JPH05210847A - 情報記録再生方法およびその装置 - Google Patents

情報記録再生方法およびその装置

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JPH05210847A
JPH05210847A JP4279685A JP27968592A JPH05210847A JP H05210847 A JPH05210847 A JP H05210847A JP 4279685 A JP4279685 A JP 4279685A JP 27968592 A JP27968592 A JP 27968592A JP H05210847 A JPH05210847 A JP H05210847A
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Kazuo Takasugi
和夫 高杉
Norio Yokozawa
典男 横沢
Yoshimitsu Oshima
義光 大島
Fumiyuki Inose
文之 猪瀬
Takeshi Maeda
武志 前田
Seiji Yonezawa
成二 米沢
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 トラッキング情報と、書込み情報とを多重記
録でき、かつこれらの情報と容易に分離再生することが
可能な制御情報を得ることができる。 【構成】 略同心円状案内溝を有する円盤状情報記録媒
体1を回転させる回転駆動手段10、円盤状情報記録媒
体1に光ビームを照射するピックアップ40に書き込み
信号を出力して光ビームを変調し円盤状記録媒体1に情
報を記録する書き込み回路70、円盤状情報記録媒体1
から戻って来る光から円盤状記録媒体に記録された情報
を再生する読出回路60を有する情報記録再生装置にお
いて、案内溝は断続的に設けられ、案内溝の切断部分は
複数の案内溝に股がって等角度間隔に放射状に配置され
ており、検出系の信号200の一部から切断部分から得
られる制御信号を抽出する手段と、制御信号に基づいて
情報の記録再生条件を制御する手段50を有する情報記
録再生方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル情報等を光
学的に、記録・再生できる形態で蓄積する光ディスクに
関し、とくに情報を追加記録するのに適した光ディスク
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置により、情報の記録・再
生を行なうには、記録すべき情報の他にトラッキング情
報が必要である。すなわち記録すべき情報とトラッキン
グ情報とを多重化して記録しなければならない。従来の
光ディスクシステムでは、一時にディスク全面にすべて
の情報を記録してしまい、その後は読出すことのみの用
途、すなわち読出し専用記録装置として用いられてき
た。光ビデオディスクやオーディオディスク等がこれで
ある(例えば、特開昭49−68703号公報)。
【0003】一方、時々発生する情報をその都度書込
み、必要に応じて読出す機能は、ファイルシステム等に
おける基本機能である。この用途に光ディスク装置を用
いるには、書込み時にトラッキングと、所定の書込位置
を決定する機能が必要になる。読出し専用ディスクでは
順次ディスク全面に連続的に書込むから、書込み時のト
ラッキング、位置決定機能は不要である。また再生時に
は記録された情報をもとにしてトラッキングすることが
できる。
【0004】案内溝に従ってトラッキングする情報記録
装置に関して、特開昭54−130102号公報、特開
昭54−130103号公報などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、記録
媒体として光ディスクを用い、これに後から情報を書込
んだり、あるいは書き加えていくシステムにおいて、ト
ラッキング情報と、書込み情報とを多重記録でき、かつ
これらの情報と容易に分離再生することが可能な制御情
報を得ることのできる情報記録再生方法およびその装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成の為に、本
願発明の情報記録再生方法は、円盤状情報記録媒体に光
ビームを照射して情報を記録再生する際に、円盤状情報
記録媒体に設けられた光ビームの波長の8分の1の深さ
の案内溝に沿って情報を記録再生する情報記録再生方法
において、案内溝は断続的に設けられ、案内溝の切断部
分は複数の案内溝に股がって等角度間隔に放射状に配置
されており、切断部分から得られる信号に基づいて情報
の記録再生条件を制御することを特徴とする。
【0007】さらに、本願発明の情報記録再生装置は、
略同心円状案内溝を有する円盤状情報記録媒体を回転さ
せる回転駆動手段、円盤状情報記録媒体に光ビームを照
射するピックアップ、円盤状情報記録媒体から戻って来
る光から光ビームの照射位置と案内溝とのずれ量を検出
する検出系、検出系からの出力に基づきピックアップを
制御して光ビームを案内溝に沿って追従させるトラッキ
ング制御回路、ピックアップに書き込み信号を出力して
光ビームを変調し円盤状記録媒体に情報を記録する書き
込み回路、円盤状情報記録媒体から戻って来る光から円
盤状記録媒体に記録された情報を再生する読出回路を有
する情報記録再生装置において、案内溝は断続的に設け
られ、案内溝の切断部分は複数の案内溝に股がって等角
度間隔に放射状に配置されており、検出系の信号の一部
から切断部分から得られる制御信号を抽出する手段と、
制御信号に基づいて情報の記録再生条件を制御する手段
を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】光学的手段により、ディスク媒体に情報を記録
再生するにはつぎのような原理が用いられる。
【0009】 (1)光の反射:情報に応じて反射(率)を変化 (2)光の透過:情報に応じて透過(率)を変化 (3)光の干渉:情報に応じて読出し光の波長の1/4
の深さの穴を作り干渉による反射光の強弱をうる。
【0010】(4)位相変化:情報に応じて読出し光の
波長の1/8の深さの変化を作り、反射光の位相変化を
検出する。
【0011】本発明は上記原理のうち、トラッキング情
報用として(4)を用い、この1/8深さの溝を断続さ
せることで制御用の情報を記録させる。さらに好ましく
は、書込み情報用として(1)の原理を用いるものであ
る。
【0012】案内溝は断続的に設けられ、案内溝の切断
部分は複数の案内溝に股がって等角度間隔に放射状に配
置されており、切断部分から得られる信号に基づいて情
報の記録再生条件を制御することができる。すなわち、
この信号は予め定めた断続の規則とディスクの回転状態
を反映している。溝の切断部分ではトラッキングがオフ
になるが、溝の切断部分は放射状に配置されているため
に、多少光スポットが半径方向にずれたとしても、切断
部分から得られる信号のタイミングは変わらない。
【0013】案内溝の断続部はトラッキング制御上支障
無い範囲の幅であることが望ましい。また、この断続部
は複数の案内溝に股がって等角度間隔で放射状に配置さ
れているため、万一案内溝の切断部でトラッキング制御
ができなくなっても、切断部から規則正しい信号を確実
に得ることができる。このため、記録再生制御を安定に
行うことが可能である。すなわち、案内溝の切断部は放
射状に配置されているために、光ビームがトラッキング
オフの状態となって半径方向にふらついても、切断部を
逸脱することが無いからである。
【0014】切断部からの信号は、例えば上記(4)の
原理によるトラッキング信号を利用して検出することが
できる。この信号はディスクの回転数に従い等間隔で規
則正しく得られるため記録再生のタイミング制御に用い
ることができる。また、案内溝をこの切断部で区切るこ
とで、後続する案内溝に沿って情報が記録された記録領
域の頭出しにも利用できる。さらに溝の無い平坦な部分
で媒体の品質検査をすることもできるし、ディスクの傾
きを検出することもできる。
【0015】切断部は図3に示すように、等角度間隔に
放射状に設けられ、溝の無い短期間の平坦な区域が、ト
ラックのディスク一周分に当間隔で複数出現するように
なっている。光スポットは案内溝2を追従しながら、こ
れに沿って情報を記録する。
【0016】本願発明では溝の切断部は、図3に示すよ
うに平面を形成しており、ここからは最大強度の検出信
号が得られる。しかもトラッキングオフ、あるいは、シ
ーク(ヘッドの目標トラックへの位置決め動作)中にも
この部分を容易に検出できるため、制御信号の形成方法
として優れている。
【0017】本願発明では、案内溝は切断部を除いて
は、基本的に連続に形成されており、情報はこれに沿っ
て記録される。この際案内溝は、記録領域がディスクの
径方向に不必要に広がることを防ぐ働きもする。
【0018】
【実施例】図1はディスク1とトラック2との関係を示
す。トラックは同心円でも螺線でもよい。
【0019】図2は図1のAO断面の一部を示す。ディ
スクは基板材1にトラック情報として深さ1/8波長の
溝2が形成される。溝にはさらに反射膜3がつけられ
る。基板1は透明な材質で作られ、面4側から光を入射
して情報の書込みあるいは読取りを行なう。
【0020】点状に絞り込まれた光がトラック情報の1
/8波長溝に当ると、溝中心と光スポットの相対位置に
より反射光分布が非対称となる。したがって反射光が対
称分布になるように光スポットを制御することでトラッ
キングができる。
【0021】一方書込み情報はトラック上の光スポット
強度を書込み情報に応じて変調することにより、図2の
反射膜3を強力な光スポットで部分的に変質したり除去
したりすることにより行なう。読出しは弱い光スポット
を当て、反射強度により情報を検出する。すなわち反射
膜が除去された部分では反射強度は弱く、除去されない
部分での反射強度は強い。上述の原理によれば、トラッ
キング情報と書込み情報とで読取りの原理が異なり、そ
れぞれに対応した検出(読取り)手段を用いるから、ト
ラッキングと情報読取り、書込みとを独立に制御するこ
とができる。
【0022】図3はこの原理を用いた本発明におけるデ
ィスクの一実施例を示す。本発明は上述の原理構成とく
らべトラック溝2が連続的ではなくあらかじめ定めた規
則に従って断続されている点に特徴がある。すなわちト
ラック溝2は連続的でなくてもトラッキング制御上は充
分であるから、トラッキング制御上支障ない範囲の幅の
断点20を設ける。これにより、トラック検出器出力か
ら断点に応じた信号が得られる。この信号はあらかじめ
定めた断続の規則とディスクの回転状態を反映してい
る。したがって、この信号からは、必要に応じてディス
ク回転制御情報をうることもできるし、タイミング再生
の基準、および書込信号の基準としても利用できる。
【0023】図4は本発明の光ディスクを用いた記録、
再生装置の一例を示すブロック図である。図3のように
形成されたディスク1はモータ10により回転される。
ディスク上のトラック情報はヘッド(ピックアップ)4
0により光学的に読取られ、出力200上の信号とな
る。信号200の非対称性を表わす信号201はトラッ
キング制御回路21に入り、ピックアップ駆動手段22
に対して非対称を減少させる方向への駆動信号を与えら
れ、この部分がトラッキング制御機能を遂行する。これ
により、トラックを正確に追跡させることができる。ま
た、トラック溝の断続に応じた信号は、必要に応じて種
々の制御に利用される。例えば、タイミング再生回路5
0へ基準信号202として与えられる。あるいは、回転
状態を示す信号203として回転制御回路100へ与え
られる。この構成によりディスクを所定の回転数(必ず
しも一定でない)で回転させることができる。
【0024】また、上述の状態で書込み回路70から書
込信号400を与えると、ヘッド40から書込信号で変
調された光スポットがディスクに照射され、図2の反射
膜3が部分的に除去されて情報の書込みが実行される。
【0025】一方、記報情報の読取りは、ヘッド40か
ら反射膜3が除去されぬ程度の強度の光スポットを記録
部に当て、前述原理(1)により行なう。読取信号30
0は、ヘッド40で光電変換され読出回路60で波形処
理(たとえば2値化、同時信号とデータの分離など)さ
れる。80は使用目的に合せた信号処理部である。
【0026】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、トラッキン
グ情報と書込み情報とで読取りの原理が異なり、トラッ
キングと情報読取り、書込みとを独立に制御することが
でき、しかもトラック検出器出力から断点に応じた信号
を得ることができ、必要に応じて種々と制御に利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクとトラックとの関係を示す平面図。
【図2】図1の断面の一部を示す断面図。
【図3】本発明の一実施例の構成を示す平面図。
【図4】本発明の光ディスクを用いた記録、再生装置の
一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1…ディスク、2…案内溝、3…反射膜、20…断点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪瀬 文之 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 前田 武志 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 米沢 成二 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状情報記録媒体に光ビームを照射して
    情報を記録再生する際に、上記円盤状情報記録媒体に設
    けられた上記光ビームの波長の8分の1の深さの案内溝
    に沿って情報を記録再生する情報記録再生方法におい
    て、上記案内溝は断続的に設けられ、案内溝の切断部分
    は複数の案内溝に股がって等角度間隔に放射状に配置さ
    れており、該切断部分から得られる信号に基づいて情報
    の記録再生条件を制御することを特徴とする情報記録再
    生方法。
  2. 【請求項2】略同心円状案内溝を有する円盤状情報記録
    媒体を回転させる回転駆動手段、上記円盤状情報記録媒
    体に光ビームを照射するピックアップ、上記円盤状情報
    記録媒体から戻って来る光から上記光ビームの照射位置
    と上記案内溝とのずれ量を検出する検出系、該検出系か
    らの出力に基づきピックアップを制御して光ビームを案
    内溝に沿って追従させるトラッキング制御回路、上記ピ
    ックアップに書き込み信号を出力して光ビームを変調し
    上記円盤状記録媒体に情報を記録する書き込み回路、上
    記円盤状情報記録媒体から戻って来る光から上記円盤状
    記録媒体に記録された情報を再生する読出回路を有する
    情報記録再生装置において、上記案内溝は断続的に設け
    られ、案内溝の切断部分は複数の案内溝に股がって等角
    度間隔に放射状に配置されており、上記検出系の信号の
    一部から上記切断部分から得られる制御信号を抽出する
    手段と、上記制御信号に基づいて情報の記録再生条件を
    制御する手段を有することを特徴とする情報記録再生装
    置。
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JPH0799586B2 JPH0799586B2 (ja) 1995-10-25

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