JPH05210977A - メモリ・リフレッシュ制御装置 - Google Patents

メモリ・リフレッシュ制御装置

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JPH05210977A
JPH05210977A JP4247815A JP24781592A JPH05210977A JP H05210977 A JPH05210977 A JP H05210977A JP 4247815 A JP4247815 A JP 4247815A JP 24781592 A JP24781592 A JP 24781592A JP H05210977 A JPH05210977 A JP H05210977A
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JP
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JP4247815A
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English (en)
Inventor
Bechara F Boury
ベーチャーラ・フォウアド・ボウリー
Gerald Hofmann Richard
リチャード・ジェラルド・ホフマン
Terence J Lohman
テレンス・ジョーゼフ・ローマン
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、プロセッサ・バスや入出
力バスなど異なるバス上にあるメモリの選択的なリフレ
ッシュを可能にすることである。 【構成】 この発明によれば、情報処理システムのどの
バス上でメモリをリフレッシュするのかを示すリフレッ
シュ構成情報を受け取るリフレッシュ制御回路が提供さ
れる。したがって、バスの1つ、たとえば入出力バス上
にメモリがない場合には、リフレッシュ動作をそのバス
上で行う必要がない。このようなリフレッシュ制御回路
は、複数の異なるバス構成を有するコンピュータ・シス
テムでも使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムに関
し、具体的には、パーソナル・コンピュータ・システム
におけるアービトレーションに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、コンピュータ・システム、特にパーソナル・コンピ
ュータ・システムでは、データは、中央処理装置(CP
U)、メモリ装置、直接メモリ・アクセス(DMA)制
御回路などの様々な要素、ならびに、入出力(I/O)
アダプタ、バス・コントローラ(すなわち、コンピュー
タ・システムを制御できる要素)、バス・スレーブ(す
なわち、バス・コントローラによって制御される要素)
などの拡張装置の間で転送される。拡張装置は、しばし
ばシステム入出力バスを介して相互接続される。DMA
制御回路は、メモリへまたはメモリからのCPUを使用
しない情報転送に使用される。一般に、情報がそこから
移動されるソース位置、データ情報が移動する宛先アド
レス、および移動すべきデータ情報のサイズなどの制御
情報を、CPUがDMA制御回路に供給すると、DMA
制御回路はそのデータ情報の転送を制御する。
【0003】それぞれが独立のデータ転送を行える複数
のチャネルを、DMA制御回路に設けることが知られて
いる。複数のDMAチャネルを使用する一例は、ハード
・ディスク上に記憶された情報をバックアップする時で
ある。この場合、情報は、DMA制御回路を介して、ハ
ード・ディスクから受け取られ、バックアップ装置に直
接供給される。このバックアップが行われている間に、
他のDMAチャネルを使用して他のメモリ転送を行うこ
ともできる。複数のDMAチャネルを提供するために、
各DMAチャネルごとにデータ情報を転送するためのバ
ッファ回路を設ける必要があることがしばしばである。
【0004】コンピュータ・システムではしばしば、拡
張装置がそのコンピュータ・システムの入出力バスの所
有権のアービトレーション、すなわち、どの拡張装置が
入出力バスを介して情報を転送できるかを決定すること
が必要である。アービトレーションに関しては、DMA
コントローラは、1つの拡張装置であるかのように扱わ
れ、入出力バスを介する情報転送の許可を勝ち取るため
に他の拡張装置とアービトレーションを行わなければな
らない。どの拡張装置が入出力バスを介して情報を転送
できるかを決定するアービタを設けることが知られてい
る。このようなアービタは、中央アービトレーション制
御点として働き、入出力バスに関するすべてのアービト
レーションがこれを介して行われる。
【0005】入出力バスは、バス・サイクルと称する時
間分割単位で動作する。入出力バスのバス・サイクル
は、アービトレーション・サイクルと許可(grant)サ
イクルに分けられる。アービトレーション・サイクル中
には、拡張装置が、入出力バスの所有権を求めて競合す
る。許可サイクル中には、バスの所有権を勝ち取った装
置が、情報を転送する。通常、アービトレーション・サ
イクル中には、情報はバスを介して転送されない。ただ
し、システムのメモリをリフレッシュするリフレッシュ
動作をアービトレーション・サイクルの間に実行するこ
とは知られている。
【0006】アービトレーション・サイクルを開始する
1つの方法は、バスを介する情報転送を望む拡張装置
が、優先使用(preempt)信号を生成することによるも
のである。優先使用信号を、現在そのバスを所有してい
る拡張装置が受け取ると、この装置は制御を放棄させら
れ、その結果、別のアービトレーション・サイクルが発
生可能になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】どのバス上でメモリをリ
フレッシュするかを示すリフレッシュ構成情報をリフレ
ッシュ制御回路に供給することによって、プロセッサ・
バスや入出力バスなどの異なるバス上にあるメモリを選
択的にリフレッシュできることが明らかになった。した
がって、バスの1つ、たとえば入出力バス上にメモリが
ない場合、そのバス上でリフレッシュ動作を行う必要は
ない。このようなリフレッシュ制御回路は、複数の異な
るバス構成を有するコンピュータ・システムでも使用で
きる。
【0008】
【実施例】図1を参照すると、コンピュータ・システム
10は、システム・ボード(すなわちプレーナ)12な
らびにプロセッサ複合体14を含んでいる。プロセッサ
複合体14は、プロセッサ複合体コネクタ15を介して
プレーナ12に接続される。プレーナ12は、メモリ1
6、17と入出力バス18を含んでいる。入出力バス1
8は、たとえば、マイクロ・チャネル・コンピュータ・
アーキテクチャに準拠するものでよい。メモリ16、1
7は、インターリーブ式システム・メモリとして配置さ
れる。拡張装置19は、入出力バス18を介してコンピ
ュータ・システム10に接続できる。プレーナ12は、
コンピュータ・システム10によって通常動作中に使用
される、従来型のビデオ回路、タイミング回路、キーボ
ード制御回路および割込み回路(すべて図示せず)をも
含むことができる。
【0009】プロセッサ複合体14は、プロセッサ部分
20とベース部分22を含む。プロセッサ部分20は、
ローカル・バス・コネクタ24を介してベース部分22
に接続される。プロセッサ部分20は50MHzで動作
し、ベース部分22は40MHzで動作する。
【0010】プロセッサ部分20は、マイクロプロセッ
サ30(たとえば、Intel, Inc.から商品名486で市
販のもの)、キャッシュ制御モジュール32、メモリ3
4(たとえば、スタティック・ランダム・アクセス・メ
モリ(SRAM))、周波数制御モジュール35ならび
にアドレス・バッファ36とデータ・バッファ38を含
んでいる。データ情報経路が、マイクロプロセッサ30
とメモリ34とデータ・バッファ38の間に設けられて
いる。アドレス情報経路が、マイクロプロセッサ30と
キャッシュ制御モジュール32とアドレス・バッファ3
6の間に設けられている。制御情報経路が、マイクロプ
ロセッサ30とキャッシュ制御モジュール32と周波数
制御モジュール35の間に設けられている。さらに、ア
ドレス情報経路と制御情報経路が、キャッシュ制御モジ
ュール32とメモリ34の間に設けられている。データ
情報経路、アドレス情報経路および制御情報経路は、プ
ロセッサ・バスを表す。
【0011】メモリ34は、メモリ16、17から、ま
たは拡張装置19上にあるメモリからのメモリ情報を短
期間記憶することによって、キャッシュ機能を提供す
る。キャッシュ制御モジュール32は、メモリ34に記
憶されている情報と対応するメモリ16、17のアドレ
スを記憶する、タグ・ランダム・アクセス・メモリ(R
AM)37を含んでいる。
【0012】周波数制御モジュール35は、50MHz
のプロセッサ部分を40MHzのベース部分と同期させ
る。周波数制御モジュール35は、アドレス・バッファ
36とデータ・バッファ38も制御する。したがって、
周波数制御モジュール35は、情報がアドレス・バッフ
ァ36またはデータ・バッファ38によっていつ取り込
まれるのか、およびアドレス・バッファ36またはデー
タ・バッファ38に記憶されている情報がいつ上書きさ
れるのかを決定する。アドレス・バッファ36とデータ
・バッファ38は、メモリ16、17からの2つの書込
みをアドレス・バッファ36とデータ・バッファ38に
同時に記憶できるように構成されている。アドレス・バ
ッファ36とデータ・バッファ38は、双方向式であ
る。すなわち、アドレス・バッファ36とデータ・バッ
ファ38は、プロセッサ部分20から供給される情報お
よびプロセッサ部分20に供給される情報をラッチする
ことができる。アドレス・バッファ36とデータ・バッ
ファ38が双方向式であるので、標準のベース部分22
をそのままに保ちながら、プロセッサ部分20を交換ま
たはグレードアップすることができる。
【0013】ベース部分22は、メモリ・コントローラ
50、直接メモリ・アクセス(DMA)コントローラ5
2、中央アービトレーション制御点(CACP)回路5
3、バス・インターフェース・ユニット54およびバッ
ファ/誤り訂正コード(ECC)回路56を含んでい
る。ベース部分22はまた、ドライバ回路58、読取り
専用メモリ(ROM)60、自己試験回路62およびバ
ッファ回路64を含んでいる。制御情報経路が、メモリ
・コントローラ50とプロセッサ部分20の周波数制御
モジュール35の間に設けられている。制御情報経路は
また、メモリ・コントローラ50とDMAコントローラ
52とバス・インターフェース・ユニット54の間、メ
モリ・コントローラ50とドライバ回路58の間、ドラ
イバ回路58とメモリ16、17の間、バス・インター
フェース・ユニット54とバッファ回路64の間、バッ
ファ回路64とプレーナ12の入出力バス18の間、お
よび、CACP53とプレーナ12の入出力バス18の
間にも設けられている。アドレス情報経路が、メモリ・
コントローラ50、ROM60および自己試験回路62
ならびにプロセッサ部分20のアドレス・バッファ36
の間に設けられている。アドレス情報経路はまた、メモ
リ・コントローラ50とDMAコントローラ52とバス
・インターフェース・ユニット54の間、メモリ・コン
トローラ50とドライバ回路58の間、ドライバ回路5
8とメモリ16、17の間、バス・インターフェース・
ユニット54とバッファ回路64の間、およびバッファ
回路64とプレーナ12の入出力バス18の間にも設け
られている。データ情報経路が、バッファ/ECC回路
56とROM60と自己試験回路62とプロセッサ部分
20のデータ・バッファ38との間に設けられている。
データ情報経路はまた、バッファ/ECC回路56とD
MAコントローラ52とバス・インターフェース・ユニ
ット54の間、バッファ/ECC回路56とメモリ16
の間、バッファ/ECC回路56とメモリ17の間、バ
ス・インターフェース・ユニット54とバッファ回路6
4の間、およびバッファ回路64とプレーナ12の入出
力バス18の間にも設けられている。
【0014】メモリ・コントローラ50は、プロセッサ
部分20から受け取ったアドレス情報を分析して、この
情報が、メモリ16、17のアドレスと、拡張装置19
上のメモリ(すなわち拡張メモリ)のアドレスのどちら
に対応するのかを判定する。このアドレス情報がメモリ
16、17のアドレスに対応する場合、メモリ・コント
ローラ50は、メモリ16、17に対してプレーナ・メ
モリ・サイクルを開始する。プレーナ・メモリ・サイク
ル中にメモリ16、17に供給されるアドレスは、プロ
セッサ部分20から供給されるアドレスに基づくもので
ある。しかし、メモリ・コントローラ50とメモリ1
6、17は、はるかに大きなアドレス範囲に対するそれ
ら自体の位置を知っているので、プロセッサ部分20か
ら供給されるアドレスが32ビット幅であるのと比較し
て、メモリ16、17に供給されるアドレスは10ビッ
ト幅であれば十分である。プレーナ・メモリ・サイクル
の発生中に、メモリ・コントローラ50は、DMAコン
トローラ52またはバス・マスタ拡張装置19が入出力
バス18を介して情報にアクセスできるようにする。
【0015】このアドレス情報が拡張メモリ・アドレス
に対応する場合は、メモリ・コントローラ50は、拡張
メモリで拡張メモリ・サイクルを開始する。拡張メモリ
・サイクル中には、メモリ・コントローラ50に供給さ
れたアドレスが、バス・インターフェース・ユニット5
4を介して入出力バス18に供給される。このアドレス
に対応するメモリを含む拡張装置が、入出力バス18か
らこのメモリ・アドレスを受け取る。データを拡張メモ
リから検索しようとする場合には、拡張メモリに記憶さ
れているデータ情報が、入出力バス18、バッファ回路
64、バス・インターフェース・ユニット54およびバ
ッファ/ECC回路56を介してプロセッサ部分20に
供給される。データを拡張メモリに書き込もうとする場
合には、そのデータ情報が、バス・インターフェース・
ユニット54および入出力バス18を介して拡張メモリ
に供給される。また、DMAコントローラ52は、メモ
リ16、17と拡張装置19上のメモリとの間での情報
の交換を制御する。
【0016】DMAコントローラ52は、プロセッサ複
合体14に3つの機能を提供する。DMAコントローラ
52は、小型コンピュータのサブシステム制御ブロック
(SCB)アーキテクチャを利用してDMAチャネルを
構成しており、したがってプログラム式入出力を使用し
てDMAチャネルを構成する必要はない。DMAコント
ローラ52はまた、低速の拡張装置と高速の記憶装置の
間での転送を最適化するための緩衝機能を提供する。D
MAコントローラ52はまた、8チャネル、32ビット
・データ、アドレスおよびバイト転送カウント式直接メ
モリ・アクセス機能を提供する。このDMA機能を提供
する際に、DMAコントローラ52は、2つのモードで
機能することができる。第1のモードでは、DMAコン
トローラ52はプログラム式入出力モードで機能し、こ
の時、DMAコントローラ52は機能的には入出力スレ
ーブになる。第2のモードでは、DMAコントローラ5
2がDMAバス・マスタとして機能し、この時、DMA
コントローラ52は入出力バス18のアービトレーショ
ンと制御を行う。この第2のモードの間、DMAコント
ローラ52は、先入れ先出し(FIFO)レジスタを使
用する。すなわち、ソースからのデータは、宛先に供給
される前に、このFIFOレジスタを通過する。したが
って、直列DMA動作が行われる。
【0017】CACP53は、コンピュータ・システム
10用のアービタとして機能する。CACP53は、D
MAコントローラ52および拡張装置19からアービト
レーション制御信号を受け取り、アービトレーション制
御情報を供給することによって、どの装置が入出力バス
18を介して情報を転送できるか、および特定の装置が
入出力バス18をどれだけの間制御(すなわち所有)で
きるかを制御する。
【0018】バス・インターフェース・ユニット54
は、プロセッサ複合体14のアーキテクチャと入出力バ
ス18のアーキテクチャの間での双方向インターフェー
スを提供する。バス・インターフェース・ユニット54
はまた、この2つのアーキテクチャの間のインターフェ
ースを最適化するための緩衝機能を提供する。バス・イ
ンターフェース・ユニット54はまた、バス・サイジン
グ機能をも提供する。すなわち、バス・インターフェー
ス・ユニット54は、32ビット幅のセグメントで情報
を受け取り、プロセッサ複合体14が通信中の相手の拡
張装置19の要件に応じて、より小さいセグメントで入
出力バス18に情報を供給することができる。
【0019】バッファ/ECC回路56は、プロセッサ
部分20とメモリ16、17の間のデータ経路、および
メモリ16、17とDMAコントローラ52とバス・イ
ンターフェース・ユニット54の間のデータ経路を提供
する。バッファ/ECC回路56はまた、プロセッサ部
分20とDMAコントローラ52とバス・インターフェ
ース・ユニット54の間のデータ経路をも提供する。バ
ッファ/ECC回路56は、誤り訂正コードを使ってエ
ラーを検査する。さらに、バッファ/ECC回路56
は、パリティ・メモリと一緒に動作し、パリティ・メモ
リをサポートして、パリティ・メモリを含むプレーナ1
2との下方互換性を与えることができる。
【0020】ドライバ回路58は、メモリ・コントロー
ラ50からの制御情報とアドレス情報をメモリ16、1
7に供給する。ドライバ回路58は、メモリ16、17
を実施するのに使用されるシングル・インライン・メモ
リ・モジュール(SIMM)の数に基づいて、この情報
を駆動する。すなわち、ドライバ回路58は、メモリ1
6、17に供給される制御情報とアドレス情報の信号強
度を、メモリ16、17のサイズに基づいて変化させ
る。メモリ16、17のサイズは、コンピュータ・シス
テム10の初期設定中にソフトウェアによって決定され
る。
【0021】バッファ回路64は、ベース部分22とプ
レーナ12を分離する。バッファ回路64は、バッファ
を使用することによって、入出力バス18とバス・イン
ターフェース・ユニット54の間の境界情報をリアルタ
イムで取り込めるようになっている。すなわち、このバ
ッファは、プロセッサ複合体コネクタ15に現れる情報
を、そのままの形で記憶する。したがって、コンピュー
タ・システム10が障害状態を経験した場合、コンピュ
ータ修理担当者が、バッファ回路64にアクセスして、
コンピュータ・システム10の障害の際にプロセッサ複
合体コネクタ15上に存在していた情報を求めることが
できる。
【0022】自己試験回路62は、ベース部分22内の
複数の位置に接続されており、複数の自己試験機能を提
供する。自己試験回路62は、バッファ回路64にアク
セスして、障害状態が存在するか否かを判定する。自己
試験回路62はまた、電源投入時にベース部分22の他
の主要な構成要素を試験して、コンピュータ・システム
10が動作可能であるか否かを判定する。
【0023】図2を参照すると、CACP53は、ソフ
ト要求アービタ部分500、DMAチャネル選択部分5
01、およびシステム制御部分502を含んでいる。ソ
フト要求アービタ部分500は、ローカル・アービタ回
路510、ソフト要求レジスタ514およびアービトレ
ーション・バス識別レジスタ516を含んでいる。DM
Aチャネル選択部分501は、DMAアービトレーショ
ン・レベル比較回路512とDMAマスク・レジスタ5
18を含み、ソフト要求アービタ部分500との間でア
ービトレーション・バス識別レジスタ516を共用す
る。システム制御部分502は、リフレッシュ・タイマ
/制御回路504、ポート90制御回路506、ローカ
ル・アービトレーション制御点(LACP)状態機械5
20、中央アービトレーション制御点(CACP)状態
機械534、アービトレーション・サイクル・タイマ5
30、およびCPU制御回路532を含んでいる。
【0024】ソフト要求アービタ部分500は、DMA
コントローラ52にアービトレーション能力を提供す
る。このようにして、DMAコントローラ52のそれぞ
れのチャネルが、入出力バス18の制御に関するアービ
トレーションを行っている拡張装置19と共に、入出力
バス18の制御に関するアービトレーションを行うこと
ができる。したがって、ローカル・アービタ回路510
は、ローカル機能、すなわち、DMAコントローラ52
に直接関係する機能を実行する。アービトレーション・
バス識別レジスタ516を使用することによって、ロー
カル・アービタ回路510を、何らかのアービトレーシ
ョン優先順位レベルに基づいてアービトレーションを行
うようプログラミングすることができ、したがって、D
MAコントローラ52に仮想アービトレーション能力を
提供することができる。DMAチャネル選択部分501
は、ARB IN(0−3)信号線上に現れる仮想アー
ビトレーション・レベルからDMAチャネル番号への変
換を行う。
【0025】システム制御部分502は、CACP状態
機械534またはLACP状態機械520のいずれかを
使用して動作することができる。CACPモードで動作
している時には、システム制御部分502は、実際のア
ービトレーション・タイミングと、入出力バス18への
アクセスを求めて競合しているすべての装置のアクセス
を制御する。CACPモードでは、システム制御部分5
02は、コンピュータ・システム10用のマイクロ・チ
ャネル・アービトレーションの中央コントローラとして
機能する。LACPモードで動作している時には、シス
テム制御部分502は、DMAコントローラ52が遠隔
CACPの制御下で機能できるようにする。LACPモ
ードを使用すると、複数のDMAコントローラ52の機
能が、ベース部分22または入出力バス18上に存在で
きるようになる。
【0026】リフレッシュ・タイマ/制御回路504
は、そのコンピュータ・システムで使用されるすべての
メモリをリフレッシュするのに必要なタイミング情報と
制御情報を生成する。具体的に言うと、リフレッシュ・
タイマ/制御回路504は、リフレッシュ要求制御信号
(REF REQ)を生成する。このREF REQ
は、そのコンピュータ・システムに使用されるメモリの
リフレッシュ要件(たとえば、従来型のダイナミック・
ランダム・アクセス・メモリの場合、15.6マイクロ
秒ごと)に依存するリフレッシュ要求パルスである。最
初のリフレッシュ要求制御信号を生成する際に、リフレ
ッシュ・タイマ/制御回路504は、リフレッシュ優先
使用信号(REF PREEMPT)を生成する。様々
な装置によって生成されるREF PREEMPT信号
は、現在バスの所有権を有する装置が、事前に選択され
た時間(たとえば7.8マイクロ秒)後には、バスの制
御を放棄し、別のアービトレーション・サイクルが開始
できるようにしなければならないことを示す。リフレッ
シュ動作は、その結果発生するアービトレーション・サ
イクルの間に行われる。REF PREEMPT信号の
ほかに、リフレッシュ・タイマ/制御回路504は、複
数のリフレッシュ制御信号を生成し、受け取る。
【0027】具体的に言うと、リフレッシュ・タイマ/
制御回路504は、リフレッシュ・サイクルの完了を示
すリフレッシュ完了信号(REF DONE)、メモリ
のリフレッシュが要求されたかまたは保留中であること
を示すリフレッシュ要求保留中信号(REF REQ
PEND)、リフレッシュ要求が保留中であることを示
すリフレッシュ保留中信号(REF PEND)、およ
び入出力バス18の現所有装置がREF PREEMP
T信号を無視しバスを放棄しないので、3つのリフレッ
シュ要求がサービスを受けていないことを示すバス・タ
イムアウト・ストローブ信号(TOUT STR)を供
給する。リフレッシュ制御信号には、リフレッシュすべ
きメモリ位置を示す30ビットのアドレス信号(A(0
−29))および4ビットのバイト・イネーブル信号
(BE(0−3))と、アドレス信号をいつサンプリン
グするかを示すアドレス・ストローブ信号(ADS)
と、リフレッシュ動作が実行中であることを示すリフレ
ッシュ指示信号(REFRESH)も含まれる。リフレ
ッシュ・タイマ/制御回路504はまた、入出力バス制
御信号MIOとR/Wも生成する。リフレッシュ・タイ
マ/制御回路504は、コンピュータ・システム10の
電源投入時にレジスタに記憶されるリフレッシュ構成情
報と、CACP状態機械534によって供給され、CA
CP状態機械534がバスに対するリフレッシュ・アク
セスを許可されたことを示すリフレッシュ肯定応答信号
(REF ACK)信号と、それぞれのバスがそのリフ
レッシュ・サイクルを完了したことを示すバス・レディ
信号(RDY、BRDY)とを受け取る。RDY信号
は、入出力バス18がそのリフレッシュ動作を完了した
ことを示すためにバス・インターフェース・ユニット5
4によって供給され、BRDY信号は、ローカル・バス
がそのリフレッシュ動作を完了したことを示すためにメ
モリ・コントローラ50によって供給される。
【0028】ポート90制御回路506は、CACP5
3に書き込まれたアービトレーション制御情報を記憶
し、その結果、LACP状態機械520とCACP状態
機械534がこの制御情報を使用することができる。L
ACP状態機械520とCACP状態機械534のどち
らを選択するかは、そのコンピュータ・システムの電源
投入時にセットされるアービトレーション・モード信号
(CACP MODE)の状態に基づく。このアービト
レーション制御情報は、CACP53の全体的制御に使
用される。アービトレーション制御情報には、入出力バ
ス18の最後の許可の際のアービトレーション・レベル
を示すアービトレーション・レベル情報が含まれる。こ
のアービトレーション・レベル情報は、最後にどの装置
が入出力バス18の制御を有していたかを示し、したが
って、このアービトレーション・レベル情報を使って、
エラー状態が発生した場合に、どの装置がそのエラー状
態を引き起こしたのかを判定することができる。また、
アービトレーション制御情報には、CPUが、リフレッ
シュのほかに、アービトレーション・サイクル・タイム
中に入出力バス18へのアクセスも行えるか否かを示
す、アービトレーション中CPUサイクル・イネーブル
情報も含まれる。ポート90制御回路は、アービトレー
ション中CPUサイクル・イネーブル情報に基づいて、
CPUサイクル・イネーブル済み信号(CPU CYC
EN)を供給する。また、アービトレーション制御情
報には、入出力バス18を強制的にアービトレーション
状態に留まらせるアービトレーション・マスク情報も含
まれる。アービトレーション・マスク情報は、電源投入
中に、または入出力バス18へのアクセスをCPUとリ
フレッシュだけに制限しなければならない他の時間に使
用される。ポート90制御回路は、アービトレーション
がマスクされているのかそれともイネーブルされている
のかを示すアービトレーション・マスク信号(ARB
MASK)を供給する。また、アービトレーション制御
情報には、アービトレーション・サイクル・タイムを延
長できるか否かを示すアービトレーション・サイクル長
倍加情報も含まれる。
【0029】ポート90制御回路506は、リフレッシ
ュ・タイマ/制御回路504および監視状態機械302
からエラー情報を受け取る。ポート90制御回路506
は、リフレッシュ・タイマ/制御回路504からTOU
T STR信号を受け取る。ポート90制御回路はま
た、DMA制御状態機械120が活動状態の間にエラー
が検出された時、DMAコントローラ52からDMA実
行打切り(DMA ABORT)信号を受け取る。活動
状態のTOUT STR信号またはDMA ABORT
信号を受け取った時、ポート90制御回路506は、活
動状態のバス・タイムアウト(TIMEOUT)信号を
生成する。さらに、TOUT STR信号またはDMA
ABORT信号が活動状態になった時、CACP状態
機械534は、即座にマスク・アービトレーション状態
に入る。マスク・アービトレーション状態は、活動状態
のマスク・アービトレーション(ARB MASK)信
号によって示される。ARB MASK信号が活動状態
になると、CACP53がアービトレーション状態に入
り、入出力バス18上のすべての拡張装置が強制的にバ
スを解放させられる。
【0030】TIMEOUT信号は、LACP状態機械
520、CACP状態機械およびDMAコントローラ5
2によって受け取られる。活動状態のTIMEOUT信
号を受け取ると、DMA制御状態機械は、現バス・サイ
クルを完了し、アービトレーション状態機械300に制
御を戻す。また、活動状態のTIMEOUT信号を受け
取ると、CACP状態機械は、このTIMEOUT信号
をベース部分22とプロセッサ部分20に渡して、エラ
ーが発生した旨をシステムに警告する。もしくは、LA
CP状態機械520がマスク不能割込み(NMI OU
T)信号を生成して、CACP状態機械534、ベース
部分22およびプロセッサ部分20にエラーが発生した
旨を警告する。
【0031】ローカル・アービタ回路510は、DMA
コントローラ52の8本のチャネルに関して独立に入出
力バス18の所有権に関するアービトレーションを行
う、8チャネルのローカル・アービタである。ローカル
・アービタ回路510は、ソフト要求レジスタ514か
らソフト要求信号を受け取る。ソフト要求レジスタ51
4は、DMAコントローラ52の各チャネルごとに1ビ
ットの8ビット・レジスタである。ソフト要求信号は、
ローカル・アービタ回路510がどのDMAチャネルに
対してアービトレーションを開始しなければならないの
かを示す信号である。ローカル・アービタ回路510は
また、アービトレーション・バス識別レジスタ516か
らDMAチャネル・アービトレーション識別信号を受け
取る。アービトレーション・バス識別レジスタ516
は、8つの4ビット・レジスタを含み、各レジスタが、
DMAコントローラ52の8本のチャネルのうちの1本
に対応する4ビットのアービトレーション識別信号(A
RB ID)を保持する。このアービトレーション識別
信号は、それぞれのDMAチャネル用のアービトレーシ
ョン・レベル定義である。したがって、異なるDMAチ
ャネルは、異なるアービトレーション優先順位をもつこ
とができる。DMAコントローラ52の各チャネルに対
応するチャネルをローカル・アービタ回路510に設け
ることによって、DMAコントローラ52の各チャネル
が、入出力バス18の所有権に関するアービトレーショ
ンを行えるようになる。
【0032】ソフト要求信号とアービトレーション識別
信号に基づいて、ローカル・アービタ回路510は、入
出力バス18にアクセスし、入出力バス18の所有権を
要求している他の装置と共に、バスの所有権に関するア
ービトレーションを行う。このアービトレーションは、
4ビットのアービトレーション信号(ARB IN)で
バスの所有権を受け取るアービトレーション・レベルを
示すことを特徴とする、マイクロ・チャネル式入出力バ
ス用の従来型のアービトレーション方式に従ったもので
ある。ローカル・アービタ回路510は、メモリ間での
DMA転送のため、またはローカル・アービタを有さな
い入出力装置とメモリとの間でのDMA転送のために、
入出力バス18に関するアービトレーションを行うのに
使用される。ローカル・アービタを有さない入出力装置
とメモリとの間でDMA転送を行うの場合、その入出力
装置が、バスの所有権に関するアービトレーションを行
う。
【0033】複数のDMAチャネルが、同じアービトレ
ーション優先順位をもつことがあり得る。その場合は、
DMAアービトレーション・レベル比較回路512を使
用して、どのチャネルが最初に入出力バスにアクセスで
きるかを決定する。DMAアービトレーション・レベル
比較回路512は、まず8本のチャネルのすべてについ
てARB IN信号とARB ID信号を比較して、ど
のチャネルがARBIN信号と同じアービトレーション
優先順位を有するかを決定する。DMAアービトレーシ
ョン・レベル比較回路512は、次に、DMAマスク・
レジスタ518からのマスク信号を、ARB IN信号
とARB ID信号の間の比較の結果と比較する。この
マスク信号は、当該のDMAチャネルをイネーブルでき
るか否かを示す信号である。次に、有資格のDMAチャ
ネルが、DMAアービトレーション・レベル比較回路5
12によって優先順位を与えられる。バスへのアクセス
を許可されるチャネルは、DMAコントローラ52に供
給されるそれぞれの活動チャネル信号(ACT CHN
L)によって識別される。さらに、あるチャネルが入出
力バス18に関するアービトレーションに勝ったことを
示すDMAチャネル有効信号(CHNL VALID)
が、LACP状態機械520とCACP状態機械534
に供給される。CHNL VALID信号が活動化され
た時、CACP状態機械534が、DMA ACK信号
を活動化する。DMA ACK信号が活動状態になった
時、DMAコントローラ52が、ACT CHNL信号
を調べて、どのチャネルが転送を実行するためにイネー
ブルされているのかを決定する。あるDMAチャネルが
バスを勝ち取れない場合に、GRANT信号が活動状態
になると、CHNL VALID信号は非活動状態のま
まになる。DMAアービトレーション・レベル比較回路
512はまた、(マイクロ)プロセッサ30がアービト
レーションの間に入出力バス18の所有権を勝ち取った
ことを示すCPUアービトレーション指示信号(ARB
BUS EQF)を供給する。
【0034】システム制御部分502のアービトレーシ
ョン・サイクル・タイマ530は、ARB/GRANT
信号を受け取り、バス上で1つのアービトレーション・
サイクルが占めることのできる時間の長さを示すアービ
トレーション・サイクル信号(ARB SETTLE)
を生成する。アービトレーション・サイクル・タイマ5
30は、ARB/GRANT信号がアービトレーション
状態になった時、アービトレーション・サイクルの計時
を開始する。ARB SETTLE信号は、CACP状
態機械534に供給される。
【0035】システム制御部分502のCPU制御回路
532は、コンピュータ・システム10の中央プロセッ
サによる入出力バス18へのアクセスを制御する。CP
U制御回路532は、CPUが入出力バス18の所有を
確認することを示す、同期化されたCPU保持肯定応答
信号(HLDA)、CPUが入出力バス18の所有権を
要求することを求めていることを示すバス要求信号(B
REQ)、PREEMPT信号、およびCPUが入出力
バス18上で1サイクルを実行中であることを示すアド
レス・ストローブ信号(ADS)を受け取る。また、C
PU制御回路532は、CACP状態機械534から、
保持信号(HOLD)とARB/GRANT信号を受け
取る。また、CPU制御回路532は、アービトレーシ
ョン・サイクル完了指示信号(ARB DONE)、許
可サイクル完了指示信号(GNTDONE)、CPU制
御回路532のタイマをイネーブルするタイマ・イネー
ブル信号(CPU BURST EN)、CPU制御回
路532の遊休タイマを検査できることを示すCPU遊
休検査信号(CPU IDLE CHK)、およびCP
U CYC EN信号が変化したか否かを示すCPUサ
イクル・イネーブル変化指示信号(CHANGE CP
U CYC EN)、実行カウント信号(RCNT)、
遊休カウント信号(ICNT)などのタイマ制御信号を
受け取る。CPU制御回路532は、入出力バス18に
CPU優先使用信号(CPU PREEMPT)を供給
する。この信号は、REF PREEMPTの場合と同
様に、アービトレーション・サイクルの開始を要求す
る。CPU制御回路532はまた、CPUのバス所有権
時間が満了したことを示すCPUアクセス・タイマ信号
(TIMER TUP)、ならびにCPUが入出力バス
18に関するアービトレーションを公正に行ったことを
示すプロセッサ・バースト信号(CPU BURST)
を供給する。
【0036】図3を参照すると、CACP状態機械53
4は、状態復号回路540、次状態ジェネレータ回路5
42、および状態ラッチ544を含んでいる。状態復号
回路540は、現ARB/GRANT信号、CPU H
OLD信号、REF_信号、DMA ACK信号、現在
の状態がマスク・アービトレーション状態であるか否か
を識別するマスク・アービトレーション状態中(A M
ASK)信号、および入出力バス18が使用中であるこ
とを示すチャネル・ビジー(CHNL BUSY)信号
を状態ラッチ544から受け取り、状態指示信号を次状
態ジェネレータ回路542に供給する。この状態指示信
号は、CACP状態機械534の現在の状態を示す信号
である。この状態指示信号のほかに、次状態ジェネレー
タ回路542は、CACP制御信号である、CACP
MODE、HLDA、REF REQ PEND、CP
U CYC EN、REF DONE、TIMER T
UP、ARB SETTLE、ARB BUS EQF
およびCHNLVALIDを受け取る。次状態ジェネレ
ータ回路はまた、入出力バス18がいつ活動状態である
のかを示す入出力バス活動状態信号(CHNL AC
T)、アービタに入出力バス18を再割振りしないよう
要求する同期アービトレーション保持信号(ARB H
OLD)、およびPREEMPT信号を入出力バス18
から受け取る。ARB HOLD信号は、現コントロー
ラ装置が入出力バス18を解放する時にCACP状態機
械534を強制的に遊休状態にし、あるいはCACP状
態機械534を遊休状態にロックして、入出力バス18
を新規のコントローラ装置に再割振りできないようにす
るために使用される。CACP状態機械534が遊休状
態になった後は、以前にどのコントローラ装置が入出力
バス18を所有していたかは指示されない。そのコント
ローラ装置に代って転送を実行している場合、ARB
HOLD信号を活動状態にセットしている装置(たとえ
ばバス・インターフェース・ユニット54)が、ARB
HOLD信号が活動状態に駆動された時点でどのコン
トローラ装置がバスを所有していたのかを追跡する。次
状態ジェネレータ回路542は、次のARB GRAN
T信号、CPU HOLD信号、REF ACK信号、
DMA ACK信号、A MASK信号およびCHNL
BUSY信号を、状態ラッチ544に供給する。状態
ラッチは、システムのCLOCK信号によってラッチさ
れた時、出力としてこれらの信号の次の状態を供給す
る。すなわち、CACP状態機械534の状態が、シス
テム・クロック・サイクルごとに再評価される。
【0037】図1、図2および図4を参照すると、動作
に際して、CACP53は、アービトレーション状態機
械300の制御下で、アービトレーション機能を実行す
る。アービトレーション状態機械300は、実際にはC
ACP状態機械534とLACP状態機械520の両方
を含んでいる。コンピュータ・システム10の動作中
に、CACP MODE信号の状態に基づいてこれらの
状態機械のうちの一方が選択される。ただし、アービト
レーション状態機械300とDMA制御状態機械120
とリフレッシュ制御状態機械301の間の相互作用は、
アービトレーション状態機械300がCACPモードと
LACPモードのどちらで動作中であっても同じであ
る。アービトレーション中に、DMAコントローラ52
が入出力バス18の所有権を勝ち取った場合、DMA
ACK信号がCACP53によって活動化され、DMA
制御状態機械120に制御が移る。DMAコントローラ
52の制御を提供するDMA制御状態機械120は、D
MA初期設定機能ならびにDMA転送機能を実行する。
転送が完了した後、非活動状態のDMA ACK信号に
よって指示されるように、アービトレーション状態機械
300に制御が戻され、次のアービトレーション・サイ
クルが開始される。アービトレーション中に、リフレッ
シュ動作を行うことがREF ACK信号によって指示
される場合は、リフレッシュ制御状態機械301に制御
が渡される。リフレッシュ動作が完了したことが活動状
態のREF DONE信号によって示された後、アービ
トレーション状態機械300に制御が戻される。
【0038】図5を参照すると、CACP状態機械53
4は、マスク・アービトレーション部分550、非マス
ク・アービトレーション部分552および許可部分55
4を含んでいる。アービトレーション制御状態機械は、
電源投入時にCACP MODE信号が活動状態である
時、CACP状態機械534を使用する。コンピュータ
・システム10の構成が変更されない限り、制御はCA
CP状態機械534側に留まる。コンピュータ・システ
ム10が電源投入またはリセットされる時、ポート90
制御回路506に記憶されているARB MASK信号
が活動化される。CACP状態機械が活動状態のARB
MASK信号を受け取った時は、制御はマスク・アー
ビトレーション部分550に留まる。ARB MASK
信号が非活動状態である時は、CACP状態機械534
の制御は、非マスク・アービトレーション部分552に
移る。コンピュータ・システム10の通常動作の間、A
RBMASK信号は非活動状態にセットされ、制御は、
ARB/GRANT信号の状態に基づいて、非マスク・
アービトレーション部分552と許可部分554の間を
循環する。すなわち、ARB/GRANT信号がアービ
トレーション状態である時は、制御は非マスク・アービ
トレーション部分552側にある。ARB/GRANT
信号が許可状態である時は、制御は許可部分554側に
ある。
【0039】CACP状態機械534の動作は、CPU
マスク・アービトレーション(CMA)状態560で始
まる。CMA状態560である間、ARB/GRANT
信号はアービトレーション状態であり、CPU HOL
D信号は非活動状態であり、REFRESH ACK信
号は非活動状態であり、DMA ACK信号は非活動状
態であり、A MASK信号は活動状態である。CMA
状態560である間に、次状態ジェネレータ回路542
は、CACP MODE信号、ARB MASK信号、
同期HLDA信号、REF REQ PEND信号およ
びCPU CYCEN信号を監視して、CACP状態機
械534の次の状態を決定する。CACPMODE信号
が非活動状態である場合は、次の状態はやはりCMA状
態560である。CACP MODE信号が活動状態、
ARB MASK信号が活動状態、同期HLDA信号
が非活動状態、REF REQ PEND信号が非活動
状態である場合も、次の状態はやはりCMA状態560
である。CACP MODE信号が活動状態、ARB
MASK信号が活動状態、同期HLDA信号が活動状態
である間も、次の状態はやはりCMA状態560であ
る。CACP MODE信号が活動状態、ARB MA
SK信号が活動状態、同期HLDA信号が非活動状態、
REF REQ PEND信号が活動状態である時は、
次の状態は遊休マスク・アービトレーション(IMA)
状態562である。
【0040】IMA状態562である間、ARB/GR
ANT信号はアービトレーション状態であり、CPU
HOLD信号は活動状態であり、REFRESH AC
K信号は非活動状態であり、DMA ACK信号は非活
動状態であり、A MASK信号は活動状態である。I
MA状態562である間に、次状態ジェネレータ回路5
42は、同期ARB HOLD信号、REF REQ
PEND信号および同期HLDA信号を監視して、CA
CP状態機械534の次の状態を決定する。同期ARB
HOLD信号が非活動状態、REF REQ PEN
D信号が非活動状態、同期HLDA信号が非活動状態で
ある場合は、次の状態はやはりIMA状態562であ
る。同期ARB HOLD信号が非活動状態、REF
REQ PEND信号が非活動状態、同期HLDA信号
が非活動状態である場合も、次の状態はやはりIMA状
態562である。同期ARB HOLD信号が活動状態
である場合も、次の状態はやはりIMA状態562であ
る。この状態では、CACP状態機械534が遊休状態
に留まり、したがって、CACPコントローラが、入出
力バス18を新規のコントローラ装置に再割振りしない
ことが保証される。同期ARB HOLD信号が非活動
状態、REF REQ PEND信号が非活動状態、同
期HLDA信号が活動状態である場合は、次の状態はC
MA状態560に戻る。同期ARB HOLD信号が非
活動状態、REF REQ PEND信号が活動状態、
同期HLDA信号が活動状態である場合は、次の状態は
リフレッシュ・マスク・アービトレーション(RMA)
状態564である。
【0041】RMA状態564である間、ARB/GR
ANT信号はアービトレーション状態であり、CPU
HOLD信号は活動状態であり、REFRESH AC
K信号は活動状態であり、DMA ACK信号は非活動
状態であり、A MASK信号は活動状態である。RM
A状態564である間に、次状態ジェネレータ回路54
2は、ARB MASK信号、REF DONE信号、
REF PEND信号、CPU CYC EN信号およ
び同期ARB HOLD信号を監視して、CACP状態
機械534の次の状態を決定する。ARB MASK信
号が活動状態、REF DONE信号が非活動状態であ
る場合は、次の状態はやはりRMA状態564である。
ARB MASK信号が活動状態、REF DONE信
号が活動状態、REF PEND信号が活動状態である
場合、次の状態はIMA状態562に戻る。ARB M
ASK信号が活動状態、REF DONE信号が活動状
態、REF PEND信号が非活動状態、同期ARB
HOLD信号が活動状態である場合も、次の状態はIM
A状態562である。RMA状態564からIMA状態
562への遷移によって、CACP状態機械534が遊
休状態にロックされて、ある装置が、リフレッシュ機能
の終りから別のコントローラ装置への入出力バス18の
割振りまでの間のサイクルを盗めるようになる。また、
この遷移によって、複数の入出力バスとアービタを含む
システムの場合は、第2のアービタが第1のアービタを
遊休状態にロックできるようになる。ARB MASK
信号が活動状態、REF DONE信号が活動状態、R
EF PEND信号が非活動状態、同期ARB HOL
D信号が非活動状態である場合、次の状態はCMA状態
560である。
【0042】コンピュータ・システムの初期設定の間
は、CMA状態560、IMA状態562およびRMA
状態564の間で制御が循環する。CMA状態560か
ら出るにはCPUと通信する必要があるので、CMA状
態560とRMA状態564の間の遷移は、かならずI
MA状態562を通過し、CACP53とマイクロプロ
セッサ30の間でHOLDとHLDAのハンドシェーク
が発生することを保証し、したがって、マイクロプロセ
ッサ30が入出力バス18の制御をCACP53に返し
たことを保証する。ただし、リフレッシュは内部アービ
トレーション機能であり、メモリのリフレッシュが完了
した後にはハンドシェークの必要がないので、RMA状
態564からCMA状態560へ直接に制御を移すこと
が可能である。制御がRMA状態564からIMA状態
562に移る時、REF PEND信号によって示され
るように、別のリフレッシュが保留中である。
【0043】初期設定が完了した後、ポート90制御回
路506からのARB MASK信号が非活動状態にセ
ットされ、マスク・アービトレーション部分550から
非マスク・アービトレーション部分552に制御が移
る。具体的に言うと、制御がCMA状態560にあり、
CACP MODE信号が活動状態、ARB MASK
信号が非活動状態、同期HLDA信号が非活動状態、R
EF REQ PEND信号が非活動状態、CPU C
YC EN信号が活動状態である場合、次の状態は、C
PU非マスク・アービトレーション(CUA)状態56
6である。また、現在の状態がCMA状態560であ
り、CACP MODE信号が活動状態、ARB MA
SK信号が非活動状態、同期HLDA信号が活動状態で
ある場合も、次の状態はやはりCUA状態566であ
る。現在の状態がCMA状態560であり、CACP
MODE信号が活動状態、ARB MASK信号が非活
動状態、同期HLDA信号が非活動状態、REF RE
Q PEND信号が非活動状態、CPU CYC EN
信号が活動状態である場合は、次の状態は遊休非マスク
・アービトレーション(IUA)状態568である。現
在の状態がCMA状態560であり、CACP MOD
E信号が活動状態、ARB MASK信号が非活動状
態、同期HLDA信号が非活動状態、REF REQ
PEND信号が活動状態である場合も、次の状態はやは
りIUA状態568である。
【0044】この状態の目的はIMA状態562から出
るときに完了するので、次の状態は、CUA状態566
の前のCMA状態560、またはRUA状態570の前
のRMA状態564でなければならない。ただし、CM
A状態560から出る時にリフレッシュが保留中である
可能性があるので、次の状態はIUA状態568であっ
てもよい。
【0045】現在の状態がRMA状態564であり、A
RB MASK信号が非活動状態になり、REF DO
NE信号が非活動状態である場合は、次の状態は、リフ
レッシュ非マスク・アービトレーション(RUA)状態
570である。現在の状態がRMA状態564であり、
ARB MASK信号が非活動状態になり、REFDO
NE信号が活動状態、REF PEND信号が非活動状
態、CPU CYCEN信号が非活動状態である場合
は、次の状態はIUA状態568である。現在の状態が
RMA状態564であり、ARB MASK信号が非活
動状態、REFDONE信号が活動状態、REF PE
ND信号が活動状態である場合は、次の状態はIUA状
態568である。現在の状態がRMA状態564であ
り、ARBMASK信号が非活動状態、REF DON
E信号が活動状態、REF PEND信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が活動状態、同期ARB
HOLD信号が活動状態である場合は、次の状態はI
UA状態568である。RMA状態564からIUA状
態568への遷移によって、CACP状態機械534が
遊休状態にロックされて、ある装置が、リフレッシュ機
能の終りから別のコントローラ装置への入出力バス18
の割振りまでの間のサイクルを盗めるようになる。ま
た、この遷移によって、複数の入出力バスとアービタを
含むシステムの場合は、第2のアービタが第1のアービ
タを遊休状態にロックできるようになる。現在の状態が
RMA状態564であり、ARB MASK信号が非活
動状態、REF DONE信号が活動状態、REF P
END信号が非活動状態、CPU CYCEN信号が活
動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態である
場合は、次の状態はCUA状態566である。
【0046】CUA状態566である間、ARB/GR
ANT信号はアービトレーション状態にあり、CPU
HOLD信号は非活動状態であり、REFRESH A
CK信号は非活動状態であり、DMA ACK信号は非
活動状態であり、ARB MASK信号は非活動状態で
ある。CUA状態566である間に、次状態ジェネレー
タ回路542は、ARB MASK信号、同期HLDA
信号、REF REQPEND信号、TIMER TU
P信号、ARB SETTLE信号、ARBBUS E
QF信号および同期BREQ信号を監視して、CACP
状態機械534の次の状態を決定する。CUA状態56
6が現在の状態であり、ARB MASK信号が非活動
状態、同期HLDA信号が非活動状態、REF REQ
PEND信号が非活動状態、TIMER TUP信号
が非活動状態、ARB SETTLE信号が非活動状態
である時は、次の状態はやはりCUA状態566であ
る。また、CUA状態566が現在の状態であり、AR
B MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が非
活動状態、REF REQ PEND信号が非活動状
態、TIMER TUP信号が非活動状態、ARB S
ETTLE信号が活動状態、ARB BUS EQF信
号が非活動状態である時も、次の状態はやはりCUA状
態566である。また、CUA状態566が現在の状態
であり、ARBMASK信号が非活動状態、同期HLD
A信号が活動状態である時も、次の状態はやはりCUA
状態566である。また、CUA状態566が現在の状
態であり、ARB MASK信号が非活動状態、同期H
LDA信号が非活動状態、REF REQ PEND信
号が非活動状態、TIMER TUP信号が活動状態、
ARB SETTLE信号が非活動状態、同期BREQ
信号が活動状態である時も、次の状態はやはりCUA状
態566である。CUA状態566が現在の状態であ
り、ARB MASK信号が非活動状態、同期HLDA
信号が非活動状態、REF REQ PEND信号が非
活動状態、TIMER TUP信号が活動状態、ARB
SETTLE信号が活動状態、ARB BUS EQ
F信号が活動状態である時は、次の状態はIUA状態5
68である。さらに、CUA状態566が現在の状態で
あり、ARB MASK信号が非活動状態、同期HLD
A信号が非活動状態、REF REQ PEND信号が
活動状態である時は、次の状態はIUA状態568であ
る。また、CUA状態566が現在の状態であり、AR
B MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が非
活動状態、REF REQ PEND信号が非活動状
態、TIMER TUP信号が活動状態、ARBSET
TLE信号が非活動状態、同期BREQ信号が非活動状
態である時も、次の状態はやはりIUA状態568であ
る。
【0047】IUA状態568である間、ARB/GR
ANT信号はアービトレーション状態であり、CPU
HOLD信号は活動状態であり、REFRESH AC
K信号は非活動状態であり、DMA ACK信号は非活
動状態であり、ARB MASK信号は非活動状態であ
る。IUA状態568である間に、次状態ジェネレータ
回路542は、ARB MASK信号、同期HLDA信
号、REF REQPEND信号、CPU CYC E
N信号、TIMER TUP信号、ARBSETTLE
信号、ARB BUS EQF信号、CHNL VAL
ID信号、同期BREQ信号および同期ARB HOL
D信号を監視する。IUA状態568が現在の状態であ
り、ARB MASK信号が非活動状態、同期HLDA
信号が非活動状態、同期ARB HOLD信号が無効で
ある時は、次の状態はやはりIUA状態568である。
IUA状態568が現在の状態であり、ARB MAS
K信号が非活動状態、同期HLDA信号が活動状態、R
EF REQ PEND信号が非活動状態、CPU C
YC EN信号が非活動状態、ARB SETTLE信
号が非活動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状
態である時も、次の状態はやはりIUA状態568であ
る。IUA状態568が現在の状態であり、ARB M
ASK信号が非活動状態、同期ARB HOLD信号が
活動状態である時も、次の状態はやはりIUA状態56
8である。この信号の組合せにより、入出力バス18を
制御するどの装置も、CACP53が別のアービトレー
ション・サイクルを開始する間に1回の転送を完了でき
るようになる。IUA状態568からIUA状態568
への遷移によって、CACP状態機械534が遊休状態
に留まり、したがって、CACPコントローラが新規の
コントローラ装置に入出力バス18を再割振りしないこ
とが保証される。IUA状態568が現在の状態であ
り、ARB MASK信号が非活動状態、同期HLDA
信号が活動状態、REF REQ PEND信号が非活
動状態、CPU CYCEN信号が活動状態、TIME
R TUP信号が活動状態、ARB SETTLE信号
が非活動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状
態、同期BREQ信号が非活動状態である時は、次の状
態はIUA状態568である。
【0048】しかし、IUA状態568が現在の状態で
あり、ARB MASK信号が非活動状態、同期HLD
A信号が活動状態、REF REQ PEND信号が非
活動状態、CPU CYC EN信号が活動状態、TI
MER TUP信号が非活動状態、ARB SETTL
E信号が非活動状態、ARB MASK信号が非活動状
態である時は、次の状態はCUA状態566である。I
UA状態568が現在の状態であり、ARB MASK
信号が非活動状態、同期HLDA信号が活動状態、RE
F REQ PEND信号が非活動状態、CPU CY
C EN信号が活動状態、TIMER TUP信号が非
活動状態、ARB SETTLE信号が活動状態、AR
B BUS EQF信号が非活動状態、ARB MAS
K信号が非活動状態である時は、次の状態はCUA状態
566である。IUA状態568が現在の状態であり、
ARB MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号
が活動状態、REF REQ PEND信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が活動状態、TIMER
TUP信号が活動状態、ARB SETTLE信号が
非活動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態、
同期BREQ信号が活動状態である時は、次の状態はC
UA状態566である。
【0049】IUA状態568が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が
活動状態、REF REQ PEND信号が活動状態、
ARB MASK信号が非活動状態である時は、次の状
態はRUA状態570である。
【0050】RUA状態570である間、ARB/GR
ANT信号はアービトレーション状態であり、CPU
HOLD信号は活動状態であり、REFRESH AC
K信号は活動状態であり、DMA ACK信号は非活動
状態であり、ARB MASK信号は非活動状態であ
る。RUA状態570である間に、次状態ジェネレータ
回路542は、ARB MASK信号、REF DON
E信号、REF PEND信号、CPU CYC EN
信号、TIMER TUP信号、ARB SETTLE
信号、ARB BUS EQF信号、CHNL VAL
ID信号および同期ARB HOLD信号を監視して、
CACP状態機械534の次の状態を決定する。RUA
状態570が現在の状態であり、ARB MASK信号
が非活動状態、REF DONE信号が非活動状態であ
る時は、次の状態はやはりRUA状態570である。
【0051】また、RUA状態570が現在の状態であ
り、ARB MASK信号が非活動状態、REF DO
NE信号が活動状態、REF PEND信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が非活動状態、ARB
SETTLE信号が非活動状態である時は、次の状態は
IUA状態568である。RUA状態570が現在の状
態であり、ARB MASK信号が非活動状態、REF
DONE信号が活動状態、REF PEND信号が非
活動状態、CPU CYC EN信号が非活動状態、A
RB SETTLE信号が活動状態、ARB BUS
EQF信号が非活動状態、CHNL VALID信号が
非活動状態、同期ARB HOLD信号が活動状態であ
る時は、次の状態はIUA状態568である。RUA状
態570が現在の状態であり、ARB MASK信号が
非活動状態、REF DONE信号が活動状態、REF
PEND信号が非活動状態、CPU CYC EN信
号が非活動状態、ARB SETTLE信号が活動状
態、ARB BUS EQF信号が非活動状態、CHN
L VALID信号が活動状態、同期ARB HOLD
信号が活動状態である時は、次の状態はIUA状態56
8である。RUA状態570が現在の状態であり、AR
B MASK信号が非活動状態、REF DONE信号
が活動状態、REF PEND信号が非活動状態、CP
U CYC EN信号が非活動状態、ARB SETT
LE信号が活動状態、ARB BUSEQF信号が活動
状態、同期ARB HOLD信号が活動状態である時
は、次の状態はIUA状態568である。RUA状態5
70が現在の状態であり、ARBMASK信号が非活動
状態、REF DONE信号が活動状態、REF PE
ND信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活
動状態、TIMER TUP信号が非活動状態、ARB
SETTLE信号が非活動状態、同期ARB HOL
D信号が活動状態である時は、次の状態はIUA状態5
68である。RUA状態570が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、REFDONE信号
が活動状態、REF PEND信号が非活動状態、CP
U CYCEN信号が活動状態、TIMER TUP信
号が非活動状態、ARB SETTLE信号が活動状
態、ARB BUS EQF信号が非活動状態、同期A
RBHOLD信号が活動状態である時は、次の状態はI
UA状態568である。RUA状態570が現在の状態
であり、ARB MASK信号が非活動状態、REFD
ONE信号が活動状態、REF PEND信号が非活動
状態、CPU CYCEN信号が活動状態、TIMER
TUP信号が非活動状態、ARB SETTLE信号
が活動状態、ARB BUS EQF信号が活動状態、
同期ARB HOLD信号が活動状態である時は、次の
状態はIUA状態568である。RUA状態570が現
在の状態であり、ARB MASK信号が非活動状態、
REFDONE信号が活動状態、REF PEND信号
が非活動状態、CPU CYCEN信号が活動状態、T
IMER TUP信号が活動状態、ARB SETTL
E信号が非活動状態である時は、次の状態はIUA状態
568である。RUA状態570が現在の状態であり、
ARB MASK信号が非活動状態、REF DONE
信号が活動状態、REF PEND信号が非活動状態、
CPU CYCEN信号が活動状態、TIMER TU
P信号が活動状態、ARB SETTLE信号が活動状
態、ARB BUS EQF信号が非活動状態、CHN
L VALID信号が非活動状態、同期ARB HOL
D信号が活動状態である時は、次の状態はIUA状態5
68である。RUA状態570が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、REF DONE信
号が活動状態、REF PEND信号が非活動状態、C
PU CYC EN信号が活動状態、TIMERTUP
信号が活動状態、ARB SETTLE信号が活動状
態、ARB BUSEQF信号が非活動状態、CHNL
VALID信号が活動状態、同期ARBHOLD信号
が活動状態である時は、次の状態はIUA状態568で
ある。RUA状態570が現在の状態であり、ARB
MASK信号が非活動状態、REFDONE信号が活動
状態、REF PEND信号が非活動状態、CPU C
YCEN信号が活動状態、TIMER TUP信号が活
動状態、ARB SETTLE信号が活動状態、ARB
BUS EQF信号が活動状態、同期ARB HOL
D信号が活動状態である時は、次の状態はIUA状態5
68である。最後に、ARB MASK信号が活動状
態、REF DONE信号が活動状態、REFPEND
信号が活動状態である時は、次の状態はIUA状態56
8である。RUA状態570からIUA状態568への
遷移によって、CACP状態機械534が遊休状態にロ
ックされて、ある装置が、リフレッシュ機能の終りから
別のコントローラ装置への入出力バス18の割振りまで
の間のサイクルを盗めるようになる。また、この遷移に
よって、複数の入出力バスとアービタを含むシステムの
場合に、第2のアービタが第1のアービタを遊休状態に
ロックできるようになる。
【0052】RUA状態570が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、REF DONE信
号が活動状態、REF PEND信号が非活動状態、C
PUCYC EN信号が活動状態、TIMER TUP
信号が非活動状態、ARBSETTLE信号が非活動状
態、同期ARB HOLD信号が非活動状態である時
は、次の状態はCUA状態566である。RUA状態5
70が現在の状態であり、ARB MASK信号が非活
動状態、REF DONE信号が活動状態、REF P
END信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が
活動状態、TIMER TUP信号が非活動状態、AR
B SETTLE信号が活動状態、ARB BUS E
QF信号が非活動状態、同期ARB HOLD信号が非
活動状態である時は、次の状態はCUA状態566であ
る。
【0053】ARB/GRANT信号がアービトレーシ
ョン状態に留まっている間は、CUA状態566とIU
A状態568とRUA状態570の間で制御が循環す
る。CUA状態566から出るにはCPUと通信する必
要があるので、CUA状態566とRUA状態570の
間の遷移は、かならずIUA状態568を通過し、HO
LD信号とHLDA信号のハンドシェークを可能にし、
したがって、CPUが入出力バス18の制御を放棄した
ことを保証する。ただし、リフレッシュは内部機能であ
り、メモリのリフレッシュが完了した後にはハンドシェ
ークの必要がないので、RUA状態570からCUA状
態566へ直接に制御を移すことが可能である。制御が
RUA状態570からIUA状態568に移るのは、R
EF PEND信号によって示されるように、保留中の
別のリフレッシュがあるからである。
【0054】CUA状態566が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が
非活動状態、REF REQ PEND信号が非活動状
態、TIMER TUP信号が非活動状態、ARB S
ETTLE信号が活動状態、ARB BUS EQF信
号が活動状態である時は、次の状態は、許可状態である
CPU許可(CG)状態572である。さらに、CUA
状態566が現在の状態であり、ARB MASK信号
が非活動状態、同期HLDA信号が非活動状態、REF
REQ PEND信号が非活動状態、TIMER T
UP信号が活動状態、ARB SETTLE信号が活動
状態、ARB BUS EQF信号が活動状態である時
も、次の状態はやはりCG状態572である。
【0055】CG状態572である間、ARB/GRA
NT信号は許可状態であり、CPUHOLD信号は非活
動状態であり、REFRESH ACK信号は非活動状
態であり、DMA ACK信号は非活動状態であり、A
RB MASK信号は非活動状態である。CG状態57
2である間に、次状態ジェネレータ回路542は、AR
B MASK信号、同期HLDA信号、CPU BUR
ST信号、TIMERTUP信号、同期PREEMPT
信号、REF REQ PEND信号およびCPU C
YC EN信号を監視する。CG状態572が現在の状
態であり、ARB MASK信号が非活動状態、同期H
LDA信号が非活動状態、CPU BURST信号が非
活動状態、同期PREEMPT信号が非活動状態である
時は、次の状態はやはりCG状態572である。さら
に、CG状態572が現在の状態であり、ARB MA
SK信号が非活動状態、同期HLDA信号が非活動状
態、CPU BURST信号が活動状態、TIMER
TUP信号が非活動状態である時も、次の状態はやはり
CG状態572である。CG状態572が現在の状態で
あり、ARB MASK信号が非活動状態、同期HLD
A信号が非活動状態、CPU BURST信号が活動状
態、TIMER TUP信号が活動状態、同期PREE
MPT信号が非活動状態である時も、次の状態はやはり
CG状態572である。CG状態572が現在の状態で
あり、ARB MASK信号が非活動状態、同期HLD
A信号が活動状態である時も、次の状態はやはりCG状
態572である。
【0056】CG状態572が現在の状態であり、AR
B MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が非
活動状態、CPU BURST信号が非活動状態、同期
PREEMPT信号が非活動状態、REF REQ P
END信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が
活動状態である時は、次の状態はCUA状態566であ
る。CG状態572が現在の状態であり、ARB MA
SK信号が非活動状態、同期HLDA信号が非活動状
態、CPU BURST信号が活動状態、TIMER
TUP信号が活動状態、同期PREEMPT信号が活動
状態、REF REQ PEND信号が非活動状態、C
PU CYC EN信号が活動状態である時は、次の状
態はCUA状態566である。
【0057】CG状態572が現在の状態であり、AR
B MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が非
活動状態、CPU BURST信号が非活動状態、同期
PREEMPT信号が活動状態、REF REQ PE
ND信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が非
活動状態である時は、次の状態はIUA状態568であ
る。CG状態572が現在の状態であり、ARB MA
SK信号が非活動状態、同期HLDA信号が非活動状
態、CPU BURST信号が非活動状態、同期PRE
EMPT信号が活動状態、REF REQ PEND信
号が活動状態である時は、次の状態はIUA状態568
である。CG状態572が現在の状態であり、ARB
MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が非活動
状態、CPU BURST信号が活動状態、TIMER
TUP信号が活動状態、同期PREEMPT信号が活
動状態、REF REQ PEND信号が非活動状態、
CPU CYC EN信号が非活動状態である時は、次
の状態はIUA状態568である。CG状態572が現
在の状態であり、ARB MASK信号が非活動状態、
同期HLDA信号が非活動状態、CPU BURST信
号が活動状態、TIMER TUP信号が活動状態、同
期PREEMPT信号が活動状態、REF REQ P
END信号が活動状態である時は、次の状態はIUA状
態568である。
【0058】IUA状態568が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が
活動状態、REF REQ PEND信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が活動状態、ARB S
ETTLE信号が活動状態、ARB BUS EQF信
号が活動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態
である時は、次の状態はCG状態572である。さら
に、IUA状態568が現在の状態であり、ARB M
ASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が活動状
態、REF REQ PEND信号が非活動状態、CP
U CYC EN信号が活動状態、TIMER TUP
信号が非活動状態、ARB SETTLE信号が活動状
態、ARB BUS EQF信号が活動状態、CHNL
VALID信号が活動状態、同期ARB HOLD信
号が非活動状態である時は、次の状態はCG状態572
である。さらに、IUA状態568が現在の状態であ
り、ARBMASK信号が非活動状態、同期HLDA信
号が活動状態、REF REQPEND信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が活動状態、TIMER
TUP信号が活動状態、ARB SETTLE信号が活
動状態、ARB BUSEQF信号が活動状態、同期A
RB HOLD信号が非活動状態である時は、次の状態
はCG状態572である。
【0059】IUA状態568が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が
活動状態、REF REQ PEND信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が活動状態、TIMER
TUP信号が活動状態、ARB SETTLE信号が
活動状態、ARB BUS EQF信号が活動状態、同
期ARB HOLD信号が非活動状態である時は、次の
状態は、外部マスタ許可(MG)状態574である。M
G状態574である間、ARB/GRANT信号は許可
状態であり、CPU HOLD信号は活動状態であり、
REFRESHACK信号は非活動状態であり、DMA
ACK信号は非活動状態であり、CHNL BUSY
信号は非活動状態である。MG状態574である間に、
次状態ジェネレータ回路542は、ARB MASK信
号と同期CHNL ACT信号を監視する。MG状態5
74が現在の状態であり、ARB MASK信号が非活
動状態、同期CHNL ACT信号が非活動状態である
時は、次の状態はMG状態574である。MG状態57
4が現在の状態であり、ARB MASK信号が非活動
状態、同期CHNL ACT信号が活動状態である時
は、次の状態は、外部マスタ許可アクティブ(MGA)
状態578である。
【0060】MGA状態578である間、ARB/GR
ANT信号は許可状態であり、CPU HOLD信号は
活動状態であり、REFRESH ACK信号は非活動
状態であり、DMA ACK信号は非活動状態であり、
CHNL BUSY信号は非活動状態である。MGA状
態578である間に、次状態ジェネレータ回路542
は、ARB MASK信号、同期CHNL ACT信
号、REF REQ PEND信号、CPU CYC
EN信号および同期ARB HOLD信号を監視する。
MGA状態578が現在の状態であり、ARB MAS
K信号が非活動状態、同期CHNL ACT信号が活動
状態である時は、次の状態はやはりMGA状態578で
ある。
【0061】MGA状態578が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期CHNL AC
T信号が非活動状態、REF REQ PEND信号が
非活動状態、CPU CYC EN信号が活動状態、同
期ARB HOLD信号が非活動状態である時は、次の
状態はCUA状態566である。MGA状態578が現
在の状態であり、ARB MASK信号が非活動状態、
同期CHNL ACT信号が非活動状態、REF RE
Q PEND信号が活動状態、同期ARB HOLD信
号が非活動状態である時は、次の状態はRUA状態57
0である。
【0062】MGA状態578が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期CHNL AC
T信号が非活動状態、REF REQ PEND信号が
非活動状態、CPU CYC EN信号が非活動状態で
ある時は、次の状態はIUA状態568である。MGA
状態578が現在の状態であり、ARB MASK信号
が非活動状態、同期CHNL ACT信号が非活動状
態、REF REQ PEND信号が非活動状態、CP
U CYC EN信号が活動状態、同期ARBHOLD
信号が活動状態である時は、次の状態はIUA状態56
8である。MGA状態578が現在の状態であり、AR
B MASK信号が非活動状態、同期CHNL ACT
信号が非活動状態、REF REQ PEND信号が活
動状態、同期ARB HOLD信号が活動状態である時
は、次の状態はIUA状態568である。MGA状態5
78からIUA状態568への遷移は、入出力バス18
上のコントローラ装置が、ある転送のその装置の部分を
完了したことを表す。この遷移によって、アービトレー
ションがロックできるようにCACP状態機械534が
強制的に遊休状態に留められ、したがって、バス・イン
ターフェース・ユニット54などのローカル装置が前の
コントローラ装置からのローカル転送サイクルを完了で
きるようになると同時に、アービトレーションが並行に
発生できるようになる。
【0063】IUA状態568が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期HLDA信号が
活動状態、REF REQ PEND信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が非活動状態、ARB
SETTLE信号が活動状態、ARB BUS EQF
信号が非活動状態、CHNL VALID信号が活動状
態、同期ARB HOLD信号が非活動状態である時
は、次の状態は、内部DMA許可非アクティブ(DG)
状態576である。IUA状態568が現在の状態であ
り、ARB MASK信号が非活動状態、同期HLDA
信号が活動状態、REF REQ PEND信号が非活
動状態、CPU CYC EN信号が活動状態、TIM
ER TUP信号が活動状態、ARB SETTLE信
号が活動状態、ARB BUS EQF信号が非活動状
態、CHNL VALID信号が活動状態、同期ARB
HOLD信号が非活動状態である時も、次の状態はや
はりDG状態576である。
【0064】DG状態576である間、ARB/GRA
NT信号は許可状態であり、CPUHOLD信号は非活
動状態であり、REFRESH ACK信号は非活動状
態であり、DMA ACK信号は活動状態であり、CH
NL BUSY信号は非活動状態である。DG状態57
6である間に、次状態ジェネレータ回路542は、AR
B MASK信号と同期CHNL ACT信号を監視す
る。DG状態576が現在の状態であり、ARB MA
SK信号が非活動状態、同期CHNL ACT信号が非
活動状態である時は、やはりDG状態576が次の状態
である。
【0065】DG状態576が現在の状態であり、AR
B MASK信号が非活動状態、同期CHNL ACT
信号が活動状態である時は、次の状態は、内部DMA許
可アクティブ(DGA)状態580である。DGA状態
580である間、ARB/GRANT信号は許可状態で
あり、CPU HOLD信号は活動状態であり、REF
RESH ACK信号は非活動状態であり、DMA A
CK信号は活動状態であり、CHNL BUSY信号は
活動状態である。DGA状態580である間に、次状態
ジェネレータ回路542は、ARB MASK信号、同
期CHNL ACT信号、REF REQ PEND信
号、CPU CYC EN信号および同期ARB HO
LD信号を監視する。DGA状態580が現在の状態で
あり、ARB MASK信号が非活動状態、同期CHN
L ACT信号が活動状態である時は、次の状態はやは
りDGA状態580である。DGA状態580が現在の
状態であり、ARB MASK信号が非活動状態、同期
CHNL ACT信号が非活動状態、REF REQ
PEND信号が非活動状態、CPU CYC EN信号
が非活動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態
である時は、次の状態はIUA状態568である。DG
A状態580が現在の状態であり、ARBMASK信号
が非活動状態、同期CHNL ACT信号が非活動状
態、REFREQ PEND信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が活動状態、同期ARB HOLD
信号が非活動状態である時は、次の状態はCUA状態5
66である。DGA状態580が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期CHNL AC
T信号が非活動状態、REF REQ PEND信号が
活動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態であ
る時は、次の状態はRUA状態570である。
【0066】DGA状態580が現在の状態であり、A
RB MASK信号が非活動状態、同期CHNL AC
T信号が非活動状態、REF REQ PEND信号が
非活動状態、CPU CYC EN信号が非活動状態、
同期ARB HOLD信号が活動状態である時は、次の
状態は、DMA非マスク・アービトレーション(DU
A)状態582である。DGA状態580が現在の状態
であり、ARB MASK信号が非活動状態、同期CH
NL ACT信号が非活動状態、REF REQPEN
D信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動
状態、同期ARBHOLD信号が活動状態である時は、
次の状態はDUA状態582である。DGA状態580
が現在の状態であり、ARB MASK信号が非活動状
態、同期CHNL ACT信号が非活動状態、REF
REQ PEND信号が活動状態、同期ARB HOL
D信号が活動状態である時は、次の状態はDUA状態5
82である。DGA状態580からDUA状態582へ
の遷移は、DMAコントローラ52がメモリまたはDM
Aスレーブ拡張装置からの情報の読取りを完了したが、
DMAコントローラ52はまだその内部にメモリに書き
込まなければならないデータを有していることを示す。
DUA状態では、DMAコントローラ52が活動状態に
留まることができると同時に、CACP53が並行して
別のアービトレーション・サイクルを開始することがで
きる。DUA状態582に入る際には、ARB CAC
P53が入出力バス18を再割振りしないことを保証す
るため、HOLD信号が非活動状態になるまでアービト
レーションがロックされる。
【0067】DUA状態582である間、ARB/GR
ANT信号は許可状態であり、CPU HOLD信号は
活動状態であり、REFRESH ACK信号は非活動
状態であり、DMA ACK信号は活動状態であり、A
RB MASK信号は非活動状態である。DUA状態5
82である間に、次状態ジェネレータ回路542は、A
RB MASK信号、同期ARB HOLD信号、RE
F REQ PEND信号およびCPU CYC EN
信号を監視する。DUA状態582が現在の状態であ
り、ARB MASK信号が非活動状態、同期ARB
HOLD信号が活動状態である時は、次の状態はやはり
DUA状態582である。DUA状態582からDUA
状態582への遷移は、DMAコントローラ52が、現
在それに記憶されたデータ情報をフラッシュしているこ
とを示す。この遷移によって、DMAコントローラ52
が活動状態である間はCACP53が入出力バス18を
再割振りしないことが保証されるが、CACP53は、
次の許可サイクルに関するアービトレーションを行って
よい。DUA状態582が現在の状態であり、ARBM
ASK信号が非活動状態、同期ARB HOLD信号が
非活動状態、REFREQ PEND信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が非活動状態である時
は、次の状態はIUA状態568である。DUA状態5
82が現在の状態であり、ARB MASK信号が非活
動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態、RE
F REQ PEND信号が非活動状態、CPU CY
C EN信号が活動状態である時は、次の状態はCUA
状態566である。DUA状態582が現在の状態であ
り、ARB MASK信号が非活動状態、同期ARB
HOLD信号が非活動状態、REF REQ PEND
信号が活動状態である時は、次の状態はRUA状態57
0である。DUA状態582を提供することによって、
DMA ACK信号が活動状態に留まり、したがって、
DMAコントローラ52が入出力バス18に関するアー
ビトレーションを開始できるようになる。したがって、
コンピュータ・システム10は、入出力バス18の次の
許可サイクルに関するアービトレーションと並行して、
DMA転送を完了することができる。
【0068】IUA状態568からMG状態574に制
御を移すことができる。具体的に言うと、IUA状態5
68が現在の状態であり、ARB MASK信号が非活
動状態、同期HLDA信号が活動状態、REF REQ
PEND信号が非活動状態、CPU CYC EN信
号が非活動状態、ARB SETTLE信号が活動状
態、ARB BUS EQF信号が非活動状態、CHN
L VALID信号が非活動状態である時は、次の状態
はMG状態574である。IUA状態568が現在の状
態であり、ARB MASK信号が非活動状態、同期H
LDA信号が活動状態、REF REQ PEND信号
が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動状態、
TIMER TUP信号が活動状態、ARB SETT
LE信号が活動状態、ARB BUS EQF信号が非
活動状態、CHNL VALID信号が非活動状態であ
る時は、次の状態はMG状態574である。
【0069】また、RUA状態570からCG状態57
2、MG状態574またはDG状態576に制御を移す
こともできる。具体的に言うと、RUA状態570が現
在の状態であり、ARB MASK信号が非活動状態、
REF DONE信号が活動状態、REF PEND信
号が非活動状態、CPU CYC EN信号が非活動状
態、ARB SETTLE信号が活動状態、ARB B
US EQF信号が活動状態、同期ARB HOLD信
号が非活動状態である時は、CG状態572が次の状態
である。RUA状態570が現在の状態であり、ARB
MASK信号が非活動状態、REF DONE信号が
活動状態、REF PEND信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が活動状態、TIMER TUP信
号が非活動状態、ARB SETTLE信号が活動状
態、ARB BUS EQF信号が活動状態、同期AR
B HOLD信号が非活動状態である時も、CG状態5
72がやはり次の状態である。RUA状態570が現在
の状態であり、ARB MASK信号が非活動状態、R
EF DONE信号が活動状態、REF PEND信号
が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動状態、
TIMER TUP信号が活動状態、ARB SETT
LE信号が活動状態、ARB BUS EQF信号が活
動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態である
時も、CG状態572がやはり次の状態である。RUA
状態570が現在の状態であり、ARBMASK信号が
非活動状態、REF DONE信号が活動状態、REF
PEND信号が非活動状態、CPU CYC EN信
号が非活動状態、ARB SETTLE信号が活動状
態、ARB BUS EQF信号が活動状態、CHNL
VALID信号が非活動状態、同期ARB HOLD
信号が非活動状態である時は、MG状態574が次の状
態である。RUA状態570が現在の状態であり、AR
B MASK信号が非活動状態、REF DONE信号
が活動状態、REFPEND信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が活動状態、TIMERTUP信号
が活動状態、ARB SETTLE信号が活動状態、A
RB BUSEQF信号が非活動状態、CHNL VA
LID信号が非活動状態、同期ARBHOLD信号が非
活動状態である時も、MG状態574がやはり次の状態
である。RUA状態570が現在の状態であり、ARB
MASK信号が非活動状態、REF DONE信号が
活動状態、REF PEND信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が非活動状態、ARB SETTL
E信号が活動状態、ARBBUS EQF信号が非活動
状態、CHNL VALID信号が活動状態、同期AR
B HOLD信号が非活動状態である時は、DG状態5
76が次の状態である。RUA状態570が現在の状態
であり、ARB MASK信号が非活動状態、REF
DONE信号が活動状態、REF PEND信号が非活
動状態、CPUCYC EN信号が活動状態、TIME
R TUP信号が活動状態、ARB SETTLE信号
が活動状態、ARB BUS EQF信号が非活動状
態、CHNL VALID信号が活動状態、同期ARB
HOLD信号が非活動状態である時も、DG状態57
6がやはり次の状態である。
【0070】CUA状態566、IUA状態568、R
UA状態570またはDUA状態582から、マスク・
アービトレーション部分550に制御を戻すこともでき
る。具体的に言うと、CUA状態566が現在の状態で
あり、ARB MASK信号が活動状態になり、同期H
LDA信号が非活動状態、REF REQ PEND信
号が非活動状態である時は、次の状態はCMA状態56
0である。CUA状態566が現在の状態であり、AR
B MASK信号が活動状態、同期HLDA信号が活動
状態である時も、次の状態はやはりCMA状態560で
ある。CUA状態566が現在の状態であり、ARB
MASK信号が活動状態になり、同期HLDA信号が非
活動状態、REF REQ PEND信号が活動状態で
ある時は、次の状態はIMA状態562である。
【0071】IUA状態568が現在の状態であり、A
RB MASK信号が活動状態、同期HLDA信号が非
活動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態であ
る時は、次の状態はIMA状態562である。IUA状
態568が現在の状態であり、ARB MASK信号が
活動状態、同期ARB HOLD信号が活動状態である
時も、次の状態はやはりIMA状態562であり、した
がって、CACP53が遊休状態に戻る間に、装置は転
送を完了することができる。IUA状態568からIM
A状態562への遷移によって、CACP状態機械53
4が遊休状態に留まり、したがって、CACPコントロ
ーラが新規のコントローラ装置に入出力バス18を再割
振りしないことが保証される。IUA状態568が現在
の状態であり、ARB MASK信号が活動状態、同期
HLDA信号が活動状態、REFREQ PEND信号
が非活動状態、同期ARB HOLD信号が非活動状態
である時は、次の状態はCMA状態560である。IU
A状態568が現在の状態であり、ARB MASK信
号が活動状態、同期HLDA信号が活動状態、REFR
EQ PEND信号が活動状態、同期ARB HOLD
信号が非活動状態である時は、次の状態はRMA状態5
64である。
【0072】RUA状態570が現在の状態であり、A
RB MASK信号が活動状態、REF DONE信号
が非活動状態である時は、RMA状態564が次の状態
である。RUA状態570が現在の状態であり、ARB
MASK信号が活動状態、REF DONE信号が活
動状態、REF PEND信号が非活動状態、同期AR
B HOLD信号が非活動状態である時は、CMA状態
560が次の状態である。RUA状態570が現在の状
態であり、ARB MASK信号が活動状態、REF
DONE信号が活動状態、REF PEND信号が非活
動状態、同期ARB HOLD信号が活動状態である時
は、IMA状態562が次の状態である。RUA状態5
70からIMA状態562への遷移によって、CACP
状態機械534が遊休状態にロックされて、ある装置
が、リフレッシュ機能の終りから別のコントローラ装置
への入出力バス18の割振りまでの間のサイクルを盗め
るようになる。RUA状態570が現在の状態であり、
ARB MASK信号が活動状態、REF DONE信
号が活動状態、REF PEND信号が活動状態である
時は、IMA状態562が次の状態である。
【0073】許可部分554の状態、すなわちCG状態
572、MG状態574、MGA状態578、DG状態
576およびDGA状態580から、マスク・アービト
レーション部分550に制御を移すこともできる。具体
的に言うと、CG状態572が現在の状態であり、AR
B MASK信号が活動状態、同期HLDA信号が活動
状態である時は、次の状態はCMA状態560である。
CG状態572が現在の状態であり、ARB MASK
信号が活動状態、同期HLDA信号が非活動状態、RE
F REQ PEND信号が非活動状態である時は、次
の状態はCMA状態560である。CG状態572が現
在の状態であり、ARB MASK信号が活動状態、同
期HLDA信号が非活動状態、REF REQ PEN
D信号が活動状態である時は、次の状態はIMA状態5
62である。
【0074】MG状態574が現在の状態であり、AR
B MASK信号が活動状態である時は、次の状態はI
MA状態562である。MGA状態578が現在の状態
であり、ARB MASK信号が活動状態である時も、
次の状態はやはりIMA状態562である。
【0075】DG状態576が現在の状態であり、AR
B MASK信号が活動状態である時は、次の状態はD
MAマスク・アービトレーション(DMA)状態584
である。DMA状態584である間、ARB/GRAN
T信号はアービトレーション状態であり、CPU HO
LD信号は活動状態であり、REFRESH ACK信
号は非活動状態であり、DMA ACK信号は活動状態
であり、ARB MASK信号は活動状態である。DM
A状態584である間に、次状態ジェネレータ回路54
2は、ARB MASK信号と、同期CHNL ACT
信号を監視する。DMA状態584が現在の状態であ
り、同期ARB HOLD信号が活動状態である時は、
次の状態はやはりDMA状態584である。DMA状態
584からDMA状態584への遷移は、DMAコント
ローラ52が、現在それに記憶されているデータ情報を
フラッシュしていることを示す。この遷移によって、D
MAコントローラ52が活動状態である間にCACP5
3が入出力バス18を再割振りしないことが保証される
が、CACP53は、次の許可サイクルに関するアービ
トレーションを行ってよい。DMA状態584が現在の
状態であり、同期ARBHOLD信号が非活動状態であ
る時は、次の状態はIMA状態562である。DMA状
態584を提供することによって、DMA転送を活動状
態に留めて、DMAコントローラ52に転送のためのサ
イクルを終了させることができる。このようにして、D
MA状態584によって、バス・エラーからの秩序だっ
た回復が可能となる。
【0076】DGAが現在の状態であり、ARB MA
SK信号が活動状態である時は、次の状態はDMA状態
584である。また、非マスク・アービトレーション部
分552のDUA状態582が現在の状態であり、AR
B MASK信号が活動状態である時も、やはり次の状
態はDMA状態584である。
【0077】図6を参照すると、アービトレーション状
態機械300は、電源投入時にCACP MODE信号
が非活動状態である時、LACP状態機械520を使用
する。コンピュータ・システム10の構成が変更されな
い限り、制御はLACP状態機械520側に留まる。ア
ービトレーション状態機械300が、したがってCAC
P53がLACP状態機械520を使用している時は、
CACP53はローカル・モードで動作している。ロー
カル・モードで動作している時、CACP53のアービ
トレーションは、別の中央アービトレーション制御点の
制御下にある。したがって、LACP状態機械520
は、CACP状態機械534の制御機能の多くを実行す
る必要がない。
【0078】具体的に言うと、コンピュータ・システム
10の電源投入時に、LACP状態機械は、ローカルC
PU(LCPU)状態590で制御を開始する。LCP
U状態590である間、HOLD信号は非活動状態であ
り、REF ACK信号は非活動状態であり、DMA
ACK信号は非活動状態である。LCPU状態590で
ある間に、LACP状態機械520は、同期HLDA信
号、REF REQPEND信号、ARB/GRANT
信号およびCHNL VALID信号を監視する。LC
PU状態590が現在の状態であり、同期HLDA信号
が非活動状態、REF REQ PEND信号が非活動
状態、ARB/GRANT信号が許可状態、CHNL
VALID信号が非活動状態である時は、次の状態はや
はりLCPU状態590である。LCPU状態590が
現在の状態であり、同期HLDA信号が非活動状態、R
EF REQ PEND信号が非活動状態、ARB/G
RANT信号がアービトレーション状態である時も、次
の状態はやはりLCPU状態590である。LCPU状
態590が現在の状態であり、同期HLDA信号が活動
状態である時も、次の状態はやはりLCPU状態590
である。LCPU状態590が現在の状態であり、同期
HLDA信号が非活動状態、REF REQPEND信
号が非活動状態、ARB/GRANT信号が許可状態、
CHNLVALID信号が活動状態である時は、次の状
態は、ローカル・遊休(LIDLE)状態592であ
る。LCPU状態590が現在の状態であり、同期HL
DA信号が非活動状態、REF REQ PEND信号
が非活動状態である時は、次の状態はやはりLCPU状
態590である。
【0079】LIDLE状態592である間、HOLD
信号は活動状態であり、REF ACK信号は非活動状
態であり、DMA ACK信号は非活動状態である。L
IDLE状態592である間に、LACP状態機械52
0は、同期HLDA信号、REF REQ PEND信
号、ARB/GRANT信号およびCHNL VALI
D信号を監視する。LIDLE状態592が現在の状態
であり、同期HLDA信号が非活動状態である時は、次
の状態はやはりLIDLE状態592である。LIDL
E状態592が現在の状態であり、同期HLDA信号が
活動状態、REF REQ PEND信号が非活動状
態、ARB/GRANT信号が許可状態、CHNL V
ALID信号が非活動状態である時は、次の状態はLC
PU状態590である。LIDLE状態592が現在の
状態であり、同期HLDA信号が活動状態、REF R
EQ PEND信号が非活動状態、ARB/GRANT
信号がアービトレーション状態である時は、次の状態は
LCPU状態590である。LIDLE状態592が現
在の状態であり、同期HLDA信号が活動状態、REF
REQ PEND信号が非活動状態、ARB/GRA
NT信号が許可状態、CHNL VALID信号が活動
状態である時は、次の状態は、ローカルDMA許可(L
DG)状態594である。LIDLE状態592が現在
の状態であり、同期HLDA信号が活動状態、REF
REQ PEND信号が活動状態である時は、次の状態
は、ローカル・リフレッシュ(LREF)状態596で
ある。
【0080】LREF状態596である間、HOLD信
号は活動状態であり、REF ACK信号は活動状態で
あり、DMA ACK信号は非活動状態である。LRE
F状態596である間に、LACP状態機械520は、
REF REQ PEND信号、ARB/GRANT信
号、CHNL VALID信号およびREF DONE
信号を監視する。LREF状態596が現在の状態であ
り、REF DONE信号が非活動状態である時は、次
の状態はやはりLREF状態596である。LREF状
態596が現在の状態であり、REF REQ PEN
D信号が非活動状態、ARB/GRANT信号が許可状
態、CHNL VALID信号が非活動状態、REF
DONE信号が活動状態である時は、次の状態はLCP
U状態590である。LREF状態596が現在の状態
であり、REF REQ PEND信号が非活動状態、
ARB/GRANT信号が許可状態、CHNL VAL
ID信号が活動状態、REF DONE信号が活動状態
である時は、次の状態はLDG状態594である。LR
EF状態596が現在の状態であり、REF REQ
PEND信号が非活動状態、ARB/GRANT信号が
アービトレーション状態、REF DONE信号が活動
状態である時は、次の状態はLCPU状態590であ
る。LREF状態596が現在の状態であり、REF
REQ PEND信号が活動状態、REF DONE信
号が活動状態である時は、次の状態はLIDLE状態5
92である。
【0081】LDG状態594である間、HOLD信号
は活動状態であり、REF ACK信号は非活動状態で
あり、DMA ACK信号は活動状態であり、DMA
ACTIVE信号は非活動状態である。LDG状態59
4である間に、LACP状態機械520は、ARB/G
RANT信号とDMA ACTIVE信号を監視する。
LDG状態594が現在の状態であり、ARB/GRA
NT信号が許可状態、DMA ACTIVE信号が非活
動状態である時は、次の状態はLDG状態594であ
る。LDG状態594が現在の状態であり、ARB/G
RANT信号が許可状態、DMA ACTIVE信号が
活動状態である時には、次の状態は、ローカルDMA許
可アクティブ(LDGA)状態598である。LDG状
態594が現在の状態であり、ARB/GRANT信号
がアービトレーション状態である時は、次の状態はLI
DLE状態592である。
【0082】LDGA状態598である間、HOLD信
号は活動状態であり、REF ACK信号は非活動状態
であり、DMA ACK信号は活動状態であり、DMA
ACTIVE信号は活動状態である。LDGA状態5
98である間に、LACP状態機械520は、ARB/
GRANT信号、REF REQ PEND信号および
DMA ACTIVE信号を監視する。LDGA状態5
98が現在の状態であり、ARB/GRANT信号がア
ービトレーション状態、DMA ACTIVE信号が活
動状態である時は、次の状態はやはりLDGA状態59
8である。LDGA状態598が現在の状態であり、A
RB/GRANT信号が許可状態、DMA ACTIV
E信号が活動状態である時も、次の状態はやはりLDG
A状態598である。LDGA状態598が現在の状態
であり、ARB/GRANT信号が許可状態、DMA
ACTIVE信号が非活動状態、REF REQ PE
ND信号が非活動状態である時は、次の状態はLCPU
状態590である。LDGA状態598が現在の状態で
あり、ARB/GRANT信号が許可状態、DMAAC
TIVE信号が非活動状態、REF REQ PEND
信号が活動状態である時は、次の状態はLREF状態5
96である。LDGA状態598が現在の状態であり、
ARB/GRANT信号が許可状態、DMA ACTI
VE信号が活動状態である時は、次の状態はLIDLE
状態592である。
【0083】図7を参照すると、リフレッシュ・タイマ
/制御回路504は、リフレッシュ要求状態機械60
0、リフレッシュ実行状態機械602、リフレッシュ要
求間隔カウンタ604、バースト・サイクル・カウンタ
606、リフレッシュ・アドレス・カウンタ608およ
びリフレッシュ要求保留カウンタ610を含んでいる。
リフレッシュ要求状態機械600は、リフレッシュ・イ
ネーブル信号(REFEN)およびリフレッシュ選択信
号(LB REF、MC REF)を受け取る。これら
の信号は、リフレッシュ構成情報の一部である。REF
EN信号は、いつリフレッシュがイネーブルされるの
かを示す信号である。この信号は、通常は、電源投入時
に、メモリが検証される前に活動化される。LB RE
F信号とMCREF信号は、それぞれのバスに関して、
いつリフレッシュがイネーブルされるのかを示す信号で
ある。リフレッシュ要求状態機械はまた、リフレッシュ
要求間隔カウンタ604から、リフレッシュ間隔が発生
したことを示す間隔カウント指示信号(ICNT)を受
け取る。リフレッシュ要求状態機械は、REF REQ
パルスを生成する。このREF REQパルスは、リフ
レッシュ要求保留カウンタ610ならびにLACP状態
機械520とCACP状態機械534に供給される。リ
フレッシュ要求間隔カウンタ604は、12ビットのカ
ウンタであって、リフレッシュ構成情報の一部であるカ
ウンタ間隔信号(CNT INT(0−11))を受け
取り、リフレッシュ要求状態機械600からカウンタ・
ロード信号(LOAD)を受け取る。CNT INT信
号は、リフレッシュ間隔を示す信号である。このカウン
トは、LOAD信号が活動化されるごとに開始される。
この間隔は、CNT INT信号に基づいて変化し、し
たがって、異なるタイプのメモリ周波数およびチップ周
波数に適合するように調節することができる。本発明で
は、リフレッシュ間隔は15.6マイクロ秒に設定され
る。
【0084】リフレッシュ実行状態機械602は、CA
CP状態機械534からREF ACK信号を受け取
り、RDY信号とBRDY信号を受け取り、バースト・
サイクル・カウンタ606からサイクル・カウント信号
(CCNT)を受け取る。リフレッシュ実行状態機械6
02は、ADS信号とREFRESH信号を供給し、バ
ースト・サイクル・カウンタ606に減分カウント信号
(DEC CNT)とカウンタ・ロード信号(LOA
D)を供給し、リフレッシュ・アドレス・カウンタ60
8にリフレッシュ・アドレスを増分するためのアドレス
・カウント指示信号(ADDR CNT)を供給する。
バースト・サイクル・カウンタ606はまた、サイクル
番号信号(NUM CYC)を受け取る。このNUM
CYC信号は、バーストできる、すなわち単一のリフレ
ッシュ動作の間に連続的に実行できるリフレッシュ・サ
イクルの数を示す信号であり、リフレッシュ構成情報の
一部である。
【0085】リフレッシュ要求保留カウンタ610は、
リフレッシュ要求状態機械600からREF REQパ
ルスを受け取り、リフレッシュ実行状態機械602から
REF DONE信号を受け取り、CACP状態機械5
34からREF PREEMPT信号を受け取る。リフ
レッシュ要求保留カウンタ610は、REF REQ信
号、REF PREEMPT信号およびREF DON
E信号に基づいて、REF REQ PEND信号とT
OUT STR信号を生成する。具体的に言うと、RE
F REQパルスを受け取るごとに、REF REQ
PEND信号が活動化され、リフレッシュ要求保留カウ
ンタ610が増分される。3つのREFREQパルスを
受け取った後にリフレッシュ・サイクルが実行されない
時は、リフレッシュ要求保留カウンタ610は、TOU
T STR信号を活動化する。リフレッシュ要求保留カ
ウンタ610は、活動状態のREF PREEMPT信
号を受け取った時、リフレッシュ要求カウントを減分す
るためにイネーブルされる。その後、REF ACK信
号が活動状態である間に活動状態のREF DONE信
号を受け取るごとに、リフレッシュ要求カウントが減分
される。したがって、リフレッシュ要求保留カウンタ6
10を用いると、入出力バス18を待っている間に、最
大3つのリフレッシュ要求を実行のため待ち行列に入れ
ることができる。REF REQ PEND信号は、1
つまたは複数のリフレッシュ要求を処理する必要がある
ことをLACP状態機械520とCACP状態機械53
4に警告する。3つ目のリフレッシュ要求パルスを待ち
行列に入れる際に、リフレッシュ・タイマ/制御回路5
04は、TOUT STR信号を生成し、これによっ
て、CACP状態機械534に入出力バス18の所有権
を強制的に取得し(すなわち、現在どの装置がバスの所
有権を有していても、その装置の制御信号を無効に
し)、待ち行列に入れられたリフレッシュ動作を実行す
るように指令する。
【0086】リフレッシュ・タイマ/制御回路504は
また、選択的リフレッシュ機能を提供する。この選択的
リフレッシュ機能によれば、メモリ・リフレッシュ機能
を使用不能にし、1本のバス(たとえば、入出力バス1
8またはローカル・プロセッサ・バス)上のメモリだけ
をリフレッシュし、または両方のバス上のメモリを同時
にリフレッシュすることができる。この機能を用いる
と、CACP53が複数の異なるタイプのコンピュータ
・システムで使用できるようになり、有利である。たと
えば、CACP53が、単一バス・コンピュータ・シス
テム(すなわち、CACP53が対応する入出力バスに
直接に接続されているコンピュータ・システム)で使用
でき、またCACP53がプロセッサ・バスに接続さ
れ、バス・インターフェース・ユニット54を介して入
出力バスに接続されている、コンピュータ・システム1
0などの二重バス・コンピュータ・システムでも使用で
きる。
【0087】具体的に言うと、図7と図8を参照する
と、コンピュータ・システム10の電源投入時に、リフ
レッシュ要求状態機械600は、遊休(IDLE)状態
620である。REF EN信号が活動化され、LB
REF信号とMC REF信号のどちらか一方または両
方が活動化される時、カウント(COUNT)状態62
2に制御が移り、リフレッシュ要求間隔カウンタ604
がロードされる。リフレッシュ要求間隔カウンタ604
がリフレッシュ間隔をカウントしており、したがってI
CNT信号が非活動状態である間、制御はカウント状態
622に留まる。ICNT信号が活動状態になり、リフ
レッシュ間隔が発生したことを示す時、要求(REQU
EST)状態624に制御が移り、REF REQパル
スが生成される。REF EN信号が活動状態である場
合は、カウント状態622に制御が戻り、LOAD信号
を活動化することによって別の間隔カウントが開始され
る。REF EN信号が非活動状態にならない限り、制
御はカウント状態622と要求状態624の間で循環す
る。REF EN信号が非活動状態になった時点で、制
御は、カウント状態622と要求状態624のどちらか
から遊休状態620に戻る。
【0088】図7と図9を参照すると、リフレッシュ実
行状態機械602の制御は、遊休(IDLE)状態63
0から始まる。活動状態のREF EN信号と共にRE
FACK信号を受け取る時、サイクル・カウント・ロー
ド(LOAD CYC CNT)状態632に制御が移
り、この状態で、LOAD信号が活動化され、バースト
・サイクル・カウンタ606にNUM CYC値がロー
ドされる。その後、アドレス・ストローブ(ADS)状
態634に制御が移り、ADS信号がストローブされ
る。その後、カウント(COUNT)状態636に制御
が移り、この状態で、バースト・サイクル・カウンタ6
06が減分され、リフレッシュ・アドレス・カウンタ6
08が増分される。その後、待機(WAIT)状態63
8に制御が移る。
【0089】制御が待機状態638である間に、下記の
いずれかのモードが選択された時、すなわち、RDY信
号が非活動状態、BRDY信号が非活動状態、LB R
EF信号が活動状態、MC REF信号が活動状態の
時、またはBRDY信号が非活動状態でLB REF信
号が非活動状態である時、またはRDY信号が非活動状
態でMC REF信号が非活動状態である時、制御は待
機状態638に留まる。制御が待機状態638である間
に、CCNT信号が非活動状態で、LB REF信号と
BRDY信号が活動状態であるか、またはMC REF
信号とRDY信号が活動状態であるか、またはLB R
EF信号、MC REF信号、RDY信号およびBRD
Y信号が活動状態である時は、アドレス・ストローブ状
態634に制御が戻る。この状態遷移は、NUM CY
C信号によって示されるように、バースト・リフレッシ
ュ・サイクルが実行のために選択されたことを示す。
【0090】制御が待機状態638である間に、LB
REF信号が活動状態、MC REF信号が活動状態、
RDY信号が活動状態、BRDY信号が非活動状態であ
る時は、BRDY待機状態640に制御が移る。BRD
Y信号が活動状態になるまで、制御はBRDY待機状態
640に留まる。BRDY待機状態640である間に、
CCNT信号が非活動状態、BRDY信号が活動状態で
ある時は、アドレス・ストローブ状態634に制御が移
り、別のリフレッシュ・サイクルが開始される。BRD
Y信号が活動状態になり、CCNT信号が活動状態であ
る時は、リフレッシュ完了(REF COMPLET
E)状態641に制御が移る。
【0091】制御が待機状態638である間に、LB
REF信号が活動状態、MC REF信号が活動状態、
RDY信号が非活動状態、BRDY信号が活動状態であ
る時は、次の状態はRDY待機状態642である。RD
Y信号が活動状態になるまで、制御はRDY待機状態6
42に留まる。RDY信号が活動状態になり、CCNT
が非活動状態である時は、アドレス・ストローブ状態6
34に制御が移り、別のリフレッシュ・サイクルが開始
される。RDY信号が活動状態になり、CCNTが活動
状態である時は、リフレッシュ完了状態641に制御が
移る。
【0092】制御が待機状態638である間に、CCN
T信号が活動状態であり、LB REF信号とBRDY
信号が活動状態であるか、またはMC REF信号とR
DY信号が活動状態であるか、またはLB REF信
号、MC REF信号、RDY信号およびBRDY信号
が活動状態である時は、リフレッシュ完了状態641に
制御が移る。リフレッシュ完了状態641では、リフレ
ッシュ実行状態機械が、REF DONE信号を活動化
し、遊休状態630に制御が戻る。
【0093】図10を参照すると、CPU制御回路53
2は、実行タイマ部分690、遊休タイマ部分692お
よび制御部分694を含んでいる。実行タイマ部分69
0は、実行タイマ・ロード回路700、実行タイマ・イ
ネーブル回路702および実行タイマ回路704を含ん
でいる。遊休タイマ部分692は、遊休タイマ・ロード
回路706、遊休タイマ・イネーブル回路708および
遊休タイマ回路710を含んでいる。CPU制御部分
は、タイマ制御回路712とバースト制御回路714を
含んでいる。実行タイマ部分690は、マイクロプロセ
ッサ30が入出力バス18を制御できる最大時間から始
めて、0までカウント・ダウンする。遊休タイマ部分6
92は、マイクロプロセッサ30が、入出力バス18の
制御中に、入出力バス18の制御を放棄しなければなら
なくなるまでに非活動状態であることのできる最大時間
から始めて、0までカウント・ダウンする。遊休タイマ
部分692は、ADS信号が活動状態になるごとに再初
期設定される。実行タイマ部分690のカウントが0に
等しくなった時、実行タイマ部分690は、活動状態の
実行タイマ比較信号(RTIMER COMP)を生成
する。遊休タイマ部分692のカウントが0に等しくな
った時、遊休タイマ部分692は、活動状態の遊休タイ
マ比較信号(ITIMER COMP)を生成する。こ
の遊休タイマ信号は、キャッシュ・システムで使用で
き、その場合、マイクロプロセッサ30は、転送を達成
するために1つの入出力サイクルを制御するだけでよ
い。実行タイマ・カウントと遊休タイマ・カウントを使
用することによって、CACP53は、マイクロプロセ
ッサ30が入出力バス18を制御できる時間を動的に調
節することができる。
【0094】実行タイマ回路704は、実行タイマ・ロ
ード回路700によって生成され、実行タイマをいつ再
初期設定するのかを示す実行タイマ・ロード信号(LO
ADR)と、実行タイマ・イネーブル回路702によっ
て生成され、実行タイマのカウント・ダウンをいつイネ
ーブルするのかを示す実行タイマ・イネーブル信号(E
N R)とによって制御される。遊休タイマ回路710
は、遊休タイマ・ロード回路706によって生成され、
いつ遊休タイマを再初期設定するのかを示す遊休タイマ
・ロード信号(LOAD I)と、遊休タイマ・イネー
ブル回路708によって生成され、遊休タイマのカウン
ト・ダウンをいつイネーブルするのかを示す遊休タイマ
・イネーブル信号(EN I)とによって制御される。
【0095】LOAD R信号を生成する時、実行タイ
マ・ロード回路は、ARB MASK信号、CPU C
YC EN信号、GNT DONE信号およびARB
DONE信号を監視する。ARB MASK信号が非活
動状態、CPU CYC EN信号が非活動状態、GN
T DONE信号が非活動状態である時は、LOADR
信号は非活動状態である。ARB MASK信号が非活
動状態、CPU CYC EN信号が非活動状態、GN
T DONE信号が活動状態である時は、LOAD R
信号は活動状態である。ARB MASK信号が非活動
状態、CPUCYC EN信号が活動状態、ARB D
ONE信号が活動状態である時は、LOAD R信号は
活動状態である。ARB MASK信号が非活動状態、
CPUCYC EN信号が活動状態、ARB DONE
信号が非活動状態である時は、LOAD R信号は非活
動状態である
【0096】実行タイマ・イネーブル回路702は、E
N R信号の状態を決定する際に、CACP MODE
信号、ARB MASK信号、CPU CYC EN信
号、ARB/GRANT信号、HOLD信号、TIME
R TUP信号およびLOAD R信号を監視する。C
ACP MODE信号が非活動状態である時は、ENR
信号は非活動状態である。CACP MODE信号が活
動状態、ARB MASK信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が非活動状態、ARB/GRANT信
号が非活動状態、HOLD信号が非活動状態、TIME
R TUP信号が非活動状態、LOAD R信号が非活
動状態である時は、EN R信号は活動状態である。C
ACP MODE信号が活動状態、ARB MASK信
号が非活動状態、CPU CYC EN信号が非活動状
態、ARB/GRANT信号が許可状態、HOLD信号
が非活動状態、TIMER TUP信号が非活動状態、
LOAD R信号が活動状態である時には、EN R信
号は非活動状態である。CACP MODE信号が活動
状態、ARB MASK信号が非活動状態、CPUCY
C EN信号が非活動状態、ARB/GRANT信号が
許可状態、HOLD信号が非活動状態、TIMER T
UP信号が活動状態である時は、EN R信号は非活動
状態である。CACP MODE信号が活動状態、AR
B MASK信号が非活動状態、CPU CYC EN
信号が非活動状態、ARB/GRANT信号が許可状
態、HOLD信号が活動状態である時は、EN R信号
は非活動状態である。CACP MODE信号が活動状
態、ARB MASK信号が非活動状態、CPU CY
C EN信号が非活動状態、ARB/GRANT信号が
アービトレーション状態である時は、EN R信号は非
活動状態である。CACPMODE信号が活動状態、A
RB MASK信号が非活動状態、CPU CYCEN
信号が活動状態、ARB/GRANT信号が許可状態で
ある時は、EN R信号は非活動状態である。CACP
MODE信号が活動状態、ARB MASK信号が非
活動状態、CPU CYC EN信号が活動状態、AR
B/GRANT信号がアービトレーション状態、HOL
D信号が非活動状態、TIMER TUP信号が非活動
状態、LOAD R信号が非活動状態である時は、EN
R信号は活動状態である。CACP MODE信号が
活動状態、ARB MASK信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が非活動状態、ARB/GRANT
信号がアービトレーション状態、HOLD信号が非活動
状態、TIMER TUP信号が非活動状態、LOAD
R信号が活動状態である時は、EN R信号は非活動
状態である。CACP MODE信号が活動状態、AR
B MASK信号が非活動状態、CPU CYC EN
信号が非活動状態、ARB/GRANT信号がアービト
レーション状態、HOLD信号が非活動状態、TIME
R TUP信号が活動状態である時は、EN R信号は
非活動状態である。CACP MODE信号が活動状
態、ARB MASK信号が非活動状態、CPU CY
C EN信号が非活動状態、ARB/GRANT信号が
アービトレーション状態、HOLD信号が活動状態であ
る時は、EN R信号は非活動状態である。CACPM
ODE信号が活動状態、ARB MASK信号が活動状
態である時は、ENR信号は非活動状態である。
【0097】遊休タイマ・ロード回路706は、LOA
D I信号の状態を決定する際に、ARB MASK信
号、CPU CYC EN信号、ARB/GRANT信
号、同期HLDA信号およびラッチ済みADS信号を監
視する。ARB MASK信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が非活動状態、ARB/GRANT信
号が許可状態、同期HLDA信号が非活動状態、ラッチ
済みADS信号が非活動状態である時は、LOAD I
信号は非活動状態である。ARB MASK信号が非活
動状態、CPU CYC EN信号が非活動状態、AR
B/GRANT信号が許可状態、同期HLDA信号が非
活動状態、ラッチ済みADS信号が活動状態である時
は、LOAD I信号は活動状態である。ARB MA
SK信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が非
活動状態、ARB/GRANT信号が許可状態、同期H
LDA信号が活動状態である時は、LOAD I信号は
非活動状態である。ARB MASK信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が非活動状態、ARB/
GRANT信号がアービトレーション状態である時は、
LOAD I信号は活動状態である。ARB MASK
信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動状
態、ARB/GRANT信号が許可状態である時は、L
OAD I信号は活動状態である。ARB MASK信
号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動状
態、ARB/GRANT信号がアービトレーション状
態、同期HLDA信号が非活動状態、ラッチ済みADS
信号が非活動状態である時は、LOAD I信号は非活
動状態である。ARB MASK信号が非活動状態、C
PU CYC EN信号が活動状態、ARB/GRAN
T信号がアービトレーション状態、同期HLDA信号が
非活動状態、ラッチ済みADS信号が活動状態である時
は、LOAD I信号は活動状態である。ARB MA
SK信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活
動状態、ARB/GRANT信号がアービトレーション
状態、同期HLDA信号が活動状態である時は、LOA
D I信号は非活動状態である。ARB MASK信号
が活動状態である時は、LOAD I信号は活動状態で
ある。
【0098】EN I信号を生成する際に、遊休タイマ
・イネーブル回路708は、CACP MODE信号、
ARB MASK信号、CPU CYC EN信号、A
RB/GRANT信号、HLDA信号、TIMER T
UP信号およびLOAD I信号を監視する。CACP
MODE信号が非活動状態である時は、EN I信号
は非活動状態である。CACP MODE信号が活動状
態、ARB MASK信号が非活動状態、CPU CY
C EN信号が非活動状態、ARB/GRANT信号が
許可状態、HLDA信号が非活動状態、TIMER T
UP信号が非活動状態、LOAD I信号が非活動状態
である時は、EN I信号は活動状態である。CACP
MODE信号が活動状態、ARB MASK信号が非
活動状態、CPU CYC EN信号が非活動状態、A
RB/GRANT信号が許可状態、HLDA信号が非活
動状態、TIMER TUP信号が非活動状態、LOA
DI信号が活動状態である時は、EN I信号は非活動
状態である。CACPMODE信号が活動状態、ARB
MASK信号が非活動状態、CPU CYCEN信号
が非活動状態、ARB/GRANT信号が許可状態、H
LDA信号が非活動状態、TIMER TUP信号が活
動状態である時は、EN I信号は非活動状態である。
CACP MODE信号が活動状態、ARB MASK
信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が非活動
状態、ARB/GRANT信号が許可状態、HLDA信
号が活動状態である時は、EN I信号は非活動状態で
ある。CACP MODE信号が活動状態、ARB M
ASK信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が
活動状態、ARB/GRANT信号がアービトレーショ
ン状態である時は、EN I信号は非活動状態である。
CACP MODE信号が活動状態、ARB MASK
信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動状
態、ARB/GRANT信号が許可状態である時は、E
N I信号は非活動状態である。CACP MODE信
号が活動状態、ARB MASK信号が非活動状態、C
PU CYC EN信号が活動状態、ARB/GRAN
T信号がアービトレーション状態、HLDA信号が非活
動状態、TIMER TUP信号が非活動状態、LOA
D I信号が非活動状態である時は、EN I信号は活
動状態である。CACP MODE信号が活動状態、A
RB MASK信号が非活動状態、CPU CYC E
N信号が活動状態、ARB/GRANT信号がアービト
レーション状態、HLDA信号が非活動状態、TIME
R TUP信号が非活動状態、LOAD I信号が活動
状態である時は、EN I信号は非活動状態である。C
ACP MODE信号が活動状態、ARB MASK信
号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動状
態、ARB/GRANT信号がアービトレーション状
態、HLDA信号が非活動状態、TIMER TUP信
号が活動状態である時は、EN I信号は非活動状態で
ある。CACP MODE信号が活動状態、ARB M
ASK信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が
活動状態、ARB/GRANT信号がアービトレーショ
ン状態、HLDA信号が活動状態である時は、EN I
信号は非活動状態である。CACP MODE信号が活
動状態、ARB MASK信号が活動状態である時は、
EN I信号は非活動状態である。
【0099】TIMER TUP信号を生成する際に、
タイマ制御回路712は、CHANGE CPU CY
C EN信号、CPU CYC EN信号、CPU B
URST EN信号、CPU PREEMPT信号、A
RB/GRANT信号、LOAD R信号、現TIME
R TUP信号、RTIMER COMP信号、CPU
IDLE CHK信号およびITIMER COMP
信号を監視する。CHANGE CPU CYC EN
信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が非活動
状態、CPU BURST EN信号が非活動状態であ
る時は、次のTIMER TUP信号は活動状態であ
る。CHANGE CPU CYC EN信号が非活動
状態、CPU CYC EN信号が非活動状態、CPU
BURST EN信号が活動状態、LOAD R信号
が非活動状態、現TIMER TUP信号が非活動状
態、RTIMER COMP信号が非活動状態、CPU
IDLE CHK信号が非活動状態である時は、次の
TIMER TUP信号は非活動状態である。CHAN
GE CPU CYC EN信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が非活動状態、CPU BURST
EN信号が活動状態、LOAD R信号が非活動状態、
現TIMER TUP信号が非活動状態、RTIMER
COMP信号が非活動状態、CPU IDLE CH
K信号が活動状態、ITIMER COMP信号が非活
動状態である時は、次のTIMER TUP信号は非活
動状態である。CHANGE CPU CYC EN信
号が非活動状態、CPU CYC EN信号が非活動状
態、CPU BURST EN信号が活動状態、LOA
D R信号が非活動状態、現TIMER TUP信号が
非活動状態、RTIMER COMP信号が非活動状
態、CPU IDLE CHK信号が活動状態、ITI
MER COMP信号が活動状態である時は、次のTI
MER TUP信号は活動状態である。CHANGE
CPU CYC EN信号が非活動状態、CPU CY
C EN信号が非活動状態、CPU BURSTEN信
号が活動状態、LOAD R信号が非活動状態、現TI
MER TUP信号が非活動状態、RTIMER CO
MP信号が活動状態である時は、次のTIMER TU
P信号は活動状態である。CHANGE CPU CY
C EN信号が非活動状態、CPU CYC EN信号
が非活動状態、CPU BURSTEN信号が活動状
態、LOAD R信号が非活動状態、現TIMER T
UP信号が活動状態である時は、次のTIMER TU
P信号は活動状態である。CHANGE CPU CY
C EN信号が非活動状態、CPU CYC EN信号
が非活動状態、CPU BURST EN信号が活動状
態、LOAD R信号が活動状態である時は、次のTI
MER TUP信号は非活動状態である。CHANGE
CPU CYC EN信号が非活動状態、CPU C
YC EN信号が活動状態、CPU BURST EN
信号が非活動状態、CPU PREEMPT信号が非活
動状態、ARB/GRANT信号が非活動状態、LOA
D R信号が非活動状態、現TIMER TUP信号が
非活動状態である時は、次のTIMER TUP信号は
非活動状態である。CHANGE CPU CYC E
N信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動
状態、CPU BURSTEN信号が非活動状態、CP
U PREEMPT信号が非活動状態、ARB/GRA
NT信号が非活動状態、LOAD R信号が非活動状
態、現TIMERTUP信号が活動状態である時は、次
のTIMER TUP信号は活動状態である。CHAN
GE CPU CYC EN信号が非活動状態、CPU
CYCEN信号が活動状態、CPU BURST E
N信号が非活動状態、CPU PREEMPT信号が非
活動状態、ARB/GRANT信号が非活動状態、LO
AD R信号が活動状態である時は、次のTIMER
TUP信号は非活動状態である。CHANGE CPU
CYC EN信号が非活動状態、CPU CYCEN
信号が活動状態、CPU BURST EN信号が非活
動状態、CPUPREEMPT信号が非活動状態、AR
B/GRANT信号が活動状態である時は、次のTIM
ER TUP信号は活動状態である。CHANGE C
PU CYC EN信号が非活動状態、CPU CYC
EN信号が活動状態、CPUBURST EN信号が
非活動状態、CPU PREEMPT信号が活動状態、
ARB/GRANT信号が非活動状態である時は、次の
TIMER TUP信号は非活動状態である。CHAN
GE CPU CYC EN信号が非活動状態、CPU
CYC EN信号が活動状態、CPU BURST E
N信号が非活動状態、CPU PREEMPT信号が活
動状態、ARB/GRANT信号が活動状態、現TIM
ER TUP信号が非活動状態、RTIMER COM
P信号が非活動状態である時は、次のTIMER TU
P信号は非活動状態である。CHANGECPU CY
C EN信号が非活動状態、CPU CYC EN信号
が活動状態、CPU BURST EN信号が非活動状
態、CPU PREEMPT信号が活動状態、ARB/
GRANT信号が活動状態、現TIMER TUP信号
が非活動状態、RTIMER COMP信号が活動状態
である時は、次のTIMER TUP信号は活動状態で
ある。CHANGE CPU CYC EN信号が非活
動状態、CPU CYC EN信号が活動状態、CPU
BURSTEN信号が非活動状態、CPU PREE
MPT信号が活動状態、ARB/GRANT信号が活動
状態、現TIMER TUP信号が活動状態である時
は、次のTIMER TUP信号は活動状態である。C
HANGE CPU CYC EN信号が非活動状態、
CPU CYC EN信号が活動状態、CPU BUR
ST EN信号が活動状態、LOAD R信号が非活動
状態、現TIMER TUP信号が非活動状態、RTI
MER COMP信号が非活動状態、CPU IDLE
CHK信号が非活動状態である時は、次のTIMER
TUP信号は非活動状態である。CHANGE CPU
CYC EN信号が非活動状態、CPUCYC EN
信号が活動状態、CPU BURST EN信号が活動
状態、LOADR信号が非活動状態、現TIMER T
UP信号が非活動状態、RTIMER COMP信号が
非活動状態、CPU IDLE CHK信号が活動状
態、ITIMER COMP信号が非活動状態である時
は、次のTIMER TUP信号は非活動状態である。
CHANGE CPU CYC EN信号が非活動状
態、CPUCYC EN信号が活動状態、CPU BU
RST EN信号が活動状態、LOAD R信号が非活
動状態、現TIMER TUP信号が非活動状態、RT
IMER COMP信号が非活動状態、CPU IDL
E CHK信号が活動状態、ITIMER COMP信
号が活動状態である時は、次のTIMERTUP信号は
活動状態である。CHANGE CPU CYC EN
信号が非活動状態、CPU CYC EN信号が活動状
態、CPU BURST EN信号が活動状態、LOA
D R信号が非活動状態、現TIMER TUP信号が
非活動状態、RTIMER COMP信号が活動状態で
ある時は、次のTIMERTUP信号は活動状態であ
る。CHANGE CPU CYC EN信号が非活動
状態、CPU CYC EN信号が活動状態、CPU
BURST EN信号が活動状態、LOAD R信号が
非活動状態、現TIMER TUP信号が活動状態であ
る時は、次のTIMER TUP信号は活動状態であ
る。CHANGECPUCYC EN信号が非活動状
態、CPU CYC EN信号が活動状態、CPUBU
RST EN信号が活動状態、LOAD R信号が活動
状態である時は、次のTIMER TUP信号は非活動
状態である。CHANGE CPUCYC EN信号が
活動状態である時は、次のTIMER TUP信号は活
動状態である。
【0100】CPU制御回路532は、CACP MO
DE信号、ARB/GRANT信号、HOLD信号、B
REQ信号および現CPU PREEMPT信号を監視
して、CPU PREEMPT信号の次の値を決定す
る。CPU PREEMPT信号は、システム・クロッ
ク・サイクルごとに更新される。CACP MODE信
号が活動状態、ARB/GRANT信号が許可状態、H
OLD信号が非活動状態である時には、CPU PRE
EMPT信号の次の値は非活動状態である。CACP
MODE信号が活動状態、ARB/GRANT信号が許
可状態、HOLD信号が活動状態、BREQ信号が非活
動状態である時は、CPU PREEMPT信号の次の
値は非活動状態である。CACP MODE信号が活動
状態、ARB/GRANT信号が許可状態、HOLD信
号が活動状態、BREQ信号が活動状態である時は、C
PU PREEMPT信号の次の値は活動状態である。
CACP MODE信号が活動状態、ARB/GRAN
T信号がアービトレーション状態、HOLD信号が非活
動状態である時には、CPU PREEMPT信号の次
の値は非活動状態である。CACP MODE信号が活
動状態、ARB/GRANT信号がアービトレーション
状態、HOLD信号が活動状態、現CPU PREEM
PT信号が非活動状態である時は、CPU PREEM
PT信号の次の値は非活動状態である。CACP MO
DE信号が活動状態、ARB/GRANT信号がアービ
トレーション状態、HOLD信号が活動状態、現CPU
PREEMPT信号が活動状態である時は、CPU
PREEMPT信号の次の値は活動状態である。CPU
PREEMPT信号は、CPUが時間を要求する時に
限って、CACP53がCPU用の時間を動的に要求す
るための手段を提供する。入出力バス18を優先使用で
きることにより、CPUは、アービトレーション・サイ
クルが7.8マイクロ秒以内に発生することを保証で
き、したがって、CPUが長時間にわたって入出力バス
18から切り離された状態にロックされないことが保証
される。
【0101】バースト制御回路714は、ARB MA
SK信号、ARB/GRANT信号、現CPU BUR
ST信号、CPU CYC EN信号およびCPU P
REEMPT信号を監視して、CPU BURST信号
の次の値を決定する。CPUBURST信号は、システ
ム・クロック・サイクルごとに更新される。ARBMA
SK信号が非活動状態、ARB/GRANT信号が許可
状態、現CPUBURST信号が非活動状態である時
は、CPU BURST信号の次の値は非活動状態であ
る。ARB MASK信号が非活動状態、ARB/GR
ANT信号が許可状態、現CPU BURST信号が活
動状態である時は、CPU BURST信号の次の値は
活動状態である。ARB MASK信号が非活動状態、
ARB/GRANT信号がアービトレーション状態、C
PU CYC EN信号が非活動状態、CPU PRE
EMPT信号が非活動状態である時は、CPU BUR
ST信号の次の値は非活動状態である。ARB MAS
K信号が非活動状態、ARB/GRANT信号がアービ
トレーション状態、CPU CYC EN信号が非活動
状態、CPU PREEMPT信号が活動状態である時
は、CPU BURST信号の次の値は活動状態であ
る。ARB MASK信号が非活動状態、ARB/GR
ANT信号がアービトレーション状態、CPU CYC
EN信号が活動状態である時は、CPU BURST
信号の次の値は非活動状態である。入出力バス18上の
装置のアービトレーションを行うには、それらの装置が
アービトレーションを行えるようになりバスを許可され
る前に、優先使用信号を使用してバスを要求しなければ
ならない。ある装置がアービトレーション中に優先使用
信号を活動化する場合、その装置は、次のアービトレー
ション・サイクルが発生するまで、入出力バス18のア
ービトレーションを公正に行うことができない。他の装
置がアービトレーション中でない時には、アービトレー
ション・バスはCPUを省略時指定とするので、CPU
が不公正にバスを許可される可能性がある。CPU B
URST信号によって、CPUが、前の許可サイクル中
にCPUPREEMPT信号を活動化することによっ
て、入出力バス18を公正に優先使用したとの指示が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中央アービトレーション制御点を
含むコンピュータ・システムの概略ブロック図である。
【図2】図1のコンピュータ・システムの中央アービト
レーション制御点回路の概略ブロック図である。
【図3】図2のCACP状態機械の概略ブロック図であ
る。
【図4】図2のCACP回路の全体動作の状態図であ
る。
【図5】図2のCACP回路のCACP状態機械の動作
の状態図である。
【図6】図2のCACP回路のローカル・アービトレー
ション制御点の動作の状態図である。
【図7】図2のCACP回路のリフレッシュ・タイマ/
制御回路の概略ブロック図である。
【図8】図7のリフレッシュ・タイマ/制御回路のリフ
レッシュ要求状態機械の状態図である。
【図9】図7のリフレッシュ・タイマ/制御回路のリフ
レッシュ実行状態機械の状態図である。
【図10】図2のCACP回路のCPUタイマ/制御回
路の概略ブロック図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ・システム 16 メモリ 17 メモリ 18 入出力バス 19 拡張装置 30 マイクロプロセッサ 52 直接メモリ・アクセス(DMA)コントローラ 53 中央アービトレーション制御点(CACP)回路 54 バス・インターフェース・ユニット 56 バッファ/誤り訂正コード(ECC)回路 120 DMA制御状態機械 300 アービトレーション状態機械 301 リフレッシュ制御状態機械 302 監視状態機械 520 ローカル・アービトレーション制御点(LAC
P)状態機械 534 中央アービトレーション制御点(CACP)状
態機械 600 リフレッシュ要求状態機械 602 リフレッシュ実行状態機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ジェラルド・ホフマン アメリカ合衆国33433、フロリダ州ボカ・ ラトン、パシフィック・ブールバード 5650番地 1124号 (72)発明者 テレンス・ジョーゼフ・ローマン アメリカ合衆国33486、フロリダ州ボカ・ ラトン、5番ストリート、サウス・ウェス ト 1069番地

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサ回路と、 前記プロセッサ回路に情報を転送するための第1バス
    と、 拡張装置に情報を転送するための第2バスと、 前記第1バスおよび前記第2バスのうちの一方を介して
    アクセス可能なメモリと、 リフレッシュ構成情報を受け取り、リフレッシュ制御信
    号を供給するためのリフレッシュ制御回路とを含み、 前記リフレッシュ構成情報が、前記第1バスおよび前記
    第2バスを介してアクセス可能なメモリをリフレッシュ
    するか否かを示し、 前記リフレッシュ制御信号が、リフレッシュ・サイクル
    を開始すべきことを示し、 前記リフレッシュ制御回路が、前記リフレッシュ構成情
    報に基づいて前記リフレッシュ・サイクルを選択的に完
    了する、 情報処理システムのメモリのリフレッシュを制御するた
    めの装置。
  2. 【請求項2】前記リフレッシュ構成情報が、バス・イネ
    ーブル信号を含み、 前記リフレッシュ制御回路が、リフレッシュ実行状態機
    械を含み、 前記リフレッシュ実行状態機械が、前記バス・イネーブ
    ル信号を受け取り、前記バス・イネーブル信号に基づい
    て、前記第1および第2のバスのどちらのバス上で前記
    リフレッシュ・サイクルが発生すべきであるかを決定す
    ることを特徴とする、請求項1の装置。
  3. 【請求項3】前記リフレッシュ実行状態機械が、前記バ
    ス・イネーブル信号に基づいてリフレッシュ完了信号を
    選択的に監視し、 前記リフレッシュ完了信号が、第1および第2のバスの
    それぞれを介してアクセスされるメモリがリフレッシュ
    される時に、当該それぞれのバスを介して供給され、 前記リフレッシュ実行状態機械が、前記リフレッシュ完
    了信号に基づいてリフレッシュ動作が完了したことを判
    定することを特徴とする、請求項2の装置。
  4. 【請求項4】前記リフレッシュ構成情報が、連続的に発
    生できるリフレッシュ・サイクルの数を示す、リフレッ
    シュ・サイクル信号を含み、 前記リフレッシュ制御回路が、リフレッシュ・サイクル
    ・カウンタを含み、 前記リフレッシュ・サイクル・カウンタが、前記リフレ
    ッシュ・サイクル信号を受け取り、該リフレッシュ・サ
    イクル信号に基づいて、前記リフレッシュ実行状態機械
    にサイクル・カウント信号を供給することを特徴とす
    る、請求項2の装置。
  5. 【請求項5】前記リフレッシュ構成情報が、リフレッシ
    ュ・イネーブル信号を含み、 前記リフレッシュ制御回路が、リフレッシュ要求状態機
    械を含み、 前記リフレッシュ要求状態機械が、前記リフレッシュ・
    イネーブル信号に基づいて、リフレッシュ要求信号を生
    成することを特徴とする、請求項1の装置。
  6. 【請求項6】前記リフレッシュ構成情報が、どんな頻度
    でメモリをリフレッシュしなければならないのかを示
    す、リフレッシュ間隔信号を含み、 前記リフレッシュ制御回路が、リフレッシュ間隔カウン
    タを含み、 前記リフレッシュ間隔カウンタが、前記リフレッシュ間
    隔信号を受け取り、間隔カウント信号を前記リフレッシ
    ュ要求状態機械に供給し、 前記リフレッシュ要求状態機械が、前記間隔カウント信
    号に基づいて前記リフレッシュ要求信号を生成すること
    を特徴とする、請求項5の装置。
  7. 【請求項7】前記リフレッシュ制御回路が、リフレッシ
    ュ要求カウンタを含み、 前記リフレッシュ要求カウンタが、前記リフレッシュ要
    求信号を受け取り、該リフレッシュ要求信号に基づい
    て、リフレッシュ・サイクルがまだ実行されていないこ
    とを示すリフレッシュ要求保留信号を生成することを特
    徴とする、請求項5の装置。
  8. 【請求項8】前記リフレッシュ要求カウンタが、生成さ
    れたリフレッシュ要求信号のうちで、対応するリフレッ
    シュ動作がまだ実行されていないリフレッシュ要求信号
    の数を示す保留要求カウントを生成するとともに、リフ
    レッシュ動作が実行されたことを示す情報を受け取る
    と、該情報に基づいて、該保留要求カウントを減分する
    ことを特徴とする、請求項5の装置。
  9. 【請求項9】プロセッサ回路と、該プロセッサ回路との
    間で情報を転送するために少なくとも1つのバスを介し
    てアクセス可能であるメモリとを含む情報処理システム
    において、メモリのリフレッシュを制御するための装置
    であって、 リフレッシュ構成情報に基づいてリフレッシュ動作を実
    行すべきであることを示すリフレッシュ要求信号を生成
    する、リフレッシュ要求状態機械と、 リフレッシュ構成情報を受け取り、該リフレッシュ構成
    情報に基づいてリフレッシュ動作を実行するか否かを決
    定し、また該リフレッシュ構成情報に基づいて該リフレ
    ッシュ動作を選択的に完了する、リフレッシュ実行状態
    機械と、 を含む、メモリのリフレッシュを制御するための装置。
  10. 【請求項10】プロセッサ回路とシステム・メモリを有
    し、単一バス構成および二重バス構成のうちから選択さ
    れたバス構成を備える、情報処理システムのメモリのリ
    フレッシュを制御するための装置であって、 情報処理システムがどんなバス構成を含むかを示すリフ
    レッシュ構成情報を受け取り、リフレッシュ制御信号を
    供給するためのリフレッシュ制御回路と、 前記リフレッシュ制御信号に基づいて、情報処理システ
    ムのバス構成に関係する連続時間を有するリフレッシュ
    信号を、前記システム・メモリに供給するためのリフレ
    ッシュ・タイマ回路と、 を含む、メモリのリフレッシュを制御するための装置。
JP4247815A 1991-10-15 1992-09-17 メモリ・リフレッシュ制御装置 Pending JPH05210977A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US77777891A 1991-10-15 1991-10-15
US777778 1991-10-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05210977A true JPH05210977A (ja) 1993-08-20

Family

ID=25111246

Family Applications (1)

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JP4247815A Pending JPH05210977A (ja) 1991-10-15 1992-09-17 メモリ・リフレッシュ制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134463A (ja) * 2008-11-26 2010-06-17 Samsung Electronics Co Ltd データストリームを利用した送受信システムのインターフェース方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5461844A (en) * 1977-10-27 1979-05-18 Toshiba Corp Refresh control system
JPH0218657A (ja) * 1988-05-26 1990-01-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 複数バス・マイクロコンピユータ・システム

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