JPH05209694A - 長尺体布設方式 - Google Patents

長尺体布設方式

Info

Publication number
JPH05209694A
JPH05209694A JP4225192A JP4225192A JPH05209694A JP H05209694 A JPH05209694 A JP H05209694A JP 4225192 A JP4225192 A JP 4225192A JP 4225192 A JP4225192 A JP 4225192A JP H05209694 A JPH05209694 A JP H05209694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sea
buoy
floating equipment
floating
floating facility
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4225192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ishii
健一 石井
Tadashi Fuku
唯志 福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP4225192A priority Critical patent/JPH05209694A/ja
Publication of JPH05209694A publication Critical patent/JPH05209694A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
    • G02B6/506Underwater installation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 海上の浮遊式設備が潮流、波浪等により移動
しても、浮遊式設備から海中に布設されるケーブル、流
体輸送管等の長尺体が過大な張力や過度の曲げを受けず
に浮遊式設備の移動に対応できる長尺体の布設方式を提
供する。 【構成】 海上の浮遊式設備(1) から海中に布設される
ケーブル、流体輸送管 等の長尺体(7) をたるみ部(7a)
を形成して海中ブイ(3) で係止し、浮遊式設備 (1) に
一端を取付けた連携索(8) の他端を海底に設置した滑車
(6) を経て海中 ブイ(3) に連結し、浮遊式設備(1) が
海上を移動すると連携索(8) が海中ブイ (3) を下方に
引っ張ることにより、浮遊式設備(1) の移動に対応して
長尺体 (7) のたるみ部(7a)を変移させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海上の浮遊式設備と海
底着底点間を結ぶ電力ケーブル、通信ケーブル、光ケー
ブル、送油管、送水管、送ガス管等の可撓性の長尺体を
布設する方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】沖合いの海底油田から産出する原油を海
上で精製する設備としてセミサブ、タレット係留タンカ
ー等の浮遊式生産設備が多く採用されているが、この海
上の浮遊式設備は潮流、波浪等によって常時海上を移動
するため、これと海底油田の坑口を結ぶパイプラインに
はプラスチックパイプと金属補強条よりなる複合構造の
可撓性流体輸送管(フレキシブルライザー)が用いられ
ることが多い。この流体輸送管の海中における布設形状
は図3に示すように、浮遊式設備の移動により流体輸送
管に無理な応力が加わらないようにするために、海面A
上の浮遊式設備11から海中に懸垂した流体輸送管12をゆ
るやかにたるませて一点係留ブイ13に係止させ、さらに
海底に向けカテナリ状に懸垂して海底Bの着底点で引留
装置14に接続し、ブイ13は鋼索、鋼鎖等の係留索15によ
り流体輸送管12の張力やブイ13の浮力に十分対抗できる
把駐力を有するアンカーベース16に一点係留している。
この浮遊式設備11が潮流、波浪等により海上を点線11′
で示した位置に移動すると、その縦、横方向の移動量x
0、y0に応じて流体輸送管12の弛み部分が点線12′で示
したように伸長し変移して浮遊式設備11の移動量を吸収
し、係留索15によりアンカーベース16に係留されている
ブイ13は流体輸送管12の移動とともに点線13′で示した
位置に角度θの変移をする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように一点係留
した海中ブイ13に流体輸送管12の中間部を係止した従来
の布設方式では、浮遊式設備11の海面上移動による海中
ブイ13の変移角度θが大きいと、このブイ13を挟む左右
の各流体輸送管部分の張力バランスが不安定となって浮
遊式設備11の直下の流体輸送管部分に過大な張力や過度
の曲げを生ずるおそれがある。このため流体輸送管12の
たるみ部で吸収することが可能な浮遊式設備11の海上移
動量x0、y0は海中ブイ13の変移角度θが小さい範囲に制
限されてしまい大きな移動量を吸収することができな
い。
【0004】本発明は、海上の浮遊式設備から海中に布
設される電力ケーブル、通信ケーブル、光ケーブル、送
油管、送水管、送ガス管等の可撓性の長尺体が過大な張
力や過度の屈曲を受けることなく浮遊式設備の大きな海
上移動に対応することができるようにした長尺体布設方
式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明の電力ケーブル、通信ケーブル、光ケーブ
ル、送油管、送水管、送ガス管等の長尺体の布設方式
は、 (1)海上の浮遊式設備1から海中に懸垂する長尺体7
にたるみ部を形成し中間部を一点係留ブイ3で係止して
布設する長尺体布設方式において、浮遊式設備1に一端
を連結し他端を前記ブイ3に取付けた連携索8を海底上
に設置される滑車6に掛け、海中に係留した前記ブイ3
を前記浮遊式設備1の移動に応じて前記連携索8により
変移させることを特徴とするものであり、
【0006】(2)海上の浮遊式設備1からたるみ部を
形成して海中に懸垂する長尺体7の中間部をブイ3に係
止させ、前記浮遊式設備1に一端を取付けた連携索8を
海底上に設置された滑車6に掛け、前記連携索8により
前記ブイ3を海中に係留することを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】浮遊式設備1が海上を移動すると、一点係留さ
れている海中ブイ3は一点係留索4を回転半径として回
動変移するが、浮遊式設備1の移動により連携索8が引
張られて海中ブイ3が下方に引かれ変移するので、この
変移した位置の海中ブイに中間部を係止されている長尺
体7は過度に緊張した状態で引張られることなくゆるく
たるんだ状態で変移する。この変移により長尺体7は浮
遊式設備1の大なる移動量を吸収することが可能とな
る。これは一点係留索を用いず連携索8だけで海中ブイ
3を係留した場合も同様である。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面により説明する。
以下の説明において、本発明の長尺体とは、電力ケーブ
ル、通信ケーブル、光ケーブル、送油管、送水管、送ガ
ス管等をいう。図1に示した本発明の第1の実施例にお
いて、1は海上に浮遊する浮遊式設備であり、この浮遊
式設備1は、長尺体がたとえば送油管の場合は、海底油
田から産出する原油を海面A上で精製する設備のセミサ
ブ、タレット係留タンカー等の海上に浮遊する浮遊式石
油生産設備である。2は浮遊式設備1から海中に懸垂さ
れた長尺体を海底Bの着底点で引留める引留装置であ
り、3はブイ、4はこのブイ3を海底の一点で係留する
ための鋼索、鋼鎖等よりなる一定長さLの一点係留索、
5は海底Bに設置された前記一点係留索4の海底取付け
部となるライザーベースであり、一点係留索4の下端を
ライザーベース5に取付点5aで取付けて海中ブイ3を海
中に一点係留する。このライザーベース5は長尺体の張
力や海中ブイ3の浮力に十分対抗できる把駐力を有する
ように構成する。6は海底上に設置した滑車であり、前
記取付点5aから定尺係留索4の長さLよりも大なる水平
距離Dをおいた位置に設けることにより海底上に設置す
る。
【0009】7は浮遊式設備1と海底Bの引留装置2の
間に布設される可撓性の長尺体であり、たとえばプラス
チックパイプと金属補強条よりなる複合構造の可撓性流
体輸送管(フレキシブルライザー)である。この長尺体
7を浮遊式設備1から懸垂し、その中間部にたるみ部7a
を形成して一点係留ブイ3に係止し、さらにたるみ部7b
を形成して海底に向けカテナリ状に懸垂し海底Bに設置
された引留装置2に接続する。
【0010】8は連携索であり、その1端8aを浮遊式設
備1に取付け、他端8bを前記一点係留ブイ3に取付け、
中間部を前記ライザーベース5の滑車6に掛ける。この
連携索8は高抗張力鋼、またはアラミド繊維、超高密度
ポリエチレン繊維のような高抗張力プラスチック繊維等
よりなり、必要に応じて滑車6等との接触摩擦に耐える
熱収縮性テフロンチューブ等の被覆を設ける。
【0011】前記の長尺体7をブイ3に係止させる作
業、および連携索8をブイ3に係止させる作業等は、浮
遊式設備1上においてあらかじめ取付け作業をしてもよ
く、またはブイ3を海中に係留してから係止作業をして
もよい。
【0012】前記のようにライザーベース5に下端を取
付け一点係留索4で海中に一点係留したブイ3に、海底
上の滑車6を経由して海上の浮遊式設備1と連結する連
携索8の端部を取付け、このブイ3に長尺体7の中間部
を係止させて布設した本発明の長尺体布設方式は、浮遊
式設備1が海上を潮流、波浪等により点線1′の位置に
移動すると、連携索8が浮遊式設備1の移動とともに引
張られて点線8′の位置になり、滑車6を経由した連携
索端部が下方に引張られるのでこの連携索8の先端が取
付けてある海中のブイ3も下方に引張られるが、この海
中のブイ3は一定長さLの一点係留索4により一点係留
されているのでこの長さLを回転半径とする角度θ′の
回動変移をする。このように海中に係留されたブイ3が
元の位置から下方の点線3′の位置に変移することによ
り、この変移した位置の海中ブイ3′に中間部を係止さ
れている長尺体7は点線7′の位置に変移し、過度に緊
張して引張られることなくゆるくたるんだ状態で変移す
ることができる。
【0013】もしも前記の連携索8を設けずに海中のブ
イ3が一点係留索4だけで係留されているとすれば、ブ
イ3の移動は鎖線3xで示した位置に変移するにとどま
り、長尺体7も鎖線7xで示した状態になってたるみ部が
消失した緊張状態になり浮遊式設備1に引張られて過度
の張力がかかるが、前記のように浮遊式設備1の移動に
連携する連携索8をブイ3に連結したことにより、海中
のブイ3が下方に変移して長尺体7はたるみ部が消失す
ることなくゆるくたるんだ状態で変移するので、長尺体
7は浮遊式設備1の大なる移動量を吸収することが可能
となる。
【0014】図2は本発明の第2の実施例を示す。これ
は前記第1の実施例における一点係留索4を用いずに連
携索8のみでブイ3を海中に係留した実施例であり、図
1と同様に、1は海上の浮遊式設備、2は海底における
長尺体の引留装置、3はブイ、5はライザーベース、6
はライザーベース5に設けた滑車、7は長尺体、8は1
端8aを浮遊式設備1に取付け他端8bをブイ3に取付け中
間部をライザーベース5の滑車6に掛けた連携索であ
り、ブイ3はこの連携索8により海中に係留する。浮遊
式設備1から懸垂した長尺体7はたるみ部7aを形成して
ブイ3に係止し、さらにたるみ部7bを形成して海底Bの
着底点における引留装置2に連結する。
【0015】前記のブイ3に長尺体7、連携索8を係止
させる作業は、浮遊式設備1上においてあらかじめ行う
か、または、ブイ3を海中に係留してから行ってもよ
い。
【0016】この図2に示した第2の実施例において、
海上の浮遊式設備1が潮流、波浪等により点線1′の位
置に移動すると、連携索8が一緒に引張られて点線8′
の位置に変移し、この連携索8′の端部8aが滑車6を経
て引張られ、海中に係留されたブイ3が点線3′の位置
に下方に引張られて大きく変移する。このためこの海中
のブイ3′に係止されている長尺体7も点線7′で示し
た位置に変移するので浮遊式設備1の大なる移動量を吸
収することが可能となる。
【0017】
【発明の効果】前記のように本発明の長尺体布設方式
は、海底上の滑車を経由する連携索で浮遊式設備と海中
ブイを連結し、浮遊式設備の移動とともに海中のブイが
下方に引張られて大きく変移するようにしたので、この
海中のブイに中間部を係止させた可撓性の長尺体がゆる
くたるんだ状態で変移することになり、浮遊式設備の大
なる移動量を吸収させることが可能となって長尺体7に
過度の張力がかかるのを防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を示す図
【図2】 本発明の他の実施例を示す図
【図3】 従来例を示す図
【符号の説明】 1;浮遊式設備 3;ブイ 4;一点係留索 6;滑車 7;長尺体 8;連携索

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海上の浮遊式設備から海中に懸垂する長
    尺体にたるみ部を形成し中間部を一点係留ブイで係止し
    て布設する長尺体布設方式において、浮遊式設備に一端
    を連結し他端を前記ブイに取付けた連携索を海底上に設
    置される滑車に掛け、海中に係留した前記ブイを前記浮
    遊式設備の移動に応じて前記連携索により変移させるこ
    とを特徴とする長尺体布設方式。
  2. 【請求項2】 海上の浮遊式設備からたるみ部を形成し
    て海中に懸垂する長尺体の中間部をブイに係止させ、前
    記浮遊式設備に一端を取付けた連携索を海底上に設置さ
    れた滑車に掛け、前記連携索により前記ブイを海中に係
    留することを特徴とする流体輸送管布設方式。
JP4225192A 1992-01-31 1992-01-31 長尺体布設方式 Pending JPH05209694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4225192A JPH05209694A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 長尺体布設方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4225192A JPH05209694A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 長尺体布設方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05209694A true JPH05209694A (ja) 1993-08-20

Family

ID=12630811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4225192A Pending JPH05209694A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 長尺体布設方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05209694A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010500521A (ja) * 2006-08-11 2010-01-07 ビーエイチピー ビルリトン ペトロレウム ピーティーワイ エルティーディー パイプに関する改良

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010500521A (ja) * 2006-08-11 2010-01-07 ビーエイチピー ビルリトン ペトロレウム ピーティーワイ エルティーディー パイプに関する改良

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5639187A (en) Marine steel catenary riser system
US7819608B2 (en) Distributed buoyancy pipeline installation method
US4556340A (en) Method and apparatus for production of subsea hydrocarbons using a floating vessel
US6227138B1 (en) System for anchoring ships
US7025533B1 (en) Concentrated buoyancy subsea pipeline apparatus and method
AU2006266543B2 (en) Riser installation method from an offshore production unit
US5480264A (en) Offshore pipeline system
US6415828B1 (en) Dual buoy single point mooring and fluid transfer system
CN102269296B (zh) 海底管道穿越浮式生产储油装置系统铺设工艺
US20060056918A1 (en) Riser system connecting two fixed underwater installations to a floating surface unit
US4173804A (en) Floating installation connected to a stationary underwater installation through at least one flexible pipe
EP1080007B1 (en) Transfer pipe system
FI121683B (fi) Kelluva avomerirakenne hiilivetyjen tuottamiseksi
US4687377A (en) Method and apparatus for subsea flexible conduit installation
US5702205A (en) Steel catenary riser system for marine platform
JPH02214404A (ja) 浮上プラント用長尺体立上げ布設方法
NL193365C (nl) Stelsel voor het via een flexibele leiding verbinden van een aan een drijvende boei verankerd schip met een aan de zeebodem verankerd werkplatvorm.
JPH05209694A (ja) 長尺体布設方式
JPH05209695A (ja) 長尺体布設方式
WO2001096771A1 (en) Method for providing a pipeline connection between two spaced-apart points at sea, and a transport arrangement comprising a pipeline connection between two points at sea
JPS61155506A (ja) 一点係留装置
JPH0272099A (ja) 流体輸送管の布設方法
JPH06159553A (ja) 水底沈設管布設方法
JPS58485A (ja) タンカ−用沖合い積込み装置
RU1810710C (ru) Способ укладки подводного трубопровода