JPH05210622A - データ処理システム、データ処理システムに使用するインターフエース回路及びデータ・プロセツサ間の通信方法 - Google Patents

データ処理システム、データ処理システムに使用するインターフエース回路及びデータ・プロセツサ間の通信方法

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JPH05210622A
JPH05210622A JP4146090A JP14609092A JPH05210622A JP H05210622 A JPH05210622 A JP H05210622A JP 4146090 A JP4146090 A JP 4146090A JP 14609092 A JP14609092 A JP 14609092A JP H05210622 A JPH05210622 A JP H05210622A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 共通の高速度相互接続体について、複数のデ
ータ・プロセツサ、メモリ・ユニツト及びI/Oインタ
ーフエースを接続するためのバツフア機能付きの万能イ
ンターフエースを与える。 【構成】 バツフア機能付きの万能インターフエース
(UBIF)は、各ノードに対して双方向性の先入れ先
読み(FIFO)バツフア(待ち行列手段)を含み、2
レベルのバス階層に関連して動作する。UBIFは、減
結合された大域メモリ26の読み取り要求及び応答、大
域メモリに対して減結合されたアトミツクな読み取り/
修正/書き込み動作、そしてプロセツサまたはI/Oイ
ンターフエースに大域メモリの連続したブロツクを転送
するためのブロツク読み取りとをサポートし、さらにプ
ロセツサの相互通信(IPC)を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置及びデ
ータ処理方法に係り、より詳細に言えば、複数のデータ
処理装置と、それ以外の種々の装置とを高速度のシステ
ム・バスに接続するためのバツフア機能を持つインター
フエースに関する。
【0002】
【従来の技術】時間に依存するタイプの大量のデータ・
セツトと対話し、かつ、データを目視可能にするために
必要とするシステムの要件は、処理されるデータ・セツ
ト全体を記憶するための高帯域幅のデイスク装置の大型
のアレイと、問題のデータ・セツトをダウン・ロードす
るための高速度ネツトワークと、単一のシミユレーシヨ
ン時間で処理するために必要とされ、そのデータ・セツ
トすべてをバツフアする(臨時に記憶する)ための高速
度メモリと、データ・セツトを処理し、加工し、可視的
にするための十分なコンピユータの能力と、リアルタイ
ムで動作し、高い解像力を持つデイスプレイとを必要と
する。更に、これらの機能を、高度にプログラム可能で
柔軟性あるユーザの環境の中で与えることが重要であ
る。
【0003】多重プロセツサ・システムにおいて遭遇す
る1つの基本的な問題は、共通の「大域メモリ」に対し
てプロセツサ、またはI/O装置の集合を相互接続する
ことである。共有されたバスによる従来の代表的な解決
方法には、バスのインターフエース・ロジツクの電気的
な性質と、共有されたバスの全体の帯域幅とによつて、
共有されたバスに接続することのできる装置の数に制限
が課せられている。共有バスでサポートすることのでき
る装置の最大数を制限する電気的な因子は、分散された
容量の合計と、接続されたインターフエースのロジツク
回路により与えられる負荷と、バス・ドライバの最大駆
動能力である。共有バスの全体の帯域幅を制限する因子
としては、動作クロツク速度と、データ路の幅とがあ
る。
【0004】従来の技術における代表的な高速度共有バ
スは、バスの負荷(プロセツサ・カード、メモリ・カー
ド及びI/Oインターフエース・カード)の合計数を2
0個以下に制限している。従つて、各プロセツサ、I/
Oインターフエース及びメモリ・カードが1つのバス負
荷を代表するものとすれば、これらの多重プロセツサ・
システムは、メモリ及びI/O装置の相補的な混合体を
サポートするために、プロセツサ・ノードを、通常、1
0個以下に制限される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、共有
されたシステム・バスのような共通の高速度相互接続体
について、複数のデータ・プロセツサ、メモリ・ユニツ
ト及びI/Oインターフエースを接続するためのバツフ
ア機能付きの万能インターフエースを提供することにあ
る。
【0006】本発明の他の目的は、データ処理システム
において、多重プロセツサ・システムの内の1つのデー
タ・プロセツサが、任意の他のデータ・プロセツサ、ま
たはデータ・プロセツサのグループと高速度で通信する
ことのできる回路機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的及び従来の技
術の問題点は、複数のプロセツサを接続するための本発
明のバツフア機能付き万能インターフエースを実施する
ことによつて達成することができる。
【0008】本発明の良好な実施例に従つたバツフア機
能付きの万能インターフエースは、ローカル・バスと大
域バスとを接続し、そして、4つまでのノードを持つロ
ーカル・バスを接続することができる。これらのノード
はプロセツサ、メモリ・ユニツト、またはI/Oインタ
ーフエースを接続することができる。本発明のバツフア
機能付きの万能インターフエースは、2レベルのバス階
層に関連して、1つのノード毎に先入れ先出し(FIF
O)バツフア、即ち、待ち行列手段を含んでいる。本発
明のバツフア機能付きの万能インターフエースは、大域
バスの夫々の接続点毎に、高速度の大域バスに接続され
た複数の装置を付勢することができる。本発明の万能イ
ンターフエースは、減結合された「大域メモリ」の読み
取り要求信号及び、その応答信号を与え、これにより、
大域バスの帯域幅を改良する。また、本発明の万能イン
ターフエースは、「大域メモリ」に対して、減結合され
アトミツクな(atomic)読み取り/修正/書き込み動作
を与え、プロセツサ、またはI/Oインターフエースに
対して、「大域メモリ」の連続したデータ・ブロツクを
転送するためのデータ・ブロツクの読み取りを与え、そ
して、編成可能な「大域メモリ」のインターリーブ・モ
ードを与える。
【0009】更に、本発明のバツフア機能付きの万能イ
ンターフエースは、単一の大域バスのサイクルの間で、
任意の1つのプロセツサが他の任意のプロセツサに対し
て割込みを送ることができるプロセツサの相互通信(I
PC)の機構を使用することを可能とする。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、本発明に従つて構成さ
れ、動作する「バツフア機能付きの万能インターフエー
ス」(Universal Buffered Interface−UBIF)を用
いた多重プロセツサ・システムが示されている。図1に
おいて、データを目視可能にする科学計算用システム
(Scientific Visualization System−SVS)10を
構成する個々の装置が示されている。データ処理装置、
即ち、SVS10の目的は、対話が可能な速度で複雑な
データ・セツトを処理し、加工し、そしてデータを可視
的にすることにあるが、しかし、この目的に限定される
ものではない。更に、後で明らかになるように、UBI
Fの使用は、この特定のシステムだけに限定されるもの
ではない。つまり、本発明のUBIFはデータ処理シス
テムの他の種々の形式に適用することができると言うこ
とである。
【0011】SVS10は幾つかの主要な装置を含んで
いる。第1の主要な装置は、大型コンピユータの能力
と、高速度メモリと、インテリジエントI/Oプロセツ
サとを与えるデータ処理システム内で実現されたサーバ
(主処理装置)12であり、上述の装置は、高速度の大
域バスによつて相互接続されている。この明細書におい
て、大域バス、共有されたバス及び共通な相互接続と言
う用語は、同じ意味に用いられる。
【0012】第2の主要な装置は、IBM社によつて製
造されているRISCシステム/6000(RS/60
00)のデータ処理システムによつて実現されるコンソ
ール14である(RISCシステム/6000はIBM
社の商標)。コンソール14は遠隔地のワークステーシ
ヨン(図示せず)からのアクセスのネツトワークを与え
る。
【0013】第3の主要な装置は、RS/6000に対
してコンソール機能を与えるRS/6000データ・プ
ロセツサを含むフレーム・バツフア16である。フレー
ム・バツフア16は、高解像力のデイスプレイ18に対
してリアル・タイムの表示能力を与えるためのANSI
標準の高性能並列インターフエース(High Performance
Parallel Interface−HIPPI)を介して接続され
たインターフエースと、イメージ・データをバツフアす
る(臨時に記憶する)ためのハードウエア16aとを含
んでいる。SVS10の他の主要な装置はデイスク・ア
レイ20である。デイスク・アレイ20はHIPPIの
インターフエースを介して、毎秒55メガバイトの転送
速度を持つ21ギガバイト(GB)の容量を有するスト
レージ・システムで実現されている。
【0014】データ処理システム、SVS10の構成
は、意図された使用目的に従つて変更されるから、図1
に示した構成によつて、本発明の技術的な範囲が制限さ
れるものではない。
【0015】図2を参照すると、SVS10のサーバ1
2の構成を説明するためのブロツク図が示されている。
サーバ12は、1枚のプリント回路カード22毎に4個
の独立したプロセツサ(P0乃至P3)で形成されてい
る。サーバ12は、8枚までのプリント回路カードを含
むことができ、合計32個のプロセツサを持つことがで
きる。各プロセツサ・カード22はローカル・プロセツ
サ・カード(LPC)のバス32をSVSの大域バス2
4に接続するためのバツフア機能付きの万能インターフ
エース、UBIF34を含んでいる。また、SVSの大
域バス24に対して、複数個の「大域メモリ」カード2
6と、複数個の「I/Oプロセツサ」カード28と、コ
ンソール14へのインターフエース30とが接続されて
いる。
【0016】上述の構成をより詳細に説明すると、各プ
ロセツサ・カード22は、夫々がマイクロプロセツサ2
2aを有する4個までのプロセツサ・ノード23を含ん
でいる。本発明の実施例において、各マイクロプロセツ
サ22aはインテル社により製造されているi860型
のマイクロプロセツサ(80860)である(i860
はインテル社の商標)。この実施例において、16メガ
バイト(MB)の記憶装置を与えるローカルプロセツサ
・ノードのメモリ22bは、プロセツサ・ノード用のバ
ス23を介して、各マイクロプロセツサ22aに接続さ
れている。また、各プロセツサ・ノード23は、ローカ
ル・プロセツサ・カードのバス(LPCバス)32に対
して、バツフアされたインターフエース22cを含んで
いる。LPCバス32は、UBIF34に対して複数個
のプロセツサ・ノードを接続し、共有している他のリソ
ースへのアクセスを許容する。加えて、各プロセツサ・
ノードは直列バス(S)へのインターフエース22dを
含んでいる。直列バスのインターフエース22dの細部
については、本出願人による米国特許出願第72180
7号を参照されたい。
【0017】この実施例において、一枚のプロセツサ・
カード22は、160MIPSか、あるいは、320M
FLOPSを遂行することのできる最大性能を有してい
る。8枚のプロセツサ・カード22をすべて使用して構
成されたシステムは、動作速度を40メガヘルツとし
て、1.28BIPSのインストラクシヨンの処理能力
か、または2.56GFLOPSの処理能力を与える。
【0018】良好な実施例において、各「大域メモリ」
カード26は、ECC(誤り訂正コード)を有する12
8メガバイトか、または256メガバイトの何れかのラ
ンダム・アクセス・メモリで構成されている。サーバ1
2は4枚までの「大域メモリ」カード26を含むことが
できる。各「大域メモリ」カード26は、データ処理シ
ステム、SVS10の各ユーザにより評価されるメモリ
・アクセスの待ち時間を短くする態様で毎秒640メガ
バイトのデータ帯域幅を与える。これは、各「大域メモ
リ」カード26を4つのメモリ・バンク(B0乃至B
3)に区切ることによつて達成され、この場合、各メモ
リ・バンクはデータ・ブロツクの読み取りサイクルと、
ページ・モードの読み取り、または書き込みサイクル
と、ランダムな読み取り、または書き込みサイクルを独
立して遂行する能力とを持つている。「大域メモリ・カ
ード(GMC)」のバス26aは、共通の大域バスのリ
ソースを使用している時に、各バンク(B0乃至B3)
を独立して動作させることができる。
【0019】各I/Oプロセツサ・カード(IOP)2
8は、プロセツサ・カード22のプロセツサ22aのモ
ードと同じプロセツサ・モードのプロセツサ28aと、
HIPPIの2つのレシーバ28bと、HIPPIの2
つのトランスミツタ28cを含んでいる。従つて、各I
/Oプロセツサ・カード28は、4つのHIPPIのイ
ンターフエースを与え、HIPPIの各インターフエー
スは、毎秒100メガバイトの転送速度で動作する能力
を持つている。HIPPIのインターフエースは、高速
度デイスク・アレイをサポートするのに用いられ、HI
PPIのインターフエースが接続されたフレーム・バツ
フアにリアル・タイムのイメージを与えて、スーパーコ
ンピユータなどの外部装置と高速度の通信を実現するこ
とができる。
【0020】コンソールのインターフエース30は、2
つのカードに分割されており、一方のカードはサーバ1
2の中にあり、他方のカードはコンソール14の中にあ
る。これら2つのカードの間のリンクは、サーバ12の
大域メモリへのアクセス及び直列バスへのアクセスを可
能とし、これは転じて、各プロセツサのローカル・メモ
リ及びUBIFへのアクセスを可能とする。
【0021】「大域バス(GB)」24は、これらの種
々の装置を相互接続するためのエミツタ結合トランジス
タ・ロジツク(ECL)技術によつて実施され、動作速
度を40メガヘルツとして、毎秒1.28ギガバイトの
転送速度を与える。
【0022】各SVS10のサーバ12は、12個まで
のマスター装置(即ち、プロセツサ・カード22、I/
Oプロセツサ・カード28、またはコンソールのインタ
ーフエース・カード30)と、4枚までの大域メモリ・
カード26をサポートする。可能性のある1つの構成
は、1枚のコンソール・インターフエース・カード30
と、8枚のプロセツサ・カード22(即ち32個のプロ
セツサ)と、夫々のメモリ・カードが256メガバイト
の記憶容量を持つ合計1024メガバイトの高速度共有
メモリである4つの「大域メモリ」カード26と、高速
度デイスク・アレイ20をサポートし、HIPPIのソ
ースからのデータを受け取り、かつ、フレーム・バツフ
ア16に接続されたHIPPIのインターフエースにイ
メージ・データを分配するためのI/Oプロセツサ28
とを含んでいる。コンソールのワークステーシヨン14
は、SVS10に対するユーザのインターフエースと、
LANアダプタ及びデイスク・コントローラのような標
準的なI/O装置に対するサポートとを与える。
【0023】図2から理解できるように、データ処理シ
ステム、SVS10の各コンポーネント・カードは、す
べてが同じ構造を持つているUBIF34の1つを含ん
でいる。UBIF34は、「大域バス」24に対して減
結合され、共有された同期を与え、LPCバス32に地
域的な調停を与え、大域バス24に必要なすべての接続
動作及び再試行の順序付けを行う。良好な実施例におい
て、UBIF34は、プロセツサ22aのような4つま
でのローカルのマスター装置、または、メモリ・バンク
B0乃至B3のような4個までのローカルのスレーブ装
置をサポートするために、パイプライン動作を行なう双
方向性のバツフア機能を与える。UBIF34は、32
ビツトの倍数でデータ・バス幅を終局的にサポートし、
動作速度が40メガヘルツで、データ路が256ビツト
幅であるとすれば、「ローカル・プロセツサ・カード
(LPC)」のバス32と「大域」バス24との間で毎
秒640メガバイトの最大データ転送速度を与える。
【0024】以下の項において、UBIF34の細部に
ついて説明をする。
【0025】図3乃至図5は、夫々、UBIF−A(ア
ドレス用)のモジユール34aのアーキテクチヤと、U
BIF−D(データ用)のモジユール34bのアーキテ
クチヤを示している。図3はプロセツサ・カード22、
I/Oプロセツサ・カード28、またはコンソールI/
Fカード30に関して使用するUBIF−Aを示してい
る。以下に説明される図4は「大域メモリ」カード26
に関して使用するUBIF−Aを示している。UBIF
−Aのモジユール34aは、ローカル・バスのアービタ
(LPC−ARB)76と、4つのローカル装置の各々
に対して双方向性のアドレス信号及び制御信号の待ち行
列手段、即ち、出力信号のFIFO制御手段(OFIF
O_CTRL78)及び入力のFIFO制御手段(IF
IFO_CNTRL50a)と、大域バス24のインタ
ーフエース制御ロジツク79(大域バス制御ブロツク)
とを含んでいる。また、UBIF−Aのモジユール34
aは、4つのローカル装置の各々に対して双方向性の待
ち行列手段を含む独立した8個のUBIF−Dのモジユ
ール34bの高レベルの制御を与える。この実施例にお
いては、各UBIF−Dのモジユール34bは関連した
バイトのイネーブル(活性化ビツト)と、パリテイ・ビ
ツトと、ECC(誤り訂正)ビツトとを持つ32ビツト
のデータ・セクシヨンをサポートする。UBIF34の
機能的なモジユールの細部の構造は以下に説明される。
【0026】以下に、UBIF−Aのモジユール34a
及びUBIF−Dのモジユール34bの機能ブロツクの
種々のコンポーネントの定義を述べる。加えて、発明の
詳細な説明の欄の末尾に記載した別表Aは、SVS10
において発生される「大域バス(GB)」24の信号の
定義を与え、別表Bは「ローカル・プロセツサ・カード
(LPC)」のバス32の信号の定義を与え、そして、
別表Cは「大域メモリ・カード(GMC)」のバス26
aの信号の定義を与える。更に、図29は、UBIFが
プロセツサ・モードにおいて使用された時に、UBIF
を制御する入力信号及びその出力信号を示し、図30
は、UBIFがメモリ・モードにおいて使用された時
に、UBIFを制御をする入力信号及びその出力信号を
示している。OF_、IF_、LB_DIR及びLB_
QUIETと表示されているすべての制御信号は、UB
IF−Aの制御セクシヨンによつて発生され、そして、
8個のUBIF−Dのモジユールによつて内部的に保持
されると共に、MID(メモリ識別子)信号の待ち行列
を制御するためにUBIF−Aによつても保持されるこ
とには注意を向ける必要がある。これは、パイプライン
動作を行なうアドレス・サイクル及びデータ・サイクル
を定義するアーキテクチヤに関する限り、ローカル・プ
ロセツサ・カードのバス32、大域メモリ・カードのバ
ス26a及び大域バス24のアーキテクチヤに順応す
る。
【0027】「出力信号の待ち行列手段」42及び4
4:このブロツクは、夫々独立した4つの出力信号の待
ち行列手段を含んでいる。出力信号の4つの待ち行列手
段の各々は各ローカル・ノード毎に8個のエントリを与
える。
【0028】「入力信号の待ち行列手段」46:このブ
ロツクは独立した入力信号の4つの待ち行列手段を含ん
でいる。これら入力信号の4つの待ち行列手段の各々は
1つのローカル・ノード当りバツフア用の8個のエント
リを与える。
【0029】「MID出力信号の待ち行列手段」48:
このブロツクは独立したMID出力信号の4つの待ち行
列手段を含んでいる。これら4つの待ち行列手段の各々
は1つのローカル・ノード当り8個のバツフア用エント
リを与える。別表Aに示されているように、大域バス2
4の信号ラインのGB_MID(7:0)信号は「大域
メモリ」26の応答サイクルの間で変換されたプロセツ
サ識別子(PID)信号を転送し、そして、返還された
データの宛先を表示する。MID出力信号の待ち行列手
段48は、後述されるように、メモリ・モードにおいて
のみ使用される。
【0030】「MID入力信号の待ち行列手段」50:
このブロツクはMID入力信号の独立した4つの待ち行
列手段を含んでいる。これら入力信号の4つの待ち行列
手段の各々は1つのローカル・ノード当り8個のバツフ
ア用エントリを与える。MID入力信号の待ち行列手段
はプロセツサ・モードのみで使用される。
【0031】「出力FIFO(先入れ先出し)の入力レ
ジスタ(OFIR)」52:このレジスタ(52a)
は、UBIF−Aのモジユール34aの有効なローカル
・アドレス・バスのサイクル及びUBIF−Dのモジユ
ール34b(レジスタ52b)の有効なデータ・バス・
サイクルをサンプルする。レジスタ52a及び52b
は、出力信号の待ち行列手段のブロツク42及び44の
中に含まれた出力信号の4つの待ち行列手段を駆動す
る。
【0032】「出力信号のFIFOバイパス・レジスタ
(OFBR)」54:このレジスタは、UBIF−Aの
モジユール34a(レジスタ54a)の有効なローカル
・アドレス・バスのサイクルと、UBIF−Dのモジユ
ール34b(レジスタ54b)の有効なローカル・デー
タ・バスのサイクルとをサンプルする。このレジスタ
は、出力信号のバイパス路が活性化(イネーブル)され
た時に出力信号の待ち行列手段42及び44をバイパス
するために使用される。
【0033】「出力信号のFIFO(先入れ先出し)出
力レジスタ(OFOR)」53:このレジスタは、大域
バスのトランシーバ34cへ転送するために、出力信号
の待ち行列手段から選択された出力をラツチする。
【0034】「入力信号FIFO入力レジスタ(IFI
R)」56:このレジスタは、UBIF−Aのモジユー
ル34a(レジスタ56a)の有効な大域アドレス・バ
スのサイクルと、UFIF−Dのモジユール34b(レ
ジスタ56b)の有効な大域データ・バスのサイクルと
をサンプルする。レジスタ56a及び56bは、待ち行
列手段のブロツク50及び46の中に含まれている4つ
の入力信号の待ち行列手段を駆動する。
【0035】「入力信号のFIFOバイパス・レジスタ
(IFBR)」58:このレジスタはUBIF−A(レ
ジスタ58a)の有効な大域アドレス・バスのサイクル
と、UBIF−D(レジスタ58b)の有効な大域デー
タ・バスのサイクルとをサンプルする。レジスタ58a
及び58bは、入力信号のバイパス路が活性化された時
に、待ち行列手段50及び46の信号をバイパスする。
【0036】「入力信号のFIFO出力レジスタ(IF
OR)」55:このレジスタは、LPCバス32へ転送
するために、入力信号の待ち行列手段から、選択された
出力信号をラツチする。
【0037】「入力信号FIFOの次に隣接したレジス
タ(INFR)」60:(UBIF−Aのモジユール3
4aのみ)。このレジスタは、UBIF34が「大域メ
モリ」カード26に使用された時、発生されるべき次の
「行」アドレスと比較するために、「大域メモリ」バン
クの有効な最後の「行」アドレスを保存する。この比較
の結果は、ページ・モードの高速のDRAMサイクル
(ダイナミツク・ランダム・アクセス・メモリのサイク
ル)を活性化するためのGMC_NENE(3:0)を
発生する。
【0038】「最終アドレス・レジスタ(3:0)」
(LAR(3:0))62:(UBIF−Aのモジユー
ル34aのみ)。これらのレジスタは、各大域メモリ・
バンクのための現在の読み取りロツク・アドレスと、プ
ロセツサ識別子PID(7:0)とを保存し、そして、
読み取り−ロツク/書き込み−アンロツクのサイクルと
して実行される「大域メモリ」26中のアトミツクな読
み取り/修正/書き込みサイクルをサポートするために
用いられる。
【0039】「読み取り/修正/書き込みレジスタ(R
MWR)」64:(UBIF−Dのモジユール34bの
み)。このレジスタは、GB_RMWによつて表示され
た部分的書き込みサイクルの間で供給された書き込みデ
ータと併合するために、「大域メモリ」26の読み取り
データをストアする。
【0040】「ECCパリテイ発生(ECC/P)」6
6:(UBIF−Dのモジユール34bのみ)。「大域
メモリ」カード26と共に用いられたUBIF34のた
めに、このロジツク・セクシヨンは、「大域メモリ」2
6の読み取り動作から返還された各32ビツト・データ
・スライスのためのECCパリテイ及びバイト・パリテ
イを計算する。この計算されたECCパリテイは、次の
クロツク・サイクルの間のエラー検出及び訂正動作に用
いるために、「大域メモリ」の読み取りデータ及び供給
されたECCと共にレジスタ中に保存される。
【0041】「アドレス・マツプ(AMAP)」57:
このブロツクは、インターリーブ(介在)フアクタとし
てのISEL(1:0)、CARDID(3:0)及び
MCARD(3:0)ラインの信号と共に、供給された
大域バス(GB)24のアドレスGB_A(31:0)
信号を入力として受け取り、そして、再度マツプされた
フラツト・アドレス(RAS/CAS)信号、バンク選
択(BSEL)信号及びGB制御79回路へアドレス認
識(ADREC)信号を発生する。このブロツクはメモ
リ・モードのみに使用される。
【0042】「エラー検出及び訂正(EDC)」68:
(UBIF−Dのモジユール34bのみ)。この回路
は、計算されたECC及び供給されたECCを入力し、
そしてECCERR信号と、ERRTYPE信号と、各
32ビツト・データ・スライス・セクシヨン中のすべて
の単一ビツト・データ・エラーを訂正するのに使用され
る32ビツト訂正ベクトルとを発生する。
【0043】「パリテイ/ECC発生(P/ECC)7
0」:(UBIF−Dのモジユール34bのみ)。この
回路は、大域バスの入力データに関するECCパリテイ
と、バイト・パリテイとを計算する。計算されたパリテ
イは、大域バス24のデータ・パリテイのエラーをチエ
ツクするために、供給されたパリテイと比較される。デ
ータ・パリテイのエラーが検出された時には、GB_D
PERR信号が発生される。計算されたECCは、「大
域メモリ」カード26により使用されたUBIF34の
ために、計算されたECCパリテイは、選択された「大
域メモリ」26のバンクの中に、供給されたデータと共
にストアされる。
【0044】「パリテイ発生/パリテイ検査(PGEN
/PCHK)」72:(UBIF−Aのモジユール34
aのみ)。この回路は、入力アドレスのパリテイを計算
し、そして、供給されたアドレスのパリテイと比較す
る。アドレスのエラーが検出された時には、GB_AP
ERR信号が発生される。
【0045】SVS10において、カードの各タイプに
関して、UBIF34がどのように使用されるかを以下
に説明する。
【0046】プロセツサ・カード及びI/Oプロセツサ
・カードのサポート 4個のプロセツサ・ノード23を持つSVS10に関し
てプロセツサ・カード22、I/Oプロセツサ・カード
28、または4個のコンソールI/Fカード30が使用
された時のUBIF34の機能を以下に説明する。図6
はSVS10のプロセツサ・カード22のブロツク図を
示している。プロセツサ・カード22は、4つの同じプ
ロセツサ・ノードを含んでおり、各ノードは、マイクロ
プロセツサ22a、16メガバイト(MB)のローカル
のプライベート・メモリ22b、共通のLPCバス32
に対するインターフエース22c及びプロセツサ・バス
のインターフエース(PBIF、22d)を含んでい
る。PBIF、22dはローカル・プロセツサ・ノード
のデータ・バス23aに接続されており、そして、プロ
セツサのアドレス・バス23b及び制御バス23cの信
号を受け取る。PBIF、22dは多数のレジスタを含
んでいるが、これらのレジスタについては後で説明す
る。PBIF、22dの細部については、本出願人によ
る米国特許出願第07/733517号を参照された
い。
【0047】4つのプロセツサ(P0乃至P3)のノー
ドはLPCバス32を介してUBIF34を共有してい
る。UBIF34は、大域バス24に対して共通のイン
ターフエースを与えている。すべての大域読み取り要
求、書き込み要求及びプロセツサの相互通信に対する割
込み要求は共通のUBIF34を通る。
【0048】以下の項においては、UBIF34が4つ
のプロセツサ・カードに対して与える機能について説明
する。これに関連して、図3及び図5のブロツク図の細
部を説明するための回路を示した図31、図33、図3
5、図36及び図37を参照されたい。
【0049】UBIFの出力セクシヨン UBIF34は4個のローカル・プロセツサ22aの夫
々のために独立したバツフア作用を与える。UBIF−
Aのモジユール34aの出力信号の待ち行列手段42
(図3)は、4つのプロセツサ・ノード23の各々に対
して、8個までのプロセツサの読み取り要求信号、書き
込み要求信号、または、プロセツサの相互通信(IP
C)の割込み要求信号のためのバツフア作用を与える。
UBIF−Aのモジユール34a(図31及び図33)
は、ATYPE(31:0)信号、LEN(3:0)信
号、PID(7:0)信号、PTAG(7:0)信号、
R/−W信号、ロツク信号及びRMW信号を含むすべて
のアドレス・バス(ABUS)の信号に対してバツフア
作用を与える。また、UBIF−Aのモジユール34a
は、MID(7:0)信号(図35)をバツフアし、そ
して、必要なすべてのバス制御と、LPCバス32及び
大域バス24の接続動作(handshaking)信号とを供給
する。UBIF−Dの8個のモジユール34b(図36
及び図37)は、データ・バス(DBUS)の信号、即
ち、D(255:0)信号、DP(31:0)信号、バ
イト・イネーブル、BE(31:0)信号、MTAG
(7:0)信号、ECCERR信号、ERRTYPE信
号及びGBDPERR信号のための4つのプロセツサの
ノードの各々に対してバツフア作用を行なう。各UBI
F−Dのモジユール34bは、関連したパリテイを有す
る32ビツト・データ・スライスのD(31:0)信
号、DP(3:0)信号、バイト・イネーブル(バイト
の活性化ビツト)BE(3:0)信号、MTAG信号、
ECCERR信号、ERRTYPE信号及びGBDPE
RR信号をサポートする。
【0050】UBIF34に対して、特別のプロセツサ
識別子のPID(7:0)信号が要求側のプロセツサ2
2aによつて供給される。PID(7:0)信号は、ロ
ーカル・プロセツサ番号LPN(1:0)と、ハードウ
エアの識別子HWID(5:0)とを連結することによ
つて形成される。HWID(5:0)は、システムのバ
ツクプレイン(backplane)(予備位置)から各カード
に供給される特別なUNITID(1:0)信号と、C
ARDID(3:0)信号とを連結することによつて形
成される。また、要求側のプロセツサ22aは、応答デ
ータが順番から外れて返還された場合に応答データを再
度順序付けるために、次に用いられるPTAG(7:
0)信号を使用した複数の最上位の読み取り要求をタグ
する。UBIF34は、供給されたPID信号及びPT
AG信号を、残りのアドレス・バス信号と共に大域バス
24へ転送する。
【0051】図示された実施例においては、各プロセツ
サ22aは、ただ1つの最上位の読み取り要求を持つこ
とができるが(この制限はプロセツサによつて課せられ
るものであつて、UBIF34による制限ではない)、
複数の最上位の書き込み要求を持つことができる。各出
力の待ち行列手段42及び44は、待ち行列が0の数か
ら、多くとも1つの「大域メモリ」26の読み取り要求
が続いている少数の「大域メモリ」26の書き込み要求
信号を含む待ち行列数までを含んでいる。出力信号の待
ち行列手段42か、または待ち行列手段44の中に少な
くとも1つの未処理のr/w要求信号があれば、UBI
F34の出力コントローラ78は、バツフアされている
r/w要求信号を処理するよう、大域バス24に要求す
る。
【0052】ローカル・プロセツサ・カードのバス(L
PCバス)の調停手段 LPCバス32のアービタ(LPC−ARB)76は、
LPCバス32、または大域バス24に関連する他の装
置に対する要求サイクル、または応答サイクルのため
に、LPCバス32に対してアクセスを要求する4個ま
でのローカル・プロセツサをサポートする。プロセツサ
・カード22上にある4個のプロセツサ22aは、読み
取り要求信号、または書き込み要求信号(r/w要求信
号)を「大域メモリ」26のサブシステムに送るために
LPCバス32の調停手段76に要求を発生する。
【0053】通常、UBIF34は、LPCバス32の
マスター装置であり、「大域メモリ」26の読み取りデ
ータをプロセツサ22aに返還するために、LPCバス
32のデータ・バス(LPC−D)にアクセスを再度獲
得するための最も高い優先度を持つている。従つて、U
BIF34は、プロセツサ22aに直ちに読み取りデー
タを返還し、ローカルのI/O装置、または大域バス2
4に書き込みデータを送るために、プロセツサ22aに
LPCバスのデータ・バス(LPC−Dバス)を与え
る。LPCバス32のアドレス・バス(LPC−Aバ
ス)はローカルのマスター装置だけによつて駆動され、
UBIF34によつては駆動されない。
【0054】LPCバスのアービタ76、即ち、LPC
−ARB76は、LPCバス32のアクセスを与えるた
めにラウンド・ロビンの調停技術(アービトレーシヨ
ン)を使用し、そして、UBIF34がLPCバス32
の使用を要求した時には、UBIF34に対して最も高
い優先度を与える。大域バス24の場合と同じように、
LPC−Dバス及びLPC−Aバスは、減結合され、パ
イプライン動作を行なうようにされる。このことは、与
えられた任意のLPCバス32のサイクルの間におい
て、LPCバスのアドレス・バスは、マスター装置によ
つて使用することができ、他方、LPCバスのデータ・
バスは、スレーブ装置によつて使用できることを意味し
ている。従つて、UBIF34がLPC−Dバスを介し
て大域読み取りデータを他のローカル・プロセツサ22
aに返還している間に、LPC−ARB76は、読み取
り要求を送るために、プロセツサ22aに対してLPC
−Aバスを与えることができる。
【0055】また、LPC−ARB76は、プロセツサ
の出力信号の待ち行列手段が一杯になつた時に大域バス
24のr/w要求サイクルを発生しようとするプロセツ
サ22aに対してLPCバス32を付与しないように、
UBIF34の出力信号の待ち行列手段42及び43を
監視する。LPC−ARB76は、対応する「大域バ
ス」の出力信号の待ち行列手段が一杯であつても、LP
Cバスにr/wの要求サイクルを発生するように、プロ
セツサ22aに対してLPCバス32を付与する。
【0056】出力信号の待ち行列手段の制御 出力信号の各待ち行列手段42及び44は、独立した入
力段のコントローラと、独立した出力段のコントローラ
とによつて制御される。FIFO_CNTRL50aの
中に設けられている入力段のコントローラは、プロセツ
サ22aのr/w要求を待ち、そして、その要求信号
を、関連した出力信号の待ち行列手段にエンキユー(en
queue−待ち行列に入れる)する。LPC−ARB76
は、要求をストアするために、対応する出力信号の待ち
行列手段中に空きのエントリがある場合だけに限つて、
LPCバス32を要求側の装置に付与する。出力段のコ
ントローラは、待ち行列手段の中に未処理の要求信号が
ある時には、UBIF34の出力バスに対して調停を行
ない、そして、他の未決の要求信号の処理を行なう前
に、若し必要ならば大域バス24の承認を待つ。
【0057】読み取り要求、または書き込み要求に応答
して、承認が必要であることが決定されたならば、特定
のプロセツサ22aからの複数のバツフアされた書き込
み要求は、連続的なサイクルで大域バス24に出現する
のを阻止される。
【0058】出力信号の待ち行列手段のデキユー(取り
出し)の制御 また、出力信号の各待ち行列手段42及び44は、OF
IFO_CNTRL78の中に設けられた対応するデキ
ユー(dequeue)コントローラを持つており、このデキ
ユー・コントローラは、要求が大域バス24上の宛先側
の装置に成功裡に転送された後に、プロセツサ22aの
要求を、出力信号の待ち行列手段42及び44からデキ
ユーする機能を持つている。待ち行列手段の信号を大域
バス24上に取り出すときに、プロセツサ22aのどの
待ち行列手段を選択するかを選ぶために、4状態のラウ
ンド・ロビンの調停技術が用いられる。宛先側の装置か
ら、有効なACK(承認)信号が受け取られた後に、プ
ロセツサ22aのr/w要求信号はデキユーされる。ま
た、ACK/NAK信号が宛先側の装置から受け取られ
ない場合でも、要求信号はデキユーされ、この場合、ア
ドレスが不明であることを表示する。有効なNAK信号
が受け取られた場合に限つて、プロセツサ22aのr/
w要求は再試行(リトライ)される。然しながら、地域
的なSVS10のシステム・ユニツトのために割り当て
られた(LEN(2:1)信号の状態によつて決定され
る)プロセツサ22aのIPC(プロセツサ相互の通
信)割り込みサイクルは、ACK/NAK信号の接続動
作を必要とせず、そして、出力レジスタ(OFOR)に
転送された後に、デキユーされる。以下に説明されるよ
うに、遠隔地のSVS10のシステム・ユニツトのため
に割り当てられたプロセツサの相互通信(IPC)割込
み信号のサイクルは、通常の大域バス24のプロセツサ
22aの要求信号のサイクルと同じACK/NAKの再
試行と、不成功処理の機構とを使用する。
【0059】出力信号のバイパス路 プロセツサ22aのr/w要求信号を、OFBR、54
a及び54bと、TTL/ECLトランジスタのトラン
シーバ34cだけを通過してLPCバス32から大域バ
ス24へ直接に転送するために、UBIF34の出力信
号のバイパス路が設けられる。このバイパス路は、与え
られたプロセツサ22aに対して、各プロセツサに対応
する出力信号の待ち行列手段42、または44が空であ
り、かつ、大域バス24へのアクセスを待機している他
のプロセツサの出力信号の待ち行列手段中に未処理の要
求信号がない時に、活性化される。継続中のACK/N
AK表示を持つ出力信号の待ち行列手段42及び44中
に他のプロセツサ22aの要求があるかも知れないこと
には注意を払う必要がある。しかし、これら他の要求は
大域バス24へのアクセスを待機している要求ではない
かも知れず、この場合、与えられたプロセツサ22aに
対するバイパス路の使用を活性化する。然しながら、出
力信号の待ち行列手段の中に1つでも未解決の要求信号
を持つているプロセツサ22aは、順番を維持するため
に、バイパス路を使用することができない。また、NA
K表示は再試行する可能性があるから、プロセツサ22
aのすべての要求信号は、各プロセツサに対応する出力
信号の待ち行列手段の中にストアされ、ACK/NAK
表示を未解決にする。従つて、プロセツサ22aのすべ
てのr/w要求信号は、宛先側の装置によつて成功裡に
受け取られるまでか、またはエラー状態のための不成功
処理(即ち、バスの時間切れ処理、或は、不明なバス・
アドレスの処理)にされるまで、それらの要求信号に対
応する出力信号の待ち行列手段42及び44中にストア
される。
【0060】大域バスのパリテイ保護 大域バスのパリテイ保護は、大域バス24のアドレス・
バス、A(31:0)信号及びデータ・バス、D(25
5:0)信号に使用される。UBIF34の出力段は、
大域バス24を駆動した時に、ECC/P、66によつ
てデータ・パリテイを発生し、他方、UBIF34の入
力段は、大域バス24からデータを受け取つた時に、P
/ECC、70によつてデータ・パリテイをチエツクす
る。受け取られたアドレス・パリテイ・ビツト、AP
(3:0)と比較した時に、A(31:0)に関して誤
つたパリテイを検出した場合、GB_APERR信号が
UBIF−Aのモジユール34aによつて発生される。
受け取られたデータ・パリテイ・ビツト、DP(31:
0)と比較した時に、D(255:0)に関して誤つた
パリテイを検出した場合、GB_DPERR信号がUB
IF−Dのモジユール34bによつて発生される。大域
バス24のこれらのパリテイ・エラー信号はコンソール
のプロセツサ・インターフエースによつて監視される。
「大域メモリ」26の応答サイクルの間で、LPC_G
BPERR信号は、読み取りデータと共に要求側のプロ
セツサ22aに返還され、そして、大域バス24から受
け取つたデータのパリテイの状態を反映する。
【0061】大域バス24を再試行するタイミング 図15は、要求側のUBIF34の側から観測した場合
における、大域バス24に対する代表的な読み取りの再
試行のタイミング順序を示す図である。図示されている
ように、1つのプロセツサ毎に大域バスを再試行する最
大の周波数は7サイクル(即ち、動作速度を40メガヘ
ルツとして、毎秒182メガバイト)である。また、1
つのプロセツサ22aからの向い合つた2つの要求信号
が大域バス24へ出力することができる最大のデータ速
度が示されており、その最大データ速度は、8サイクル
(即ち、動作速度を40メガヘルツとして、毎秒160
メガバイト)である。再試行のタイミングと比較した場
合、余分なサイクルを取る理由は、前の要求信号をデキ
ユーし、そして、出力信号の待ち行列手段において次の
プロセツサ22aの要求信号をアクセスしたからであ
る。UBIF34は、ACK表示を受け取つた後か、ま
たは、バスの時間切れ表示を受け取つた後に、デキユー
・ポインタを進める。
【0062】混合モードのプロセツサの要求 図16は、混合モードのプロセツサ22aの要求信号の
サイクルを向い合せで、単一のUBIF34から発生す
る大域バス24のタイミング順序を示す図である。この
タイミング順序において、UBIF34は、4つのロー
カル・プロセツサ22aの各々から1つ(または、それ
以上)のプロセツサ22aの要求信号を持つており、そ
して、UBIF34は大域バス24に対して即時のアク
セスを与えられているものとしている。図16のタイミ
ング図に示されているように、読み取り要求信号は、P
1からの書き込み要求信号と、P2からの読み取り要求
信号と、P3からの書き込み要求信号とが順次に続いて
いる第1のプロセツサ22a(P0)に対して発生され
ている。プロセツサ22aの発生された要求信号の何れ
かにNAK表示が与えられたならば、UBIF34は、
適当な要求信号を再度与える。
【0063】IPC(プロセツサの相互通信)割込みの
サポート IPC割込みサイクルは、IPCの特定のLPCバス3
2及び大域バス24のサイクルを使用することによつて
サポートされる。UBIF34の出力セクシヨンの観点
からは、プロセツサ22aのr/w要求信号のサイクル
と、IPC割込み信号のサイクルとを区別することは不
可能である。プロセツサ22aのノードは、ローカル・
プロセツサ・カード22のアドレス・バスを要求し(即
ち、LPC_L/−G(i)=0によつてLPC_RR
EQ(i)を発生する)、かつ、IPC割込み信号のサ
イクルとしてABUSタイプをタグすることによつて、
IPC割込みを発生する。IPC割込みサイクルに対し
て、LPCのLPC_ATYPE=0信号、LPC_A
(31:0)信号は、プロセツサ22aの選択マスクを
特定し、そして、LPC_LEN(3:0)信号はプロ
セツサ22aのグループ選択を特定する。LPC_R/
−W信号、LPC_LOCK信号及びLPC_RMW信
号は、IPC割込みサイクルに対しては定義されない。
UBIF34は、通常のプロセツサ22aのr/w要求
サイクルとしてIPC割込みサイクルをエンキユーす
る。然し、UBIF34の入力セクシヨンは、プロセツ
サ22aの通常のr/w要求サイクルとは異なつて、I
PC割込みサイクルをデコードし翻訳する。
【0064】ローカルSVS10のシステム・ユニツト
(LEN(2:1)=00によつて決められるシステム
・ユニツト)に対して割り当てられたプロセツサのIP
C割込みサイクルは、ACK/NAKの接続動作を必要
とせず、UBIF34のレジスタ32cへ転送された後
にデキユーされる。然しながら、遠隔地のSVS10の
システム・ユニツトのために割り当てられたIPC割込
みサイクルは、他の大域バス24のプロセツサ22aの
要求サイクルが遂行するのと同じACK/NAKの再試
行と、不成功処理の機構とを使用する。
【0065】UBIF34の入力セクシヨン プロセツサ22aの4ノード・カードのUBIF34の
入力セクシヨン(図35及び図37)は、「大域メモ
リ」26のサブシステムによつて返還された応答データ
をバツフアするために使用される。大域バス24が、そ
れに関連した4つのローカルのマスター装置の何れかに
未解決の読み取り要求を持つている時には、UBIF3
4の入力セクシヨンは、毎サイクル毎に大域バス24を
監視する。従つて、未解決の大域バス読み取り信号のサ
イクルが与えられたならば、入力信号の待ち行列レジス
タ、IFIR56a及び56bは、毎サイクル毎に大域
バス24のデータ・バスをサンプルし、そして、一致が
生じた時には、レジスタされたデータを適当な入力の待
ち行列手段中に条件付きでストアする。デコーデイング
は、最上位のメモリ識別ビツトのMID(7:2)信号
と、UNITID(1:0)信号及びCARDID
(3:0)信号から形成されたUBIFのハードウエア
ID識別子のHWID(5:0)信号とが一致したこと
と、次に、ローカル・プロセツサ・ノードを選択するた
めに、MID(1:0)信号を使用することとによつて
遂行される。
【0066】大域バスのデータ・パリテイの検査 既に説明したように、UBIF34の入力セクシヨンは
受け取られたデータ、D(255:0)信号のためのデ
ータ・パリテイを計算し、そして、エラーを検出するた
めに、計算されたデータ・パリテイと、受け取られたデ
ータ・バスのデータ・パリテイ、DP(31:0)とを
比較する。各UBIF−Dのモジユール34bは、それ
に対応する32ビツト・データ・スライス(切片)の有
効性を検査し、そして、大域バス24のサイクル毎に、
データのパリテイ状態信号、GBDPERR信号を発生
する。大域バス24のデータ・パリテイ・エラーの8つ
のラインのGBDPERR(7:0)信号は、エラーを
知らせるために、このシステムのバツクプレインの装置
に対して駆動される合成GB_DPERR信号を形成す
るために共にオア論理演算される。また、UBIF−D
の8個のモジユール34bは、LPCバス32の応答サ
イクルの間の応答データと共に、これらのモジユールと
対応するGBDPERR信号を返還し、これらの信号
は、合成LPC_GBDPERR信号を発生するため
に、共にオア演算される。この合成データ・パリテイの
状態信号は、返還されたデータを受け取るプロセツサ2
2aに対する割込みを発生するために用いられる。
【0067】UBIF34の入力信号のバイパス路 UBIF34の入力信号のバイパス(IFBR、58a
及び58b)は、特定のプロセツサ22aの対応する入
力信号の待ち行列手段が空であり、かつ、LPCバス3
2がUBIF34に使用可能である場合には、その特定
のプロセツサ22aのための入力信号の待ち行列手段を
バイパスするために、「大域メモリ」26の応答サイク
ルを活性化する。そうでない場合には、応答データは、
LPCバス32に後で転送するために、対応するプロセ
ツサ22aの入力信号の待ち行列手段46の中にエンキ
ユーされる。
【0068】応答サイクルのACK/NAKの接続動作 プロセツサ22aがLPCバスの応答信号ラインのLP
C_RDY(i)を発生した後に、常に、要求側のプロ
セツサ22aが読み取りデータを受け取るものとしてい
るので、大域バス24、またはLPCバス32の応答サ
イクルに対しては、ACK/NAKの接続動作が含まれ
ないことには注意を向ける必要がある。
【0069】入力信号の待ち行列手段の制御 各UBIF34の入力信号の待ち行列手段46及び50
は、入力段のコントローラ及び出力段のコントローラに
よつて独立して制御される。入力段のコントローラは、
対応するハードウエア識別子(HWID)と一致する有
効なメモリ応答サイクルのために大域バス24を監視す
る。最下位の2つのMIDビツト、GB_MID(1:
0)がプロセツサ22aの4つの入力信号の待ち行列手
段46の1つを選択している間で、GB_DCYCLE
信号によつて条件付けられた有効なGB_MID(7:
2)信号が、HWID(5:2)信号と等しいときに、
上述の一致が発生する。入力信号のバイパス路が活性化
され、そして、他の応答データがプロセツサの入力信号
の待ち行列手段の中に存在しない場合、有効な大域バス
24の応答信号がLPCバス32に通過される。そうで
なければ、入力段のコントローラは、LPCバス32上
に次に転送するために、受け取つた応答を、対応する入
力信号の待ち行列手段46及び50の中にエンキユーす
る。また、受け取つたデータ・パリテイのエラー状態の
結果は、応答データと共に返還される。UBIF−Dの
モジユール34bは、D(255:0)信号、MISC
信号、ECCERR信号及びERRTYPE信号をバツ
フアし、他方、UBIF−Aのモジユール34aは、M
ID(7:0)信号をバツフアする。UBIF34のす
べてのモジユールは、大域バス24のデータ・バス信
号、GB_DCYCLE信号、GB_MID(7:0)
信号及びそれらと対応する応答ビツトを監視し、並列に
同じ機能を遂行する。
【0070】出力段のコントローラは、LPCバスの装
置に対してエンキユーされた応答信号のサイクルを返還
する責任を持つている。エンキユーされた応答信号が与
えられたならば、出力段のコントローラは、必要に応じ
てLPCバス32のために調停を行ない、そして、LP
C_RDY(i)信号によつて表示された、準備完了の
プロセツサ22aに対してメモリの応答を返還する。複
数の入力信号の待ち行列手段がデータを含む時には、L
PCバスの各装置への応答を発生するために、ラウンド
・ロビン調停技術が使用される。UBIF34はLPC
バス32のデータ・バスに対して最も高い優先度を持つ
ている。
【0071】プロセツサ22aのr/w要求信号の代表
的なタイミング順序 図7乃至図14は、LPCバス32、UBIF34の出
力バス及び大域バス24上の読み取り要求信号及び書き
込み要求信号のタイミングの順序を示している。
【0072】図13及び図14に示したタイミングの順
序において、4つのローカル・プロセツサ22aのすべ
てがLPCバス32上に「大域メモリ」26の要求信号
を同時に(または、相次いで)発生し、そして、すべて
のUBIF34のプロセツサ22aの出力信号の待ち行
列手段は空になつている。ローカル・バスを与える優先
順位は、プロセツサ(0)の要求信号がタイミングの順
序の開始時において(即ち、バス・サイクル2におい
て)最も高い優先度を持つている。更に、大域バス24
の調停のタイミングは、他のUBIF34が大域バス2
4を使用しようとしており、ローカルUBIF34が大
域バス24に対して排他的なアクセスを与えられてい
る。図示したタイミング図に示されているように、各プ
ロセツサ22aは、優先順位に従つてそれらに対応する
「大域メモリ」26の要求信号を発生するように、LP
Cバス32にアクセスが与えられる。この例において、
すべての内部の待ち行列手段は、タイミング順序の開始
の時点で空であり、大域バス24を同時に要求する他の
UBIF34は無いから、プロセツサ22aのすべての
要求信号は単一のサイクルでUBIF34を介して(O
FBR54a及び54bを経て)通過し、大域バス24
上に転送するために、外部のUBIF34のTTL/E
CLの出力レジスタ34cにラツチされる。また、各プ
ロセツサのr/w要求信号は、宛先側の装置からの承認
信号(即ちACK信号)の受け取りを未解決にしたま
ま、対応する出力信号の待ち行列手段42及び44の中
にストアされる。宛先側の装置からの承認信号が来なか
つた場合(即ち、図38のNAK信号)、UBIF34
の出力段は、このサイクルを再試行する。従つて、プロ
セツサ22aのすべてのr/w要求信号は、宛先側の装
置によつて成功裡に受け取られるか、または、エラー状
態によつて不成功に終る(即ち、バスの時間切れ、また
は大域バス24の不明アドレスの処理)まで、それらの
対応する出力信号の待ち行列手段42及び44にストア
される。
【0073】図39は、GB_PGNT信号が遅延され
た結果、3つの後続の要求信号が出力信号の待ち行列手
段から来ている間で、第1の要求に出力信号のバイパス
路を使用させる状態を示している。
【0074】図21はプロセツサ・ノードによつて発生
された単一の大域メモリの読み取りサイクルを示してい
る。読み取り要求は、直ちに承認され、プロセツサのU
BIF34の出力信号のバイパス路を通過し、サイクル
5の大域バス24上に現れる。大域バス24上の読み取
り要求信号と、サイクル19の後続する読み取り応答信
号との間の時間は、大域メモリの読み取りサイクル期間
(14サイクル)である。従つて、大域バス24の応答
信号サイクルは入力信号のバイパス路を通つて通過し、
サイクル21及び22においてLPCバス上に現れる。
【0075】図40はプロセツサ・カード上で4つのプ
ロセツサ・ノードに割り当てられた4つの大域メモリの
応答信号のサイクルを示している。最初の4つの応答信
号のサイクル(0、1、2)は入力信号のバイパス路に
使用するが、4番目の応答信号のサイクルは、入力信号
のバイパス・レジスタが動作中である間に、4番目の信
号のサイクルがUBIF入力に現れたとすれば、入力信
号の待ち行列手段を使用する。
【0076】データ・ブロツクの読み取りのサポート UBIF34は、データ・ブロツクの読み取りサイクル
をサポートするために、バツフア作用と、データ・フロ
ー制御とを与える。I/Oプロセツサ・カード上のHI
PPIのトランスミツタのようなプロセツサ、またはI
/Oインターフエースは「大域メモリ」26から、連続
したデータのブロツクを転送するために、データ・ブロ
ツクの読み取りのサイクルを用いる。通常、これらの装
置は、一度に256ビツトの単一のワードを受け取る
が、UBIF34は、「大域メモリ」26のサブシステ
ムから、大域バス24上で向い合う応答信号のサイクル
を受け取り、1つのローカル装置毎に8個の256ビツ
ト・ワードまでをバツフアする。要求側の装置へのデー
タの返還は、対応するLPCバス32の応答ラインのL
PC_RDY(i)信号によつて制御される。図17
は、ブロツクの長さを4(つまり、LPC_LEN
(3:0)=2.)として、1つのブロツク読み取りの
サイクルに対してLPCバス32上の信号のタイミング
の順序を示している。図示したタイミングの順序は、ロ
ーカル装置が、データ・ブロツクの読み取りデータの最
大速度で2つのワードを受け取つた後で、次の2つのワ
ードを受け取る前に、1サイクルの間でLPC_RDY
(i)を除去する例を示している。動作速度が40メガ
ヘルツで、かつバス相互の間で競合がないものとして、
1つのプロセツサ当りの最大ブロツク読み取りデータの
帯域幅は、毎秒256メガバイトであることには注意を
喚起する必要がある。
【0077】プロセツサ相互間の通信(IPC)割込み
のサポート 既に説明したように、SVS10は、プロセツサ22a
によつて、1つのプロセツサ22a、またはプロセツサ
のグループに割込みを送ることを可能にしたプロセツサ
の間の直接通信(IPC)機構を含んでいる。このIP
C機構は、プロセツサ22aのノード及びUBIF34
の中の両方のハードウエアでサポートされており、割込
みメツセージのサイクルとしてトリガされる大域バス2
4及びLPCバス32の特別のバスのサイクルを使用し
て実現している。これに関連して、別表Aの大域バス2
4の信号の定義中のATYPE信号の定義を参照された
い。IPC割込み検出機構はUBIF34とは別の外部
的な手段で処理される。
【0078】図18はプロセツサ22aのノードによつ
て発生された割込みメツセージのパケツトの要素を示し
ている。PBIF22dは、r/w用IPC4ビツト・
レジスタ(GSI)と、32ビツトのプロセツサ選択マ
スク(PSM)とで構成されたr/w用のIPC40ビ
ツト・レジスタ(IPCR)22eを含んでいる。4ビ
ツトのグループ選択フイールドは、割込みメツセージの
宛先側のグループとして、SVS10のシステム・ユニ
ツト(4個の内の1個)及びプロセツサの組(即ち計算
用プロセツサ22a、またはI/Oプロセツサ28a)
を特定する。32ビツトのPSMフイールドは、選択さ
れたプロセツサのグループの内のどのプロセツサが割込
みを受けるものであるかを特定する。PSMフイールド
のビツト位置(i)中の1の値は割込みを受けるプロセ
ツサ(i)を活性化する。従つて、1つのIPC割込み
メツセージのサイクルを発生することによつて、選択さ
れたグループの中の任意の他のプロセツサ、またはプロ
セツサの組に割込み信号を転送することを、任意のシス
テム・プロセツサ22aによつて行なうことができる。
データ処理システムが複数ユニツトの構成であるとし
て、選択されるグループは、ローカルSVS10のシス
テムの中の32個の計算用プロセツサ22aか、I/O
プロセツサ28aか、またはコンソール・プロセツサで
あつてもよい。
【0079】本発明の1つの側面に従うと、LEN
(3:0)及びA(31:0)を夫々、グループ選択識
別子及びプロセツサの選択マスクとした場合、割込みメ
ツセージのサイクルは、LB_ATYPE=0及びGB
_ATYPE=0により夫々表示されるような、LPC
バス32及び大域バス24に関する特別のアドレス信号
のサイクルとして現れる。割込みメツセージのサイクル
は、要求された値を、PBIF、22d(図6)中のI
PCレジスタ(IPCR)22e中に書き込み、次に、
「割込み転送レジスタ」(SIR)22fに任意の値を
書き込むことによつて開始される。PBIF22dは、
UBIF−Aのモジユール34aの要求信号の出力の待
ち行列手段42及び44中の割込みメツセージ信号のサ
イクルをエンキユーするIPCRレジスタ22e中の現
在の値を使用して、LPCバス32上にIPC割込みサ
イクルを発生する。次に、UBIF−Aのモジユール3
4aは、大域バス24上に、対応するIPC割込みサイ
クルを発生する。
【0080】PBIF22d及びUBIF−Aのモジユ
ール34aは、IPC割込みサイクルを発生するため
に、LPCバス32及びLPC−ARB76に通常の読
み取り要求信号を発生する。LEN(2:1)信号によ
り決定されるローカルSVS10のシステム・ユニツト
のために割り当てられたIPC割込みサイクルは、AC
K/NAKの接続動作を必要とせず、割込みサイクルが
大域バス24のTTL/ECLのレジスタ34cに転送
された後に、デキユーされる。遠隔地のSVS10のシ
ステム・ユニツトのために割り当てられたIPC割り当
てサイクルは、通常の大域バス24のプロセツサ22a
の要求信号のサイクルと同じACK/NAKの再試行
と、不成功処理の機構を使用する。
【0081】図19に示したように、各UBIF34の
IPC割込みロジツク34dは、GB_ATYPE=0
によつて示されるように、割込みメツセージのサイクル
の発生のために、毎サイクル毎に大域バス24のアドレ
ス・バスを監視する。IPC割込みサイクル検出ロジツ
ク34eが有効なIPCサイクルを検出すると、サイク
ル検出ロジツク34eは、「プロセツサ選択ロジツク」
34fによつて、特定された4ビツトのグループ選択識
別子と、対応するハードウエア識別子、HWID(4:
3)とを比較させて、割込みを受け取ることが選択され
たか否かを決定する。若し、割込みを受けることが選択
されたならば、UBIF34は、そのローカル・プロセ
ツサに対応するプロセツサ選択マスク中の該当する4ビ
ツト・フイールドを選択するために、HWID(2:
0)信号を使用し、そして、選択されたローカル・プロ
セツサに対して1クロツク・サイクルの割込み信号、L
PC_IPCINTR(3:0)信号を発生する。割り
込み選択機構の説明は以下の項の記載と図19図のブロ
ツク図で与えられる。
【0082】GSI(3)の状態は、計算用プロセツサ
22aか、またはI/O用プロセツサ28aを選択す
る。このフイールドはHWID(5)と比較される。G
SI(2:1)は宛先側のSVS10のシステム・ユニ
ツトを選択する。このフイールドはHWID(7:6)
と比較される。HWID(4:2)は、コンピユータ選
択マスクのフイールド中の8ビツト・フイールド、4ビ
ツト・フイールドの1つを選択するために用いられる。
IPCINTR(3:0)信号は選択プロセツサの割込
み信号であり、これらの各信号は、関連したプロセツサ
22a、または28bのプロセツサ割込み入力に供給さ
れる。
【0083】PBIF22dは、若しプロセツサが割込
み可能であれば、プロセツサの割込みを発生するプロセ
ツサ割込みレジスタ(PIR)22gの中の内部のIP
C割込みビツトをセツトするために、割込み信号、LP
C_IPCINTR(i)を使用する。割込み処理が行
なわれた後、割込まれたプロセツサによつて実行される
ソフトウエアは、割込み終了レジスタ(CIR)22h
中の対応するビツトに1を書き込むことによつてIPC
割込みビツトをリセツトする。
【0084】I/Oプロセツサ・カード28のサポート 図20はSVS10の「I/Oプロセツサ・カード」2
8のブロツク図を示す。I/Oプロセツサ・カード28
は、プロセツサ・カード22上のプロセツサ・ノードの
1つと同じプロセツサ・ノード、P0と、夫々毎秒10
0メガバイトの単方向チヤンネルである2つのHIPP
Iのレシーバ28bと、2つのHIPPIのトランスミ
ツタ28cとを含んでいる。トランスミツタのセクシヨ
ン28cはトランスミツタHPTを含んでおり、HPR
セクシヨン28bは2つのHIPPIレシーバ・チヤン
ネルを含んでいる。HPT28c及びHPR28dの中
において、毎秒100メガバイトの2つのチヤンネルを
与えるために2つのチヤンネルは独立して動作する。I
/Oプロセツサ・カードの動作は、本出願人による米国
特許出願第07/734359号を参照されたい。
【0085】プロセツサ・カード22と同じように、I
/Oプロセツサ・カードのUBIF34は大域バス24
に対して共有インターフエースを与える。UBIF34
により与えられる機能は、上述した通りであるが、それ
に加えて、ローカル・プロセツサ・ノード28aと、H
IPPIのインターフエース28B及び28Cとの間の
LPCバス32のサイクルをサポートする。LPC_L
/−G(3:0)信号の制御ラインを使用して、ローカ
ル・プロセツサ・ノード28aは大域バス24のサイク
ルを遂行するためにLPCバス32を要求することがで
き、この場合、UBIF34は、その要求をバツフア
し、そして、大域バス24に対して必要な接続動作を遂
行する。また、ローカル・プロセツサ・ノード28aは
LPCバスのサイクルを遂行するためにローカルLPC
バス32を要求することができ、この場合、UBIF3
4はLPCバス32に対して調停制御を与える。従つ
て、ローカル・プロセツサによつて、LPCバスのサイ
クルが発生され、HIPPIのインターフエース28b
及び28cによつて受け取られるか、または却下され
る。また、HIPPIのインターフエース28b及び2
8cは、ローカル・プロセツサの読み取り要求信号に応
答して、読み取りデータを返還するためにLPCバス3
2を要求することができる。図22は、LPCバス32
上のローカル・プロセツサの書き込み要求信号のサイク
ルのタイミングの順序を示している。図示されたよう
に、大域バス24の要求信号とLPCバス32の要求信
号との間の相異は、LPC_RREQ信号のサイクル、
またはLPC_WREQ信号のサイクルの間のLPC_
L/−Gの値(LPCバスに対しては1、大域バスに対
しては0)が相異するためである。
【0086】大域メモリ・カード26のサポート 図4は、大域メモリ・カード26との関連でUBIFの
モジユールが使用された場合のUBIF−Aのモジユー
ル34aの構成を示している。また、図30と、図3
2、図34、図36及び図37を参照されたい。
【0087】図23はSVS10の大域メモリ・カード
26のブロツク図を示している。大域メモリ・カード2
6は、4つの独立したメモリ・バンク(B0乃至B3)
を含んでおり、各メモリ・バンクは32メガバイト(M
B)、または64メガバイトのダイナミツク・ランダム
・アクセス・メモリ(DRAM)と、8メガバイト、ま
たは16メガバイトのECCメモリとを持つている。ま
た、各メモリ・バンクはメモリ・アレイ26bと、メモ
リ・コントローラ26cと、共通の大域メモリ・カード
(GMC)のバス26aに対するインターフエース26
dとを含んでいる。4つのメモリ・バンクのすべては、
大域バス24に接続するために共通のUBIF34を共
有している。
【0088】SVS10の大域メモリ24をサポートす
るために、UBIF34に与えられている付加的な特徴
は、メモリ・バンクのスケジユール機能と、アドレスの
インターリーブ機能と、メモリ・サイズのオプシヨン機
能と、エラー検出及び訂正機能と、例外処理機能とであ
る。
【0089】UBIF34は、大域メモリ・カード26
に設置された場合、下記の機能を遂行する。
【0090】大域メモリ・バンクのスケジユーリング:
UBIF34の入力セクシヨンは4つのメモリ・バンク
(B0乃至B3)に対して高レベルでスケジユールする
機能を持つている。すべての大域読み取り要求及び書き
込み要求信号は、メモリ・バンクの1つに関連されてい
る4個の8単位(deep)の信号の待ち行列の各々を処理
するために、対応するメモリ・バンクの信号の待ち行列
手段42、44及び46の中にエンキユーされる。入力
信号のバイパス路は、UBIF34が大域メモリ26に
動作している時には使用できない。UBIF−Aのモジ
ユール34aは、大域メモリ・バンクを順序付けるため
に、信号GMC_RDY(3:0)及びGMC_LDM
AR(3:0)(別表C)を使用する。GMC_RDY
(i)は、大域メモリ・バンク(i)が新しい要求を受
け取る準備を完了したか否かを、UBIF−Aのモジユ
ール34aに通知する。GMD_LDMAR(i)信号
は、大域メモリ・バンクの動作をスケジユールするため
にUBIF−Aのモジユール34aによつて発生され
る。メモリ・バンク(B0乃至B3)は、読み取りデー
タを返還するために、大域メモリ・カードのバス26a
のデータ・バスに対して調停するGMC_WREQ
(3:0)信号及びGMC_PGNT(3:0)信号を
使用する。
【0091】ECCの発生/訂正:UBIF−Dのモジ
ユール34bは、大域メモリ26に書き込まれた各32
ビツト・データ・スライスに対してP/ECC70を使
用して、8ビツトECCコードを発生する。8ビツトの
ECCコードは、読み取り動作の間で次のエラー検出/
検査のために、データと共にストアされる。読み取り動
作の間で、供給された8ビツトECCは、EDC68に
よつて1ビツト・エラーを訂正し、そして、供給された
メモリのデータ中の2ビツト・エラーを検出するために
使用される。UBIF34は、返還データと共に、この
ECC状態情報(ECCエラー及びエラーのタイプ)を
大域バス24に与える。
【0092】大域バスのアドレス・マツピング(AMA
P57):UBIF34のこの機能は、MCARD
(3:0)により、そして、メモリのインターリーブ・
フアクタ、ISEL(3:0)によつて特定された時
に、システム中に設置された大域メモリ・カード26の
数に基いて与えられた大域メモリ・アドレスを再編成す
ることを含んでいる。UBIF34は、大域メモリ・バ
ンクに対して24ビツトの「フラツト」アドレスを発生
し、この場合、A(9:0)は列アドレス(CAS)を
特定し、A(19:10)は行アドレス(RAS)を特
定する。4メガビツトDRAMを使用した時には、A
(21:20)はランク及び側面(side)を選択し、そ
して、A(23:22)は使用しない。16メガビツト
のDRAM(10本のCASライン、12本のRASラ
イン)を使用した時には、A(21:20)は12ビツ
トの行アドレスの部分であり、そして、A(23:2
2)はランク及び側面を選択する。
【0093】本発明の1つの側面に従つた減結合の読み
取り/修正/書き込み信号のサイクルを遂行することに
よつて、大域メモリに対して部分的な書き込みを行なう
ことができる。部分書き込み信号のサイクルがUBIF
34により受け取られると、UBIF34は大域メモリ
26に対して読み取り/修正/書き込みサイクルを遂行
する。読み取りサイクルを最初に発生したUBIF34
は、与えられたバイト・イネーブル(enable)を使用し
て大域バス24のデータとDRAMのデータとを併合
し、ECCを再度計算し、そして、そのデータを選択さ
れたメモリ・バンクに書き戻す。メモリのデータの中に
訂正することが不可能なエラーが検出されると、バイト
・イネーブルを滅勢することにより、UBIF−Dのモ
ジユール34Bは、ECCをすべて1に書き込んで、次
の読み取りにおいて、訂正不能なECCエラーとして検
出される。
【0094】ACK/NAKの回答:供給された大域バ
ス24と、MCARD(3:0)及びISEL(2:
0)とによつて決定された時に有効なカード・アドレス
が与えられたとして、UBIF34の入力セクシヨン
は、宛先側の大域メモリ26のメモリ・バンクの入力信
号の待ち行列手段46の状態に基いてACK信号か、N
AK信号の何れかを発生する。
【0095】アドレス・パリテイ及びデータ・パリテイ
のエラー検出:UBIF34は、UBIFが読み取り要
求信号か、または書き込み要求信号を受け取つた時に、
受け取つた大域アドレスA(31:0)信号及びデータ
D(255:0)信号の有効性を検査する。ECL/T
TLのトランシーバ34cからの入力について、UBI
F34は与えられたアドレス及びデータに関するパリテ
イを計算する。UBIF−Aのモジユール34aは、入
力信号の待ち行列のレジスタ、IFIR56aの中にク
ロツクされているアドレスに続くクロツク・サイクルに
おいて、GBAPERRに誤つたアドレス・パリテイを
通知する。次に、このラインは外部にレジスタされ、そ
して、エラーの通知のために、コンソール14によつて
監視されている共有GB_APERR信号を駆動する。
大域メモリ26の書き込みに対して、各UBIF−Dの
モジユール34bは、関連する32ビツト・データ・ス
ライスのパリテイを計算し、そして、計算されたパリテ
イと、供給されたパリテイとを比較する。各UBIF−
Dのモジユール34bは、IFIR56bの中にクロツ
クされているデータに続くクロツク・サイクルにおい
て、GBDPERRに誤りのデータ・パリテイを通知
し、1サイクル後にGB_DPERRとして大域バス2
4に駆動される誤つたパリテイ表示を通知する。
【0096】次に近接したレジスタのGMC_NENE
の計算:次に近接したGMC_NENE(3:0)信号
は、入力信号の待ち行列手段の次に近接したレジスタ
(IFNR)80中の大域メモリ26のバンクに送られ
た最後のアドレスを保持することによつて発生される。
入力信号のキユー/デキユー・ポインタは、NENE信
号に関連して大域メモリ26のタイミングを満足させる
ために、LDMARを発生した後に自動的に増加され
る。
【0097】読み取り−ロツク/書き込み−アンロツク
処理:メモリ・モード0における動作の時に、読み取り
ロツク・サイクルの発生は、大域メモリ・バンクに通常
の読み取りサイクルを遂行させる。次に、UBIF34
は、対応する書き込み−アンロツクのサイクルが受け取
られるまで、影響されたメモリ・ロケーシヨン(32バ
イト幅)をロツクする。IFIR56において読み取り
−ロツクを受け取つた時、入力段コントローラは、読み
取り−ロツク・アドレスと、ロツク・アドレス・レジス
タLAR82中のプロセツサ識別子(PID)とを保存
する。単一のワードのr/w要求及びブロツク−読み取
り要求は、アドレスが一致した時に現在のLAR及びN
AK要求に対してチエツクされる。活動中の読み取り−
ロツク・サイクルを発生したのと同じプロセツサからの
r/w要求だけが、与えられたPIDと、LAR82の
中に保存されたPIDとをマツチすることによつて決定
されたときに受け取られる。
【0098】メモリ・モード0において、読み取り−ロ
ツク/書き込み−アンロツク・サイクルは上述したよう
に動作する。然しながら、メモリ・モード1において動
作する時には、読み取り−ロツク・サイクルは要求され
たデータを返還し、そして、特定されたメモリ・アドレ
スにすべて1(256ビツト)を書き戻す。書き込み−
アンロツク・サイクルは、メモリ・モード1における通
常の書き込みサイクルと同じ機能を果たす。
【0099】大域バスのアドレス・マツプ 表1はSVS10の大域アドレスのマツプを記載してい
る。大域アドレス空間は、4ギガ・ワード×32バイト
/ワードとして形成された128ギガバイトである。す
べての大域アドレスは32バイト境界で整列されてい
る。大域バス24上に256ビツト幅のデータ・ワード
を作り上げる8個の32ビツト・ワードがGB_RMW
により表示されている部分的に有効なデータを含んでい
る時には、バイト・イネーブルは、大域メモリ26に対
する部分的な書き込みをサポートするために使用され
る。
【0100】 表1 DRAM カード バンクのインタ アドレスの範囲 メモリ の技術 の数 ーリービング の合計 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4Mヒ゛ツト 1 4 0乃至256MB 256Mハ゛イト 4Mヒ゛ツト 2 8 0乃至512MB 512Mハ゛イト 4Mヒ゛ツト 3 8+4 0乃至512MB、2GB乃至2.256GB 768Mハ゛イト 4Mヒ゛ツト 4 16 0乃至1Gハ゛イト 1024Mハ゛イト 16Mヒ゛ツト 1 4 0乃至1GB 1Gハ゛イト 16Mヒ゛ツト 2 8 0乃至2GB 2Gハ゛イト 16Mヒ゛ツト 3 8+4 0乃至3GB 3Gハ゛イト 16Mヒ゛ツト 4 16 0乃至4GB 4Gハ゛イト
【0101】以上述べたように、SVS10の大域バス
24のアドレス・バスは128ギガバイト(GB)をサ
ポートするけれども、UBIF34の実施は、大域アド
レスの範囲を32ギガバイトに制限する。UBIF34
にサポートされたアドレス空間は4つの8ギガバイトの
領域に分割される。第1領域(RUが0バイトから8ギ
ガバイトまで)はSVS10の大域メモリ・カード26
を含み、他方、残りの3つの領域は、遠隔地のSVS1
0のシステム・ユニツトをアクセスすることができる。
これらの8ギガバイトのマツピング・ウインドウの各々
は、遠隔地のSVS10のシステム・ユニツト中の対応
する大域メモリ26にアクセスする。
【0102】各SVS10のバツクプレイン(backplan
e)(予備装置)は、夫々のメモリ・カードが256メ
ガバイト(4メガビツトのDRAMによる)か、または
1ギガバイト(16メガビツトのDRAMによる)を含
む4つまでのメモリ・カードをサポートする。アドレス
をデコードするための目的のために、UBIF34にお
いて、各大域メモリ・カード26は2つのギガバイトの
DRAMを含んでいるものとする。3つのメモリ・カー
ド26を持つシステムに対して、2つの異なつたインタ
ーリーブの要因がある。最初の2つのカードは下部の4
ギガバイトのアドレス範囲に跨がつて8つの方法でイン
ターリーブされ、他方、第3のカードは、4乃至8ギガ
バイトのアドレス範囲に常駐し、それ自身の4つのメモ
リ・バンクに跨がつてインターリーブされるだけであ
る。
【0103】大域バス・アドレスを再度マツプすること 大域メモリ・カード26への入力アドレスは、MCAR
D(3:0)と、ISEL(2:0)によつて特定され
るインターリーブ・フアクタとによつて特定されるよう
に、大域メモリ・カード26の数に基いて再マツプされ
る。MCARD(3:0)信号は、バスを通過し、オー
プン・コレクタの4つの双方向性信号であつて、UBI
F−Aのモジユール34aに関する各大域メモリ・カー
ド26の存在、または不在を表示する信号である。各M
CARD信号は、各バツクプレインのメモリ・カードの
スロツトについて独特なものである。各大域メモリ・カ
ード26は、カードが設置されているスロツトによつて
決定される独特のMCARDラインを駆動する。MCA
RD(3:0)信号を監視することによつて、UBIF
−Aのモジユール34aは、カードからカードへのイン
ターリーブ・モードを決めるために、大域メモリ・カー
ド26の合計数を決定する。また、UBIF−Aのモジ
ユール34aは、アドレスの範囲を決めるために、信号
CARDID(3:0)を監視する。CARDID
(3:0)からMCARD(3:0)へのマツピングは
下記の表2に示されている。
【0104】 表2 スロツト CARDID(3:0) MCARD(3:0) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− メモリ−0 1100 0001 メモリ−1 1011 0010 メモリ−2 1010 0100 メモリ−3 1011 1000
【0105】下記の表3及び表4は、1から4までのメ
モリ・カードと、種々のインターリーブ・フアクタが与
えられた場合、UBIF−Aのモジユール34aによつ
てサポートされたアドレス・マツピングの機能を示して
いる。表中の「N_カード」の項目は、設置されたメモ
リ・カードの数を表わしている。
【0106】 表3 N_カート゛ ISEL MA(23:20) MA(9) NA(8:7) MA(6:5) MA(4:3) MA(2:1) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1 0 A(25:22) A(9) A(8:7) A(6:5) A(4:3) A(21:20) 1 1 A(25:22) A(9) A(8:7) A(6:5) A(21:20) A(2:1) 1 2 A(25:22) A(9) A(8:7) A(21:20) A(4:3) A(2:1) 1 3 A(25:22) A(9) A(21:20) A(6:5) A(4:3) A(2:1) 2 0 A(26:23) A(9) A(8:7) A(6:5) A(4),A(22) A(21:20) 2 1 A(26:23) A(9) A(8:7) A(6),A(22) A(21:20) A(2:1) 2 2 A(26:23) A(9) A(8),A(22) A(21:20) A(4:3) A(2:1) 2 3 A(26:23) A(22) A(21:20) A(6:5) A(4:3) A(2:1) 4 0 A(27:24) A(9) A(8:7) A(6:5) A(23:22) A(21:20) 4 1 A(27:24) A(9) A(8:7) A(6:5) A(23:22) A(2:1) 4 2 A(27:24) A(9) A(23:22) A(21:20) A(4:3) A(2:1)
【0107】 表4 N_カート゛ ISEL(1:0) BSEL(3:0) CARDSEL(1:0) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1 00 A(2:0) 00 1 01 A(4:3) 00 1 10 A(6:5) 00 1 11 A(8:7) 00 2 00 A(2:0) 0,A(3) 2 01 A(4:3) 0,A(5) 2 10 A(6:5) 0,A(7) 2 11 A(8:7) 0,A(9) 4 00 A(2:0) A(4,3) 4 01 A(4:3) A(6:5) 4 10 A(6:5) A(8:7)
【0108】アドレス・インターリービングのオプシヨ
ン UBIF−Aのモジユール34aのアドレスのデコーデ
イング・ロジツクは、TBIF−Aのモジユール34a
のISEL(1:0)における2ビツト・モードの選択
によつて特定されるように、種々のメモリ・バンクのイ
ンターリーブのフアクタをサポートする。ISEL
(1:0)=00、01、10、11は、1枚か、2枚
か、または3枚の大域メモリ・カード23が設置されて
いる場合、2、8、32及び128の係数でインターリ
ーブ・フアクタを選択する。4枚の大域メモリ・カード
が設置されている場合には、サポートされるインターリ
ーブのフアクタは2ワード、8ワード及び32ワードで
ある。
【0109】メモリ・バンクのサイズの選択 各SVS10の大域メモリ・カード26は独立した4つ
のメモリ・バンクを含んでいる。2ビツト・サイズの選
択、MSIZE(1:0)はメモリ・バンクのサイズを
選択し、RAS/CASデコーデイングを制御するため
に大域メモリ・カード26のメモリ・バンクに直接に与
えられている。MSIZE(1:0)はUBIF34に
よつて無視される。
【0110】UBIF34のバンク・サイズの選択 既に述べたように、UBIF34の入力セクシヨンは、
4つの「大域メモリ」バンクの各々に対して8個の入力
要求信号の待ち行列手段を与えている。すべての「大域
メモリ」26の要求は、入力信号の待ち行列手段46を
処理するために、UBIF34を通過するので、UBI
F34がメモリ・モードで動作されている時には、入力
信号のバイパス路は使用しない。「大域メモリ」26の
各バンクに対する要求は、大域バス24から受け取られ
る順序でエンキユーされる、つまり、同じメモリ・バン
ク、または異なつたメモリ・バンクのために、向い合せ
の大域バス24の信号のサイクルとして到着する順序で
エンキユーされる。UBIF34は、対応する入力信号
の待ち行列手段46が一杯でなく、かつ、要求アドレス
において未解決の読み取りロツク動作がない限り、特定
のメモリ・バンクのために割り当てられた要求の受け取
りを続ける。UBIF34は、「大域メモリ」26の要
求を受け取つた時にACK信号を発生し、そして、要求
を除去する場合には、NAK信号を発生して、その要求
の動作を再試行することを要求側のプロセツサに表示す
る。
【0111】UBIF34は、4つの「大域メモリ」2
6のバンクに対する要求を取り出すために、4状態のラ
ウンド・ロビン調停技術を使用する。また、UBIF3
4aは、前に供給された要求のアドレスと共通した
「行」アドレスを有する次の要求が生じた時には、それ
と対応するGMC_NENE(i)信号を介して各「大
域メモリ」26のバンクに通知する。これは、より少な
いサイクル数で次のメモリ・サイクルを遂行するため
に、「大域メモリ」26のバンクを動作する最適化の方
法であり、これにより、メモリ・バンクはRAS(可用
性)のステツプを循環させる必要がなく、関連するRA
Sの事前の準備時間を費す必要もない。
【0112】RMWフラグのセツトを有する「大域メモ
リ」26の書き込み要求によつて表示されたような、読
み取り/修正/書き込み信号のサイクルに対して(図2
8)、UBIF34は、表示されたメモリ・バンクに対
して読み取り要求を先ず発生する。メモリの返還された
データは、以下に説明されるような、単一ビツト・エラ
ーを訂正するエラー検出/訂正ロジツクを通る。訂正さ
れたデータは、供給されたバイト・イネーブルによつて
特定されたように、信号ライン68a及びマルチプレク
サMUX64aを通つて、供給された書き込みデータと
併合され、そして、新しく計算されたECCと共に、
「大域メモリ」26のバンクに書き戻される。返還され
たメモリ・データ中にダブル・ビツト・エラーが生じた
場合、特定のメモリ位置が読み取られた時には、訂正不
能のECCエラーであることを表示する計算されたEC
Cとして、1つのパターンが供給される。
【0113】UBIF34の出力セクシヨン UBIF34の出力セクシヨンは「大域メモリ」26の
応答データの出力信号の待ち行列手段44、信号のバイ
パス路及びエラー検出/訂正ロジツク68を与える。
「大域メモリ」26のバンクは、大域バス24のメモリ
の応答信号のサイクルを要求するために、GMC_MR
EQ(3:0)を使用する。UBIF−Aのモジユール
34aは、4状態のラウンド・ロビン調停技術に従つ
て、GMC_MREQ(i)に応答してGMC_MGN
T(i)を発生する。若し、出力信号の待ち行列手段4
4がすべて空であり、GMC_MREQ(i)が発生さ
れたならば、UBIF−Aのモジユール34aは、応答
データを通過するために、出力信号のバイパス路を使用
し、これと同時に、データ・パリテイ及び供給されたM
ID(7:0)、MTAG(7:0)と、ECCエラー
状態とをTTL/ECLのトランシーバ34cに通過す
る。また、UBIF−Aのモジユール34aは、GB_
MGNTによつて表示されたような大域バス24へのア
クセスを獲得するために、大域バス24の調停手段にG
B_MREQを発生する。
【0114】大域バス24の競合がなければ、UBIF
34は、大域バス24を介してメモリの応答データを返
還するために出力信号のバイパス路の使用を連続する。
然しながら、大域バス24の交通が増加すると、UBI
F34は、大域バス24を介して「大域メモリ」26の
応答要求を満足させる十分な速度によつてデータを返還
することができなくなる。若し、UBIF34がバイパ
ス路を通してメモリ応答要求をスケジユールすることが
できなくなれば、UBIFは、応答信号をバツフアする
ために出力信号の待ち行列手段44を使用する。この動
作モードに入つた後、UBIF34は、もう一つのバイ
パス路を使用する前に、出力信号の待ち行列手段44中
の未解決のすべての応答信号を通つて循環する。4状態
のラウンド・ロビン調停技術が、出力信号の待ち行列手
段44中の継続中の応答信号を処理するために使用され
る。UBIF34は、対応する出力信号の待ち行列手段
44の中に、応答データをバツフアするための十分な空
間がある限り、「大域メモリ」26のバンクにGMC_
MGNTを発生し続ける。この機構は、出力信号の待ち
行列手段44が溢れるのを防止する自動的な流入制御を
与える。
【0115】要求側のUBIF34はすべての読み取り
要求を受け取るための十分な入力信号の待ち行列手段4
6中の空間を持つているものと仮定しているので、読み
取り応答信号のサイクルは承認の表示を必要としないと
すれば、「大域メモリ」26の応答は、読み取りデータ
に対して、UBIF34の最大帯域幅、即ち、動作速度
40メガヘルツにおいて毎秒640メガバイトの帯域幅
を使用することができる。
【0116】エラー検出及び訂正 既に述べたように、UBIF−Dのモジユール34bは
「大域メモリ」26に書き込まれた各32ビツト・スラ
イスのために8ビツトのECCコードを発生する。8ビ
ツトECCコードは、読み取り動作の間で、次のエラー
検出/訂正のためにデータと共にストアされる。読み取
り動作の間で、供給された8ビツトECCコードは、供
給されたメモリ・データ中の単一ビツトのエラーを訂正
し、ダブル・ビツトのエラーを検出するのに用いられ
る。各UBIF−Dのモジユール34bは、「大域メモ
リ」26の読み取りサイクルの間でECCERR及びE
RRTYPEを通知する。ECCERR/ERRTYP
Eの8個の対は、ECCERR及びERRTYPE信号
を計算するためにオア論理演算され、これらの信号は読
み取りデータと共に大域バスに返還される。ECCコー
ドの発生及びエラー検出/訂正動作はUBIF34にお
いて遂行する付加的なサイクルを生じないことには注意
されたい。
【0117】「大域メモリ」の読み取り/書き込み信号
の代表的なタイミング順序 図25は大域バス24に関して大域メモリ26に対する
代表的なタイミング順序を示す図である。大域メモリの
読み取り要求信号は、サイクル1の間で大域バス24上
に現れて、大域メモリ26によつて受け取られ(承認さ
れ)る。読み取り要求信号はサイクル3の間で適当な入
力信号の待ち行列手段にエンキユーされ、GMC_AB
US及びGMC_LDMARによつて表示されたように
サイクル5及び6の間で大域メモリ・カードのバス26
aに現れる。この例においては、対応する大域メモリ2
6の入力信号の待ち行列手段は空であり、かつ、UBI
F34は他のメモリ・バンク動作をスケジユールするた
めに必要とされないものと仮定する。更に、大域メモリ
26のバンクは、サイクル4の間の有効なGMC_RD
Y(i)によつて表示されているように要求の受け取り
準備が整つており、かつ、このメモリ・バンクにおい
て、継続中のメモリ・リフレツシユ・サイクルは無いも
のと仮定する。従つて、大域メモリ26のメモリ・バン
クは、与えられたメモリ読み取り動作を遂行し、そし
て、読み取りデータを返還するために、GMC_MRE
Q(i)を発生することによつて、大域メモリ・カード
のバスを要求する。返還されたデータは、GMC_MG
NT(i)(サイクル12及び13)の間で大域メモリ
・カードのデータ・バスに現れ、そして、サイクル13
の終りにおいて、UBIF−Dのモジユール中のOFB
R54の中にラツチされる。出力信号の4つの待ち行列
手段44は空であり、そして、外部のTTL/ECLの
レジスタ34cの中に応答データは無いと言う仮定の下
で、OFBR54が使用される。メモリの応答データ
は、サイクル14の間でUBIF−Dのモジユール34
bによつて訂正され(必要ならば)、そして、サイクル
14の終りにおいて、外部のエラー検出及び訂正信号
(ECCERR及びECCTYPEによつて表わされ
る)と、計算されたデータ・パリテイと共に、TTL/
ECLのレジスタ中にラツチされる。大域バスの調停手
段36がGM_MREQ信号に応答して即時に大域バス
のデータ・バスのメモリ付与信号(GB_MGNT)を
発生したと仮定すると、大域メモリ26の読み取り応答
信号のサイクルは、サイクル15の間で、供給されたP
ID(7:0)信号を反映したMID(7:0)信号と
共に、大域バス24上に現れる。
【0118】図26は単一の大域メモリ26に到達した
4つの大域メモリ読み取り要求を示しており、各読み取
り要求は異なつたメモリ・バンクに割り当てられてい
る。つまり、サイクル1、3、5、6中の読み取り要求
信号は、夫々、メモリ・バンク0、1、2、3に割り当
てられていると言うことである。最初の3つの読み取り
要求信号は、1つおきに大域バスに示されているが、4
番目の読み取り要求信号は第3の読み取り要求信号の直
ぐ後に現れている。このことは、要求がUBIF34に
よつてNAKされた時点において対応する入力信号の待
ち行列手段が一杯ではない限りにおいて、単一の大域メ
モリ26のメモリ・カードが、向い合せの大域メモリの
要求信号を受け取ると言うことを示している。
【0119】図示のタイミング図から理解できるよう
に、4つの要求信号すべては、受け取られ(承認さ
れ)、そして、供給された大域アドレス、インターリー
ブ・フアクタ及び設置された大域メモリ・カードの数に
よつて決められたように、要求信号に対応した入力信号
の待ち行列手段にエンキユーされる。次に、これらの要
求信号は、入力信号の待ち行列手段の出力制御のラウン
ド・ロビン調停手段によつて決定された順番の信号サイ
クルで、大域メモリ・カードのバス26aに現れる。大
域メモリ26の未解決のリフレツシユ・サイクルは無い
ものと仮定すると、大域メモリ26の各メモリ・カード
は表示されたメモリの読み取り動作を遂行し、そして、
読み取りデータを返還するために大域メモリ・カードの
データ・バスを要求する。従つて、メモリ・バンク0、
1、2、3は夫々、サイクル11、13、15及び17
において大域メモリ・カードのバス26aを要求し、そ
して、サイクル12、14、16及び18において、U
BIF34の大域メモリ・カードのデータ・バスの調停
手段によつて大域メモリ・カードのデータ・バスを付与
される。出力信号の4つの待ち行列手段のすべてが空で
あり、かつ、大域バス24の調停手段36が大域メモリ
・カード26に対して大域バスのデータ・バスの即時の
付与を発生したものと仮定し、データ・パリテイの計算
と一緒にエラー検出及び訂正動作が遂行された場合、4
つの読み取り応答サイクルのすべてのサイクルは、OB
FRを通つて、毎秒640メガバイトの最大応答データ
速度で大域バス24のデータ・バスに現れる。従つて、
他の大域メモリ26も、大域バス24のデータ・バスの
交互の信号サイクルの間で読み取り応答データを返還す
ることができ、これにより、大域バス24に毎秒合計
1.28ギガバイトの帯域幅を達成することができる。
【0120】図27は単一の大域メモリ26のメモリ・
バンクに割り当てられた4つの大域メモリ26の書き込
み信号のサイクルを示している。前の例と同じように、
要求信号をバツフアするための空間が、対応するUBI
F34の入力信号の待ち行列手段中に存在する限りにお
いて、大域バス24は、単一のバンクか、複数のバンク
への要求信号が、大域バス24のデータ・バスの最大帯
域幅の毎秒1.28ギガバイト(向い合わせのサイク
ル)で受け取られている大域バスとして示されている。
この例において、対応する入力信号の待ち行列手段はタ
イミング順序の開始点において空であると仮定してい
る。従つて、大域メモリ26の4つのすべての書き込み
要求信号は受け取られる(承認される)。最初の書き込
み要求信号はサイクル5(サイクル5及び6の間のアド
レスと、サイクル6及び7の間のデータ)の大域メモリ
・カードのバス26aに現れて、サイクル6において否
定されるGMC_RDY(i)によつて表示されるよう
に、大域メモリ26のメモリ・バンクを動作させる。従
つて、大域メモリ26のバンクはサイクル11におい
て、GMC_RDY(i)を発生して、その大域メモリ
26のメモリ・バンクは他の要求信号を受け取る準備が
整つていることを表示し、サイクル13において、UB
IF34によつて次の書き込み要求信号を発生させる。
然しながら、この場合、書き込み要求信号1、2及び3
は、GMC_NENE(i)によつて示されているよう
に、大域メモリ・バンクの同じ行アドレスに割り当てら
れており、従つて、書き込み信号のサイクルの開始点か
ら5サイクル内ではなく、2サイクル内に、大域メモリ
・バンクによつて、GMC_RDY(i)を返還させる
ことには注意を喚起する必要がある。また、GMC_R
DY(i)は、GMC_LDMAR(i)の後、1クロ
ツク・サイクルの間でUBIF34が否定されるものと
して、UBIF34は、4番目のサイクル毎に、与えら
れた大域メモリ・バンクに対する信号サイクルをスケジ
ユールすることができることにも注意されたい。
【0121】図28は、GM_RMWが活動状態で示さ
れているように、4つの大域メモリの読み取り/修正/
書き込み動作を示しており、各動作は異なつた大域メモ
リ26のメモリ・バンクに割り当てられている。上述の
例と同じように、これらの要求は、説明を簡略にする目
的で、間隔を明けられている。また、UBIF34の入
力及び出力信号の待ち行列手段は、タイミング順序の開
始点において空であるものと仮定する。
【0122】既に述べたように、大域バスのデータ・ワ
ードが単一の大域バス24の書き込みサイクル動作を使
用して更新することができる場合において、読み取り/
修正/書き込み動作が、大域メモリ26に対して部分的
な書き込みサイクルを遂行するのに用いられる。図37
において理解できるように、大域メモリ26において更
新されるデータ・バイトは、メモリに対応するバイト・
イネーブル・ビツトGB_BE(31:0)のセツトに
よつて表示される。各モジユールが32ビツトのデータ
路を持つている所定のUBIFのモジユール34bに対
して、4つの関連バイト・イネーブル(RMW_BE
[3:0])がRMW_MERGEのマルチプレクサM
UX64に印加される。UBIF34は、先ず大域メモ
リ26の読み取り動作を遂行することによつて部分的書
き込みサイクルを遂行して、選択されたバイトを更新
し、ECCを再計算し、そして、結合されたデータを大
域メモリのメモリ・バンクにストアし戻す。従つて、こ
の例において、最初の読み取り/修正/書き込みサイク
ルは、UBIF34がバンク0(R0)に読み取り要求
を発生するサイクル5において開始し、バンク0の読み
取り要求信号は、大域メモリ26によつて、表示された
読み取り動作を遂行させ、そして、サイクル12及び1
3の間でUBIF34にデータを返還する。また、UB
IF34は、サイクル7、9、11の間で大域メモリ2
6のメモリ・バンク1、2、3に対する読み取り要求信
号をスケジユールする。UBIF34は、供給された大
域メモリ26のデータを先ず取り出すことによつて、U
BIF−Dのモジユールbにおいて内部的に修正動作を
行ない、そして、供給された読み取りデータ及びECC
コードによつて決められたような必要なエラー訂正を遂
行する。これは、対応する大域メモリ・カードのデータ
・バスの付与を直後に続けているサイクルの間で生じ
る。また、UBIF34は、供給されたバイト・イネー
ブル(BE)と共にIF_LDORによつて表示された
対応する入力信号の待ち行列手段からの供給書き込みデ
ータを読み取り、そして、RMW_MERGEのマルチ
プレクサ64を通る併合動作を遂行する。その結果、活
性化されるバイトのみが供給された書き込みデータと置
換される。新しいECCが、併合されたデータに対して
計算され、そして、大域メモリ26のメモリ・バンクに
対して書き戻し動作を遂行するために、大域メモリの書
き込み動作がスケジユールされる。UBIF−Aのモジ
ユール34aはRMW_SEL信号を用いて8個のUB
IF−Dのモジユール34bを制御して、併合動作を行
ない、大域メモリ26のメモリ・バンクの中に併合デー
タをストアし戻す。
【0123】以上説明したように、本発明は、例えば、
データ・プロセツサ、I/O装置、または、データの供
給装置、または貯蔵装置として機能するメモリ・バンク
などの異なつた多数のコンピユータ用機器をバスに接続
して動作するインターフエース回路を提供する。このイ
ンターフエース回路は、ローカル・バスに接続されるコ
ンピユータ用機器のためのアドレス信号及びデータ信号
にバツフア作用を与え、そして、ローカル及び大域バス
の調停及び順序付け能力と、エラー検出及び訂正能力を
与える。
【0124】本発明の技術的範囲は上述の実施例にのみ
限定して解すべきでないことは言うまでもない。例え
ば、UBIF34は入力及び出力信号の待ち行列手段の
数を4個よりも少ない数にすることができ、また、それ
よりも大きな数にすることもできる。また、ラウンド・
ロビン技術以外の調停技術を本発明に適用することがで
きる。
【0125】別表A 大域アドレス・バスの信号の定義 大域アドレス・バスは、GB_A(31:0)、GB_
LEN(3:0)、GB_PIE(7:0)、GB_P
TAGE(7:0)GB_R/−W、GB_LOCK及
びGB_RMW信号を含んでいる。大域アドレス・バス
の信号は、大域メモリのr/w要求サイクルを開始する
ために、マスタ装置(例えば、プロセツサ・カード)に
よつて使用される。SVSの大域バスへのアクセスは、
大域バスのマスタ装置の調停手段に対してGB_RRE
Q、または、GB_WRFQ信号を発生し、そして、G
B_PGNT信号を受け取ることによつて得られる。各
アドレス・バスのフイールドの説明は以下に述べる。
【0126】GB_ACYCLEは有効な大域バスのア
ドレス・サイクルを識別する。この信号は、大域アドレ
ス・バスを確認するために、現在の大域アドレス・バス
のマスタ装置によつて駆動される。スレーブ装置はGB
_ACYCLEによつてr/w要求信号を確認しなけれ
ばならない。
【0127】GB_ATYPEは有効なアドレス・サイ
クル、またはIPC割込みサイクルを特定する。若し、
GB_ATYPEが1ならば、アドレス・バスは大域メ
モリの有効なr/w要求を特定する。若し、GB_AT
YPEが0ならば、アドレス・バスはIPC割込みサイ
クルを特定し、大域バスのスレーブ装置は、GB_LE
N(3:0)を、グループ選択識別子GSI(31:
0)として翻訳し、そして、GB_A(31:0)を、
プロセツサの選択マスクPSM(31:0)として翻訳
しなければならない。IPC割込みサイクルの間では、
GB_R/−W、GB_LOCK及びGB_RMWは定
義されず、そして、GB_AP(3:0)はGB_A
(31:0)のパリテイを特定する。GSM(2:1)
は宛先側のシステム・ユニツトを選択する。HWID
(4:2)は、プロセツサ選択マスクによつて特定され
た8ビツト、または、4ビツト・フイールドの1つのフ
イールドを選択するのに用いられる。
【0128】GB_A(31:0)は、大域バスのr/
w要求サイクルの間で32バイトのブロツク・アドレス
を特定するから、128ギガ・バイトの物理的なアドレ
ス範囲を与える。IPC割込みサイクルの間において、
GB_A(31:0)はプロセツサの選択マスクを特定
する。
【0129】GB_AP(31:0)はアドレスのパリ
テイ・バスの信号である。GB_AP(0)はGB_A
(7:0)のパリテイを与え、GB_AP(1)はGB
_Z(15:8)のパリテイを与え、以下同様である。
奇数パリテイが使用される。
【0130】GB_AP(3:0)は、大域バスの読み
取り要求サイクルの間でデータ・ブロツクの長さを表示
する。通常、プロセツサは、単一ワードの読み取り要求
サイクルを発生するが、データ・ブロツクの読み取りサ
イクルは、大域バスの読み取り要求サイクルの間で、ゼ
ロではないブロツクの長さを表示することによつてサポ
ートされる。対応するブロツクのアドレスは、正しい動
作に対して有効な開始ブロツク・アドレスを表示し、そ
して、応答データは適当な順序で返還される。GB_L
EN(3:0)=0、1、2、...、16は、夫々
1、2、4、...216のブロツク長を表示するものと
して、ブロツクの長さは2のべき乗で特定される。IP
C割込みサイクルの間で、(GB_ATYPE=0)、
GB_LEN(3:0)はグループ選択識別子を特定す
る。
【0131】GB_PID(7:0)は大域バスのr/
w要求サイクルの間で要求側のプロセツサ識別子(PI
D)を表示する。読み取り要求サイクルにおいて、PI
Dはアドレスを処理する装置(即ち、大域メモリ・カー
ド)によつて保持されるが、その後、宛先側のプロセツ
サを特に識別するためにGB_MID(7:0)とし
て、対応する応答データと共に返還される。書き込み要
求サイクルにおいて、PIDは、与えられたプロセツサ
によつて、減結合された読み取りロツク/書き込み/ア
ンロツク・サイクルを完了するために、大域メモリ・カ
ードによつて使用されるので、ロツクされた大域メモリ
の位置に対して、他のプロセツサがメモリr/w動作を
行なうのをすべて阻止する。
【0132】GB_PTAG(7:0)は、複数の高位
の読み取り要求をタグするためにプロセツサによつて使
用される。GB_PID(7:0)のように、GB_P
TAG(7:0)はアドレスを処理する装置に保持され
るが、その後、GB_MTAG(7:0)として、対応
する応答データと共に返還される。異なつたメモリ・バ
ンクに対する読み取り要求は、任意の順序で返還するこ
とができるが、GB_PTAG(7:0)は、複数の高
位の読み取り要求が発生された時、再構成されたデータ
に対して、プロセツサにより選択的に使用することがで
きる。
【0133】GB_R/−Wは、有効大域バスのアドレ
ス・サイクルの間で読み取り(1)サイクルか、または
書き込み(0)サイクルを特定する。
【0134】GB_LOCKは、大域バスの現在のr/
w要求サイクルを条件付ける。GB_LOCK信号が不
活性の時、その信号は通常のr/wサイクルを表示す
る。GB_LOCK信号が活性化された時には、この信
号は、減結合されたアトミツクなr/w要求サイクルを
表示する。大域メモリ・モード0において、大域バスの
読み取りロツク・サイクルは、大域メモリからのデータ
を要求し、そして、ロツク読み取りサイクルを発生した
同じプロセツサによつて、後続する書き込みアンロツク
・サイクルが遂行されるまで、動作している大域メモリ
の位置をロツクする。これは、ロツクされた大域メモリ
の位置に、他のプロセツサによるr/w動作を禁止する
ので、アトミツク(atomic)な大域メモリの動作(即
ち、テスト及びセツト、比較及び交換、取り出し及び付
加、など)をサポートする。大域メモリ・モード1にお
いて、読み取りロツク・サイクルは、大域メモリにおい
てアトミツクなテスト及びセツト動作をさせる。大域メ
モリは特定されたアドレスにデータを返還し、次に、2
56ビツト・ワード全体に1を書き込む。
【0135】GB_RMWは、大域メモリのバンク・メ
モリに読み取り/修正/書き込み動作を遂行する部分的
な大域メモリ書き込みサイクルを識別する。RMWは、
8個の32ビツト・データ・スライスの内の少なくとも
1つが部分的な書き込みデータを含んでいれば活動化さ
れる。
【0136】大域バスのデータ・バスの信号の定義 大域バスのデータ・バスはGB_DCYCLE、GB_
D(255:0)、GB_DP(31:0)、GB_B
E(31:0)、GB_MID(7:0)、GB_MT
AG(7:0)、GB_ECCERR及びGB_ERR
TYPEの信号を含んでいる。このバス信号は、マスタ
装置によつて書き込みデータを転送し、または、スレー
ブ装置(例えば、メモリ・カード)によつて読み取りデ
ータを返還するために使用される。データ・バスへのア
クセスは、大域バスのマスタ装置の調停手段へGB_W
REQを発生し、かつ、GB_PGMT(プロセツサの
読み取り動作)を受け取ることにより、あるいは、大域
バスのスレーブ装置の調停手段にGB_MREQを発生
し、かつ、GB_MGNT(メモリ応答動作)を受け取
ることによつて得られる。マスタ装置は、有効なGB_
PGNTを受け取つた後の1サイクルでデータ・バスを
駆動するのに反して、スレーブ装置はGB_MGNTを
受け取つた時にデータ・バスを駆動する。
【0137】GB_DCYCLEは有効な大域バスのデ
ータ・サイクルを識別する。この信号は、大域メモリの
応答サイクルを確認するために大域バスの調停手段によ
つて駆動される。
【0138】GB_D(255:0)はデータ・バスの
信号である。32個のデータ・バイトの各々は、バイト
・イネーブルGB_BE(31:0)によつて表示され
たように、有効データを含むことができる。
【0139】GB_DP(31:0)はデータ・パリテ
イ・バスの信号である。GB_DP(0)はGB_D
(7:0)のパリテイを与える。GB_DP(1)はG
B_D(15:8)のパリテイを与え、以下、同様であ
る。大域バスのデータ・バスを駆動するUBIFは、受
け取り側のUBIFが有効パリテイを検査している間に
パリテイを計算する。奇数パリテイが使用される。
【0140】GB_BE(31:0)は個々のバイト・
イネーブル信号である。GB_BE(0)の活動は、G
B_D(7:0)の有効なデータを表示する。GB_G
E(1)の活動は、GB_D(15:8)の有効なデー
タを表示し、以下、同様である。大域メモリの書き込み
動作の間で、GB_BE(31:0)はGB_D(25
5:0)の32個のデータ・バイトの各々を確認し、そ
して、メモリ・アレイに対する書き込みを条件付けるた
めに、大域メモリ・カードによつて使用される。大域メ
モリの読み取り動作は256ビツトに値するデータを常
に返還するので、GB_BE(31:0)は、大域メモ
リの応答サイクルの間では常に有効である。
【0141】GB_MID(7:0)は、与えられたデ
ータに対する宛先側のプロセツサを表示するために、返
還されたプロセツサ識別子を、大域メモリの応答動作の
間で担持する。GB_MID(7:0)は、対応する読
み取りサイクルの間で、GB_PID(7:0)に与え
られた値を反映する。GB_MID(7:0)はプロセ
ツサの書き込みサイクルの間では不活性である。
【0142】GB_MTAG(7:0)は大域メモリの
応答サイクルの動作の間で、プロセツサに返還されたG
B_PTAG(7:0)を保持している。このフイール
ドは、複数の再高位の読み取り要求を発生した時に大域
メモリの応答データを再構成するために、プロセツサに
よつて選択的に使用される。GB_MTAG(7:0)
は対応する読み取りサイクルの間で、GB_PTAG
(7:0)に与えられた値を反映する。GM_MTAG
(7:0)は、プロセツサの書き込みサイクルの間では
不活性である。
【0143】GB_NOCACHEは返還されたデータ
に対するバツフア作用を禁止する。これは、データが揮
発性であり、かつ、バツフア作用、またはキヤツシユ作
用を受けるべきではないことを表示するために、応答デ
ータと共に、スレーブ装置によつて返還される。
【0144】GB_ECCERR及びGB_ERRTY
PEは大域メモリの読み取り動作の結果を通知する。若
し、ERRTYPEが活性ならば、ERRTYPEは、
訂正された単一ビツトのエラーであることを表示する
か、あるいは、訂正不能なダブル・ビツト・エラーであ
ることを表示する。大域メモリ・カードのUBIFは、
大域メモリの読み取りサイクルの間で、TB_ECCE
RR及びGB_ERRTYPEを発生する。
【0145】大域メモリ制御バスの信号の定義 (GB_ACK、GB_NAK)は、有効な大域バスの
r/w要求を受け取つた後に、スレーブ装置のUBIF
によつて返還される。(GB_ACK、GB_NAK)
は、r/w要求がスレーブ装置のUBIFによつて成功
裡に受け取られたことを、マスタ装置のUBIFに表示
し、(GB_NAK、GB_ACK)は、スレーブ装置
が現在使用中であり、与えられたr/w要求を受け取る
ことができないことを表示する。(GB_ACK、GB
_NAK)の活動は、アドレス・バスA(31:0)上
で検出された誤つたパリテイを同時に知らせる。マスタ
装置のUBIFは、NAK状態、または、アドレス・パ
リテイのエラー表示を受け取つた後に、要求を再試行し
なければならない。
【0146】GB_APERRは、供給されたアドレス
・バスのパリテイGB_AP(3:0)に比較した時
に、アドレス・バスGB_A(31:0)の誤つたパリ
テイを通知する。受け取り側のUBIFが誤りのパリテ
イを検査し、かつ、通知している間に、データ・バスを
駆動するUBIFはパリテイを発生する。GB_APE
RRはコンソールのプロセツサによつて監視され、大域
バスのエラー状態を通知するのに用いられる。
【0147】GB_DPERRは、供給されたデータ・
バスのパリテイに比較した時に、活性にされたバイトに
対するデータ・バスのGB_D(255:0)の誤つた
パリテイを通知する。データ・バスを駆動するUBIF
は、受け取り側のUBIFが誤つたパリテイを検査し、
通知している間に、パリテイを発生する。GB_DPE
RRはコンソールのプロセツサによつて監視され、大域
バスのエラー状態を通知するのに用いられる。
【0148】GB_BUSERRは、未知の大域バス・
アドレスのサイクル(即ち、GB_ACK、またはGB
_NAKが返還されない場合)を検出するために使用さ
れる。GB_BUSERRは、コンソールのプロセツサ
によつて監視され、そして、大域バスのエラー状態を通
知するのに用いられる。
【0149】GB_RESETは大域バスに関するマス
タ装置のリセツト信号である。この信号は、バスのクロ
ツクの立上りエツジに同期され、そして、パワー・オン
において、またはコンソールのプロセツサからのソフト
ウエアの制御の下で発生される。
【0150】GB_APERRは、供給されたアドレス
・バスのパリテイGB_AP(3:0)に比較した時
に、アドレス・バスのGB_A(31:0)の誤つたパ
リテイを通知する。データ・バスを駆動するUBIF
は、受け取り側のUBIFが誤つたパリテイを検査し、
通知している間に、パリテイを発生する。GB_APE
RRはコンソールのプロセツサによつて監視され、大域
バスのエラー状態を通知するのに用いられる。
【0151】GB_DPERRは、供給されたデータ・
バスのパリテイGB_DP(31:0)に比較した時
に、活性にされたバイトに対するデータ・バスのGB_
D(255:0)の誤つたパリテイを通知する。データ
・バスを駆動するUBIFは、受け取り側のUBIFが
誤つたパリテイを検査し、通知している間に、パリテイ
を発生する。GB_DPERRはコンソールのプロセツ
サによつて監視され、大域バスのエラー状態を通知する
のに用いられる。
【0152】GB_BUSERRは、未知の大域バス・
アドレスのサイクルを検出するために使用される。GB
_BUSERRは、コンソールのプロセツサによつて監
視され、そして、大域バスのエラー状態を通知するのに
用いられる。
【0153】GB_RESETは大域バスに関するマス
タ装置のリセツト信号である。この信号バスのクロツク
の立上りエツジで同期され、パワー・オン、または、コ
ンソールのプロセツサからのソフトウエアの制御の下で
発生される。
【0154】大域バスのスロツトの特別の信号の定義 以下に示す信号は、各バツクプレイン・スロツトのため
の特別の信号である。
【0155】GB_RREQはプロセツサ・カードの大
域バスの読み取り要求ラインの信号である。これは、G
B_PGNTを与えられたアドレス・バスに対してアク
セスを与える。単一の大域バス・サイクルに対して、G
B_RREQ信号が発生されねばならず、対応するGB
_PGNTが返還されるまで保留される。複数のサイク
ルに対しては、GB_RREQは、最後のGB_PGN
Tが受け取られるまで保留される。そのバスに競合が無
いものとすれば、中央大域バスの調停手段は活動化され
たGB_RREQを与えられたプロセツサ・カードに対
して向い合わせのサイクルが与えられる。GB_RRE
Qは、調停手段のタイミング要件を満足するために、ク
ロツク・サイクルの非常に早い時点で発生されなければ
ならず、そして、早過ぎるGB_PGNTの受け取りを
避けるために、GB_PGNTの終了後の非常に早い時
期に発生されなければならない。使用されない付与は許
容されない。
【0156】GB_WREQはプロセツサ・カードの大
域バスの書き込み要求ラインの信号である。これは、ア
ドレスにアクセスを与え、1サイクルの後に、GB_P
GNTを与えられたデータ・バスにアクセスを与える。
【0157】GB_PGNTはプロセツサ・カードの大
域バスの付与ラインの信号である。この信号は、任意の
与えられた大域バスのサイクルの間で、1つのプロセツ
サの中央大域バスの調停手段によつて返還される。これ
は、現在のバス・サイクルの間で大域バスの駆動器を付
勢するために使用され、そして、若しGB_PGNTが
GB_WREQに応答して発生されたならば、1サイク
ル後で、大域バスのデータ・バスの駆動器を条件付きで
付勢する。
【0158】GB_MREQはメモリ・カードの大域バ
スの要求ラインの信号である。この信号はプロセツサ・
カードに読み取りデータを返還するために、データ・バ
スへのアクセスを与える。
【0159】GB_MGNTはメモリ・カードの大域バ
スの要求ラインの信号である。この信号は、任意の与え
られた大域バスのサイクルの間で単一のメモリ・カード
に、大域バスの調停手段によつて返還される。この信号
は、現在のバス・サイクルの間で、大域バスのデータ・
バスを活性化するために使用される。
【0160】GB_CARDID(3:0)は、各バツ
クプレインのスロツトを識別するスロツト用の特別の4
ビツトの識別子である。この4ビツト・フイールドは、
大域バスのr/w要求サイクルの間において、GB_P
ID(5:2)を発生するために使用される。
【0161】GB_UNITID(1:0)は、多重シ
ステム構成における各SVSのシステム・ユニツトを識
別するバツクプレインの特別の2ビツトの識別子であ
る。この2ビツト・フイールドは大域バスのr/w要求
サイクルの間でGB_PID(7:6)を発生するのに
使用される。
【0162】大域バスのその他の信号 GB_MCARD(3:0)はシステム中の大域メモリ
・カードの枚数を決めるために、大域メモリ・カードに
よつて使用されるバツクプレイン信号である。各メモリ
・カードは、4つのメモリ・スロツトの内のどのメモリ
・スロツトがGB_CARDID(3:0)の形式にあ
るかを決定し、そして、そのスロツトに対応するGB_
MCARDラインを駆動する。また、各メモリ・カード
は、バツクプレイン中のメモリ・カードの完全な構成を
決定し、その結果、使用するインターリーブ・フアクタ
を決定するためにGB_MCARD(3:0)を読み取
る。
【0163】大域バスの信号を集約して下記の表5に示
す。
【0164】 表5 信号名 幅 摘要 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− GB_ACYCLE 1 アドレス・サイクル標識 GB_ATYPE 1 +アドレス/−メツセージ標識 GB_A 32 アドレス・バス(32バイトのブロツク・ アドレス) GB_AP 4 アドレス・バスのパリテイ GB_LEN 4 ブロツクの長さ GB_PID 8 プロセツサの要求ID GB_P^TAG 7 プロセツサの要求タグ GB_RW 1 +読み取り/−書き込み選択 GB_LOCK 1 アトミツク・サイクル選択 GB_RMW 1 読み取り/修正/書き込み信号 GB_DCUCLE 1 データ・サイクルの標識 GB_D 256 データ・バス GB_BE 32 バイト・イネーブル GB_DP 32 バイト毎のデータ・バス・パリテイ GB_MID 8 メモリ応答ID GB_MTAG 7 メモリ応答タグ GB_NOCACHE 1 非キヤツシユ・メモリ GB_ECCERR 1 ECCエラー信号 GB_ERRTYPE 1 ECCエラーのタイプ GB_ACK 1 バスの承認 GB_NAK 1 バスの非承認 GB_BUSERR 1 バスのエラー GB_BACKOFF 1 メモリのバツク・オフ標識 GB_APERR 1 アドレス・バスのパリテイ・エラー GB_DPERR 1 データ・バスのパリテイ・エラー GB_RESET 1 バスのリセツト 下記の信号はスロツト毎に特別な信号である。 GB_ECLK 2 ECLデバイスのためのバスのクロツク (差動式) GB_TCLK 2 TTLデバイスのためのバスのクロツク (差動式) GB_RREQ 1 マスタ装置のGBIFの読み取り要求 GB_WREQ 1 マスタ装置のGBIFの書き込み要求 GB_PGNT 1 マスタ装置のGBIFのバスの付与 GB_MREQ 1 スレーブ装置のGBIFの応答要求 GB_MGNT 1 スレーブ装置のバスの付与 GB_CARDID 4 バツクプレインのスロツトID GB_UNITID 3 バツクプレインのID 下記の信号はデイジー・チエーン(daisy chain)にされている。 GB_SIN 1 直列に入力する診断バス GB_SOUT 1 直列に出力する診断バス GB_SCANI 1 直列のスキヤン・イン GB_SCANO 1 直列のスキヤン・アウト 下記の信号は特別な信号である。 GB_MICARD 4 メモリ・カード信号
【0165】別表B LPCのアドレス・バスの信号の定義 LPC(ローカル・プロセツサ・カード)のアドレス・
バスの信号は、LPC_ACYCLE、LPC_ATY
PE、LPC_A(31:0)、LPC_LEN(3:
0)、LPC_PID(1:0)、LPC_PTAG
(3:0)、LPC_RW、LPC_LOCK及びLP
C_RMWを含んでいる。LPCのアドレス・バスは、
4つのローカル・プロセツサによつて共有されており、
大域メモリのr/wサイクルを開始するのに用いられ
る。LPCのアドレス・バスへのアクセスは、LPCバ
スのアービタに対して読み取り要求(LPC_RRE
Q)信号、または書き込み要求(LPC_WREQ)信
号を発生することによるか、或は、プロセツサ付与(L
PC_PGNT)信号を受け取ることによつて獲得され
る。各アドレス・バスの信号の説明は以下の項で与えら
れる。
【0166】・ LPC_ACYCLEは、有効なLP
Cバスのアドレス・サイクルを条件付ける。このライン
は、LPCバスのアドレスを有効にするためにUBIF
のLPCバスのアービタによつて駆動される。このライ
ンは、LPCアドレスを有効にするために、I/Oプロ
セツサ・カードのHIPPIのI/Oインターフエース
のようなLPCバスの装置によつて使用される。LPC
_ACYCLEは、LPC_ABUSサイクルの最初の
半分の間の1サイクルの間で有効であり、次のクロツク
・パルスの立上りエツジにおいて、有効なLPCバスの
アドレス・サイクルをサンプルすることができることを
表示する。
【0167】・ LPC_ATYPEは、有効なLPC
アドレス・バスのサイクル、またはIPC割込みサイク
ルを特定する。若し、LPC_ATYPEが1であれ
ば、LPCアドレス・バスは有効なr/w要求を特定す
る。若し、LPC_ATYPEが0であれば、LPCバ
スはIPC割込みサイクルを識別する。この場合、UB
IFは、グループ選択識別子としてLPC_LEN
(3:0)を翻訳し、そして、プロセツサ選択マスクと
してLPC_A(31:0)を翻訳する。IPC割込み
サイクルの間、LPC_RW、LPC_LOCK及びL
PC_RMWは、活性化されない。
【0168】・ LPC_A(31:0)は、LPCの
r/w要求サイクルの間で32バイトのブロツク・アド
レスを特定し、その結果、128ギガバイト(GB)の
物理的なアドレス範囲を与える。IPC割込みサイクル
(LPC_ATYPE=0)の間で、LPC_A(3
1:0)はプロセツサ選択マスクを特定する。
【0169】・ LPC_LEN(3:0)は、LPC
の読み取り要求サイクルの間でブロツク長を表示する。
通常、プロセツサは、単一のワードの読み取り要求サイ
クル(即ちLPC_LEN(3:0)=0)を発生す
る。然しながら、LPCの読み取り要求サイクルの間
で、ノン・ゼロ・ブロツク長さを表示することによつ
て、ブロツク読み取りサイクルがサポートされる。対応
するブロツク・アドレスは、正しい動作をするために、
有効な開始ブロツク・アドレスを表示しなければなら
ず、そして、応答データは適正な順序で返還される。L
PC_LEN(3:0)が夫々、0、1、2、...、
16であることは、ブロツク長さが、夫々、1、2、
4、...、216であることを意味するように、ブロツ
ク長は2のべき乗で特定される。UBIFによつて課せ
られる現在の制限は、ローカル装置毎に8個の256ビ
ツト・ワード(即ち、LPC_LEN(3:0)=3)
のブロツク長でなければならないということである。I
PC割込みサイクル(LPC_ATYPE=0)の間
で、LPC_LEN(3:0)はプロセツサ・グループ
の選択を特定する。
【0170】・ LPC_PID(1:0)は、LPC
のr/w要求サイクルの間で要求側のプロセツサ識別子
(PID)を表示する。読み取り要求サイクルの場合、
PIDは、アドレスの処理装置(即ち、大域メモリ・カ
ード)によつて保持され、そして、宛先のプロセツサを
識別するために、後刻、LPC_MID(1:0)と対
応する応答データと共に返還される。書き込み要求サイ
クルの場合、PIDは、与えられたプロセツサによつて
減結合ロツク読み取り/ロツク書き込みサイクルを完了
するために、大域メモリ・カードによつて使用される。
従つて、他のプロセツサが、ロツクされた大域メモリ・
バンクに対してメモリのr/wサイクルを行なうのを阻
止する。プロセツサ及びIOPカードにおいて、大域バ
ス・プロセツサ識別子、LPC_PID(7:0)は、
GB_UNITID(1:0)、GB_CARDID
(3:0)と、与えられたLPCバスのLPN(1:
0)とを連結することによつて構成される。
【0171】・ LPC_PTAG(7:0)は、複数
の最上位の読み取り要求をタグするために、プロセツサ
によつて使用される。PIDと同様に、PTAGはアド
レスの処理装置によつて保持され、そして、後刻、LP
C_MTAG(7:0)と対応する応答データと共に返
還される。異なつたメモリ・バンクに対する読み取り要
求は任意の順序で返還することができるので、PTAG
は、複数の最上位の読み取り要求を発生する時に、デー
タを再組織するために、プロセツサにより選択的に使用
することができる。
【0172】・ LPC_RWは、有効な要求サイクル
の間で読み取り(1)サイクル、または書き込み(0)
サイクルを特定する。
【0173】・ LPC_LOCKは現在のLPCのr
/wサイクルを条件付ける。LPC_LOCKが不活性
の場合には、LPC_LOCKは減結合され、アトミツ
クなr/wサイクルを表示する。大域メモリ・モードの
モード0において、読み取りロツク・サイクルは、大域
メモリからのデータを要求し、そして、読み取りロツク
・サイクルを発生したプロセツサによつて次の書き込み
アンロツク・サイクルが遂行されるまで、影響を受けた
大域メモリ・アドレスをロツクする。この動作は、ロツ
クされた大域メモリ・アドレスに対するr/w動作が他
のプロセツサにより行なわれるのを禁止するので、アト
ミツクな大域メモリの動作(例えば、テスト及びセツト
動作、比較及び交換動作、取り出し及び加算動作、等
々)をサポートする。大域メモリ・モードのモード1に
おいて、読み取りロツク・サイクルは、大域メモリにお
いてアトミツクなテスト及びセツト動作を発生する。大
域メモリは、特定されたアドレスにデータを返還した
後、256ビツト・ワード全体に1を書き込む。
【0174】・ LPC_RMWは、大域メモリ・バン
クにおける読み取り/修正/書き込み動作を要求する部
分的大域メモリ書き込みサイクルを識別する。LPC_
RMWは、8個の32ビツト・データ・スライスが部分
的に書き込まれたデータを含む時には常に活性化されな
ければならない。
【0175】LPCのデータ・バスの信号の定義 LPCのデータ・バスの信号は、LPC_DCYCL
E、LPC_D(255:0)、LPC_BE(31:
0)、LPC_MID(7:0)、LPC_MTAG
(7:0)、LPC_GBPERR、LPC_EDDE
RR及びLPC_ERRTYPEを含んでいる。LPC
のデータ・バスの信号は、書き込みデータをUBIFに
転送するためにプロセツサによつて使用されるか、また
は、プロセツサに大域メモリのデータを返還するために
UBIFによつて使用される。プロセツサは、LPCバ
スのマスタ・アービタにLPC_WREQを発生し、そ
して、LPC_PGNTを受け取ることによつてLPC
のデータ・バスへのアクセスを獲得する。LPCのデー
タ・バスの各信号は以下の項において説明する。
【0176】・ LPC_DCYCLEは、有効なLP
Cのデータ・バスのサイクルを含んでいる。このライン
はLPCバスの応答サイクルを有効にするためにUBI
FのLPCのデータ・バスのアービタによつて駆動され
る。データの処理装置はLPC_DCYCLEによつて
読み取りサイクルを有効にしなければならない。LPC
_DCYCLEは、LPCのデータ・バスのサイクルの
最初の半分の間の1サイクルの間で有効である。
【0177】・ LPC_D(255:0)はデータ・
バスの信号である。32ビツトの各データは、バイト・
イネーブル、LPC_BE(31:0)によつて表示さ
れた時に有効なデータを含むことができる。
【0178】・ LPC_BE(31:0)は、独立し
たバイト・イネーブルである。活性化されたLPC_B
E(0)は、LPC_D(7:0)の有効なデータを表
示する。活性化されたLPC_BE(1)は、LPC_
D(15:8)の有効なデータを表示する等、以下同様
である。書き込み動作の間で、LPC_BE(31:
0)はLPC_D(255:0)の32個のデータ・バ
イトの各々を有効にする。大域メモリの読み取り動作
は、常に256ビツトのデータを返還するので、読み取
り応答サイクルの間で、LPC_BE(31:0)は活
性化されない。
【0179】・ LPC_MID(7:0)は、与えら
れたデータのための宛先プロセツサを表示するために、
大域メモリの応答動作の間で、返還されたプロセツサ識
別子を保持している。LPC_MID(1:0)は、対
応する読み取りサイクルの間で、LPC_PID(1:
0)に与えられている値を反映する。LPC_MID
(1:0)は、プロセツサの書き込みサイクルの間では
不活性である。
【0180】・ LPC_MTAG(7:0)は、大域
メモリの応答動作の間、返還されたプロセツサTAGを
保持している。このフイールドは、複数の最上位の読み
取り要求を発生した時、大域メモリの応答データを再組
織するために、プロセツサにより選択的に用いられる。
LPC_MTAG(7:0)は、対応する読み取りサイ
クルの間、LPC_PTAG(7:0)に与えられた値
を反映する。LPC_MTAG(7:0)はプロセツサ
の書き込みサイクルの間で不活性である。
【0181】・ LPC_NOCACHEは、返還され
たデータのバツフア動作を阻止する。LPC_NOCA
CHEは、データが揮発性であり、バツフアされない、
即ちキヤツシユ処理されないことを表示するために、メ
モリ装置によつて応答データと共に返還される。UBI
Fは、宛先のプロセツサに対して、応答データと共にL
PC_NOCACHEを返還する。
【0182】・ LPC_ECCERR、LPC_ER
RTYPEは、大域メモリの読み取り動作の結果を通知
する。若しLPC_ERRTYPEが活性化されている
ならば、LPC_ERRTYPEは、0が活性化されて
いる場合、訂正された1ビツト・エラーを表わし、そし
て、1が活性化されている場合、訂正されない2ビツト
・エラーを表わす。この信号は、プロセツサの書き込み
動作の間では不活性である。
【0183】・ LPC_GBPERRは、メモリ読み
取り応答サイクルの間で、悪いパリテイが大域バスのデ
ータ・ラインLPC_D(255:0)において検出さ
れたか否かを通知する。この信号は、UBIFからPB
IFへのデータ応答サイクルの間だけで有効であり、他
のすべての場合には無視される信号である。
【0184】LPCの制御バスの信号の定義 LPCの制御バスの信号はLPC_ACK及びLPC_
NAKを含んでいる。共用されたこれらの信号は、LP
Cバスの要求が受容されたか、または却下されたかを示
すために用いられ、有効なLPCアドレスを承認するた
めに使用される。LPC_ACK及びLPC_NAK
は、有効なLPCアドレス・バスのサイクルが承認され
たLPCアドレスに対して発生された後の2サイクルの
間で返還される。活性化された(即ち、0の)LPC_
LG表示を有するLPC_RREQ、またはLPC_W
REQを条件付けることによつて表示された大域メモリ
r/w要求を、プロセツサが発生した時、UBIFは、
常にLPC_ACKを返還する。無効なLPCアドレス
は、LPC_ACK及びLPC_NAK信号の両方が存
在しないことによつて表示され、両方の信号の不存在
は、プロセツサはその要求を無効にすべきことを示して
いる。LPCの制御バスの各信号の詳細は、下記の項で
説明する。
【0185】・ LPC_ACKは、アドレス処理装置
が有効なLPCアドレスを承認したこと、そして、与え
られたr/w要求を受け取つたこととを表示するため
に、アドレス処理装置によつて返還される。関連した出
力信号の待ち行列中に、大域バスの要求をバツフアする
ための空間がある時だけに、UBIFのローカル・バス
のアービタはLPCバスを与えるので、大域アドレスを
与えられた時、常に、UBIFはLPC_ACKを返還
する。然しながら、承認できないアドレスの場合か、与
えられた要求を受け入れることができない場合には、I
/Oプロセツサ・カードのローカル装置はLPC_AC
Kを返還しない。
【0186】・ LPC_NAKは、有効なLPCアド
レスであると承認されたが、r/w要求が受け取られな
かつたことを表示するために、アドレス処理装置によつ
て返還される。要求側のプロセツサはNAKのサイクル
をリトライする。
【0187】LPCバスの調停手段の信号の定義 LPCバスの調停手段の制御信号は、LPC_RREQ
(3:0)、LPC_WREQ(3:0)、LPC_L
G(3:0)及びLPC_RDY(3:0)を含んでい
る。4つのローカル・プロセツサの各々は、これらの制
御信号の特別のセツトを持つているので、プロセツサ
(i)は、LPC_RREQ(i)、LPC_WREQ
(i)、LPC_LG(i)及びLPC_RDY(i)
が与えられている。LPC_RREQ(i)、LPC_
WREQ(i)及びLPC_LG(i)は、ローカル、
または大域メモリのr/w要求を発生するために、LP
Cバスのアクセスを獲得するのに使用され、他方、LP
C_RDY(i)は、各ローカル・プロセツサへ、大域
メモリのブロツク読み取りデータの返還を行なうため
に、UBIFのDチツプによつて使用される。これらの
信号の細部については以下の項で説明される。
【0188】・ LPC_RREQ(3:0)は特別な
プロセツサ読み取り要求信号である。これらの信号は、
ローカル、または大域メモリの読み取り要求を発生する
ためにLPCアドレス・バスへのアクセスを獲得するた
めに使用される。LPC_LG(3:0)は、その要求
がローカル装置(1)に割り当てられたか、或は、大域
装置(0)に割り当てられたかのいずれかを表示する。
LPC_RREQ(i)は、LPC_CLOCKの立ち
上がりエツジで発生され、そして、LPC_PGNT
(i)が受け取られるまで活性に留まる。
【0189】・ LPC_WREQ(3:0)は特別の
プロセツサ書き込み要求信号である。これらの信号は、
ローカル、または大域メモリの書き込み要求を発生する
ために、LPCアドレス・バス及びLPCデータ・バス
の両方へのアクセスを獲得するために使用される。LP
C_LG(3:0)は、その要求がローカル装置(1)
に割り当てられたのか、或は、大域装置(0)に割り当
てられたのかのいずれかを表示する。LPC_WREQ
(i)は、LPC_CLOCKの立ち上がりエツジで発
生され、そして、LPC_PGNT(i)が受け取られ
るまで活性に留まる。
【0190】・ LPC_LG(3:0)は、その要求
がローカル装置(1)に割り当てられたのか、或は、大
域装置(0)に割り当てられたのかのいずれかを表示す
る。LPC_LG(i)のタイミングはLPC_RRE
Q(i)及びLPC_WREQ(i)と同じである。
【0191】・ LPC_PGNT(3:0)は、特別
のプロセツサ・バス付与信号である。任意のIPCバス
・サイクルの間で、ただ1つのLPC_PGNT(i)
がLPCバスのアービタによつて発生される。LPC_
PGNT(i)は、LPC_PGNT(i)、またはL
PC_WREQ(i)を検出した後の1サイクルの間で
返還され、2クロツク・サイクルの間、活性状態に留ま
つている。LPC_PGN(i)は、与えられたプロセ
ツサのLPCアドレス・バスのドライバを直接に活性化
するために使用される。若し、LPC_WREQ(i)
が発生されたならば、プロセツサは、LPC_PGNT
(i)を検出した後、1サイクルの間LPCデータ・バ
スの駆動を開始する。LPCバスのアービタは、常に、
2サイクル後に、LPC_PGNT(i)を不活性にす
るが、若し、対応するプロセツサがLPC_RREQ
(i)、またはLPC_WREQ(i)を活性化したな
らば、1サイクル後に、同じLPC_PGNT(i)を
活性化することができる。従つて、任意のプロセツサ
は、LPCバス・サイクルの殆ど1サイクル毎にLPC
バスを与えられる。
【0192】・ LPC_RDY(3:0)は特別のプ
ロセツサ準備完了信号である。LPC_RDY(i)
は、プロセツサが読み取りデータの受け取り準備完了に
あることをUBIFに表示する。これらの信号は、ロー
カル・プロセツサ、またはI/O装置(例えば、I/O
プロセツサのHIPPIトランスミツタ)が大域メモリ
読み取りデータを受け取る速度を調節するためにブロツ
ク読み取りサイクルの間で主として使用される。40メ
ガヘルツの速度でバスの競合がないものとして、UBI
Fは、毎秒320メガ・バイトの最大データ速度でI/
O装置にデータを返還する。ローカル・プロセツサ、ま
たはI/O装置のインターフエースは、データ・ワード
を受け取る時に、LPC_RDY(i)を取り去ること
によつて、上述の速度を落すことができる。
【0193】割込みメツセージのサポート信号の定義 ・ LPC_IPCINTRは特別なIPC割込み信号
である。これらの信号は、UBIFが4つのローカル・
プロセツサの任意のプロセツサを選択する大域バスのI
MSGサイクルを選択した時、UBIFによつて発生さ
れる。UBIFは、プロセツサ割込みレジスタ中のIP
C割込みビツトをセツトするために、PBHにより使用
される1クロツク・サイクルのLPC_IPCINTR
(i)信号を発生する。UBIFは、プロセツサ(i)
を選択する対向したIMSGサイクルがあれば、対向し
たLPC_IPCINTR(i)を発生することができ
る。
【0194】ローカル・プロセツサ・カードのバスの信
号を集約して下記の表6に示す。
【0195】 表6 信号名 幅 摘要 タイプ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −LPC_ACYCLE 1 アドレス・サイクル標識 TP LPC_ATYPE 1 +アドレス/−Iメツセージ選択 TS LPC_A 32 アドレス・バス(32バイト・ブロツ TS クのアドレス) LPC_LEN 4 ブロツク長 TS LPC_PID 2 プロセツサ要求識別子 TS LPC_PTAG 7 プロセツサ要求タグ TS LPC_RW 1 +読み取り/−書き込み選択 TS LPC_LOCK 1 アトミツクなサイクル選択 TS LPC_RMW 1 読み取り/修正/書き込み信号 TS −LPC_DCYCLE 1 データ・サイクル標識 TP LPC_D 256 データ・バス TS LPC_BE 32 バイト・イネーブル TS LPC_MID 2 メモリ応答識別子 TS LPC_MTAG 7 メモリ応答タグ TS LPC_ECCERR 1 ECCエラー信号 TS LPC_ERRTYPE 1 ECCエラー・タイプ(0=CE TS CC、1=UECC) LPC_NOCACHE 1 キヤツシユ処理せず TS LPC_GBPERR 1 ギガ・バスのパリテイ・エラー TS −LPC_ACK 1 バス承認 TS −LPC_NAK 1 バス非承認 TS 合計 354 以下の信号はプロセツサ毎に特別な信号である。 LPC_LG 1 +ローカル/大域標識 TP −LPC_RREQ 1 LPC読み取り要求 TP −LPC_WREQ 1 LPC書き込み要求 TP −LPC_PGNT 1 LPCバスをプロセツサに付与 TP −LPC_RDY 1 プロセツサの準備完了標識 TP −LPC_IPCINTR 1 割込みメツセージの割込み TP +LPC_ETCLK 2 ECLシステム・クロツク ECL −LPC_ETCLK 2 ECLシステム・クロツク ECL 合計 344 以下の信号はデイジー・チエーンにされている。 LPC_SIN 1 診断バスへの直列入力 TP LPC_SOUT 1 診断バスからの直列出力 TP 合計 2 以下の信号は大域バスのsnoopバスからの信号である。 LPC_GB_BACK 1 ギガ・バスのバツクオフ信号 TP OFF LPC_GB_ACYC 1 ギガ・バスのアドレス・サイクル TP LE LPC_GB_ATYPE 1 ギガ・バスの+アドレス/Iメツ TP セージの選択 LPC_GB_RW 1 ギガ・バスの読み取り/−書き込み TP 選択 LPC_GB_LEN 4 ギガ・バスのブロツク長 TP LPC_GB_A 32 ギガ・バスのアドレス TP −LPC_RESET 1 同期システムのリセツト TP
【0196】別表C GMCのアドレス・バスの信号の定義 GMC(大域メモリ・カード)のアドレス・バスの信号
は、GMC_A(23:0)、GMC_LEN(3:
0)、GMC_PID(7:0)、GMC_PIA
(7:0)、GMC_RW及びGMC_RMWを含んで
いる。このバスは4つのメモリ・バンクによつて共有さ
れており、メモリのr/wサイクルを開始するために、
UBIFによつて使用される。これらの信号の細部は以
下の項で説明される。
【0197】・ GMC_A(23:0)は、32バイ
トのブロツク・アドレスを特定する。最低位の10ビツ
ト、GMC_A(9:0)は列アドレス(CAS)を特
定する。4メガ・ビツトのDRAMを例にすると、GM
C_A(19:10)は行アドレス(RAS)を特定
し、他方、GMC_A(20)は側(1M、または2M
のSIMM)を選択する。16メガ・ビツトのDRAM
を例にすると、GMC_A(21:10)は行アドレス
(RAS)を特定し、他方、GMC_A(22)は側
(1M、または2MのSIMM)を選択する。GMC_
A(23)は16メガ・ビツトのDRAMによる将来の
ランクの拡大のために保留される。
【0198】・ GMC_LEN(3:0)は、GMC
読み取り要求サイクルの間でブロツク長を表示する。通
常、プロセツサは単一ワードの読み取り要求サイクルを
発生する(つまり、LEN=0)。然しながら、GMC
の読み取りサイクルの間でノン・ゼロ・ブロツク長を表
示することによつて、ブロツク読み取りサイクルがサポ
ートされる。対応するブロツク・アドレスは有効な開始
ブロツク・アドレスを表示する。ブロツク長は、2のべ
き乗で特定され、従つて、LENが、夫々、0、1、
2、...、16であることは、ブロツク長が、夫々、
1、2、4、...、216であることを意味する。
【0199】・ GMC_PID(7:0)は、読み取
りサイクルの間で要求プロセツサ識別子(ID)を表示
する。GMC_PID(7:0)は、読み取りサイクル
の開始の時にメモリ・バンクによつて保持され、応答デ
ータと共に返還される。
【0200】・ GMC_PTAG(7:0)は、複数
の最上位の読み取り要求を特別にタグするために、プロ
セツサによつて使用される。GMC_PID(7:0)
のように、GMC_PTAG(7:0)は、読み取りサ
イクルの開始の時にメモリ・バンクによつて保持され、
応答データと共に返還される。
【0201】・ GMC_RWは読み取り(1)、また
は書き込み(0)を特定する。
【0202】・ GMC_RMWは、大域メモリ・バン
クにおいて読み取り/修正/書き込み動作を必要とする
部分的大域メモリ書き込みサイクルを識別する。UBI
Fは、先ず、RMWを活性化して読み取りサイクルを発
生し、チツプ上の修正を遂行して、修正されたデータを
メモリに書き戻す。
【0203】GMCのデータ・バスの信号の定義 GMCのデータ・バスの信号は、GMC_D(255:
0)、GMC_ECC(63:0)、GMC_WENB
(7:0)、GMC_MID(7:0)及びGMC_M
TAG(1:0)を含んでいる。このバスは、4つのメ
モリ・バンクによつて共有されており、書き込みデータ
を転送し、メモリ・バンクからの読み取りデータを受け
取るために、UBIFによつて使用される。GMCのデ
ータ・バスの信号の細部は以下の項で説明する。
【0204】・ GMC_D(255:0)は、データ
・バスの信号である。バイト・イネーブル、GMC_B
E(0:31)によつて表示された時、32バイトのデ
ータは有効なデータを含んでいる。
【0205】・ BMC_ECC(63:0)は、EC
Cバスの信号である。ECCは、UBIF_Dのモジユ
ールによつて計算され、そして、読み取りサイクルの間
で供給され、読み取りサイクルの間でデータのエラーを
検出し/訂正するのに使用される。
【0206】・ GMC_WENB(7:0)は、25
6ビツト・ワードの8つの32ビツト・セクシヨンの各
々に書き込みを行なう。GMC_WENB(0)は、D
(31:0)に書き込みを行ない、GMC_WENB
(1)は、D(63:32)に書き込みを行なう等々、
以下同様である。
【0207】・ GMC_MID(7:0)は、大域メ
モリの応答動作の間で返還されたプロセツサ識別子を保
持して、与えられたデータの宛先プロセツサを表示す
る。GMC_MID(7:0)は、対応する読み取りサ
イクルの間でGMC_PID(7:0)に与えられた値
を反映する。MIDはプロセツサの書き込みサイクルの
間では不活性にされる。
【0208】・ GMC_MTAG(7:0)は、大域
メモリの応答動作の間で返還されたプロセツサ・タグを
保持する。このフイールドは、複数の最上位の読み取り
要求が発生された時、大域メモリの応答データを再組織
するために、プロセツサによつて選択的に使用される。
GMC_MTAG(7:0)は、対応する読み取りサイ
クルの間でGMC_PTAG(7:0)に与えられた値
を反映する。GMC_MTAG(7:0)はプロセツサ
の書き込みサイクルの間では不活性にされる。
【0209】GMCの制御バスの信号の定義 ・ GMC_REQ(3:0)は、ローカル・メモリ・
カードのバスの要求信号である。メモリ・バンク(i)
は、メモリ・バンクがその読み取りデータ・レジスタ中
にデータをラツチする時間よりも2サイクル以上前の時
間にGMC_REQ(i)を発生する。GMC_REQ
(i)は、GMC_GNT(i)が受け取られるまで活
性に留まつている。
【0210】・ GMC_GNT(3:0)は、ローカ
ル・メモリ・カードのバスの付与信号である。GMC_
GNT(i)は、GMC_REQ(i)が発生される時
間よりも2サイクル以上前の時間に返還され、2クロツ
ク・サイクルの間活性化されている。UBIFは、特定
のメモリ・バンクに対してローカル・メモリ・カードの
バスを付与した後、少なくとも1サイクルの間、常にG
MC_TNT(i)を不活性にする。
【0211】・ GMC_RDY(3:0)は独立した
メモリ・バンクの準備完了ラインの信号である。メモリ
・バンクがUBIFからの新しいメモリ要求サイクルを
受け取ることができる時、各メモリ・バンクは、それ自
身のRDY信号を発生する。GMC_RDY(i)が活
性化された時、UBIFはGMC_LDMAR(i)を
発生し、これは、関連するメモリ・バンクのメモリ・ア
ドレス・レジスタ(そして、選択的にデータ・レジス
タ)にロードする。従つて、GMC_RDY(i)は、
メモリ・バンクがr/wサイクルを遂行している間では
不活性にされる。
【0212】・ GMC_LDMAR(3:0)は、個
々のメモリ・バンクのアドレス・レジスタのロードを活
性化する信号である。GMC_RDY(i)が活性化さ
れた時、UBIFはGMC_LDMAR(i)を発生
し、この信号は、関連するメモリ・バンクのメモリ・ア
ドレス・レジスタ(そして、選択的にデータ・アドレス
・レジスタも)をロードする。GMC_LDMAR
(i)は1クロツク・サイクルの間活性化される。
【0213】・ GMC_NENE(3:0)は、個々
のメモリ・バンクの次に近い信号である。GMC_NE
NE信号が活性化された時、この信号は、メモリ・バン
クに対して次に発生される行(ROW)アドレスが前に
発生された行アドレスと同じアドレスであることを表示
する。
【0214】大域メモリ・カード(GMC)のバスの信
号を以下の表7に集約する。
【0215】 表7 信号名 幅 摘要 方向 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− GMC_A 24 アドレス・バス(32バイト、RA O Sアドレス/CASアドレス) GNC_LEN 4 ブロツク長 O GMC_PID 8 プロセツサ要求識別子 O GMC_PTAG 7 プロセツサ要求タグ O GMC_RW 1 +読み取り/−書き込み選択 O GMC_RMW 1 読み取り/修正/書き込み選択 O GMC_D 256 データ・バス I/O GMC_ECC 64 ECCビツト(8ビツト/32ビ I/O ツト・ワード) GMC_MID 8 メモリ応答識別子 I GMC_MTAG 7 メモリ応答タグ I −GMC_WENB 8 SIMM書き込みイネーブル(32 O ビツト・ワード毎に特別の信号である。) 以下の信号はメモリ・バンク毎に特別な信号である。 −GMC_REQ 1 メモリの応答要求 I −GMC_GNT 1 メモリの応答付与 O −GMC_RDY 1 メモリの準備完了標識 I −GMC_LDMAR 1 メモリ・アドレスのロード O −GMC_NENE 1 次のRAS=前のRAS O +GMC_ETCLK 2 ECLシステム・クロツク ECL −GMC_ETCLK 2 ECLシステム・クロツク ECL −GMC_RESET 1 同期システムのリセツト O
【0216】
【発明の効果】本発明は、高速度のシステム・バスに接
続された種々のコンピユータ用の機器に対して、バツフ
ア機能付の万能インターフエースを与えることにより、
多重プロセツサ・システムの性能を顕著に改善する。
【図面の簡単な説明】
【図1】データを目視的にする科学計算用システムのブ
ロツク図である。
【図2】図1のシステムのサーバの要素のブロツク図で
ある。
【図3】プロセツサのノード、またはI/Oインターフ
エースのノード接続された時のバツフア機能を持つた万
能インターフエース(UBIF−A)のアドレス部分を
示すブロツク図である。
【図4】メモリ・バンクのノードに接続された時のバツ
フア機能を持つた万能インターフエース(UBIF−
A)のアドレス部分を示すブロツク図である。
【図5】バツフア機能を持つ万能インターフエース(U
BIF−D)のデータ部分を示すブロツク図である。
【図6】SVSのプロセツサ・カードのアーキテクチヤ
を示すブロツク図である。
【図7】ローカルバスから大域バスへの読み取り要求信
号のタイミング順序を示すタイミング図である。
【図8】ローカル・バスから大域バスへの書き込み要求
信号のタイミング順序を示す図である。
【図9】4つのプロセツサのローカル・バスから大域バ
スへの読み取り要求信号のタイミング順序を示すタイミ
ング図である。
【図10】4つのプロセツサのローカル・バスから大域
バスへの書き込み要求信号のタイミング順序を示すタイ
ミング図である。
【図11】ローカル・バスから大域バスへの読み取り信
号のタイミングを示すタイミング図である。
【図12】ローカル・バスから大域バスへの読み取り信
号のタイミング順序を示すタイミング図である。
【図13】4つのプロセツサのローカル・バスから大域
バスへの読み取り信号のタイミング順序を示すタイミン
グ図である。
【図14】4つのプロセツサのローカル・バスから大域
バスへの書き込み信号のタイミング順序を示すタイミン
グ図である。
【図15】大域バスの再試行の信号のタイミング順序を
示すタイミング図である。
【図16】大域バスの混合モードの信号のタイミング順
序を示すタイミング図である。
【図17】ローカル・バスのデータ・ブロツクの読み取
り信号のタイミング順序を示すタイミング図である。
【図18】IPCロジツクを示すブロツク図である。
【図19】IPCロジツクを示すブロツク図である。
【図20】I/Oプロセツサ・カードを示すブロツク図
である。
【図21】プロセツサ・ノードによつて発生された大域
メモリの単一の読み取り信号のサイクルを示すタイミン
グ図である。
【図22】ローカル・バスの書き込み要求信号のタイミ
ング順序を示すタイミング図である。
【図23】大域メモリ・カードのアーキテクチヤを示す
図である。
【図24】大域バスのアドレス・マツプを示す図であ
る。
【図25】大域メモリの読み取り動作信号のタイミング
順序を示すタイミング図である。
【図26】夫々の要求が異なつたメモリ・バンクにアド
レスされている時に、1つの大域メモリに向けられた4
つの大域メモリの読み取り要求信号のタイミング順序を
示すタイミング図である。
【図27】単一の大域メモリ・バンクに差し向けられた
4つの大域メモリの書き込み信号のサイクルを示す図で
ある。
【図28】夫々の要求が異なつた大域メモリのバンクに
差し向けられている時、4つの大域メモリの読み取り/
修正/書き込み動作を説明するための図である。
【図29】UBIFがプロセツサ・モードで用いられた
時、UBIFを制御するための入力信号及び出力信号を
示す図である。
【図30】UBIFがメモリ・モードで用いられた時、
UBIFを制御するための入力信号及び出力信号を示す
図である。
【図31】UBIFがプロセツサ・モードの動作で使用
するためのUBIF−Aのアドレス選択回路の細部を示
すブロツク図である。
【図32】UBIFがメモリ・モードの動作で使用する
ためのUBIF−Aのアドレス選択回路の細部を示すブ
ロツク図である。
【図33】UBIFがプロセツサ・モードの動作で使用
するためのUBIF−Aの付加的なアドレス選択回路の
細部を示すブロツク図である。
【図34】UBIFがメモリ・モードの動作で使用する
ためのUBIF−Aの付加的なアドレス選択回路の細部
を示すブロツク図である。
【図35】UBIFがプロセツサ・モードの動作で使用
するためのUBIF−AのMID回路を示すブロツク図
である。
【図36】UBIF−Dの出力回路を示すブロツク図で
ある。
【図37】UBIF−Dの入力回路を示すブロツク図で
ある。
【図38】バスの非承認(NAK)状態と、後続する再
試行動作を説明するための図である。
【図39】大域バスの付与が遅延した場合の状態を示す
タイミング図である。
【図40】1枚のプロセツサ・カード上に4個のプロセ
ツサ・ノードを割り当てた4つの大域メモリの応答信号
のサイクルを示すタイミング図である。
【符号の説明】
10 科学計算用システム 12 サーバ 14 コンソール 16 フレーム・バツフア 18 デイスプレイ 20 デイスク・アレイ 22 プロセツサ・カード 22a マイクロ・プロセツサ 22b プロセツサ・ノードのメモリ 22c インターフエース 23 プロセツサ・ノード 24 大域バス 24a 大域メモリ・カードのアドレス・バス 24b 大域メモリ・カードのデータ・バス 26 大域メモリ・カード 26a 大域メモリ・カードのバス 28 I/Oプロセツサ・カード 28a I/Oプロセツサ・ノード 28b HIPPIのレシーバ 28c HIPPIのトランスミツタ 30 コンソールのインターフエース・カード 32 ローカル・プロセツサ・カードのバス 34 バツフア機能付きの万能インターフエース(UB
IF) 36、76 アービタ(調整手段) 42、44 出力信号の待ち行列手段 46、50 入力信号の待ち行列手段 79 大域バス制御

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカル・バスに接続された複数個のコ
    ンピユータ用機器を持つローカル・バスの信号ラインに
    接続された第1のインターフエース手段と、 大域バスに接続された複数個のコンピユータ用機器を持
    つ大域バスの信号ラインに接続された第2のインターフ
    エース手段と、 上記第2のインターフエース手段に接続され、第2のイ
    ンターフエースからのアドレス情報、制御情報及びデー
    タ情報を受け取る入力と、上記第1のインターフエース
    手段に接続された出力とを有する複数個の入力信号の待
    ち行列手段と、 上記第1のインターフエース手段に接続され、第1のイ
    ンターフエース手段からのアドレス情報、制御情報及び
    データ情報を受け取る入力と、上記第2のインターフエ
    ース手段に接続された出力とを有する複数個の出力信号
    の待ち行列手段とからなり、 上記ローカル・バスの複数個のコンピユータ用機器の内
    の個々の機器は、該機器に用いられる上記入力信号の待
    ち行列手段の1つと、上記出力信号の待ち行列処理手段
    の1つとを含むことを特徴とするデータ処理システムに
    おいて使用するインターフエース回路。
  2. 【請求項2】 上記ローカル・バスのコンピユータ用機
    器はデータ・プロセツサを有する少なくとも1つのデー
    タ・プロセツサ・ノードを含むことを特徴とする請求項
    1に記載のインターフエース回路。
  3. 【請求項3】 上記ローカル・バスのコンピユータ用機
    器は、複数個のI/O処理手段を含み、各I/O処理手
    段は関連する通信チヤンネルに接続されていることを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のインターフエース
    回路。
  4. 【請求項4】 上記ローカル・バスのコンピユータ用機
    器は複数個のメモリ・バンクを含むことを特徴とする請
    求項1に記載のインターフエース回路。
  5. 【請求項5】 アドレス情報を送るための複数本の第1
    の信号ラインと、制御情報を送るための複数本の第2の
    信号ラインとを少なくとも有するバス手段によつて接続
    されている複数個のデータ・プロセツサを含むデータ処
    理システムにおけるデータ・プロセツサ間の通信方法に
    おいて、 1つのプロセツサが少なくとも他の1つのデータ・プロ
    セツサと通信を開始するステツプと、 通信をするための少なくとも1つの他のデータ・プロセ
    ツサを識別するために、データ・プロセツサ・マスク中
    にビツトをセツトするステツプと、 データ・プロセツサの通信バスのトランザクシヨンを表
    示するために、バス・トランザクシヨン識別子をセツト
    するステツプと、 上記第1の信号ラインを使用したバス手段を介して上記
    データ・プロセツサ・マスクを転送し、かつ、上記第2
    の信号ラインの少なくとも何本かを使用したバス手段を
    介して上記バス・トランザクシヨン識別子を転送するス
    テツプと、 上記第1の信号ラインから上記データ・プロセツサ・マ
    スクと、上記第2の信号ラインから上記バス・トランザ
    クシヨン識別子とを上記バス手段から受け取るステツプ
    と、 上記受け取つたデータ・プロセツサ・マスクと、バス・
    トランザクシヨン識別子とをデコードするステツプと、 上記識別されたデータ・プロセツサに割り込むステツプ
    とからなるデータ・プロセツサ間の通信方法。
  6. 【請求項6】 上記複数個のデータ・プロセツサがデー
    タ・プロセツサのグループのメンバとして組織されてお
    り、データ・プロセツサの各グループがローカル・バス
    手段によつて接続されていることと、データ・プロセツ
    サのグループが大域バス手段によつて接続されているこ
    ととを含むデータ処理システムにおける請求項5に記載
    の通信方法において、 上記ローカル・バス手段と上記大域バス手段との間に接
    続されているバス・インターフエース手段によつて、上
    記第1の信号ラインからの上記データ・プロセツサ・マ
    スクと、上記第2の信号ラインから上記バス・トランザ
    クシヨン識別子とを、ローカル・バス手段から受け取る
    ステツプと、 上記バス・インターフエース手段によつて、上記大域バ
    ス手段へのアクセスを調停するステツプと、 他のバス・インターフエース手段によつて受け取られる
    ように、上記受け取つたデータ・プロセツサ・マスクを
    大域バス手段のアドレス信号ラインに転送し、かつ、上
    記バス・トランザクシヨン識別子を大域バス手段の制御
    信号ラインに転送するステツプとを含むことを特徴とす
    るデータ・プロセツサの通信方法。
  7. 【請求項7】 プライベート・メモリ手段を有するデー
    タ・プロセツサが接続されいる計算用データ・プロセツ
    サ・ノードの各々が第1のローカル・バス手段に接続さ
    れているn個の計算用プロセツサ・ノードで構成された
    少なくとも1つの計算用プロセツサ・ノードのグループ
    と、 プライベート・メモリ手段を有するデータ・プロセツサ
    を含む通信用データ・プロセツサ・ノードが第2のロー
    カル・バス手段によつてデータ通信手段に接続されてい
    る少なくとも1つの通信用データ・プロセツサ・ノード
    と、 第3のローカル・バス手段によつて接続されている
    (x)個のメモリ・バンクで構成された少なくとも1つ
    の共有大域メモリと、 上記ローカル・バス手段の1つと、大域バス手段との間
    に接続された複数個のバス・インターフエース手段とか
    らなり、 上記複数個のバス・インターフエース手段は、 上記大域バス手段からアドレス情報、制御情報及びデー
    タ情報を受け取り、かつ、ストアするために、大域バス
    手段に接続された入力と、上記ローカル・バス手段の関
    連した1つのバス手段に接続された出力とを有する複数
    個(y個)の入力信号の待ち行列手段と、 上記ローカル・バス手段からアドレス情報、制御情報及
    びデータ情報を受け取り、かつ、ストアするために、ロ
    ーカル・バス手段の関連した1つのバス手段に接続され
    た入力と、上記大域バス手段に接続された出力とを有す
    る複数個(z個)の出力信号の待ち行列手段とを含むこ
    とを特徴とする多重プロセツサのデータ処理システム。
  8. 【請求項8】 n=x=y=zであることを特徴とする
    請求項7に記載の多重プロセツサのデータ処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 上記バスのインターフエース手段の各々
    は、 上記ローカル・バス手段に接続されており、ローカル・
    バス手段へのアクセスを調停する手段と、 上記大域バス手段に接続されており、大域バス手段への
    アクセスを調停する手段とからなり、 上記調停手段の各々はラウンド・ロビン技術に従つて動
    作することを特徴とする請求項7に記載の多重プロセツ
    サのデータ処理システム。
  10. 【請求項10】 上記データ・プロセツサ・ノードの各
    々は、 通信されるべき少なくとも1つの他のデータ・プロセツ
    サを識別するために、データ・プロセツサのマスクをセ
    ツトする手段と、 データ・プロセツサの通信バスのトランザクシヨンを表
    示するために、バス・トランザクシヨンの識別子をセツ
    トする手段と、 上記ローカル・バス手段の信号ラインをアドレスするた
    めに、上記データ・プロセツサ・マスクと、ローカル・
    バス手段の信号ラインを制御するために、バス・トラン
    ザクシヨンの識別子とを転送する手段とを含むことを特
    徴とする請求項7に記載の多重プロセツサのデータ処理
    システム。
  11. 【請求項11】 複数個の連続した第1のバスのトラン
    ザクシヨンに対して、アドレス信号ライン及び制御信号
    ラインの信号を受け取り、かつバツフアする手段を含
    み、第1のバスのアドレス信号ライン及び制御信号ライ
    ンを接続するための第1のインターフエース手段と、 第1のバスのデータ信号ラインに接続され、M個の機能
    単位に区切られた第2のインターフエース手段を含んで
    おり、上記データ信号ラインは、N個のバイトで構成さ
    れたデータ単位をM単位含んでおり、上記第2のインタ
    ーフエースは、M個の機能単位に仕切られており、各機
    能単位は、複数個の連続した第1のバスのトランザクシ
    ヨンに対して、M個のデータ単位内の1つのデータ単位
    のN個のバイトを受け取り、かつ、バツフアする手段を
    含んでいることとからなり、 上記第1のインターフエース手段は、 アドレス信号ライン及び制御信号ラインに応答して、複
    数個のデータ路制御信号を発生する制御手段を含み、上
    記データ路制御信号は、受け取つた上記M個のデータ単
    位のN個のバイトの各々の動作を制御するために、上記
    第2のインターフエース手段の上記M個の機能単位に共
    通に接続されていることを特徴とするデータ処理システ
    ムに使用されるインターフエース回路。
  12. 【請求項12】 Mは8であり、Nは4である請求項1
    1に記載のデータ処理システムに使用されるインターフ
    エース回路。
  13. 【請求項13】 上記第1のバスは、バスに接続された
    複数個のコンピユータ用機器を含み、 上記第1のインターフエース手段の上記バツフア手段
    は、上記第1のバスから受け取つたアドレス信号及び制
    御信号をバツフアする複数個の第1の待ち行列手段を含
    み、該第1の待ち行列手段は第2のバスに接続された出
    力を有することと、 上記第2のインターフエース手段の上記M個の機能単位
    の各々は、第1のバスから受け取つたN個のバイトのデ
    ータをバツフアする複数個の第2の待ち行列手段を含
    み、該第2の待ち行列処理手段の各々は第2のバスに接
    続された出力を有することと、 各コンピユータ用機器は、該機器に使用される上記第1
    の待ち行列手段と、第2の待ち行列手段とを有すること
    を特徴とする請求項11に記載のインターフエース回
    路。
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