JP3196088B2 - 差圧検出装置 - Google Patents

差圧検出装置

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JP3196088B2 JP20445192A JP20445192A JP3196088B2 JP 3196088 B2 JP3196088 B2 JP 3196088B2 JP 20445192 A JP20445192 A JP 20445192A JP 20445192 A JP20445192 A JP 20445192A JP 3196088 B2 JP3196088 B2 JP 3196088B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は台所の換気扇に備えるフ
ィルタの目詰まり検出等に用いて好適な差圧検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の差圧検出装置を図8に示す。同図
中、70で示す差圧検出装置は、ハウジング71内に第
一の圧力作用空間72と第二の圧力作用空間73を有
し、各圧力作用空間72と73は薄板により形成したダ
イヤフラム74により仕切られる。また、第二の圧力作
用空間73の内部には一端を外部に導出させた一対の端
子75、76を臨ませ、一方の端子75には固定接点7
5sを設けるとともに、他方の端子76には先端に可動
接点76sを有する可動片76pを設ける。この際、固
定接点75sに対して可動接点76sを接触可能に配す
る。また、可動片76pの中間位置に設けた伝達ピン7
8はダイヤフラム74に当接させる。
【0003】よって、第二の圧力作用空間73に対する
第一の圧力作用空間72の差圧が所定値未満の場合に
は、可動片76pの弾性により可動接点76sは固定接
点75sに接触するとともに、その差圧が所定値以上に
なった場合には、ダイヤフラム74が第二の圧力作用空
間73側に変位し、伝達ピン78を押すことにより、可
動接点76sを固定接点75sから開離させる。即ち、
ON状態からOFF状態に切換える。
【0004】なお、このような差圧検出装置70の場
合、使用するダイヤフラム74は薄い平板により形成さ
れるため、その変位量は差圧の大きさに比例して連続的
に変化することになり、接点の好ましい開離特性は得ら
れない。このため、スナップ動作形のダイヤフラムも使
用されており、この種の差圧検出装置としては特公昭4
4−29807号公報で知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した差圧
検出装置70をはじめ、従来の差圧検出装置は次のよう
な解決すべき課題が存在した。
【0006】第一に、検出する差圧が10〜30Pa
(約1〜3mmH20)程度の微小圧の場合には、ダイ
ヤフラム面積を大きくし、又は薄くしないと確実な動作
を期待できないため、装置全体が大型化するとともに、
コストアップを招く。一方、ダイヤフラムを薄くした場
合には、ダイヤフラムを平坦に維持することが困難とな
り、結局、部分的なスナップ動作を生ずるなど、動作が
不安定となる。
【0007】第二に、電気的な接点が圧力作用空間内に
露出するため、特に、台所に設置することの多い家庭用
換気扇におけるフィルタの目詰まり検出に使用する場合
には、ガスや油成分の付着により汚れ易くなるととも
に、電気的な接触不良により動作が不能になる虞れがあ
る。
【0008】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、微小の差圧でも確実に検出
し、安定な動作を保証するとともに、小型化と低コスト
化を図り、さらに、接触不良等の弊害を排することによ
り、耐久性と信頼性を高めることができる差圧検出装置
の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一の空間P
xと第二の空間Pyの間の差圧により通気路Sに流れる
空気流Hを検出する検出用サーミスタ4及び補正用サー
ミスタ5と、この検出用サーミスタ4及び補正用サーミ
スタ5に基づく検出信号Sdを処理する信号処理回路3
を有する差圧検出装置1を構成するに際して、一端Sx
が第一の空間Pxに臨み、かつ他端Syが第二の空間P
yに臨む通気路Sを内部に有するハウジング2を備え、
このハウジング2の通気路Sに平行となる外面に、信号
処理回路3を実装した基板Eを収容する基板収容凹部2
2を形成するとともに、この基板収容凹部22に、二つ
のサーミスタ収容凹部24,25をそれぞれ通気路Sを
含む位置であって、通気路Sに沿って順次形成し、一方
のサーミスタ収容凹部25の内部における通気路S上に
検出用サーミスタ4を配設するとともに、他方のサーミ
スタ収容凹部24の内部であって、通気路Sの空気流H
に影響を受けない空間部Pwの内部に補正用サーミスタ
5を配設したことを特徴とする。
【0010】この場合、基板収容凹部22には、通気路
Sを含む位置であって、空気流Hの方向から見て二つの
サーミスタ収容凹部24,25の双方よりも手前に整流
用凹部23を形成することができる。また、信号処理回
路3には補正用サーミスタ5と検出用サーミスタ4を含
むブリッジ回路7の出力側に接続することにより、ブリ
ッジ回路7の温度特性を補正する補正回路8を設けると
ともに、この補正回路8は一又は二以上のダイオード
9,10と抵抗11の直列回路12により構成すること
が望ましい。
【0011】
【作用】本発明に係る差圧検出装置1によれば、ハウジ
ング2の内部に設けた通気路Sは、一端Sxが第一の空
間Pxに臨み、かつ他端Syが第二の空間Pyに臨むた
め、第一の空間Pxと第二の空間Py間に差圧を生じな
いときは、通気路Sに空気は流れない。したがって、検
出用サーミスタ4は冷却されない。この場合、通気路S
の空気流Hに影響を受けない空間部Pwに補正用サーミ
スタ5を配設してブリッジ回路7を構成すれば、補正用
サーミスタ5と検出用サーミスタ4のおかれた周囲温度
は略同じになるため、ブリッジ回路7の不平衡出力電圧
(検出信号Sd)は略零となる。即ち、差圧は検出され
ない。
【0012】一方、第一の空間Pxと第二の空間Py間
に差圧が生じたときは、通気路Sに圧力の高い方から低
い方へ流れる空気流Hが発生し、検出用サーミスタ4の
みが冷却される。これにより、ブリッジ回路7には不平
衡出力電圧(検出信号Sd)があらわれ、差圧が検出さ
れる。
【0013】この際、ブリッジ回路7の出力側にダイオ
ード9、10と抵抗11の直列回路12からなる補正回
路8を設けることにより、ブリッジ回路7の温度特性が
補正される。即ち、周囲温度が上昇し、ブリッジ回路7
の検出信号Sdが小さくなった場合、補正回路8におけ
るダイオード9、10に電流を流す順方向最低電圧も低
くなり、ブリッジ回路7の温度特性が補正される。した
がって、台所等の温度変化の激しい場所に設置した場合
であっても、常に正確な差圧を検出することができ、安
定性及び信頼性が高められる。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0015】まず、本発明に係る差圧検出装置1の構成
について、図1〜図3を参照して説明する。
【0016】差圧検出装置1は図1及び図2に示すよう
に、全体を直方体状に形成したハウジング2を備える。
ハウジング2の内部には幅方向に貫通した比較的小径の
通気路Sを形成する。この場合、ハウジング2の両側面
には外方に突出した接続口部21x、21yを取付け
る。これにより、通気路Sは接続口部21x、21yを
通って貫通し、一方の接続口部21xの先端開口が通気
路Sの一端Sxとなり、他方の接続口部21yの先端開
口が通気路Sの他端Syとなる。
【0017】また、ハウジング2における通気路Sに平
行となる外面には、プリント基板Eを収容する基板収容
凹部22を形成する。さらにまた、基板収容凹部22に
は一つの整流用凹部23と二つのサーミスタ収容凹部2
4、25をそれぞれ通気路Sを含む位置であって、通気
路Sに沿って順次形成する。これにより、通気路Sは整
流凹部23及び各収容凹部24、25に連通する。な
お、真ん中に位置するサーミスタ収容凹部24は通気路
Sから直角方向に分岐した空間部Pwとなり、この空間
部Pwは通気路Sに流れる空気流に影響を受けないよう
に、通気路Sに対してより深く形成するとともに、収容
凹部24の中間位置には空気流の影響を確実に防止する
突起壁部26…を設ける。また、基板収容凹部22の他
の位置には部品収容凹部27を設ける。この部品収容凹
部27には基板収容凹部22にプリント基板Eが取付け
られた際に、プリント基板Eに実装された部品の一部が
収容される。
【0018】そして、サーミスタ収容凹部25の内部に
おける通気路S上には検出用サーミスタ4を配設すると
ともに、サーミスタ収容凹部24の内部であって、通気
路Sの空気流に影響を受けない位置となる空間部Pwの
内部には補正用サーミスタ5を配設する。他方、各サー
ミスタ4、5は図3に示す信号処理回路3に接続する。
なお、信号処理回路3はプリント基板Eに実装する。
【0019】次に、信号処理回路3の具体的構成につい
て説明する。まず、信号処理回路3は抵抗31、32を
有し、この抵抗31、32とサーミスタ4、5によりブ
リッジ回路7を構成する。そして、ブリッジ回路7にお
ける抵抗31と32の接続点xaとサーミスタ4と5の
接続点xbには直流電圧源33を接続するとともに、抵
抗31とサーミスタ4の接続点xcは直列接続された二
つのダイオード9、10を介してコンパレータ34の非
反転入力部に接続し、抵抗32とサーミスタ5の接続点
xdはコンパレータ34の反転入力部に接続する。ま
た、コンパレータ34における反転入力部と非反転入力
部間には抵抗11を接続する。よって、二つのダイオー
ド9、10と抵抗11により直列回路12が構成され、
この直列回路12は補正回路8となるとともに、各ダイ
オード9、10の順方向における電圧特性を利用するこ
とにより、ブリッジ回路7の出力を二値化し、これによ
りスナップ動作的な特性を有する二値化回路として機能
する。
【0020】さらにまた、コンパレータ34の出力部は
トランジスタ35のベースに接続する。一方、直流電圧
源33はコンパレータ34の電源入力ポートに接続する
とともに、抵抗36及び発光ダイオード(アラーム)3
7の直列回路を介してトランジスタ35のコレクタに接
続し、さらに、直流電圧源33の負側は接地するととも
に、コンパレータ34の接地ポート及びトランジスタ3
5のエミッタは接地する。
【0021】次に、本発明に係る差圧検出装置1(目詰
まり検出装置)の使用方法及び動作について、図1〜図
7を参照して説明する。
【0022】差圧検出装置1は図7に示すように、家屋
の壁Wに設置した換気扇Mの近傍に付設する。これによ
り、換気扇Mの室内側に設けたフィルタFiの目詰まり
検出装置として利用できる。この場合、通気路Sの一端
Sxは第一の空間Pxとなる室内側に臨ませるととも
に、他端Syはチューブ51を介して第二の空間Pyと
なる換気扇MにおけるファンFaとフィルタFi間に臨
ませる。
【0023】一方、差圧検出装置1は次のように動作す
る。まず、ブリッジ回路7には直流電圧源33から定電
圧が印加され、サーミスタ4、5は流れる電流により自
己発熱する。なお、抵抗31、32は電流制限抵抗とし
て機能する。よって、サーミスタ4、5の温度は放熱係
数により自然放熱するエネルギと自己発熱によるエネル
ギが平衡した点で安定する。
【0024】そして、フィルタFiが正常な場合は、フ
ィルタFiの空気抵抗が小さいため、第二の空間Py
(フィルタFiのファンFa側空間)の圧力は大気圧に
近くなり、第二の空間Pyと第一の空間Px(室内側空
間)間の差圧は比較的小さい状態を維持する。この場合
の差圧は、通常、3mmH2O未満である。よって、ハ
ウジング2内に設けた通気路Sには空気が流れないた
め、検出用サーミスタ4と補正用サーミスタ5の周囲温
度は略同じになり、ブリッジ回路7は平衡する。したが
って、ブリッジ回路7における接続点xcとxdの不平
衡出力電圧、即ち、検出信号Sdは零となる。これによ
り、コンパレータ34の入力電圧は零、さらに、トラン
ジスタ35はオフとなり、発光ダイオード37は点灯し
ない。
【0025】他方、フィルタFiの使用により汚れが進
行し、目詰まりを生じた場合には、フィルタFiの空気
抵抗が大きくなるため、第二の空間Pyの負圧も大きく
なる。この結果、第二の空間Pyと第一の空間Px間の
差圧は大きくなり、通気路Sには室内側空間から流入す
る空気流Hが発生する。よって、検出用サーミスタ4の
みが冷却されるため、ブリッジ回路7の接続点xcとx
d間には不平衡出力電圧である検出信号Sdが発生し、
この検出信号Sdは補正回路8に付与される。これによ
り、ダイオード9、10と抵抗11に電流が流れ、抵抗
11の端子電圧がコンパレータ34に付与されるため、
コンパレータ34の出力電圧によりトランジスタ35が
オンし、発光ダイオード37が点灯して目詰まりを報知
する。
【0026】ところで、補正回路8は次のように機能す
る。一般に、サーミスタの抵抗値R1は、R1=R2ex
pB(1/T1−1/T2)(ただし、R1は絶対温度T1
〔K〕時の抵抗値、R2は絶対温度T2〔K〕時の抵抗
値、BはサーミスタのB定数)に基づく温度特性を有す
るため、温度が高いほど、温度に対する抵抗変化率は小
さくなる。したがって、ブリッジ回路7の二つのサーミ
スタ4、5の対する冷却量が異なれば、各サーミスタ
4、5の抵抗値の差も大きくなり、ブリッジ回路7にお
ける不平衡出力電位の大きさとなってあらわれる。ま
た、この不平衡出力電位の大きさは図4に示すように、
周囲温度が高くなるに従って小さくなる。
【0027】一方、ダイオードは順方向であっても一定
の最低電圧を越えなければ電流は流れないため、ブリッ
ジ回路7の不平衡出力電圧が当該最低電圧以下の場合に
はダイオード9、10には電流が流れない。また、ダイ
オードは一般に図5及び図6に示す温度特性を有し、図
4に示したブリッジ回路7の温度特性と同様の傾向を示
す。よって、ダイオード9、10にある程度の電流が流
れれば、ダイオード9、10は感温抵抗体となり、抵抗
11とともに電圧を分圧する。そして、周囲温度が高く
なれば、ダイオード9、10の抵抗は小さくなり、抵抗
11の端子電圧は大きくなる。しかし、この場合、ブリ
ッジ回路7の不平衡出力電圧は低下しているので、結
局、それぞれが打ち消し合う方向に作用する。よって、
ブリッジ回路7の温度特性が補正される。この場合、ダ
イオードの種類、数量、抵抗の値等を任意に選定すれ
ば、ブリッジ回路7に適合した補正特性を得れる。
【0028】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成、形状、数量等において本発明の要旨を逸脱
しない範囲で任意に変更できる。
【0029】
【発明の効果】このように、本発明は、一端が第一の空
間に臨み、かつ他端が第二の空間に臨む通気路を内部に
有するハウジングを備え、このハウジングの通気路に平
行となる外面に、信号処理回路を実装した基板を収容す
る基板収容凹部を形成するとともに、この基板収容凹部
に、二つのサーミスタ収容凹部をそれぞれ通気路を含む
位置であって、通気路に沿って順次形成し、一方のサー
ミスタ収容凹部の内部における通気路上に検出用サーミ
スタを配設するとともに、他方のサーミスタ収容凹部の
内部であって、通気路の空気流に影響を受けない空間部
の内部に補正用サーミスタを配設したため、次のような
顕著な効果を奏する。
【0030】 微小の差圧も確実に検出でき、安定な
動作を保証できるとともに、小型化及び低コスト化を図
ることができる。
【0031】 サーミスタは外的には密閉されている
ため、汚れ等による電気的な接触不良等を生ずる虞れは
なく、耐久性と信頼性を飛躍的に向上させることがで
き、特に、家庭用換気扇におけるフィルタの目詰まり検
出に用いて最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る差圧検出装置の一部断面正面図、
【図2】図1中A−A線断面図、
【図3】同差圧検出装置の電気回路図、
【図4】同差圧検出装置におけるブリッジ回路の周囲温
度対不平衡出力電圧特性図、
【図5】同差圧検出装置の補正回路におけるダイオード
の周囲温度をパラメータとした順方向電圧対順方向電流
特性図、
【図6】同補正回路におけるダイオードの周囲温度対順
方向電圧特性図、
【図7】同差圧検出装置を換気扇に付設した状態を示す
一部断面側面図、
【図8】従来の技術に係る差圧検出装置の縦断側面図、
【符号の説明】
1 差圧検出装置 2 ハウジング 3 信号処理回路 4 検出用サーミスタ 5 補正用サーミスタ 7 ブリッジ回路 8 補正回路 9 ダイオード 10 ダイオード 11 抵抗 12 直列回路 22 基板収容凹部 23 整流用凹部 24 サーミスタ収容凹部 25 サーミスタ収容凹部 E 基板 Px 第一の空間 Py 第二の空間 S 通気路 Sx 通気路の一端 Sy 通気路の他端 H 空気流 Sd 検出信号 Pw 空間部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の空間と第二の空間の間の差圧によ
    り通気路に流れる空気流を検出する検出用サーミスタ及
    び補正用サーミスタと、この検出用サーミスタ及び補正
    用サーミスタに基づく検出信号を処理する信号処理回路
    を有する差圧検出装置において、一端が第一の空間に臨
    み、かつ他端が第二の空間に臨む通気路を内部に有する
    ハウジングを備え、このハウジングの通気路に平行とな
    る外面に、信号処理回路を実装した基板を収容する基板
    収容凹部を形成するとともに、この基板収容凹部に、二
    つのサーミスタ収容凹部をそれぞれ通気路を含む位置で
    あって、通気路に沿って順次形成し、一方のサーミスタ
    収容凹部の内部における通気路上に検出用サーミスタを
    配設するとともに、他方のサーミスタ収容凹部の内部で
    あって、通気路の空気流に影響を受けない空間部の内部
    に補正用サーミスタを配設したことを特徴とする差圧検
    出装置。
  2. 【請求項2】 基板収容凹部には、通気路を含む位置で
    あって、空気流の方向から見て二つのサーミスタ収容凹
    部の双方よりも手前に整流用凹部を形成することを特徴
    とする請求項1記載の差圧検出装置。
  3. 【請求項3】 信号処理回路には補正用サーミスタと検
    出用サーミスタを含むブリッジ回路の出力側に接続する
    ことにより、ブリッジ回路の温度特性を補正する補正回
    路を備えることを特徴とする請求項1記載の差圧検出装
    置。
  4. 【請求項4】 補正回路は一又は二以上のダイオードと
    抵抗の直列回路により構成することを特徴とする請求項
    3記載の差圧検出装置。
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