、同一の値が書き込まれること
    を特徴とする請求項15記載のデータ障害検出装置。
  18. 【請求項18】 前記下位装置に、上位装置に送信され
    るデータフレーム中のデータブロック毎に、障害監視ビ
    ットを書き込むエディタを設け、 下り転送路を下ってくるデータフレームの障害監視ビッ
    トが正常な交番値であるとき、上り転送路を上位装置へ
    と送られるデータフレームの各データブロック毎に少な
    くとも2ビットの障害監視ビットを形成して各ビットに
    2種の異なる交番値を書き込み、 下り転送路を下ってくるデータフレームの障害監視ビッ
    トが交番崩れを起こしているとき、上り転送路を上位装
    置へと送られる、前記障害の生じたデータフレームの各
    データブロック毎に少なくとも2ビットの障害監視ビッ
    トを形成してその各ビットに同一の値を書き込むことを
    特徴とする請求項15記載のデータ障害検出装置。
  19. 【請求項19】 前記下位装置として、第1の下位装
    置としての中位装置、この中位装置より下位に位置する
    第2の下位装置とが存在し、前記中位装置において、下
    り転送路を下ってくるデータフレームの障害監視ビット
    が交番崩れを起こしていることを検知したとき、中位装
    置の前記エディタは、前記第2の下位装置から中位装置
    を経て上位装置へと送られるデータフレームの各データ
    ブロック毎に少なくとも2ビットの障害監視ビットを形
    成してその各ビットに同一の値を書き込むことを特徴と
    する請求項18記載のデータ障害検出装置。
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