JPH05209962A - 低温用光センサー - Google Patents

低温用光センサー

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Publication number
JPH05209962A
JPH05209962A JP4014408A JP1440892A JPH05209962A JP H05209962 A JPH05209962 A JP H05209962A JP 4014408 A JP4014408 A JP 4014408A JP 1440892 A JP1440892 A JP 1440892A JP H05209962 A JPH05209962 A JP H05209962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
low temperature
temperature
optical sensor
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4014408A
Other languages
English (en)
Inventor
Seki Etsunami
碩 越波
Hiroyuki Koide
宏之 小出
Masaya Kobayashi
雅哉 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP4014408A priority Critical patent/JPH05209962A/ja
Publication of JPH05209962A publication Critical patent/JPH05209962A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光に対する指向性の高い、小形な低温用光セ
ンサーを得る。 【構成】 プリント基板2と、物体の有無の検出のた
め、プリント基板2に挿着された光検知素子1と、光検
知素子1を前方に向けて、プリント基板2を内設した前
方開放ケース状の容器10と、容器10の前面に設けた
窓8とからなる低温用光センサーにおいて、光検知素子
1及び窓8への氷結を防止するため、空孔5を有する正
特性サーミスタ4を、この空孔5内に光検知素子1を配
置してプリント基板2に設置すると共に、空孔5の内壁
に光を吸収する光反射防止層5Aを設けたので、光反射
防止層5Aにより光に対する指向性が高くなる。又、別
に温度制御装置を設けなくても小形化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温雰囲気内の物品等
を管理するための機器(例えば、冷蔵庫等)における、
物体の有無を検出する低温用光センサーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来低温雰囲気内における物体の有無の
検出には、光や超音波を用いる方法が一般的であるが、
光路や超音波通路への氷結による検知不能を防止するた
めに、図2に示すごとく光検知素子1の格納室13内
に、加温用ヒータ11を設け、温度を検知する温度検知
器12を格納室13の窓8側に設けて、加温用ヒータ1
1を制御する例がある。又、図3に示す如く光検知素子
1を内蔵する格納室13の前方側面に加温用ヒータ11
を設けた例がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2の従来方式による
低温用光センサーは、氷結による検知不能を防止するた
めに、外部温度に応じて光検知素子1の格納室13の窓
8の表面温度を設定するが、(通常は0℃から外気温+
2〜5℃)外気温の変化に応じて格納室13内の温度を
変える必要がある。特に外気温度が上昇した際には、温
度調節が適切に行われなければ、温度上昇により、格納
室13内の電子部品を破損する等の欠点がある。このた
め図2に示す従来方式の低温用光センサーは、すぐれた
温度制御機能を内蔵していることが要求される。この
他、受光部の指向性が鈍るため複数個の受発光素子を使
用する際には互いに干渉する等の弊害を有していた。図
3に示す方式の温度制御は図2に示すものと比較して楽
になるうえに指向性を持たせることも容易になるが形状
が大きくなり、加熱のための電力も大きくなる欠点を有
していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、物体の有無の
検出のため、プリント基板に挿着された光検知素子と、
光検知素子を前方に向けて、プリント基板を内設した前
方開放ケース状の容器と、容器の前面に設けた窓とから
なる低温用光センサーにおいて、光検知素子及び窓への
氷結を防止するため、空孔を有する正特性サーミスタ
を、この空孔内に光検知素子を配置してプリント基板に
設置すると共に、空孔の内壁に光を吸収する光反射防止
層を設けたものである。
【0005】
【作用】本発明においては、空孔を有する正特性サーミ
スタを、この空孔内に光検知素子を配置して低温用光セ
ンサーに設置すると共に、空孔の内壁に光を吸収する光
反射防止層を設けたので、正特性サーミスタは、加熱を
自己制御するため、光検知素子及び窓の温度を制御する
温度制御装置を別に設けなくても、光検知素子及び窓へ
の氷結はなく、空孔内は常に一定の温度に保つようにな
るため低温用光センサーを小型化できると共に、側面か
らの光線は、空孔の内壁に設けた光反射防止層により反
射しないため、光検知素子は正面からの光線のみを検知
するようになる。
【0006】従って、光検知素子の光線に対する指向性
を高めることも可能となった。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0008】図において、1は物体の有無を検出する光
検知素子で、発光素子、受光素子、もしくは受光発光両
素子からなるものである。2はプリント基板であり、光
検知素子1は、このプリント基板2の中央部に他の制御
回路を構成する他の素子3と共に取り付けられ検知回路
を構成している。4は40℃付近に抵抗の急変点を持つ
正特性サーミスタで、中央部に円形の空孔5を有してい
る。正特性サーミスタ4は、基板2に取り付けられた光
検知素子1に空孔5の中心を合わせて、プリント基板2
に取り付けられている。5Aは光反射防止層で、光反射
防止層5Aは、光を吸収する塗装膜よりなり、正特性サ
ーミスタ4の空孔5の内壁に設けられている。6、7は
正特性サーミスタ4に電力を供給するための電極で、プ
リント基板2に設けた給電部(図示せず)に接続してい
る。8は窓で、外気と遮断し後に述べる格納室13内部
の温度を保つため格納室13の前面に設けてある。9は
埋込用の樹脂で格納室13と正特性サーミスタ4外側の
空孔部9Aに充填されている。10は前方開放ケース状
の容器で、光検知素子1を窓8側に向けて、プリント基
板2を内設している。13は格納室で、格納室13は、
容器10内で、光検知素子1及び正特性サーミスタ4を
格納している。
【0009】上記構成からなる本実施例の作用について
説明する。
【0010】正特性サーミスタ4の電極6、7間に電力
を供給すると、正特性サーミスタ4は、40℃に抵抗の
急変点があるので、外気温度(熱負荷)に関係なく40
℃に加熱を自己制御する。その結果正特性サーミスタ4
の中央部に設けられた空孔5内は常に一定の温度(例え
ば、40℃)に保たれた炉となる。従って、光検知素子
1及び前面の窓8は、−30℃の外気内に置かれても0
℃以上に保たれるので、氷結することはない。また、内
部に置かれた他の素子3は通常60℃まで耐えられるの
で、外気温度が40℃まで上昇しても破損することはな
い。以上の理由により光検知素子1は、温度制御装置を
別に設けなくても、−30℃の低温から40℃の高温ま
での雰囲気内において安定して動作することが出来る。
光検知素子1は、低温においても、常温となんら変わる
ことなく使用することが可能となる。
【0011】又、側面からの光線は、正特性サーミスタ
4の空孔5内壁の光反射防止層5Aにより正特性サーミ
スタ4は無反射状態になり反射しないため、光検知素子
1は正面からの光線のみを検知するようになる。従っ
て、光検知素子1の光線に対する指向性を高めることも
可能となった。この指向性は正特性サーミスタ4の形状
を変えることにより任意に変えることが出来る。
【0012】
【発明の効果】以上により本発明によれば、正特性サー
ミスタに設けた空孔内に光検知素子を配置したことによ
り、光検知素子及び前面の窓の氷結はなく熱による電気
部品の破損もない。
【0013】従って、別に温度制御装置を設けることな
く、−30℃の低温から40℃の高温までの雰囲気内に
おいて安定して、物体の有無を検知出来るため、小形な
低温用光センサーを提供できる効果がある。
【0014】又、正特性サーミスタの光反射防止層によ
り光に対する指向性の高い低温用光センサーを提供でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す低温用光センサーの断
面図である。
【図2】従来例を示す低温用光センサーの断面図であ
る。
【図3】他の従来例を示す低温用光センサーの断面図で
ある。
【符号の説明】
1 光検知素子 2 プリント基板 4 正特性サーミスタ 5 空孔 5A 光反射防止層 8 窓 10 容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板(2)と、物体の有無の検
    出のため、プリント基板(2)に挿着された光検知素子
    (1)と、光検知素子(1)を前方に向けて、プリント
    基板(2)を内設した前方開放ケース状の容器(10)
    と、容器(10)の前面に設けた窓(8)とからなる低
    温用光センサーにおいて、光検知素子(1)及び窓
    (8)への氷結を防止するため、空孔(5)を有する正
    特性サーミスタ(4)を、この空孔(5)内に光検知素
    子(1)を配置してプリント基板(2)に設置すると共
    に、空孔(5)の内壁に光を吸収する光反射防止層(5
    A)を設けたことを特徴とする低温用光センサー。
JP4014408A 1992-01-30 1992-01-30 低温用光センサー Pending JPH05209962A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4014408A JPH05209962A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 低温用光センサー

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JP4014408A JPH05209962A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 低温用光センサー

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Publication Number Publication Date
JPH05209962A true JPH05209962A (ja) 1993-08-20

Family

ID=11860226

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JP4014408A Pending JPH05209962A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 低温用光センサー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101366936B1 (ko) * 2011-10-25 2014-02-25 경상남도 수용액의 빙점강하현상과 투광도 변화를 이용한 저온저장고의 온도센서 및 위험온도경고장치
WO2020166604A1 (ja) * 2019-02-13 2020-08-20 株式会社デンソー 測距装置

Cited By (3)

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WO2020166604A1 (ja) * 2019-02-13 2020-08-20 株式会社デンソー 測距装置
JP2020134167A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 株式会社デンソー 測距装置

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